JP2008064432A - 加湿装置 - Google Patents

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克浩 伊藤
Shunichiro Kinoshita
俊一郎 木下
Takatoshi Sakaguchi
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Abstract

【課題】吹出し温度や加湿量を細かく調整可能な加湿装置を提供する。
【解決手段】装置本体1の吸込口2から吸込んだ空気を加熱する加熱体3と、該加熱体に空気を送る送風手段4と、該送風手段4からの空気を加湿する加湿フィルタ5とを備え、装置本体1内に加湿フィルタ5を通る第1の空気通路6とは別に、加湿フィルタ5の上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路7が形成され、該バイパス通路7に風路調整用のダンパー8が開度調整可能に配設されることにより、吹出口24からの空気の吹出し温度や放出される空気の加湿量の調整を行い、快適な生活環境を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水を気化させて加湿する加湿フィルタを備えた加湿装置に関するものである。
従来、この種の加湿装置として、特許文献1には、送風手段により吸込み口から吸込んだ空気をセラミックヒータで加温した後、そのまま吹出口に至る第1通路と、セラミックヒータを通過して加湿フィルタを経由して吹出口に至る第2通路とが吹出口で合流して放出される。これにより、加湿フィルタを通過した高湿な空気(気化熱を奪われた常温よりも低い空気)とセラミックヒータを通過して暖められた空気とが合流し、常温より暖かい空気となって吹出し口から装置本体側に放出されることが開示されている。
特開2003−106578号公報
しかしながら、吹出口からの吹出す空気の吹出し温度や加湿量は第1通路と第2通路との通路断面積、加湿フィルタの能力、さらには送風手段の回転速度で決定され、吹出し温度や加湿量を細かく調整することができないといった難点があった。
本発明は、上記に鑑み、吹出し温度や加湿量を細かく調整可能な加湿装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、装置本体の吸込み口から吸込んだ空気を加熱する加熱体と、該加熱体に空気を送る送風手段と、該送風手段からの空気を加湿する加湿フィルタとを備え、装置本体内に加湿フィルタを通る空気通路とは別に、加湿フィルタの上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路が形成され、該バイパス通路に風路調整用のダンパーが配設されたことを特徴とする。
上記構成によると、送風手段により吸込み口から吸込んだ空気を加熱体により暖められて加湿フィルタを経由する経路とバイパス通路を通る経路とに分岐する。バイパス通路に配設されたダンパーが閉姿勢のとき、加熱体で暖められた空気のすべてが加湿フィルタを通過して気化熱を奪われた常温よりも低い高湿な空気となって吹出口から放出される。ダンパーが開姿勢のとき、加湿フィルタを通過して気化熱が奪われた常温よりも低い高湿な空気と、バイパス通路を通る常温よりも暖かい空気とが合流し、吹出口から放出される。
ダンパーの開度を調整可能とすると、吹出口からの空気の吹出し温度や放出される空気の加湿量を細かく調整することができる。ダンパーの開度調整は、少なくとも全開姿勢と全閉姿勢とその中間の中間姿勢とで切換え可能とされる。これにより、吹出口からの空気の吹出し温度や放出される空気の加湿量の調整を行い、快適な環境を提供することができる。
さらに、送風手段の風量を調整可能とすることで、吹出し温度や加湿量の調整をより細かく制御することができる。
本発明によると、装置本体内に加湿フィルタを通る空気通路とは別に、加湿フィルタの上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路が形成され、該バイパス通路に風路調整用のダンパーが配設されているので、ダンパーの切換え操作により、吹出口から吹出す空気の温度や加湿量を細かく調整することができ、快適な室内環境を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す加湿装置の背面側斜視図、図2はダンパー開姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図、図3はダンパー閉姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図、図4はダンパー半開姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図、図5は加湿フィルタの斜視図である。
本実施形態の加湿装置は、装置本体1の吸込口2から吸込んだ空気を加熱する加熱体3と、該加熱体3に空気を送る送風手段4と、該送風手段4からの空気を加湿する加湿フィルタ5とを備え、装置本体内に加湿フィルタ5を通る第1の空気通路6とは別に、加湿フィルタ5の上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路である第2の空気通路7が形成され、該バイパス通路7に風路調整用のダンパー8が配設されている。
装置本体1は、縦長の箱状に形成され、その背面側に空気を吸込む吸込口2が形成されている。送風手段4は、吸込口2に対向して設けられる。送風手段4は、装置本体1の前部収納部14側に設けられたシロッコファン11と、ファンモータ12とから構成される。ファンモータ12は、装置本体1の内部で前後方向の中間位置に配置された支持枠13に固定され、そのモータ軸は前後方向に配列される。そして、送風手段4は、加湿を多量に発生させるときには風量を多くし、加湿を少量にするときには風量を少なくするようファンモータ12の回転数が制御される。
また、支持枠13よりも前部に設けられたファン収納部14の下方には、吸込口2から吸込んだ空気を加熱する加熱体3が配設される。加熱体3は、セラミックヒータから構成される正特性を持つヒータであって、加湿運転時に加湿の立上がりを早めたいときや加湿を多量に発生するときに駆動される。
また、装置本体1の下部には、空気の流通路で加熱体3よりも下流側で、加湿フィルタ5を収納する加湿トレイ15が配置される。加湿トレイ15は、上面が開放した箱型に形成されたものであって、前後幅は装置本体1よりも小さく、左右幅は装置本体1の左右幅よりも大きく形成されている。そして、加湿トレイ15は、装置本体1の下部に形成された側面開口から挿入し、また、側面開口から側方に引き出し自在とされる。
加湿トレイ15の装着状態で装置本体1から側方に飛び出した部位は、貯水タンク16を載置する載置部17とされる。この載置部17には、貯水タンク16側の止水弁を開放する突起(図示略)が形成され、貯水タンク16の装着状態で加湿トレイ15内の水が導くようになっている。
また、加湿トレイ15は、図2に示すように、側面からみてU字形断面の第1の空気通路6が形成される。この第1の空気通路6では、吸込口2から吸込みファン収納部14に導かれた空気を加湿フィルタ5に導くと共にUターンして上方に流れるように設定される。この第1の空気通路6の底部には、凹状の水受け部19が形成され、該水受け部19に加湿フィルタ5が載置される。
加湿フィルタ5は、図5に示すように、吸水性のある所定厚みの不織布が上方からみてW字状に連続して折り曲げられてジグザグ状に形成されたものであって、フィルタ面に吸水した水分を気化させるようにしたものである。この加湿フィルタ5は、枠体22に保持されて加湿トレイ5の水受け部19に着脱自在に収納される。
なお、加湿フィルタ5は、水受け部19の一時的に貯められた水を吸水して気化させるものであるが、毛管現象によりフィルタ面に吸水する自然吸上げ方式に限らず、水受け部19の水をポンプで汲み上げて上方から加湿フィルタ5に強制的に吹き付ける方式であってもよい。
また、加湿フィルタ5の上面と装置本体1のファンモータ支持枠との間には、加湿フィルタ5の上流側と加湿フィルタ5の下流側とをバイパスする第2の空気通路となるバイパス通路7が配置される。このバイパス通路7には、その中間位置で風路調整用のダンパー8が配設されている。
ダンパー8は、図2〜図4に示すように、加湿フィルタ5の上方に配置されたものであって、側面視で円弧状のダンパー板8aと、その左右両側に形成されたアーム8bとから構成され、アーム8bの先端が装置本体1に左右方向の軸20周りに回動自在に支持され、ステッピングモータなどのダンパーモータ21によって、その回動位置(回転角)、つまりダンパー開度を調整可能とされている。なお、ダンパー開度は、少なくともダンパー全開姿勢とダンパー全閉姿勢と、その中間の一点である中間姿勢とに切換え可能とされるだけでもよい。
第1の空気通路6と第2の空気通路7とは、空気の流通方向で加湿フィルタ5よりも下流側で合流する。合流した空気の通路は、装置本体1の吸込口2からファン収納部14に至る空気通路とは隔離された放出通路23を通って、装置本体1の上面の端部に形成された吹出口24に至るようになっている。
上記構成においては、加湿運転時に吸込口2より本体内に取り入れられた空気は、加熱体4によって暖められ、ダンパー8の開姿勢(図2参照)では、加湿フィルタ5の上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路7を通過し、加湿フィルタ5の下流側で加湿フィルタ5を通過した高湿な空気(気化熱が奪われた常温よりも低い温度の空気)と合流し、常温よりも暖かい空気(常温+α度)となり、放出通路23を通って吹出口24から放出される。したがって、吹出口24から吹出される空気は冷風感を和らげることができる。
次に、ダンパー8を閉姿勢(図3参照)にすると、吸込口2から吸込んだ空気は、加熱体3を通過して暖められ、そのすべてが第1の通路6を通って加湿フィルタ5に導かれる。そのため、加湿量増加に寄与することになる。また、加湿量を増大したい場合は、送風手段4の回転数を上げることにより、風量を上げて加湿フィルタ5での気化量を多くすることもできる。
したがって、加湿量は、ダンパー8の閉回動操作と風量の増大により、大幅に増加させることができる。
また、図4はダンパー8の開度を開姿勢と閉姿勢との中間の中間姿勢にしたものであるが、このように、ダンパー8の角度を調整することにより、ダンパー8の開度による空気抵抗と第1の空気通路6の空気抵抗とに応じて、加熱体3を通って第1の空気通路6と第2の空気通路(バイパス通路)に分配される空気量が変化し、ダンパー8の開度に見合った空気がバイパス通路7に流れることになる。
したがって、ダンパー8の開度の調整により、第1の空気通路6とバイパス通路7との合流後の空気の吹出し温度と加湿量を細かく調整することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、空気の流通方向で送風手段を加熱体よりも上流側に配置したが、送風手段を加熱体や加湿フィルタよりも下流側に配置しても上記と同様な効果を奏し得る。
本発明の実施形態を示す加湿装置の背面側斜視図 ダンパー開姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図 ダンパー閉姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図 ダンパー半開姿勢における空気の流通経路を示す縦断面図 加湿フィルタの斜視図
符号の説明
1 装置本体
2 吸込口
3 加熱体
4 送風手段
5 加湿フィルタ
6 第1の空気通路
7 第2の空気通路(バイパス通路)
8 ダンパー
11 シロッコファン
12 ファンモータ
13 支持枠
14 ファン収納部
15 加湿トレイ
16 貯水タンク
17 載置部
19 水受け部
20 軸
23 放出通路
24 吹出口

Claims (4)

  1. 装置本体の吸込み口から吸込んだ空気を加熱する加熱体と、該加熱体に空気を送る送風手段と、該送風手段からの空気を加湿する加湿フィルタとを備え、装置本体内に加湿フィルタを通る空気通路とは別に、加湿フィルタの上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路が形成され、該バイパス通路に風路調整用のダンパーが配設されたことを特徴とする加湿装置。
  2. 前記ダンパーは、その開度を調整可能とされたことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記ダンパーは、少なくとも全開姿勢と全閉姿勢とその中間の中間姿勢とに切換え可能とされたことを特徴とする請求項2に記載の加湿装置。
  4. 前記送風手段は、その風量を調整可能とされたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121787A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Panasonic Corp 加湿機能付空気清浄装置

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