JP2008062819A - 車両のステアリングロック装置 - Google Patents

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Tadao Ito
忠雄. 伊藤
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

【課題】高い寸法精度を要することなくキーロックカラーとステアリングシャフト間に必要な摩擦力を確保することができる組付性の良いステアリングロック装置を提供すること。
【解決手段】キー溝3aが形成されたキーロックカラー3をステアリングシャフト1に挿通固定し、該キーロックカラー3のキー溝3aに固定側のキー4を係合させて前記ステアリングシャフト1の回転をロックする車両のステアリングロック装置において、前記キーロックカラー3を前記ステアリングシャフト1の外周に挿通し、該キーロックカラー3を軸方向に圧縮した状態で、その軸方向両端面を前記ステアリングシャフト1側で受けるよう構成する。例えば、キーロックカラー3の一端面をステアリングシャフト1の鍔(凸部)2に当接させ、他端面にカラー5を当接させ、ステアリングシャフト1に螺合するナット6,7を締め付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の盗難を防ぐためのステアリングロック装置に関するものである。
車両には盗難防止のためにステアリングロック装置が設けられるが、このステアリングロック装置は、キー溝が形成されたキーロックカラーをステアリングシャフトに挿通固定し、該キーロックカラーのキー溝に固定側のキーを係合させてステアリングシャフトの回転をロックするものである。
ところで、従来のステアリングロック装置においては、キーロックカラーを溶接や非円形嵌合等によってステアリングシャフトに回転不能に固定する構成が採用されていたため、キーロックカラーのキー溝にキーを係合させたステアリングロック状態であっても、例えばステアリングホイールを非常に大きなトルクで捩じると、キーが破壊されてステアリングロック状態が解除されてしまう可能性がある。
そこで、特許文献1には、図8の横断面図に示すように、係止孔103aが形成された非円形のキーロックカラー103をステアリングシャフト101に圧入して構成されるステアリングロック装置が提案されている。このステアリングロック装置によれば、ステアリングホイールからステアリングシャフト101に大きなトルクが加わった場合、該ステアリングシャフト101がキーロックカラー103に対して回転することによってキー104の破損を防ぐことができる。つまり、ステアリングロック装置がトルクリミッターとして機能するものであって、キーロックカラー103の内周面とステアリングシャフト101の外周面との間に作用する摩擦力は、キー104を破壊するには不足するが、人が車両の運行に必要なステアリング操作を行うには重過ぎる値に設定される。
特開平8−253105号公報
しかしながら、特許文献1において提案されたステアリングロック装置では、非円形のキーロックカラー103を用いるため、その製作が困難で、高い寸法精度を確保しにくいという問題がある。
即ち、非円形のキーロックカラー103をステアリングシャフト101に圧入することによって両者間に必要な摩擦力を発生させる必要があるため、キーロックカラー103とステアリングシャフト101に高い寸法精度が要求され、両者の寸法管理が困難であり、キーロックカラー103がステアリングシャフト101に対して回転する荷重が安定しないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、高い寸法精度を要することなくキーロックカラーとステアリングシャフト間に必要な摩擦力を確保することができるステアリングロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、キー溝が形成されたキーロックカラーをステアリングシャフトに挿通固定し、該キーロックカラーのキー溝に固定側のキーを係合させて前記ステアリングシャフトの回転をロックする車両のステアリングロック装置において、前記キーロックカラーを前記ステアリングシャフトの外周に挿通し、該キーロックカラーを軸方向に圧縮した状態で、その軸方向両端面を前記ステアリングシャフト側で受けるよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記キーロックカラーに断面波形の弾性部分を形成し、該弾性部分に軸方向荷重を蓄えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ステアリングシャフトの外周に凸部を設け、該凸部に前記キーロックカラーの軸方向一端面を当接させるとともに、前記ステアリングシャフトに挿通されたカラーを前記キーロックカラーの軸方向他端面に当接し、ステアリングシャフトに螺合するナットを締め付けることによって前記キーロックカラーを前記ステアリングシャフトの凸部と前記カラーとで挟持することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ステアリングシャフトの外周に凸部を設け、該凸部に前記キーロックカラーの軸方向一端面を当接させて該キーロックカラーを軸方向に圧縮した状態で、前記ステアリングシャフトの外周に係合する止め輪で前記キーロックカラーの軸方向他端面を受けることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ステアリングシャフトの凸部と前記キーロックカラーの軸方向一端面及び前記キーロックカラーの軸方向他端面と前記カラーとをそれぞれテーパ嵌合させたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、キーロックカラーのステアリングシャフトへの圧入によって両者間に必要な摩擦力を確保する従来の方式に代えて、キーロックカラーの軸方向両端面をステアリングシャフト側で挟持する方式を採用し、キーロックカラーの挟持面に発生する摩擦力を所定の値(キーを破壊するには不足するが、人が車両の運行に必要なステアリング操作を行うには重過ぎる値)に設定するようにしたため、キーロックカラーに非円形のものを使用する必要がなく、キーロックカラーとステアリングシャフトに高い寸法精度も要求されず、製造コストを下げることができるとともに、組付性も良くなる。又、キーロックカラーの軸方向両端面とステアリングシャフト間に発生する摩擦力を所定の値に容易に設定することができ、摩擦力(摩擦トルク)の管理が容易となる。
請求項2記載の発明によれば、キーロックカラーに形成された弾性部分に軸方向荷重を蓄えるようにしたため、キーロックカラーの軸方向両端面をステアリングシャフト側に常に一定の軸方向荷重で押圧することができ、その押圧面に常に一対の摩擦力を発生させて車両の盗難を確実に防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、ステアリングシャフトに螺合するナットの締付力を管理することによって、ステアリングシャフトの回転時にキーロックカラーの軸方向端面とステアリングシャフトの凸部及びカラーとの間に発生する摩擦力(摩擦トルク)を所定の値に容易に設定することができる。
請求項4記載の発明によれば、キーロックカラーは、一定の軸方向圧縮力を受けた状態でステアリングシャフトの凸部と止め輪によって挟持されるため、その挟持面には常に一定の荷重が作用し、ステアリングシャフトの回転時にキーロックカラーの軸方向端面とステアリングシャフトの凸部及び止め輪との間には一定の摩擦力(摩擦トルク)が発生する。
請求項5記載の発明によれば、ステアリングシャフトの凸部とキーロックカラーの軸方向一端面及びキーロックカラーの軸方向他端面とカラーとをそれぞれテーパ嵌合させたため、両者の接触面積が拡大して面圧を低く抑えることができ、接触面の圧潰等による損傷を防ぐことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図、図2は図1のA−A線断面図である。
図1において、1は中空状のステアリングシャフトであり、その上端(図1の右端)には不図示のステアリングホイールが取り付けられている。そして、このステアリングシャフト1の外周にはリング状の鍔2が形成されている。尚、鍔2は、塑性加工によってステアリングシャフト1と一体に形成しても良く、ステアリングシャフト1とは別体に構成し、ステアリングシャフト1の外周に圧入や溶接によって取り付けても良い。
上記ステアリングシャフト1の外周には、円筒状のキーロックカラー3が挿通されており、このキーロックカラー3の軸方向一端面(下端面)はステアリングシャフト1の鍔2に当接している。
ここで、キーロックカラー3は、その軸方向他端(上端)から軸方向に所定の長さ部分(全長の約1/2の長さ部分)に大径部3Aが形成されており、この大径部3Aの外周には、図2に示すように、複数(図示例では6つ)のキー溝3aが周方向に等角度ピッチ(図示例では60°ピッチ)で形成されており、キー溝3aには車体側に固定された不図示のキーシリンダから出没するキー4が選択的に係脱される。
而して、キーロックカラー3は、前述のようにステアリングシャフト1の外周に挿通され、その軸方向一端面(下端面)がステアリングシャフト1の鍔2に当接されるが、該キーロックカラー3がステアリングシャフト1に通された後、ステアリングシャフト1にはリング状のカラー5が通され、このカラー5は、ステアリングシャフト1の外周に螺合するナット6,7を締め付けることによってキーロックカラー3の軸方向他端面(上端面)に押し当てられる。
ここで、カラー5の押し当てに2つのナット6,7を使用したのは、これらの緩み止めのためであり、これらのナット6,7を締め付けることによって、キーロックカラー3を軸方向に圧縮した状態で、その軸方向両端面をステアリングシャフト1の鍔2とカラー5によって受けることができ、該キーロックカラー3の軸方向端面と鍔2及びカラー5との間には図1に示す荷重(押付力)Fがそれぞれ作用する。
以上のように構成されたステアリングロック機構においては、車両の駐停車時等にドライバーが不図示のキーシリンダを操作してキー4をキーロックカラー3のキー溝3aに係合させれば、キーロックカラー3の軸方向端面と鍔2及びカラー5との間にそれぞれ発生する摩擦力μ・F(μは摩擦係数)によってステアリングシャフト1及びステアリングホイールの回転がロックされるため、車両の盗難が防がれる。
ここで、ステアリングシャフト1及びステアリングホイールの回転に対する抵抗としての摩擦トルクTは、図1に示すように、キーロックカラー3の軸方向端面と鍔2及びカラー5との接触面の平均半径をRとすると次式で表される。
T=μ・F・R … (1)
ところで、上述のようにキー4がキーロックカラー3のキー溝3aに係合しているステアリングロック状態において、ステアリングホイールを大きな力で強引に回したり、或はステアリングホイールに長い棒を掛けて大きなトルクでこれを捩じったような場合には、ステアリングホイールと共にステアリングシャフト1が摩擦力に抗して回転するため、キー4が破壊されることはない。この場合、摩擦力は、キー4を破壊するには不足するが、人が車両の運行に必要なステアリング操作を行うには重過ぎる値に設定されているため、盗難車をそのまま運転することは不可能であり、車両を盗難から防ぐことができる。
而して、本実施の形態に係るステアリングロック装置は、キーロックカラーのステアリングシャフトへの圧入によって両者間に必要な摩擦力を確保する従来の方式に代えて、キーロックカラー3の軸方向両端面をステアリングシャフト1の鍔2とカラー5で挟持する方式を採用し、キーロックカラー3の軸方向端面と鍔2及びカラー5との間にそれぞれ発生する摩擦力を所定の値(キー4を破壊するには不足するが、人が車両の運行に必要なステアリング操作を行うには重過ぎる値)に設定するようにしたため、キーロックカラー3に非円形のものを使用する必要がなく、キーロックカラー3とステアリングシャフト1に高い寸法精度も要求されず、これらの製造コストを下げることができるとともに、組付性も良くなる。
又、ステアリングシャフト1に螺合するナット6,7の締付力を管理することによって、ステアリングシャフト1の回転時にキーロックカラー3の軸方向端面とステアリングシャフト1の鍔2及びカラー5との間に発生する摩擦力を所要の値に容易に設定することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図3に基づいて説明する。
図3は本実施の形態に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図であり、本図においては図1及び図2に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、キーロックカラー3の大径部3Aを除く部分に断面波形の弾性部分3bを形成し、この弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態1のそれと同様である。
而して、本実施の形態によれば、前記実施の形態1と同様の効果が得られるが、キーロックカラー3に形成された弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたため、キーロックカラー3の軸方向端面をステアリングシャフト1の鍔2とカラー5に常に一定の軸方向荷重で押圧することができ、押圧面に常に一定の摩擦力を発生させて車両の盗難を確実に防ぐことができるという効果が得られる。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図4に基づいて説明する。
図4は本実施の形態に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図であり、本図においても図1及び図2に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、キーロックカラー3の軸方向一端面(下端面)をステアリングシャフト1の鍔2に当接させて該キーロックカラー3を軸方向に圧縮した状態で、ステアリングシャフト1の外周に係合する止め輪8でキーロックカラー3の軸方向他端面(上端面)を受けるようにしたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態1のそれと同様である。
而して、本実施の形態においても、前記実施の形態1と同様の効果が得られるが、キーロックカラー3は、一定の軸方向圧縮力を受けた状態でステアリングシャフト1の鍔2と止め輪8によって挟持されるため、その挟持面には常に一定の荷重が作用し、ステアリングシャフト1の回転時にキーロックカラー3の軸方向端面とステアリングシャフト1の鍔2及び止め輪8との間には一定の摩擦力(摩擦トルク)を発生させることができ、その組み付けを容易に行うことができる。
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図5に基づいて説明する。
図5は本実施の形態に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図であり、本図においては図4に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、前記実施の形態3において示したステアリングロック装置に前記実施の形態2に示した構成を適用したものであって、キーロックカラー3の大径部3Aを除く部分に断面波形の弾性部分3bを形成し、この弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態3のそれと同様である。
而して、本実施の形態によれば、前記実施の形態3と同様の効果が得られるが、キーロックカラー3に形成された弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたため、バラツキを吸収してキーロックカラー3の軸方向端面をステアリングシャフト1の鍔2とカラー5に常に一定の軸方向荷重で押圧することができ、その押圧面に常に一定の摩擦力を発生させて車両の盗難を確実に防ぐことができるという効果が得られる。
<実施の形態5>
以下に本発明の実施の形態5を図6に基づいて説明する。
図6は本実施の形態に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図であり、本図においては図1に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、ステアリングシャフト1の外周面の一部にテーパ面1aを形成するとともに、キーロックカラー3の軸方向両端面をテーパ面3cとし、又、カラー5の軸方向一端面にテーパ面5aを形成し、両者をそれぞれ図示のようにテーパ嵌合させたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態1のそれと同じである。ここで、カラー5は、ステアリングシャフト1及びナット6との間で回転方向に滑りを生じないように挿着される。尚、ナット6とカラー5を一体に成形するようにしても良い。
従って、本実施の形態においても、前記実施の形態1と同様の効果が得られるが、キーロックカラー3の軸方向両端面をテーパ面3cとし、このテーパ面3cをステアリングシャフト1のテーパ面1aとカラー5のテーパ面5aにそれぞれ嵌合(テーパ嵌合)させたため、両者の接触面積が拡大して面圧を低く抑えることができ、接触面の圧潰等による損傷を防ぐことができる。
ここで、テーパ嵌合面の角度を図示のようにθ、テーパ嵌合面に作用する荷重をFとすると、テーパ嵌合面にはF・sinθの垂直力が作用する。
従って、テーパ嵌合面に発生する摩擦トルクTは、テーパ嵌合面の平均半径を図示のようにRとすると次式で表される。
T=μ・F・sinθ・R … (2)
<実施の形態6>
次に、本発明の実施の形態6を図7に基づいて説明する。
図7は本実施の形態に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図であり、本図においては図6に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、前記実施の形態5において示したステアリングロック装置に前記実施の形態2に示した構成を適用したものであって、キーロックカラー3の大径部3Aを除く部分に断面波形の弾性部分3bを形成し、この弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたことを特徴としており、他の構成は前記実施の形態5のそれと同様である。
而して、本実施の形態によれば、前記実施の形態5と同様の効果が得られるが、キーロックカラー3に形成された弾性部分3bに軸方向荷重を蓄えるようにしたため、キーロックカラー3の軸方向端面をステアリングシャフト1の鍔2とカラー5に常に一定の軸方向荷重で押圧することができ、その押圧面に常に一定の摩擦力を発生させて車両の盗難を確実に防ぐことができるという効果が得られる。
本発明の実施の形態1に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態2に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態3に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態4に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態5に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態6に係るステアリングロック機構の構成を示す部分断面図である。 従来のステアリングロック機構を示す横断面図である。
符号の説明
1 ステアリングシャフト
1a ステアリングシャフトのテーパ面
2 鍔(凸部)
3 キーロックカラー
3A キーロックカラーの大径部
3a キーロックカラーのキー溝
3b キーロックカラーの弾性部分
3c キーロックカラーのテーパ面
4 キー
5 カラー
5a カラーのテーパ面
6,7 ナット
8 止め輪

Claims (5)

  1. キー溝が形成されたキーロックカラーをステアリングシャフトに挿通固定し、該キーロックカラーのキー溝に固定側のキーを係合させて前記ステアリングシャフトの回転をロックする車両のステアリングロック装置において、
    前記キーロックカラーを前記ステアリングシャフトの外周に挿通し、該キーロックカラーを軸方向に圧縮した状態で、その軸方向両端面を前記ステアリングシャフト側で受けるよう構成したことを特徴とする車両のステアリングロック装置。
  2. 前記キーロックカラーに断面波形の弾性部分を形成し、該弾性部分に軸方向荷重を蓄えることを特徴とする請求項1記載の車両のステアリングロック装置。
  3. 前記ステアリングシャフトの外周に凸部を設け、該凸部に前記キーロックカラーの軸方向一端面を当接させるとともに、前記ステアリングシャフトに挿通されたカラーを前記キーロックカラーの軸方向他端面に当接し、ステアリングシャフトに螺合するナットを締め付けることによって前記キーロックカラーを前記ステアリングシャフトの凸部と前記カラーとで挟持することを特徴とする請求項1又は2記載の車両のステアリングロック装置。
  4. 前記ステアリングシャフトの外周に凸部を設け、該凸部に前記キーロックカラーの軸方向一端面を当接させて該キーロックカラーを軸方向に圧縮した状態で、前記ステアリングシャフトの外周に係合する止め輪で前記キーロックカラーの軸方向他端面を受けることを特徴とする請求項1又は2記載の車両のステアリングロック装置。
  5. 前記ステアリングシャフトの凸部と前記キーロックカラーの軸方向一端面及び前記キーロックカラーの軸方向他端面と前記カラーとをそれぞれテーパ嵌合させたことを特徴とする請求項3記載の車両のステアリングロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009154795A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Hiruta Kogyo Co Ltd ステアリングシャフトに装着されるキーロックのスリップトルク設定機構
JP2010105653A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Jtekt Corp ステアリング装置

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