JP2008060979A - 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008060979A
JP2008060979A JP2006236397A JP2006236397A JP2008060979A JP 2008060979 A JP2008060979 A JP 2008060979A JP 2006236397 A JP2006236397 A JP 2006236397A JP 2006236397 A JP2006236397 A JP 2006236397A JP 2008060979 A JP2008060979 A JP 2008060979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
image processing
button
processing apparatus
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006236397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Yoshimura
智也 吉村
Masakazu Murakami
正和 村上
Mitsuzo Iwaki
光造 岩城
Okihisa Yoshida
興久 吉田
Katsuhiro Ikeda
万博 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006236397A priority Critical patent/JP2008060979A/ja
Publication of JP2008060979A publication Critical patent/JP2008060979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】画像処理装置に機能が追加された場合にユーザがそれを容易に見つけ出し選択することができるようする。
【解決手段】複数の機能を有する画像処理装置1に、機能の分類ごとに、それ属しかつ画像処理装置1が有する機能ごとに割り当てられたボタンおよびいずれの機能にも割り当てられていない予備のボタンによって構成される機能選択画面を、操作パネルに表示させる操作パネル制御部105と、ユーザが選択したボタンに割り当てられた機能を使用して画像に関する処理を実行する印刷ユニットなどと、画像処理装置1に新たな機能が追加された場合に、その新たな機能の属する分類の機能選択画面の予備のボタンをその新たな機能に対して割り当てるようにデータの更新処理を行う画面生成用データ更新部163と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、MFPなどの画像処理装置およびその画像処理装置における画面の表示方法などに関する。
近年、プリンタ、コピー機、および複合機などの画像処理装置に様々な機能が備えられるようになった。例えば、複合機には、コピー、スキャン、ファックス、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバ(ボックス)などの機能が備えられている。
さらに、これらの機能は、様々なオプションの機能と併せて使用されることがある。例えば、スキャンの機能は、画像データをPDFデータに変換する機能、画像データをTIFFデータに変換する機能、画像データをFTPによって他の装置に転送する機能、または画像データをSMBによって他の装置に転送する機能などと組み合わされて使用されることがある。
上記の機能は、すべて最初から画像処理装置に備えられている場合もあれば、運用を開始した後に追加される場合もある。特に、近年は、CPUの性能が向上し、大容量のメモリが低価格で提供されるようになったので、ソフトウェア(例えば、JAVA(登録商標)の「プラグイン」)によって機能の追加が容易に行われるようになった。
機能の追加に関する処理の方法として、特許文献1〜4に記載されるような方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、オプション装置は、所定の機能を実現するためのオプション機能部と、操作画面を形成するための画面情報を保持するオプションコンテンツ格納部とを有する。検出部は、接続中のオプション装置を検出し、検出したオプション装置に関する情報を更新部に通知する。そして、更新部は、主コンテンツ格納部に保持されている操作画面を選択するための選択画面形成ファイルを更新する。提供部は、主コンテンツ格納部に保持されている選択画面形成ファイルを操作部に提供する。これにより、拡張装置システムは、主装置の外部に存在する画面情報を利用して操作画面を操作部に表示できる。
特許文献2に記載される方法によると、サーバは、アプリケーションのソースコードとは別に、機能の表示/非表示、画面体裁を変更する画面毎のパラメタを集約して作成したパラメタテキストファイルをサイト毎にアプリケーションプログラムと共に組にして記憶する。端末装置は、サーバのアプリケーション「サイト1」にアクセスし、サーバは、URLに応じたアプリケーションプログラムを動作させ、当該パラメタテキストファイルのパラメタテキストを反映させる。
特許文献3に記載される方法によると、ウインドウ生成検知手段がアプリケーションの選択指示状態を監視して、ディスプレイの表示領域内にウインドウが生成指示されたことを検知した場合、ウインドウサイズ変更手段がアプリケーションが生成するウインドウのサイズを前記ディスプレイ表示エリア上の所定領域のサイズと同じサイズに変更し、ウインドウ位置移動手段が該変更されたウインドウの表示位置を前記ディスプレイ表示エリアの所定領域に移動してはめ込み表示する。
特許文献4に記載される方法によると、画像処理装置と、該画像処理装置に接続され該画像処理装置の操作指示が可能な拡張コントローラとからなる画像処理システムに、前記画像処理装置からの操作指示と前記拡張コントローラからの操作指示のどちらを優先するかを設定する設定手段を設け、非優先側での所定の機能に対応する項目を非表示にする。
特開2005−72982号公報 特開2005−275495号公報 特開2005−165910号公報 特開2005−313413号公報
しかし、従来の方法では、画像処理装置に機能が追加された場合にユーザがそれを容易に見つけ出し選択することができなかった。
本発明は、このような問題点に鑑み、画像処理装置に機能が追加された場合にユーザがそれを容易に見つけ出し選択することができるようにすることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、複数の機能を有する画像処理装置であって、機能の分類ごとに、当該分類に属しかつ当該画像処理装置が有する機能ごとに割り当てられたボタンおよびいずれの機能にも割り当てられていない予備のボタンによって構成される機能選択画面を表示する、機能選択画面表示手段と、ユーザが選択したボタンに割り当てられた機能を使用して画像に関する処理を実行する画像関連処理実行手段と、当該画像処理装置に新たな機能が追加された場合に、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを当該機能に対して割り当てる、予備ボタン割当手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、当該画像処理装置には、プラグインが追加されることによって新たな機能が追加され、前記予備ボタン割当手段は、追加されたプラグインが使用するAPI関数に基づいて、当該画像処理装置に新たな機能が追加された機能の分類を判別し、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを当該機能に対して割り当てる。
または、前記機能選択画面ごとに、ボタンの割当てに関するボタン割当て情報を記憶する、ボタン割当て情報記憶手段、を有し、前記予備ボタン割当手段は、前記機能選択画面の予備のボタンを、当該機能選択画面の前記ボタン割当て情報を更新することによって、割り当てる。
または、前記予備ボタン割当手段は、追加されたプラグインが使用するAPI関数に示される、前記ボタン割当て情報の記憶位置に基づいて、当該画像処理装置に新たな機能が追加された機能の分類を判別し、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを、当該機能に対して割り当てる。
本発明によると、画像処理装置に機能が追加された場合にユーザがそれを容易に見つけ出し選択することができるようになる。
図1は本発明に係る画像処理装置1を有するネットワークシステム全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る画像処理装置1は、図1に示すように、通信回線NWを介してプラグインサーバ2に接続することができる。
この画像処理装置1は、コピー、スキャン、ファックス送信、ファックス受信、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバなどの様々なアプリケーション機能を集約した画像処理装置である。画像形成装置、複合機、またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
通信回線NWとして、LAN回線、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。プラグインサーバ2は、プラグインのソフトウェアを画像処理装置1に提供するサーバである。プラグインサーバ2として、FTPサーバ、SMBサーバ、またはWebサーバなどが用いられる。
画像処理装置1は、図2に示すように、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、操作パネル10e、印刷ユニット10f、スキャナユニット10g、通信インタフェース10h、モデム10i、外部記憶素子インタフェース10j、その他種々の回路などによって構成される。
操作パネル10eは、タッチパネル方式のパネルであって、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU10aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザは、操作パネル10eの所定の位置に触れることによって画像処理装置1に対して指令を与えたり処理条件の指定を行ったりすることができる。このように、操作パネル10eは、画像処理装置1を操作するユーザのユーザインタフェースの役割を果たしている。
スキャナユニット10gは、用紙に記されている、文章、数式、記号、写真、図表、またはイラストなどからなる原稿の画像を、光学的に読み取って画像データを生成する。
印刷ユニット10fは、スキャナユニット10gで得られた画像データまたはパーソナルコンピュータなどから送信されてきた印刷ジョブに基づいて画像を形成し、その画像を用紙に印刷する。
通信インタフェース10hは、その画像処理装置1自身をプラグインサーバ2などと通信回線NWを介して接続するためのNIC(Network Interface Card)である。モデム10iは、ファックス端末を相手にG3などのファックスプロトコルによってデータ通信を行うためのインタフェースである。
外部記憶素子インタフェース10jは、USBメモリ、フラッシュメモリ、またはフロッピディスクなどのリムーバブルな記録媒体にデータを書き込みまたはリムーバブルな記録媒体からデータを読み取るためのインタフェースである。
ハードディスク10dまたはROM10cには、図3に示すようなプラグイン格納部101、設定情報格納部102、API情報格納部103、操作画面データ格納部104、操作パネル制御部105、およびプラグイン制御部106などを実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
そのほか、ハードディスク10dまたはROM10cには、OS(オペレーティングシステム)、ファームウェア、および上に例示した各種のアプリケーション機能のためのプログラムがインストールされている。
図4はスキャン設定トップ画面HG0の例を示す図、図5はフォーマット選択画面HG1の例を示す図、図6は送信プロトコル選択画面HG2の例を示す図、図7は宛先選択画面HG3の例を示す図、図8は画面生成用データ記憶領域RYGおよびそれに格納される画面生成用データDTGの例を示す図、図9はAPI関数の例を示す図、図10は画面および選択ボタンの階層構造の例を示す図、図11ないし図13は画面生成用データDTGの更新の処理の例を説明するための図である。
以下、図3に示す画像処理装置1の各部の処理内容について、詳細に説明する。
プラグイン格納部101には、上に例示した各種のアプリケーション機能のプラグインのソフトウェア(以下、単に「プラグイン」と記載する。)が格納されている。プラグインによると、既に画像処理装置1に設けられているアプリケーション機能を拡張することができる。つまり、画像処理装置1に小機能を加えることができる。
設定情報格納部102には、画像処理装置1がデータのやり取りを行う相手の電子メールアドレス、ファックス番号、IPアドレス、またはPC名などを示すアドレス帳、各アプリケーション機能に関する設定、その他種々の設定に関する情報が格納されている。ただし、操作パネル10eに表示する操作用の画面の中の構成に関する情報は、次に説明する操作画面データ格納部104に格納されている。
操作画面データ格納部104には、上述の通り、図4〜図7に示すような画面ごとに、その構成に関するデータが格納されている。以下、1つの画面を生成するためのデータを「画面生成用データDTG」と記載する。
具体的には、操作画面データ格納部104は、図8に示すような画面生成用データ記憶領域RYGをRAM10bまたはハードディスク10dに確保し、画面生成用データ記憶領域RYGの中の所定の位置に画面生成用データDTGを格納する。
画面生成用データDTGには、画面に設ける選択ボタンBTNの名称(ボタン名)を示すデータが含まれている。「選択ボタンBTN」とは、所望する機能をユーザが選択するためのボタンである。
例えば、図8において画面生成用データ記憶領域RYGの0x00000010番地〜0x00000019番地の領域に格納されている画面生成用データDTGには、「1:TIFF」および「2:PDF」というデータが含まれている。これらは、それぞれ、その画面の第一の選択ボタンBTNおよび第二の選択ボタンBTNとして「TIFF」および「PDF」というボタン名の選択ボタンBTNを配置する、ということを意味する。
この画面生成用データDTGにおいて、「3:」ないし「6:」には、何も設定されていないが、これは、この画面において第三ないし第六の選択ボタンBTNは現在使用されていないことを意味する。これらの選択ボタンBTNは、その画像処理装置1に今後追加されるオプション機能などに割り当てられる、予備の選択ボタンBTNである。
そのほか、各画面生成用データDTGには、画面のタイトル、各ボタンの大きさおよび位置、OKボタンおよびキャンセルボタンそれぞれの有無などに関するデータが含まれている。
このように、画面生成用データDTGには、操作パネル10eに表示する画面の設定に関するデータが含まれている。
API情報格納部103には、OSなどに備えられている種々の機能を呼び出すためのAPI関数についての情報が格納されている。特に、本実施形態においては、図9に示すような、操作画面データ格納部104の画面生成用データ記憶領域RYGに格納されているそれぞれの画面生成用データDTGを呼び出すためのAPI関数が用意され格納されている。プログラマは、操作パネル10eに表示させたい画面の画面生成用データDTGに対応するAPI関数を使用することによって、簡単にその画面の画面生成用データDTGを呼び出して参照することができる。
ところで、画像処理装置1が有するアプリケーション機能には、複数のオプション機能が用意されている。例えば、スキャンのアプリケーション機能(以下、「スキャン機能」と記載する。)には、スキャンした原稿の画像データをTIFFファイルに変換する機能(TIFF変換機能)、スキャンした原稿の画像データをPDFファイルに変換する機能(PDF変換機能)、スキャンした原稿の画像データをFTP(File Transfer Protocol)によって転送する機能(FTP転送機能)、スキャンした原稿の画像データをSMB(Server Message Block)によって転送する機能(SMB転送機能)、スキャンした原稿の画像データを電子メール(E−Mail)によって転送する機能(E−Mail転送機能)、スキャンした原稿の画像データをユーザが指定したIPアドレスに宛てて転送する機能(IPアドレス宛転送機能)、スキャンした原稿の画像データをユーザが電子メールアドレス帳の中からユーザが指定した電子メールアドレスに宛てて転送する機能(電子メールアドレス宛転送機能)、スキャンした原稿の画像データをユーザが指定したPC名に宛てて転送する機能(PC名宛転送機能)、およびスキャンした原稿の画像データをユーザが指定したBOXに宛てて転送する機能(BOX宛転送機能)などのオプション機能が用意されている。
これらのオプション機能は、次のような分類に予めグループ分けされている。TIFF変換機能およびPDF変換機能は、「フォーマット選択グループ」という分類に所属する。FTP転送機能、SMB転送機能、およびE−Mail転送機能は、「送信プロトコル選択グループ」という分類に所属する。IPアドレス宛転送機能、電子メールアドレス宛転送機能、PC名宛転送機能、およびBOX宛転送機能は、「宛先選択グループ」という分類に所属する。
コピー、ファックス送信、ファックス受信、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバなどのアプリケーション機能にも、様々なオプション機能が用意されグループ分けされているが、本実施形態では、スキャン機能およびそのオプション機能を例に説明する。
図3に戻って、操作パネル制御部105は、操作パネル10eの制御のための処理を行う。すなわち、ユーザからの指示または処理結果などに応じて図4〜図7のような画面を生成し操作パネル10eに表示させる処理およびこれらの画面の中のユーザによって触れられたボタンを検知する処理を行う。
図5(a)のフォーマット選択画面HG1、図6(a)の送信プロトコル選択画面HG2、図7(a)の宛先選択画面HG3は、それぞれ、フォーマット選択グループに属するオプション機能、送信プロトコル選択グループに属するオプション機能、および宛先選択グループに属するオプション機能を、スキャンジョブの実行の際にユーザに選択させるための画面である。
図4(a)のスキャン設定トップ画面HG0は、ユーザがスキャンジョブの実行条件に関する設定および実行指令を行うためのトップの画面である。操作パネル制御部105は、スキャン設定トップ画面HG0の「フォーマット」のボタン名の選択ボタンBTNが押されたことを検知すると、スキャン設定トップ画面HG0を操作パネル10eから消去し、その代わりにフォーマット選択画面HG1を表示させる。同様に、「送信プロトコル」のボタン名の選択ボタンBTNが押されたことを検知すると送信プロトコル選択画面HG2を表示させ、「宛先」のボタン名の選択ボタンBTNが押されたことを検知すると宛先選択画面HG3を表示させる。
これらの画面には、ボタン名が記されていない選択ボタンBTNが含まれていることがある。また、画面生成用データDTGの内容が更新されると、それに伴って画面の構成も変更される。図4(b)、図5(b)、図6(b)、図7(b)には、それぞれ、変更後のスキャン設定トップ画面HG0、フォーマット選択画面HG1、送信プロトコル選択画面HG2、宛先選択画面HG3を示しているが、これについては後に説明する。
操作パネル制御部105は、これらの画面を、操作画面データ格納部104の画面生成用データ記憶領域RYGに格納されている画面生成用データDTGに基づいて生成する。
例えば、図5(a)のフォーマット選択画面HG1を生成する場合は、操作パネル制御部105は、次のような手順の処理を行う。
操作パネル制御部105は、フォーマット選択画面HG1に対応する画面生成用データDTGを操作画面データ格納部104の画面生成用データ記憶領域RYGから呼び出す。この際に、API情報格納部103に格納されているその画面生成用データDTGのAPI関数が用いられる。ここでは、0x00000010番地〜0x00000019番地の領域に格納されている画面生成用データDTGが呼び出される。
操作パネル制御部105は、空白の画面を仮想し、その画面の上に、その画面生成用データDTGに従って、選択ボタンBTN、それ以外のボタン(例えば、OKボタンまたはキャンセルボタン)、および画面のタイトルなどを配置する。本例では、画面生成用データDTGには、第一ないし第六の選択ボタンBTNが定義されているので、6つの選択ボタンBTNを配置する。さらに、第一および第二の選択ボタンBTNにそれぞれ「TIFF」および「PDF」というボタン名の文字列を配置する。第三ないし第六の選択ボタンBTNにはボタン名が与えられていないので、何の文字列も配置しない。または、第三ないし第六の選択ボタンBTNは予備用のボタン(ダミーのボタン)なので、これらの選択ボタンBTNに「予備」または「ダミー」などの文字列を配置してもよい。
以上のように画面生成用データDTGに基づいて空白の画面に各種のボタン、タイトル、およびボタン名の文字列を配置することによって、図5(a)のフォーマット選択画面HG1が生成される。
スキャン設定トップ画面HG0、送信プロトコル選択画面HG2、および宛先選択画面HG3も同様に、それぞれに係る画面生成用データDTGに基づいて操作パネル制御部105によって生成される。
以上説明した点を纏めると、スキャン機能に関する画面および選択ボタンBTNは図10に示すような階層構造をなしている、と言える。
プラグイン制御部106は、プラグイン呼出部161、インストール処理部162、および画面生成用データ更新部163などによって構成され、プラグイン格納部101に格納されるプラグインに関する制御およびプラグインのインストールに関する処理などを行う。
プラグイン呼出部161は、ジョブなどを実行するために必要なプラグインをプラグイン格納部101から呼び出すための処理を行う。例えば、ユーザが図5のフォーマット選択画面HG1において「TIFF」の選択ボタンBTNを選択し、図6の送信プロトコル選択画面HG2において「FTP」の選択ボタンBTNを選択し、図7の宛先選択画面HG3の画面および図示しないIPアドレスの選択用の画面において「192.168.1.100」というIPアドレスを選択したとする。そして、図4のスキャン設定トップ画面HG0においてOKボタンを押したとする。
すると、プラグイン呼出部161は、原稿をスキャンする処理、原稿の画像データをTIFFの画像ファイルに変換する処理、およびFTPによって画像ファイルを転送する処理に必要なプラグインを呼び出す。そして、それらのプラグインを、それらの処理を行う各処理部に与える。
インストール処理部162は、新たなインストールを画像処理装置1にインストールする処理を行う。すなわち、プラグインサーバ2からダウンロードされたプラグインまたは外部記憶素子インタフェース10jを介してリムーバブルな記録媒体から読み取ったプラグインを新たにプラグイン格納部101に格納し、そのプラグインが実行可能になるように所定の処理を実行する。インストールの手順は、プラグインのインストール用のプログラムつまりインストーラに基づく。つまり、インストール処理部162は、インストーラを実行することによって実現される。
画面生成用データ更新部163は、新たなプラグインがインストールされたことによって新たに画像処理装置1に拡張されたオプション機能をユーザが簡単に使用することができるように、そのオプション機能に関連する画面の画面生成用データDTGを更新する処理を行う。係る処理は、次のような手順で行われる。
新たにインストールされたプラグインの設定項目の情報の中から、そのプラグインで使用されるAPI関数を抽出する。さらに、抽出したAPI関数の中から、操作画面データ格納部104の画面生成用データ記憶領域RYGに格納されている画面生成用データDTGを参照するAPI関数を検索する。つまり、図9に例示するAPI関数がそのプラグインで使用されているか否かをチェックする。
使用されている場合は、その使用されているAPI関数に係る画面の画面生成用データDTGを、そのプラグインによって画像処理装置1に拡張(追加)されるオプション機能に関する選択の操作がその画面で行えるように、更新する。
例えば、「プラグイン−A」というプラグインをインストールしたことによって、スキャンした原稿のデータなどをコンパクトPDF(Compact PDF)のデータに変換するオプション機能が拡張されたとする。このプラグインには、図11に示すように、フォーマット選択画面HG1の画面生成用データDTGを呼び出すためのAPI関数および選択ボタンBTNのボタン名に使用する名称の情報が含まれている。
すると、画面生成用データ更新部163は、そのAPI関数に対応する画面生成用データDTGが格納されている領域を、図9の情報に基づいて、画面生成用データ記憶領域RYGの中から検索する。
そして、フォーマット選択画面HG1に配置されている予備(ダミー)の選択ボタンBTNのいずれか1つを、コンパクトPDFを選択するためのボタンにするために、検索した領域に格納されている画面生成用データDTGを更新する。つまり、そのオプション機能に予備の選択ボタンBTNを1つ割り当てる。これにより、その選択ボタンBTNは、予備の状態からアクティブの状態に変わる。
以上の処理によって、フォーマット選択画面HG1は、図5(b)のように表示されるようになる。
または、多数のオプション機能を拡張することができるプラグインをインストールした場合は、それらのオプション機能のうち未だ画像処理装置1に備わっていない機能のみが画像処理装置1に新たに拡張されることになる。そこで、このような場合は、画面生成用データ更新部163は、新たに拡張されたオプション機能についてのみ、図11で説明した処理と同様の処理を行う。
例えば、SMBによるファイルのやり取り、SMBブラウズ(ネットワーク上のPCのブラウズし、PC名をファイルの送信の宛先として指定する機能)、SIP(Session Initiation Protocol)によるファックスデータのやり取り、およびSIP−FAXの宛先の登録の各オプション機能を実現する、図12に示すような情報を含む「プラグイン−B」というプラグインがインストールされたとする。今回のインストールによって、画像処理装置1には、SIP−FAXによるファックスデータのやり取りおよびSIP−FAXの宛先の登録の両オプション機能のみが画像処理装置1に新たに拡張されたとする。このような場合は、図12に示すように、両オプション機能それぞれに対してのみに予備の選択ボタンBTNが割り当てられるように画面生成用データDTGを更新する。
これにより、送信プロトコル選択画面HG2は図6(b)のように表示されるようになり、宛先選択画面HG3は図7(b)のように表示されるようになる。
または、「プラグイン−C」というプラグインをインストールしたことによってOCR(Optical Character Reader)のオプション機能が拡張されたとする。このプラグインには、図13に示すように、スキャン設定トップ画面HG0の画面生成用データDTGを呼び出すためのAPI関数および選択ボタンBTNのボタン名に使用する名称の情報が含まれている。
すると、画面生成用データ更新部163は、図11の場合と同様に、そのAPI関数に対応する画面生成用データDTGが格納されている領域を画面生成用データ記憶領域RYGの中から検索する。そして、スキャン設定トップ画面HG0に配置されている予備の選択ボタンBTNのいずれか1つを、OCRを選択するためのボタンにするために、検索した領域に格納されている画面生成用データDTGを更新する。
以上の処理によって、スキャン設定トップ画面HG0は、図4(b)のように表示されるようになる。なお、画面生成用データ更新部163に実行させる処理の手順もインストーラに記述しておけばよい。
図14はプラグインの追加の際の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、プラグインを追加する際の画像処理装置1における全体的な処理の流れを、図14のフローチャートを参照して説明する。
画像処理装置1は、プラグインのインストールの要求を受け付けると(図14の#1)、そのプラグインをその画像処理装置1自身に適用することができるか否かを検証する(#2)。
適用することができると検証した場合は(#3でYes)、プラグイン格納部101にそのプラグインを格納するとともに(#4)、そのプラグインの設定項目から、そのプラグインで使用するAPI関数を抽出する(#5)。さらに、抽出したAPI関数の中から、画面の表示用のAPI関数を検索し、そのAPI関数が参照する画面生成用データDTGを検索する(#6)。
そのプラグインをインストールすることによって画像処理装置1に拡張された機能に選択ボタンBTNを割り当てる必要がある場合は(#7でYes)、その機能に対して予備の選択ボタンBTNが割り当てられるように、ステップ#6で検索されたその画面生成用データDTGを更新する(#8)。新しい機能が拡張されたが、画面生成用データDTGが検索されなかった場合は(#7でNo)、新規の画面およびその画面生成用データDTGを追加し、その画面の予備の選択ボタンBTNにその機能が割り当てられるようにその画面生成用データDTGを更新する(#9)。
本実施形態によると、画像処理装置1に機能が追加された場合に、その機能の分類に対応する画面に、その機能の選択ボタンBTNを割り当てる。しかも、以前から存在していた予備の選択ボタンBTNを、その機能に対して割り当てる。よって、ユーザは、その機能を従来よりも容易に見つけ出し選択することができ、使い勝手を向上させることができる。
本実施形態では、追加されたプラグインのAPI関数に基づいて、そのプラグインによってプラグインサーバ2に拡張された機能に割り当てる選択ボタンBTNの画面を決定したが、他の方法によって決定してもよい。例えば、その機能の名称と各画面の名称との合致度または類似度を算出し、その度合いが最も高い画面に決定してもよい。
図15はタグ形の選択ボタンBTNを有する画面の例を示す図、図16はOCR条件選択画面HG4の例を示す図である。
選択ボタンBTNのボタンの形状は、図4〜図7に示したものに限られない。例えば、図15(a)に示すようなタグ形の選択ボタンBTNを有する画面にも、本発明を適用することができる。この場合は、図15(b)のように選択ボタンBTNを追加すればよい。
OCR機能を追加した際に、図4のスキャン設定トップ画面HG0の下位の階層に、図16に示すようなOCR条件選択画面HG4が新たに必要な場合は、そのOCR条件選択画面HG4のための画面生成用データDTGを生成し、画面生成用データ記憶領域RYG(図8参照)の空き領域に格納するとともに、その画面生成用データDTGを呼び出すためのAPI関数を新たに定義すればよい。
その他、画像処理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、画面生成用データDTG、画面生成用データ記憶領域RYGの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明に係る画像処理装置を有するネットワークシステム全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 スキャン設定トップ画面の例を示す図である。 フォーマット選択画面の例を示す図である。 送信プロトコル選択画面の例を示す図である。 宛先選択画面の例を示す図である。 画面生成用データ記憶領域およびそれに格納される画面生成用データの例を示す図である。 API関数の例を示す図である。 画面および選択ボタンの階層構造の例を示す図である。 画面生成用データの更新の処理の例を説明するための図である。 画面生成用データの更新の処理の例を説明するための図である。 画面生成用データの更新の処理の例を説明するための図である。 プラグインの追加の際の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 タグ形の選択ボタンを有する画面の例を示す図である。 OCR条件選択画面の例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
104 操作画面データ格納部(選択ボタン割当て情報記憶手段)
105 操作パネル制御部(機能選択画面表示手段)
161 プラグイン呼出部(画像関連処理実行手段)
163 画面生成用データ更新部(予備選択ボタン割当手段)
10a CPU
10e 操作パネル(機能選択画面表示手段)
10f 印刷ユニット
10g スキャナユニット
10h 通信インタフェース
10i モデム(画像関連処理実行手段)
BTN 選択ボタン
DTG 画面生成用データ(選択ボタン割当て情報)
HG0 スキャン設定トップ画面(機能選択画面)
HG1 フォーマット選択画面(機能選択画面)
HG2 送信プロトコル選択画面(機能選択画面)
HG3 宛先選択画面(機能選択画面)
HG4 OCR条件選択画面(機能選択画面)

Claims (6)

  1. 複数の機能を有する画像処理装置であって、
    機能の分類ごとに、当該分類に属しかつ当該画像処理装置が有する機能ごとに割り当てられたボタンおよびいずれの機能にも割り当てられていない予備のボタンによって構成される機能選択画面を表示する、機能選択画面表示手段と、
    ユーザが選択したボタンに割り当てられた機能を使用して画像に関する処理を実行する画像関連処理実行手段と、
    当該画像処理装置に新たな機能が追加された場合に、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを当該機能に対して割り当てる、予備ボタン割当手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 当該画像処理装置には、プラグインが追加されることによって新たな機能が追加され、
    前記予備ボタン割当手段は、追加されたプラグインが使用するAPI関数に基づいて、当該画像処理装置に新たな機能が追加された機能の分類を判別し、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを当該機能に対して割り当てる、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記機能選択画面ごとに、ボタンの割当てに関するボタン割当て情報を記憶する、ボタン割当て情報記憶手段、を有し、
    前記予備ボタン割当手段は、前記機能選択画面の予備のボタンを、当該機能選択画面の前記ボタン割当て情報を更新することによって、割り当てる、
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記予備ボタン割当手段は、追加されたプラグインが使用するAPI関数に示される、前記ボタン割当て情報の記憶位置に基づいて、当該画像処理装置に新たな機能が追加された機能の分類を判別し、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを、当該機能に対して割り当てる、
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 複数の機能を有する画像処理装置における画面の表示方法であって、
    当該画像処理装置を、機能の分類ごとに、当該分類に属しかつ当該画像処理装置が有する機能ごとに割り当てられたボタンおよびいずれの機能にも割り当てられていない予備のボタンによって構成される機能選択画面を表示し、かつ、ユーザが選択したボタンに割り当てられた機能を使用して画像に関する処理を実行する、ように構成し、
    当該画像処理装置に新たな機能が追加された場合に、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを、当該機能に対して割り当てる、
    ことを特徴とする表示方法。
  6. 複数の機能を有する画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該画像処理装置に、機能の分類ごとに、当該分類に属しかつ当該画像処理装置が有する機能ごとに割り当てられたボタンおよびいずれの機能にも割り当てられていない予備のボタンによって構成される機能選択画面を表示する処理を実行させ、
    当該画像処理装置に新たな機能が追加された場合に、当該画像処理装置に、当該機能の属する分類の前記機能選択画面の予備のボタンを当該機能に対して割り当てる処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2006236397A 2006-08-31 2006-08-31 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム Pending JP2008060979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236397A JP2008060979A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236397A JP2008060979A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008060979A true JP2008060979A (ja) 2008-03-13

Family

ID=39243210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236397A Pending JP2008060979A (ja) 2006-08-31 2006-08-31 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008060979A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191639A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> インターネット・通信網連携アプリケーション提供システムおよびインターネット・通信網連携方法
JP2010218457A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191639A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> インターネット・通信網連携アプリケーション提供システムおよびインターネット・通信網連携方法
JP2010218457A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3771923B2 (ja) デジタル計算装置および外部装置
JP4861883B2 (ja) 画像形成装置及びアプリケーション実行方法
JP6968647B2 (ja) スキャン画像にファイル名を設定するための装置、その制御方法及びプログラム
JP4024608B2 (ja) デジタル計算装置、動作情報記録システム
JP4826528B2 (ja) ファイル共有プロトコルを利用するプリンタ及びスキャナ
JP4245055B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、ジョブ処理方法およびプログラム
JP6206586B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3770268B2 (ja) 情報処理システム及びそれに用いる情報処理方法並びに情報処理プログラム
JP2008181237A (ja) 画像処理装置およびディジタル複写機
JP2011242854A (ja) 画像処理装置、機器連携システム、サービス提供方法、プログラム
JP2006341614A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2019040251A (ja) スキャン画像にファイル名等を設定するための装置、その制御方法及びプログラム
JP2006076072A (ja) データ管理装置および方法、画像出力装置、およびコンピュータプログラム
US20090282117A1 (en) Management apparatus and management method
JP5754904B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2001251454A (ja) 画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体
JP2008060979A (ja) 画像処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム
JP4238587B2 (ja) 画像ファイル管理装置および画像ファイル管理プログラム
JP2009069950A (ja) 画像処理装置、ジョブ処理方法及びプログラム
JP2005064859A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2013157653A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置の制御プログラム、および端末装置の制御プログラム
JP5673334B2 (ja) 画像データ処理装置、画像データ処理方法およびコンピュータプログラム
JP6544163B2 (ja) 携帯端末及びプログラム
JP7464104B2 (ja) プリントサーバプログラムおよび印刷システム
JP2001339549A (ja) 複合画像処理装置及びネットワーク転送制御方法