JP2010191639A - インターネット・通信網連携アプリケーション提供システムおよびインターネット・通信網連携方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブ系開発者によるインターネットと通信網との連携システムの開発を容易とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムを提供する。
【解決手段】システムは、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを有する。そして、アプリケーション配信ウェブサーバに通信アプリケーションを設ける。クライアントは、インターネットアプリケーションおよび通信アプリケーションをダウンロードし、インターネットアプリケーションの実行過程において、通信アプリケーションにアクセスする。通信アプリケーションは、インターネットアプリケーションからのアクセスを受け通信網に接続し通信処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザがウェブブラウザによってアプリケーションを実行するインターネットアプリケーションシステムに係り、特に、インターネットとSIP(Session Initiation Protocol)ネットワーク等の通信網との連携を可能とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムおよびインターネット・通信網連携方法に関する。
インターネットの爆発的な普及およびブロードバンド化により、インターネット上の様々なサービスをウェブブラウザによって利用することが一般的になっている。ユーザは、ウェブブラウザを用いてインターネットのウェブサーバ上にあるHTML(Hyper Text Markup Language)によって記述されたウェブページにアクセスし、インターネットサービスを利用する。近年は、JavaScript(登録商標)などウェブブラウザ上のスクリプトエンジンで実行されるスクリプト言語や、プラグインによってFlash、Java(登録商標)などの実行環境により、単なるHTML以上の機能を備えたリッチインターネットアプリケーションも広く利用されている。
一方、2008年3月に商用サービスが開始された次世代の通信網であるNGN(Next Generation Network)は、インターネットにはない帯域保証型などの特徴を生かしたサービスを提供することが可能であり、インターネットと連携することにより、それぞれの特徴を生かした連携サービスが提供可能であると期待されている。NGNの通信機能を利用するためには、次世代ネットワークの主要プロトコルであるSIPによるシグナリングを行う必要がある。
そのようなSIPネットワークとインターネットの連携サービスアプリケーションとして、非特許文献1、非特許文献2では、SIPによって次世代ネットワークとの通話が可能であるリッチインターネットアプリケーション“Webソフトフォン”を提案している。WebソフトフォンはSIP通信機能を含んだリッチインターネットアプリケーションであり、ユーザがブラウザ上に実装されたソフトフォンのユーザインタフェースを通じて通話処理を行うと、内部のSIP通信機能を用いてSIPネットワークヘの通信を行う。
「WebとSIPのサービス連携方式の提案」(2008年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会) 「Webソフトフォンの基本技術」(2008年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会)
次世代ネットワークのようなSIPネットワークと連携するリッチインターネットアプリケーションを開発する場合、SIPの通信機能を実装する必要があるため、プロトコルとしてのSIPについての専門知識が必要である。しかし、一般的なインターネットの開発者(ウェブ系開発者)はSIPの専門知識を持たないため、連携アプリケーションの開発障壁が高いという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、上述した開発障壁を取り除き、現在インターネットで新しいサービスを開発している既存の多数のウェブ系開発者による開発を容易とすることがきるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムおよびインターネット・通信網連携方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、前記アプリケーション配信ウェブサーバに通信アプリケーションを設け、前記クライアントに前記インターネットアプリケーションおよび前記通信アプリケーションをダウンロードする手段を設け、前記インターネットアプリケーションに前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムである。
請求項2に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行される通信アプリケーションを保持する通信アプリケーション配信ウェブサーバを設け、前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、前記インターネットアプリケーションに、前記クライアント内において前記通信アプリケーションが動作しているか否かをチェックし、動作していない場合に前記通信アプリケーションを前記通信アプリケーション配信ウェブサーバからダウンロードする手段と、前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムである。
請求項3に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、予め前記クライアントに通信アプリケーションを配置し、前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、前記インターネットアプリケーションに前記通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムである。
請求項4に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、前記通信網および前記クライアントに接続された装置内に通信アプリケーションを配置し、前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、前記インターネットアプリケーションに前記装置内の通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムである。
請求項5に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションおよび通信アプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションおよび前記通信アプリケーションをダウンロードし、前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法である。
請求項6に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行される通信アプリケーションを保持する通信アプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションを実行し、前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションが動作しているか否かをチェックし、動作していない場合に前記通信アプリケーションを前記通信アプリケーション配信ウェブサーバからダウンロードし、前記クライアントが、前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法である。
請求項7に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、予め前記クライアントに通信アプリケーションを配置し、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法である。
請求項8に記載された発明は、インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、前記通信網および前記クライアントに接続された装置内に通信アプリケーションを配置し、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法である。
以上説明したように、本発明によれば、通信アプリケーションとブラウザ上でユーザインタフェースを提供するインターネットアプリケーションを分離しているので、ウェブ系開発者は通信の専門知識を習得して通信機能を実装する必要がない。これにより、ウェブ系開発者にとっての開発障壁が下がるため、既存開発者による、より多種多様な連携サービスアプリケーションの創出が期待される。また、本発明におけるシステムでは、ユーザインタフェースは従来通りウェブブラウザ上のインターネットアプリケーションとして提供されるため、ブラウザ上で利用可能であるというインターネットアプリケーションの簡便さを損なわない。また、通信アプリケーションを分離することにより、複数のインターネットアプリケーションによって単一の通信アプリケーションを共有可能である。これにより、動作中の通信アプリケーションがあれば、それをダウンロードすることなく複数のアプリケーションで再利用可能である。同様に、通信アプリケーションが分離されているために、通信アプリケーションをインターネットアプリケーションが実行される端末とは異なる外部装置上で実行し、ユーザとインタラクションを行う端末のリソース消費を低減させることができるという利点もある。
本発明の第1の実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムの構成を示すブロック図である。 同システムの動作を説明するための流れ図である。 本発明の第2の実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムの構成を示すブロック図である。 同システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムの構成を示すブロック図である。
最初に、実施形態の概要を述べる。本実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいては、SIP通信アプリケーションと、ブラウザ上でユーザインタフェースを提供するリッチインターネットアプリケーションを分離する。ウェブ系開発者は、リッチインターネットアプリケーション部のみを従来から持つウェブ系の開発知識のみを用いて実装する。SIP通信アプリケーションはSIPの専門知識を持った開発者によって実装される。リッチインターネットアプリケーション内でSIPネットワークとの連携を行いたい場合には、SIP通信アプリケーションが提供するインタフェース(API:Application Program Interface)経由でシグナリングをSIP通信アプリケーションに依頼する。また、リッチインターネットアプリケーションとSIP通信アプリケーションを一つのHTMLに埋め込むことで、HTMLに記述されたスクリプト言語を両者の通信インタフェースとして用いる。
以下、図面を参照し、さらに詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるインターネット・通信網連携アプリケーション提供システム(以下、連携アプリケーション提供システムという)の全体の構成図である。連携アプリケーション提供システム000は、連携アプリケーションを保持するウェブサーバである連携アプリケーション配信ウェブサーバ100と、そのクライアント200、およびその間のネットワークであるインターネット300から構成さえる。また、クライアント200はインターネット300から取得した連携アプリケーションを用いて、接続しているSIPネットワーク400を経由して、SIPネットワークに接続しているSIP端末501やSIPアプリケーションサーバ502との通信を行う。
本実施形態における連携アプリケーションのダウンロード、実行手順について図2を参照して説明する。クライアント200はウェブブラウザ210を用いてURLを入力し、連携アプリケーション配信ウェブサーバ100にアクセス(ステップS01)することで、サーバ100に保持されているHTML110を取得する(ステップS02)。HTMLにはFlash(swf)やJava(登録商標)などで実装されたリッチインターネットアプリケーション120と、Java(登録商標) Appletなどで実装されたSIP通信機能を持ったSIP通信アプリケーション122が埋めこまれている。リッチインターネットアプリケーション120はウェブの開発者によってHTTPベースのウェブ技術によって実装されたリッチインタフェースを持つアプリケーションであり、SIP通信アプリケーション122はSIPネットワークにおける通信に必要なSIPスタックをSIPの専門知識を持った開発者が実装したものである。
ウェブブラウザ210はHTML110a(以下、クライアント200にダウンロードされたHTMLおよびアプリケーションにはサフィックスaを付ける)を解釈し、HTML110内に記述されたスクリプトをスクリプト実行エンジン220によって実行(ステップS03)することで、そこに埋め込まれたリッチインターネットアプリケーション120とSIP通信アプリケーション122をインターネット経由でダウンロードし、それぞれブラウザ210上のアプリケーションランタイム(RIA)240、アプリケーションランタイム(SIP)230によって実行する(ステップS04〜S09)。これらのアプリケーションランタイムは同じランタイム(Java(登録商標) Runtime Engineなど)であってもよいが、異なるインスタンスである。
以下、リッチインターネットアプリケーション120aがSIP通信アプリケーション122aと連携する過程について説明する。リッチインターネットアプリケーション120aはユーザとのインタラクションを行い、SIPネットワーク400ヘの通信が必要になった際に、SIP通信アプリケーション122aとの連携を行う。HTML110a内には、JavaScript(登録商標)などのスクリプトとして、SIP通信アプリケーション122aが提供する機能を実行するためのインタフェース(API)が記述されており、リッチインターネットアプリケーション120aがそのAPIを実行する(ステップS10)ことで、SIP通信アプリケーション122aが提供するSIP通信機能を実行する(ステップS11,S12)。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態による連携アプリケーション提供システムの全体の構成図である。図3において図1と異なる点は、リッチインターネットアプリケーション120aとSIP通信アプリケーション122a間の通信方法である。本実施形態における連携アプリケーション提供システム001では、リッチインターネットアプリケーション120はRIA配信ウェブサーバ101、SIP通信アプリケーション122はSIPアプリケーション配信ウェブサーバ102に配置される。RIA配信ウェブサーバ101とSIPアプリケーション配信ウェブサーバ102は異なるサーバでも良いし、同一のウェブサーバでも良い。RIA配信ウェブサーバ101とSIPアプリケーション配信ウェブサーバ102は両方ともインターネット300に接続されており、クライアント200からアクセス可能である。
本実施形態における連携アプリケーションの動作手順について図4を参照して説明する。クライアント200はウェブブラウザ210にRIA配信ウェブサーバ101のURLを入力することにより(ステップF1)、リッチインターネットアプリケーション120をダウンロードし、ブラウザ210上のアプリケーションランタイム(RIA)230で実行する(F2)。実行されたリッチインターネットアプリケーション120aがSIPネットワーク400との通信を行う場合、リッチインターネットアプリケーション120aはクライアント200上でSIP通信アプリケーション122aが動作しているかのチェックを行う(ステップF3,F4)。
もし動作していない場合、アプリケーションランタイム(RIA)230はSIPアプリケーション配信ウェブサーバ102からSIP通信アプリケーション122をダウンロードし、クライアント200上のアプリケーションランタイム(SIP)240上で実行する(ステップF5)。アプリケーションランタイム(SIP)240はブラウザ210上ではなく、クライアント200上で直接動作している。クライアント200上でSIP通信アプリケーション122aが実行されると、リッチインターネットアプリケーション120aは、SIP通信アプリケーション122aに対して通信を行い、SIPシグナリングを実行する(ステップF6,F7)。本実施形態ではアプリケーションランタイム(SIP)240がウェブブラウザ210上で動作していないため、HTMLを介した通信はできない。そこで、特定ポートを介したソケットの確立などの手段を用いる必要がある。
SIP通信アプリケーション122aが既にクライアント200上で動作していた場合は、SIPアプリケーション配信ウェブサーバ102からのダウンロードは行われず、リッチインターネットアプリケーション120aはただちにSIP通信アプリケーション122aとの接続を行い、SIPネットワーク400ヘの通信を行う(ステップF6,F7)。
図1で示した第1実施形態に比べ、本実施形態では、最初に実行されたリッチインターネットアプリケーション120aがSIP通信アプリケーション122をダウンロード、次いで実行すれば、複数のリッチインターネットアプリケーション120aが単一のSIP通信アプリケーション122を共有することで不要な通信を削除すると共に、SIP通信アプリケーション122のダウンロードのオーバーヘッドによるリッチインターネットアプリケーション120aの起動速度の低下を防ぐことができる。
(第3実施形態)
上述した第2実施形態において、SIP通信アプリケーション122aはSIPアプリケーション配信ウェブサーバ102から実行時に動的にダウンロードされる必要はない。図5に示すように、SIP通信アプリケーション241がクライアント200上に静的に配置され、実行されていてもよい。その場合、RIA配信ウェブサーバ101からダウンロードされてアプリケーションランタイム(RIA)230で実行されるリッチインターネットアプリケーション120aは、SIP通信アプリケーションが起動していないことを検出し、外部サーバからダウンロードをするという処理を行わない。
(第4実施形態)
上述したSIP通信アプリケーション241はクライアント200上ではなく、図6に示すように、クライアント200の外部に存在するゲートウェイ装置600に配置されてもよい。その場合、アプリケーションランタイム(RIA)230上で実行されるリッチインターネットアプリケーション120aは、SIP通信が必要となった時に外部のゲートウェイ装置600に存在するSIP通信アプリケーション610との間にソケット通信などの通信路を確立し、SIPシグナリングの実行を指示する。本実施形態においては、クライアント200がSIP通信を行う十分なリソースを持っていない場合にも本発明を適用することができる。
また、図1における各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりインターネットとSIPネットワーク等の通信網との連携処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、インターネットとSIP(Session Initiation Protocol)ネットワーク等の通信網との連携を行うインターネットシステムに用いられる。
000〜004…連携アプリケーション提供システム
100…連携アプリケーション配信ウェブサーバ
101…RIA配信ウェブサーバ
102…SIPアプリケーション配信ウェブサーバ
110…HTML
120…リッチインターネットアプリケーション
122…SIP通信アプリケーション
200…クライアント
210…ウェブラウザ
220…スクリプト実行エンジン
230…アプリケーションランタイム(RIA)
240…アプリケーションランタイム(SIP)
241…SIP通信アプリケーション
300…インターネット
400…SIPネットワーク
501…SIP端末
502…SIPサーバアプリケーション
600…ゲートウェイ装置
601…SIP通信アプリケーション

Claims (8)

  1. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、
    前記アプリケーション配信ウェブサーバに通信アプリケーションを設け、
    前記クライアントに前記インターネットアプリケーションおよび前記通信アプリケーションをダウンロードする手段を設け、
    前記インターネットアプリケーションに前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システム。
  2. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、
    前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行される通信アプリケーションを保持する通信アプリケーション配信ウェブサーバを設け、
    前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、
    前記インターネットアプリケーションに、前記クライアント内において前記通信アプリケーションが動作しているか否かをチェックし、動作していない場合に前記通信アプリケーションを前記通信アプリケーション配信ウェブサーバからダウンロードする手段と、前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システム。
  3. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、
    予め前記クライアントに通信アプリケーションを配置し、
    前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、
    前記インターネットアプリケーションに前記通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システム。
  4. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネット・通信網連携アプリケーション提供システムにおいて、
    前記通信網および前記クライアントに接続された装置内に通信アプリケーションを配置し、
    前記クライアントに前記インターネットアプリケーションをダウンロードする手段を設け、
    前記インターネットアプリケーションに前記装置内の通信アプリケーションを駆動する手段を設けたことを特徴とするインターネット・通信網連携アプリケーション提供システム。
  5. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションおよび通信アプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションおよび前記通信アプリケーションをダウンロードし、
    前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法。
  6. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、
    前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバと、
    前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行される通信アプリケーションを保持する通信アプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、
    前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、
    前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションを実行し、
    前記クライアントが、前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションが動作しているか否かをチェックし、動作していない場合に前記通信アプリケーションを前記通信アプリケーション配信ウェブサーバからダウンロードし、
    前記クライアントが、前記ダウンロードされた通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法。
  7. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、
    予め前記クライアントに通信アプリケーションを配置し、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、
    前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法。
  8. インターネットおよび通信網に接続されたクライアントと、前記インターネットに接続され、前記クライアントにおいて実行されるインターネットアプリケーションを保持するアプリケーション配信ウェブサーバとを具備するインターネットシステムにおいて、
    前記通信網および前記クライアントに接続された装置内に通信アプリケーションを配置し、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションをダウンロードし、
    前記クライアントがダウンロードされた前記インターネットアプリケーションを実行し、
    前記クライアントが前記インターネットアプリケーションの実行過程において前記通信アプリケーションを駆動することを特徴とするインターネット・通信網連携方法。
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