JP2008059395A - 登下校管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生徒の登下校状態を確実に管理可能な登下校管理システムを提供する。
【解決手段】本発明の登下校管理システムは、無線タグ及び位置情報取得機能を備えた携帯端末を生徒に所持させ、無線タグでの管理上で未登校である生徒について、生徒が所持する携帯端末の現在位置を取得し、携帯端末の現在位置が学校内にないことを確認した上で登校異常であると判断する。これにより、生徒が登校の際に無線タグを読み取らせるのを忘れてしまった場合であっても、実際の生徒の登下校状況に反し誤って登校異常と判断することなく、確実に生徒の登下校状態を管理できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFIDタグを用いて生徒の登校を管理し、生徒が登校すべき時間になっても登校を検出していない場合に、その生徒に登校異常が発生した旨を保護者等へ通知する登下校管理システムに関する。
一般の小学校など学校施設においては、児童や生徒がきちんと学校に登校しているか、下校しているかについて、始業時刻になったときに教師等が教室で出席確認したり、最終下校時刻になったときに教師等が校内を見回ったりして確認している。
これに対して、従来、RFID技術を利用して児童や生徒の登下校管理を行うシステムが提案されている。下記の特許文献1には、生徒にICカードを持たせ、予め学校に設置されたICカード読取手段で生徒が持つICカードを読み取ることで、生徒の登校、下校を検出する出退記録管理システムが記載されている。
この出退記録管理システムでは、生徒の登校又は下校を検出したときには、予め登録されている生徒の保護者に対して、登校又は下校を検出した旨を電子メール等を利用して通知している。このようにして、保護者は、生徒が学校に無事到着したこと、若しくは学校を出発したことを知ることができるため、登下校中の生徒が事件に巻き込まれてしまった場合には迅速な対応をとることが可能となる。
特開2004−46458号公報
上述のようなRFID技術を利用して生徒の登下校管理を行うシステムにおいては、始業時刻や最終下校時刻といった生徒が必ず登校又は下校していなければならない時刻になったときに、登校していない生徒又は下校していない生徒を検出し、これを生徒の保護者に通知することで、より付加価値の高いサービスが提供できる。
しかしながら、このような登下校管理を行うシステムを特に小学校の低学年の児童に適用した場合、学校の校門等に設置したカードリーダにICカードを読み取らせることを忘れて登校してしまうことがある。この場合には、実際には学校に居る児童がシステム上では登校していないことになり、この児童は始業時間になったときに未登校の児童として検出されて保護者に通知されてしまい、保護者の混乱を招くといった不都合がある。
本発明は、上記問題点を解決するために為されたものであり、生徒の登下校状態をより確実に管理可能な登下校管理システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の登下校管理システムは、生徒が所持する携帯端末と生徒の学校への登下校状態を管理する管理装置とからなり、前記携帯端末は、生徒の識別コードが記載された無線タグと、前記管理装置と通信網を介して無線通信する無線通信部と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部とを備え、前記管理装置から位置要求信号を受信すると前記位置情報を取得して当該位置情報を前記無線通信部を介して前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記携帯端末と通信網を介して通信する通信部と、前記無線タグを検知して前記識別コードを取得するタグリーダと、生徒の登下校状態が登校状態であるか下校状態であるかを記憶する登下校管理部と、前記タグリーダが検知した無線タグの識別コードに基づいて、前記登下校管理部に記憶された生徒の登下校状態を更新する登下校登録部と、前記登下校管理部に記憶された登下校状態が正しい登下校状態ではない異常候補生徒を検出する異常候補検出部と、前記検出した異常候補生徒が所持する携帯端末に対して位置要求信号を送信し、当該携帯端末の位置情報を取得する位置要求部と、前記取得した位置情報が学校の敷地領域内を示すか否かに基づいて前記異常候補生徒の登下校異常を判定する異常判定部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、生徒が所持する携帯端末の無線タグによって検出した生徒の登下校状態が正しい登下校状態ではない場合であっても、直ちにこれを登下校異常とせずに、携帯端末の現在位置が校内又は校外の何れにあるかを確認した上で登下校異常を確定しているため、単に無線タグの読み取りを行わずに登下校した生徒を誤って登下校異常と判定してしまうことがなく、生徒の登下校状況の管理を正確に行うことができる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記管理装置は、更に、生徒の登下校の完了予定時刻を記憶する予定記憶部を有し、前記異常候補検出部は、生徒の登下校完了予定の時刻になったとき、前記登下校管理部に記憶された登下校状態が前記予定記憶部における完了予定の登下校状態と一致しない生徒を、前記異常候補生徒として検出する。
この態様によれば、生徒の登校予定の時刻や下校予定の時刻を過ぎても生徒の登校又は下校を無線タグで検出していない場合に携帯端末による位置確認を行うため、適切なタイミングで正確に登下校異常を判定することができる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記管理装置は、更に、前記登下校状態が更新されたこと及び前記登下校異常が発生したことを生徒の管理者が持つ管理者端末に通知する状態通知部を有する。
この態様によれば、生徒の登校、下校、登校異常、下校異常といった状態を検出したことを、生徒の保護者(管理者)に対して正確に通知することができ、誤って登校異常や下校異常を通知してしまうことにより保護者の混乱を招くことを防止することができる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記異常判定部は、更に、前記位置要求部で取得した位置情報が通学路領域内を示すか否かを判定し、前記状態通知部は、前記異常判定部が前記通学路領域外と判定した場合は、前記管理者端末に対して前記登校異常が発生したこと及び前記通学路領域外に居ることを通知する。
この態様によれば、携帯端末の現在位置が通学路のエリア外である場合に、その旨を生徒の保護者に通知するため、生徒が事件に巻き込まれた可能性が高いことを迅速に保護者が認識することができる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記異常判定部は、前記異常候補検出部が未登校の異常候補生徒を検出した場合に、前記位置要求部で取得した位置情報が学校の敷地領域外を示すと、当該異常候補生徒を登校異常と判定する。
この態様によれば、登校しているべき生徒が無線タグによる管理上では未登校の場合に、その生徒が実際に校内に居ないことを携帯端末の現在位置により確認した上で登校異常とするため、実際は登校済みである生徒を事実に反して登校異常とすることを防ぐことができる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記異常判定部は、前記位置情報が前記敷地領域内を示すと、前記登下校管理部に記憶された前記異常候補生徒の登下校状態を登校状態に更新する。
この態様によれば、無線タグによる管理上で未登校の生徒について、携帯端末の現在位置により登校済みであることが確認できた場合には、その生徒の登校状態を登校状態に修正するため、教師等が手作業で管理情報を修正する必要がなく、円滑な運用が可能となる。
また、上記登下校管理システムの好適な態様として、前記異常判定部は、前記異常候補検出部が未下校の異常候補生徒を検出した場合に、前記位置要求部で取得した位置情報が学校の敷地領域内を示すと、当該異常候補生徒を下校異常と判定する。
この態様によれば、下校しているべき生徒が無線タグによる管理上では未下校の場合に、その生徒が実際に校内に居ることを携帯端末の現在位置により確認した上で下校異常とするため、実際は下校済みである生徒を事実に反して下校異常とすることを防ぐことができる。
本発明の登下校管理システムによれば、生徒の予定している登下校の状態と無線タグによる管理上の登下校の状態とが一致しない場合に、その生徒が学校の敷地領域内に居るか否かを生徒が所持する携帯端末の位置情報を取得することによって確認することができる。そして、携帯端末が学校の敷地領域になく、生徒が実際に登校していないことを確認できたときにその生徒を登校異常とすることで、生徒の登下校状態を確実に管理することができる。
以下、本発明の一実施形態として、無線タグ(RFIDタグ)及びGPS機能を備えた携帯端末1を生徒に所持させて、学校への生徒の登下校状況を管理する登下校管理システムについて、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態の登下校管理システムの全体構成及び動作の概要を説明する。図1は、本実施形態の登下校管理システムの運用イメージを表す全体構成図である。
本実施形態の登下校管理システムは、管理対象である生徒が所持する無線タグ及びGPS機能を備えた携帯端末1、携帯端末1の無線タグを検知して生徒の登下校状態を管理する構内システム2、構内システム2及び携帯端末1と通信可能であって、必要に応じて携帯端末1の位置情報を取得する位置情報管理センタ3、を含んで構成される。構内システム2は、携帯端末1の無線タグを検知するタグリーダ4、タグリーダ4からLAN経由で無線タグの検知情報を取得して生徒の登下校状態を管理する生徒管理装置5を含んで構成される。
生徒管理装置5は、生徒の登校、下校を検出した際には、その生徒の保護者が所有するパーソナルコンピュータや携帯端末1等の保護者端末6へ、通信網7を介して登校/下校を検出した旨を通知する。また、生徒管理装置5は、生徒の登校予定時刻及び下校予定時刻を管理し、登校予定時刻を過ぎても無線タグによって登校を検出していない生徒について、通信網7を介して接続された位置情報管理センタ3に対して生徒の現在位置を確認要求する。位置情報管理センタ3は、生徒管理装置5から確認要求を受けると、生徒が所持する携帯端末1に対し、通信網7及び携帯端末1等の基地局8を介して位置取得コマンドを送信する。携帯端末1は、この位置取得コマンドを受信すると、GPS機能を用いてGPS衛星9からGPS信号を受信し、自己の現在位置を示す情報を取得する。そして、携帯端末1は、取得した位置情報を位置情報管理センタ3へ返信する。
位置情報管理センタ3は、携帯端末1の位置情報を得ると、この位置情報が構内システム2で監視する学校の敷地内であるか否かを判定し、学校の敷地領域内に居るか敷地領域外に居るかを示す情報を構内システム2の生徒管理装置5に返信する。生徒管理装置5は、位置情報管理センタ3からこの情報を受信することで、登校予定時刻になっても無線タグでの管理上で登校を検出していなかった生徒が、実際に学校に居ること又は学校に居ないことを認識する。そして、生徒管理装置5は、受信した情報が学校の敷地領域内に居ることを示す情報であれば、生徒は登校済みであると認識して保護者へ登校した旨を通知し、受信した情報が学校の敷地領域外に居ることを示す情報であれば、生徒は未登校(登校異常)であると認識して保護者へ未登校である旨を通知する。
また、上記は登校予定時刻になったときの登下校管理システムの動作について説明したが、下校予定時刻になったときの動作についても同様である。下校予定時刻になったときは、下校を検出していない生徒の携帯端末1から現在位置を示す位置情報を取得し、この位置情報が学校の敷地領域外にある場合には下校済み、敷地領域内にあるときには未下校(下校異常)と認識する。
このように、本実施形態の登下校管理システムでは、生徒の登校予定時刻になったときに、無線タグでの管理上では登校を検出していない生徒が、実際に学校に居ないことを確認した上で最終的に未登校(登校異常)であると判断する。また、未下校(下校異常)の判断についても同様である。したがって、生徒が登下校の際に、携帯端末1の無線タグをタグリーダ4に読み取らせることを忘れてしまった場合であっても、実際の生徒の登下校状況に反し誤って未登校又は未下校と判断することなく確実に生徒の登下校状態を管理でき、保護者に正確な情報を通知することができるものである。
次に、本実施形態の登下校管理システムの主な構成である、携帯端末1、構内システム2(タグリーダ4及び生徒管理装置5)、位置情報管理センタ3について、具体的な構成及び動作を図2から図8を参照して詳細に説明する。
まず、管理対象者である生徒が所持する携帯端末1の構成及び動作について説明する。
図2は、携帯端末1の概略構成を示す機能ブロック図である。携帯端末1は、各部に動作電源を供給する内蔵電源であるバッテリ10、各種制御プログラムや自己の携帯端末1を識別する識別情報(通信用アドレスを含む)等を記憶する記憶部11、外部と無線通信を行う無線通信部12、各部を制御する制御部13を含んで構成される。さらに、携帯端末1は、タグリーダ4との間で無線通信を行う無線タグ(いわゆるRFIDタグ)14を備える。
無線通信部12は、GPS衛星9からGPS信号を受信するGPS受信部15、基地局8及び通信網7を介して位置情報管理センタ3との通信をする実行する通信部16、を含んで構成される。
制御部13は、無線通信部12を制御する通信制御部17、無線通信部12のGPS受信部15が取得したGPS情報に基づいて緯度・経度情報で表された自己の位置を示す位置情報を算出する位置算出部18を含んで構成される。位置情報の算出方法については、従来から提案されている種々の方法の何れを利用してもよく、ここでの詳細な説明は省略する。
無線タグ14は、自己を識別する識別コード(タグID)を記憶し、タグリーダ4から所定周波数の搬送波を受信すると、この搬送波を自己のタグIDに基づいて変調した応答波を送出する。無線タグ14の種類は特に限定されるものではないが、システムの運用上、非接触式のパッシブ型タグであるのが好ましい。小型で電源を必要としないパッシブ型の無線タグであれば、携帯端末1の表面に付着させたり、バッテリ10の収容スペースに付着させたり、内部回路の空きスペースに固定して内蔵させたりして、携帯端末1に付すことができる。また、アクティブ型やセミアクティブ型の無線タグであれば、携帯端末1のバッテリ10から電源供給を受けるように構成するとよい。
上記構成を持った携帯端末1は、通信部にて位置情報管理センタ3から位置取得コマンド(位置要求信号)を受信すると、通信制御部17にてGPS受信部15を駆動制御し、GPS受信部15にてGPS信号を受信する。そして、取得したGPS情報に基づき位置算出部18にて位置情報を算出し、通信部16から位置情報管理センタ3へ求めた位置情報を送信する。
次に、位置情報管理センタ3の構成及び動作について説明する。
位置情報管理センタ3は、生徒管理装置5からの位置確認要求に応じて生徒が所持する携帯端末1の位置情報を取得し、携帯端末1の現在位置が属するエリア情報を生徒管理装置5へ返信する。図3に、位置情報管理センタ3の概略構成を示す機能ブロック図を示す。
位置情報管理センタ3は、通信部30、記憶部31、制御部32を含んで構成される。
通信部30は、モデム等で構成され、通信網7や基地局8を介して生徒管理装置5及び携帯端末1との間で通信を実行する。
記憶部31は、各種制御プログラム等の他、携帯端末1に関する情報(携帯端末ID、通信用アドレス)を記憶する携帯端末管理データベース(携帯端末管理DB)33、学校の敷地領域及び通学路領域に相当する位置情報(緯度・経度情報)の範囲を記憶するエリア情報データベース(エリア情報DB)34を記憶している。
制御部32は、位置情報管理センタ3の各部を制御するMPU等で構成され、携帯端末1からの位置情報の取得及び位置情報のエリア判定を実行する機能として、位置取得手段35、エリア判定手段36、位置提供手段37を有する。
位置取得手段35は、携帯端末管理DB33を参照して携帯端末1の通信アドレスを読み出し、位置取得コマンドを携帯端末1へ送信し、これに対して携帯端末1から送信された位置情報を取得する。
エリア判定手段36は、エリア情報DB34を参照して、位置取得手段35にて取得した位置情報(緯度・経度情報)が、学校の敷地領域を示す位置情報であるか、通学路領域を示す位置情報であるか、何れの領域にも含まれない位置情報であるかを判定する。
位置提供手段37は、エリア判定手段36の判定結果に応じて、携帯端末1の現在位置が校内エリアに存在することを示す情報、通学路エリアに存在することを示す情報、他のエリアに存在することを示す情報、のうち何れかの所在エリア情報を生徒管理装置5へ送信する。また、必要に応じて、位置取得手段35にて取得した位置情報から携帯端末1の現在位置を地図上又は住所で表した現在位置情報を作成し、所在エリア情報とともに生徒管理装置5に送信する。
図4は、生徒管理装置5から位置確認要求を受けたときの位置情報管理センタ3における処理を示すフローチャートである。
位置情報管理センタ3は、後述する生徒管理装置5から発信された位置確認信号を受信すると、位置取得手段35にて要求対象の携帯端末1に対して位置取得コマンドを送信する(ステップ100)。そして、この位置取得コマンドに応じて携帯端末1が取得した位置情報を受信する(ステップ102)。位置情報管理センタ3は、携帯端末1の位置情報を取得すると、エリア判定手段36にて、取得した位置情報が、学校の敷地領域を示す位置情報であるか否か判定する(ステップ104)。
学校の敷地領域であると判定した場合(ステップ104のYes)は、位置提供手段37にて、要求対象の携帯端末1が学校の敷地領域にあることを示す所在エリア情報として、「校内エリア」を示す情報を生徒管理装置5に送信する(ステップ106)。
また、取得した位置情報が学校の敷地領域ではないと判断した場合(ステップ104のNo)は、通学路領域を示す位置情報であるか否か判定する(ステップ108)。
通学路領域であると判定した場合(ステップ108のYes)は、位置提供手段37にて、要求対象の携帯端末1が通学路領域にあることを示す所在エリア情報として、「通学路エリア」を示す情報を生徒管理装置5に送信する(ステップ110)。このとき、位置提供手段37は、取得した携帯端末1の位置情報を地図上に示した現在位置情報を、所在エリア情報と共に生徒管理装置5へ送信する。
また、取得した位置情報が通学路領域ではないと判断した場合(ステップ108のNo)は、位置提供手段37にて、要求対象の携帯端末1が学校の敷地領域及び通学路領域以外の他の領域にあることを示す所在エリア情報として、「管理エリア外」を示す情報を生徒管理装置5に送信する(ステップ112)。
次に、無線タグ14による管理区域である学校に設置された構内システム2の構成及び動作について説明する。構内システム2は、携帯端末1に内蔵される無線タグ14を検知することで生徒の登下校を検出し、保護者へ登校、下校を通知する。また、未登校の生徒、未下校の生徒を検出した際には、位置情報管理センタ3を介して携帯端末1の現在位置(所在エリア情報)を取得することで生徒が学校の敷地領域内に居るか否かを確認し、登校異常、下校異常を検出して保護者に通知する。図5に、構内システム2の概略構成を示す機能ブロック図を示す。
構内システム2は、学校の敷地領域と領域外との境界付近、例えば校門等に設置される複数のタグリーダ4と、タグリーダ4とLAN接続され、校舎内、例えば職員室等に設置される生徒管理装置5とを含んで構成される。
タグリーダ4は、所定周波数の搬送波を周囲に出力し、搬送波に対して携帯端末1の無線タグ14が発した応答波を受信する。タグリーダ4は、受信した応答波を復調して応答波に付されたタグIDを取得し、タグIDを含む検知情報を生徒管理装置5に出力する。
生徒管理装置5は、記憶部50、表示部51、操作部52、リーダインターフェース(リーダI/F)53、通信部54、制御部55を含んで構成される。
記憶部50は、各種制御プログラム等の他、生徒情報を記憶する生徒情報データベース(生徒情報DB)56、生徒の登下校状態を記憶する登下校管理データベース(登下校管理DB)57を記憶する。リーダI/F53には、氏名、学年、クラス、生徒を識別する生徒コードといった生徒個人を識別する情報、生徒の保護者(管理者)が所有する保護者端末6(管理者端末)に関する情報(通信用アドレスを含む)、生徒が所持する携帯端末1を識別する情報(携帯端末ID)、生徒が所持する携帯端末1に付された無線タグ14を識別する情報(タグID)を関連付けて記憶している。
図6を参照して、登下校管理DB57で管理する情報の一例を説明する。登下校管理DB57には、生徒コード、生徒が登校完了予定の時刻である登校予定時刻、生徒が下校完了予定の時刻である下校予定時刻、生徒の現在の登下校状態(在校/不在)、最新の登下校状態の取得時刻、生徒が登下校の予定時刻を過ぎても登下校が確認できていない場合に発生する異常状態(登校異常/下校異常)を関連付けて記憶している。図6は、現在時刻が「08:00」を過ぎた時点での各生徒の登下校状態及び異常状態を表している。ここでは、登校予定時刻が「08:00」である生徒コード001の生徒は、登下校状態が既に「在校」であるため、登校異常とされていない。一方、同様に登校予定時刻が「08:00」である生徒コード003の生徒は、8時を過ぎているにも拘らず登校状態が「不在」であるため、「登校異常」であることが異常状態として登録されている。
なお、本例では登校予定時刻及び下校予定時刻は生徒ごとに設定するものとしたが、全生徒について同時刻としてもよい。この場合、登校予定時刻は全員が登校しているべき時刻である始業時刻、下校予定時刻は全員が下校しているべき時刻である最終下校時刻(閉門時刻)に設定すればよい。
表示部51は、液晶ディスプレイ等で構成され、登下校管理DB57に記憶している情報を表示する。
操作部52は、キーボードやマウス等で構成され、リーダI/F53における各種情報の新規登録や修正、登下校管理DB57における生徒コード、登校予定時刻、下校予定時刻の新規登録や修正、異常状態の復旧操作を行う際に教師等のシステム管理者によって操作される。
リーダI/F53は、LANケーブルを介してタグリーダ4と接続するインターフェースであり、タグリーダ4からタグIDを含む検知情報を受信して制御部55へ伝送する。
通信部54は、モデム等で構成され、通信網7を介して位置情報管理センタ3との間で通信を実行する。
制御部55は、生徒管理装置5の各部を制御するMPU等で構成され、登下校管理を実行する機能として、登下校登録手段58、異常検出手段59、位置確認手段60、状態通知手段61を有する。
登下校登録手段58は、リーダI/F53を介してタグリーダ4から無線タグ14の検知情報を受信すると、リーダI/F53を参照して、検知情報に含まれるタグIDに対応する生徒コードを読み出す。また、登下校管理DB57における当該生徒コードに対応する登下校状態を更新登録するとともに、取得時刻に現在の時刻を更新登録する。生徒が登校したときの検知情報を得た場合には、登下校状態を「在校」に書き替え(登校登録)、生徒が下校したときの検知情報を得た場合には、登下校状態を「不在」に書き替える(下校登録)。登校、下校の判断は、予め設定された登校時間帯(06:00〜08:00)において無線タグ14の検知情報を受信した場合は登校と認識し、下校時間帯(12:00〜18:00)において無線タグ14の検知情報を受信した場合は下校と認識する。
なお、登校、下校の判断方法は、上記に限られるものではなく、複数のタグリーダ4や各種センサとタグリーダ4との併用によって生徒の移動方向を検出し、無線タグ14を検知したときの移動方向が学校の敷地領域外から敷地領域内の方向の場合は登校と認識し、逆方向の場合は下校と認識するようにしてもよい。
異常検出手段59は、現在の時刻が、登下校管理DB57に登録されている各生徒の登校予定時刻、下校予定時刻になったことを検出し、対象の生徒の登下校状態が、予定された正しい登下校状態であるか否か判定する。登校予定時刻を検出したときは、その生徒の登下校状態は「在校」であるべきであり、登下校状態が「不在」の場合は、その生徒を未登校の異常候補の生徒とする。また、下校予定時刻を検出したときは、その生徒の登下校状態は「不在」であるべきであり、登下校状態が「在校」の場合は、その生徒を未下校の異常候補の生徒とする。
位置確認手段60は、異常候補として抽出された生徒について、生徒が所持する携帯端末1の位置情報に基づく位置確認を行う。位置確認手段60は、異常候補生徒が所持する携帯端末1を識別する携帯端末IDを含む位置確認信号を通信部54から位置情報管理センタ3へ送信する。上述したように、位置情報管理センタ3は位置確認信号を受信すると携帯端末1の位置情報を取得して所在エリア情報を生徒管理装置5に返信する。位置確認手段60は、この所在エリア情報を受信することで、異常候補生徒が「校内エリア」(学校の敷地領域)内に居るのか、「通学路エリア」(生徒の通学路領域)に居るのか、「管理エリア外」(学校の敷地領域及び生徒の通学路領域外)に居るのかを認識する。位置確認手段60は、異常候補生徒の携帯端末1についての所在エリア情報が「校内エリア」であるか否かに基づき、異常候補生徒の登校、下校、登校異常、下校異常の何れの状態であるか判定する。位置確認手段60は、異常候補生徒の登校、下校を確認した場合には、登下校管理DB57の登下校状態を「在校」又は「不在」に更新登録する(登校登録又は下校登録)。また、登校異常、下校異常を確認した場合には、登下校管理DB57の異常状態を「登校異常」又は「下校異常」に設定する。
状態通知手段61は、登下校管理DB57の登下校状態、異常状態が更新されると、リーダI/F53を参照して、更新された生徒コードに対応する保護者端末6の通信用アドレスを読み出し、更新内容に応じた情報を保護者端末6へ送信する。登下校状態が更新されたときは登下校登録情報(登校登録した旨又は下校登録した旨)を送信し、異常状態が更新されたときは登下校異常情報(登校異常が発生した旨又は下校異常が発生した旨)を送信する。また、状態通知手段61は、位置確認の際に取得した所在エリア情報が「通学路エリア」又は「管理エリア外」の場合には、登下校登録情報又は登下校異常情報とともに、位置情報管理センタ3から取得した所在エリア情報及び現在位置情報を保護者端末6へ送信する。
生徒管理装置5における異常候補生徒の位置確認及び異常判定の処理について、図7及び図8を参照して説明する。
まず、登校異常の判定処理について図7を参照して説明する。図7は、未登校の異常候補生徒を検出したときの生徒管理装置5における位置確認及び異常判定の処理を示すフローチャートである。
生徒管理装置5の異常検出手段59が、登校予定時刻になっても登校登録されていない未登校の生徒を異常候補として抽出すると、位置確認手段60は、異常候補生徒が実際に校内に居るか否かを確認すべく位置確認信号を位置情報管理センタ3へ送信する(ステップ200)。このとき、位置情報管理センタ3では、図4のフローチャートで説明したとおり、携帯端末1の位置情報に基づいて決定された所在エリア情報(校内エリア、通学路エリア、管理エリア外)及び現在位置情報が生徒管理装置5へ送信される。
位置確認手段60は、位置情報管理センタ3から送信された所在エリア情報及び現在位置情報を取得する(ステップ202)。そして、取得した異常候補生徒の所在エリア情報が「校内エリア」であるか否かを判定する(ステップ204)。
「校内エリア」であると判定した場合(ステップ204のYes)は、異常候補生徒は実際には既に登校済みであり学校の敷地領域内にいると認識し、登下校管理DB57におけるその生徒の登下校状態を「在校」に書き換え、登校登録する(ステップ206)。登下校状態が更新されると、状態通知手段61は、保護者端末6へ登校登録情報を送信し、生徒が登校したことを保護者に通知する(ステップ208)。このとき、状態通知手段61は、登校登録情報と共に、生徒が無線タグ14を読み取らせることを忘れて登校したことを保護者に通知するようにしてもよい。
また、位置確認手段60は、取得した所在エリア情報が「校内エリア」ではない判定した場合(ステップ204のNo)は、続いて、「通学路エリア」であるか否かを判定する(ステップ210)。
「通学路エリア」であると判定すると(ステップ210のYes)、異常候補生徒は実際に未登校であり学校の敷地領域外にいると認識し、登下校管理DB57におけるその生徒の異常状態を「登校異常」に設定し、登校異常を確定する(ステップ212)。異常状態が更新されると、状態通知手段61は、保護者端末6へ登校異常情報を送信し、生徒が未登校であることを保護者に通知する(ステップ214)。このとき、状態通知手段61は、「通学路エリア」を示す所在エリア情報及び生徒の現在位置を地図上に示した現在位置情報を合わせて送信する。
また、位置確認手段60は、取得した所在エリアが「通学路エリア」ではないと判定すると(ステップ210のNo)、上記と同様に登下校管理DB57におけるその生徒の異常状態を「登校異常」に設定し、登校異常を確定する(ステップ216)。そして、状態通知手段61は、保護者端末6へ登校異常情報を送信し、生徒が未登校であることを保護者に通知する(ステップ218)。このとき、状態通知手段61は、「管理エリア外」を示す所在エリア情報及び生徒の現在位置を地図上に示した現在位置情報を合わせて送信する。さらに、この場合は、生徒が事件に巻き込まれている可能性が高いため、単に登校異常としてではなく緊急異常として保護者に通知するようにしてもよい。
次に、下校異常の判定処理について図8を参照して説明する。図8は、未下校の異常候補生徒を検出したときの生徒管理装置5における位置確認及び異常判定の処理を示すフローチャートである。ここで、下校異常の判定処理は、図7で説明した登校異常の判定処理と同様な処理が含まれるため、相違する処理についてのみ説明する。
生徒管理装置5の異常検出手段59が、下校予定時刻になっても下校登録されていない未下校の生徒を異常候補として抽出すると、位置確認手段60は、異常候補生徒が実際に校内に居るか否かを確認すべく位置確認信号を位置情報管理センタ3へ送信する(ステップ300)。そして、図7のステップ202及びステップ204と同様、位置確認手段60は、位置情報管理センタ3から所在エリア情報を取得し(ステップ302)、この所在エリア情報が「校内エリア」であるか否かを判定する(ステップ304)。
位置確認手段60は、取得した所在エリア情報が「校内エリア」であると判定した場合(ステップ304のYes)は、異常候補生徒は実際に未下校であり学校の敷地領域内にいると認識し、登下校管理DB57におけるその生徒の異常状態を「下校異常」に設定し、下校異常を確定する(ステップ306)。異常状態が更新されると、状態通知手段61は、保護者端末6へ下校異常情報を送信し、生徒が未下校であることを保護者に通知する(ステップ308)。
また、位置確認手段60は、取得した所在エリア情報が「校内エリア」ではない判定した場合(ステップ304のNo)は、図7のステップ210と同様、「通学路エリア」であるか否かを判定する(ステップ310)。
「通学路エリア」であると判定すると(ステップ310のYes)、異常候補生徒は実際には既に下校済みであり学校の敷地領域外にいると認識し、登下校管理DB57におけるその生徒の登下校状態を「不在」に書き換え、下校登録する(ステップ312)。そして、状態通知手段61は、保護者端末6へ下校登録情報を送信し、生徒が登校したことを保護者に通知する(ステップ314)。このとき、「通学路エリア」を示す所在エリア情報を合わせて送信する。また、状態通知手段61は、下校登録情報と共に、生徒が無線タグ14を読み取らせることを忘れて下校したことを保護者に通知するようにしてもよい。
また、位置確認手段60は、取得した所在エリアが「通学路エリア」ではないと判定すると(ステップ310のNo)、上記と同様に登下校管理DB57におけるその生徒の登下校状態を「不在」に書き換え、下校登録する(ステップ316)。そして、状態通知手段61は、保護者端末6へ下校登録情報を送信し、生徒が登校したことを保護者に通知する(ステップ318)。このとき、状態通知手段61は、「管理エリア外」を示す所在エリア情報及び生徒の現在位置を地図上に示した現在位置情報を合わせて送信する。さらに、この場合は、生徒が事件に巻き込まれている可能性があるため、下校登録情報と管理エリア外にいることを示す情報を単に通知するのではなく、緊急異常として保護者に通知するようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施形態の登下校管理システムによれば、無線タグ及びGPS機能を備える携帯端末1を生徒に所持させ、無線タグの検知状況に基づいて生徒の登下校状態を管理する。そして、規定の登校予定時刻、下校予定時刻になったときに未登校又は未下校の生徒を検出した場合に、その生徒が所持する携帯端末1のGPS機能を利用して取位置情報を取得し、この位置情報に基づいて学校内に居るか否かを確認した上で登校異常、下校異常を確定する。これにより、生徒が登下校の際に無線タグを読み取らせることを忘れてしまった場合であっても、誤って登校異常や下校異常と判定しまうことを防ぐことができる。そして、保護者に対して正確な情報を通知する可能なため、誤って登下校異常を通知することによる無用な混乱を招くことを防ぐことができる。
なお、本実施形態の登下校管理システムにおいては、タグリーダ4、生徒管理装置5、位置情報管理センタ3にて、本発明の管理装置を構成している。そして、本実施形態の登下校管理システムにおける生徒管理装置5の登下校登録手段58が、本発明における管理装置の登下校登録部の機能を担っている。また、生徒管理装置5の異常検出手段59が、本発明における管理装置の異常候補検出部の機能を担っている。また、生徒管理装置5の位置確認手段60及び位置情報管理センタ3の位置取得手段35が、本発明における位置要求部の機能を担っている。また、位置情報管理センタ3のエリア判定手段36及び状態通知手段61、生徒管理装置5の位置確認手段60が、本発明の異常判定手段の機能を担っている。また、生徒管理装置5の状態通知手段61が、本発明における状態通知部の機能を担っている。
また、本実施形態の登下校管理システムにおいては、説明の便宜上、1つの位置情報管理センタ3、1つの構内システム2からなる構成で記載しているが、位置情報管理センタ3と生徒管理装置5とを一体構成としてもよく、また、1つの位置情報管理センタ3に対して複数の構内システム2を設けて構成してもよい。
なお、本実施形態の登下校管理システムにおいては、生徒の所在エリア情報が「校内エリア」か否かの判定の他、「通学路エリア」か否かについても判定している。しかし、異常候補の生徒が学校に居るかどうかは、「校内エリア」か否かの判定があれば可能であり、「通学路エリア」か否かの判定は行わなくてもよい。
また、本実施形態の登下校管理システムにおいては、生徒の登校及び下校の両方を管理し、登校異常、下校異常を検出する構成を示したが、登校又は下校の何れか一方のみを管理し、登校異常又は下校異常の何れか一方を検出する構成としてもよい。また、携帯端末1における位置情報の取得方法は、GPS機能を利用したものに限られない。例えば、GPS衛星9と携帯電話基地局8との双方を利用した位置情報の取得方法を利用してもよい。
本実施形態の登下校管理システムの運用イメージを表す全体構成図である。 携帯端末1の概略構成を示す機能ブロック図である。 位置情報管理センタ3の概略構成を示す機能ブロック図である。 生徒管理装置5から位置確認要求を受けたときの位置情報管理センタ3における処理を示すフローチャートである。 構内システム2の概略構成を示す機能ブロック図である。 登下校管理DB57で管理する情報の一例を示す図である。 未登校の異常候補生徒を検出したときの生徒管理装置5における位置確認及び異常判定の処理を示すフローチャートである。 未下校の異常候補生徒を検出したときの生徒管理装置5における位置確認及び異常判定の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・携帯端末
2・・・構内システム
3・・・位置情報管理センタ
4・・・タグリーダ
5・・・生徒管理装置
6・・・保護者端末
7・・・通信網
8・・・基地局
9・・・GPS衛星
14・・・無線タグ

Claims (7)

  1. 生徒が所持する携帯端末と生徒の学校への登下校状態を管理する管理装置とからなる登下校管理システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    生徒の識別コードが記載された無線タグと、
    前記管理装置と通信網を介して無線通信する無線通信部と、
    自己の位置情報を取得する位置情報取得部とを備え、
    前記管理装置から位置要求信号を受信すると前記位置情報を取得して当該位置情報を前記無線通信部を介して前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置は、
    前記携帯端末と通信網を介して通信する通信部と、
    前記無線タグを検知して前記識別コードを取得するタグリーダと、
    生徒の登下校状態が登校状態であるか下校状態であるかを記憶する登下校管理部と、
    前記タグリーダが検知した無線タグの識別コードに基づいて、前記登下校管理部に記憶された生徒の登下校状態を更新する登下校登録部と、
    前記登下校管理部に記憶された登下校状態が正しい登下校状態ではない異常候補生徒を検出する異常候補検出部と、
    前記検出した異常候補生徒が所持する携帯端末に対して位置要求信号を送信し、当該携帯端末の位置情報を取得する位置要求部と、
    前記取得した位置情報が学校の敷地領域内を示すか否かに基づいて前記異常候補生徒の登下校異常を判定する異常判定部とを備えたことを特徴とした登下校管理システム。
  2. 前記管理装置は、更に、生徒の登下校の完了予定時刻を記憶する予定記憶部を有し、
    前記異常候補検出部は、生徒の登下校完了予定の時刻になったとき、前記登下校管理部に記憶された登下校状態が前記予定記憶部における完了予定の登下校状態と一致しない生徒を、前記異常候補生徒として検出する請求項1に記載の登下校管理システム。
  3. 前記管理装置は、更に、前記登下校状態が更新されたこと及び前記登下校異常が発生したことを生徒の管理者が持つ管理者端末に通知する状態通知部を有する請求項1又は2に記載の登下校管理システム。
  4. 前記異常判定部は、更に、前記位置要求部で取得した位置情報が通学路領域内を示すか否かを判定し、
    前記状態通知部は、前記異常判定部が前記通学路領域外と判定した場合は、前記管理者端末に対して前記登校異常が発生したこと及び前記通学路領域外に居ることを通知する請求項3に記載の登下校管理システム。
  5. 前記異常判定部は、前記異常候補検出部が未登校の異常候補生徒を検出した場合に、前記位置要求部で取得した位置情報が学校の敷地領域外を示すと、当該異常候補生徒を登校異常と判定する請求項1乃至4に記載の登下校管理システム。
  6. 前記異常判定部は、前記位置情報が前記敷地領域内を示すと、前記登下校管理部に記憶された前記異常候補生徒の登下校状態を登校状態に更新する請求項5に記載の登下校管理システム。
  7. 前記異常判定部は、前記異常候補検出部が未下校の異常候補生徒を検出した場合に、前記位置要求部で取得した位置情報が学校の敷地領域内を示すと、当該異常候補生徒を下校異常と判定する請求項1乃至6に記載の登下校管理システム。

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