JP2008059030A - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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【課題】タッチ式パネルの操作性を向上する。
【解決手段】操作・表示部110は、液晶ディスプレイ等の画面表示部110aと、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ式パネルとしてのタッチ位置検出部110bと、タッチ式パネルに対するユーザのタッチ位置を判定するタッチ判定部110cと、ユーザのタッチ位置に応じて動作するタッチ動作部110dとを備える。ユーザのタッチ位置が操作ボタンの有効領域内であれば、タッチ動作部110dは操作ボタンに割り当てられたファンクションを実行する。タッチ位置が操作ボタンの有効領域外であれば、画像形成制御部120は操作ボタンを順次選択表示していき、ユーザがデタッチした時点で選択表示していた操作ボタンの選択を確定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示画面に操作ボタン等の画像を表示しておき、この画像としての操作ボタンに使用者が触れることで操作を行うことができる電子機器及びそのコンピュータにより実行されるプログラムに関する。
いわゆるタッチ式パネルをユーザインタフェースに採用した従来技術として、液晶ディスプレイ等の画面上にボタン領域を表示し、このボタン領域にユーザが触れることで操作を行うことができる記録装置(複写機)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この先行技術では、1つの機能ボタンを複数のタッチ領域に分割し、個々のタッチ領域に対して別々の動作(機能)を割り当てている。例えば「両面コピー」の機能に対応した1つの機能ボタンについて、これを3つのタッチ領域に分割しておき、そのときユーザがタッチした位置(左上、右上、下など)に応じて次に両面コピー用のポップアップ画面を表示したり、あるいは両面コピー機能の取消や選択画面を表示したり、ヘルプ画面を表示したりすることができる。
上述した先行技術によれば、ある程度操作に慣れたユーザであれば、タッチする位置を細かく変えることで目的の画面までショートカットで到達することができ、それだけ操作を短縮することができることになる。
特開平8−137342号公報
しかしながら、この種のタッチ式パネルはユーザが画面に触れるだけでよいという便利さを有する反面、ユーザの操作する対象が物理的に独立した部品としてのボタンではなく、あくまでボタンを模して表示された二次元画像に過ぎないことから、一見してユーザがどこにボタンが配置されているかを判別しにくいという共通の問題点を抱えている。このため先行技術のように、1つの機能ボタンを複数のタッチ領域に分割してショートカット機能を持たせていても、ユーザが目的とするタッチ領域を見つけることができなければ、せっかくのショートカットも無用の長物と化してしまう。
また、特に近年では、機器の多機能化や操作内容の多様化に伴い、1つの画面内には複数の操作ボタンとともに各種の情報が表示されることが多く、それだけ画面のデザインやレイアウトも多様化、高密度化してきているところである。このような背景から、ただ漫然と画面上に操作ボタンを羅列しているだけでは、ユーザがどこに目的のボタンがあるのかを直感的に判別できず、操作に手間取りやすくなるという問題がある。
そこで本発明は、ユーザが画面に触れるだけでよいというタッチ式パネルが本来持つ利便性を損なうことなく、操作性を向上させることができる技術の提供を課題としたものである。
上記の課題を解決するため、本発明は第1に電子機器を提供する。第2に本発明は、電子機器の有するコンピュータにより実行されるプログラムを提供する。
本発明の電子機器は、画面内にボタン等の操作情報を表示する複数の有効領域を形成し、これら有効領域を他の非有効領域とは区別して初期表示している。そして本発明は、使用者(ユーザ)が有効領域と無関係な非有効領域をタッチ操作した場合は、複数の有効領域を順次選択すべき候補として指定しつつ、その都度指定した有効領域の表示態様を初期表示と異なる態様に切り替えていき、使用者(ユーザ)が非有効領域のタッチ操作を止めた場合は、その時点で表示態様が切り替えられていた有効領域の選択を確定することで上記の課題を解決している。
有効領域は、初期表示の状態で非有効領域と区別されているが、使用者が不慣れであった場合等は、はじめからその存在に気づかないこともある。この点、本発明では、使用者がはじめから有効領域を直にタッチ操作することができなくても、画面内の非有効領域をタッチ操作すれば、自動的に有効領域が順番に指定され、その表示態様が初期表示とは異なる態様に切り替えられていくので、使用者に対して選択候補となる有効領域を視覚的に目立ちやすくすることができる。なお、初期表示とは異なる表示態様は、例えば反転表示や強調表示、拡大表示、動画表示等のように、使用者が視覚的に認識できる程度の変化を伴うものであれば何でもよい。
そして使用者は、目当てとする種類の操作に対応した有効領域の表示態様が切り替えられた時点でタッチ操作を終了すれば、そのまま目的の有効領域に対する選択を確定させることができる。この場合、ユーザが目的の有効領域を直にタッチ操作した場合と同じ結果が得られるので、それだけ操作性を大きく向上させることができる。
もちろん、最初から使用者が有効領域を直にタッチ操作した場合は、その操作情報に基づく動作が実行されるので、使用者の操作感を損ねることもない。なお、操作情報に基づく動作は、電子機器自らによって実行される場合もあれば、本発明の電子機器から操作情報を受け取り、この受け取った操作情報に基づいて動作する他の電子機器によって実行される場合(例えばリモートコントローラと本体との関係)もある。また本発明の機能や動作は、電子機器のコンピュータが本発明のプログラムを実行することで実現される。
また本発明では、使用者が非有効領域をタッチ操作したことで、複数の有効領域が順番に表示態様を切り替えられた場合であっても、非有効領域のタッチ操作が継続して行われている間に全ての有効領域を初期表示の態様に復帰させるタイミングを設けることとしている。そして本発明では、全ての有効領域が初期表示の態様に復帰された状態で使用者による非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、いずれの有効領域についても選択を確定させない。
この場合、使用者が非有効領域をタッチ操作したことで有効領域の表示態様が順次切り替えられたとしても、いずれの有効領域の選択をも確定することなくタッチ操作を終了することができる機会が使用者に与えられる。このため、非有効領域をタッチ操作した後で使用者が特に操作を行う必要がないと判断した場合、表示態様が初期表示に復帰された時点でタッチ操作を取りやめ、操作自体をキャンセルすることができるという利便性がある。
あるいは本発明では、一度は使用者が何らかの操作を意図して非有効領域をタッチ操作した場合であっても、有効領域の表示態様の切り替えがなされている期間内に追加のタッチ操作を行った場合、その表示態様の切り替えを停止させることとしてもよい。この場合、使用者が積極的に操作を取り消しすることができるため、さらに利便性が高まる。
なお実用的には、非有効領域に対するタッチ操作がなされてから予め設定された指定時間が経過するまでそのタッチ操作が継続している場合に有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替えることが望ましい。
この場合、特に何らの操作をする意思がなく、使用者が単に非有効領域に触れただけで即座に有効領域の表示態様が切り替えられることはないので、使用者がタッチ操作するたびに一々過剰な反応を示すことがなく、使用者の煩わしさを軽減することができる。
本発明の電子機器及びプログラムは、使用者が操作に不慣れな場合であっても、画面内の非有効領域に触れるだけで有効領域を順番に選択候補として指定することができる。このため、使用者ははじめから目的の有効領域がどこにあるのかを知らなかったとしても、とりあえず非有効領域をタッチ操作すれば、目的とする有効領域まで到達することができるので、容易かつ確実に目的の操作を達成することができる。
また、使用者が最初から有効領域をタッチ操作することができなくても、使用者が行った操作に対して明確な反応を示すことができるので、全く反応を示さない場合に比較して使用者の不安感を払拭することができる。
以下、本発明を複写機等の画像形成装置に適用した実施形態について説明する。画像形成装置は電子機器の一例であるが、本発明を適用可能な電子機器は画像形成装置に限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2の概略構成図である。画像形成装置2には、その用紙排出方向に隣接して後処理装置4が連結されている。先ず、画像形成装置2及び後処理装置4の基本的な構成及び機能について説明する。
図1に示されているように、画像形成装置2及び後処理装置4には、それぞれ画像形成制御部120及び後処理制御部250が装備されている。これら制御部120,250は、例えば中央演算処理装置(CPU)を備えた電子回路から構成されており、この電子回路が回路基板上に形成された状態で画像形成装置2又は後処理装置4にそれぞれ内蔵されている。また、これら制御部120,250には、それぞれ記憶部130,280が接続されている。これら記憶部130,280は記憶装置(ROM,RAM)や大容量記憶装置(ハードディスク)等を有している。
画像形成装置2では、操作・表示部110を操作して設定したデータが、画像形成制御部120を介して記憶部130に格納される。この設定には、用紙のサイズ、タイプ及び送り方向、原稿濃度、枠消去、綴じ代、4in1の集約処理等があり、それぞれの設定に応じて画像処理が行われる。画像形成装置2が画像処理に要する時間は、この設定の内容に依存する。画像形成制御部120に結合された記憶部130には、マルチスレッド処理を行う複合機用アプリケーションプログラムが格納されている。
例えば、原稿の複写を伴う画像処理では、オートシートフィーダ400のトレイ140上に原稿を載置し、操作・表示部110のスタートボタン(図示されていない)をユーザが押下すると、この操作に応じて以下の処理が行われる。先ず、オートシートフィーダ400に内蔵された用紙センサ143が原稿用紙を検知している場合、オートシートフィーダ400により原稿が一枚ずつ送られて排紙され、その途中でスキャナ144により原稿画像が走査される。このとき読み取られた画像データは、画像形成制御部120を介して記憶部130に1つのジョブ単位で格納される。
画像形成制御部120は、この画像データに対し、画像のノイズ除去などの前処理を行った後、各種の設定に応じた画像処理を行い、そのデータをページごとにプリントエンジン150へ供給する。これにより、プリントエンジン150の感光ドラム表面に静電潜像が形成され、これがトナーで現像される。
その一方で、画像形成装置2の内部では、給紙部160から取り出された用紙がレジストローラ170へ送られ、ここで一旦停止されている。プリントエンジン150の感光ドラムが所定回転角まで到達すると、このタイミングでレジストローラ170により用紙が再び搬送され、これによりトナー像が用紙に転写される。この用紙は定着器180を通って加熱・加圧され、これによりトナー像が用紙に定着される。トナー像を転写された用紙は転写紙となり、この転写紙は上下の排出ローラ対191の間を通って排紙され、後処理装置4に引き渡される。
画像形成装置2は、用紙の両面に印刷する機能を有している。用紙搬送方向でみて定着器180よりも下流で、かつ下方の位置には用紙反転ローラ対182が設置されている。また給紙部160の上方で、プリントエンジン150の下方の位置に両面印刷用ローラ対184が配列されており、これら用紙反転ローラ対182及び両面印刷用ローラ対184の配列に沿って両面印刷用紙搬送経路が形成されている。
画像形成装置2において用紙の両面印刷を行う際は、定着器180を通った後の用紙搬送経路が排出ローラ対191の手前で下方に切り替えられ、片面に印刷された転写紙が下方に潜り込むようにして搬送される。用紙反転ローラ対182は、下方に搬送されてきた用紙を受け取って最初のうち下方へ搬送した後、用紙の上流側端部が用紙反転ローラ対182に到達した時点で搬送方向を逆転させる。この逆転によって上方へ搬送された用紙は、定着器180の下方から図1中で右方向へ折れ曲がるようにして搬送方向が切り替えられ、その先で両面印刷用ローラ対184により搬送される。この後、用紙は再びレジストローラ170に送られ、もう片面への印刷タイミングを同期させた状態でプリントエンジン150に送られる。
図2は、後処理装置4の内部構造を説明するための正面断面視の説明図である。図2に示すように、この後処理装置4は、転写紙Pにファイリング用の孔開けをしたり(パンチング処理)、一時的にストックされた用紙束P1をステープル(綴じ針)で綴じ止めしたり(ステープル処理)するためのものである。このような孔開けや綴じ止めがされた転写紙Pは、後処理済みの用紙として後処理装置4から排出される。
後処理装置4は、略直方体形状を有するハウジング(装置本体)11を備えている。このハウジング11には、画像形成装置2の排出ローラ対191に対向した部分に用紙搬入口111が形成されている。また、ハウジング11における用紙搬入口111と反対側の側面には、後処理装置4から排出された転写紙Pを受ける排出装置20が設けられている。
排出装置20は、上下2段に配置された2つのトレイを有している。本実施形態の場合、下側に位置するトレイがメイントレイ30であり、上側に位置するトレイがサブトレイ40となっている。このうちメイントレイ30には、ステープル処理が施された後の用紙束P1が排出される。ステープル処理は、後処理装置4の排出モードがステープルモードに設定された状態で行われる。このステープルモードが設定されると、後処理装置4は用紙束P1を一旦ハウジング11内の中央部に一時的に貯留し、ここでステープル処理を施した後にメイントレイ30に排出する動作を行うものとなっている。もう一方のサブトレイ40には、ステープル処理が施されることなく1枚ずつ排出される転写紙Pが排出される。これらメイントレイ30及びサブトレイ40間には、メイントレイ30上の用紙束P1を整合させる整合部材50が設置されている。また各トレイ30,40は、用紙排出方向下流側に向かってせり上がるようにして傾斜している。なお、後処理装置4にて設定される排出モードは、上記のステープルモードの他に、ステープル処理を施さない非ステープルモードやソーティングモード、非ソーティングモード等がある。
いずれにしても、画像形成装置2の排出ローラ対191から排出された転写紙Pは、後処理装置4の内部に導入され、ここでパンチング処理やステープル処理が施された後、排出対象のメイントレイ30又はサブトレイ40に排出されることになる。転写紙Pには、普通紙以外にトレーシングペーパ、OHPシートその他のシート状の記録媒体が含まれる。
用紙搬入口111には上下一対のガイド板112が設けられており、これらガイド板112は、転写紙Pの排出方向でみて上流から下流に向かってテーパ状(先細状)に配置されている。上記のパンチング処理を行うため、用紙搬入口111に隣接する位置にパンチングマシン12が配置されている。排出ローラ対191から排出された転写紙Pは、これらのガイド板112に案内されつつパンチングマシン12へ搬送される。
パンチングマシン12は、例えば2本の孔開け用パンチロッド121を備えている。これらパンチロッド121は、転写紙Pの排出方向に対して直交する方向に一定の間隔(例えば2つ穴綴じ用として規定された間隔)をおいて配列されている。転写紙Pが搬送されてくると、パンチングマシン12は転写紙Pの先端位置を図示しないストッパで一時的に停止させ、そこに位置決めした状態でパンチロッド121を下降させることにより、転写紙Pの所定の位置にパンチングホールを穿孔する。パンチロッド121はその下降に伴い転写紙Pを貫通し、さらに下方の台座に設けられた所定のパンチ受け孔に挿入される。パンチングマシン12の下方にパンチ屑受け122が配置されており、穿孔により生じたパンチ屑(穿孔により抜けた部分)はパンチ屑受け122に収容される。このようにして転写紙Pにパンチング処理が施された後、パンチングマシン12のストッパが退避させられると、次に転写紙Pは排出ローラ対191の駆動によりカール取り装置13に送り込まれる。
カール取り装置13は、画像形成装置2の加熱による定着処理において転写紙Pに生じたカール(湾曲くせ)を除去するためのものである。カール取り装置13は、二組のカール取りローラ対131,132を備えている。二組のカール取りローラ対131,132は、それぞれ互いに逆方向のカールを矯正することで転写紙Pを平らな状態に復元する。カールの方向は、転写紙Pにおける画像の形成状態(画像が転写紙Pの片面に複写されているのか両面に複写されているのか)などにより異なるが、画像形成装置2が両面印刷機構を有する場合は両方向への矯正が特に有効である。
ハウジング11内には、用紙排出方向でみてカール取り装置13の下流位置に大小の搬送ローラ対14が配置されている。さらに搬送ローラ対14の下流には、サブトレイ40へ向けて斜め上方に延びる第1用紙搬送路113と、これとは逆に斜め下方へ延びる第2用紙搬送路114が形成されており、これら第1用紙搬送路113及び第2用紙搬送路114は搬送ローラ対14の位置で上下に分岐している。これらの分岐点に分岐爪141が配置されており、転写紙Pの搬送先は、分岐爪141によって第1又は第2用紙搬送路113,114に切り替えられるようになっている。すなわち、分岐爪141が第2用紙搬送路114を閉じると、第1用紙搬送路113が開通した状態となる。この状態で搬送ローラ対14から送り出された転写紙Pは、分岐爪141及び第1用紙搬送路113に案内されてサブトレイ用排出ローラ対142のニップ部まで搬送され、サブトレイ用排出ローラ対142の駆動でサブトレイ40へ向けて排出される。一方、分岐爪141が第1用紙搬送路113を閉じると、今度は第2用紙搬送路114が開通した状態となり、搬送ローラ対14から送り出された転写紙Pは、分岐爪141及び第2用紙搬送路114に案内されて中間トレイ15へ搬入される。
第2用紙搬送路114には、4つの用紙搬入機構151が順次直列に配置されている。これらの用紙搬入機構151によって転写紙Pは、サイズにより異なった経路で中間トレイ15の用紙受け台152上へ案内される。用紙受け台152は、複数枚(例えば、普通紙で20枚程度)の転写紙Pを保持することができるように容量設定されている。用紙受け台152上に送り込まれた転写紙Pは、押さえコロ153によってさらに下方へ送り込まれ、受け止め部材154に位置決めされた状態で静止する。次に第2用紙搬送路114を通じて搬送されてきた転写紙Pは、その転写面(片面印刷の場合)を先の転写紙Pの裏面に重ね合わせるようにして受け止め部材154により位置決めされる。このようにして、用紙受け台152上に複数枚の転写紙Pが整合された状態で用紙束P1が形成されると、ステープラ16によって用紙束P1にステープル処理が施される。
第2用紙搬送路114の上端近傍、つまり用紙受け台152の最上部位置に駆動プーリ154aが設置されている。一方、第2用紙搬送路114の下端近傍である用紙受け台152の最下部位置には従動プーリ154bが設置されている。そして、これらプーリ154a,154bの間に無端ベルト155が掛け回されており、この無端ベルト155に上記の受け止め部材154が固定されている。したがって、用紙束P1をステープル処理した後に駆動プーリ154aを回転させると、受け止め部材154に支持された用紙束P1は上方へ持ち上げられ、メイントレイ用排出ローラ対156のニップ部にまで搬送される。そして用紙束P1は、メイントレイ用排出ローラ対156の駆動によってメイントレイ30上に排出される。
メイントレイ30は、後処理装置4の側面に沿って上下方向に移動可能に構成されている。後処理装置4においてメイントレイ30の上面位置はセンサ17により検知されており、メイントレイ30の上面位置は、常に用紙束P1を積載するのに最適な高さ位置になるように制御されている。これにより、メイントレイ30上に多量の転写紙Pが排出される場合でも、新たに排出される用紙束P1は、排出済みのメイントレイ30上に積載されている用紙束P1に阻害されることなく排出される。
メイントレイ30とサブトレイ40との間には、メイントレイ30へ排出される用紙束P1の先端を揃えるための整合部材50が設けられている。用紙受け台152から無端ベルト155の駆動でメイントレイ用排出ローラ対156を介してメイントレイ30上に順次排出される用紙束P1は、この整合部材50の作用で整合処理が施され、これによって複数の積み重なった用紙束P1が不揃いになる不都合が解消される。
上述のように後処理装置4には、画像転写後の転写紙Pにパンチング処理やステープル処理を施すための後処理機能が備わっている。画像形成システムでは、後処理装置4においてパンチング処理やステープル処理を実行するか否かは、例えばユーザが画像形成装置2の操作・表示部110を操作することで1つのジョブごとに設定することができる。
すなわち、ユーザがこれから実行するジョブにおいて転写紙Pにファイリング用の孔開けを要求する場合、ユーザは操作・表示部110を通じて所定の操作(例えばボタン操作、タッチ操作等)を行い、後処理装置4においてパンチング処理を実行するための設定を行うことができる。
あるいは、ユーザがこれから実行するジョブにおいて、転写紙Pを束にして綴じ止めすることを要求する場合、ユーザは操作・表示部110を通じて所定の操作(例えばボタン操作、タッチ操作等)を行い、後処理装置4においてステープル処理を実行するためのステープル設定を行うことができる。さらにユーザは、これから実行するジョブにおいて上記のパンチング処理及びステープル処理の両方を実行するための設定を行うこともできる。
また、パンチング処理やステープル処理等の後処理とは別に、用紙の両面に印刷を行う場合、ユーザは操作・表示部110を通じて所定の操作(例えばボタン操作、タッチ操作等)を行い、ジョブについて両面印刷設定を行うことができる。
ジョブごとにユーザが行った設定の内容(設定値)は、画像形成装置2の画像形成制御部120により受け付けられ、記憶部130に一時的に保存される。そして画像形成制御部120は、ジョブごとの設定に基づいてプリントエンジン150や排出ローラ対191、用紙反転ローラ対182、両面印刷用ローラ対184等の駆動機構を制御するほか、合わせて後処理制御部250に動作指示信号を送信する。この動作指示信号には、ジョブごとの用紙種類や用紙サイズ、印刷枚数、印刷形態(片面又は両面)等の情報が含まれるほか、上記のパンチング処理やステープル処理に関する指示内容が含まれる。後処理制御部250は、受け取った指示信号にしたがってパンチングマシン12やステープラ16の動作を制御するほか、分岐爪141や用紙搬入機構151、駆動プーリ154aの各動作、メイントレイ30の上下動作等を制御する。この結果、ジョブごとにユーザが後処理の内容を個別に設定する操作を行うことで、その設定にしたがって後処理装置4が各種の必要な動作を行うことになる。
以上が画像形成装置2及び後処理装置4の基本的な構成及び機能である。本実施形態では特に、画像形成装置2の画像形成制御部120がコンピュータとしてプログラムを実行し、これに伴い、操作・表示部110が以下の動作を行うものとなっている。
図3は、操作・表示部110の制御に関するブロック図である。ここでは操作・表示部110の制御に関する構成として、例えば画面表示部110a、タッチ位置検出部110b、タッチ判定部110c、タッチ動作部110d及びタイマカウンタ110eが挙げられる。このうち画面表示部110aは、例えば液晶ディスプレイ及びそのドライバを含む構成単位である。液晶ディスプレイは、画像形成装置2の外装カバー表面で、ユーザから見えやすい位置に設けられている。
タッチ位置検出部110bは、タッチ式パネル(入力装置)及びそのドライバを含む構成単位である。タッチ式パネルは、液晶ディスプレイの表示画面を覆う位置に設けられている。またドライバは、タッチ式パネルの検出方式(超音波式、赤外線式、接点式等)に合わせた検出動作を行う。タッチ式パネルの表面には二次元座標(X−Y座標)が仮想的に配置されており、タッチ操作がなされると、タッチ位置検出部110bはそれに応じた座標検出信号を出力する。
タッチ判定部110cは、タッチ位置検出部110bからの座標検出信号に基づいて、画面表示部110aに対して行われたユーザのタッチ操作位置(座標)を判定する機能を有する。タッチ判定部110cがタッチ操作位置を判定すると、その座標データがタッチ動作部110dに通知される。タッチ動作部110dは、受け取った座標データに基づいてタッチ操作に対応するファンクションを解析し、そのファンクションに基づく動作を実行する。
またタイマカウンタ110eは、タッチ判定部110cによりタッチ操作位置が判定されてから、そのときのタッチ操作が継続して行われている時間を計測する機能を有している。
例えば、画面表示部110aの左上の位置に「用紙サイズ」と表示された操作ボタンが表示されており、この操作ボタンに対して「選択可能な用紙トレイを一覧表示する」というファンクションが登録されている場合を想定する。この場合、ユーザが「用紙サイズ」と表示された操作ボタンの有効領域(座標)に触れたことがタッチ判定部110cにより判定されると、これを受けてタッチ動作部110dは画面表示部110aの表示内容を切り替え、液晶ディスプレイに選択可能な用紙トレイの一覧を表示させる処理を行う。なお、このような操作・表示部110における動作は画像形成制御部120により制御されている。
〔第1手順例〕
図4は、画像形成制御部120により実行されるプログラムの第1手順例を示したフローチャートである。画像形成制御部120(CPU)は、フローチャートの手順に従ってプログラムを実行する。以下、ステップS1〜ステップS8の内容について、順を追って説明する。
ステップS1:画像形成制御部120は、画面表示部110aにより現在(カレント)の画面表示(初期表示)を行う。例えば、現在の画像形成装置2の状態が「待機中」であれば、画面表示部110aには各種の操作ボタンが適宜レイアウトされた初期画面が表示される。ここでいう「待機中」は、特にジョブを実行中ではなく、ユーザからのジョブを待ち受けた状態に相当する。このとき実際に表示するべき画像データは、例えば記憶部130のROMに格納されており、画像形成制御部120は、ROMから読み出した画像データに基づき、画面表示部110aのドライバに駆動信号を与える。
ステップS2:画像形成制御部120は、ユーザによるタッチ操作を待ち受ける。特にユーザのタッチ操作が行われなければ、画像形成制御部120はステップS1を繰り返し、初期表示の態様により画面表示を継続する。
ステップS3:ユーザによりタッチ操作が行われると、画像形成制御部120はそのときのタッチ位置(座標)を検出する。
ステップS4:先のステップS3で検出したタッチ位置(座標)に基づいて、画像形成制御部120は現在の表示画面上でいずれかの操作ボタンの有効領域(座標)がタッチされたか否かを判断する。
ステップS5:画像形成制御部120は、先のステップS4でいずれかの操作ボタンの有効領域がタッチされたと判断した(Yes)場合、タッチ動作部110dに登録されている情報にしたがって動作を実行する。これにより、操作・表示部110では各操作ボタンに対応する動作(用紙サイズの選択、メニュー画面の表示更新等)が行われる。
ステップS6:これに対し、先のステップS4で操作ボタンの有効領域がタッチされたと判断されなかった(No)場合、画像形成制御部120はタイマカウンタ110eを起動し、有効領域外、つまり非有効領域に対してタッチ操作がなされてから指定時間(例えば1秒程度)が経過したかを確認する。ここでのタイマ計測は、有効領域外でのタッチ操作が継続している間に行われる。したがって、タッチ操作の継続中は指定時間が経過するまでステップS6が繰り返されているが(No)、指定時間の経過前にタッチ操作が終了した場合は、このフローチャートの手順は別の割込処理によって強制的に終了される。
ステップS7:有効領域外でのタッチ操作が行われてから指定時間が経過した場合(ステップS6=Yes)、画像形成制御部120はタッチ操作がされている間、画面表示部110aにて有効領域を順次選択表示する。ここでいう有効領域の選択表示は、例えば画面表示部110a内に表示されている各種の操作ボタンの中から1つを順次指定し、その初期表示の態様から反転表示や強調表示等に切り替えることで、ユーザが操作対象として選択するべき操作ボタンの候補を一定の時間間隔をおいて順番に選択していく目的で行われる。なお、具体的な表示態様の切り替えについては図示とともに後述する。
ステップS8:続いて画像形成制御部120は、ユーザのタッチ操作が終了したか否かを判断する。この結果、ユーザのタッチ操作が継続して行われている間は(No)、画像形成制御部120はステップS7の手順を繰り返し実行する。
これに対し、ステップS7の実行中にユーザのタッチ操作が終了したと判断すると(Yes)、画像形成制御部120は、上記のステップS5に進み、そのとき選択表示されていた操作ボタンについて選択を確定し、その確定した操作ボタンに対応する機能としてタッチ動作部110dに登録されている情報にしたがって動作を実行する。これにより、操作・表示部110では選択が確定された操作ボタンに対応する動作(用紙サイズの選択、メニュー画面の表示更新等)が行われることになる。
図5から図7は、上記のプログラムの実行に伴う画面表示部110aの動作例を示した連続図である。以下、連続図の順番にしたがって説明する。
図5中(A):現在の画像形成装置2の状態が「待機中」であれば、画面表示部110aには各種の操作ボタンB1〜B5が適宜レイアウトされた初期画面が表示されている。なお、ここでは特に示されていないが、これら操作ボタンB1〜B5の表示枠内には、例えば「用紙サイズ」、「倍率」、「両面印刷」、「パンチ穴開け」、「ステープルとじ」、「ソート」等の文字や絵記号等が合わせて表示されている。
また、画面表示部110aには操作ボタンB1〜B5の他に、情報表示画像Pが表示されている。この情報表示画像Pは、画像形成装置2及び後処理装置4の外形を象った絵柄から構成されている。情報表示画像Pでは、例えば給紙部160の用紙切れや用紙ジャム、コンタクトガラス上の原稿取り忘れ等の情報が各位置に対応して表示されるものとなっている。
いずれにしても、図5中(A)に示される画面表示の例では、ユーザによるタッチ操作は操作ボタンB1〜B5の表示枠内でのみ有効となる。また、操作ボタンB1〜B5は、その表示枠によって非有効領域と区別して初期表示されているが、特段、ユーザの視覚に対して強力に訴えかける態様ではない。
このときユーザが操作ボタンB1〜B5のいずれかの有効領域をタッチ操作した場合、画像形成制御部120によりステップS5が実行され、操作ボタンB1〜B5にそれぞれ対応した動作(ファンクション)が実行されることになる。
図5中(B):これに対し、操作ボタンB1〜B5の表示枠外をユーザがタッチ操作した場合は、各操作ボタンB1〜B5に対応する動作(ファンクション)は実行されない。図5中(B)には、ユーザが操作ボタンB1〜B5以外の領域、つまり非有効領域をタッチ操作した場合の例が示されている。なお、ここでは操作ボタンB1〜B5又は情報表示画像Pのいずれにも該当しない領域にユーザが触れている例を挙げているが、情報表示画像Pの領域にユーザが触れた場合も非有効領域に対するタッチ操作となることはいうまでもない。
図6中(C):ユーザが非有効領域をタッチ操作して指定時間が経過すると、上記のステップS7が実行されて有効領域が順次選択表示される。ここでは例として、画面内の左上隅に位置する操作ボタンB1が反転表示によって選択されている態様が示されている。ここでいう反転表示は、例えば操作ボタンB1について初期状態で表示されている文字色と背景色との関係を相互に入れ替えるような表示態様に相当する。したがって、初期表示での文字色が例えば暗色であり、その背景色が明色であるような場合、反転表示では文字色が明色となり、その背景色が暗色となる(図中に文字は示されていない)。
図6中(D):最初に操作ボタンB1が反転表示されてから一定時間(例えば1秒程度)が経過すると、例えば次にその右隣に位置する操作ボタンB2が反転表示される。この場合、反転表示の指定が最初の操作ボタンB1から次の操作ボタンB2に移行したことになる。なお、ここでは同時に複数の操作ボタンB1〜B5が反転表示されることはなく、反転表示されるのは常にいずれか1つである。
図7中(E):以後、引き続きステップS7が実行されることで、さらに操作ボタンB2の右隣の操作ボタンB3が順次反転表示される。
図7中(F):例として、操作ボタンB3が反転表示されている状態でユーザがタッチ操作を終了(いわゆるデタッチ)すると、その時点で反転表示されていた操作ボタンB3の選択が確定される。この場合、図7中(F)に示されているように、操作ボタンB3がそれまでの反転表示よりさらに強調された表示態様に切り替えられることで、操作ボタンB3に対する選択が確定したことをユーザの視覚に訴えかけることができる。なお、このとき合わせて画像形成制御部120が図示しないスピーカ等から操作音を出力させる制御を行ってもよい。
上記の例では、反転表示される対象が操作ボタンB1から操作ボタンB3まで順番に進んだ時点でユーザがタッチ操作を終了した例を挙げているが、引き続きユーザがタッチ操作を行っていた場合、ステップS7の実行に伴い、操作ボタンB4〜B5が順番に反転表示されていくことになる。また、操作ボタンB1〜B5の反転表示が一巡すると、また改めて操作ボタンB1から順番に反転表示されていくことになる(逆順で反転表示されてもよい)。
いずれにしても、ユーザがタッチ操作を終了した場合、その時点で反転表示されていた操作ボタンB1〜B5のいずれかについて選択が確定し、その確定した操作ボタンB1〜B5に対応する機能としてタッチ動作部110dに登録されている情報にしたがって動作が実行されることになる。
上述した第1動作例によれば、ユーザが画面表示部110a内の非有効領域をタッチ操作した場合であっても、指定時間が経過すると有効領域である操作ボタンB1〜B5が順番に一定時間をおいて反転表示されていき、ユーザが目的の操作ボタンB1〜B5が反転表示されたところでタッチ操作を止めれば、容易に目的の操作を達成することができる。このため、画面表示部110aの表示内容やタッチ操作に不慣れなユーザであっても、画面表示部110a内で比較的大きな範囲を占める非有効領域を単にタッチ操作するだけで、後は目的の操作ボタンB1〜B5が選択されるのを待ち、そこでタッチ操作を止めるだけで目的の操作まで容易に到達することができる。
また、ユーザが非有効領域をタッチした場合であっても、指定時間が経過するまでは操作ボタンB1〜B5の反転表示が開始されないので、特に明確な操作をする意思がなかったユーザが間違って非有効領域にタッチした場合であっても、即座に操作ボタンB1〜B5の反転表示が開始されてしまうことはない。
以上が第1手順例についての説明であるが、本実施形態ではこれ以外の手順例を適用することができる。以下、別のフローチャートを挙げて具体的に説明する。なお、以下において第1手順例と共通の事項に説明が及ぶ場合は図中に同じ符号とともに手順内容を示すものとし、その重複した説明については記載を省略する。
〔第2手順例〕
図8は、画像形成制御部120により実行されるプログラムの第2手順例を示したフローチャートである。第2手順例において、ステップS1〜ステップS6の内容は第1手順例と共通である。以下、第1手順例と異なる点について説明する。
ステップS7’:第2手順例では、有効領域外でのタッチ操作が行われてから指定時間が経過した場合(ステップS6=Yes)、画像形成制御部120はタッチ操作がされている間、画面表示部110aにて有効領域を順次選択表示した後、一旦、有効領域の選択表示を終了する。これにより、いずれの有効領域も選択表示されていない状態(選択非表示)となり、全ての操作ボタンB1〜B5が初期表示に復帰された状態になる(図5(A),(B)の初期画面参照)。このような選択非表示は、ユーザにタッチ操作そのものを取り消す機会を与える目的で行われる。
ステップS8:第2動作例においても画像形成制御部120は、ユーザのタッチ操作が終了したか否かを判断する。この結果、ユーザのタッチ操作が継続して行われている間は(No)、画像形成制御部120はステップS7の手順を繰り返し実行する。ただし第2動作例においては、例えば上記の操作ボタンB1〜B5を順番に選択表示した後、いずれの操作ボタンB1〜B5についても選択表示されない状態に切り替えられるタイミングが用意されている。
ステップS9:したがって、ステップS7の実行中にユーザのタッチ操作が終了したと判断した場合(Yes)、画像形成制御部120は、その時点で有効領域が選択中であるか否かを判断する。例えば、画像形成制御部120は上記の操作ボタンB1〜B5のいずれかについて反転表示されているか否かを確認する。
ステップS9で有効領域が選択中であると判断した場合(Yes)、画像形成制御部120は第1手順例と同様に上記のステップS5に進み、そのとき反転表示されていた操作ボタンB1〜B5のいずれかについて選択を確定し、その確定した操作ボタンに対応する機能としてタッチ動作部110dに登録されている情報にしたがって動作を実行する。
これに対し、ステップS9の判断で有効領域が選択されていない(全ての有効領域について選択非表示である)と判断した場合(No)、画像形成制御部120はこのフローチャートで示される手順の実行を終了する。この場合、操作ボタンB1〜B5のいずれに対応する動作も行われないので、実質的に操作ボタンB1〜B5の選択はキャンセルされたことになる。
上述した第2動作例では、ユーザが非有効領域をタッチ操作してから指定時間が経過した後でも、ユーザが操作ボタンB1〜B5の選択をキャンセルする機会が与えられている。このため、一度は操作ボタンB1〜B5のいずれかを選択しようとした場合であっても、その後にユーザが思い直した場合は選択を取りやめることができるので、よりユーザの利便性が向上する。
〔第3手順例〕
次に図9は、画像形成制御部120により実行されるプログラムの第3手順例を示したフローチャートである。第3手順例において、ステップS1〜ステップS7の内容は第1手順例と共通である。以下、第1手順例と異なる点について説明する。
ステップS71:第3手順例では、ステップS7〜ステップS8のループを通じて有効領域を順次選択表示に切り替える手順の実行中に、画像形成制御部120はユーザによる追加のタッチ操作がなされたか否かを確認する。ここでいう追加のタッチ操作は、例えば最初にユーザがタッチ操作した位置とは別の位置(画面内のいずれの位置でもよい)に対してタッチ操作がなされることに相当する。
特に追加のタッチ操作がなされていない場合(No)、画像形成制御部120はステップS7の手順を継続する。これに対し、追加のタッチ操作がなされたと判断した場合(Yes)、画像形成制御部120はこのフローチャートで示される手順の実行を終了する。この場合、第2手順例と同様に操作ボタンB1〜B5のいずれに対応する動作も行われないので、実質的に操作ボタンB1〜B5の選択はキャンセルされたことになる。
上述した第3手順例によれば、ユーザが最初に非有効領域をタッチ操作してから、有効領域の表示態様が順番に切り替えられていく過程でユーザが別の位置を追加でタッチ操作すれば、それによって有効領域の選択を取り消すことができる。このため、第2手順例と同様にユーザが操作ボタンB1〜B5の選択をキャンセルする機会が与えられており、一度は操作ボタンB1〜B5のいずれかを選択しようとした場合であっても、その後にユーザが思い直した場合は選択を取りやめることができるので、よりユーザの利便性が向上する。
なお、上述した第1〜第3動作例においては、以下に挙げる事項を適用することができる。
各動作例では、有効領域を順次選択表示する際に、実際の操作ボタンB1〜B5を反転表示させているが、このような反転表示に代えて(又は合わせて)操作ボタンB1〜B5の大きさを拡大して表示してもよい。さらに、反転表示とは別の態様として以下の例がある。
操作ボタンB1〜B5の表示枠内での表示態様を順次変化させることで、初期表示の態様に比較して操作ボタンB1〜B5の部分を順次強調表示する。例えば、操作ボタンB1〜B5を順次強調表示する例として、反転表示の他にハイライト表示等により色相、明度、彩度を変化させる(高くする)もの、もしくは色調を変化させることで色相、明度、彩度を変化させる(高くする)もの等が挙げられる。その他、操作ボタンB1〜B5を順次点滅させたり、動画を用いて表示態様を変化させることで強調表示を行ってもよい。なお、このような強調表示は操作ボタンB1〜B5(有効領域)の全域で行ってもよいし、その一部分だけで行ってもよい。例えば、操作ボタンB1〜B5の縁取り(枠)だけを強調表示してもよいし、その文字だけを強調表示してもよい。この場合、縁取りや文字の部分の色相、明度、彩度を変化させて(高くして)強調表示するほか、縁取りを太枠にしたり、文字を太字にしたりすることで強調表示してもよい。
いずれにしても、画面表示部110a内では操作ボタンB1〜B5(有効領域)が順番に初期表示の態様に比較して強調表示されることになるため、ユーザは目的の操作ボタンB1〜B5が強調表示されたタイミングでタッチ操作を終了することにより、目的とする操作を容易に行うことができる。
なお、実際の操作ボタンB1〜B5の配置については図5〜図7に例示されるものに限られない。特に本実施形態では、初期表示の状態で多数の操作ボタンB1〜B5を高密度に配置していたとしても、ユーザが非有効領域をタッチ操作してから指定時間が経過すると、操作ボタンB1〜B5を初期表示の状態から順次選択表示に切り替えることで、ユーザに目的の操作ボタンB1〜B5を容易に操作(選択を確定)させることができる。このため、従来の配置にとらわれず操作ボタンB1〜B5等のレイアウトを自由に組み替えることができ、それによって操作・表示部110全体としてのデザイン性を向上することができる。
また、図9のフローチャート(第3手順例)において、そのステップS7を図8のフローチャート(第2手順例)に示されるステップS7’に置き換えてプログラムを構築することもできる。この場合、追加のタッチ操作によって選択を取り消すことができるという情報を知らないユーザであっても、操作ボタンB1〜B5が全て選択非表示となったタイミングでタッチ操作を終了すれば、操作ボタンB1〜B5の選択を取り消すことができるので、さらに操作性が向上する。
さらに第1〜第3手順例において、以下の追加事項を適用することができる。
図10は、画面表示部110a内に有効領域とは別の中立領域を形成して表示した例を示す図である。図示の例では、有効領域とは異なる中立領域として取消ボタンNが挙げられている。
本実施形態でいう有効領域は、ユーザが何らかの目的を持って行う操作(原稿の読み取り、ジョブに関する用紙サイズや印刷枚数、印刷濃度等の設定)に関する情報が表示されている部分であり、その例として操作ボタンB1〜B5が挙げられている。
一方の中立領域は、ユーザが行う操作に関する情報が表示されていない部分であり、有効領域の表示態様が順次切り替えられている間にその表示態様の切り替えを取り消すためのものに相当する。例えば、第1,第3手順例のステップS7又は第2手順例のステップS7’において、それぞれ操作ボタンB1〜B5が順次選択表示された後、図10に示されているように取消ボタンNが選択表示(ここでは反転表示)に切り替えられる態様が挙げられる。
この場合、ユーザは取消ボタンNが選択表示されたタイミングでタッチ操作を終了すれば、明らかに操作ボタンB1〜B5の選択を取り消すことができるということを視覚的に認識することができる。したがって、ユーザが思い直して操作をキャンセルしたくなった場合、取消ボタンNが選択表示されるタイミングまで待てばよいことが最初から明らかになるので、操作に不慣れなユーザにも安心感を与えることができる。
また図9のフローチャート(第2手順例)において、そのステップS7’で取消ボタンNに対してタッチ操作がなされたことが検出されると、それよって画像形成制御部120は追加タッチ操作がされたものと判断するようにしてもよい。この場合、ユーザは非有効領域をタッチ操作した後でも、追加で取消ボタンNをタッチ操作すれば、それによって操作ボタンB1〜B5の選択を取り消すことができる。したがって、追加タッチ操作によって選択を取り消しできるという情報を知らないユーザであっても、視覚的に明示されている取消ボタンNを追加でタッチ操作することで、容易に操作ボタンB1〜B5の選択を取り消すことができ、それだけ操作性を向上することができる。
なお各手順例では、ステップS7又はステップS7’で全ての操作ボタンB1〜B5を順次選択表示しているが、その時点で操作が有効となる一部の操作ボタンのみを順次選択表示してもよい。この場合、ユーザにとって無関係な操作ボタンが選択表示されることがないので、それだけ目的の操作ボタンまで早期に到達することができ、より操作性が高まる。
あるいは、操作ボタンB1〜B5をいつも決まった順番で選択表示していくのではなく、操作ボタンB1〜B5のそれぞれについてユーザがタッチ操作を行った頻度を記憶部130に記録しておき、なかでも比較的に操作頻度が高い操作ボタンのみを優先的に選択表示してもよい。この場合、ユーザがあまり操作しない操作ボタンについての選択表示は後回しになるので、同じく操作性が向上する。
本発明は一実施形態に制約されることなく、各種の電子機器に採用することができる。一実施形態で挙げた画像形成装置2の他に、タッチ式パネルを用いて操作を受け付ける電子機器であれば、例えばパーソナルコンピュータや自動券売機、自動販売機、現金自動預払機(ATM)等の他、リモコンのように操作だけを受け付け、その操作信号を送って本体に動作を実行させるものであっても本発明を適用することができる。
その他、一実施形態で挙げた各種の部材や駆動部品はいずれも好ましい例示であり、これらは適宜変形して実施することが可能である。
本発明の一実施形態として例示される画像形成装置の概略図である。 後処理装置の内部構造を説明するための正面断面視の説明図である。 操作・表示部の制御に関するブロック図である。 画像形成制御部により実行されるプログラムの第1手順例を示したフローチャートである。 図4のフローチャート(プログラム)の実行に伴う画面表示部の動作例を示した図(1/3)である。 図4のフローチャート(プログラム)の実行に伴う画面表示部の動作例を示した図(2/3)である。 図4のフローチャート(プログラム)の実行に伴う画面表示部の動作例を示した図(3/3)である。 画像形成制御部により実行されるプログラムの第2手順例を示したフローチャートである。 画像形成制御部により実行されるプログラムの第3手順例を示したフローチャートである。 画面表示部内に有効領域とは別の中立領域を形成して表示した例を示す図である。
符号の説明
2 画像形成装置
110 操作・表示部
110a 画面表示部
110b タッチ位置検出部
110c タッチ判定部
110d タッチ動作部
110e タイマカウンタ
120 画像形成制御部
130 記憶部

Claims (12)

  1. 使用者が行うべき複数種類の操作について、それぞれ対応する操作情報が表示される複数の有効領域を所定の画面内に形成し、この画面内で前記各有効領域とそれ以外の非有効領域とを相互に区別した態様で初期表示する初期画面表示手段と、
    前記画面表示手段の画面に対する使用者の接触を伴うタッチ操作を受け付けるタッチ入力手段と、
    前記タッチ入力手段により前記タッチ操作が受け付けられたとき、そのタッチ操作がなされた前記画面内でのタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段と、
    前記タッチ位置検出手段により検出されたタッチ位置が前記画面内で前記非有効領域に対応していると判定された場合、そのタッチ操作が継続して行われている期間内に複数の前記有効領域の中から少なくとも1つを選択すべき候補として順次指定し、その都度指定した前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替える表示態様切替手段と、
    前記表示態様切替手段により前記有効領域の表示態様が切り替えられた状態で使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、その終了時に候補として指定されていた前記有効領域の選択を確定させる選択確定手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記選択確定手段により選択を確定された前記有効領域にて表示される操作情報に基づく動作を実行する確定動作実行手段をさらに備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 使用者が行うべき複数種類の操作について、それぞれ対応する操作情報が表示される複数の有効領域を所定の画面内に形成し、この画面内で前記各有効領域とそれ以外の非有効領域とを相互に区別した態様で初期表示する初期画面表示手段と、
    前記画面表示手段の画面に対する使用者の接触を伴うタッチ操作を受け付けるタッチ入力手段と、
    前記タッチ入力手段により前記タッチ操作が受け付けられたとき、そのタッチ操作がなされた前記画面内でのタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段と、
    前記タッチ位置検出手段により検出されたタッチ位置が前記画面内で前記有効領域に対応していると判定された場合、前記有効領域にて表示される操作情報に基づく動作を実行するタッチ動作実行手段と、
    前記タッチ位置検出手段により検出されたタッチ位置が前記画面内で前記非有効領域に対応していると判定された場合、そのタッチ操作が継続して行われている期間内に複数の前記有効領域の中から少なくとも1つを選択すべき候補として順次指定し、その都度指定した前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替える表示態様切替手段と、
    前記表示態様切替手段により前記有効領域の表示態様が切り替えられた状態で使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、その終了時に候補として指定されていた前記有効領域の選択を確定させる選択確定手段と、
    前記選択確定手段により選択を確定された前記有効領域にて表示される操作情報に基づく動作を実行する確定動作実行手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の電子機器において、
    前記表示態様切替手段は、
    少なくとも1つの前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替えた後、全ての前記有効領域を初期表示の態様に復帰させ、
    前記選択確定手段は、
    前記表示態様切替手段により全ての前記有効領域が初期表示の態様に復帰された状態で使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、いずれの前記有効領域についても選択を確定させないことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の電子機器において、
    前記表示態様切替手段により表示態様の切り替えがなされている期間内に、前記タッチ入力手段により追加のタッチ操作が受け付けられた場合、前記表示態様切替手段による表示態様の切り替えを停止させる表示態様切替停止手段をさらに備えたことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の電子機器において、
    前記表示態様切替手段は、前記非有効領域に対するタッチ操作がなされてから予め設定された指定時間が経過するまでそのタッチ操作が継続している場合に前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替えることを特徴とする電子機器。
  7. 所定の表示画面を有した電子機器のコンピュータに、
    使用者が行うべき複数種類の操作について、それぞれ対応する操作情報が表示される複数の有効領域を前記表示画面内に形成し、この表示画面内で前記各有効領域とそれ以外の非有効領域とを相互に区別した態様で初期表示する手順と、
    前記表示画面に対する使用者の接触を伴うタッチ操作を受け付ける手順と、
    前記表示画面に対するタッチ操作が受け付けられたとき、そのタッチ操作がなされた前記表示画面内でのタッチ位置を検出する手順と、
    前記検出されたタッチ位置が前記表示画面内で前記有効領域ではなく前記非有効領域に対応していると判定した場合、そのタッチ操作が継続して行われている期間内に複数の前記有効領域の中から少なくとも1つを選択すべき候補として順次指定し、その都度指定した前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替える手順と、
    前記有効領域の表示態様を切り替える手順の実行中に使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、その終了時に候補として指定されていた前記有効領域の選択を確定させる手順と
    を実行させるプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記選択を確定させる手順を実行させた場合、その確定された前記有効領域にて表示された操作情報に基づく動作を実行させる手順をさらに実行させるプログラム。
  9. 所定の表示画面を有した電子機器のコンピュータに、
    使用者が行うべき複数種類の操作について、それぞれ対応する操作情報が表示される複数の有効領域を前記表示画面内に形成し、この表示画面内で前記各有効領域とそれ以外の非有効領域とを相互に区別した態様で初期表示する手順と、
    前記表示画面に対する使用者の接触を伴うタッチ操作を受け付ける手順と、
    前記表示画面に対するタッチ操作が受け付けられたとき、そのタッチ操作がなされた前記表示画面内でのタッチ位置を検出する手順と、
    前記検出されたタッチ位置が前記表示画面内で前記有効領域に対応していると判定した場合、前記有効領域にて表示される操作情報に基づく動作を実行させる手順と、
    前記検出されたタッチ位置が前記表示画面内で前記有効領域ではなく前記非有効領域に対応していると判定した場合、そのタッチ操作が継続して行われている期間内に複数の前記有効領域の中から少なくとも1つを選択すべき候補として順次指定し、その都度指定した前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替える手順と、
    前記有効領域の表示態様を切り替える手順の実行中に使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、その終了時に候補として指定されていた前記有効領域の選択を確定させる手順と、
    前記選択を確定させる手順を実行させた場合、その確定された前記有効領域にて表示された操作情報に基づく動作を実行させる手順と
    を実行させるプログラム。
  10. 請求項7から9のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記有効領域の表示態様を切り替える手順の実行中に、少なくとも1つの前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替えた後、全ての前記有効領域を初期表示の態様に復帰させる手順と、
    全ての前記有効領域が初期表示の態様に復帰された状態で使用者による前記非有効領域内でのタッチ操作が終了した場合、いずれの前記有効領域についても選択を確定させることなく前記表示態様を切り替える手順を停止させる手順と
    をさらに実行させるプログラム。
  11. 請求項7から10のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記表示態様を切り替える手順の実行中に追加のタッチ操作が受け付けられた場合、前記表示態様を切り替える手順を停止させる手順をさらに実行させるプログラム。
  12. 請求項7から11のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記有効領域の表示態様を初期表示とは異なる態様に切り替える手順を開始させる前に、前記非有効領域に対するタッチ操作がなされてから予め設定された指定時間が経過したことを確認する手順をさらに実行させるプログラム。
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