JP2008058955A - 定着装置、画像形成装置及びシート搬送装置 - Google Patents

定着装置、画像形成装置及びシート搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の削減並びに分離爪の汎用性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置15は、シート表面に形成された画像をシートに定着させるためのニップ部を形成する定着ローラ26及び加圧ローラ27と、先端側部分28aと後端側部分28bとを持ち、定着ローラ26の表面に先端側部分28aの先端縁が圧接される分離爪28とを含む。該分離爪28は、先端側部分28aと後端側部分28bとの間に一体形成された回動支点28cを備え、後端側部分28bは前記先端縁の圧接力を調整可能なバネ性を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート表面に形成された画像をシートに定着させる定着装置、及びこれを備えた画像形成装置、さらにはシート搬送装置に関する。
従来から、プリンタ・複写機・ファクシミリ或いはこれらを機能的に組み合わせた複合機等の画像形成装置は、転写シート表面に形成されたトナー画像を転写シートに定着させるための定着装置を含む。この定着装置は、トナー溶融用の加熱ローラと、この加熱ローラに圧接する加圧ローラとからなる定着ローラ対を備えている。さらに、この定着ローラ対の少なくとも一方の表面に先端縁が圧接される分離爪を備えた定着装置を実装した画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献5参照)。
この分離爪は、定着ローラ対に対してシートの搬送方向下流側に配置され、加熱ローラ又は加圧ローラの一方の表面に圧接することで、シートが定着ローラ対に付着したままとなってしまうことを防止するものである。
また、分離爪の固定は、分離爪の後端を薄肉ブラケット等に接着固定し、その薄肉ブラケットを装置本体やユニット状の定着装置にネジ固定する手法が取られている。
特開2005−099676号公報 特開平11−184300号公報 特開2002−082564号公報 特開平06−032516号公報 特開2002−287554号公報
ところが、上記の如く構成された定着装置にあっては、分離爪の後端を薄肉ブラケット等に接着固定していることから、分離爪の接着作業を薄肉ブラケットの取付作業とは別に必要とし、部品点数が増すうえに取付作業が煩雑となってしまい、汎用性に劣るという問題が生じていた。
また、分離爪を保持する薄肉ブラケットは、分離爪の長さ、幅、肉厚等に応じたものを用意する必要がある。このため、定着装置の機種毎等によって複数種類の分離爪や薄肉ブラケット等を対応付けして用意する必要があるため、成形金型を含めた在庫管理等が非常に面倒であるといった問題が生じていた。
さらに、分離爪を薄肉ブラケットに保持させた場合、分離爪を交換する際には薄肉ブラケットごと交換しなければならない。このため、メンテナンス作業中に分離爪の交換を余儀なくされた場合にあっても、その場で分離爪の交換をすることが困難で、部品調達等をしたうえで再度メンテナンス作業(交換作業)をしなければならないなど、メンテナンスの観点からも汎用性に劣るという問題も生じていた。
本発明の目的は、部品点数の削減並びに分離爪の汎用性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置並びにシート搬送装置を提供することにある。
本発明の一局面に係る定着装置は、シート表面に形成された画像をシートに定着させるためのニップ部を形成する回転体のペアと、先端側部分と後端側部分とを持ち、前記回転体のペアの少なくとも一方の回転体表面に前記先端側部分の先端縁が圧接される分離爪と、を含み、該分離爪は、前記先端側部分と後端側部分との間に一体形成された回動支点を備え、前記後端側部分は前記先端縁の圧接力を調整可能なバネ性を有することを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、後端側部分のバネ性によって、先端縁部の回転体表面への圧接力を調整することができる。また、分離爪を固定的に支持せず回動支点で支持させる構成であるので、部品点数を削減することができると共に、分離爪の取り付け作業を容易とすることができ、汎用性を向上させることができる。
上記構成において、前記先端側部分もバネ性を有するものとすれば(請求項2)、後端側部分のバネ力を良好に先端縁へ伝達できるようになる。
上記構成において、前記回動支点は、軸受状又は軸状に形成することができる(請求項3)。
上記構成において、前記分離爪が、平板状部材からなり、前記平板状部材は、前記先端側部分と後端側部分とが直線状に連なるように形成された本体部と、前記回動支点を形成するために前記本体部の両側部に配置された側板部とを備える構成とすることができる(請求項4)。この構成によれば、平板状部材を用いて簡単に分離爪を作成することができる。
この場合、前記側板部は、前記先端側部分と後端側部分との連なり方向に所定の長さを持つと共に、局所的な連結部で前記本体部と一体化されており、該側板部が筒状に加工されることで軸受状の回動支点が形成されるようにすることができる(請求項5)。
上記構成において、前記後端側部分は、前記先端側部分と異なる幅の部分を有するものとすることができる(請求項6)。この構成によれば、後端側部分のバネ力を、後端側部分の幅サイズによって調整することが可能となる。
この場合、前記先端側部分が、前記先端縁の部分を除いて全体的に第1の幅を持ち、前記後端側部分が、全体的に前記第1の幅よりも狭い、若しくは全体的に前記第1の幅よりも広い第2の幅を持つ構成とすることができる(請求項7)。
或いは、前記後端側部分が、幅方向に一部が切り欠かれた切り欠き部を有する構成としても良い(請求項8)。この構成によれば、後端側部分のバネ力を、後端側部分の切り欠き度合いによって調整することが可能となる。
上記構成において、前記側板部は、前記先端側部分と後端側部分との連なり方向に直交する方向に所定の突出長さを持つと共に、前記連なり方向において前記本体部と全体的に一体化されており、該側板部が軸状の回動支点を形成する構成としても良い(請求項9)。この構成によれば、特段側板部の加工を要すること無く回動支点を形成できる利点がある。
上記構成において、前記先端側部分は前記回転体の略全幅に跨る長さをもち、前記後端側部分は前記前記先端側部分に対して複数個所に一体に設けられている構成とすることができる(請求項10)。
また、本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写処理を行う画像形成部と、前記シートに熱を与えて前記トナー像の定着処理を施す定着部と、を含み、前記定着部が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置の構成を備えることを特徴とする(請求項11)。
本発明のさらに他の局面に係るシート搬送装置は、シートを密着状態で搬送することが可能な回転する搬送表面をもつ搬送体と、先端側部分と後端側部分とを持ち、前記搬送体の前記搬送表面に前記先端側部分の先端縁が圧接される分離爪と、を備え、前記分離爪は、前記先端側部分と後端側部分との間に一体形成された回動支点を備え、前記後端側部分は前記先端縁の圧接力を調整可能なバネ性を有することを特徴とする(請求項12)。
この場合、前記搬送体が、複数のローラ間に架け渡されて周回する搬送ベルトであること(請求項13)、或いは、前記搬送体が、軸心回りに回転する搬送ローラであること(請求項14)は、好ましい実施形態である。
本発明によれば、部品点数の削減並びに分離爪の汎用性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置並びにシート搬送装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(複合機の全体構成)
図1は本発明の一実施形態に係る定着装置を備えた複合機1(画像形成装置)の説明図である。図1において、複合機1は複写機・プリンタ・スキャナ・ファクシミリ等の各機能を具備し、定着装置が適用される画像形成装置である。
複合機1は、装置本体2の前面から引き出し可能な複数段のシートトレイユニット3,4,5と、装置本体2の側面に設けられた手差しトレイ6と、複写機・ファクシミリ・スキャナーの各機能として図示を略すスキャナー部で原稿を読み取る際の自動原稿送り装置(以下、「ADF」と称する。)7と、各種設定条件等が表示されると共にパネルスイッチ機能を具備した表示画面8と、表示画面8での操作以外の操作等を行うための操作部9とを備えている。表示画面8には、拡大・縮小率等の設定変更を行うことができるように、パネルスイッチ形式のものが採用されている。操作部9には、スタートスイッチ・モード選択スイッチ・クリアスイッチ・テンキースイッチ等が備えられている。
また、装置本体2は、その内部に、シートトレイユニット3,4,5に収納された転写シート(図示せず)を取り出して排紙トレイ10に向けて搬送する搬送経路11を含む。装置本体2は、この搬送経路11の手差しトレイ6よりもシート搬送方向下流側に向って順に、レジストセンサ12、レジストローラ対13、画像形成部14及び定着装置15が配置されている。定着装置15よりも下流側には、搬送経路11から分岐された分岐路16が備えられている。
さらに装置本体2には、スイッチバック経路17、反転経路18及び反転排出経路19が備えられている。スイッチバック経路17は、分岐路16内に搬送された転写シートの表裏(搬送時)を反転するために、転写シートの搬送方向前後を入れ替えるためのものである。反転経路18は、転写シートの両面に画像形成処理を行う場合に、スイッチバック経路17で搬送方向前後を入れ替えた後の転写シートをレジストセンサ12よりも上流側の搬送経路11へと戻す経路である。反転排出経路19は、画像形成後の転写シートの表裏を逆にする場合に、スイッチバック経路17で搬送方向前後を入れ替えた後の転写シートを排紙トレイ10から排出する経路である。
画像形成部14は、感光体ドラム20と、この感光体ドラム20の周囲に配置された帯電デバイス21、露光デバイス22、現像デバイス23、転写デバイス24、クリーニングデバイス25等を備えている。
(実施例1)
図2乃至図10は実施例1に係る定着装置15を示し、図2は定着装置を底面方向から見た斜視図、図3は定着装置15の側断面図、図4は分離爪28の斜視図、図5は軸30を貫通させた状態の分離爪28の斜視図、図6は分離爪28の展開斜視図、図7〜図9は実施例1における分離爪28の変形例の斜視図、図10は実施例1における分離爪28の他の変形例の展開斜視図である。
定着装置15は、図2及び図3に示すように、画像形成部14によって転写シートの表面に形成されたトナー像(後述する)を定着させるためのニップ部を形成する定着ローラ26、及びこの定着ローラ26に圧接され転写シートを定着ローラ26に押し付ける加圧ローラ27を含む。さらに定着装置15は、先端縁が定着ローラ26の表面に圧接する複数の分離爪28と、これらをユニット化した状態で保持するケース29とを備えている。
定着ローラ26は、内部にハロゲンヒータ50等の加熱部材が設けられており、これにより定着ローラ26の表面が加熱される。定着ローラ26の材質には、アルミや鉄等が用いられる。加圧ローラ27には、耐熱性を有するゴム等が用いられる。この定着ローラ26と加圧ローラ27とで、特許請求の範囲における「回転体のペア」が構成されており、本実施例ではこの回転体のペアのうちの定着ローラ26に分離爪28が圧接されている例を示している。
分離爪28は、本実施例ではバネ性を有する平板状部材の加工品で構成されている。この平板状部材としては、例えば厚さ0.03〜0.1mmのステンレスやりん青銅等の金属板を用いることができる。また、少なくとも定着ローラ26との接触面側に、フッ素樹脂の塗装又は貼り付けによるコーティング処理が施されていることが望ましい。
図4に示すように、分離爪28は、先端側部分28aと後端側部分28bとを持ち、先端側部分28aには定着ローラ26のローラ表面に圧接される先端縁部281が形成されている。そして、先端側部分28aと後端側部分28bとの間には、これらと一体形成された回動支点28cが備えられている。図5に示すように、回動支点28cは円筒型に成型され、軸受状に形成されている。かかる回動支点28cには、ケース29に保持された軸30が貫通されている。
図6は、図4及び図5に示した分離爪28の、回動支点28cが成型される前の平板状部材28´の形状を示している。この平板状部材28´は、短冊型の平面形状を有した本体部280と、この本体部280の両側部に配置された一対の側板部282とを備えている。
本体部280と側板部282とは、タイバー(tie bar)部283を除いて、スリット加工部284により分離されている。換言すると、側板部282はタイバー部283(局所的な連結部)により本体部280と一体的に連結されている。タイバー部283は、概ね本体部280の長手方向中央位置に設けられている。本体部280は、先端側部分28aと後端側部分28bとが直線状に連なる形態であるが、このタイバー部283が両者の境界部分となる。
先端縁部281は、先端側部分28aの端部を先細り加工することで形成されている。先端縁部281は定着ローラ26の表面に当接され、定着ローラ26に巻き付こうとする転写シートと接触して剥離する。この際、先細り加工が与えられていることで、定着ローラ26からの転写シートの剥離性を向上させることができる。なお、この先端縁部281の先細り加工、スリット加工部284の形成、並びに平板状部材28´の外形形状の形成は、例えば金属平板を打ち抜き刃と金型とを用いて打ち抜き加工する方法により実現することができる。
側板部282は、スリット加工部284の形成方向に沿ってロール状に巻かれることで中空円筒型に成形され、回動支点28cとされる。例えば、側板部282をロール状に巻回した後、その巻回端をスポット溶接することで円筒形状を固定することは、望ましい成形方法の一つである。
先端側部分28a及び後端側部分28bは、それぞれ一定の長さをもつ平板であることから、板バネとしてのバネ性を有している。すなわち、先端側部分28a及び後端側部分28bとも、本体部280の長手方向において湾曲して反り返り、直線形状に復元できるバネ性を持つ。
図2に示すように、分離爪28はケース29に組み付けられる際、ケース29に保持された軸30で支持される。この際、図3に示すように、後端側部分28bの後端縁部285が、ケース29に設けられている支持段部291に当接される。ここで、先端縁部281が定着ローラ26に当接される位置、軸30の位置及び支持段部291の支持位置の3点は、図3からも明らかな通り、側面視において直線状にはなっていない。すなわち、支持段部291の支持位置が、軸30の位置に対して比較的高い位置に設定されている。
このため、分離爪28を軸30で支持されるように組み付けると、後端側部分28bは撓み変形しバネ力を発生する。この後端側部分28bのバネ力は、回動支点28cを介して先端側部分28aを撓み変形させる力として作用する。そして、この撓み変形により先端側部分28aにバネ力が発生し、先端縁部281が定着ローラ26に押し付けられることとなる。このようなメカニズムを持つことから、後端側部分28bのバネ性によって、先端縁部281の定着ローラ26の表面への圧接力を調整することができる。
このことは、後端側部分28bの幅を調整することで、先端縁部281の圧接力を調整できることを意味する。すなわち、図6に例示したように、先端側部分28aと後端側部分28bとを同じ幅とする場合に比較して、後端側部分28bが先端側部分28aと異なる幅の部分を有するようにすることで、先端縁部281の圧接力を変化させることができる。なお、ここでの“幅”は、軸30が回動支点28cを貫通する方向の幅である。
図7は、先端縁部281を除く先端側部分28aの幅(第1の幅)に比べ、後端側部分28bの幅(第2の幅)が全体的に狭くされている例を示している。逆に、図8では、先端側部分28aの幅(第1の幅)に比べ、後端側部分28bの幅(第2の幅)が全体的に広くされている例を示している。
このように、後端側部分28bの幅を調整することで後端側部分28bのバネ強度を調整することができるため、メンテナンス時等の作業現場で後端側部分28bの幅を切断により調整して、先端縁部281の圧接力を現場設定することが可能である。このような調整を意図する場合は、バネ強度の調整レンジを広くするために、後端側部分28bの幅を可能な限り広幅に設定しておくことが望ましい。
図9は、後端側部分28bに幅方向の一部が切り欠かれた切り欠き部28dを設けた例を示している。ここでは、回動支点28cと後端側部分28bの端縁との略中間位置に、矩形状の切り欠き部28dが形成された例を示している。このような切り欠き部28dの形成によっても、図7及び図8に示した後端側部分28bの幅調整と同様に、後端側部分28bのバネ強度の調整を行うことができる。
この切り欠き部28dの切欠量を調整することで、後端側部分28bのバネ強度を調整することができる。先端縁部281の圧接力を現場設定することを意図する場合、図10に示すように、切り欠き部28dの切欠量を調整するための切欠ライン28eを複数印刷しておくことが望ましい。これにより、メンテナンス時等の作業現場でバネ強度の調整をより容易とすることができる。
(実施例2)
図11乃至図16は実施例2に係る定着装置15Aを示し、図11は定着装置15Aを底面方向から見た斜視図、図12は定着装置15Aの側断面図、図13は分離爪の斜視図、図14〜16は実施例2における分離爪の変形例の斜視図である。
定着装置15Aは、図11及び図12に示すように、画像形成部14によって転写シートの表面に形成されたトナー像を定着させる定着ローラ26と、この定着ローラ26に圧接して転写シートを定着ローラ26に押し付ける加圧ローラ27と、先端縁が定着ローラ26の表面に圧接する複数の分離爪38と、これらをユニット化した状態で保持するケース39とを備えている。
分離爪38は、本実施例ではバネ性を有する平板状部材の加工品で構成されている。この平板状部材としては、例えば厚さ0.03〜0.1mmのステンレスやりん青銅等の金属板を用いることができる。また、少なくとも定着ローラ26との接触面側に、フッ素樹脂の塗装又は貼り付けによるコーティング処理が施されていることが望ましい。
図13に示すように、分離爪38は、先端側部分38aと後端側部分38bとを持ち、先端側部分38aには定着ローラ26のローラ表面に圧接される先端縁部381が形成されている。そして、先端側部分38aと後端側部分38bとの間には、これらと一体形成された鍔状の軸38cが備えられている。この軸38cは、ケース39に形成された軸孔39aに係合される。
この分離爪38は、図6に示した実施例1のものと同様に、本体部は先端側部分38aと後端側部分38bとが同幅で直線状に連なっているが、この連なり方向に直交する方向に所定の突出長さを持つ側板部(軸38c)が、前記連なり方向において前記本体部と全体的に一体化されている点で実施例1のものとは相違する。この側板部は、特に加工が施されることなく、そのまま軸38cとして回動支点を構成する。
分離爪38のケース39への組み付け態様は、図3に示した態様と実質的に同じである。軸38cがケース39の軸孔39aに係合され、後端側部分38bの後端縁部385が、ケース39に設けられている支持段部391に当接される。ここで、図13に示すように、先端縁部381が定着ローラ26に当接される位置、軸孔39aの位置及び支持段部391の支持位置の3点は、側面視において直線状ではなく、支持段部391の支持位置が、軸孔39aの位置に対して比較的高い位置に設定されている。
このため、分離爪38を軸孔39aで支持されるように組み付けると、後端側部分38bは撓み変形しバネ力を発生する。この後端側部分38bのバネ力は、軸38cを介して先端側部分38aを撓み変形させる力として作用する。そして、この撓み変形により先端側部分38aにバネ力が発生し、先端縁部381が定着ローラ26に押し付けられることとなる。このようなメカニズムを持つことから、後端側部分38bのバネ性によって、先端縁部381の定着ローラ26の表面への圧接力を調整することができる。
実施例1と同様に、後端側部分38bの幅を調整することで、先端縁部381の圧接力を調整することができる。図14は、先端縁部381を除く先端側部分38aの幅に比べ、後端側部分38bの幅が全体的に狭くされている例を示している。逆に、図15では、先端側部分38aの幅に比べ、後端側部分38bの幅が全体的に広くされている例を示している。
図15に示した分離爪38のように、後端側部分38bの幅を先端側部分38aよりも幅広としたものにつき、そのサイズの具体的な一例を示す。例えば、先端縁部381の先細り部分である最小幅は1.5mm、先端側部分38aの幅は3.0mm、後端側部分38bの幅は5.0mm、先端縁部381の最先端から軸38cの中心までの長さは20.0mm、後端側部分38bの最後端から軸38cの中心までの長さは15.0mmである。
図16は、実施例2の他の変形例に係る分離爪48を示す斜視図である。この分離爪48は、先端側部分48aの先端縁部481が定着ローラ26の略全幅に跨る長さをもち、後端側部分48bが先端側部分48aに対して複数個所に一体に設けられている。先端側部分48aと後端側部分48bとの間の側方には、一体に形成された軸48cが設けられている。
(画像形成処理)
図1を参照して、転写シートは、シートトレイユニット3,4,5又は手差しトレイ6から送り出され、搬送経路11に沿ってレジストローラ対13まで搬送され、そのシート先端がレジストローラ対13のニップ部に突き当てられる。
この際、転写シートは、レジストローラ対13が回動し始めるまでの時間、シート搬送ローラによって送られているため、搬送経路11中でバックリングされ(転写シート先端側が部分的に湾曲変形させられ)、このバックリングにより斜め送りが矯正される。その後、感光体ドラム20の表面に形成された画像と転写シート先端が合うタイミングで、レジストローラ対13の回転が開始され、転写シートが、感光体ドラム20と転写デバイス24との間の転写位置に、レジストローラ対13によって送り込まれる。
画像形成部14は、感光体ドラム20が図示しない駆動機構によって所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動され、その表面が帯電デバイス21によって所定の極性・電位に均一に帯電される。
帯電後の感光体ドラム20は、その表面に露光デバイス22によって静電潜像が形成される。ここで、露光デバイス22は、例えば、複写機機能によりADF7を利用してスキャナー部で読み取った画像データ、ファクシミリ機能により電話回線を通じて受信した画像データ、プリンタ機能によりネットワーク等の通信回線によって接続されたパーソナルコンピュータ等から出力された画像データ、に基づいてラスタライズする。
さらに、露光デバイス22は、そのラスタライズ情報に基づいて感光体ドラム20の表面にレーザー光を照射し、感光体ドラム20の表面のレーザー光照射部分の電荷を除去して画像情報に応じた静電潜像を形成する。感光体ドラム20の表面に形成された静電潜像は、現像デバイス23によって電荷を有するトナーが静電的に付着されてトナー像として現像される。この感光体ドラム20の表面に付着されたトナー像は、転写デバイス24によって転写シートに転写像として転写される。転写シートにトナー像を転写した感光体ドラム20は、クリーニングデバイス25によって残留トナー等が除去されると共に次の画像形成時の帯電のために除電される。
ここで、転写シートに対する片面印刷の場合、転写シートは、定着装置15(15A)に送られてトナー像が定着させられる。定着装置15(15A)から送り出された転写シートは、分離爪28(38,48)によって引き剥がされつつシート排出路に沿って搬送され、シート排出ローラによって排紙トレイ10上に排出される。
転写シートに対する両面印刷の場合には、定着装置15から送り出された転写シートが分岐路16に案内される。分岐路16に案内された転写シートは、スイッチバック経路17に転写シートの先端側から送り込まれた後、転写シートの後端を先端側にしてスイッチバック経路17から反転経路18に送り出される。これにより、転写シートの表裏が反転される。
表裏が反転された転写シートは、反転経路18から搬送経路11に戻される。その後、上述の片面印刷の場合と同様に、シート搬送ローラ及びレジストローラ対13により搬送され、画像形成部14及び定着装置15を経て、未印刷面であった他の片面に画像が形成され、両面印刷が終了する。しかる後、両面印刷された転写シートは、搬送経路11をそのまま搬送されて排紙トレイ10上に排出される。
なお、上述の片面にのみ印刷された転写シートを、表裏を反転した状態で排紙トレイ10上に排出する場合には、定着装置15から排出された転写シートは、分岐路16を介して反転経路18に導かれる。そして、転写シートは、先端側からスイッチバック経路17に送り込まれた後、該転写シートの後端側を先端側にして、反転排出経路19を経由して排紙トレイ10上に排出される。
排紙トレイ10に画像形成済みの転写シートが排出され、次の画像形成処理が無い場合には、レジストセンサ12による転写シートの後端検出から所定時間経過後に各駆動系の駆動等が停止される。
以上説明した通り、本実施例に係る定着装置15(15A)にあっては、分離爪28(38,48)の後端側部分を薄肉ブラケット等に接着固定することなく、直接ケース29(39)に回動可能に支持されている。このため、部品点数を削減することができるうえに、複合機1の組み立て時等における分離爪28(38,48)の取り付け作業を容易とすることができ、汎用性を向上させることができる。
また、分離爪28(38,48)の共通化を実現することができ、作業現場での対応を可能とすることにより、在庫管理等の簡素化をも実現することができる。
さらに、分離爪28(38,48)を直接ケース29(39)で回動可能に支持させることから、メンテナンス作業中に分離爪28(38,48)の交換を余儀なくされた場合であっても、その場で分離爪28(38,48)の交換を容易に行うことができる。従って、メンテナンス等の観点からも汎用性を向上させることができる。
(変形実施例)
本発明は、次に示す変形実施例の態様も包含する。
[1]上記実施の形態では、本発明の定着装置15が適用される画像形成装置として複合機1を例示して説明した。これに代えて、本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の各種専用機にも勿論適用することができる。
[2]上記実施形態の定着装置15(15A)では、定着ローラ26と加圧ローラ27とを用いたもので説明した。この他、例えば図.17に示すように、内部にハロゲンヒータ50等の加熱部材を設けた加熱ローラ32を、定着ローラ26の表面に接触させることで定着ローラ26の表面を伝導加熱するタイプの定着装置にも適用できる。勿論、誘導加熱方式を採用した定着装置にも適用できる。
[3]また、図18に示すように、内部にハロゲンヒータ50等の加熱部材を設けた加熱ローラ32を定着ローラ26から離間して配置すると共に、伝導ベルト33を定着ローラ26と加熱ローラ32との間に回動移動可能に設けて定着ローラ26の表面を伝導加熱する定着装置、或いは図19に示すように、定着ローラ26に変えて定着ベルト34とすると共に、この定着ベルト34の内壁面に接触する加熱体35を設けて定着ベルト34を直接加熱する定着装置にも適用することができる。
[4]さらに、図20に示すように、上述の加圧ローラ27に代えて、一対のローラ271、272と、これに架け渡された押圧無端ベルト273とで構成される押圧ユニット27Aを用いた定着装置に適用しても良い。或いは、図21に示すように、加圧ローラ27に代えて、押圧無端ベルト274と押圧パッド275とで構成される押圧ユニット27Bを用いた定着装置に適用することもできる。
[5]上記実施形態では、本発明を定着装置に適用した例を示した。これ以外に、本発明は各種のシート搬送装置に適用可能である。例えば図22では、タンデム式のカラープリンタの画像形成部におけるシート搬送装置を示している。この画像形成部は、タンデム配設されたイエロー用ユニット14Y、マゼンタ用ユニット14M、シアン用ユニット14C及びブラック用ユニット14Kからなる各色の画像形成ユニットと、各ユニットの感光体ドラム(20K)と転写ローラ(24K)との間を経由して周回する搬送ベルト141とを含む。
搬送ベルト141は、複数のローラ142、143、144間に架け渡され、シートPをその外周表面に静電吸着させて搬送する。シートPには、各色の画像形成ユニットにより各々形成される各色のトナー像が順次重ね塗りされる。その後、カラートナー像が形成されたシートPは、定着ローラ26と加圧ローラ27とのニップ部へ導かれ、定着処理が施される。
分離爪28は、定着ローラ対の入口側の位置で、搬送ベルト141の外周表面に対して圧接されている。ここでの分離爪28は、搬送ベルト141の外周表面に静電吸着されたシートPを分離し、定着ローラ対へ確実にシートPを導く機能を果たすものである。
[6]図23は、他のシート搬送装置の例示であって、軸心146回りに回転する大口径の搬送ローラ145が用いられたシート搬送装置を示している。ここではシートPは、搬送ローラ145の外周面に沿って密着状態で、180度方向転換されるように搬送される。分離爪28は、このような搬送ローラ145のシート出口側において、その外周面に圧接されている。
かかるシート搬送装置では、薄手のシート等、腰の弱いシートPが搬送される場合、該シートPが搬送ローラ145に巻き付くことが起こり易い。分離爪28は、このような巻き付きを未然に防止し、円滑なシートPの搬送を実現するために寄与する。
本発明に係る画像形成装置の概略断面図である。 本発明の実施例1に係る定着装置を底面方向から見た斜視図である。 実施例1の定着装置の側断面図である。 実施例1の分離爪の斜視図である。 実施例1の分離爪に軸を貫通させた状態の斜視図である。 実施例1の分離爪の展開斜視図である。 実施例1における分離爪の変形例の斜視図である。 実施例1における分離爪の変形例の斜視図である。 実施例1における分離爪の変形例の斜視図である。 実施例1における分離爪の他の変形例の展開斜視図である。 本発明の実施例2に係る定着装置を底面方向から見た斜視図である。 実施例2の定着装置の側断面図である。 実施例2の分離爪の斜視図である。 実施例2における分離爪の変形例の斜視図である。 実施例2における分離爪の変形例の斜視図である。 実施例2における分離爪の変形例の斜視図である。 本発明に係る他の定着装置の説明図である。 本発明に係る他の定着装置の説明図である。 本発明に係る他の定着装置の説明図である。 本発明に係る他の定着装置の説明図である。 本発明に係る他の定着装置の説明図である。 本発明に係るシート搬送装置の実施形態を簡略的に示す説明図である。 本発明に係るシート搬送装置の実施形態を簡略的に示す説明図である。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
15 定着装置
26 加熱ローラ(回転体のペアの一つ)
27 加圧ローラ(回転体のペアの一つ)
28 分離爪
28a 先端側部分
28b 後端側部分
28c 回動支点

Claims (14)

  1. シート表面に形成された画像をシートに定着させるためのニップ部を形成する回転体のペアと、
    先端側部分と後端側部分とを持ち、前記回転体のペアの少なくとも一方の回転体表面に前記先端側部分の先端縁が圧接される分離爪と、を含み、
    該分離爪は、前記先端側部分と後端側部分との間に一体形成された回動支点を備え、前記後端側部分は前記先端縁の圧接力を調整可能なバネ性を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記先端側部分もバネ性を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記回動支点が軸受状又は軸状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記分離爪が、平板状部材からなり、
    前記平板状部材は、前記先端側部分と後端側部分とが直線状に連なるように形成された本体部と、前記回動支点を形成するために前記本体部の両側部に配置された側板部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記側板部は、前記先端側部分と後端側部分との連なり方向に所定の長さを持つと共に、局所的な連結部で前記本体部と一体化されており、該側板部が筒状に加工されることで軸受状の回動支点が形成されることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記後端側部分は、前記先端側部分と異なる幅の部分を有することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  7. 前記先端側部分が、前記先端縁の部分を除いて全体的に第1の幅を持ち、
    前記後端側部分が、全体的に前記第1の幅よりも狭い、若しくは全体的に前記第1の幅よりも広い第2の幅を持つことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記後端側部分は、幅方向に一部が切り欠かれた切り欠き部を有することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  9. 前記側板部は、前記先端側部分と後端側部分との連なり方向に直交する方向に所定の突出長さを持つと共に、前記連なり方向において前記本体部と全体的に一体化されており、該側板部が軸状の回動支点を形成することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  10. 前記先端側部分は前記回転体の略全幅に跨る長さをもち、前記後端側部分は前記前記先端側部分に対して複数個所に一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  11. シートにトナー像を転写する転写処理を行う画像形成部と、
    前記シートに熱を与えて前記トナー像の定着処理を施す定着部と、を含み、
    前記定着部が、請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置の構成を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. シートを密着状態で搬送することが可能な回転する搬送表面をもつ搬送体と、
    先端側部分と後端側部分とを持ち、前記搬送体の前記搬送表面に前記先端側部分の先端縁が圧接される分離爪と、を備え、
    前記分離爪は、前記先端側部分と後端側部分との間に一体形成された回動支点を備え、前記後端側部分は前記先端縁の圧接力を調整可能なバネ性を有することを特徴とするシート搬送装置。
  13. 前記搬送体が、複数のローラ間に架け渡されて周回する搬送ベルトであることを特徴とする請求項12に記載のシート搬送装置。
  14. 前記搬送体が、軸心回りに回転する搬送ローラであることを特徴とする請求項12に記載のシート搬送装置。
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