JP2008058854A - 余長収納構造 - Google Patents

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JP2008058854A JP2006238562A JP2006238562A JP2008058854A JP 2008058854 A JP2008058854 A JP 2008058854A JP 2006238562 A JP2006238562 A JP 2006238562A JP 2006238562 A JP2006238562 A JP 2006238562A JP 2008058854 A JP2008058854 A JP 2008058854A
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optical
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optical cable
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JP2006238562A
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Kouji Yasuda
拡二 安田
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】本発明は、光ケーブルの余長の量に柔軟に対応できるトレイの余長収納構造を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明に係るトレイの余長収納構造は、光ケーブルを接続する融着部4を配置した第一のトレイ1と、余長を収納する余長収納部を配置した第二のトレイ2と、光アダプタ6を配置する第三のトレイ3とから構成され、第一のトレイ1の内側側面には複数の凸片7を設け、第二のトレイ2と第三のトレイ3の側面8から底面9にかけて、第一のトレイ1の凸片7に嵌合可能である凹部12を有する嵌合部11を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャビネットに収納され、光通信機器を配置し、光通信機器を配線する光ケーブルの余長を収納する機能を持つトレイの余長収納構造に関するものである。
従来、光通信機器のトレイへの配置は、キャビネットのパネル31に融着トレイ32を取り付け、融着トレイ32の上面または、パネル31の融着トレイ32近傍にガイド33を設け、ガイド33に光ケーブルの余長を巻いて収納していた。光アダプタ34は取り付け板35に載置し、取り付け板35をパネル31に固定していた。
カワムララックカタログNo.10 2006年6月1日発行
光ケーブルはその特性上、折り曲げて収納することができないので、余長を収納するのにスペースが必要である。しかしながら、融着トレイ32や、光アダプタ34はそれぞれパネル31に固定され、光ケーブルの余長を収納するスペースは限定されるため、余長を調節しながらの収納が困難であった。また、設置後に余長や光アダプタ34をキャビネットから容易に取り外すことができなかった。他にも、余長を巻く作業中に、融着トレイ32に収納された芯線が引っ張られて融着トレイ32から飛び出し、外部に芯線が露出してしまう虞があった。
そこで本発明は、光ケーブルの余長の量に柔軟に対応できるトレイの余長収納構造を提供することを目的とし、その構造は、光ケーブルを接続する融着部を配置した第一のトレイと、余長を収納する余長収納部を配置した第二のトレイと、光アダプタを配置する第三のトレイとから構成され、第一のトレイの内側側面には複数の凸片を設け、第二のトレイと第三のトレイの側面から底面にかけて、第一のトレイの凸片に嵌合可能である凹部を有する嵌合部を形成したことを特徴とする。
本発明に係る余長収納構造は、光ケーブルを接続する融着部を配置した第一のトレイと、余長を収納する余長収納部を配置した第二のトレイと、光アダプタを配置する第三のトレイとから構成され、第一のトレイの内側側面には複数の凸片を設け、第二のトレイと第三のトレイの側面から底面にかけて、第一のトレイの凸片に嵌合可能である凹部を有する嵌合部を形成したため、トレイ全体の容量を調節でき、余長の量に柔軟に対応できるようになる。余長収納部分と光アダプタとが容易に取り外すことができるようになり、作業がしやすくなる。また、光ケーブルの芯線がトレイ外部に露出しないので、芯線とケーブルとの境目を気にすることなく、作業が容易に行える。光アダプタは容易に位置を変更できるため、光ケーブルの抜き差しのしやすいところに移動できる。
光ケーブルの余長の量に柔軟に対応するという目的を、トレイの容量を変更できるようにすることで実現した。
本発明に係る余長収納構造の実施例を図1〜図4の添付図面に基いて説明する。
本発明に係るキャビネットに収納される、機器を載置したトレイ部分は、第一のトレイ1、第二のトレイ2、第三のトレイ3で構成する。第一のトレイ1には光ケーブルを接続する融着部4を配置し、第二のトレイ2にはガイド5を配置し光ケーブルの余長収納スペースとし、第三のトレイ3には光アダプタ6を配置している。
第一のトレイ1の側面内側には複数の凸片7を形成する。第二と第三のトレイ2、3には、側面8から底面9にかけてスリット10を入れトレイ2、3の弾性により可動に嵌合部11を設ける。嵌合部11の底面9側には第一のトレイ1に設けられた凸片7に対向する凹部12を形成し、凸片7の範囲内の任意の位置で第一のトレイ1に、第二のトレイ2と第三のトレイ3とをそれぞれ取り付けることができる。
光ケーブルの余長がそれほど多くなく、第二のトレイ2上に収納できる場合には、図3に示すように、第二のトレイ2と第三のトレイ3を接合した状態で第一のトレイ1に重ねる。第一のトレイ1は、第二のトレイ2と第三のトレイ3とを接合した大きさと同じであるため、重ねたとき、第一のトレイ1からの配線ができるように、第一のトレイ1の側面には開口13が設けられている。
また、余長の量が多く、第一のトレイ1と、第二のトレイ2と第三のトレイ3とを重ねて設置したときのスペースに収まらない場合には、図4に示すように、第二のトレイ2と第三のトレイ3とを離してそれぞれ第一のトレイ1に取り付ける。第二のトレイ2と第三のトレイ3とを離して設置することで、トレイ全体の容量が大きくなり、第二のトレイ2と第三のトレイ3との間の空間を余長スペースとして使うことができる。
光アダプタ6は、第三のトレイ3に単独で配置され、第三のトレイ3を移動させることで、光アダプタ6の位置も変更することができる。トレイの設置スペースが限定されているような場合には、第三のトレイ3を、第一のトレイ1の内側の方へ取り付ける。光アダプタ6への配線作業が頻繁にあるような場合には、第三のトレイ3を、第一のトレイ1の外側へ取り付け、光アダプタ6を露出させ、作業しやすい位置にする。
第一のトレイへの、第二のトレイと第三のトレイの取り付け、取り外し動作について説明する。トレイは弾性のある材質で構成されているため、トレイの側面にあるスリットで囲まれた部分を指で押すことで底面の嵌合部までたわむ。このたわみを利用して第一のトレイに、第二と第三のトレイをそれぞれ取り付けたり、取り外したりする。
また第一のトレイには第二と第三のトレイが重ねられ、第二のトレイで光ファイバの余長収納作業中に光ファイバを誤って引っ張ってしまっても、第一のトレイの融着部から芯線がトレイの外部へでることがなく、作業がしやすくなる。
機器を収納するためのトレイを分割し、それぞれのトレイの取り付け位置を変更可能とすることによって、余長の量に合わせてトレイ全体の容量を変えることができ、設置後の作業の時に、余長部分や光アダプタを容易に取り外せ、いろいろな状況に幅広く対応できる。
本発明に係る余長収納構造を示した説明図である。 図1におけるトレイを背面側からみた説明図である。 本発明に係るトレイの容量を最小にした状態を示す説明図である。 本発明に係るトレイの容量を大きくした状態を示す説明図である。 従来の余長収納構造を示す説明図である。
符号の説明
1 第一のトレイ
2 第二のトレイ
3 第三のトレイ
4 融着部
5 ガイド
6 光アダプタ
7 凸片
8 側面
9 底面
10 スリット
11 嵌合部
12 凹部
13 開口

Claims (1)

  1. キャビネットに収納され、光通信機器を配置し、該光通信機器を配線する光ケーブルの余長を収納する機能を持つトレイの余長収納構造であって、前記光ケーブルを接続する融着部を配置した第一のトレイと、前記余長を収納する余長収納部を配置した第二のトレイと、光アダプタを配置する第三のトレイとから構成され、前記第一のトレイの内側側面には複数の凸片を設け、第二のトレイと第三のトレイの側面から底面にかけて、前記第一のトレイの凸片に嵌合可能である凹部を有する嵌合部を形成したことを特徴とする余長収納構造。
JP2006238562A 2006-09-04 2006-09-04 余長収納構造 Pending JP2008058854A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230277A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Nitto Kogyo Co Ltd スプライスユニット

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