JP2008058115A - コントロールバルブの試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コントロールバルブを保持する搬送パレットと、前記コントロールバルブの洗浄を行う第1ステーションと、洗浄を行った前記コントロールバルブの特性を試験する第2ステーションと、前記搬送パレットを前記第1ステーションおよび前記第2ステーションに搬送するコンベアと、を有するコントロールバルブの試験装置において、前記搬送パレットに、前記コントロールバルブの取付面が鉛直方向に対して平行となるように前記コントロールバルブを保持する保持部を設けた。
【選択図】 図4
Description
以下、説明のため、各図においてxyz直交座標系を設け、クランプユニット24に対してマニホールドユニット23の方向をx軸正方向、鉛直上方をy軸正方向、コンベアの搬出方向に対して搬入方向をz軸正方向と定義する。図1、図2は、本実施例1のコントロールバルブの自動試験装置1の全体図である。図1は平面図であり、図2は、図1のz軸正方向側から見た正面図である。以下、コントロールバルブの被試験用バルブボデーをワークVBという。
図1に示すように、ワークベース5は、コンベア4の上に設置されるベース板50と、ワークVBの位置決めおよび支持を行う保持部51とを有している。ベース板50の四囲には、ワークベース5をコンベア4に設置するための搬送用ストッパ50aが設けられている。また、ベース板50には、ワークベース5の両ステーション2,3への位置決め用のロケート穴50bが設けられている。
以下、両ステーション2,3の構成は同様であるため暖気ステーション2について説明する。テストステーション3については、暖気ステーション2と異なる部分についてのみ説明する。
装置1は、コントロールバルブが自動変速機ATに組み込まれる前の工程において、コントロールバルブ(ワークVB)を暖気および洗浄した後、コントロールバルブ(ワークVB)の各ポートに試験用油を供給し、各ポートにおいて定められた所定油圧を発生するか否か等の機能性試験を行う。以下、単にワークベース5というときは、ワークVBを保持した状態のワークベース5を指すものとする。
暖気ステーション2において、第1に、ワークベース5は、位置決めユニット21により暖気ステーション2内に位置決めされる。具体的には、位置決めユニット21のロケートピン21aとワークベース5のロケート穴50bとが嵌合する。その後、ワークベース5がリフタ22により上昇する。第2に、ワークベース5は、マニホールドユニット23に向かって横行する。第3に、ワークベース5は、クランプユニット24によりクランプされ、マニホールドユニット23に向かって押圧される。詳述すると、クランプユニット24のクランプピン24aがクランプピン通過穴52aを貫通し、ワークVBを直接クランプする。これにより、ワークVBのマニホールド取付面αがマニホールドユニット23のワークVB取付面23aに押し付けられ、両面が密着接合する(図2参照)。第4に、暖気およびフラッシング(洗浄)を開始する。マニホールドユニット23からワークVBの油圧回路内へ暖かい油を流し込むことにより、ワークVBを温め、走行時と同様の温度条件にするとともに、油圧回路内の夾雑物を油で流し落とす。第5に、暖気およびフラッシング終了後、上記第1〜第3の工程(上昇、横行、クランプ)と逆の工程が行われ、その後、ワークベース5がテストステーション3に移動する。
テストステーション3で上記第1〜第5の工程と同様の工程を繰り返す。暖気ステーション2との相違点としては、マニホールドユニット33との間で油の受け渡しを行い、コントロールバルブの油圧特性等を試験する。試験結果により、OK、NGが自動的に判定される。試験終了後、ワークベース5がテストステーション3および装置1より搬出される。
ワークベース(搬送パレット)5がコンベア4の上を流れる間だけでなく、暖気、洗浄、および試験の間、ワークVBは継続的にワークベース5に対して縦置き状態に位置決めされ、その姿勢を保持されている。
実施例1のコントロールバルブの試験装置1は、以下に列挙する効果を有する。
よって、縦置きタイプのコントロールバルブを車載状態と同じ縦置き状態(コントロールバルブの自動変速機本体への取付面であるマニホールド取付面が鉛直方向に対して平行な状態)にて試験することができ、適正な試験結果を得ることができる。また、各工程の間、ワークVBのマニホールド取付面αは鉛直方向(y軸と平行)に保持されているため、バルブボデーの加工時に発生するバリや切粉がマニホールド取付面α上に滞留することがない。よって、油圧回路内の夾雑物を十分に取り除くことができ、試験結果がこれらの夾雑物の影響を受けることを防止できる。したがって、正確な試験結果を得ることができる。
すなわち、ワークVBには、突設ピン53a,53bと対応する位置に係合穴が設けられており、垂直板52から突出する突設ピン53a,53bが係合穴に嵌合することにより、ワークVBがワークベース5に保持されている。よって、突設ピン53a,53bが、ワークVBの垂直方向荷重を受けるとともに、ワークVBの位置決めを行うことができる。
よって、突設ピンが1個の場合のようにワークVBがyz平面内で回転移動することがなくなるため、確実にワークVBの位置決めができる。また、2個の突設ピンをベース板50に対して垂直方向に離間して設けたことにより、ワークVBが垂直板52に対して傾く(ガタが発生する)ことを防止できる。したがって、確実にワークVBを保持できる。
よって、ワークVBが突設ピン53a,53bとの係合から外れる方向(x軸正方向)へ移動することを規制することにより、ワークVBが保持部52から落下することを防止し、確実に保持部52(突設ピン53a,53b)にワークVBを保持させておくことができる。
すなわち、爪部543がワークVBと係合している状態ではコイルバネ542は圧縮状態であるため、コイルバネ542の付勢力が、レバー540の回転を介して、爪部543の係合溝544をワークVBの突設部βに対して押し付ける。よって、ワークVBと爪部543との係合が維持され、確実に保持部51(突設ピン53a,53b)にワークVBを保持させておくことができる。
よって、ワークVBをワークベース5に設置する際には、爪部543に設けられているテーパ部545にワークVB側の突設部βが摺接することによりレバー540が回転し、滑らかにワークVBと爪部543との係合を完了できる。このようにテーパ部545の作用によりレバー540が揺動することで、コイルバネ542の付勢力に反して容易にワークVBをワークベース5に取付可能である。
よって、ワークVBをワークベース5から取り外す際には、レバー540のx軸負方向側の他端に設けられている解除部547を鉛直上方(y軸正方向)に移動させることによりレバー540を回転させ、ワークVBとストッパ機構54(爪部543)との係合を解除することができる。このように解除部547の作用によりレバー540が揺動することで、コイルバネ542の付勢力に反して容易にワークVBをワークベース5から取り外し可能である。
すなわち、レバー540の解除部547は球形状であるため、解除機構6の凹部6aに入り込みやすい。また、解除機構6の移動に伴い解除部547が凹部6aの表面に摺接することで、レバー540の回転、すなわちワークVBと爪部543との係合の解除が滑らかに行われる。よって、ワークベース5からワークVBを自動的に取り外すことが容易である。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例1に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
また、実施例1では、レバー540を付勢する弾性体としてコイルバネ542を用いたが、他の種類の弾性体を用いることとしてもよい。
2 暖気・フラッシングステーション
3 テストステーション
4 コンベア
5 ワークベース(搬送パレット)
6 解除機構
21、31 位置決めユニット
22、32 リフタ
23、33 マニホールドユニット
24、34 クランプユニット
50 ベース板
51 保持部
52 垂直板
53a、53b 突設ピン
54 ストッパ機構
540 レバー
542 コイルバネ
543 爪部
544 係合溝
545 テーパ部
547 解除部
VB ワーク(被試験用コントロールバルブ)
α マニホールド取付面
β 突設部
Claims (8)
- コントロールバルブを保持する搬送パレットと、
前記コントロールバルブの洗浄を行う第1ステーションと、
洗浄を行った前記コントロールバルブの特性を試験する第2ステーションと、
前記搬送パレットを前記第1ステーションおよび前記第2ステーションに搬送するコンベアと、
を有するコントロールバルブの試験装置において、
前記搬送パレットに、前記コントロールバルブの取付面が鉛直方向に対して平行となるように前記コントロールバルブを保持する保持部を設けたこと
を特徴とするコントロールバルブの試験装置。 - 請求項1に記載のコントロールバルブの試験装置において、
前記搬送パレットは、前記コンベアに設置されるベース板を有し、
前記保持部は、前記ベース板に対して垂直方向に立設された垂直板と、前記垂直板に対して垂直方向に突設された突設ピンと、を有すること
を特徴とするコントロールバルブの試験装置。 - 請求項2に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記突設ピンを前記ベース板に対して垂直方向に離間して少なくとも2個設けたことを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
- 請求項2または3に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記保持部は、前記垂直板から離間する方向への前記コントロールバルブの移動を規制するストッパ機構を有することを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
- 請求項4に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記ストッパ機構は、一端に前記コントロールバルブと係合する爪部を有し、かつ前記垂直板に回転可能に取り付けられたレバーと、前記コントロールバルブと前記爪部との係合を維持する回転方向に前記レバーを付勢する弾性体と、を有することを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
- 請求項5に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記爪部にテーパ部を設けたことを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
- 請求項5または6に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記レバーの他端に解除部を設けたことを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
- 請求項7に記載のコントロールバルブの試験装置において、前記解除部は球形状であり、前記解除部を収容し、かつ鉛直方向に移動可能な解除機構を設けたことを特徴とするコントロールバルブの試験装置。
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