JP2008057647A - 防火用孔閉塞体 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性の向上を図りながら、充填品質が均一で防火品質の向上を図った防火孔用閉塞体を提供する点にある。
【解決手段】 防火区画体Bに形成された貫通孔B1の内周面B1aと、これに挿通される長尺体Cの外面との間の隙間Sに充填される防火用孔閉塞体であって、耐火材を主体とする耐火ブロック1を袋体2に袋詰してなる袋入耐火ブロックA1に、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シート3を可燃性の袋体4に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シートA2が、袋入耐火ブロックA1の両端面A1aが露出する状態で巻装されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、防火区画体に形成された貫通孔の内周面と、これに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填される防火用孔閉塞体に関する。
一般に、建屋内に空調用配管や電線ケーブル等の長尺体の配管においては、壁や床に形成された貫通孔を通して配管がなされ、そのため、貫通孔に対しては、火災等の観点から閉塞して隣接する部屋同士を防火区画する必要がある。
従来においては、防火区画をなす壁や床等の形成された貫通孔と、これに挿通される配管等の長尺体の外面との間の隙間に多数の防火用孔閉塞体を充填して、貫通孔を閉塞することが行われている。
具体的な一例として、耐火材であるセラミックファイバーで製作された直方体の耐火ブロック体の一側面に軟質熱膨張性耐火材シートを積層し、この積層体を合成布又はフイルムの可燃性の袋体で包装した同一厚さの防火用孔閉塞体の多数を、貫通孔とこれに挿通される配管等の長尺体の外面との間の環状の隙間に、長尺体の回りを包囲するように並設した重なり状態に充填することが行われ、万が一の火災に遭遇した場合、軟質熱膨張性耐火シートが膨張して長尺体の焼失部分を包み込んで延焼を遅延化するものが存在している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−247735号公報(第3-4頁、図1、図2)
このような防火用孔閉塞体においては、耐火ブロックと軟質熱膨張性シートとが積層された積層体が袋体で包装されているので、耐火ブロックと軟質熱膨張性シートとの片寄りが発生することなく、製造が容易でコストを安くできるものであるけれども、耐火ブロックと軟質熱膨張性シートとの積層状態が袋体で隠されて見えない状態にあるので、貫通孔を閉塞した充填状態では、貫通孔の内周面側に軟質熱膨張性耐火材シートが向いた状態に充填されるものや、長尺体側に軟質熱膨張性耐火材シートが向いた状態に充填されるものが存在する無作為の充填状態を形成することになる。
そして、万が一の火災に遭遇した場合、貫通孔の内周面側に軟質熱膨張性耐火材シートが向いた状態に充填されたのもでは、貫通孔の内周面側に軟質熱膨張性耐火材シートが
主に熱膨張し、長尺体側に軟質熱膨張性耐火材シートが向いた状態に充填されたものでは、長尺体側に軟質熱膨張性耐火材シートが主に熱膨張することになる。
そのため、充填状態が無作為であるので、個々の製品で品質がよくても多数の充填状態で、万が一の火災に遭遇した場合、防火品質にバラツキを生じる問題がある。
また、防火用孔閉塞体の軟質熱膨張性耐火シートが積層されていない側面同士が突き合わされる並列状態では、軟質熱膨張性耐火シートの熱膨張を受けない部分となるので、火災時においても突き合わせ間から火災煙が侵入する問題がある。
また、耐火ブロックの両面に軟質熱膨張性耐火シートが積層された積層体を袋体で包装した防火用孔閉塞体においても同様の問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施工性の向上を図りながら、充填品質が均一で防火品質の向上を図った防火孔用閉塞体を提供する点にある。
本発明の第1番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、防火区画体に形成された貫通孔の内周面と、これに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填される構成において、
耐火材を主体とする耐火ブロックを袋体に袋詰してなる袋入耐火ブロックに、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シートを可燃性の袋体に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シートが、袋入耐火ブロックの両端面が露出する状態で巻装されている点にある。
上記特徴構成によれば、耐火ブロックと熱膨張性耐火シートを各別に袋体で包装されていることよって、耐火ブロック又は熱膨張性耐火シートの細かな破片が漏れ出にくいことに加えて、万が一の火災に遭遇した際には焼失して熱膨張性耐火シートの熱膨張を邪魔することがない機能を備えながら、袋入耐火ブロックに袋入熱膨張性耐火シートを巻装したことによって、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとの境界を目印として利用し、この目印側を貫通孔の開口に対応するように、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間の環状の隙間に、長尺体の回りを包囲するように並設した重なり状態に多数の防火用孔閉塞体を充填することによって、袋入熱膨張性耐火シートが貫通孔の内周面と、貫通孔に挿通されている長尺体の外面に対応する状態にすることができるとともに、並列状態に充填された防火用孔閉塞体の側面同士の突き合わせ部分においても、袋入熱膨張性耐火シートが対応する状態にすることができる。
その結果、万が一の火災に遭遇した場合、貫通孔とこれに挿通された長尺体との間の環状の隙間を埋め尽くした多数の防火用孔閉塞体の袋入熱膨張性耐火シートの袋体が焼失しながら熱膨張性耐火シートが熱膨張し、貫通孔に挿通される長尺体の外面を確実に圧接するとともに、このような圧接を受けることによって、例えば、空調用配管のように中心の銅管の外周に肉厚な合成樹脂層が形成されている配管の場合、火災熱によって合成樹脂層で焼失や軟化してしまう結果、長尺体の体積が減少する状態となるが、長尺体に直接に対応する熱膨張性耐火シートが長尺体に向けて熱膨張することで、その減少分を補充して、火災の延焼を遅延化することができるとともに、並列状態で突き合わせられた側面部分においても、袋入熱膨張性耐火シートが対応位置するので、万が一の火災に遭遇した場合、袋入熱膨張性耐火シートの袋体が焼失しながら熱膨張性耐火シートが熱膨張して、突き合わせ部分からの火災煙の侵入を確実に阻止することができる。
従って、袋詰め構成を利用して、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとの境界を目印として、この目印側を貫通孔の開口に対応するように、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填することによって充填品質の良い充填状態を形成することができることにより、充填の向きや防火用孔閉塞体の大きさを気にかけることなく充填することができるので、充填作業を迅速且つ容易に実施することができ施工性の向上を図ることができるとともに、充填品質を均一にすることができるので防火品質の向上を図ることができる。
本発明の第2番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、前記袋入熱膨張性耐火シートを巻装状態で袋入耐火ブロックに固着する固着手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとが固着手段によって固着されることにより、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとの相対移動によるズレ動きが生じることがない一体物として取扱いすることができ、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との隙間である充填隙間に充填操作を迅速且つ容易に行うことができる。
従って、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとの相対移動によるズレ動きに気配りすることなく、充填隙間に多数の防火用孔閉塞体を能率よく充填することができるので、充填における施工性の向上を図ることができる。
本発明の第3番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、前記袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートの袋体が熱可塑性合成樹脂糸を含む不織布から構成され、袋入熱膨張性耐火シートの巻装方向と交差する方向に、熱可塑性合成繊維糸を含む不織布からなる帯状の不織布バンドを巻装し、この不織布バンドと対面する両袋体部分とを熱融着する固着手段によって固着されている点にある。
上記特徴構成によれば、袋体に不織布を用いていることによって、耐火ブロック又は熱膨張性耐火シートが破れ出にくい機能を備えるとともに、袋入耐火ブロック及び袋入熱膨張性耐火シートの袋体が熱可塑性合成樹脂糸を含む不織布から構成され、不織布バンドにおいても、熱可塑性合成繊維糸を含む不織布から構成されているので、両者を熱融着によって固着することによって、作業性よく袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートの袋体とを固着することができる。
また、袋体と不織布バンドが固着した状態では、不織布バンドが袋入熱膨張性耐火シートの巻き方向と交差する方向に巻装されているにもかかわらず両者が一体化されているので、貫通孔に既に充填済の防火用孔閉塞体同士の隙間や防火用孔閉塞体と貫通孔の内周面との隙間に、新たな防火用孔閉塞体を不織布バンドが妨げになることなく充填することができる。
従って、防火用孔閉塞体の製作性と施工性の両者の向上を図ることができる。
本発明の第4番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、前記袋入耐火ブロック及び袋入熱膨張性耐熱シートの袋体が不織布から構成され、巻装状態で対面する袋部分同士をホットメルト接着剤からなる固着手段によって固着されている点にある。
上記特徴構成によれば、袋体に不織布を用いていることによって、耐火ブロック又は熱膨張性耐火シートが破れ出にくい機能を備えているが、不織布同士が一般的な接着剤での接着が不向きな点を、ホットメルト接着剤からなる固着手段によって対面する袋同士を固着することによって、充填操作時における袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートのずれ動きを抑制することができる。
従って、製作製の向上を図るとともに、袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートとの相対移動によるズレ動きに気配りすることなく、充填隙間に多数の防火用孔閉塞体を能率よく充填することができるので、充填における施工性の向上を図ることができる。
本発明の第5番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、防火区画体に形成された貫通孔の内周面とこれに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填される構成において、
耐火材を主体とする耐火ブロックに、熱膨張性耐火材を主体とする可撓性のある熱膨張性耐火シートを、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部が露出する状態で巻装し、この熱膨張性耐火シート及び耐火ブロックを可燃性の袋体で包装するとともに、前記包装には閉塞体の挿入方向を示す目印が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、袋体で包装されていることよって、耐火ブロック又は熱膨張性耐火シートの細かな破片が漏れ出にくいことに加えて、万が一の火災に遭遇した際には焼失して熱膨張性耐火シートの熱膨張を邪魔することがない機能を備えながら、袋体を閉塞体の挿入方向を示す目印を形成することに利用し、この目印側を貫通孔の開口に対応するように、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間の環状の隙間に、長尺体の回りを包囲するように並設した重なり状態に多数の防火用孔閉塞体を充填することによって、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部を残して巻装された袋入熱膨張性耐火シートが貫通孔の内周面と、貫通孔に挿通されている長尺体の外面に対応する状態にすることができるとともに、並列状態に充填された防火用孔閉塞体の側面同士の突き合わせ部分においても、熱膨張性耐火シートが対応する状態にすることができる。
その結果、万が一の火災に遭遇した場合、貫通孔とこれに挿通された長尺体との間の環状の隙間を埋め尽くした多数の防火用孔閉塞体の袋入熱膨張性耐火シートの袋体が焼失しながら熱膨張性耐火シートが熱膨張し、貫通孔に挿通される長尺体の外面を確実に圧接するとともに、このような圧接を受けることによって、例えば、空調用配管のように中心の銅管の外周に肉厚な合成樹脂層が形成されている配管の場合、火災熱によって合成樹脂層で焼失や軟化してしまう結果、長尺体の体積が減少する状態となるが、長尺体に直接に対応する熱膨張性耐火シートが長尺体に向けて熱膨張することで、その減少分を補充して、火災の延焼を遅延化することができるとともに、並列状態で突き合わせられた側面部分においても、熱膨張性耐火シートが対応位置するので、万が一の火災に遭遇した場合、袋体が焼失しながら熱膨張性耐火シートが熱膨張して、突き合わせ部分からの火災煙の侵入を確実に阻止することができる。
従って、袋詰め構成を利用して目印を形成して、この目印側を貫通孔の開口に対応するように、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填することによって充填品質の良い充填状態を形成することができことにより、充填の向きや防火用孔閉塞体の大きさを気にかけることなく充填することができるので、充填作業を迅速且つ容易に実施することができ施工性の向上を図ることができるとともに、充填品質を均一にすることができるので防火品質の向上を図ることができる。
本発明の第6番目の防火用孔閉塞体の特徴構成は、前記目印が、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部に対応して形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、耐火ブロックが露出する端部と目印が対応しているので、貫通孔の内周面と、これに挿通される長尺体の外面との間の隙間に防火用孔閉塞体を間違いなく充填することができるとともに、多数の防火用孔閉塞体を充填した状態では、貫通孔の開口に目印が見える状態になるので、たとえ間違って充填されたものがあっても一目で間違いを判別することが可能となり修正することができる。
従って、施工性と充填品質の向上を図ることができる。
以下、本発明を適用した防火用孔閉塞体を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この第1実施形態においては、図1〜図9に示すように、躯体からなる防火区画体Bに形成された床孔である矩形状(長方形柱状)の空間を形成する貫通孔B1に対して、例えば、架台C2に多数の空調配管C1aを集結させた配管類群C1から構成された長尺体Cが挿通される、貫通孔B1の内周面B1aと、これに挿通される長尺体Cの露出する外面との間の隙間Sに充填される防火用孔閉塞体Aについて説明する。ここで、図2に示すように、空調配管C1a同士で挟まれた空間Kは、長手方向に沿って外部と略閉じられているので、防火用孔閉塞体Aを充填する隙間を構成しない。
また、貫通孔には、防火用孔閉塞体Aを受止め状態で充填するための閉塞体支持金具Dが用いられている。
この閉塞体支持金具Dは、躯体Bを貫通する矩形状の貫通孔B1とこれに挿通された長尺体Cとの隙間Sに充填される防火用閉塞体Aを受止め支持可能にするため、図1、図2に示すように、貫通孔B1の両端部の形状に対応する平面視コ字状に形成された充填材の受止め部D1と、この受止め部D1の外周縁の三箇所から一体的に延出された貫通孔B1の開口縁部に係止且つネジ止め可能な係止部D2が形成された掛け止め部D3とから形成されている。
この実施形態で長尺体Cの構成部材である空調配管C1aは、空調機の室内機と室外機とを配管する、送り配管、戻り配管、ドレン配管、制御ケーブルからなる配管であり、送りと戻りの両配管は、中心の金属管の周りに合成樹脂からなる断熱層を肉厚に被覆した管構造になっている。ここで、ドレン配管、制御ケーブルは図示していない。
前記長尺体Cの構成部材である架台C2は、図2に示すように、空調配管類の配管経路に沿って設けられるものであり、配管経路に沿って間隔をあけて配管類を担架する桟状の載台C2aと、これの両板端に配置された側板C2bとから構成されている。
貫通孔B1に対して長尺体Cは孔中央を挿通し、長尺体Cの周りには、貫通孔B1の内周面B1aとの間で環状の隙間Sが形成されている。
この実施形態では、図2に示すように、部材構成は同じで大きさが異なる多数の防火用孔閉塞体Aを用いて、架台C2の側板C2bとこれに対面する貫通孔B1の内周面B1aとの間の隙間Sに充填するものである。
この実施形態における防火用孔閉塞体Aは、図2、図4に示すように、貫通孔B1の充填方向の奥行き寸法が同じで、長さと幅が異なる6種類が用いられている。
また、防火用孔閉塞体Aは、図示しないが、貫通孔B1に対して長尺体Cの占める占有面積が小さな場合であっても充填に不足がないような個数が備えられた製品構成になっている。
ここで、各防火用孔閉塞体Aの充填方向の長さL1は、貫通孔B1の貫通長さL2と同一又は略同一の長さに形成されている。
防火用孔閉塞体Aは、耐火材を主体とする耐火ブロック1を袋体2に袋詰してなる袋入耐火ブロックA1に、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シート3を可燃性の袋体4に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シートA2が、袋入耐火ブロックA1の両端面A1aが露出する状態で巻装されて構成されている。
袋入熱膨張性耐火シートA2は、長手方向の両端A2aが突き合わされる状態に袋入耐火ブロックA1に巻装され、巻方向の周面に段差を生じない巻装状態になっている。
この防火用孔閉塞体Aは、袋入熱膨張性耐火シートA2の巻装方向と交差する方向に固着手段である帯状の不織布バンド5が巻着され、袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐火シートA2を一纏り状態に構成されている。
また、前記不織布バンド5は、袋入熱膨張性耐火シートA2の付き合わされた両端A2aを覆い隠す状態に巻装されて、袋入耐火ブロックA1との一体化が図られ、引っ掛かり部分をなくして充填を円滑に行える構成になっている。
前記耐火ブロック1は、ロックウール又はグラスウールの短繊維同士を絡ませた綿塊状のものである。
前記熱膨張性耐火シート3は、耐火性材料の一例である断熱性を備えたロックウールの短繊維を主体に、火災時に膨張するように熱膨張性材料の一例である膨張黒鉛、パルプ材などの有機系繊維を含有させてフエルト状に湿式抄造によって構成され、軽量で弾性変形可能な可撓性が備えている。熱膨張性耐火シート3は、湿式抄造によって製作の容易性やコスト面で安価となる厚さが約3mm程度に製作されており、巻装数によって熱膨張性耐火シート3に必要な体積量に設定することができる。
前記袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐火シートA2の袋体2,4と不織布バンド5は、例えば、目付量が約40g/m2程度、厚さが約0.18mm程度のPE、PETな
どの熱可塑性合成樹脂糸を含む可燃性の不織布から構成されている。
前記不織布バンド5は、アイロン等の加熱手段によって、対面する袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐火シートA2の袋体部分とを熱融着して固着されている。
前記袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐熱シートA2とは、図3に示すように、巻装状態で対面する両袋2,4の両外縁部同士を固着手段であるホットメルト接着剤6によって固着されている。
この実施形態においては、図2、図9に示すように、隙間Sに防火用孔閉塞体Aを充填した状態で残る小さな隙間Sを閉塞するために、柔軟性を有する大きさや形態が異なる補填用熱膨張性耐火シート7が備えられている。この補填用熱膨張性耐火シート7は、熱膨性張性耐火シート3と同素材のものが用いられている。
前記袋体2は、耐火ブロック1の体積と同等の袋容量を備えて、袋2内で耐火ブロック1の方向を変えたりすることができない拘束状態に袋詰めされている。また、前記袋体4は、熱膨張性耐火シート3の体積と同等の袋容量を備えて、袋3内で熱膨張性耐火シート3の方向を変えたりすることができない拘束状態に袋詰めされており、取扱い性がよい。
次に、このような構成の防火用孔閉塞体Aの充填方法について説明する。
まず、図2、図8に示すように、長尺体Cが挿通されている貫通孔B1の両端部に閉塞体支持金具Dをコンクリートネジdで固定する。
次に、図2、図4、図9に示すように、貫通孔B1とこれに挿通される長尺体Cとの間の隙間Sに対して、袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐火シートA2との境界を目印として、この目印側を貫通孔B1の挿入側の開口に対応するように、貫通孔B1とこれに挿通される長尺体Cの外面との間の隙間Sに多数の防火用孔閉塞体Aを充填する。
具体的には、貫通孔B1の両端部において、架台C2の側板C2bとこれに対面する貫通孔B1の内周面B1aとの間の隙間S1に、その隙間Sに対応する防火用孔閉塞体Aを嵌め込み状態に充填する。
次に、これら防火用孔閉塞体Aが対峙する、貫通孔B1の各長辺側の内周面B1aと長尺体Cとの間の一方の隙間S2に、厚さは同じで長さが異なる3つの防火用孔閉塞体A2を嵌め込み状態に充填し、他方の隙間S3に、厚さは同じで長さが異なる2つの防火用孔閉塞体A2を嵌め込み状態に充填する。
次に、前記貫通孔B1内で長尺体Cとの間に形成される残りの細分化された隙間S4に、補填用熱膨張性耐火シート7を隙間S4の大きさに対応して充填する。具体的には、その隙間S4の大きさが小さければ、補填用熱膨張性耐火シート7をその孔大きさに合わせて切り取って差込状態に充填し、それ以上の大きさであれば、隙間S4の大きさに対応して補填用熱膨張性耐火シート7の一枚又は複数枚の積層状態のものを、隙間形状に変形させて差込状態に充填する。
このような充填方法によれば、大きな隙間S(S1,S2,S3)には防火用孔閉塞体Aを充填し、小さな隙間S(S4)には単独の補填用熱膨張性耐火シート7を充填することによって、簡単で迅速に貫通孔を閉塞状態にすることができる。
しかも、充填状態の全ての防火用孔閉塞体Aは、袋入熱膨張性耐火シートA1が貫通孔の内周面B1aと、貫通孔B1に挿通されている長尺体Cの外面とに対応する状態となり、閉塞体挿入方向両側の端部である袋入耐火ブロックの露出する両端面A1aが、貫通孔B1の開口に対応する状態となる。
このように貫通孔B1に充填された防火用孔閉塞体Aにおいては、万が一の火災に際して、貫通孔B1の長尺体Cとの間の隙間Sに集中的に、熱防膨張性耐火シート2及び補填用熱防膨張性シート7を熱膨張させることができる。
このような構成であれば、耐火ブロック1と熱膨張性耐火シート3を各別に袋体2,4で包装されていることよって、耐火ブロック1又は熱膨張性耐火シート3の細かな破片が漏れ出にくいことに加えて、万が一の火災に遭遇した際には焼失して熱膨張性耐火シート3の熱膨張を邪魔することがない機能を備えながら、袋入耐火ブロック1に袋入熱膨張性耐火シート3を巻装したことによって、袋入耐火ブロック1と袋入熱膨張性耐火シート3との境界を目印として利用し、この目印側を貫通孔の開口に対応するように、貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間の環状の隙間に、長尺体の回りを包囲するように並設した重なり状態に多数の防火用孔閉塞体Aを充填することによって、袋入熱膨張性耐火シートA1が貫通孔B1の内周面と、貫通孔B1に挿通されている長尺体Cの外面に対応する状態にすることができるとともに、並列状態に充填された防火用孔閉塞体Aの側面同士の突き合わせ部分においても、袋入熱膨張性耐火シートA2が対応する状態にすることができる。
その結果、万が一の火災に遭遇した場合、貫通孔B1とこれに挿通された長尺体Cとの間の環状の隙間Sを埋め尽くした多数の防火用孔閉塞体Aの袋入熱膨張性耐火シートA2の袋体4が焼失しながら熱膨張性耐火シート3が熱膨張し、貫通孔B1に挿通される長尺体Cの外面を確実に圧接するとともに、このような圧接を受けることによって、この実施形態の長尺体Cを構成する空調用配管C1のように中心の銅管の外周に肉厚な合成樹脂層が形成されている配管の場合、火災熱によって合成樹脂層で焼失や軟化してしまう結果、長尺体Cの体積が減少する状態となるが、長尺体Cに直接に対応する熱膨張性耐火シート3が長尺体Cに向けて熱膨張することで、その減少分を補充して、火災の延焼を遅延化することができるとともに、並列状態で突き合わせられた側面部分においても、袋入熱膨張性耐火シートA2が対応位置するので、万が一の火災に遭遇した場合、袋入熱膨張性耐火シートA2の袋体4が焼失しながら熱膨張性耐火シート3が熱膨張して、突き合わせ部分からの火災煙の侵入を確実に阻止することができる。
[第2実施形態]
図10、図11は本発明を適用した第2実施形態を示し、前記第1実施形態と異なる部分について説明し、同様の構成部分には同符号を附してその詳細は省略する。
すなわち、この第2実施形態に防火用孔閉塞体Aは、耐火材を主体とする耐火ブロック1に、熱膨張性耐火材を主体とする可撓性のある熱膨張性耐火シート3を、耐火ブロック1における閉塞体挿入方向両側の端部1aが露出する状態で巻装し、この熱膨張性耐火シート3及び耐火ブロック1を可燃性の袋体8で包装するとともに、前記包装には閉塞体の挿入方向を示す目印9が形成されて構成されている。
前記目印9は、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部1aに対応して形成され、具体的には、例えば、文字やイラストの印刷、シンボルマーク、彩色、シール貼り付け、透明フイルム窓等があげられる。
前記袋体8は、耐火ブロック1と熱膨張性耐火シート3を合わせた体積と同等の袋容量を備えて、耐火ブロック1と熱膨張性耐火シート3を袋8内で方向を変えたりすることができない拘束状態に袋詰めされている。
このような構成であれば、袋体8で包装されていることよって、耐火ブロック1又は熱膨張性耐火シート3の細かな破片が漏れ出にくいことに加えて、万が一の火災に遭遇した際には焼失して熱膨張性耐火シート3の熱膨張を邪魔することがない機能を備えながら、袋体8を閉塞体の挿入方向を示す目印9を形成することに利用し、この目印9側を貫通孔B1の開口に対応するように、貫通孔B1とこれに挿通される長尺体Cの外面との間の隙間Sに多数の防火用孔閉塞体Aを充填することによって、熱膨張性耐火シート3が貫通孔B1の内周面と、貫通孔B1に挿通されている長尺体Cの外面に対応する状態にすることができる。
そのため、万が一の火災に遭遇した場合、貫通孔B1とこれに挿通された長尺体Cとの間の環状の隙間Sを埋め尽くした多数の防火用孔閉塞体Aの熱膨張性耐火シート3の袋体が焼失しながら熱膨張性耐火シート3が熱膨張し、貫通孔B1に挿通される長尺体Cの外面を確実に圧接するとともに、このような圧接を受けることによって、空調用配管のように中心の銅管の外周に肉厚な合成樹脂層が形成されている配管の場合、火災熱によって合成樹脂層で焼失や軟化してしまう結果、長尺体の体積が減少する状態となるが、このような長尺体Cに直接に対応する熱膨張性耐火シート3が長尺体Cに向けて熱膨張することで、その減少分を補充して、火災の延焼を遅延化することができる。
また、耐火ブロックが露出する端部と目印が対応しているので、貫通孔の内周面と、これに挿通される長尺体の外面との間の隙間に防火用孔閉塞体を間違いなく充填することができるとともに、多数の防火用孔閉塞体を充填した状態では、貫通孔の開口に目印が見える状態になるので、たとえ間違って充填されたものがあっても一目で間違いを判別することが可能となり修正することができる。
[別実施形態]
1) 上記各実施形態では、前記袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐熱シートA2とが、ホットメルト接着剤からなる固着手段6によって固着されているとともに、袋入熱膨張性耐火シートA2の巻装方向と交差する方向に不織布バンド5が巻着され、袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐火シートA2を一纏り状態に構成されている例を説明したが、本発明はこれに限らず、不織布バンド5は用いず、前記袋入耐火ブロックA1と袋入熱膨張性耐熱シートA2とが、ホットメルト接着剤からなる固着手段6によって固着されている耐火用孔閉塞体Aであっても、図12に示すように、唯単に、耐火材を主体とする耐火ブロック1を袋体2に袋詰してなる袋入耐火ブロックA1に、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シート3を可燃性の袋体4に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シートA2が、袋入耐火ブロックA1の両端面A1aが露出する状態で巻装されている防火用孔閉塞体であってもよい。
尚、この別実施形態において上記各実施形態と同様の構成部分には同符号を附してその詳細は省略する。
2) 上記実施形態では、架台C2に担架された空調配管群等の配管類群C1から構成される長尺体Cと、これを挿通する貫通孔B1との間の隙間Sに防火用孔閉塞体Aが充填される例を説明したが、本発明はこれに限らず、唯単に、空調配管群C1等の配管類群から構成される長尺体Cと、これを挿通する貫通孔B1との隙間Sに防火用孔閉塞体Aが充填されるものであってもよい。
3) 上記実施形態では、防火区画をなす躯体自体に形成された貫通孔を対象に説明したが、躯体の形成段階で額縁状の金属枠体を組付けてコンクリートを打設してなる貫通孔を対象にするものであってもよい。
4) 上記第1実施形態では、袋入耐火ブロックA1の袋体2が可燃性の不織布から構成されている例について説明したが、これに限らず、例えば、不燃性のアルミシートからなる袋体から構成されていてもよい。
貫通孔と長尺体と防火用孔閉塞体を示す簡略分解斜視図 貫通孔とこれに挿通された長尺体を示す簡略分解斜視図 第1実施形態の防火用孔閉塞体を示す説明図 貫通孔とこれに挿通された長尺体の外面との間の隙間に充填された防火用孔閉塞体を示す縦断面図 防火用孔閉塞体の正断面図 防火用孔閉塞体の側断面図 貫通孔と長尺体を示す平断面図 貫通孔と長尺体と閉塞体支持金具を示す平断面図 貫通孔とこれに挿通される長尺体の外面との間に隙間に防火用孔閉塞体を充填した状態を示す平断面図 第2実施形態の防火用孔閉塞体を示す簡略斜視図 防火用孔閉塞体を示す正断面図 別実施形態の防火用孔閉塞体を示す簡略斜視図
符号の説明
A 防火用孔閉塞体
A1 袋入耐火ブロック
A1a 端面
A2 袋入熱膨張性耐火シート
B 防火区画体
B1 貫通孔
B1a 内周面
C 長尺体
S 隙間
1 耐火ブロック
1a 端部
2 袋体
3 熱膨性張性耐火シート
4 袋体
5 不織布バンド(固着手段)
6 ホットメルト接着剤(固着手段)
8 袋体
9 目印

Claims (6)

  1. 防火区画体に形成された貫通孔の内周面と、これに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填される防火用孔閉塞体であって、
    耐火材を主体とする耐火ブロックを袋体に袋詰してなる袋入耐火ブロックに、熱膨張性耐火材を主体とする熱膨性張性耐火シートを可燃性の袋体に袋詰めしてなる袋入熱膨張性耐火シートが、袋入耐火ブロックの両端面が露出する状態で巻装されている防火用孔閉塞体。
  2. 前記袋入熱膨張性耐火シートを巻装状態で袋入耐火ブロックに固着する固着手段が設けられている請求項1記載の防火用孔閉塞体。
  3. 前記袋入耐火ブロックと袋入熱膨張性耐火シートの袋体が熱可塑性合成樹脂糸を含む不織布から構成され、袋入熱膨張性耐火シートの巻装方向と交差する方向に、熱可塑性合成繊維糸を含む不織布からなる帯状の不織布バンドを巻装し、この不織布バンドと対面する両袋体部分とを熱融着する固着手段によって固着されている請求項2記載の防火用孔閉塞体。
  4. 前記袋入耐火ブロック及び袋入熱膨張性耐熱シートの袋体が不織布から構成され、巻装状態で対面する袋部分同士をホットメルト接着剤からなる固着手段によって固着されている請求項2又は3記載の防火用孔閉塞体。
  5. 防火区画体に形成された貫通孔の内周面とこれに挿通される長尺体の外面との間の隙間に充填される防火用孔閉塞体であって、
    耐火材を主体とする耐火ブロックに、熱膨張性耐火材を主体とする可撓性のある熱膨張性耐火シートを、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部が露出する状態で巻装し、この熱膨張性耐火シート及び耐火ブロックを可燃性の袋体で包装するとともに、前記包装には閉塞体の挿入方向を示す目印が形成されている防火用孔閉塞体。
  6. 前記目印が、耐火ブロックにおける閉塞体挿入方向両側の端部に対応して形成されている請求項5記載の防火用孔閉塞体。

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