JP2008057503A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各種エンジン制御用の一般的な装置を利用したコンパクトな構成で、エンジン始動時のトルクショックや振動を防止する。
【解決手段】エンジン2始動要求時は、始動前に、エアポンプ30を駆動することにより、閉状態のスロットルバルブ10下流の吸気通路4内の空気を、三方弁28によって連通した第2通路22および第3通路24を介して排気通路14に排出して、スロットルバルブ10下流の吸気通路4を負圧とした状態でエンジン2を始動し、エンジン2始動後、触媒18活性用の2次空気供給要求時は、エアポンプ30を駆動することにより、大気を2次空気として三方弁28によって連通した第1通路20及び第3通路24を介して排気通路14へ供給し、触媒18活性状態で、排気還流要求時は、排気通路14から三方弁28によって連通した第2通路22及び第3通路24を介して排気の一部を吸気通路4へ還流させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータとエンジンを原動機とするハイブリッド車両、あるいは、アイドルストップ車両などで、エンジンを始動する際に発生するトルクショックまたは振動を軽減する制御を含む各種エンジン制御を、コンパクトな装置で行えるように改良した技術に関する。
ハイブリッド車両では、モータのみの駆動力による走行中に、エンジン駆動モードに切り換わると、運転者の意思とは無関係にエンジンが始動し、アイドルストップ車両では、信号待ちなどでエンジンを停止した後、再発進時に、スタータモータでエンジンを再始動する。
ここで、始動(クランキング)時は極低回転のため、スロットルバルブが閉じていても吸気負圧が発達せず、大気圧に近い状態の空気がシリンダへ吸入されるため、吸入空気量が大きくなって発生トルクが大きく、乗員に不快なトルクショックまたは振動を与えてしまうことがある。
このようなトルクショックまたは振動を防止するため、特許文献1に記載された装置では、アイドルストップ車両において、エンジンの始動直前に吸気マニホールドの空気を負圧タンクによって吸引し、吸気マニホールドを負圧(大気圧より小さい圧力)に設定した状態でエンジンを始動することで、シリンダへ流入する空気量を小さくして発生トルクを小さくしている。
特開2003−172237号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、負圧タンクによってスロットルバルブより下流の吸気通路から吸引される空気量は、負圧タンクの容積にほぼ比例するため、トルクショックまたは振動を防止するのに十分な負圧を得ようとすると負圧タンクが大型化してエンジンルームのスペースが損なわれるという問題点があった。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、車両搭載エンジンで各種エンジン制御を行うための一般的な装置を利用したコンパクトな構成で、エンジン始動時のトルクショックまたは振動を軽減できるようにすることを目的とする。
このため本発明は、吸気通路にスロットルバルブを備え、排気通路に排気浄化触媒を備えたエンジンにおいて、一端を大気と連通した第1通路と、一端を前記スロットルバルブ下流の吸気通路と連通した第2通路と、一端を前記排気浄化触媒より上流の前記排気通路と連通し電動式のエアポンプを介装した第3通路と、を、これら各通路の他端同士を合流させて配設すると共に、該合流部に通路切換弁を設けて、前記第1通路と第2通路とを、選択的に、前記第3通路へと連通自由とする一方、エンジン始動要求時は、始動前に、前記通路切換弁によって前記第2通路と第3通路とを連通させ、前記エアポンプを駆動することにより、閉状態のスロットルバルブ下流の吸気通路内の空気を前記第2通路および第3通路を介して排気通路に排出して、前記スロットルバルブ下流の吸気通路を負圧とした状態でエンジンを始動し、エンジン始動後、前記排気浄化触媒活性用の2次空気供給要求時は、前記通路切換弁によって前記第1通路と第3通路とを連通させ、前記エアポンプを駆動することにより、大気を2次空気として前記第1通路及び第3通路を介して排気通路へ供給し、前記排気浄化触媒活性状態で、排気還流要求時は、前記通路切換弁によって前記第2通路と第3通路とを連通させ、排気通路から前記第2通路及び第3通路を介して排気の一部を前記吸気通路へ還流させるように制御する構成とした。
以上の構成によって、エンジン始動要求時は、エンジン始動前に、閉状態のスロットルバルブ下流の吸気通路内の空気が、エアポンプによって第2通路、第3通路を介して排気通路に排出され、前記吸気通路内を十分大きな負圧状態(十分圧力が小さい状態)とした上でエンジンを始動するため、エンジン始動時の発生トルクは小さく抑えられ、トルクショックまたは振動を防止できる。
また、始動後の2次空気供給要求時、排気還流(EGR)要求時は、上記のように各通路の切換、エアポンプの制御を行うことにより、これら制御を支障なく行うことができる。
そして、上記エアポンプと第1通路及び第3通路は、基本的な2次空気システムとして備えられるものであり、排気通路とスロットルバルブ下流の吸気通路とを結んで構成されるEGR通路を、第2通路と第3通路とで構成することができるから、これら2次空気システム、EGR装置を備えた一般的なエンジン制御装置の構成に、通路切換弁を追加して切換制御するだけでよく、特許文献1のように大きな負圧タンクも不要なコンパクトな構成で済み、エンジンルームのスペースを損なうこともない。
以下に、本発明に係るエンジンの制御装置の実施形態について説明する。
本発明の構成は、ハイブリッド車両やアイドルストップ車両などに搭載されるものであるが、以下の実施形態では、ハイブリッド車両の形態として説明する。
図1は、本発明の基本的な形態である第1実施形態のシステム構成を示す。
図1において、エンジン2へ吸気通路4を介して取り込まれる吸気は、順に、吸気中から異物を除去するエアクリーナ6、エンジン2の空燃比制御のために吸気流量を検出するエアフローメータ8、吸気通路4の吸気流量を調節する電子制御式のスロットルバルブ10を経て、エンジン2のシリンダ2aへと導かれる。
そして、シリンダ2aから排気通路14へ排出された排気は、該排気通路14に介装された三元触媒等の排気浄化触媒18によって浄化された後、大気へ放出される。
また、吸気通路4の、エアクリーナ6より下流でエアフローメータ8より上流の部分に一端を連通した第1通路20と、前記スロットルバルブ10下流部分に一端が連通した第2通路22と、排気通路14の、前記触媒18より上流部分(マニホールド部)と一端が連通した第3通路24と、が、これら各通路の他端同士を合流部26で合流させて配設されている。なお、本実施形態では、第3通路24の一端は、排気通路14の各シリンダに分岐した各ブランチ部にそれぞれ連通するように構成しているが、マニホールド部より下流の合流部分に1箇所で連通するように構成してもよいことは勿論である。
そして、合流部26には通路切換弁としての電磁駆動式の三方弁28が設けられ、該三方弁28によって、第1通路20と第2通路22とは、選択的に、第3通路24へと連通自由に構成されている。また、三方弁28は、第1通路20と第2通路22を同時に閉じる(第3通路24と遮断する)ことも可能に構成されている。
さらに、第3通路24には、電動式のエアポンプ30が設けられている。該エアポンプ30としては、一般的な2次空気供給システム用のものを用いればよく、本実施形態では、2次空気を供給する正転方向(三方弁28側から排気通路14側へ空気を供給する方向)のみ駆動するよう構成されている。
エンジン2には、クラッチ32を介するなどしてモータ34が接続され、モータ34の出力軸には、変速機36が接続され、変速機36の出力は車軸(図示せず)へと伝達されて、ハイブリッド車両用のパワートレインが構成されている。
コントロールユニット38には、前記エアフローメータ8からの吸気流量信号、アクセルペダルの踏み込み量(車両の駆動力要求)を検出するアクセル開度センサ40からのアクセル開度信号、エンジン回転速度を検出するクランク角センサ42からのクランク角信号、車両の速度を検出する車速センサ44からの車速信号、エンジン2の冷却水温度を検出する水温センサ46からの冷却水温度信号、触媒18の温度(活性状態)を検出する触媒温度センサ48からの触媒温度信号、が夫々入力される。なお、触媒温度センサ48を省略して、水温センサ46によって触媒18の温度検出(活性判定)が行われる構成としてもよい。
また、コントロールユニット38では、エアポンプ30への駆動指令、三方弁28への通路切換指令なども行われる。
次に、上記コントロールユニット38による本実施形態の制御を、図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1では、エンジン2が停止状態であるかを判定する。
エンジン2停止状態と判定されると、ステップS2へ進み、アクセル開度センサ40および車速センサ44等の検出信号に基づき、現在の走行状態に応じてエンジン2の始動要求があるかを判定する。
ステップS2でエンジンの始動要求があると判定された場合は、ステップS3へ進み、三方弁28を第2通路22と第3通路24とが連通する位置とした状態で、エアポンプ30を駆動する。なお、エンジン2始動前は、スロットルバルブ10は閉となっている。
このエアポンプ30の駆動により、図1の矢印Aに示すように、相互に連通した第2通路22と第3通路24とを介して、吸気通路4(スロットルバルブ10より下流部分)の空気を排気通路14へ圧送し、吸気通路4の負圧を発達させる。
ステップS4では、スロットルバルブ下流の吸気通路の圧力を検出したり、エアポンプ30駆動開始からの経過時間を検出したりするなどして、吸気通路4内がトルクショックまたは振動の防止に十分な負圧状態になったかを判定する。
ステップS4で、上記十分な負圧状態になったと判定されるとステップS5へ進んで、エンジン2を始動(クランキング)する。このエンジン2始動は、専用のスタータモータで行ってもよいが、前記変速機36をニュートラルとし、クラッチ32を接続して走行用のモータ34により行うような構成とすることもできる。
このように、吸気通路4を所定以上の負圧状態としてシリンダ2aへの吸入空気量を十分に小さくしたうえでエンジン2が始動されるので、エンジン2始動時の発生トルクは小さく抑えられ、トルクショックまたは振動を防止できる。
ステップS5でエンジン2始動(クランキング)を行った後、ステップS6へ進んで、始動が完了(完爆)したかを判定し、始動完了と判定されるとステップS7へ進んで、三方弁28を制御して第2通路22を閉じ、エアポンプ30の駆動を停止して負圧制御を解除する。なお、エアポンプ30の駆動は、エンジン2始動後の後述する制御で駆動が不要と判断されたときに停止するようにしてもよい。
エンジン2始動完了後は、ステップS1の判定がNOとなってステップS11へ進み、触媒18が活性判定用の所定温度に達していないかを判定する。
ステップS11で触媒18が所定温度未満の未活性状態と判定されたときは、ステップS12へ進んで触媒18を活性させるため、三方弁28を第1通路20と第3通路24とが連通する位置に切り換えると共にエアポンプ30を駆動して、図1の矢印Bに示すように、相互に連通した第1通路20と第3通路24とを介して、排気通路14へ大気を2次空気として供給し、触媒18を暖機して活性させる。ここで、第1通路20の吸気通路4への接続点より下流側にエアフローメータ8を配設しているので、エアフローメータ8には、2次空気供給分は検出せず、シリンダ2aに流入する空気流量分のみを検出するため、良好な空燃比制御を維持できる。
そして、ステップS11で触媒18が所定温度以上となって活性状態と判定されるまで、上記ステップS1、ステップS11、ステップS12を循環し、エアポンプ30の駆動による触媒18の暖機を継続する。
その後、ステップS11で触媒18が所定温度以上の活性状態と判定されれば、ステップS13へ進み、2次空気供給中のときはステップS13の判定がYESとなってステップS14に進み、エアポンプ30の駆動を解除し、2次空気供給を停止すると共に、第1通路20を閉じる。
このように触媒18を、未活性状態から活性状態とし、2次空気供給を停止状態としたうえで、ステップS15に進み、エンジン運転状態に基づいて排気還流(EGR)条件であるかを判定する。
ステップS15でEGR条件(EGRを行う条件を満たした状態)と判定されると、ステップS16に進み、三方弁28を、第2通路22が第3通路24と連通する位置に切り換え、図1の矢印Cに示すように、第2通路22及び第3通路24を介して、排気通路14から吸気通路4(スロットルバルブ10より下流部分)へ排気の一部を還流させることでEGRを行う。このEGRにより、エンジン2の燃焼温度が低下することで窒素酸化物の排出量を抑制できる。なお、第2通路22に開閉機能と共に連続的に開度を可変なEGR制御弁を設ければ、EGR量を高精度に制御できるが、三方弁28に、第2通路22の開度を連続的に調節できるようにしてEGR制御弁の機能を持たせれば、別途EGR制御弁を設けることなく、最小限の構成で高精度なEGR量制御を行える。
ステップS15でEGR条件でないと判定されたときは、この状態(第1通路20,第2通路22共に閉でエアポンプ30が駆動停止)で、このルーチンを終了しEGRを行うことなく運転する。
また、エンジン2始動時の触媒18がすでに活性状態であり、2次空気供給が不要な場合(エンジン停止後、短時間で再始動されたような場合など)は、ステップS12を経ずにステップS13に進み、ステップS13の判定がNOとなって、2次空気供給制御を行うことなく、ステップS15へ進み、EGR条件判定に基づきステップS16へ進んでEGR制御を行う。
以上示したように、本実施形態によれば、従来(特許文献1)のような大きな負圧タンクを用いることなく、エアポンプ30によって吸気通路4内の空気を吸引排出することで、エンジン2始動時の発生トルクを十分小さくすることができ、トルクショックや振動を抑制できる。
また、エアポンプ30と第1通路20及び第3通路24によって、基本的な2次空気供給システムが構成され、第2通路22と第3通路24によってEGR通路が構成されるから、これら2次空気供給システムおよびEGR装置を備えた一般的なエンジン制御装置の構成をそのまま利用し、三方弁28を設けて切換制御するだけでよい。
さらに、上述のように、三方弁28にEGR制御弁の機能も持たせれば、部品点数を全く増加しないで済み、また、第3通路24は、2次空気供給通路とEGR通路の下流部分を共用しているので、2次空気供給とEGRとを行う従来のシステム以上にコンパクト化を促進しながら、新たに、トルクショック、振動防止機能が得られるものである。
次に、図3には、本発明に係るエンジンの制御装置の第2実施形態を示す。
第1実施形態では、EGRを排気圧と吸気圧との差圧によって行ったが、EGR通路の途中にエアポンプ30が介在して抵抗となり、十分なEGR量を得難い場合があり、特に、ハイブリッド車両では使用頻度の高い中・高負荷領域で上記差圧が小さくなってEGR量を十分に確保することが難しい。
そこで、第2の実施形態では、逆にエアポンプ30を積極的に利用してEGR性能を向上させるものである。このため、本実施形態では、エアポンプ30を、第1実施形態同様のエンジン2始動前の吸気通路内の吸引および2次空気供給時の駆動方向(正転方向)とは逆向きに駆動可能な構成とし、EGR時に、逆向きに駆動してEGR量を増大できるようにした。
エアポンプ30を逆転可能とする構成は、エアポンプ30自体を変更する必要はなく、コントロールユニット38の内部に通電方向を切り換える回路を設ければよい。
同図(a)は、第1実施形態同様に、エアポンプ30を正転方向に駆動する場合を示し、矢印Aは、始動前の吸気通路内の吸引時、矢印Bは、2次空気供給時の状態を示す。
これに対し、EGR時は、同図(b)に示すように、少なくとも所定の条件、例えば、排気圧と吸気圧との差圧が小さい高負荷時や所定以上のEGR量が要求される条件などで、エアポンプ30を逆転方向に駆動する。これにより、これらの条件でも所望のEGR量を満たすことができ、EGR制御性能を向上できる。特にハイブリッド車両で使用頻度が高い中,高負荷運転領域の燃費を向上可能となる。
なお、部分負荷運転領域など排気通路14と吸気通路4との差圧が大きい領域では、前記第1実施形態と同様に、この差圧を利用してEGRを行えばよく、差圧でEGR量を確保できないときのみエアポンプ30を逆転駆動する構成とすればよい。
次に、図4には、本発明に係るエンジンの制御装置の第3実施形態を示す。
本実施形態は、第1通路20の一端(上流側の端)を吸気通路4と接続することなく大気に開放すると共に、第1通路20の途中にエアクリーナ6とは別体に第2エアクリーナ50を設けた点で前記第1,2実施形態と相違するが、前記第1,2実施形態のいずれかと同様の作用および効果を得ることができる。
本発明に係るエンジンの制御装置の第1実施形態の概要 図1に係るエンジンの制御装置の制御用フローチャート 本発明に係るエンジンの制御装置の第2実施形態の概要 本発明に係るエンジンの制御装置の第3実施形態の概要
符号の説明
2 エンジン
4 吸気通路
6 エアクリーナ
8 エアフローメータ
10 スロットルバルブ
14 排気通路
18 触媒(排気浄化触媒)
20 第1通路
22 第2通路
24 第3通路
26 合流部
28 三方弁(通路切換弁)
30 エアポンプ
50 第2エアクリーナ

Claims (5)

  1. 吸気通路にスロットルバルブを備え、排気通路に排気浄化触媒を備えたエンジンにおいて、
    一端を大気と連通した第1通路と、一端を前記スロットルバルブ下流の吸気通路と連通した第2通路と、一端を前記排気浄化触媒より上流の前記排気通路と連通し電動式のエアポンプを介装した第3通路と、を、これら各通路の他端同士を合流させて配設すると共に、該合流部に通路切換弁を設けて、前記第1通路と第2通路とを、選択的に、前記第3通路へと連通自由とする一方、
    エンジン始動要求時は、始動前に、前記通路切換弁によって前記第2通路と第3通路とを連通させ、前記エアポンプを駆動することにより、閉状態のスロットルバルブ下流の吸気通路内の空気を前記第2通路および第3通路を介して排気通路に排出して、前記スロットルバルブ下流の吸気通路を負圧とした状態でエンジンを始動し、
    エンジン始動後、前記排気浄化触媒活性用の2次空気供給要求時は、前記通路切換弁によって前記第1通路と第3通路とを連通させ、前記エアポンプを駆動することにより、大気を2次空気として前記第1通路及び第3通路を介して排気通路へ供給し、
    前記排気浄化触媒活性状態で、排気還流要求時は、前記通路切換弁によって前記第2通路と第3通路とを連通させ、排気通路から前記第2通路及び第3通路を介して排気の一部を前記吸気通路へ還流させる
    ように制御することを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 前記第1通路の一端は、前記スロットルバルブおよびエアフローメータより上流の吸気通路と連通していることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  3. 前記第1通路の一端は、エアクリーナより下流の前記吸気通路と連通していることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの制御装置。
  4. 前記排気還流要求時、前記スロットルバルブより下流の吸気通路と前記排気通路との差圧によって排気の還流が行われることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。
  5. 前記エアポンプがエンジン始動要求時および2次空気供給要求時とは逆方向に駆動可能に構成され、前記排気還流要求時に、エアポンプを逆方向に駆動することにより、排気の一部を圧送して還流することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置。
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