JP2008056267A - 防虫シート用容器 - Google Patents

防虫シート用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008056267A
JP2008056267A JP2006233755A JP2006233755A JP2008056267A JP 2008056267 A JP2008056267 A JP 2008056267A JP 2006233755 A JP2006233755 A JP 2006233755A JP 2006233755 A JP2006233755 A JP 2006233755A JP 2008056267 A JP2008056267 A JP 2008056267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insect repellent
top plate
sheet
container
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006233755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4761384B2 (ja
Inventor
Tetsuo Kaneuchi
哲郎 金内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2006233755A priority Critical patent/JP4761384B2/ja
Publication of JP2008056267A publication Critical patent/JP2008056267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4761384B2 publication Critical patent/JP4761384B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】防虫シートを収納する容器であり、他の薬剤を共に収納することができ、しかも簡単な操作で防虫シートの装着,固定が可能であり、容易な取り外しも可能である防虫シート用容器を提供する。
【解決手段】頂面に薬剤収納凹部4を凹設するとともに、防虫剤の揮散用窓孔5を穿設した頂板2と、頂板両側縁からそれそれ垂設した一対の側壁板3と、両側壁板間に吊設して防虫シートAを載置する底板6とを備え、頂板の前後端部に頂板上方にアーチ状に突出して設けるとともに、弾性的に下方に反転させて挿入した防虫シートの抜け出しを防止する反転板10を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は防虫シート用容器に関する。
防虫シートを収納する容器として、成形性に優れるとともに使用済み容器の廃棄処理に問題がない孔を有する容器が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記容器は紙と熱可塑性樹脂からなる積層体を、熱可塑性樹脂が内面側となるように成形された孔を有する膨出部形態の成形部と平坦な縁部とを備えた成形紙容器二個を使用して、内部に常温揮散性の防虫剤等を含有する防虫シートとインジケータを収納した状態で、成形部がそれぞれ外側を向くように平坦な縁部同士を重ね合わせ、接着部にて2個の成形紙容器を接着して固定した構成である。或いは、一個の孔を有する成形紙容器の内部に常温揮散性の防虫剤等を含有する防虫シートとインジケータを収納し、その開口周縁部に板状の蓋材の周縁部を接着して封止した構成である。
特開2003−128119号公報
この様な容器は、防虫効果を低下させることがなく、且つ、常温揮散性の防虫剤成分を容器の孔を通して効果的に周囲に揮散させることができる優れたものであるが、複数部材は接着一体化されているため、容器は使い捨てとなり、防虫シートの交換は基本的に不可能である。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、合成樹脂により一体に形成することができて安価に且つ容易に製造することができ、しかも、簡単な操作で防虫シートの装着,固定が可能であり、また、容易な取り外しも可能であるため防虫シートの交換も可能であり、更に防虫剤以外の他の薬剤も収納できるため防虫効果とその他の薬剤の効果とを同時に発揮できる防虫シート用容器を提案する。
本発明の防虫シート用容器は、シート状に形成された防虫剤である所謂防虫シートを収納するためのものであり、また、同時に他の薬剤を収納使用できるものであり、合成樹脂により一体に形成される。収納される防虫シートは、例えば基材シートに揮散性の防虫剤を含浸させた如き従来公知のものが使用できる。また、他の薬剤も従来から使用されている固形状のものが使用できる。
防虫シート用容器は、頂板の両側縁からそれぞれ一対の側壁板を垂設して起立可能に形成しており、また、頂壁頂面を下方へ凹ませて形成した薬剤収納凹部を設けている。薬剤収納凹部には防虫剤以外の薬剤を収納し、その頂面を被覆してガス透過性のフィルムや通気孔を穿設したフィルムを固着する。また、フィルムに代えて、薬剤収納凹部側方の頂板縁部にヒンジを介して開閉可能に蓋板を設け、蓋板先端の係止フックを他側方の頂板縁部に係止可能に設けても良い。この場合の蓋板にも通気孔を穿設する。薬剤収納凹部の開口面積は適宜選択できるが、頂板に防虫シートの防虫剤を揮散させるための揮散用窓孔を設ける必要があり、頂面全体の10〜30%程度が妥当であろうと思われるが、当然これに限られない。また、薬剤収納凹部は一箇所設ける場合に限らず複数箇所設けることも可能である。
防虫剤の揮散用窓孔は単数設けても複数設けても良い。また、頂板全体の面積に対する窓孔の面積の占める割合が比較的大きいことが好ましいが、収納した防虫シートを安定して支持する為の係止突起を垂設するための横桟を設けて複数の窓孔とすると良い。
また、両側壁板間には防虫シートを載置する底板を吊設している。底板は頂板と略同じ大きさに形成しても良いが、防虫シートの揮散効率を考慮した場合に前後幅の狭い前後一対の底板とすると良く、薬剤収納凹部の前後に一対設けると良い。また、前記面積の広い場合には薬剤収納凹部の底面との間に防虫シートを挿入するだけの隙間を設ける必要があり、その隙間は比較的防虫シートの厚みに近似する幅を選択すると良く、防虫シートが容易に挿通できるがガタツキが生じることのない幅を選択すると良い。また、底板の幅は収納する防虫シートに対応させて近似の幅とすると良い。
また、防虫シートの抜け出しを防止する反転板を設けている。この反転板は頂板の前端部或いは後端部或いは前後両端部に設けており、頂板上方にアーチ状に突出して設け、弾性的に下方に反転させて防虫シート用容器の挿入口を、防虫シートの抜け出しができない様に塞ぐ。反転板は、頂板縁部に切欠部を設けて両側壁板を突設し、その上縁間にそれぞれヒンジを介して掛け渡した形態が好ましく採用できる。尚、反転板を前端部或いは後端部のみに設けた場合には、対向する頂板端部より下方へ垂壁を設けて防虫シートの抜け出しを防止すると良い。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、頂面に薬剤収納凹部4を凹設するとともに、防虫剤の揮散用窓孔5を穿設した頂板2と、頂板2両側縁からそれぞれ垂設した一対の側壁板3と、両側壁板3間に吊設して防虫シートAを載置する底板6とを備え、頂板2の前後端部又は前後何れか一方の端部に頂板2上方にアーチ状に突出して設けるとともに、弾性的に下方に反転させて挿入した防虫シートAの抜け出しを防止する反転板10を設けた。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記底板6を薬剤収納凹部4の前後に一対吊設し、収納した防虫シートA上面に当接する係止突起8を頂板2裏面より突設した。
以上説明した如く本発明の防虫シート用容器は、挿入口より防虫シートAを挿入して反転板10を押圧反転するだけで防虫シートAを装着することができ、機械でのシート装着作業であっても複雑な機械を必要とせず、また、手での装着作業であっても簡単な操作で防虫シートAの取り付けが行えるため取り扱いが便利である。また、合成樹脂により一体に成型できるため、製造も容易でしかも安価に得られる利点もある。更に、薬剤収納凹部4を備えているため、同時に他の薬剤を使用でき、防虫効果と他の薬剤の効果を同時に発揮できる利点がある。
前記底板6を薬剤収納凹部4の前後に一対吊設し、収納した防虫シートA上面に当接する係止突起8を頂板2裏面より突設した場合には、防虫シートAを所定の位置にガタツキなく収納できる利点がある。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は防虫シート用容器の一例を示し、図中1は防虫シート用容器を示す。該防虫シート用容器1は、全体が合成樹脂により一体に形成されたもので、矩形状の頂板2の両側縁より下方へそれぞれ側壁板3を垂設している。頂板2の中央部には横長矩形状の薬剤収納凹部4を凹設しており、それと並列する如く所定間隔をあけて前後に2箇所ずつ揮散用窓孔5を穿設している。
また、両側壁板3の間で、薬剤収納凹部4の前後に一対の底板6を吊設している。底板6は上面が薬剤収納凹部4の底面と防虫シートAの肉厚分だけ低く形成し、頂板2から垂設した一対の吊下壁7の下端間にそれぞれ延設し、防虫シートAを常時所定位置に収納できる如く構成している。揮散用窓孔5間の頂板2裏面及び揮散用窓孔5と薬剤収納凹部4との間の頂板2裏面からは係止突起8を突設している。係止突起8はそれぞれ一対ずつ垂設しており、収納した防虫シートAの上面に下面を当接する程度の垂下幅を有している。また、頂板2の前後端縁を所定幅切り欠いた切欠部9を前後端縁に設けており、この切欠部9部分の側壁板3上端間に反転板10をアーチ状に掛け渡している。反転板10の両側はヒンジ11を介してそれぞれ側壁板3上端縁と連結している。反転板10は成形時には図1の二点鎖線で示す如く頂板2上方に突出する如く設けられており、上面を押圧することで反転して収納した防虫シートAの抜け出しを防止する如く構成している。
防虫シート用容器1に防虫シートAを装着する場合には、前部の反転板10が上方突出状態で後方の反転板10を下方突出状態としておき、その状態から前方より防虫シートAを挿入した後前方の反転板10を押圧して下方へ反転させ収納させる。また、防虫シートAを取り外す場合には、例えば図1の状態から反転板10を上方に反転させて防虫シートを引き出すことができる。また、薬剤収納凹部4に他の薬剤12を収納後、薬剤収納凹部4周囲の頂板2に周縁部を融着してカバーシート13を被覆する。カバーシート13はガス透過性のフィルムを使用している。
防虫シート用容器1は工場で機械的に防虫シートAを装着し、使用後はそのまま廃棄するタイプとして使用することもでき、また、一定期間使用後、防虫シートAを交換用のものと取り替えて使用することも可能である。
本発明防虫シート用容器の斜視図である。(実施例1) 図1のX−X線に沿う縦断面図である。(実施例1) 図1のY−Y線に沿う縦断面図である。(実施例1) 本発明防虫シート用容器の正面図である。(実施例1) 図1のZ−Z線に沿う縦断面図である。(実施例1)
符号の説明
1…防虫シート用容器,2…頂板,3…側壁板,4…薬剤収納凹部,
5…揮散用窓孔,6…底板,7…吊下壁,8…係止突起,9…切欠部,
10…反転板,11…ヒンジ,12…他の薬剤,13…カバーシート,A…防虫シート

Claims (2)

  1. 頂面に薬剤収納凹部4を凹設するとともに、防虫剤の揮散用窓孔5を穿設した頂板2と、頂板2両側縁からそれぞれ垂設した一対の側壁板3と、両側壁板3間に吊設して防虫シートAを載置する底板6とを備え、頂板2の前後端部又は前後いずれか一方の端部に頂板2上方にアーチ状に突出して設けるとともに、弾性的に下方に反転させて挿入した防虫シートAの抜け出しを防止する反転板10を設けたことを特徴とする防虫シート用容器。
  2. 前記底板6を薬剤収納凹部4の前後に一対吊設し、収納した防虫シートA上面に当接する係止突起8を頂板2裏面より突設してなる請求項1記載の防虫シート用容器。
JP2006233755A 2006-08-30 2006-08-30 防虫シート用容器 Expired - Fee Related JP4761384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233755A JP4761384B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 防虫シート用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006233755A JP4761384B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 防虫シート用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008056267A true JP2008056267A (ja) 2008-03-13
JP4761384B2 JP4761384B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=39239483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006233755A Expired - Fee Related JP4761384B2 (ja) 2006-08-30 2006-08-30 防虫シート用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4761384B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235901A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散剤容器
JP2011235900A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散剤容器
JP2013005753A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 薬剤容器
JP2014128310A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49107847A (ja) * 1973-01-15 1974-10-14
JPS60179666A (ja) * 1983-06-01 1985-09-13 ジヨセフ・エフ・フエスタ 電子回路検査装置
JPS61174921A (ja) * 1985-01-28 1986-08-06 Johnson Kk 除湿器
JP2000238872A (ja) * 1999-02-19 2000-09-05 Nitomuzu:Kk 薬剤収納器具およびその取付具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49107847A (ja) * 1973-01-15 1974-10-14
JPS60179666A (ja) * 1983-06-01 1985-09-13 ジヨセフ・エフ・フエスタ 電子回路検査装置
JPS61174921A (ja) * 1985-01-28 1986-08-06 Johnson Kk 除湿器
JP2000238872A (ja) * 1999-02-19 2000-09-05 Nitomuzu:Kk 薬剤収納器具およびその取付具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235901A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散剤容器
JP2011235900A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散剤容器
JP2013005753A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 薬剤容器
JP2014128310A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 揮散容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4761384B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2584434T3 (es) Dispensador de servilletas de sobremesa
WO2001017412A1 (fr) Contenant de stockage de serviettes humides et corps assemble dudit contenant
JP4761384B2 (ja) 防虫シート用容器
JP3980338B2 (ja) ホルダー
JP4947519B2 (ja) 液体揮散容器
JP2012040262A (ja) 揮散剤容器
JP5819704B2 (ja) 吊下げ式揮散剤容器
JP4137816B2 (ja) 吊下式容器
JP5789429B2 (ja) 薬剤容器
JP4855048B2 (ja) 送風式薬剤放散装置
JP6052969B2 (ja) フック具及びそれを用いた薬剤揮散器
JP5723703B2 (ja) 薬剤容器
JP6377462B2 (ja) 薬剤収容器及び薬剤揮散器
JP4108627B2 (ja) 吊下式容器
JP2005239255A (ja) 吊下式容器
JP2005342060A (ja) 揮発性薬剤容器
KR200409692Y1 (ko) 의료용 폐기물 함
JP6155369B2 (ja) フック具及びそれを用いた薬剤揮散器
JPH0417155Y2 (ja)
KR20220093658A (ko) 마스크 보관용 수납장
JP6377461B2 (ja) 薬剤揮散器及び外ケース
JP2004261152A (ja) 薬剤容器
JP6373689B2 (ja) 薬剤収容器及び薬剤揮散器
JP2023071265A (ja) 揮散装置
JP5243004B2 (ja) 揮散装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees