JP2008056181A - 車両室内の前部構造 - Google Patents

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岳士 安在
Takeshi Ogasawara
武 小笠原
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Abstract

【課題】 操作パネルの設置位置の自由度が高い車両室内の前部構造を提供する。
【解決手段】 車両室内の運転席近傍に、回転式のシフト装置7を配設した車両室内の前部構造であって、前記シフト装置7は、筒状体の側面に、各シフト位置に対応する複数の切欠き29を設けたハウジング11と、該ハウジング11に取り付けられ、ハウジング11の軸方向に押し込み可能で、かつ周方向に回転可能なシフトノブ9と、該シフトノブ9に連動して移動するコンプレッションブロック13とを備え、該コンプレッションブロック13に、前記ハウジング11の切欠き29に係止される突起部31と、前記シフトノブ9に連結される支持ピン37とを一体に形成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両室内の前部構造に関し、更に詳しくは、自動変速機のシフト装置に関する。
従来から、自動車の運転席と助手席との間に自動変速機のシフト装置を配設する技術が知られている。このような自動変速機においては、ニュートラルレンジ(Nレンジ)やドライブレンジ(Dレンジ)等の種々のモードを有し、シフトレバーのポジションを変更することにより、モードの選択を行うように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えばインストルメントパネル1などの車両室内の前部には、ナビゲーションシステムやオーディオ機器等の車両機器を操作する操作パネルが配設されている。
特開平5−164220号公報
しかしながら、前記従来の車両用シフト装置は、車両の床面から上方に突出したロッド状のシフトレバーを車両前後方向に揺動させるタイプのものであるため、操作パネルを配置する場合に、その配置部位がインストルメントパネル1の上部に限定されるという問題があった。
そこで、本発明は、操作パネルの設置位置の自由度が高い車両室内の前部構造を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載された車両室内の前部構造は、車両室内の運転席近傍に、回転式のシフト装置を配設した車両室内の前部構造であって、前記シフト装置は、筒状体の側面に、各シフト位置に対応する複数の切欠きを設けたハウジングと、該ハウジングに取り付けられ、ハウジングの軸方向に押し込み可能で、かつ周方向に回転可能なシフトノブと、該シフトノブに連動して移動するコンプレッションブロックとを備え、該コンプレッションブロックに、前記ハウジングの切欠きに係止される突起部と、前記シフトノブに連結される支持ピンと、を一体に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載された車両室内の前部構造は、インストルメントパネル1の車幅方向中央部に、車両機器を操作する操作装置を配設する一方、この操作装置の車両後方側に前記シフト装置を配置したことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載された車両室内の前部構造は、前記操作装置を、インストルメントパネル1の縦壁面に配置したことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載された車両室内の前部構造は、前記コンプレッションブロックを前記ハウジングの内方に収容し、コンプレッションブロックをハウジング側に向けて付勢させたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る車両室内の前部構造によれば、コンプレッションブロックに突起部と支持ピンとを一体に形成したため、部品点数及び部品コストを低減することができる。また、シフト装置がシフトノブを回転させる回転式であるため、ロッド状のシフトノブを車両前後方向に揺動させる場合よりも、簡単な操作でシフト操作を行うことができる。
本発明の請求項2に係る車両室内の前部構造によれば、インストルメントパネル1の車幅方向中央部に操作装置を配設し、該操作装置の車両後方側に前記シフト装置を配置したため、運転者P(乗員)が操作装置及びシフト装置を操作する場合の操作性を高めることができる。
本発明の請求項3に係る車両室内の前部構造によれば、前記操作装置をインストルメントパネル1の縦壁面に配置したため、操作装置の操作性を更に向上させることができる。
本発明の請求項4に係る車両室内の前部構造によれば、コンプレッションブロックをハウジング側に向けて付勢させたため、コンプレッションブロックの突起部をハウジングの切欠きに確実に係止させておくことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態による車両室内の前部構造を示す側面図である。
車両室内の前部には、インストルメントパネル1が配設されている。このインストルメントパネル1には、車両前後方向に延びる上壁面1aと、該上壁面1aから下方に延びる縦壁面1bとが形成されている。縦壁面1bの上部には、車両後方に向けて突き出る操作パネル3(操作装置)が設けられている。該操作パネル3には、ナビゲーションシステム及びオーディオ機器などの車両機器を操作するスイッチやボタン類が設けられている。
また、車体の床面には、車幅方向中央部に車両前後方向に沿ってアームレスト5が配設されており、該アームレスト5の前部5aに本実施形態によるシフト装置7が配設されている。アームレスト5の後部5bの高さは、運転者(乗員)Pが肘を載置した場合に、乗員Pの手が操作パネル3に届くように設定されている。
さらに、乗員Pの手が届く範囲Hは、図1の一点鎖線に示す部位であり、操作パネル3はこのHの範囲に位置しているため、乗員Pが操作パネル3を操作しやすくなる。
また、シフト装置7は、操作パネル3よりも車両後方側に配置されており、操作パネル3及びシフト装置7は、ともに乗員Pが操作しやすい部位に配置されている。
図2は本発明の実施形態によるシフト装置を示す分解斜視図、 図3は本発明の実施形態によるシフト装置を示す縦断面図、図4は本発明の実施形態によるシフト装置を示す横断面図、図5は本発明の実施形態によるシフト装置を示す別の横断面図である。
シフト装置7は、外形が円錐台状に形成されたシフトノブ9と、有底円筒状に形成され、側面に切欠きを有するハウジング11と、該ハウジング11の内方に収納配置されたコンプレッションブロック13と、該コンプレッションブロック13の内方に設けられ、コンプレッションブロック13をハウジング11側に向けて付勢するコンプレッションスプリング15と、コンプレッションブロック13の内方に設けられたスリーブ17及びインナーレバー19と、前記ハウジング11をボルト21によって締結する保持プレート23と、該保持プレート23を取り付けるシフト装置本体25とを備えている。
シフトノブ9は、上方に向かうにつれて徐々に外径が小さくなる円錐台状に形成されており、上面は円板状の蓋27によって塞がれている。
ハウジング11は、上面11aを有する円筒体に形成され、側面11bには切欠き29が形成されている。この切欠き29は、ドライブモード(Dモード)やニュートラルモード(Nモード)などの各シフトポジションに対応しており、後述するコンプレッションブロック13の突起部31が嵌合されて、各シフトポジションが決定される。また、下部には下側フランジ33が形成され、ボルト21を介して保持プレート23に締結されている。
コンプレッションブロック13は、上面35を有する円筒体であり、上面35の中央部には上方に突出する支持ピン37が設けられている。該支持ピン37は、前記シフトノブ9に固定されており、シフトノブ9を回転させると、支持ピン37と共にコンプレッションブロック13も回転する。
スリーブ17は、リング状に形成され、インナーレバー19の外周面に嵌合される。インナーレバー19の外周面には、等間隔で4つの凸部39が突設されている。スリーブ17の側面には、インナーレバー19の凸部39に嵌合する嵌合部41が形成されている。従って、インナーレバー19の外周面にスリーブ17を挿入すると、インナーレバー19の凸部39にスリーブ17の嵌合部41が嵌合される。
そして、インナーレバー19の上面43とコンプレッションブロック13の上面35との間には、コンプレッションスプリング15が配設されている。該コンプレッションスプリング15は、通常状態においては、上下方向に圧縮されて付勢されており、コンプレッションブロック13を上方に押圧している。
保持プレート23は、シフト装置本体25の上面に取り付けられている。具体的には、保持プレート23をシフト装置本体25の取付部25aに、ボルト21によって締結している。
図6は、比較例に係る車両室内の前部構造を示す側面図である。
比較例に示すシフト装置51には、ロッドの先端に把持部が取り付けられたシフトレバー53が設けられている。運転者Pが把持部を把持し、シフトレバー53を車両前後方向に沿って揺動させることによって、シフト位置を切り替えるように構成されている。従って、二点鎖線で示すように、操作パネル3をインストルメントパネル1の縦壁面1bに配置しようとすると、シフトレバー53に干渉してしまうため、この位置には操作パネル3を配設することができない。従って、操作パネル55を配設する部位は、インストルメントパネル1の縦壁面1bの上方に形成されている上壁面1aに限定される。
しかし、運転者Pが腕を伸ばして操作するときの最適範囲は、図6のHであるため、インストルメントパネル1の上壁面1aに操作パネル3を配置すると、操作パネル3の設置位置が最適範囲Hを超えてしまう。よって、運転者Pの手が操作パネル55に届きにくくなり、操作性が低下するおそれがある。
以下に、本実施形態によるシフト装置の作動手順を図2及び図3を用いて説明する。
まず、通常状態においては、コンプレッションブロック13の突起部31がハウジング11の切欠き29に嵌合されて、所定のシフトポジションに設定されている。ここで、コンプレッションブロック13は、コンプレッションスプリング15によって上方向(ハウジング11側)に付勢されているため、コンプレッションブロック13の突起部31はハウジング11の切欠き29から外れることなく嵌合されている。
そして、運転者P(乗員)がシフトノブ9を把持してハウジング11の軸方向に押し込むと、コンプレッションブロック13が、コンプレッションスプリング15の付勢力に逆らって、下方向(ハウジング11から離反する方向)に移動する。すると、コンプレッションブロック13の突起部31がハウジング11の切欠き29から外れる。
次いで、運転者Pがシフトノブ9を回転させると、コンプレッションブロック13の突起部31がハウジング11の周方向に沿って回転する。そして、所定位置にてシフトノブ9を上側に戻すと、コンプレッションスプリング15の付勢力によって、コンプレッションブロック13の突起部31が切欠き29の別の部位に嵌合される。これによって、シフトポジションを容易に変えることができる。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
アームレスト5の高さは、運転者P(乗員)が肘を載置した場合に、運転者Pの手が操作パネル3に届くように設定されているため、運転者Pが肘をアームレスト5に載置したまま、操作パネル3のスイッチ類を操作することができる。従って、操作パネル3の操作を容易に行うことができる。
なお、本発明に係る車両室内の前部構造は、前述した実施形態に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、操作パネル3をインストルメントパネル1の縦壁面1bの上部に配設したが、縦壁面1bの下部に配置しても良い。
本発明の実施形態による車両室内の前部構造を示す側面図である。 本発明の実施形態によるシフト装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態によるシフト装置を示す縦断面図である。 本発明の実施形態によるシフト装置を示す横断面図である。 本発明の実施形態によるシフト装置を示す別の横断面図である。 比較例に係る車両室内の前部構造を示す側面図である。
符号の説明
1…インストルメントパネル
1b…縦壁面
3…操作パネル(操作装置)
7…シフト装置
9…シフトノブ
11…ハウジング
13…コンプレッションブロック
31…突起部

Claims (4)

  1. 車両室内の運転席近傍に、回転式のシフト装置(7)を配設した車両室内の前部構造であって、
    前記シフト装置(7)は、
    筒状体の側面に、各シフト位置に対応する複数の切欠き(29)を設けたハウジング(11)と、
    該ハウジング(11)に取り付けられ、ハウジング(11)の軸方向に押し込み可能で、かつ周方向に回転可能なシフトノブ(9)と、
    該シフトノブ(9)に連動して移動するコンプレッションブロック(13)とを備え、
    該コンプレッションブロック(13)に、前記ハウジング(11)の切欠き(29)に係止される突起部(31)と、前記シフトノブ(9)に連結される支持ピン(37)とを一体に形成したことを特徴とする車両室内の前部構造。
  2. インストルメントパネル(1)の車幅方向中央部に、車両機器を操作する操作装置(3)を配設する一方、この操作装置(3)の車両後方側に前記シフト装置(7)を配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両室内の前部構造。
  3. 前記操作装置(3)を、インストルメントパネル(1)の縦壁面(1b)に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両室内の前部構造。
  4. 前記コンプレッションブロック(13)を前記ハウジング(11)の内方に収容し、コンプレッションブロック(13)をハウジング側に向けて付勢させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両室内の前部構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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