JP2008056093A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル部の温度調節機能を発揮しつつ、乗員保護性能を確保することのできるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】ステアリングホイール13は、衝撃に応じて変形し得る芯金20を骨格部材として備えるとともに、通電により放熱してパッド部15の周りのハンドル部(リング部14)の温度を調節する温度調節部35と、その温度調節部35に対する通電を制御する制御装置36とを備える。制御装置36は、パッド部15の裏側部分を構成するロアカバー18内であって、芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置されて同ロアカバー18に取り付けられている。同箇所として、制御装置36は、ロアカバー18内の芯金20の変形経路から外れた箇所、ここでは隣り合う2本のスポーク部芯金25,26により挟まれた空間42に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は温度調節機能を有するステアリングホイールに関するものである。
車両が夏期の炎天下で駐車されると、車内は高温となり、これに伴いステアリングホイールのハンドル部の温度も高くなる。また、車両が冬季の厳寒下で駐車されると、車内の温度が低くなり、これに伴いハンドル部の温度もまた低くなる。このような状態で運転者が車両に乗って運転を開始する際、熱い又は冷たいハンドル部を握ることになり、操舵がしづらい。この場合には、エアコンによる車内温度の調整によりハンドル部の温度を下降又は上昇させる等した後でなければ運転を開始することが困難であり、迅速な運転開始に支障をきたす。
そこで、通電により放熱又は吸熱してハンドル部の温度を調節する温度調節部と、温度調節部に対する通電を制御する制御装置とを設けたステアリングホイールが従来から種々提案されている。例えば、特許文献1には、ハンドル部に温度調節部としてペルチェ素子を設け、同ペルチェ素子に対する通電を制御することでペルチェ素子を放熱又は吸熱させ、ハンドル部を加熱又は冷却するようにしたステアリングホイールが記載されている。なお、特許文献1には特段記載がないが、多くの場合、制御装置はステアリングホイールの骨格をなす芯金に取り付けられるものと考えられる。
特開平6−249540号公報
ところで、ステアリングホイールでは、車両の前面衝突時等に乗員(運転者)から衝撃を受けた場合、乗員保護の観点から、芯金が変形して衝撃を吸収することが要求される。そのため、芯金がこの要求に応える変形特性を発揮するような設計がなされている。
従って、上記制御装置の配置に際しては、芯金の上記変形特性に影響を及ぼさないように配慮することが重要である。ところが、上記のように制御装置を芯金に取り付けると、その制御装置により芯金の剛性が実質的に高められて芯金が変形しにくくなる。また、芯金が変形するときに制御装置も一緒に変位し、他の物と干渉して芯金の変形を妨げるおそれがある。このように、芯金に取り付けられた制御装置がその芯金の変形特性に影響を及ぼす。乗員保護性能の確保のために、芯金に取り付けられる制御装置の仕様毎に芯金の変形特性の設計仕様が求められることとなり、製品を設計するうえで効率的でない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ハンドル部の温度調節機能を発揮しつつ乗員保護性能を確保することのできるステアリングホイールを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、衝撃に応じて変形し得る芯金を骨格部材として備えるとともに、通電により放熱又は吸熱してパッド部の周りのハンドル部の温度を調節する温度調節部と、前記温度調節部に対する通電を制御する制御装置とを備えるステアリングホイールにおいて、前記制御装置は、前記パッド部の裏側部分を構成するロアカバー内であって、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置されて同ロアカバーに取り付けられていることを要旨とする。
上記の構成を有するステアリングホイールでは、制御装置により温度調節部に対する通電が制御される。この制御により温度調節部が放熱又は吸熱して、ハンドル部の温度が調節される。そのため、例えば車両等の運転開始前にハンドル部の温度が過剰に高かったり低かったりしても、上記温度調節により早期に運転者の握りやすい適温にすることができる。
また、上記ステアリングホイールでは、制御装置はロアカバーに取り付けられているため、芯金に取り付けられている場合とは異なり、制御装置により芯金の剛性が高められることはない。
さらに、ステアリングホイールが乗員から衝撃を受けた場合、芯金が変形することで衝撃を吸収して乗員を保護しようとする。この際、制御装置は芯金に取り付けられていないため、芯金が変形しても、その芯金と一緒に変位してパッド部内の他の物と干渉することがない。これに加え、制御装置は、ロアカバー内であって芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置されていることから、同制御装置が芯金の変形の妨げとはなりにくい。その結果、芯金は、設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形して乗員保護性能を発揮する。
また、制御装置が芯金に取り付けられる場合には、乗員保護性能の確保のために制御装置の仕様毎に芯金の変形特性の設計仕様が求められるが、乗員保護性能を確保できる請求項1に記載の発明では、こうした制御装置の仕様毎に芯金の変形特性を設計する必要がなくなる。そのため、制御装置が芯金に取り付けられる場合に比べ、ステアリングホイールの設計効率が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御装置は、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、前記芯金の変形経路から外れた箇所に配置されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、変形経路から外れた箇所に配置されている制御装置は、芯金が変形するときにその芯金と干渉することがない。従って、ステアリングホイールが衝撃を受けた場合、芯金は制御装置によって変形を妨げられることなく、変形経路に沿って設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形する。この芯金の変形により、ステアリングホイールは乗員保護性能を発揮することとなり、請求項1に記載の発明の効果が確実に得られる。
ここで、芯金が複数本のスポーク部芯金を有するものである場合、請求項3に記載の発明によるように、芯金の変形経路から外れた箇所として、制御装置を、隣り合うスポーク部芯金により挟まれた空間に配置することができる。
上記の構成によれば、隣り合うスポーク部芯金によって挟まれた空間は芯金の変形経路から外れており、芯金は変形する際に同空間を通過しない。従って、ステアリングホイールが衝撃を受けた場合、両スポーク部芯金を含む芯金は、上記空間に配置された制御装置と干渉することなく変形する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記制御装置の外殻部分はケースにより構成され、同ケースは、隣り合う前記スポーク部芯金により挟まれた前記空間に対応した形状及び大きさに形成されていることを要旨とする。
制御装置の外殻部分を構成するケースを、上記の構成のように、隣り合うスポーク部芯金により挟まれた空間に対応した形状及び大きさに形成することで、同空間を有効に利用しつつ、芯金(スポーク部芯金)との干渉を起こすことなく制御装置をロアカバー内に配置することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御装置は、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、前記芯金の変形経路上であって、同制御装置を介して前記ロアカバーに前記衝撃を伝達して同ロアカバーを変形させ得る箇所に配置されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、制御装置が芯金の変形経路上に配置されていることから、ステアリングホイールが衝撃を受けて芯金が変形すると、芯金は制御装置に当たる。しかし、上記衝撃が制御装置を通じてロアカバーに伝達され、同ロアカバーが変形する。そのため、衝撃が伝わってもロアカバーが変形しない場合に比べ、制御装置及びロアカバーは芯金の変形の妨げとはなりにくい。その結果、芯金は、設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形することが可能である。ステアリングホイールは乗員保護性能を発揮することとなり、請求項1に記載の発明の効果が得られる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記制御装置は、前記ロアカバーを変形させ得る箇所として、同ロアカバーにおける板状の側壁部の内側近傍に配置されていることを要旨とする。
ロアカバーにおける側壁部は板状をなしていて剛性がさほど高くない。また、ロアカバーの側壁部の外側近傍には、通常、同側壁部の外方への変形を妨げるような剛性の高いものが存在しない。従って、芯金の変形経路上であっても、ロアカバー内の側壁部の内側近傍に制御装置を配置すれば、ステアリングホイールが運転者から衝撃を受けた場合、その衝撃を制御装置を介して側壁部に伝達して、同側壁部を外方へ変形させることができる。
本発明のステアリングホイールによれば、ハンドル部の温度調節機能を発揮しつつ乗員保護性能を確保することができる。
以下、本発明を車両操舵用のステアリングホイールに具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2の少なくとも一方に示すように、車両の運転席の前方(図1の右方)には操舵軸(ステアリングシャフト)11が運転席側ほど高くなるように傾斜した状態で回転可能に設けられ、その周りには、箱状をなしていて剛性の高いステアリングコラムカバー12が設けられている。操舵軸11には本実施形態のステアリングホイール13が取り付けられている。ステアリングホイール13は、ハンドル部、パッド部15及びスポーク部16を備えて構成されている。ハンドル部は円環状をなすリング部(リム部と呼ばれる場合もある)14によって構成されている。操舵軸11が上記のように傾斜していることから、ステアリングホイール13もまた下側ほど運転席に近づくように傾斜している。
図2及び図4の少なくとも一方に示すように、パッド部15は、リング部14によって囲まれた空間内に配置されている。パッド部15は、表側のアッパカバー17と裏側のロアカバー18とを備えている。ここで、表側とは運転者に近い側(図4の左側)であり、裏側とは運転者から遠い側(図4の右側)である。スポーク部16は、リング部14及びパッド部15を連結するものであり、ここでは複数本(4本)のスポーク部16が設けられている。
ステアリングホイール13の上記構成部材(リング部14、パッド部15、スポーク部16)の各内部には、図1及び図3の少なくとも一方に示すように、鉄、アルミニウム、マグネシウム、又はこれらの合金等によって形成された芯金20が配設されている。芯金20はステアリングホイール13の骨格部分をなすものであり、円環状のリング部芯金21(図1参照)と、リング部芯金21の中心部分に位置するボス部芯金22と、ボス部芯金22から径方向外方へ延びてリング部芯金21及びボス部芯金22を連結するスポーク部芯金とを備えている。
本実施形態では、上記芯金20として、4本のスポーク部芯金23〜26を有するものが用いられている。これらのスポーク部芯金23〜26は、大きくは上側に位置するスポーク部芯金23,24と、下側に位置するスポーク部芯金25,26とに分けられる。前者のスポーク部芯金23,24は幅の広い板状をなし、ボス部芯金22を中心として、互いに反対方向(図3では左右方向)へ延びている。また、後者のスポーク部芯金25,26は、上側のスポーク部芯金23,24よりも幅の狭い板状をなし、ボス部芯金22を起点として、同ボス部芯金22から遠ざかるほど両者の間隔が拡がるように斜め下方へ延びている。さらに、芯金20は、略上下方向へ延びてスポーク部芯金23,25を繋ぐ連結芯金28を備えるとともに、同じく略上下方向へ延びてスポーク部芯金24,26を繋ぐ連結芯金29を備えている。
そして、上記の構成を有する芯金20は、ボス部芯金22において上記操舵軸11の先端に一体回転可能に取り付けられている(図4参照)。なお、芯金20では、リング部芯金21と、各スポーク部芯金23〜26のリング部芯金21寄りの箇所とが、断熱性、弾性等に富んだ合成樹脂等によって取り囲まれ、さらにその外側に皮革等からなる表皮が被せられている。
芯金20において、ボス部芯金22の全体、各スポーク部芯金23〜26のボス部芯金22寄りの箇所、及び連結芯金28,29の全体は、上記パッド部15のロアカバー18によって裏側から覆われている。ロアカバー18は、上記ステアリングコラムカバー12に近接配置された底部18aと、その底部18aの縁部に沿って略表側(運転席側)へ突出するよう設けられた側壁部18bとを備えており、全体が合成樹脂によって板状に形成されている。そして、ロアカバー18はビス27等の締結部材によって芯金20に締付け固定されている。ステアリングホイール13では、底部18aの裏側近傍には、剛性の高いステアリングコラムカバー12が位置している。そのため、底部18aが裏側へ変形しようとした場合、その変形はステアリングコラムカバー12によって規制される。これに対し、側壁部18bの外側近傍には、同側壁部18bの外方への変形を妨げるような剛性の高いものは存在しない。
図4に示すように、パッド部15内の中心部分であって芯金20よりも運転席側(図4の左側)の箇所にはエアバッグ装置31が組み込まれている。エアバッグ装置31は、折り畳まれた状態で収納されたエアバッグ(図示略)と、そのエアバッグに膨張展開用のガスを供給するインフレータ32とを備えて構成されている。エアバッグ装置31は上記連結芯金28,29(図3参照)において芯金20に取り付けられている。なお、エアバッグに対応するように、アッパカバー17の内面には切り込み33が設けられており、エアバッグの膨張展開時の初期にアッパカバー17がこの切り込み33に沿って破断されて、エアバッグの運転席側への膨脹が許容される。
上記の基本構成を有するステアリングホイール13では、車両の前面衝突時等にリング部14が乗員(運転者)から衝撃を受けた場合、乗員保護の観点から、リング部14等が傾斜状態から鉛直状態に近い状態に変位するように、芯金20が所定の変形経路に沿って変形して衝撃を吸収すること(セルフアライニング)が要求される。リング部14が上述したように傾斜した状態で配置されていることから、前面衝突時等にリング部14が乗員(運転者)から衝撃を受ける箇所は主としてリング部14の下半部である。そして、上記要求に応える変形特性を発揮するように芯金20の形状、大きさ等の各諸元が設計されている。
ここでは、上側のスポーク部芯金23,24のリング部芯金21との各接続部分が他の箇所よりも幅狭に形成される等して、同部分の剛性が低くされている。そのため、リング部14が上記のように乗員(運転者)から衝撃を受けた場合に、上記接続部分がねじり変形することにより、リング部14が同接続部分を支点として回転するように変位することが可能である。このときの回転は、図1において矢印で示すようにリング部14の下半部が車両前方へ変位し、上半部が車両後方へ変位するように行われる。
また、図3に示すように連結芯金28におけるスポーク部芯金23との接続部分、及び連結芯金29におけるスポーク部芯金24との接続部分は、それぞれ変形予定部34,34とされている。そして、変形予定部34,34において芯金20が変形することにより、両連結芯金28,29、両スポーク部芯金25,26、エアバッグ装置31等が、図3中矢印Xで示すように変形予定部34,34を支点として車両前方へ回転するように変位することが可能である。ここで、芯金20の変形にかかる軌跡が上記セルフアライニング時における芯金20の変形経路に相当する。
さらに、本実施形態のステアリングホイール13は、リング部14の温度を調節する機能を有している。この機能の実現のために、ステアリングホイール13には、通電により放熱又は吸熱してリング部14の温度を調節する温度調節部35と、その温度調節部35に対する通電を制御する制御装置36とが設けられている。本実施形態では、上記温度調節部35として、冬季の厳寒下等にリング部14を暖めるヒータエレメント(モジュール)がリング部14内のリング部芯金21の周りに埋設されている(図1参照)。ヒータエレメントはフィルム状(シート状)をなしており、通電により熱を放出(放熱)するヒータ線を内部に有している。ヒータエレメントは、リング部14内の全周にわたって設けられてもよいし、リング部14内の周方向についての特定の部位にのみ設けられてもよい。特定の部位とは、車両運転時に運転者が比較的握ることの多い部位である。
制御装置36は、図5及び図6の少なくとも一方に示すように、電子部品が組み込まれた基板37と、その基板37を収容するケース40とを備えて構成されている。ケース40は、アッパケース38及びロアケース39に分割されており、使用時には両ケース38,39が組み合わされる。ケース40の外側、ここではアッパケース38の上側には、上記温度調節部35を電気的に接続するためのカプラ41等が設けられている。これらアッパケース38及びロアケース39は、基板37を保護する観点から全体が硬質の合成樹脂によって形成されている。
制御装置36は、ロアカバー18内であって、上記芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置され、かつ同ロアカバー18に取り付けられている。次に、この制御装置36の(i)取り付け位置、(ii)外形形状・大きさ、(iii )取り付け態様の各々について説明する。
(i)制御装置36の取り付け位置について
ロアカバー18内の上記芯金20の変形経路から外れた箇所が、芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所とされている。この箇所であれば、芯金20が変形しても制御装置36が芯金20に当たってその変形を妨げることがないからである。
衝撃が加わった場合に芯金20が変形予定部34等において車両前方へ変形することから、例えば隣り合う2本のスポーク部芯金23〜26によって挟まれた空間であれば、芯金20の変形経路から外れている。芯金20は変形する際に上記空間を通過しない。従って、制御装置36は上記空間に配置されていれば、変形する芯金20と干渉することはない。こうした点を考慮し、本実施形態では、図3及び図6の少なくとも一方に示すように、下側の2本のスポーク部芯金25,26によって挟まれた空間42が制御装置36の配置位置とされている。
ただし、「ロアカバー18内であって、芯金20の変形経路から外れた箇所である」という条件を満たす箇所であればよく、上記以外の箇所も制御装置36の配置箇所の対象となり得る。
(ii)制御装置36(ケース40)の外形形状・大きさについて
下側の2本のスポーク部芯金25,26によって挟まれた空間42は、ボス部芯金22から遠ざかるほど間隔が拡がる略三角柱状をなしている。この空間42は空きスペースとなっているが十分大きなものではない。一方、制御装置36に本来の機能を発揮させるためには、小型化するにも限度がある。そこで、本実施形態では、制御装置36の外殻をなすケース40の外形形状が上記空間42に対応した形状、すなわち、ボス部芯金22から遠ざかるに従い左右幅が広くなる略三角柱状にされている。また、同ケース40は上記空間42よりも若干小さな大きさに形成されている。そのため、制御装置36が空間42に配置された状態では、同制御装置36が空間42の大部分を占めることになる。
(iii )制御装置36の取り付け態様について
図5、図7及び図8の少なくとも1つに示すように、ロアカバー18の底部18aであって、上記空間42(図6参照)内の複数箇所に取付ボス43が設けられている。ここでは、底部18aについて、側壁部18bの近傍であり、かつスポーク部芯金25,26の近傍である2箇所に取付ボス43,43が設けられている。両取付ボス43,43は、本実施形態では底部18aに一体に形成されているが、底部18aとは別部材によって構成されて、底部18aに別途に固定されたものであってもよい。各取付ボス43は、底部18aに対し略直交する方向(図5では左方、図7及び図8では上方)へ向けて突出している。各取付ボス43内には、少なくともその先端面において開口するねじ孔44が形成されている。本実施形態では、これらのねじ孔44が底部18aを貫通しているが、貫通していないものであってもよい。
一方、アッパケース38の側縁部において、上記取付ボス43に対応する箇所には、ねじ挿通孔45を有する突部46が形成されている。同様に、ロアケース39の側縁部において、上記取付ボス43に対応する箇所には、ねじ挿通孔47を有する突部48が形成されている。両突部46,48は、アッパケース38及びロアケース39が組み合わされたときに互いに重なり合う。この状態ではねじ挿通孔45,47が合致する。そして、ビス49等の締結部材が両ねじ挿通孔45,47に順に挿通されて、ねじ孔44に螺入されることにより、両突部46,48が取付ボス43に締結されている。この締結を通じて、アッパケース38及びロアケース39がロアカバー18に取り付けられている。
上記のように制御装置36はロアカバー18に取り付けられているため、同制御装置36が芯金20に取り付けられている場合とは異なり、制御装置36により芯金20の剛性が高められて同芯金20が変形しにくくなることはない。
次に、上記のように構成された本実施形態のステアリングホイール13の作用について説明する。
車両が冬季の厳寒下で駐車されると、車内の温度が低くなり、これに伴い、リング部14を含むステアリングホイール13の温度もまた低くなる。このような状態で運転者が運転席に座って運転を開始する場合、運転者は冷えたリング部14を握ることになり、操舵がしづらい。エアコンによる車内温度の調整によりリング部14の温度上昇を待っていると、迅速な運転開始に支障をきたす。
この点、本実施形態のステアリングホイール13にあっては、運転者によってエンジン始動のためのスイッチ操作が行われると、制御装置36により温度調節部35(ヒータエレメント)に対する通電制御が開始される。この制御によりヒータエレメントにおけるヒータ線が発熱・放熱する。この熱がリング部14に伝わって同リング部14の表面温度が上昇する。そのため、上記エンジン始動のためのスイッチ操作の後、リング部14を早期に運転者の握りやすい適温にすることができる。
一方、車両が走行中に前面衝突する等して、車両に対し前方から衝撃が加わった場合には、車両は停止するが運転者は慣性により車両に対し前方へ移動しようとする。上記衝撃に応じてエアバッグ装置31が作動してエアバッグが膨張展開され、運転者の保護が図られる。この車両の衝突時においては、運転者からエアバッグを介してステアリングホイール13、特に運転席に近い側の箇所である下半部に対し大きな押圧力が加わる。このようにして、ステアリングホイール13が運転者からエアバッグを介して衝撃を受ける。
上記押圧力により、芯金20が、上側のスポーク部芯金23,24のリング部芯金21との各接続部分においてねじり変形し、リング部14が同接続部分を支点として回転するように変位する(図1の二点鎖線参照)。また、芯金20が変形予定部34,34において変形し、両連結芯金28,29、両スポーク部芯金25,26、エアバッグ装置31等が、変形予定部34,34を支点として車両前方へ回転するように変位する(図3の矢印X参照)。これらの芯金20の変形に伴うリング部14、エアバッグ装置31等の変位により上記衝撃が吸収されて運転者の保護が図られる。
この際、温度調節部35の制御装置36は、芯金20に取り付けられていないため、芯金20が変形しても、その芯金20と一緒に変位してパッド部15内の他の物と干渉することがない。
さらに、制御装置36は、芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、隣り合うスポーク部芯金25,26によって挟まれた空間42に配置されている。この空間42は芯金20の変形経路から外れているため、芯金20は変形予定部34,34において変形する際に同空間42を通過しない。従って、ステアリングホイール13が衝撃を受けた場合、両スポーク部芯金25,26を含む芯金20は、制御装置36と干渉することなく設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形する。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)温度調節部35(ヒータエレメント)に対する通電を制御する制御装置36を、ロアカバー18内であって、芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置して同ロアカバー18に取り付けている。そのため、制御装置36による温度調節部35の通電制御により、リング部14をエンジン始動のためのスイッチ操作の後、早期に運転者の握りやすい適温にすることができる。
また、ステアリングホイール13が衝撃を受けて芯金20が変形する際に、制御装置36がその変形の妨げとならないようにすることができる。芯金20に、設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形させて乗員の保護性能を発揮させることができる。
このように、本実施形態によれば、リング部14の温度調節機能を発揮しつつ、乗員保護性能を確保することができる。
これに伴い次の効果も得られる。制御装置が芯金に取り付けられる場合には、乗員保護性能の確保のために制御装置の仕様毎に芯金の変形特性の設計仕様が求められるが、乗員保護性能を確保できる本実施形態では、こうした制御装置36の仕様毎に芯金20の変形特性を設計する必要がなくなる。そのため、制御装置が芯金に取り付けられる場合に比べ、製品(ステアリングホイール13)を設計する効率が向上する。
(2)芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、制御装置36を芯金20の変形経路から外れた箇所に配置している。そのため、ステアリングホイール13が衝撃を受けて芯金20が変形するときに制御装置36が芯金20と干渉する現象を回避することができる。芯金20を変形経路に沿って、設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で確実に変形させることができる。
(3)芯金20として、その中心のボス部芯金22から延びる複数本のスポーク部芯金23〜26を有するものが用いられている本実施形態にあって、上記変形経路から外れた箇所として、制御装置36を、隣り合うスポーク部芯金25,26により挟まれた空間42に配置している。このため、制御装置36が芯金20、特に両スポーク部芯金25,26と干渉する現象を確実に回避することができる。
(4)制御装置36の外殻部分を構成するケース40を、隣り合う2本のスポーク部芯金25,26により挟まれた空間42に対応した形状及び大きさに形成している。そのため、上記空間42を有効に利用しつつ、芯金20、特にスポーク部芯金25,26との干渉を起こすことなく、制御装置36をロアカバー18内に確実に配置することができる。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・芯金20の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、制御装置36を、芯金20の変形経路上であって、同制御装置36を介してロアカバー18に衝撃を伝達して同ロアカバー18を変形させ得る箇所に配置してもよい。こうした箇所としては、例えば、図6において二点鎖線で示すように、ロアカバー18内の側壁部18bの内側近傍が挙げられる。
上記の箇所に制御装置36を配置してロアカバー18に取り付ければ、制御装置36が芯金20の変形経路上に位置することから、ステアリングホイール13への衝撃により芯金20が変形すると、芯金20は制御装置36に当たる。しかし、上記衝撃が制御装置36を通じてロアカバー18に伝達され、同ロアカバー18が図6中矢印Yで示す方向へ変形しようとする。そのため、衝撃が伝わってもロアカバー18が変形しない場合に比べ、制御装置36及びロアカバー18は芯金20の変形の妨げとはなりにくい。その結果、芯金20は、設計通りの変形特性又はそれに近い変形特性で変形して乗員保護性能を発揮することとなり、上記実施形態と同様の効果が得られる。
特に、ロアカバー18の側壁部18bは合成樹脂によって板状に形成されていてさほど剛性が高くない。また、剛性の高いステアリングコラムカバー12が近くに位置する底部18aとは異なり、側壁部18bの外側近傍には変形の妨げとなるような剛性の高いものが存在しない。従って、側壁部18bは、制御装置36を通じて伝達される衝撃により外方へ変形しやすく、上記効果が得られやすい。
上記の場合、側壁部18bにおいて制御装置36の近傍の箇所を、他の箇所よりも薄肉状にしたり、脆弱部を設けたりする等して、予め変形しやすいようにしておくことも有効である。
・温度調節部35として、上記ヒータエレメントとは異なるもの、例えば通電により放熱又は吸熱する熱交換素子を用いてもよい。熱交換素子としては、例えばペルチェ素子が挙げられる。ペルチェ素子は、2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属から他方の金属へ熱が移動するというペルチェ効果を利用した板状の半導体素子である。ペルチェ素子に直流電流を流すと、一方の面で熱の発生(発熱)が起こり、反対面で熱の吸収(吸熱)が起こる。電流の極性を逆転させると、上記発熱・吸熱の関係が反転する。従って、車内温度、ハンドル部(リング部14)の表面温度等に応じて、ペルチェ素子に対する通電方向を切り替えることで、ペルチェ素子を加熱素子として機能させたり、冷却素子として機能させたりし、リング部14を暖めたり冷やしたりすることができる。
・リング部14内に、熱輸送用流体(例えば水)を有する熱伝導パイプ(ヒートパイプ)を設けるとともに、この熱伝導パイプとの間で熱交換を行う熱交換素子を設ける構成としてもよい。
・本発明は、リング部14の周方向についての一部、例えば車両運転時に運転者が比較的握ることの少ない箇所が、木材を用いて形成されたステアリングホイール13にも適用可能である。この場合、ヒータエレメント等の温度調節部35は、リング部14において、上記木製の箇所を除いた箇所に設けられる。
・本発明は、乗員(運転者)から衝撃を受けたとき、リング部芯金21については、その一部のみ、例えば下半部のみが変形して衝撃を吸収するようにしたステアリングホイールにも適用可能である。
・本発明は、ハンドル部が非環状に形成されたステアリングホイールや、車両以外の移動体に装備されるステアリングホイールにも適用可能である。
本発明を具体化した一実施形態におけるステアリングホイールの概略側面図。 ステアリングホイールの概略正面図。 ステアリングホイールからパッド部のアッパカバー等を取り外した状態を示す部分斜視図。 図3の4−4線に沿った断面構造を示す断面図。 図3の5−5線に沿った断面構造を示す断面図。 図3の6−6線に沿った断面構造を示す断面図。 ロアカバーの底部に対する制御装置の取り付け構造を示す部分断面図。 ロアカバーの底部に制御装置を取り付ける前の状態を示す部分断面図。
符号の説明
13…ステアリングホイール、14…リング部(ハンドル部)、15…パッド部、18…ロアカバー、18b…側壁部、20…芯金、23〜26…スポーク部芯金、35…温度調節部、36…制御装置、40…ケース、42…空間。

Claims (6)

  1. 衝撃に応じて変形し得る芯金を骨格部材として備えるとともに、通電により放熱又は吸熱してパッド部の周りのハンドル部の温度を調節する温度調節部と、前記温度調節部に対する通電を制御する制御装置とを備えるステアリングホイールにおいて、
    前記制御装置は、前記パッド部の裏側部分を構成するロアカバー内であって、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所に配置されて同ロアカバーに取り付けられていることを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記制御装置は、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、前記芯金の変形経路から外れた箇所に配置されている請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記芯金は複数本のスポーク部芯金を有し、前記制御装置は、前記変形経路から外れた箇所として、隣り合うスポーク部芯金により挟まれた空間に配置されている請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記制御装置の外殻部分はケースにより構成され、同ケースは、隣り合う前記スポーク部芯金により挟まれた前記空間に対応した形状及び大きさに形成されている請求項3に記載のステアリングホイール。
  5. 前記制御装置は、前記芯金の変形に及ぼす影響の少ない箇所として、前記芯金の変形経路上であって、同制御装置を介して前記ロアカバーに前記衝撃を伝達して同ロアカバーを変形させ得る箇所に配置されている請求項1に記載のステアリングホイール。
  6. 前記制御装置は、前記ロアカバーを変形させ得る箇所として、同ロアカバーにおける板状の側壁部の内側近傍に配置されている請求項5に記載のステアリングホイール。
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