JP2008055637A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡単な構成により、装置の振動や、感光ドラム等の回転体の回転精度を原因としたドットの位置ずれに対応できるようにした画像形成装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】
同図には2値化処理に用いる際の閾値テーブルの一例が示され、この閾値テーブルには、画素の形成を抑制するために、閾値が高めに設定された抑制パターン(円で囲まれた閾値)が含まれる。この抑制パターンにより、網点内の輪郭部近傍に画素の形成が抑制された出力画像データが得られることになり、露光部では、この画像データに基づいた露光エネルギープロファイルにより、感光ドラム上を照射して静電潜像を形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成装置および画像形成方法に関する。
一般に、電子写真方式を採用する画像形成装置においては、露光部からの画像情報に応じたレーザー光で、帯電された感光体を照射して静電潜像を形成し、この形成された静電潜像を現像して用紙等の記録媒体上に画像を形成することになる。よって、感光体上に形成される静電潜像により、記録媒体上に形成される画像の品質が大きく左右されることになる。
従来、この種の技術に関して、特許文献1には、画像信号に応じて変調されたレーザー光を照射する第1の露光部と、画像信号を反転した反転画像信号に応じて変調され、第1の露光部からのレーザー光よりも除電効果の小さいレーザー光を照射する第2の露光部とを設け、これら露光部からのレーザー光を感光体上で合成するように構成することで、露光エネルギー分布の傾きが急峻になり、感光体上にコントラストの高い静電潜像を形成する技術が開示される。
しかし、この構成によると、第1の露光部および第2の露光部から照射されるレーザー光の照射位置が、感光体上で一致していなければならず、経時変化や環境変化を含めて照射位置の精度を保証するには、装置が複雑になったり高価になってしまうと言う問題があった。
そこで、特許文献2には、光源から入射された光ビームを偏向するポリゴンミラーの光反射面に対し、一面おきに光反射率を低下させるコーティングを施すことで、レーザー端部の光量を変化させるとともに、さらに光源から射出されるレーザー光のビーム径を、1回走査する毎に切り替え、上記特許文献1同様の効果を容易な構成により得られる技術が開示される。
また、これに加えて、入力画像データに応じてレーザー光の強度を変更させる技術があり、例えば、特許文献3には、トナーを付着させる領域と、トナーを付着させない領域とで、異なる強度のレーザー光で感光体を露光するとともに、画像情報の濃度に応じてこの強度を変化させる技術が開示される。
特開平09−169136号 特開平11−202247号 特開2001−290317号
ところで、この上述した画像形成装置においては、入力された多値画像データを2値画像データに変換することになるが、この2値化処理に際しては、一般に、図8に示すような閾値テーブル(この場合、256段階の階調表現が可能)が用いられる。
例えば、ここで多値画像データとして階調値128の画像データが入力されると、この閾値テーブル上の閾値データと比較が行われ、閾値が127以下となる領域に画素が形成され、図9に示すような2値画像データに変換されることになる。この画素の集合体は網点などと呼ばれ、画像形成装置においては、この網点を塗り潰してドットを形成し、入力された階調値に応じた画像を用紙等の記録媒体上に形成することになる。すなわち、この網点の面積により種々の中間調が再現されることになる。
さて、このような電子写真方式を採用する画像形成装置において、避けられない問題として網点の位置ずれがある。網点の位置ずれは、例えば、感光体の回転ムラ、あるいは画像形成装置の振動などが原因となり発生し、これが発生すると、濃度変化が顕著になり、また、カラーに対応したものであれば、明るさの変化や、色ずれ等を招くことになる。
このような位置ずれに対処することは、この種の画像形成装置を市場に提供するベンダメーカにとっても、それを利用する顧客にとっても大きな課題となっており、従来、これに対処するためには一般に、ハード的な対応が採られていた。
ところが、このような対処方法では、ハード構成が複雑になり、その分、コストの増加や、装置が大型化してしまうといった問題や、値段を抑えた安価な画像形成装置では、位置ずれに対応できないといった問題があった。
そこで、本発明は、簡単な構成により、装置の振動や、感光体等の回転体の回転精度を原因としたドットの位置ずれに対応できるようにした画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成装置において、前記網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに変換する画像処理手段と、前記画像処理手段で変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像を形成する画像出力手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記画像処理手段は、前記網点内輪郭部近傍に画素の形成を抑制する抑制パターン含んで構成される閾値テーブルを有し、該閾値テーブルに基づいて多値画像データを2値画像データに変換することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成方法において、前記網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに画像処理手段で変換し、前記画像処理手段で変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像出力手段で画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成装置において、前記網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに変換し、該変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像を形成するように構成したため、網点内輪郭部近傍への画素の形成が抑制されることから、露光エネルギーのエッジ部のプロファイルが緩やかになり、ドット輪郭部をぼやけて形成させることができる。
これにより、例えば、装置の振動や、感光体等の回転体の回転精度を原因としてドットの位置ずれが発生したとしても、それに起因した濃度変化等を抑制させることができる。
また、本発明は、画像処理に工夫を持たしたため、ソフトウェアの書き換え等により対応することができるので、複雑なハード構成が不要であり、コスト的な問題も発生しない。
以下、この発明に係わる画像形成装置および画像形成方法の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、解像度が600dpiである256階調(8bit)の多値画像を解像度が2400dpiである2値画像(1bit)に変換して出力する場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明に係わる画像形成装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置1は、その機能構成として、画像入力部10と、画像処理部20と、画像出力部30とを具備して構成される。
ここで、画像入力部10は、スキャナ装置、あるいはネットワーク等から画像データを受信する通信I/F(Interface)等で構成され、入力されたデータを解釈し多値画像データを画像処理部20へ供給する機能を果たす。なお、本実施例においては、処理対象となる多値画像データが256階調であることから、この画像入力部10では、かかる多値画像データの階調値として0〜255までのいずれかの整数値を画像処理部20へ供給することになる。
画像処理部20は、上述した画像入力部10から供給を受けた多値画像データ(以下、入力画像データと言う)を、2値画像データ(以下、出力画像データと言う)に変換する機能を果たす。図2に示すように、画像処理部20は、その機能構成として、比較部21と、閾値データ選定部22と、記憶部23とを具備して構成され、入力画像データ(本実施例においては、600dpi、8bit(256階調))を、出力画像データ(本実施例においては、2400dpi、1bit(2階調))に変換することになる。
記憶部23は、種々のパターンを有する閾値テーブル24を格納する機能を果たす。この閾値テーブル24の詳細については後述するが、例えば、図4に示すテーブルレイアウトで構成される。
閾値データ選定部22は、画像入力部10からの入力画像データとともに、その画素位置を示すアドレス信号の入力を受け付け、当該入力画像データに対応する閾値テーブル24上から当該アドレス信号に対応する閾値データ(4×4のマトリクス)を選定し、この選定した閾値データを比較部21に渡す機能を果たす。
比較部21では、画像入力部10からの入力画像データと、閾値データ選定部22からの閾値データとを比較し、この比較により得られた出力画像データ(2値)を画像出力部30に出力する機能を果たす。以上が、画像処理部20の機能的な構成の一部についての説明である。
図2に戻り、画像出力部30は、レーザー光を利用した電子写真方式で構成され、上述した画像処理部20からの出力画像データに基づいて用紙等の記録媒体上に出力画像イメージを形成する機能を果たす。図3に示すように、画像出力部30は、その機能構成として、制御部31と、露光部32と、感光ドラム(感光体)33と、帯電ユニット34と、クリーナユニット35と、転写ユニット36と、現像ユニット37とを具備して構成される。
露光部32は、ビーム径約50μm(直径:1/(eの2乗))、2400dpi解像度のレーザーダイオードを有しており、この露光部32で感光ドラム33に対し、ドラムの回転に合わせてレーザー光を照射する。なお、この露光部32は、レーザーダイオードに限られず、LED(Light Emitting Diode)等を用いた発光素子で構成されていてもよい。
画像処理部20から送られてきた出力画像データは、制御部31において、レーザーダイオードの露光信号に変換され、露光部32では、この露光信号に基づいて感光ドラム33にレーザー光を照射することになる。
この感光ドラム33の上方には、感光ドラム33を帯電させるための帯電ユニット34が配置されており、露光部32から射出されたレーザー光は、感光ドラム33の回転方向(同図矢印)に沿って帯電ユニット34の配置位置よりも下流側に位置する露光位置において、感光ドラム33に照射される。帯電ユニット34によって帯電された感光ドラム33は、露光位置でレーザー光が照射されることで静電潜像が形成される。
また、感光ドラム33の回転方向に沿って露光位置よりも下流側には現像ユニット37が設けられる。現像ユニット37は、感光ドラム33上の静電潜像が形成された部位に現像剤を供給して静電潜像を現像し、感光ドラム33上にトナー像を形成させる。
感光ドラム33の直下は画像転写位置とされており、感光ドラム33上に形成されたトナー像は画像転写位置において転写ユニット36に転写される。これにより、転写ユニット36に画像が形成される。また、感光ドラム33の回転方向に沿って露光位置よりも下流側にはクリーナユニット35が設けられる。クリーナユニット35は、画像(トナー像)転写後に感光ドラム33上に残留しているトナーを除去する。以上が、画像出力部30の機能的な構成の一部についての説明である。
ここで、図4および図5を用いて、上述した画像処理部20内の記憶部23に格納される閾値テーブル24について説明する。
図4には、閾値テーブル24のテーブルレイアウトの一例が示される。なお、この図4に示す閾値テーブル24は、入力画像データの階調値が128のときに用いられるものであるが、この他、記憶部23には、入力画像データの階調値に応じた種々の閾値テーブル24が格納される。
閾値テーブル24は、16×16のマトリクスで構成され、256段階の階調表現が行える。この閾値テーブル24には、画素の形成を抑制するために、閾値が高めに設定された抑制パターン(円で囲まれた閾値)が含まれる。詳細については後述するが、この抑制パターンにより、網点内の輪郭部近傍に画素の形成が抑制された出力画像データが得られることになる(後述する図7参照)。なお、本実施例においては、画素の形成を確実に抑制するために、この閾値テーブルの最大閾値(閾値:255)を抑制パターンに設定する場合を例に挙げて説明するが、この抑制パターンは、画素の形成を抑制できる値であればよく、必ずしも最大閾値とする必要はない。
また、この閾値テーブル24では、入力画像データととともに入力されるアドレス信号に基づいて閾値データが選択されることになるため、図5に示すように、閾値テーブル24は、入力画像データ解像度の画素サイズ(4×4のマトリクス)を単位としてA〜Pの16領域に分割される。
この閾値テーブル24から閾値データを選択する際の動作の詳細については後述するが、上述した閾値データ選定部22では、この閾値テーブル24上から、入力画像データとアドレス信号とに応じて、図6に示す閾値データ選定テーブル上を検索して、4×4の閾値データを選定し、これを比較部23に渡すことになり、これを受けた比較部23においては、この閾値データと入力画像データとを比較し、入力画像データの階調値が、閾値データの閾値以下となる領域(閾値)を塗り潰すことで、解像度2400dpiの出力画像データを生成し、それを画像出力部30に出力することになる。
次に、図1で説明した画像形成装置1の動作の概略について説明する。なお、ここでは、入力画像データの階調値が128である場合を例に挙げて説明する。
階調値128の入力画像データが、画像入力部10から画像処理部20に入力されると、これを受けた画像処理部20の閾値データ選定部22では、図6に示す閾値データ選定テーブル上を検索し、閾値データを選定することになる。例えばこの場合、階調値が128であるから、図6のテーブルから領域Aではテーブル64(閾値データ)が選定され、領域Bではテーブル65(閾値データ)が選定されることになり、比較部23では、この選定された領域の閾値データに基づいて比較処理を行うことになる。この比較の結果得られた出力画像データが、図7となり、画像出力部30では、この出力画像データに基づいて用紙等の記録媒体上に出力画像イメージを形成することになる。
ここで、入力画像データの階調値が128である場合について、従来例と比較してみる。本発明の一例として図4の閾値テーブル、従来例として図8の閾値テーブルを用いて2値化処理を行った場合、従来例の閾値テーブルで得られる出力画像データは、図9のようになる。なお、上述したとおり、本発明に係わる図4の閾値テーブルで2値化処理された場合には、図7に示す出力画像データが得られることになる。
また、図10に、この図7のA−B点間と、図9のC−D点間における露光部32による露光エネルギーのプロファイルの模式図を示す。なお、ここに示される模式図では、従来例との比較を容易にする便宜上、網点中央部の露光エネルギーで各々正規化した値が示される。
この図10に示すように、本発明の露光エネルギープロファイル(実線)は、従来例(破線)に比べ、エッジ部のプロファイルが緩やかになることが分かる。このため、本発明によれば、実際に形成されるドットが、図11(上側)に示すように、輪郭部がぼやけて再現されるため濃度変化の影響を受け難くなるが、従来例では、露光エネルギープロファイルのエッジ部が急峻になり、ドットの輪郭部がくっきり再現されているのが分かる。
この図11(上側)に示す出力画像の模式図は、装置の振動が無く、また感光ドラムなどの回転体の回転精度が高く、理想的な画像形成がなされたときの一例であるが、現実的には、図11(下側)に示すように、感光ドラムの回転ムラ等を原因としてドットの位置ずれが発生することが多々ある。
この図11(下側)に示す出力画像の模式図では、破線部のドットに位置ずれが生じており、本来形成されるべき場所よりも上部にドットが形成されているのが分かる。ここで従来例の場合には、大きな空白部が生じてしまうことになるが、本発明の場合には、輪郭部がぼやけていることから、位置ずれが生じても空白部の発生が極力抑制されているのが分かる。
また、図12に本発明、図13に従来例について、隣接するドット間の距離が接近した際に生じる濃度変化の模式図を示す。なお、図12、図13ともに図中左側には、理想的なドット形成が行われた場合の値を示し、図中右側には、位置ずれが生じドット間の距離が接近した場合の値を示す。
図12に示す本発明の場合、位置ずれに対して隣接ドット間の濃度変化が少ないのに比べ、図13に示す従来例では、空隙の濃度から最大濃度まで変化が生じることになる。このように従来例においては、位置ずれによる濃度変化の影響が顕著に現れることになるが、本発明においては、この影響を受け難くできることが分かる。
以上説明したように本発明においては、網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに変換し、この変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像を形成するように構成したため、網点内輪郭部近傍への画素の形成が抑制されることから、露光エネルギーのエッジ部のプロファイルが緩やかになり、ドット輪郭部をぼやけて形成させることができる。
これにより、例えば、装置の振動や、感光ドラム等の回転体の回転精度を原因としてドットの位置ずれが発生したとしても、それに起因した濃度変化等を抑制させることができる。
また、本発明は、画像処理に工夫を持たしたため、ソフトウェアの書き換え等により対応することができるので、複雑なハード構成が不要であり、コスト的な問題も発生しない。
なお、上記実施例においては、図4に示す閾値テーブル24を例に挙げて本発明を実施する場合について説明したが、本発明は、網点内輪郭部近傍の画素の形成が抑制できればよく、この図4に示す閾値テーブル24上の抑制パターンの配置位置などは自由に変更可能である。例えば、この図4の抑制パターンとは異なる抑制パターンが配される図14に示す閾値テーブルを用いても、上記実施例同様の効果を得られることになり、このような抑制パターンの配置位置は、システムに応じて適宜変更できる。
また、上記実施例においては、露光エネルギーの調整に入力画像データに応じた閾値テーブルを用いたが、本発明は、レーザー光の照射をオフさせる画素を網点内輪郭部近傍に設けられるのであればよく、閾値テーブルとは別のパターンテーブルを用いて本発明を実施するように構成してもよい。
また、上記実施例においては、画像部(塗り潰す領域)を露光する方式を採用する画像形成装置1(画像出力部30)を例に挙げて説明したが、これとは逆に、背景部(塗り潰さない領域)を露光する方式を採用する画像形成装置1に適応してもよい。
また、上記実施例においては、ディザ型の閾値テーブルを用いていたが、これに限られず、誤差拡散方式と組み合わせて本発明を実施するように構成してもよい。
また、上記実施例においては、本発明の特徴ある画像処理を、画像形成装置1内部にある画像処理部20により行う場合を説明したが、この画像処理をコンピュータ等の外部端末で処理し、この処理された画像データを画像形成装置1に入力することで、本発明を実施するように構成してもよい。
また、カラーに対応した画像形成装置であるならば、各色毎に本発明を適用することで対応することができる。
この他、本発明は、上記および図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明の画像形成装置および画像形成方法は、複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成装置全般に適用可能であり、特に、簡単な構成により、装置の振動や、感光体等の回転体の回転精度を原因としたドットの位置ずれに対応することができるため、コスト面において優位である。
本発明に係わる画像形成装置の全体構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す画像処理部20の機能的な構成の一部を示す図である。 図1に示す画像出力部30の機能的な構成の一部を示す図である。 本発明に係わる閾値テーブル24のテーブルレイアウトの一例を示す図である。 本発明に係わる閾値テーブル24の領域分割の一例を示す図である。 本発明に係わる閾値データ選定テーブルのテーブルレイアウトの一例を示す図である。 本発明に係わる出力画像データの一例を示す図である。 従来技術に係わる閾値テーブルのテーブルレイアウトの一例を示す図である。 従来技術に係わる出力画像データの一例を示す図である。 本発明と従来技術とを比較した露光エネルギーのプロファイルの模式図である。 本発明と従来技術とを比較した出力画像の模式図である。 本発明に係わる出力画像における濃度変化の模式図である。 従来技術に係わる出力画像における濃度変化の模式図である。 本発明に係わる閾値テーブルのテーブルレイアウトの一例を示す図である(変形例)。
符号の説明
1 画像形成装置
10 画像入力部
20 画像処理部
21 比較部
22 閾値データ選定部
23 記憶部
24 閾値テーブル
30 画像出力部
31 制御部
32 露光部
33 感光ドラム
34 帯電ユニット
35 クリーナユニット
36 転写ユニット
37 現像ユニット

Claims (3)

  1. 複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成装置において、
    前記網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに変換する画像処理手段と、
    前記画像処理手段で変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像を形成する画像出力手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像処理手段は、
    前記網点内輪郭部近傍に画素の形成を抑制する抑制パターン含んで構成される閾値テーブルを有し、
    該閾値テーブルに基づいて多値画像データを2値画像データに変換する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 複数画素から形成される網点を塗り潰して画像を形成する画像形成方法において、
    前記網点内輪郭部近傍の画素の形成を抑制して多値画像データを2値画像データに画像処理手段で変換し、
    前記画像処理手段で変換された2値画像データに基づき用紙等の記録媒体上に画像出力手段で画像を形成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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