JP2008055038A - 内視鏡用撮像モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】観察用途(観察部位)に対応した最適な観察条件で撮像でき、且つ、部品点数を極力抑え、レンズのピント調整時間をなくして、製造コストを極力低減でき、生産効率を向上させることのできる内視鏡用撮像モジュールを提供する。
【解決手段】互いの位置が固定された凸レンズ11と撮像素子12とからなる基本モジュール10と、基本モジュール10に対し選択して取付け可能な複数の光学モジュール20(21,22)を有し、選択して取付けた光学モジュールに応じて観察条件が切り替わるようにした内視鏡用撮像モジュールであって、それぞれの光学モジュール21,22が、いずれも、基本モジュール10に取付けたときの、観察像の光の撮像素子12への像位置と斜め入射角がほぼ同じとなるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばカプセル型内視鏡等、使い捨てを前提とした内視鏡の生産に好適な内視鏡用撮像モジュールに関する。
近年、生体内の消化器官等の診断において、挿入部を無くして被診断者の挿入の苦痛を軽減可能にしたカプセル型内視鏡が使用されるようになっている。
この種のカプセル型内視鏡としては、例えば次の特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。
2003−260023号公報 WO02/054932A2
このようなカプセル内視鏡は使い捨てを前提とするものである。一般的に使い捨て用途として、同一設計のものを大量に作るほど生産コストを下げることができる。
しかし、内視鏡を用いた観察では、例えば、胃や大腸など、観察用途(観察部位)によって必要とされる視野範囲等が異なる。このため、異なる観察用途(観察部位)に応じて最適な視野範囲等の観察条件が得られる使い捨て用途の内視鏡を提供することが必要である。
しかし、使い捨て用途の内視鏡に用いる撮像モジュールにおいて、異なる観察用途(観察部位)に応じて最適な観察条件が得られる光学系をそれぞれ別個に設計したのでは、部品点数が増加しコスト高となってしまう。
また、従来、例えば特許文献1に記載のカプセル内視鏡などの使い捨て用途の内視鏡においては、撮像モジュールの組立に際し、観察用途に応じたレンズのピント調整に相当の時間を要しており、このピント調整が生産効率に悪影響を及ぼすとともに、製造コストを増大させる原因の一部となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、観察用途(観察部位)に対応した最適な観察条件で撮像でき、且つ、部品点数を極力抑え、レンズのピント調整時間をなくして、製造コストを極力低減でき、生産効率を向上させることのできる内視鏡用撮像モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による内視鏡用撮像モジュールは、互いの位置が固定された凸レンズと撮像素子とからなる基本モジュールと、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能な複数の光学モジュールを有し、選択して取付けた前記光学モジュールに応じて観察条件が切り替わるようにした内視鏡用撮像モジュールであって、前記それぞれの光学モジュールが、いずれも、前記基本モジュールに取付けたときの、観察像の光の前記撮像素子への像位置と斜め入射角がほぼ同じとなるように構成されていることを特徴としている。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、物体側から順に配置されたプラスティック製の第2凹レンズと、前記第1凹レンズと同様に構成された第3凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズ及び第3凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第3凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなるのが好ましい。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第2凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなるのが好ましい。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する、第1明るさ絞りを含む第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1明るさ絞りとは配置位置が異なる第2明るさ絞りを含む第2レンズ枠とで構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択的に取付け可能に備えてなるのが好ましい。
本発明の内視鏡用撮像モジュールによれば、観察用途(観察部位)に対応した最適な観察条件で撮像でき、且つ、部品点数を極力抑え、レンズのピント調整時間をなくして、製造コストを極力低減でき、生産効率を向上させることのできる内視鏡用撮像モジュールが得られる。
実施例の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
カプセル内視鏡のような使い捨て用途の内視鏡においては、その製造においてピント調整に必要な時間をなくして、低コスト化することが望まれる。そのためには、内視鏡に用いる撮像モジュールを構成する最終レンズ(撮像素子の最も近くに配置されるレンズ)を、レンズとフランジとを一体的に備えた構成とし、且つ、そのフランジ長を高精度にして、撮像素子の基板に直接接着することができるような構造が必要になる。従って、撮像素子に接着固定される最終レンズ部品を高精度化するとともに、高度な精度管理を施すことが必要である。
一般的に、大量生産することを前提とするプラスチックレンズでは、一回の成型において、多数の型(例えば、4ヶ取りの場合は、4つの型)を用いることが必要とされる。また、型の不具合が発生した場合に備えて、予備型を上記型と同数(4つ。従って、全部で8つ)用意しておくことが必要となる。
ここで、さらに、観察用途(観察部位)に応じてレンズの種類が増やそうとすると、その種類の数を掛けた分の型(例えば、レンズの種類が2つある場合には、全部で16個の型)が必要となり管理コストが増大してしまうことになる。
また、撮像モジュール全体でコストを低減するためには、特に、例えば、光学系の把持や搬送における自動化など、組立の自動化等をあわせた製造工程全体でのコストを低減する必要がある。しかるに、観察用途(観察部位)に応じて撮像モジュールに組み込む光学系の種類が増えて、その光学系を備えたレンズ枠などの把持や搬送に関連した撮像モジュールの構造が変わると、そのような自動化がし難くなる。このため、撮像モジュールの組立においては、搬送に関する撮像モジュールの基本構造を極力変えることなく、視野範囲(画角)や被写界深度、さらにはFナンバーなどの観察条件を切替えることができる構造とする必要がある。
また、観察用途(観察部位)に対応した個々の光学系ごとに組合せる撮像素子を開発することは製造コストの増大を招く。このため、基本モジュールにおける撮像素子は、共通仕様のものを用いることが好ましい。しかし、撮像素子は、高感度で撮像できる斜め入射角が個別に異なっている。
しかるに、本発明の内視鏡用撮像モジュールでは、互いの位置が固定された最終レンズとしての凸レンズと撮像素子とからなる基本モジュールを、観察用途(観察部位)の異なる撮像モジュールの製造に際して共通に使用できるようにするとともに、観察用途(観察部位)の違いに対しては、複数の光学モジュールを選択的に基本モジュールに取付けることで観察条件が切り替わるようにし、それぞれの光学モジュールを、いずれの光学モジュールを基本モジュールに取付けたときも観察像の光の前記撮像素子への像位置と斜め入射角がほぼ同じとなるように構成している。
このようにすれば、いずれの光学モジュールを、基本モジュールに取付けたときでも、観察像の光の撮像素子への像位置がほぼ同じとなるので、最終レンズのピント調整をなくすことができる。また、レンズの部品点数を抑えることができ、管理コストを増大させることなく、高度な精度管理がし易くなる。さらに、生産効率も向上し、大量生産し易くなる。
また、観察条件を切替えるためにレンズ枠などの把持や搬送に関連した撮像モジュールの基本構造を極力変えずに済み、組立の自動化を妨げることがなく製造工程全体でのコストを低減することができる。
さらに、いずれの光学モジュールを、基本モジュールに取付けたときでも、観察像の光の撮像素子への斜め入射角がほぼ同じとなるので、異なる観察用途(観察部位)に対応した光学モジュールに対して、共通仕様の撮像素子を用いた基本モジュールを組合せることができ、個々の光学系ごとに組合せる撮像素子を開発することによる製造コストの増大を防止できる。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、物体側から順に配置されたプラスティック製の第2凹レンズと、前記第1凹レンズと同様に構成された第3凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズ及び第3凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第3凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなるのが好ましい。
このようにすれば、組立に用いる光学部品の種類を極力抑えながら、観察用途に応じて視野範囲を異ならせた内視鏡用撮像モジュールを製造することができる。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第2凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなるのが好ましい。
このようにすれば、視野範囲が同じで被写界深度を異ならせた内視鏡用撮像モジュールへ切替えて製造することも可能となる。
また、本発明の内視鏡用撮像モジュールにおいては、前記複数の光学モジュールは、プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する、第1明るさ絞りを含む第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1明るさ絞りとは配置位置が異なる第2明るさ絞りを含む第2レンズ枠とで構成された第2光学モジュールとを、前記基本モジュールに対し選択的に取付け可能に備えてなるのが好ましい。
このようにすれば、Fナンバーが異なる内視鏡用撮像モジュールへ切替えて製造することも可能となる。
図1は本発明の一実施形態にかかる内視鏡用撮像モジュールの概略構成を光軸に沿う断面で示す説明図であり、(a)は基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様、(b)は基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様を示している。図2は本実施形態の内視鏡用撮像モジュールの基本モジュールを構成する凸レンズのフランジ部を示す説明図であって、(a)はその一例を示す凸レンズの側面図、(b)は(a)の例にかかる凸レンズを下方から見た図、(c)は他の一例を示す凸レンズの側面図、(d)は(c)の例にかかる凸レンズを下方から見た図、(e)はさらに他の例を示す凸レンズの側面図、(f)は(e)の例にかかる凸レンズを下方から見た図である。
本実施形態の内視鏡用撮像モジュールは、基本モジュール10と、基本モジュール10に対し選択して取付け可能な複数の光学モジュール20を有して構成されている。
基本モジュール10は、凸レンズ11と、撮像素子12とで構成されている。
凸レンズ11は、一体成形された、レンズ部11aとフランジ部11bとで構成されている。レンズ部11aは、観察像を撮像素子12の面に結像する機能を備えている。フランジ部11bは、レンズ部11aの外周に接続する円盤部11b1と、円盤部11b1に接続して撮像素子12側に延びた筒状部11b2とで構成されている。
そして、凸レンズ11は、フランジ部11bの筒状部11b2の端面が、撮像素子12の有効撮像領域12aの外周に接着剤を介して接着されている。
なお、撮像素子12としては、有効撮像領域12aの前方にカバーガラスを備えたものを用いてもよい。
撮像素子12に凸レンズ11を接合する際には、厳密にゴミの混入阻止を管理する必要があるが、カバーガラスを備えればゴミが付着してもふき取り等の処置を施すことによってゴミを除去することができ、接合作業がし易くなる場合がある。
また、撮像素子12と凸レンズ11との接着は、例えば、ICの実装において一般的に用いられている方法と同様に、指標をカメラで観察しながら撮像素子12と凸レンズ11とを位置合わせして両者を接着する方法を用いると、位置出し精度が高く、位置決めのタクトタイムも短くて済む。
その場合、指標には、縦横の情報を備える必要がある。そこで、図2(a),(b)に示すように、凸レンズ11のフランジ部11bの筒状部11b2の端面に、十文字の窪みを設けるとよい。しかし、この種の内視鏡用撮像モジュールにおいて筒状部11b2の端面のコバ厚は、せいぜい0.3mm程度である。そこで、図2(c),(d)に示すように、凸レンズ11のフランジ部11bの筒状部11b2の外周端部(側面)に、対向する頂点を結ぶと十字となるエッジを設けるとよい。より好ましくは、図2(e),(f)に示すように、凸レンズ11の筒状部11b2の端面に、型に対するドリルでのミーリングの削り残し部を介して成形することによって、対向する頂点を結ぶと十字となる円弧状の窪み部を設けるとよい。
基本モジュール10に対し選択して取付け可能な複数の光学モジュール20は、第1光学モジュール21と、第2光学モジュール22を、選択的に切替えて基本モジュール10の前方(物体側)に取付け可能に備えてなる。
第1光学モジュール21は、第1凹レンズ21aと、第1レンズ枠21bと、第1明るさ絞り21cとで構成されている。
第1凹レンズ21aは、プラスティックで構成されている。
第1レンズ枠21bは、例えば、黒色樹脂等、遮光性を有する材料で構成されており、第1レンズ取付部21b1と、基本モジュール圧入部21b2を有している。
第1レンズ取付部21b1には、第1凹レンズ21aが、接着剤を介して接着され、又はレーザ融着されることによって固着されている。
基本モジュール圧入部21b2は、基本モジュール10を圧入可能に構成されている。
第1明るさ絞り21cは、第1凹レンズ21aと凸レンズ11のレンズ部11aとの間であって、第1光学モジュール21を基本モジュール10に取付けたときに、観察像の光の撮像素子12への斜め入射角が所定の角度となる所定位置に配置されている。
なお、図1(a)は基本モジュール10に第1光学モジュール21を取付けた態様を示しており、第1レンズ枠21bの基本モジュール圧入部21b2にフランジ部11bが圧入されるようにして、基本モジュール10に第1光学モジュール21が取付けられている。
第2光学モジュール22は、物体側から順に、第2凹レンズ22aと、第3凹レンズ22bと、第2レンズ枠22cと、第2明るさ絞り22dとで構成されており、第1光学モジュール21とは基本モジュール10に取付けたときの視野範囲が異なっている。
第2凹レンズ22aは、プラスティックで構成されている。
第3凹レンズ22bは、第1凹レンズ21aと同様に構成されている。このように構成すれば、光学部材の種類がその分減るので、製造がより簡略化できる。
第2レンズ枠22cは、例えば、黒色樹脂等、遮光性を有する材料で構成されており、第2レンズ取付部22c1と、第3レンズ取付部22c2と、基本モジュール圧入部22c3を有している。
第3レンズ取付部22c2には、第3凹レンズ22bが接着剤を介して接着されている。第2レンズ取付部22c1には、第2凹レンズ22aが接着剤を介して接着されている。
基本モジュール圧入部22c3は、基本モジュール圧入部21b2と同様に基本モジュール10を圧入可能に構成されている。
第2明るさ絞り22dは、第3凹レンズ22bと凸レンズ11のレンズ部11aとの間であって、第2光学モジュール22を基本モジュール10に取付けたときの基本モジュール10の最も物体側の光学面からの距離が第1光学モジュール21の第1明るさ絞り21cと同じとなる位置に配置されている。また、第2明るさ絞り22dは、第2光学モジュール22を基本モジュール10に取付けたときに、観察像の光の撮像素子12への斜め入射角が第1光学モジュール21を取付けたときの明るさ絞り21cと同様に一定の角度となるように構成されている。これにより、光学モジュール21,22のいずれを基本モジュールに取付けたときでも斜め入射角の変動を防止することができる。
なお、図1(b)は基本モジュール10に第2光学モジュール22を取付けた態様を示しており、第2レンズ枠22cの基本モジュール圧入部22c3にフランジ部11bが圧入されるようにして、基本モジュール10に第1光学モジュール22が取付けられている。
また、本実施形態の内視鏡用撮像モジュールでは、第1光学モジュール21と第2光学モジュール22のいずれを基本モジュール10に取付けたときも、撮像素子12の撮像面上に観察像が結像されるように、第2光学モジュール22を基本モジュール10に取付けたときの第3凹レンズ22bの像側の面と凸レンズ部11aの物体側の面との距離は、第1光学モジュール21を基本モジュール10に取付けたときの第1凹レンズ21aの像側の面と凸レンズ部11aの物体側の面との距離とが異なるように、第1レンズ枠21bの第1レンズ取付部21b1、及び第2レンズ枠22cの第3レンズ取付部22c2が構成されている。これにより、光学モジュール21,22のいずれを基本モジュールに取付けたときでも、像位置の調整が不要となる。
図3は本実施形態の図1(a)に示した第1の光学モジュールを基本モジュールと組合せた内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成が同様の内視鏡用撮像モジュールの要部を入射光線とともに示す光軸に沿う部分断面図、図4は本実施形態の図1(b)に示した第2の光学モジュールを基本モジュールと組合せた内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成が同様の内視鏡用撮像モジュールを入射光線とともに示す光軸に沿う部分断面図である。説明の便宜上、本実施形態の内視鏡用撮像モジュールの作用効果については、図3、図4も用いて説明することとする。
本実施形態の内視鏡用撮像モジュールによれば、凸レンズ11のフランジ11bの端面を撮像素子12に接着等することによって互いの位置が固定された基本モジュール10を、観察用途(観察部位)の異なる撮像モジュールの製造に際して共通に使用できるようにするとともに、観察用途(観察部位)の違いに対しては、光学モジュール21,22を選択的に基本モジュール10に取付けることで視野範囲が切り替わるようにしながらも、それぞれの光学モジュール21,22を、いずれの光学モジュールを基本モジュール10に取付けたときも観察像の光の撮像素子12への像位置と斜め入射角がほぼ同じとなるように構成したので、最終レンズのピント調整をなくすことができる。
また、観察用途の異なる撮像モジュールを製作する場合において、基本モジュール10を共通モジュールとしたことにより、製造すべき光学部品の種類を極力減らすことができ、管理コストを増大させることなく、高度な精度管理を行ないながら大量生産を行うことができる。
さらに、いずれの光学モジュール21,22を、基本モジュール10に取付けたときでも、観察像の光の撮像素子への斜め入射角がほぼ同じとなるようにしたことにより、異なる観察用途(観察部位)に対応した光学モジュールに対して、共通仕様の撮像素子を用いた基本モジュールを組合せることができ、個々の光学系ごとに組合せる撮像素子を開発することによる製造コストの増大を防止できる。
また、本実施形態の内視鏡用撮像モジュールによれば、基本モジュール10を光学モジュール21,22のレンズ枠21b,22cの基本モジュール圧入部21b2,22c3に圧入することによって固定するようにしたので、接着剤を塗布する方向を一方向にすることができる。このようにすると、光学モジュール21,22を基本モジュール10に固定する際に、接着剤を塗布するために基本モジュールの10の向きをひっくり返さずに済み、自動搬送工程における組立を円滑化できる。
なお、上記実施形態の内視鏡用撮像モジュールでは、光学モジュール21,22の切替えにより視野範囲が異なるように構成したが、光学モジュール21,22を、それぞれレンズ構成は同じであって、基本モジュール10に取付けたときの最も像側のレンズ面と基本モジュール10の凸レンズ11の物体側の面との間隔が、それぞれ異なるように構成してもよい。
そのようにすれば、視野範囲が同じで被写界深度を異ならせた内視鏡用撮像モジュールへ切替えて製造することも可能となる。
なお、ここで、本発明の内視鏡における被写界深度について説明する。
図10は内視鏡撮像モジュールの被写界深度を示す説明図であり、(a)はベスト物点、(b)は近点、(c)は遠点での評価面(撮像面)での光束の結像状態を示している。
図10に示すように、一般的な内視鏡において、ベスト距離をXBとした場合の像面位置XB’に、画素ピッチPの固体撮像素子を配置する場合を考える。
固体撮像素子を固定した条件において、物体をXNまで近接すると、近接時の像面位置XN’は評価位置からずれることになるが、評価面(例えばCCDなどの固体撮像素子面)における許容錯乱円径が、CCDなどの固体撮像素子の分解能KP(但し、KはCCDなどの固体撮像素子とその固体撮像素子に接続する回路系の特性によって決まる係数であって、理想的にはナイキストレートのK=2となり、実際は電気処理の都合上、コントラスト低下が発生したり、ケルファクターの影響があるため、2≦K≦4となる)よりも小さいと認識できる場合、XBからXNまでの物体像はピントが合っているとみなすことができる。即ち、許容錯乱円径がKPと一致するまでの範囲を近点側の被写界深度と定義することができる。
このとき、光学系の焦点距離をf、有限物点に対する光学系の有効開口をFnoとすると、錯乱円径の関係から、
2(XN’−XB’)NA’=KP
Fno=1/2NA’
ニュートンの式から、
N・XN=−f2
以上より、以下の式が成立する。
近点側の式
1/XN − 1/XB = KPFno/f2
同様に遠点側の式も定義される。
1/XB − 1/XF = KPFno/f2
あわせると、
1/XN − 1/XF = 2KPFno/f2
このときの、XNからXFのピントが合っているとみなされる範囲を、被写界深度と定義する。
ここで、係数Kは撮像素子に応じて、経験上2〜5程度の数値をとりうる。この算出は実物の実験値をもとに逆算的に計測されている。
また、距離の基準面をレンズ第一面にした場合、前側焦点位置を前記XN、XFに反映させる必要がある。
上記実施形態の内視鏡撮像モジュールでは、上述したように、基本モジュール10に組合せる光学モジュールを光学モジュール21,22を、それぞれレンズ構成は同じであって、基本モジュール10に取付けたときの最も像側のレンズ面と基本モジュール10の凸レンズ11の物体側の面との間隔が、それぞれ異なるように構成してもよい。
そのようにすれば、上述しやように、視野範囲が同じで被写界深度を異ならせた内視鏡用撮像モジュールへ切替えて製造することができる。
また、上記実施形態の内視鏡用撮像モジュールでは、光学モジュール21,22のそれぞれの明るさ絞りの位置を異ならせてもよい。
そのようにすれば、Fナンバーが異なる内視鏡用撮像モジュールへ切替えて製造することも可能となる。なお、その場合は、斜め入射角が厳密には一致しないが、実質的に許容できる範囲であれば、斜め入射角がほぼ同一のものとして扱うことができ、基本モジュールに共通仕様の撮像素子を用いることができる。
以下に、本発明の内視鏡用撮像モジュールの実施例を図面を用いて説明する。なお、いかに示す実施例の図面では、基本モジュールにおける凸レンズと撮像素子の撮像面、光学モジュールにおけるレンズと絞りについてのみ示すこととし、基本モジュールのフランジ部や光学モジュールのレンズ枠の図示は省略してある。
実施例1
図5は本発明の実施例1にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。図6は本発明の実施例1にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例1の内視鏡用撮像モジュールは、図1、図3、及び図4に示した実施形態の内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成は同じである。図5中、11aは基本モジュール10における凸レンズ11のレンズ部、12aは基本モジュールにおける撮像素子12の有効撮像面、21aは第1光学モジュール21における第1凹レンズ、21cは第1光学モジュール21における第1明るさ絞りである。また、図6中、11aは基本モジュール10における凸レンズ11のレンズ部11a、12aは基本モジュールにおける撮像素子12の有効撮像面、22aは第2光学モジュール22における第2凹レンズ、22bは第2光学モジュール22における第3凹レンズ、22dは第2光学モジュール22における第2明るさ絞りである。
なお、凸レンズ11のレンズ部11aの像側面は非球面形状に形成されている。
図5に示した態様の内視鏡用撮像モジュールは、観察部位が大空間である胃袋の観察に最適な観察条件で撮像できるように構成されている。詳しくは、極力遠方を観察できるように、被写界深度が遠点気味に設定されている。また、遠方を観察したときに十分な明るさが確保できるように、Fナンバーが小さくなるように設計されている。
一方、図6に示した態様の内視鏡用撮像モジュールは、観察部位が狭い空間である腸の観察に最適な観察条件で撮像できるように構成されている。詳しくは、極力広い範囲を観察するために広角仕様となっている。また、近接観察することができるように被写界深度が近点気味に設定されている。さらに、近接観察で明るいため、絞り込む仕様となっている。
これら図5及び図6の構成において、基本モジュール10は、同様に構成されている。また、第1の光学モジュール21における第1凹レンズ21aと、第2の光学モジュール22における第3凹レンズ22bは、同様に構成されている。
そして、図5と図6のいずれの構成においても、撮像素子12の有効撮像面に入射する観察像の光の結像位置と、斜め入射角が同じとなっている。
次に、実施例1の内視鏡用撮像モジュールの構成を数値データで示す。数値データ中、s1、s2、…は内視鏡用撮像モジュールを構成する光学部材の面番号、r1、r2、…は内視鏡用撮像モジュールを構成する光学部材の曲率半径、d1、d2、…は内視鏡用撮像モジュールを構成する光学部材の間隔、nd1、nd2、…は内視鏡用撮像モジュールを構成する光学部材のd線での屈折率、νd1、νd2、…は内視鏡用撮像モジュールを構成する光学部材のd線でのアッベ数を示している。なお、これらの記号は以下の実施例において共通である。
なお、非球面形状は、光軸方向をZ、光軸に直交する方向をYにとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次式で表される。
Z=(Y2/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)21/2
+A44+A66+A88+A1010・・・
数値データ1(実施例1:基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた構成)
0(物体面)r0=∞
0=27.0000
11=∞
1=0.3890 nd1=1.51157 νd1=56.00
22=0.9218
2=0.3890
3(絞り) r3=∞
3=0.1037
44=3.4792
4=1.1670 nd4=1.58874 νd4=30.49
55=-0.6693
5=1.5594
6(撮像面)r6=∞

非球面係数
第5面
k=-2.4451
2=0 A4=-7.1662×10-16=4.6697×10-18=0 A10=0

Fナンバー:2.78
近点:16
ベスト物点:27
遠点:82
焦点距離:1
前側焦点距離:0.366
画素ピッチP:2.2um
撮像素子の分解能をKPとしたときの係数K:4
画角:126.68
斜め入射角:−14.727
数値データ2(実施例1:基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた構成。画角、ピント、Fnoを変更)
0(物体面)r0=∞
0=12.0000
11=4.4407
1=0.3890 nd1=1.51157 νd1=56.00
22=2.2631
2=0.4174
3(絞り) r3=∞
3=0.3890 nd3=1.51157 νd3=56.00
44=0.9218
4=0.6533
55=∞
5=0.1037
66=3.4792
6=1.1670 nd6=1.58874 νd6=30.49
77=-0.6693
7=1.5594
8(撮像面)r8=∞

非球面係数
第7面
k=-2.4451
2=0 A4=-7.1662×10-16=4.6697×10-18=0 A10=0

Fナンバー:3.64
近点:7
ベスト物点:12
遠点:32
焦点距離:0.842
前側焦点距離:1.242
画素ピッチP:2.2um
撮像素子の分解能をKPとしたときの係数K:4
画角:171.33
斜め入射角:−14.727
実施例2
図7は本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。図8は本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。図9は本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールの変形例を取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例2の内視鏡用撮像モジュールは、図7に示すように、基本モジュール及び第1光学ジュールは図1(a)、及び図3に示した実施形態の内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成は同じである。図7中、11aは基本モジュール10における凸レンズ11のレンズ部、12aは基本モジュールにおける撮像素子12の有効撮像面、21aは第1光学モジュール21における第1凹レンズ、21cは第1光学モジュール21における第1明るさ絞りである。
第2光学モジュールは、図8に示すように、第2凹レンズの像側の面と凸レンズの物体側の面との間の間隔が、第1光学モジュール21を基本光学モジュール10に取付けたときの第1凹レンズ21aの像側の面と凸レンズ11の物体側の面との間隔と異なるように、第2レンズ枠が構成されている。その他の構成は図7に示した第1光学モジュール21とほぼ同じである。図8中、11aは基本モジュール10における凸レンズ11のレンズ部、12aは基本モジュールにおける撮像素子12の有効撮像面、22a’は第2光学モジュール22’における第2凹レンズ、22c’は第2光学モジュール22’における第2明るさ絞りである。
変形例にかかる第2光学モジュールは、図9に示すように、第2凹レンズの像側の面と凸レンズの物体側の面との間の間隔が、第1光学モジュール21を基本光学モジュール10に取付けたときの第1凹レンズ21aの像側の面と凸レンズ11の物体側の面との間隔と異なるとともに、第2明るさ絞りの位置が、第1光学モジュール21における第2明るさ絞り21cの位置と異なるように、第2レンズ枠が構成されている。その他の構成は図7に示した第1光学モジュール21とほぼ同じである。図9中、11aは基本モジュール10における凸レンズ11のレンズ部、12aは基本モジュールにおける撮像素子12の有効撮像面、22a”は変形例にかかる第2光学モジュール22”における第2凹レンズ、22c”は変形例にかかる第2光学モジュール22”における第2明るさ絞りである。
なお、凸レンズ11のレンズ部11aの像側面は非球面形状に形成されている。
図7に示した態様の内視鏡用撮像モジュールは、内視鏡として標準的な光学設定で構成されている。
これに対し、図8に示した態様の内視鏡用撮像モジュールは、より近接物体を観察し易くなるように、被写界深度を物体側に近付けた光学設定で構成されている。
また、図9に示した態様の内視鏡用光学モジュールは、図8の構成に加えてさらに、第2明るさ絞り22b”が、図7及び図8の構成とは異なる位置に配置されている。
これら図7〜図9の構成において、基本モジュール10は、同様に構成されている。また、第1の光学モジュール21における第1凹レンズ21aと、第2の光学モジュール22における第2凹レンズ22aは、同様に構成されている。
そして、図7〜図9のいずれの構成においても、撮像素子12の有効撮像面に入射する観察像の光の結像位置と、斜め入射角がほぼ同じとなっている。
次に、実施例2の内視鏡用撮像モジュールの構成を数値データで示す
数値データ3(実施例2:基本形態)
0(物体面)r0=∞
0=22.0000
11=∞
1=0.3890 nd1=1.51157 νd1=56.00
22=0.9218
2=0.3890
3(絞り) r3=∞
3=0.1037
44=3.4792
4=1.1670 nd4=1.58874 νd4=30.49
55=-0.6693
5=1.5675
6(撮像面)r6=∞

非球面係数
第5面
K=-2.4451
2=0 A4=-7.1662×10-16=4.6697×10-18=0 A10=0

Fナンバー:3.6
近点:12.7
ベスト物点:22
遠点:78.4
焦点距離:1
前側焦点距離:0.366
画素ピッチP:2.2um
撮像素子の分解能をKPとしたときの係数K:4
画角:126.29
斜め入射角:−14.691
数値データ4(実施例2:近点ピント、絞り位置不動)
0(物体面)r0=∞
0=15.0000
11=∞
1=0.3890 nd1=1.51157 νd1=56.00
22=0.9218
2=0.4445
3(絞り) r3=∞
3=0.1037
44=3.4792
4=1.1670 nd4=1.58874 νd4=30.49
55=-0.6693
5=1.5675
6(撮像面)r6=∞

非球面係数
第5面
K=-2.4451
2=0 A4=-7.1662×10-16=4.6697×10-18=0 A10=0

Fナンバー:3.6
近点:9.7
ベスト物点:15
遠点:32
焦点距離:0.972
前側焦点距離:0.414
画素ピッチP:2.2um
撮像素子の分解能をKPとしたときの係数K:4
画角:131.74
斜め入射角:−14.691
数値データ5(実施例2:近点ピント、絞り位置変化)
0(物体面)r0=∞
0=15.0000
11=∞
1=0.3890 nd1=1.51157 νd1=56.00
22=0.9218
2=0.3890
3(絞り) r3=∞
3=0.1592
44=3.4792
4=1.1670 nd4=1.58874 νd4=30.49
55=-0.6693
5=1.5675
6(撮像面)r6=∞

非球面係数
第5面
K=-2.4451
2=0 A4=-7.1662×10-16=4.6697×10-18=0 A10=0

Fナンバー:3.54
近点:9.8
ベスト物点:15
遠点:31
焦点距離:0.972
前側焦点距離:0.414
画素ピッチP:2.2um
撮像素子の分解能をKPとしたときの係数K:4
画角:132.83
斜め入射角:−13.03
以上、本発明の内視鏡用撮像モジュールは、特許請求の範囲に記載された発明の他にも次に示すような特徴と備えている。
(1)前記基本モジュールに対して選択して取付け可能なそれぞれの光学モジュールは、該基本モジュールに取付けたときの該光学モジュールにおける最も像側のレンズ面と該基本モジュールにおける最も物体側のレンズ面との間隔を異ならせることによって、観察像の光の前記撮像素子への像位置がほぼ同じとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内視鏡用撮像モジュール。
(2)前記基本モジュールに対して選択して取付け可能なそれぞれの光学モジュールは、該基本モジュールに取付けたときの該光学モジュールにおける最も像側のレンズ面と該基本モジュールにおける最も物体側のレンズ面との間に配置された明るさ絞りを有し、該明るさ絞りを介して、観察像の光の前記撮像素子への斜め入射角がほぼ同じとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4、上記(1)のいずれかに記載の内視鏡用撮像モジュール。
(3)前記基本モジュールに対して選択して取付け可能なそれぞれの光学モジュールは、該光学モジュールにおける全ての前記凹レンズが、前記黒色樹脂よりなるレンズ枠に接着又はレーザ融着により固定されていることを特徴とする請求項2〜4、請求項2〜4のいずれかに従属する上記(1)、(2)のいずれかに記載の内視鏡用撮像モジュール。
(4)前記基本モジュールに対して選択して取付け可能なそれぞれの光学モジュールが、該光学モジュールにおける前記黒色樹脂よりなるレンズ枠に基本モジュール圧入部を有し、該基本モジュール圧入部に該基本モジュールを圧入させることによって、該基本モジュールに対して固定した状態で取付けられるようにしたことを特徴とする請求項2〜4、請求項2〜4のいずれかに従属する上記(1)、(2)、上記(3)のいずれかに記載の内視鏡用光学モジュール。
(5)前記凸レンズが、プラスティックによる成型レンズであり、前記撮像素子に当接するフランジを有し、前記フランジの該撮像素子に当接する端面に、該端面上における水平及び垂直方向の位置制御が可能なマーキングを有することを特徴とする請求項1〜4、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の内視鏡用光学モジュール。
(6)前記マーキングは、ミーリングによる円弧部分を有することを特徴とする上記(5)に記載の内視鏡用光学モジュール。
本発明の内視鏡用撮像モジュールは、廉価でもって普及が望まれるカプセル内視鏡等使い捨てできるコンパクトな内視鏡を用いる医療分野において有用である。
本発明の一実施形態にかかる内視鏡用撮像モジュールの概略構成を光軸に沿う断面で示す説明図であり、(a)は基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様、(b)は基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様を示している。 本実施形態の内視鏡用撮像モジュールの基本モジュールを構成する凸レンズのフランジ部を示す説明図であって、(a)はその一例を示す凸レンズの側面図、(b)は(a)の例にかかる凸レンズを下方から見た図、(c)は他の一例を示す凸レンズの側面図、(d)は(c)の例にかかる凸レンズを下方から見た図、(e)はさらに他の例を示す凸レンズの側面図、(f)は(e)の例にかかる凸レンズを下方から見た図である。 本実施形態の図1(a)に示した第1の光学モジュールを基本モジュールと組合せた内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成が同様の内視鏡用撮像モジュールの要部を入射光線とともに示す光軸に沿う部分断面図である。 本実施形態の図1(b)に示した第2の光学モジュールを基本モジュールと組合せた内視鏡用撮像モジュールと基本的な光学構成が同様の内視鏡用撮像モジュールを入射光線とともに示す光軸に沿う部分断面図である。 本発明の実施例1にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例1にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第1光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールを取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 本発明の実施例2にかかる内視鏡用撮像モジュールであって、基本モジュールに第2光学モジュールの変形例を取付けた態様での光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 内視鏡撮像モジュールの被写界深度を示す説明図であり、(a)はベスト物点、(b)は近点、(c)は遠点での評価面(撮像面)での光束の結像状態を示している。
符号の説明
10 基本モジュール
11 凸レンズ
11a レンズ部
11b フランジ部
11b1 円盤部
11b2 筒状部
12 撮像素子
12a 有効撮像領域
20 光学モジュール
21 第1光学モジュール
21a 第1凹レンズ
21b 第1レンズ枠
21b1 第1レンズ取付部
21b2 基本モジュール圧入部
21c 第1明るさ絞り
22、22’ 第2光学モジュール
22a、22a’、22a” 第2凹レンズ
22b 第3凹レンズ
22c 第2レンズ枠
22c1 第2レンズ取付部
22c2 第3レンズ取付部
22c3 基本モジュール圧入部
22d、22c’、22c” 第2明るさ絞り

Claims (4)

  1. 互いの位置が固定された凸レンズと撮像素子とからなる基本モジュールと、前記基本モジュールに対し選択して取付け可能な複数の光学モジュールを有し、選択して取付けた前記光学モジュールに応じて観察条件が切り替わるようにした内視鏡用撮像モジュールであって、
    前記それぞれの光学モジュールが、いずれも、前記基本モジュールに取付けたときの、観察像の光の前記撮像素子への像位置と斜め入射角がほぼ同じとなるように構成されていることを特徴とする内視鏡用撮像モジュール。
  2. 前記複数の光学モジュールは、
    プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、
    物体側から順に配置されたプラスティック製の第2凹レンズと、前記第1凹レンズと同様に構成された第3凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズ及び第3凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第3凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、
    前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像モジュール。
  3. 前記複数の光学モジュールは、
    プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、
    前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第2凹レンズを位置決め保持する第2レンズ枠とを有し、前記基本モジュールに取付けたときの前記第2凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔が、前記第1光学モジュールを前記基本モジュールに取付けたときの前記第1凹レンズの像側の面と該基本モジュールの前記凸レンズの物体側の面との間隔と異なるように前記第2レンズ枠が構成された第2光学モジュールとを、
    前記基本モジュールに対し選択して取付け可能に備えてなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像モジュール。
  4. 前記複数の光学モジュールは、
    プラスティック製の第1凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1凹レンズを位置決め保持する、第1明るさ絞りを含む第1レンズ枠とで構成された第1光学モジュールと、
    前記第1凹レンズと同様に構成された第2凹レンズと、黒色樹脂よりなり前記第1明るさ絞りとは配置位置が異なる第2明るさ絞りを含む第2レンズ枠とで構成された第2光学モジュールとを、
    前記基本モジュールに対し選択的に取付け可能に備えてなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像モジュール。
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