JP2008054365A - Dcブラシレスモータ - Google Patents

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JP2008054365A JP2006224994A JP2006224994A JP2008054365A JP 2008054365 A JP2008054365 A JP 2008054365A JP 2006224994 A JP2006224994 A JP 2006224994A JP 2006224994 A JP2006224994 A JP 2006224994A JP 2008054365 A JP2008054365 A JP 2008054365A
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Toshiro Yano
俊郎 矢野
Kouho Nakajima
宏法 中島
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Abstract

【課題】部品点数が少なくても十分なロータ吸引性能が得られ静音化を図ったDCブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ステータハウジング8の外周に軸方向に単極着磁された補助マグネット19が設けられ、該補助マグネット19に対向するロータヨーク3との間に生ずる磁気吸引力によりロータシャフト6がステータハウジング8内のスラスト受け18に当接したまま支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばプロジェクターなどの光学機器、リアプロジェクションTVなどの表示装置等においてディスク駆動用に用いられるDCブラシレスモータに関する。
プロジェクターなどの光学機器やリアプロジェクションTV、光ディスクなどのディスクドライブ装置には、各種ディスクを高速回転駆動する駆動源としてアウターロータ型のDCブラシレスモータが用いられている。例えばDLP(Digital Light Processing;登録商標)方式の単板式プロジェクターにおいては、光源より照射された光がRGB(W)のカラーホイール(ガラスディスク)を通過する際にRGBいずれかの周波数体の光が順次取り出され、1つのデジタルマイクロミラーデバイスに照射される。デジタルマイクロミラーデバイスからの反射光は所定のスクリーンに導かれてカラー画像が表示される。このカラーホイール駆動用のDCブラシレスモータには高度な静音化が要求されている。このため、ロータシャフトを支持するステータハウジングに多孔質材料を用い、軸受として動圧流体軸受が用いられている。
また、ロータの耐振動特性を向上させ、静音化を図るため、(1)互いに対向配置されるロータマグネットとステータコアの磁極中心をずらして配置している。これにより、ロータに軸方向に吸引力を作用させて、ロータシャフトがステータハウジング内のスラスト受けより離れないように支持されている。
また、(2)ロータシャフトを支持するスラスト受けの下部に吸着用マグネットを設けてシャフトを軸方向に吸引するモータが提案されている(特許文献1)。或いは(3)ステータハウジングの上端部に両磁極が径方向に並ぶように着磁された環状の補助磁石を設け、ロータの対向面に環状の磁性体を設け、補助磁石と磁性体間の磁気吸引力によりロータシャフトをスリーブ(ステータハウジング)側へ吸引するようになっている(特許文献2)。
特開2000−245101号公報 特開2005−151695号公報
しかしながら、上述した(1)〜(3)のロータシャフトをスラスト受けに吸引する構成では以下のような課題がある。
(1)の場合、ロータマグネットとステータコアの磁極中心がずれているため、ロータ磁極が切り替わるたびに電磁音が発生する。
(2)の場合、吸着用マグネットでロータシャフトを吸着しているが、磁束作用面が狭いことから吸着力が不十分となり易い。また、ロータシャフトに十分な吸着力を及ぼすためには吸着用マグネットの下側にバックヨークを配置する必要があり部品点数が増加する。(3)の場合、環状の補助磁石は両磁極が径方向に並ぶように着磁されているので、モータの回転が速くなると磁束変化によって鉄損が増大し電磁音が発生する。このため光源から発生する熱とあいまってモータ使用環境の高温化が促進されモータの耐久性が要求される。また、ロータヨークとは別に磁性体を設ける必要があるため、部品点数が増えて、製造コストが上昇する。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、部品点数が少なくても十分なロータ吸引性能が得られ静音化を図ったDCブラシレスモータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
ロータハブと内周面にロータマグネットが設けられるロータヨークがカップ状に組み付けられ、シャフトを中心に回転可能に支持されるロータと、ロータシャフトを回転可能に支持するとともにステータコアとモータ基板が組み付けられるステータハウジングを備えたDCブラシレスモータであって、ステータハウジングの外周に軸方向に単極着磁された補助マグネットが設けられ、該補助マグネットに対向するロータヨークとの間に生ずる磁気吸引力によりロータシャフトがステータハウジング内のスラスト受けに当接したまま支持されることを特徴とする。
また、補助マグネットはステータハウジングの上部外周に設けられた段付部に組み付けられ、ロータヨークは補助マグネットの磁束作用面に近接して設けられていることを特徴とする。
上述したDCブラシレスモータを用いれば、ステータハウジングの外周に軸方向に単極着磁された補助マグネットが設けられているので、モータの回転数が増大しても磁束変化が少なく鉄損の発生を抑制することができる。また、磁気使用効率がよいため、補助マグネットとして安価なマグネットを用いても必要な吸引力が得られるうえに、補助マグネットとロータヨークとの間に生ずる磁気吸引力によりロータを軸方向に吸引するため、部品点数が少なく製造コストを削減できる。
また、ロータマグネットとステータコアの磁束作用面の磁気的中心を一致させることにより、電磁音の発生を抑制し、部品間の組み付け誤差の累積も回避でき静音化が図れる。
また、補助マグネットはステータハウジングの上部外周に設けられた段付部に組み付けられるので、補助マグネットの組付位置がばらつくことなく組み立てられ、組付精度を向上することができる。
以下、本発明に係るDCブラシレスモータの最良の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本実施形態のDCブラシレスモータは、シャフトを中心に回転可能に支持されるロータと、ロータシャフトを回転可能に支持するステータハウジングと、ステータハウジングにステータコアとモータ基板が組み付けられるステータを備えたモータに広く適用である。本実施例では、一例としてプロジェクターなどの光学機器駆動用のDCブラシレスモータについて説明する。
図1を参照して、DCブラシレスモータの概略構成について説明する。
ロータ1は、カラーホイールが搭載されるロータハブ2に磁性材料からなる段付円筒状のロータヨーク3が一体に組み付けられている。ロータハブ2は中心部に軸孔(貫通孔)4が形成されたコーンカップ状に形成されている。このカップ部2aの内周面側にロータヨーク3の小径円筒部3aが圧入されて組み付けられる。ロータヨーク3の大径円筒部3bの内周面には周方向でN極/S極に交互に着磁された円筒状のロータマグネット5が設けられる。ロータヨーク3はロータハブ2に対してかしめにより一体に組み付けることも考えられるが、振動による軸受への影響やロータ1の歪みの影響を考慮すると、圧入接着が好ましい。
ロータヨーク3の小径円筒部3aに連続して径方向内側に延設けされた延設部3cが儲けられている。ロータハブ2の軸孔4にはシャフト6の一端が圧入されており、ロータ1はシャフト6を中心に回転可能に支持される。
次にステータ7の構成について説明する。図1において、非磁性材よりなるステータハウジング8は、ロータシャフト6を回転可能に支持する。ステータハウジング8の外周側にはステータコア9及び固定プレート10が組み付けられる。ステータコア9には、ティース部9aに絶縁部材(絶縁塗料、インシュレータ等)を介してコイル巻線11が巻き付けられている。ステータコア9は貫通孔9bをステータハウジング8に挿通して一体に組み付けられる。モータ基板12は固定プレート10に支持されており、モータ基板12にはフレキシブルケーブル13が接続されている。
ステータハウジング8の一端側(図1の上側)には、抜止めワッシャー14が設けられている。抜止めワッシャー14はシャフト6がステータハウジング8より抜け止めしている。ステータハウジング8の一端側はロータハブ2の中心円筒部2bが嵌め込まれて閉止されている。
ステータハウジング8には軸受(動圧流体軸受)15が同心状に設けられている。この動圧流体軸受15の外周側にオイルを含浸させたオイルフェルト16が同心状に設けられている。ロータシャフト6は上記動圧流体軸受15を介してステータハウジング8に回転可能に支持されている。
ステータハウジング8の他端側(図1の下側)には、エンドカバー17が嵌め込まれている。エンドカバー17にはスラスト受け18が設けられている。シャフト6の下端部はスラスト受け18に突き当てられて支持されている。
ステータハウジング8の一端側外周には軸方向に単極着磁された補助マグネット19が設けられている。補助マグネット19はステータハウジング8の上部外周に設けられた段付部8aに、例えば圧入接着されて一体に組み付けられている。ロータヨーク3の延設部3cは補助マグネット19の磁束作用面(N極またはS極)に近接配置されている。この補助マグネット19に対向するロータヨーク3の延設部3cとの間に生ずる磁気吸引力によりロータ1がステータ側へ吸引され、ロータシャフト6がステータハウジング8内のスラスト受け18に当接したまま支持される。
次に、図2A、Bを参照してロータを軸方向に吸引する構造について説明する。
図2Aにおいて、ステータハウジング8の段付部8aに圧入接着された補助マグネット19は、軸方向一端側(上端側)の磁極(N極又はS極)がロータヨーク3の延設部3cと対向配置されている。また補助マグネット19の、軸方向他端側(下端側)の磁極(S極又はN極)がコイル巻線11側に対峙してロータヨーク3の小径円筒部3aに近接配置されている。このように、補助マグネット19はステータハウジング8の上部外周に設けられた段付部8aに組み付けられるので、補助マグネット19の組付位置がばらつくことなく組み立てられ、組付精度を向上することができる。
図2Bにおいて、補助マグネット19により形成される磁気回路の一例を示す。補助マグネット19のN極19aより発生した磁束は延設部3cよりロータヨーク3の小径円筒部3aを磁路として通過し、小径円筒部3aの軸方向端部からS極19bへ戻るような磁気回路が形成される。これにより、補助マグネット19とロータヨーク3との間に生ずる磁気吸引力によりロータ1を軸方向に吸引することができる。
このように、補助マグネット19が軸方向に単極着磁されているためモータの回転数が増大しても磁束変化が少なく鉄損の発生を抑制することができる。また、磁気使用効率がよいため、補助マグネット19として安価なマグネットを用いても必要な吸引力が得られるうえに、補助マグネット19とロータヨーク3との間に生ずる磁気吸引力によりロータ1を軸方向に吸引するため、部品点数が少なく製造コストを削減できる。
また、ロータマグネット5とステータコア9の磁束作用面の磁気的中心を一致させることにより、電磁音の発生を抑制し、部品間の組み付け誤差の累積も回避でき静音化が図れる。
DCブラシレスモータは、プロジェクター駆動用のモータを例示したが、これに限定されるものではなく、FD、CD、CD−R、CD−RW、DVD等のディスク駆動用モータやリアプロジェクションTVなどのディスク駆動用モータ等に適用することもできる。
DCブラシレスモータの断面図である。 補助マグネットとロータヨークの部分断面図及び磁気回路の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 ロータ
2 ロータハブ
2a カップ部
2b 中心円筒部
3 ヨーク
3a 小径円筒部
3b 大径円筒部
3c 延設部
4 軸孔
5 ロータマグネット
6 シャフト
7 ステータ
8 ステータハウジング
8a 段付部
9 ステータコア
9a ティース部
9b 貫通孔
10 固定プレート
11 コイル巻線
12 モータ基板
13 フレキシブルケーブル
14 抜止めワッシャー
15 軸受(動圧流体軸受)
16 オイルフェルト
17 エンドカバー
18 スラスト受け
19 補助マグネット

Claims (2)

  1. ロータハブと内周面にロータマグネットが設けられるロータヨークがカップ状に組み付けられ、シャフトを中心に回転可能に支持されるロータと、
    ロータシャフトを回転可能に支持するとともにステータコアとモータ基板が組み付けられるステータハウジングを備えたDCブラシレスモータであって、
    ステータハウジングの外周に軸方向に単極着磁された補助マグネットが設けられ、該補助マグネットに対向するロータヨークとの間に生ずる磁気吸引力によりロータシャフトがステータハウジング内のスラスト受けに当接したまま支持されることを特徴とするDCブラシレスモータ。
  2. 補助マグネットはステータハウジングの上部外周に設けられた段付部に組み付けられ、ロータヨークは補助マグネットの磁束作用面に近接して設けられていることを特徴とする請求項1記載のDCブラシレスモータ。
JP2006224994A 2006-08-22 2006-08-22 Dcブラシレスモータ Pending JP2008054365A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083095A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Panasonic Corp 冷却装置

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