JP2008053914A - 遅延回路、試験装置、プログラム、半導体チップ、イニシャライズ方法、および、イニシャライズ回路 - Google Patents

遅延回路、試験装置、プログラム、半導体チップ、イニシャライズ方法、および、イニシャライズ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】遅延素子の遅延量を精度よく測定する。
【解決手段】第1の遅延素子と、第2の遅延素子と、第1の遅延素子がそれぞれの遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、第1の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部とを有し、イニシャライズ部は、第1の遅延素子の出力信号を第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、第2の遅延素子の出力信号を第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第1の遅延素子の遅延量を順次測定する第1の測定部と、第2の遅延素子における遅延量を、第2の遅延素子の遅延設定値を変化させずに第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、第1の測定部が測定した遅延量を、第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正する遅延量算出部とを有する遅延回路を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遅延回路、試験装置、プログラム、及び半導体チップに関する。特に本発明は、遅延素子における遅延量を精度よく測定できる遅延回路に関する。
従来、信号を遅延させる遅延素子に設定した遅延設定値に対して、遅延素子が生成する遅延量を測定するイニシャライズが行われている。従来のイニシャライズは、遅延素子が出力した信号を、当該遅延素子に再度入力するループ経路を形成し、ループ経路を信号が伝送する周期を測定することにより、遅延素子の遅延量を測定している。
例えば、遅延素子の遅延量を略零に設定した場合の第1のループ周期と、遅延素子に所定の遅延設定値を設定した場合の第2のループ周期との差分に基づいて、当該遅延設定値に対する遅延量を測定している。(例えば、特許文献1及び2参照)
特開2001−215261号公報 特開2002−359289号公報
しかし、第1のループ周期及び第2のループ周期は同時に測定することができないので、第1のループ周期を測定する場合に遅延素子に供給される電源電圧と、第2のループ周期を測定する場合に遅延素子に供給される電源電圧とは、異なる場合がある。例えば、電源雑音等により、電源電圧が変動してしまう場合がある。
電源電圧が変動した場合、ループ経路及び遅延素子における遅延量が変動してしまうので、測定する遅延量に誤差が生じてしまう。例えば、電源電圧変動に対する、ループ経路及び遅延素子における遅延量の変動係数が、0.1%/mVである場合において、1mVの電源電圧変動が生じると、遅延量の測定結果には、0.1%の誤差が生じてしまう。
また、ループ経路における遅延量は、遅延素子における遅延量よりはるかに大きい。従来の測定方法は、遅延設定値を変更したことによりループ周期の差が生じたものとして、当該差分から遅延素子の遅延量を測定している。このため、電源電圧変動による、ループ経路における遅延量の変動が、遅延素子の遅延量の測定結果に対して大きな誤差を生じさせてしまう。
このため、本発明は上記の課題を解決する遅延回路、試験装置、プログラム、及び半導体チップを提供することを目的とする。この目的は、請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1形態においては、入力信号を遅延させて出力する遅延回路であって、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、第1の遅延素子が、それぞれの遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、第1の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部とを有し、イニシャライズ部は、第1の遅延素子の出力信号を第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、第2の遅延素子の出力信号を第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子における遅延量を、第2の遅延素子の遅延設定値を変化させずに第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部とを有する遅延回路を提供する。
第2の遅延素子は、第1の遅延素子と共通の電源から電源電圧を受け取り、遅延量算出部は、第1の遅延素子の電源電圧の変動により生じる、第1の測定部の測定結果における測定誤差を、第2の測定部の測定結果を用いて補正してよい。遅延量算出部は、第1の遅延設定値に対して第1の測定部が測定した第1の遅延量から、第1の遅延設定値に対して第1の測定部が測定した第2の遅延量を減算した第1の算出結果を生成し、第1の遅延量の測定に同期して第2の測定部が測定した遅延量から、第2の遅延量の測定に同期して第2の測定部が測定した遅延量を減算した第2の算出結果を生成し、第1の算出結果から第2の算出結果を減算することにより、遅延設定値を第2の遅延設定値から第1の遅延設定値に変更した場合の、第1の遅延素子における遅延量の変動量を算出してよい。
第1の測定部は、第1の遅延素子に最小の遅延量を生じさせる遅延設定値を、第1の遅延設定値として第1の遅延素子に設定し、第2の測定部は、第2の遅延素子に最小の遅延量を生じさせる遅延設定値を、第2の遅延素子に設定してよい。電源電圧の変動量に対する第2の遅延素子の遅延量の変動量の比が、電源電圧の変動量に対する第1の遅延素子の遅延量の変動量の比と略等しくてよい。
第1のループ経路に設けられる第1の伝送回路、及び第2のループ経路に設けられる第2の伝送回路は、第1の遅延素子と共通の電源から電源電圧を受け取ってよい。電源電圧の変動量に対する第2の伝送回路の遅延量の変動量の比が、電源電圧の変動量に対する第1の伝送回路の遅延量の変動量の比と略等しくてよい。
第1の遅延素子に最小の遅延量を生じさせた場合における、第1の遅延素子及び第1のループ経路における遅延量と、第2の遅延素子に最小の遅延量を生じさせた場合における、第2の遅延素子及び第2のループ経路における遅延量との差が、第2の遅延設定値に対応する第1の遅延素子における遅延量と略等しくてよい。
第2の測定部は、第1のループ経路におけるループ周期に対する第2のループ経路におけるループ周期が、第1のループ経路を伝送する信号と、第2のループ経路を伝送する信号とが相互干渉しないことを条件として定めた周期差を有するように、第2の遅延素子の遅延量を設定してよい。
第2の測定部は、第2の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を更に測定し、第1の測定部は、第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、第1の遅延素子における遅延量を、遅延設定値を変化させずに第2の測定部と同期して更に測定し、遅延量算出部は、第2の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、第1の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、第2の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を更に算出してよい。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスを試験する試験パターンを生成するパターン発生部と、与えられるタイミング信号に応じて試験パターンに示されるレベルを示す試験信号を生成する、被試験デバイスのそれぞれの被試験ピンに対応して設けられた複数の波形成形部と、タイミング信号を生成するタイミング発生部と、それぞれの波形成形部に対して、タイミング信号をそれぞれ遅延して供給する遅延回路と、被試験デバイスが出力する出力信号に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、遅延回路は、設定される遅延設定値に応じた遅延量でタイミング信号を遅延し、第1の波形成形部に供給する第1の遅延素子と、設定される遅延設定値に応じた遅延量でタイミング信号を遅延し、第2の波形成形部に供給する第2の遅延素子と、第1の遅延素子及び第2の遅延素子が、それぞれの遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、第1の遅延素子及び第2の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部とを有し、イニシャライズ部は、第1の遅延素子の出力信号を第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、第2の遅延素子の出力信号を第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子における遅延量を、第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部とを含む試験装置を提供する。
本発明の第3の形態においては、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、第1の遅延素子の出力信号を第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、第2の遅延素子の出力信号を第2の遅延素子に入力する第2のループ経路とを備える遅延回路のイニシャライズを行うイニシャライズ部を機能させるプログラムであって、イニシャライズ部を、第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子における遅延量を、第2の遅延素子の遅延設定値を変化させずに第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部として機能させるプログラムを提供する。
本発明の第4の形態においては、動作回路と、動作回路に入力される信号、又は動作回路が出力する信号を遅延させる遅延回路とを備え、遅延回路は、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、第1の遅延素子が、それぞれの遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、第1の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部とを有し、イニシャライズ部は、第1の遅延素子の出力信号を第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、第2の遅延素子の出力信号を第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子における遅延量を、第2の遅延素子の遅延設定値を変化させずに第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部とを含む半導体チップを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る遅延回路100の構成の一例を示す図である。遅延回路100は、入力信号を遅延させて出力する回路であって、第1の遅延素子10−1、第2の遅延素子10−2、第1の伝送回路12−1、第2の伝送回路12−2、及びイニシャライズ部20を備える。また、遅延回路100には、電源102から電源電圧が供給される。本例において、遅延回路100の各構成要素には、共通の電源102から電源電圧が供給される。
第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2は、それぞれ設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる。第1の伝送回路12−1は、第1の遅延素子10−1が出力する信号を通過させる。また、第2の伝送回路12−2は、第2の遅延素子10−2が出力する信号を通過させる。第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2は、通過させる信号に所定の遅延を生じさせる論理回路等であってよい。また、第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2は、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2より大きい遅延を生じさせてよい。また、第1の伝送回路12−1の遅延量と、第2の伝送回路12−2の遅延量は略同一である。
イニシャライズ部20は、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2が、それぞれの遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2のイニシャライズを行う。イニシャライズ部20は、第1のループ経路、第2のループ経路、第1の測定部26−1、第2の測定部26−2、及び遅延量算出部28を有する。第1のループ経路は、第1の伝送回路12−1が出力する信号を、第1の遅延素子10−1の入力端に入力する。本例における第1のループ経路は、マルチプレクサ22−1及びマルチプレクサ24を有する。マルチプレクサ24は、伝送回路12−1が出力する信号を分岐して受け取り、マルチプレクサ22−1に入力する。マルチプレクサ22−1は、入力信号と、マルチプレクサ22−1から受け取るループ信号とのいずれかを選択して、第1の遅延素子10−1に入力する。
第2のループ経路は、第2の伝送回路12−2が出力する信号を、第2の遅延素子10−2の入力端に入力する。第2のループ経路は、マルチプレクサ22−2及びマルチプレクサ24を有する。マルチプレクサ24は、マルチプレクサ24と同様の機能を有し、マルチプレクサ22−2は、マルチプレクサ22−1と同様の機能を有する。
遅延回路100のイニシャライズを行う場合、マルチプレクサ22−1及びマルチプレクサ22−2は、対応する遅延素子10にループ信号を入力する。また、遅延回路100の実動作時には、マルチプレクサ22−1及びマルチプレクサ22−2は、対応する遅延素子10に入力信号を入力する。
次に、第1の遅延素子のイニシャライズを行う場合を説明する。第1の測定部26−1は、第1の遅延素子10−1に、異なる遅延設定値を順次設定する。また、第1の測定部26−1は、それぞれの遅延設定値について、第1のループ経路を伝送する信号の周期を測定する。本例においては、第1の遅延素子10−1の遅延量を略零に設定する第1の遅延設定値と、第1の遅延素子10−1の遅延量を所定の値に設定する第2の遅延設定値とを用いて説明する。また、第1の遅延設定値に対応して測定されるループ周期をM1とし、第2の遅延設定値に対応して測定されるループ周期をM2とする。第2の遅延設定値を設定した場合の第1の遅延素子10−1において生じる遅延量をTdlyとし、第1の伝送回路12−1における遅延量をToff[1]とすると、電源電圧変動が無い場合のループ周期M1及びM2は以下の式で与えられる。
M1=Toff[1]
M2=Toff[1]+Tdly
また、第2の測定部26−2は、第2の遅延素子10−2に、所定の遅延設定値を設定し、第2のループ経路を伝送する信号の周期を測定する。尚、第2の測定部26−2は、第1の測定部26−1と同期して、且つ第2の遅延素子における遅延設定値を変化させずに、第2のループ経路を伝送する信号の周期を測定する。本例においては、第2の測定部26−2は、第2の遅延素子10−2の遅延量を略零に設定して、ループ周期を測定する。また、ループ周期M1と同時に第2の測定部26−2が測定するループ周期をM3、ループ周期M2と同時に第2の測定部26−2が測定するループ周期をM4とする。第2の伝送回路12−2における遅延量をToff[2]とすると、電源電圧変動が無い場合のループ周期M3及びM4は以下の式で与えられる。
M3=M4=Toff[2]
遅延量算出部28は、第1の測定部26−1が測定したそれぞれのループ周期(即ち、ループ経路における遅延量)を、第2の測定部26−2が同期して測定したループ周期を用いて補正し、第1の遅延素子10−1のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する。第2の測定部26−2は、第2の遅延素子10−2の遅延設定値を変化させずに、第1の測定部26−1と同期してループ周期を測定するので、ループ周期M1及びM2の測定において生じた電源電圧変動を、第2の測定部26−2の測定結果に基づいて検出することができる。遅延量算出部28は、第1の遅延素子10−1の電源電圧の変動により生じる、第1の測定部26−1の測定結果における測定誤差を、第2の測定部26−2の測定結果を用いて補正してよい。
例えば遅延量算出部28は、以下の式に基づいて、第2の遅延設定値に対して、第1の遅延素子10−1が生成する遅延量Dを算出してよい。
D=(M2−M1)−(M4−M3)
尚、本例においては、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2に対応して、第1の測定部26−1及び第2の測定部26−2を有しているが、3以上の遅延素子10を有する場合、マルチプレクサ24は、3以上の遅延素子10から遅延量を測定すべき遅延素子10の出力、及び補正に用いるべき遅延素子10の出力を選択し、それぞれ第1の測定部26−1及び第2の測定部26−2に入力する。この場合、マルチプレクサ24は、複数の遅延素子10に対して共通に設けられてよい。また、本例においては、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2に対して、共通の入力信号を与えているが、他の例においては、それぞれ独立に入力信号を与えてもよい。
図2は、電源電圧変動が生じた場合の遅延量の変動の一例を示す図である。図2に示すように、第1の遅延素子10−1及び第1の伝送回路12−1の遅延量、並びに第2の遅延素子10−2及び第2の伝送回路12−2の遅延量は、電源電圧変動により、測定時刻T毎に変化する場合がある。
ループ周期M1及びM3を測定した時刻T1と、ループ周期M2及びM4を測定した時刻T2との間で、電源電圧変動が生じ、それぞれの遅延量が0.1%減少した場合を説明する。この場合、遅延量Dは、以下の式で与えられる。
D=(M2−M1)−(M4−M3)
=(Toff[1]×99.9%+Tdly×99.9%−Toff[1])−(Toff[2]×99.9%−Toff[2])
=(Toff[2]−Toff[1])×0.1%+Tdly×99.9% ・・・式(1)
ここで、第1の伝送回路12−1における遅延量Toff[1]と、第2の伝送回路12−2における遅延量Toff[2]とは略等しい。このため、電源電圧変動により生じる伝送回路12の遅延量の変動が、測定結果に与える影響を略零とすることができる。例えば、Toff[1]=10ns、Toff[2]=9.9ns、Tdly=100psとすると、伝送回路12における遅延量の変動が、測定結果に与える測定誤差は、(9.9ns−10ns)×0.1%=0.1psとなる。このため、遅延量Tdlyの測定結果にはほとんど影響を与えない。
これに対し、従来の測定方法では、電源電圧変動により伝送回路の遅延量に0.1%の変動が生じた場合、測定結果に与える測定誤差は、10ns×0.1%=10psとなる。この場合、遅延量Tdlyの測定結果に10%程度の影響を与えてしまう。
このように、本例におけるイニシャライズ部20は、遅延量の測定誤差を低減することができる。尚、本例における遅延量の測定は、伝送回路12の遅延量が、遅延素子10の遅延量より大きい場合に特に有効であるが、伝送回路12の遅延量が小さい場合であっても、従来の遅延量の測定に対して、誤差を小さくすることができる。例えば、伝送回路12が設けられていない場合、又は伝送回路12における遅延量が略零であっても、第2の遅延素子10−2の遅延量の変動量に基づいて電源電圧変動の変動量を検出し、当該検出結果に基づいて、第1の遅延素子10−1の遅延量の測定結果を補正することにより、第1の遅延素子10−1の遅延量を精度よく測定することができる。
また、遅延量算出部28は、式(1)に示すように、第1の遅延設定値に対して第1の測定部26−1が測定した第1の遅延量M2から、第1の遅延設定値に対して第1の測定部26−1が測定した第2の遅延量M1を減算した第1の算出結果(M2-M1)を生成し、第1の遅延量M2の測定に同期して第2の測定部26−2が測定した遅延量M4から、第2の遅延量M1の測定に同期して第2の測定部26−2が測定した遅延量M3を減算した第2の算出結果(M4−M3)を生成し、第1の算出結果から第2の算出結果を減算することにより、遅延設定値を第2の遅延設定値から第1の遅延設定値に変更した場合の、第1の遅延素子10−1における遅延量の変動量Tdlyを算出したが、遅延量算出部28が各遅延量を演算する順序は、上記の順序に限定されない。遅延量算出部28は、式(1)と等価な式に示される順序で、各遅延量を演算することができる。
また、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2における、電源電圧の変動量に対する遅延量の変動量の比は、略等しいことが好ましい。例えば、第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2は、同一の回路構成を有してよい。また、同一の材料で形成されてよい。また、第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2における、電源電圧の変動量に対する遅延量の変動量の比は、略等しいことが好ましい。例えば、第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2は、同一の回路構成を有してよい。また、同一の材料で形成されてよい。
また、第1の遅延素子10−1に最小の遅延量を生じさせた場合における、第1の遅延素子10−1及び第1の伝送回路12−1における遅延量Toff[1]と、第2の遅延素子10−1に最小の遅延量を生じさせた場合における、第2の遅延素子10−2及び第2の伝送回路12−2における遅延量Toff[2]との差が、第2の遅延設定値に対応する遅延量Tdlyと等しくてよい。つまり、Toff[2]−Toff[1]が、Tdlyと等しくなるように、第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2の遅延量を設定してよい。この場合、第1の伝送回路12−1及び第2の伝送回路12−2は、遅延量が可変であることが好ましい。これにより、式(1)に示すように、伝送回路12において生じる測定誤差と、第1の遅延素子10−1において生じる測定誤差とを相殺することができ、更に精度よく遅延量を測定することができる。
また、第1のループ経路におけるループ周期と、第2のループ経路におけるループ周期との周期差が、所定の値より小さい場合、これらのループ経路を伝送する信号が相互に干渉し、ループ周期が変動してしまう場合がある。例えば、これらのループ周期が略同一となってしまう場合がある。このため、第2の測定部26−2は、これらのループ経路を伝送する信号が相互干渉しないことを条件として定めた周期差を有するように、第2の遅延素子10−2の遅延量を設定してよい。また、第2の測定部26−2は、第2の伝送回路12−2の遅延量を設定してもよい。遅延回路100は、第2の遅延素子10−2の遅延量を順次変化させて、第1の測定部26−1及び第2の測定部26−2に同時にループ周期を測定させることにより、相互干渉が生じる周期差を予め測定してよい。
また、以上の例においては、第1の遅延設定値に対応する遅延量が略零である場合を説明した。他の例においては、第1の遅延設定値に対応する遅延量は略零でなくともよい。この場合、第2の遅延設定値に対応する遅延量は、第1の遅延設定値に対応する遅延量からの変動量として測定することができる。また、第2の測定部26−2は、第1の遅延設定値と略同一の遅延設定値を、第2の遅延素子10−2に設定してよい。
また、以上の例においては、第1の遅延素子10−1について、遅延設定値に対する遅延量を測定したが、遅延量算出部28は、第2の遅延素子10−2についても、遅延設定値に対する遅延量を測定してよい。この場合、第2の測定部26−2は、第2の遅延素子10−2に、異なる遅延設定値を順次設定し、第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、第2の遅延素子10−2におけるそれぞれの遅延量を更に測定する。また、第1の測定部26−1は、第1の遅延素子10−1における遅延量を、遅延設定値を変化させずに、第2の測定部26−2と同期して更に測定する。そして、遅延量算出部28は、式(1)に関連して説明した方法で、第2の遅延素子10−2の遅延量を算出する。また、第2の遅延素子10−2の遅延量を測定しない場合、第2の遅延素子10−2は、固定の遅延を生成する遅延素子であってよい。
また、以上の例においては、第1の遅延素子10−1の電源電圧の変動による測定誤差を低減したが、他の例においては、遅延量算出部28は、第1の遅延素子10−1の温度の変動による測定誤差を低減してよい。この場合であっても、測定誤差を低減する測定方法は、上述した電源電圧の変動による測定誤差を低減する測定方法と同一である。ここで、第1の遅延素子10−1の温度とは、第1の遅延素子10−1の周囲温度、基板温度、又は第1の遅延素子10−1の素子温度であってよい。
尚、第1の遅延素子10−1の温度変動による測定誤差を低減する場合、第2の遅延素子10−2は、第1の遅延素子10−1の近傍に設けられることが好ましい。また、電源電圧の変動による誤差を低減しない場合には、第2の遅延素子10−2と第1の遅延素子10−1とは、異なる電源から電源電圧を受け取ってもよい。ここで、第1の遅延素子10−1の近傍とは、第1の遅延素子10−1と、第2の遅延素子10−2との温度差が所定の値より小さくなる位置であってよい。また、3以上の遅延素子10が存在する場合には、第1の遅延素子10−1に最も近い位置にある遅延素子10を、第2の遅延素子10−2としてもよい。また、発熱源からの距離が、第1の遅延素子10−1と略等しくなる位置に、第2の遅延素子10−2を設けてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。試験装置200は、半導体回路等の被試験デバイス300を試験する装置であって、パターン発生部110、タイミング発生部120、遅延回路100、複数の波形成形部130、及び判定部140を備える。
パターン発生部110は、被試験デバイス300を試験する試験パターンを生成する。例えばパターン発生部110は、被試験デバイス300に入力すべき試験信号の論理パターンを示す試験パターンを生成してよい。
複数の波形成形部130は、被試験デバイス300の複数の被試験ピンに一対一に対応して設けられる。それぞれの波形成形部130は、与えられるタイミング信号に応じて、試験パターンに示されるレベルを示す試験信号を生成し、対応する被試験ピンに入力する。
タイミング発生部120は、所定の周期のタイミング信号を生成する。タイミング発生部120は、例えばPLL回路等であってよい。また、遅延回路100は、それぞれの波形成形部130に対して、タイミング信号をそれぞれ遅延して供給する。遅延回路100は、図1に示した遅延回路100と同一の構成を有してよい。
例えば、遅延回路100は、図1に示した複数の遅延素子10を、複数の波形成形部130に一対一に対応して有してよい。それぞれの遅延素子10は、タイミング信号を所定の位相に独立に遅延させ、対応する波形成形部130に供給する。
判定部140は、被試験デバイス300が出力する出力信号に基づいて、被試験デバイス300の良否を判定する。例えば判定部140は、当該出力信号と、与えられる期待値信号とを比較することにより、被試験デバイス300の良否を判定する。
本例における試験装置200によれば、遅延回路100における遅延量を精度よくイニシャライズできるので、被試験デバイス300を精度よく試験することができる。また、遅延回路100が3以上の遅延素子10を有し、それぞれの遅延素子10を図1において説明した第1の遅延素子10−1としてイニシャライズする場合、遅延回路100は、当該遅延素子10の最も近傍における遅延素子10を、図1において説明した第2の遅延素子10−2としてよい。また、遅延回路100が、複数のチップに渡って形成されている場合、遅延回路100は、同一のチップに形成される遅延素子10を、図1において説明した第1の遅延素子10−1及び第2の遅延素子10−2としてよい。
また、判定部140が、与えられるストローブ信号に応じて、被試験デバイス300の出力信号をサンプリングする場合、タイミング発生部120は、当該ストローブ信号を生成してよい。この場合、遅延回路100は、当該ストローブ信号を遅延して判定部140に供給してよい。判定部140が、被試験デバイス300の複数の出力ピンに対応して、複数のタイミング比較器を有する場合、遅延回路100は、それぞれのタイミング比較器に、ストローブ信号をそれぞれ独立に遅延して供給してよい。
図4は、本発明の実施形態に係る半導体チップ400の構成の一例を示す図である。半導体チップ400は、基板410、動作回路420、及び遅延回路100を備える。動作回路420及び遅延回路100は、基板410に形成される。基板410は、例えば半導体基板である。
動作回路420は、例えば入力信号に応じた出力信号を出力する回路である。遅延回路100は、動作回路420の入力側、又は出力側の少なくとも一方に設けられる。遅延回路100は、動作回路420に入力される信号を遅延させ、又は動作回路420が出力する信号を遅延させる。遅延回路100は、図1に関連して説明した遅延回路100と同一である。
複数の遅延素子10は、動作回路420の複数の入出力ピンに対応して設けられてよく、また複数の動作回路420に対応して設けられてもよい。本例における半導体チップ400によれば、動作回路420の入出力信号を精度よく遅延させることができる。また、遅延回路100は、動作回路420の内部を伝送する信号を遅延させてもよい。
図5は、本発明の実施形態に係るプログラムに基づいて動作するコンピュータ1900の構成の一例を示す図である。コンピュータ1900は、与えられるプログラムに基づいて、図1において説明したイニシャライズ部20として機能する。例えば、当該プログラムは、コンピュータ1900を、図1に関連して説明した第1の測定部26−1、第2の測定部26−2、及び遅延量算出部28として機能させる。
本実施形態に係るコンピュータ1900は、CPU周辺部、入出力部、及びレガシー入出力部を備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有する。入出力部は、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェース2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有する。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェース2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェース2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及びコンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
当該プログラムは、コンピュータ1900にインストールされる。当該プログラムは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、前述したイニシャライズ部20として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVDやCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以上から明らかなように、本発明によれば、遅延素子の遅延量を精度よく測定することができる。
本発明の実施形態に係る遅延回路100の構成の一例を示す図である。 電源電圧変動が生じた場合の遅延量の変動の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る半導体チップ400の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るプログラムに基づいて動作するコンピュータ1900の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・遅延素子、12・・・伝送回路、20・・・イニシャライズ部、22・・・マルチプレクサ、24・・・マルチプレクサ、26・・・測定部、28・・・遅延量算出部、100・・・遅延回路、102・・・電源、110・・・パターン発生部、120・・・タイミング発生部、130・・・波形成形部、140・・・判定部、200・・・試験装置、300・・・被試験デバイス、400・・・半導体チップ、410・・・基板、420・・・動作回路、1900・・・コンピュータ、2000・・・CPU、2020・・・RAM、2010・・・ROM、2095・・・CD−ROM、2030・・・通信インターフェース、2040・・・ハードディスクドライブ、2050・・・フレキシブルディスク・ドライブ、2060・・・CD−ROMドライブ、2070・・・入出力チップ、2075・・・グラフィック・コントローラ、2080・・・表示装置、2082・・・ホスト・コントローラ、2084・・・入出力コントローラ、2090・・・フレキシブルディスク

Claims (14)

  1. 入力信号を遅延させて出力する遅延回路であって、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、
    前記第1の遅延素子が、それぞれの前記遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、前記第1の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部と
    を有し、
    前記イニシャライズ部は、
    前記第1の遅延素子の出力信号を前記第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、
    前記第2の遅延素子の出力信号を前記第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、
    前記第1の遅延素子に、異なる前記遅延設定値を順次設定し、前記第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、
    前記第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第2の遅延素子における遅延量を、前記第2の遅延素子の前記遅延設定値を変化させずに前記第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、
    前記第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、前記第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、前記第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部と
    を有する遅延回路。
  2. 前記第2の遅延素子は、前記第1の遅延素子と共通の電源から電源電圧を受け取り、
    前記遅延量算出部は、前記第1の遅延素子の電源電圧の変動により生じる、前記第1の測定部の測定結果における測定誤差を、前記第2の測定部の測定結果を用いて補正する
    請求項1に記載の遅延回路。
  3. 前記遅延量算出部は、第1の前記遅延設定値に対して前記第1の測定部が測定した第1の遅延量から、第1の前記遅延設定値に対して前記第1の測定部が測定した第2の遅延量を減算した第1の算出結果を生成し、前記第1の遅延量の測定に同期して前記第2の測定部が測定した遅延量から、前記第2の遅延量の測定に同期して前記第2の測定部が測定した遅延量を減算した第2の算出結果を生成し、前記第1の算出結果から前記第2の算出結果を減算することにより、遅延設定値を前記第2の遅延設定値から前記第1の遅延設定値に変更した場合の、前記第1の遅延素子における遅延量の変動量を算出する
    請求項2に記載の遅延回路。
  4. 前記第1の測定部は、前記第1の遅延素子に最小の遅延量を生じさせる前記遅延設定値を、前記第1の遅延設定値として前記第1の遅延素子に設定し、
    前記第2の測定部は、前記第2の遅延素子に最小の遅延量を生じさせる前記遅延設定値を、前記第2の遅延素子に設定する
    請求項2に記載の遅延回路。
  5. 前記電源電圧の変動量に対する前記第2の遅延素子の遅延量の変動量の比が、前記電源電圧の変動量に対する前記第1の遅延素子の遅延量の変動量の比と略等しい
    請求項4に記載の遅延回路。
  6. 前記第1のループ経路に設けられる第1の伝送回路、及び前記第2のループ経路に設けられる第2の伝送回路は、前記第1の遅延素子と共通の電源から電源電圧を受け取る
    請求項2に記載の遅延回路。
  7. 前記電源電圧の変動量に対する前記第2の伝送回路の遅延量の変動量の比が、前記電源電圧の変動量に対する前記第1の伝送回路の遅延量の変動量の比と略等しい
    請求項6に記載の遅延回路。
  8. 前記第1の遅延素子に最小の遅延量を生じさせた場合における、前記第1の遅延素子及び前記第1のループ経路における遅延量と、前記第2の遅延素子に最小の遅延量を生じさせた場合における、前記第2の遅延素子及び前記第2のループ経路における遅延量との差が、前記第2の遅延設定値に対応する前記第1の遅延素子における遅延量と略等しい
    請求項7に記載の遅延回路。
  9. 前記第2の測定部は、前記第1のループ経路におけるループ周期に対する前記第2のループ経路におけるループ周期が、前記第1のループ経路を伝送する信号と、前記第2のループ経路を伝送する信号とが相互干渉しないことを条件として定めた周期差を有するように、前記第2の遅延素子の遅延量を設定する
    請求項8に記載の遅延回路。
  10. 前記第2の測定部は、前記第2の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、前記第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第2の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を更に測定し、
    前記第1の測定部は、前記第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第1の遅延素子における遅延量を、前記遅延設定値を変化させずに前記第2の測定部と同期して更に測定し、
    前記遅延量算出部は、前記第2の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、前記第1の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、前記第2の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を更に算出する
    請求項1に記載の遅延回路。
  11. 前記第2の遅延素子は、前記第1の遅延素子の近傍に設けられ、
    前記遅延量算出部は、前記第1の遅延素子の温度の変動により生じる、前記第1の測定部の測定結果における測定誤差を、前記第2の測定部の測定結果を用いて補正する
    請求項1に記載の遅延回路。
  12. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスを試験する試験パターンを生成するパターン発生部と、
    与えられるタイミング信号に応じて前記試験パターンに示されるレベルを示す試験信号を生成する、前記被試験デバイスのそれぞれの被試験ピンに対応して設けられた複数の波形成形部と、
    前記タイミング信号を生成するタイミング発生部と、
    それぞれの前記波形成形部に対して、前記タイミング信号をそれぞれ遅延して供給する遅延回路と、
    前記被試験デバイスが出力する出力信号に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記遅延回路は、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記タイミング信号を遅延し、第1の前記波形成形部に供給する第1の遅延素子と、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記タイミング信号を遅延し、第2の前記波形成形部に供給する第2の遅延素子と、
    前記第1の遅延素子及び前記第2の遅延素子が、それぞれの前記遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、前記第1の遅延素子及び前記第2の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部と
    を有し、
    前記イニシャライズ部は、
    前記第1の遅延素子の出力信号を前記第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、
    前記第2の遅延素子の出力信号を前記第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、
    前記第1の遅延素子に、異なる遅延設定値を順次設定し、前記第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、
    前記第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第2の遅延素子における遅延量を、前記第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、
    前記第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、前記第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、前記第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部と
    を含む試験装置。
  13. 設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、前記第1の遅延素子の出力信号を前記第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、前記第2の遅延素子の出力信号を前記第2の遅延素子に入力する第2のループ経路とを備える遅延回路のイニシャライズを行うイニシャライズ部を機能させるプログラムであって、
    前記イニシャライズ部を、
    前記第1の遅延素子に、異なる前記遅延設定値を順次設定し、前記第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、
    前記第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第2の遅延素子における遅延量を、前記第2の遅延素子の前記遅延設定値を変化させずに前記第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、
    前記第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、前記第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、前記第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部と
    して機能させるプログラム。
  14. 動作回路と、
    前記動作回路に入力される信号、又は前記動作回路が出力する信号を遅延させる遅延回路と
    を備え、
    前記遅延回路は、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で入力信号を遅延させる第1の遅延素子と、
    設定される遅延設定値に応じた遅延量で前記入力信号を遅延させる第2の遅延素子と、
    前記第1の遅延素子が、それぞれの前記遅延設定値に対して生じる遅延量を測定し、前記第1の遅延素子のイニシャライズを行うイニシャライズ部と
    を有し、
    前記イニシャライズ部は、
    前記第1の遅延素子の出力信号を前記第1の遅延素子に入力する第1のループ経路と、
    前記第2の遅延素子の出力信号を前記第2の遅延素子に入力する第2のループ経路と、
    前記第1の遅延素子に、異なる前記遅延設定値を順次設定し、前記第1のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第1の遅延素子におけるそれぞれの遅延量を順次測定する第1の測定部と、
    前記第2のループ経路を伝送する信号に基づいて、前記第2の遅延素子における遅延量を、前記第2の遅延素子の前記遅延設定値を変化させずに前記第1の測定部と同期して測定する第2の測定部と、
    前記第1の測定部が測定したそれぞれの遅延量を、前記第2の測定部が当該遅延量と同期して測定した遅延量を用いて補正し、前記第1の遅延素子のそれぞれの遅延設定値に対する遅延量を算出する遅延量算出部と
    を含む半導体チップ。
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