JP2008053695A - 発光ダイオードの駆動装置及び照明装置 - Google Patents

発光ダイオードの駆動装置及び照明装置 Download PDF

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恵一 清水
Michihiko Nishiie
充彦 西家
Takuro Hiramatsu
拓朗 平松
Iwatomo Moriyama
厳與 森山
Hirokazu Otake
寛和 大武
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Abstract

【課題】 発光ダイオードに流れる電流を制御素子により一定の値に制御しながら、制御素子の発熱を一箇所に集中させることなく適切に分散させることができる放熱性にすぐれた発光ダイオードの駆動装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】 発光ダイオード2への通電路に複数のボルテージフォロワ3a,3b,3cを設け、この発光ダイオード2およびボルテージフォロワ3a,3b,3cを通る電流経路に電流検出用抵抗4を設ける。この電流検出用抵抗4に生じる電圧V1に応じて、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が変化する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、少なくとも1つの発光ダイオードに電流を供給する発光ダイオードの駆動装置に関する。
発光ダイオードに駆動電流を供給する発光ダイオードの駆動装置として、発光ダイオードに流れる電流を一定に制御するものがある(例えば特許文献1)。
特開平6―328782号公報
上記のような駆動装置では、発光ダイオードに流れる電流が制御素子たとえばトランジスタによって制御される。トランジスタは、発光ダイオードと共に1つのモジュールに搭載される。
1つのモジュールに発光ダイオードおよびトランジスタが搭載される場合、トランジスタの発熱がモジュールの一箇所に集中する。とくに、容量の大きい発光ダイオードが採用されていたり、発光ダイオードの個数が多い場合には、トランジスタの発熱が大きくなるため、モジュールの放熱をどうするかが重要な問題となる。
この発明は上記の事情を考慮したもので、発光ダイオードに流れる電流を制御素子により一定の値に制御しながら、制御素子の発熱を一箇所に集中させることなく適切に分散させることができる放熱性にすぐれた発光ダイオードの駆動装置及び照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、少なくとも1つの発光ダイオードと、この発光ダイオードへの通電路に設けられた複数の電流制御素子と、上記発光ダイオードおよび上記各電流制御素子を通る電流経路に設けられた電流検出用抵抗を有し、その電流検出用抵抗に生じる電圧に応じて、上記各電流制御素子の導通度を同時に調節するコントロール回路と、を備えている。すなわち、発光ダイオードに流れる電流が変化すると、電流検出用抵抗に生じる電圧が変化し、制御素子である各電流制御素子の導通度が同時に調節される。これにより、発光ダイオードに流れる電流が一定の値に制御される。しかも、発光ダイオードに流れる電流が複数の電流制御素子を通るので、電流制御素子の電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散する。
請求項2に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項1に係る発明のコントロール回路について限定している。すなわち、コントロール回路は、電流検出用抵抗のほかに、各電流制御素子にそれぞれ動作用電圧を供給するための複数の分圧用抵抗および定電圧素子を有している。
請求項3に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項1または請求項2に係る発明の発光ダイオードおよびその周辺構成について限定している。すなわち、発光ダイオードが複数あり、これら発光ダイオード、各電流制御素子、および電流検出用抵抗が1つのモジュールに搭載されている。
請求項4に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項3に係る発明の各電流制御素子および電流検出用抵抗の配置について限定している。すなわち、各発光ダイオードは、前記モジュール上に所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子及び前記電流検出用抵抗は、前記モジュール上であって、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されている。
請求項5に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、少なくとも1つの発光ダイオードを有する複数のモジュール回路と、これらモジュール回路に複数ずつ設けられた電流制御素子と、上記各モジュール回路にそれぞれ設けられた電流検出用抵抗を有し、これら電流検出用抵抗に生じる電圧に応じて、各モジュール回路における各電流制御素子の導通度をそれぞれ同時に調節するコントロール回路と、を備えている。すなわち、いずれかのモジュール回路に流れる電流が変化すると、そのモジュール回路の電流検出用抵抗に生じる電圧が変化し、同モジュール回路の制御素子である各電流制御素子の導通度が同時に調節される。これにより、各モジュール回路に流れる電流がそれぞれ一定の値に均等に制御される。しかも、各モジュール回路に流れる電流がそれぞれ複数の電流制御素子を通るので、電流制御素子の電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散する。
請求項6に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項5に係る発明のコントロール回路について限定している。すなわち、コントロール回路は、各電流検出用抵抗のほかに、各モジュール回路における各電流制御素子に動作用電流を供給するためのバイアス回路および複数の分圧用抵抗を有している。
請求項7に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項5または請求項6に係る発明の各発光ダイオードおよびその周辺構成について限定している。すなわち、各発光ダイオード、各電流制御素子、および各電流検出用抵抗が1つのモジュールに搭載されている。
請求項8に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項7に係る発明の各電流制御素子および電流検出用抵抗の配置について限定している。すなわち、各発光ダイオードは、前記モジュール上に所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子及び前記電流検出用抵抗は、前記モジュール上であって、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されている。
請求項9に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、基材と、所望の光学特性を有するように前記基材に所定配置された複数の発光ダイオードと、前記基材に配置されるものであって、前記発光ダイオードへの導通路に設けられて各発光ダイオードに流れる電流を制御する複数の電流制御素子と、を備える発光ダイオードの駆動装置において、前記複数の電流制御素子は、前記基材の発光ダイオードが配置されていない複数の領域に1乃至複数個分散して配置されている。発光ダイオードに流れる電流が複数の電流制御素子を通り、しかも各電流制御素子は、基材上の発光ダイオードが配置されていない領域に分散して配置されるので、電流制御素子の電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなくなる。
請求項10に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項9に係る発明の各電流制御素子の配置について限定している。すなわち、各発光ダイオードは、前記モジュール上に所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子は、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されている。
請求項11に係る発明の照明装置は、請求項1乃至10のいずれか一記載の発光ダイオードの駆動装置を適用したものである。
請求項1に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、発光ダイオードに流れる電流を制御素子により一定の値に制御しながら、制御素子である各電流制御素子の発熱を一箇所に集中させることなく適切に分散させることができて、良好な放熱性を確保できる。
請求項2に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項1に係る発明の効果に加え、コントロール回路を簡単な構成で実現できるという効果を奏する。
請求項3に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、小型化が図れるという効果を奏する。
請求項4に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項3に係る発明の効果に加え、モジュール上での熱を分散できるので、モジュールが大きく変形するのを抑制し、発光ダイオードの所望の光学定特性を維持することができる。
請求項5に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、各モジュール回路の発光ダイオードに流れる電流を制御素子によって一定の値に制御しながら、制御素子である各電流制御素子の発熱を一箇所に集中させることなく適切に分散させることができて、良好な放熱性を確保できる。
請求項6に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項5に係る発明の効果に加え、コントロール回路を簡単な構成で実現できるという効果を奏する。
請求項7に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項5または請求項6に係る発明の効果に加え、小型化が図れるという効果を奏する。
請求項8に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項7に係る発明の効果に加え、モジュール上での熱を分散できるので、モジュールが大きく変形するのを抑制し、発光ダイオードの所望の光学定特性を維持することができる。
請求項9に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、発光ダイオードに流れる電流を制御素子により一定の値に制御しながら、制御素子である各電流制御素子の発熱を一箇所に集中させることなく適切に分散させることができ、さらに各電流制御素子は、基材上の発光ダイオードが配置されていない領域に分散して配置されるので、電流制御素子の電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することもなくなり、基材が大きく変形するのを抑制し、発光ダイオードの所望の光学定特性を維持することができる。
請求項10に係る発明の発光ダイオードの駆動装置は、請求項7に係る発明の効果に加え、さらに良好な放熱効果を得ることができる。
[1]第1の実施形態
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、直流電源1に例えば照明用の複数の発光ダイオード(LED)2の直列回路が接続され、その各発光ダイオード2への通電路に電流制御素子としての複数のボルテージフォロワ3a,3b,3cが設けられている。発光ダイオード2の個数については、用途に応じて適宜に設定可能であり、複数に限らず、1つでもよい。
ボルテージフォロワ3a,3b,3cは、それぞれバイポーラトランジスタを用いたエミッタフォロア回路であり、ベース端子に入力される電圧(動作用電圧)により動作し、コレクタ端子への入力をエミッタ端子から出力する。
さらに、各発光ダイオード2およびボルテージフォロワ3a,3b,3cの直列回路において、ボルテージフォロワ3a,3b,3cを間に挟んで各発光ダイオード2から離れた位置に、電流検出用抵抗4が設けられている。つまり、各発光ダイオード2およびボルテージフォロワ3a,3b,3cを通る電流I1の大きさに対応するレベルの電圧V1が、電流検出用抵抗4に生じる。
そして、ボルテージフォロワ3a,3b,3cに対し、上記電流検出用抵抗4を構成要素とするコントロール回路10が接続されている。
コントロール回路10は、電流検出用抵抗4のほかに、ボルテージフォロワ3a,3b,3cに動作用電圧を供給するための複数の分圧用抵抗5a,5b,5cおよび定電圧素子たとえばツェナーダイオード6を有し、動作用電圧の供給によりボルテージフォロワ3a,3b,3cを動作させるとともに、電流検出用抵抗4に生じる電圧V1に応じて、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度を同時に調節する。
また、図2に示すように、上記各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a,3b,3c、および電流検出用抵抗4が、1つのモジュール20に搭載されている。この場合、各発光ダイオード2がモジュール20上に互いに一定間隔を空けて配置され、その各発光ダイオード2の相互間に、ボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4が1つずつ分散して配置されている。なお、ここでのモジュール20とは、基板などの基材を含むものである。
作用について説明する。
直流電源1が投入されると、各発光ダイオード2を通して分圧用抵抗5a,5b,5cおよびツェナーダイオード6に直流電圧が加わり、その分圧用抵抗5a,5b,5cおよびツェナーダイオード6に生じる電圧によってボルテージフォロワ3a,3b,3cが動作する。これにより、ボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4を通して各発光ダイオード2に電流(いわゆる点灯電流)I1が流れ、各発光ダイオード2が発光する。
このとき、電流I1の大きさに対応するレベルの電圧V1が、電流検出用抵抗4に生じる。
電流I1が増加して電圧V1のレベルが上昇すると、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が減少方向に変化する。逆に、電流I1が減少して電圧V1のレベルが下降した場合は、その下降に伴い、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が同時に調節されることにより、各発光ダイオード2に流れる電流I1が一定の値に制御される。しかも、各発光ダイオード2に流れる電流I1が複数のボルテージフォロワ3a,3b,3cを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。このことは、発熱源の分散により、許容される温度に対して発熱によるピーク温度を低く抑えることが可能になり装置の熱設計が容易となる。
電流I1を一定の値に制御するためのコントロール回路10は、電流検出用抵抗4のほかに、分圧用抵抗5a,5b,5cおよびツェナーダイオード6を有するだけの簡単な構成である。よって、コストの低減が図れる。
各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a,3b,3c、および電流検出用抵抗4が1つのモジュール20にまとめて搭載されるので、駆動装置の小型化が図れる。
各発光ダイオード2がモジュール20上に互いに間隔を空けて配置され、かつボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4などの発熱源が同モジュール20上の各発光ダイオード2の相互間に1つずつ分散して配置されるので、各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a,3b,3c、および電流検出用抵抗4の放熱効率が大幅に向上する。また、このような発熱源の分散配置によりモジュール20に用いられる基板上で局所的に発熱が集中するのを防止できるので、基板上での発熱源の偏りに起因する基板の反りやゆがみを防止できる。特に、各発光ダイオード2は、所定の間隔で配置されることで、所望する光学特性を得られるようにしているが、基板に大きな反りやゆがみが生じると、前記光学特性が得られ難くなるが、モジュールの変形、つまり基板の反りやゆがみを抑制することにより、所望の光学特性を維持することができる。
また、基板上で局所的に発熱が集中することが無いので、各素子の温度定格の超過に起因する信頼性の低下も生じることもない。
モジュール20上のボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4の配置は、図1の回路におけるボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4の位置にほぼ対応している。これにより、図1の回路を構成する配線パターンの短縮および簡略化が図れる。
[2]第2の実施形態について説明する。
図3に示すように、各発光ダイオード2の直列回路内に、電流制御手段としてのボルテージフォロワ3a,3b,3cが分散して設けられている。さらに、コントロール回路10が、直流電源1に直接的に接続されている。
また、図4に示すように、上記各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a,3b,3c、および電流検出用抵抗4が、1つのモジュール20に搭載されている。この場合、各発光ダイオード2が2つずつモジュール20上に一定間隔を空けて配置され、その2つずつの組の相互間に、ボルテージフォロワ3a,3b,3cおよび電流検出用抵抗4が1つずつ分散して配置されている。
他の構成、作用、効果は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[3]第3の実施形態について説明する。
図5に示すように、それぞれ複数の発光ダイオード2の直列回路からなる第1,第2,第3モジュール回路が用意され、これらモジュール回路が互いに並列状態で直流電源1に接続されている。ここでの第1,第2,第3のモジュール回路は、それぞれ複数の発光ダイオード2の直列回路のことを示し、発光ダイオード、ボルテージフォロワ、および電流検出用抵抗などを搭載するモジュールとは異なるものである。
そして、第1モジュール回路の通電路に電流制御手段としてのボルテージフォロワ3a,3b,3cが設けられ、第2モジュール回路の通電路にボルテージフォロワ3d,3d,3eが設けられ、第3モジュール回路の通電路にボルテージフォロワ3f,3g,3hが設けられている。各モジュール回路における発光ダイオード2の個数については、用途に応じて適宜に設定可能であり、複数に限らず、1つでもよい。
さらに、第1モジュール回路およびボルテージフォロワ3a,3b,3cの直列回路において、ボルテージフォロワ3a,3b,3cを間に挟んで第1モジュール回路から離れた位置に、電流検出用抵抗4aが設けられている。つまり、第1モジュール回路およびボルテージフォロワ3a,3b,3cを通る電流I1の大きさに対応するレベルの電圧V1が、電流検出用抵抗4aに生じる。
第2モジュール回路およびボルテージフォロワ3d,3e,3fの直列回路において、ボルテージフォロワ3d,3e,3fを間に挟んで第2モジュール回路から離れた位置に、電流検出用抵抗4bが設けられている。つまり、第2モジュール回路およびボルテージフォロワ3d,3e,3fを通る電流I2の大きさに対応するレベルの電圧V2が、電流検出用抵抗4bに生じる。
第3モジュール回路およびボルテージフォロワ3g,3h,3iの直列回路において、ボルテージフォロワ3g,3h,3iを間に挟んで第3モジュール回路から離れた位置に、電流検出用抵抗4cが設けられている。つまり、第3モジュール回路およびボルテージフォロワ3g,3h,3iを通る電流I3の大きさに対応するレベルの電圧V3が、電流検出用抵抗4cに生じる。
そして、ボルテージフォロワ3a〜3iに対し、上記電流検出用抵抗4a,4b,4cを構成要素とするコントロール回路30が接続されている。
コントロール回路30は、電流検出用抵抗4a,4b,4cのほかに、ボルテージフォロワ3a〜3iに動作用電流(ベース電流)を供給するためのバイアス回路7および複数の分圧用抵抗5a〜5iを有し、動作用電流の供給によりボルテージフォロワ3a〜3iを動作させるとともに、電流検出用抵抗4a,4b,4cに生じる電圧V1,V2,V3に応じて、ボルテージフォロワ3a〜3iの導通度をそれぞれ同時に調節する。
バイアス回路7は、定電流源8および抵抗9の直列回路からなり、直流電源1に接続されている。
また、図6に示すように、上記各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a〜3i、および電流検出用抵抗4a,4b,4cが、1つのモジュール40に搭載されている。この場合、各発光ダイオード2がモジュール20上に互いに一定間隔を空けて配置され、その各発光ダイオード2の相互間に、ボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cが1つずつ分散して配置されている。
作用について説明する。
直流電源1が投入されると、バイアス回路7からボルテージフォロワ3a〜3iに動作用電流が流れ、ボルテージフォロワ3a〜3iが動作する。これにより、ボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cを通して各モジュール回路の発光ダイオード2に電流(いわゆる点灯電流)I1,I2,I3が流れ、各モジュール回路の発光ダイオード2が発光する。
このとき、第1モジュール回路の各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a,3b,3c、および電流検出用抵抗4aを通して流れる電流I1の大きさに対応するレベルの電圧V1が、電流検出用抵抗4aに生じる。同様に、第2モジュール回路の各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3d,3e,3f、および電流検出用抵抗4bを通して流れる電流I2の大きさに対応するレベルの電圧V2が、電流検出用抵抗4bに生じる。第3モジュール回路の各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3g,3h,3i、および電流検出用抵抗4cを通して流れる電流I3の大きさに対応するレベルの電圧V3が、電流検出用抵抗4cに生じる。
一般に、発光ダイオード2にはその順方向電圧に製造上のバラツキがあることから、各モジュール回路に流れる電流(分岐電流)が均等にならないという問題がある。具体的には、順方向電圧が低い方のモジュール回路に電流が集中してしまう。しかも、順方向電圧が低い方のモジュール回路では、発光ダイオード2の発熱によって順方向電圧がさらに低下し、流れる電流が更に増加してしまう。これは、発光ダイオード2が半導体であって、その順方向電圧が負の温度特性を有するからである。
これらの不具合を防ぐため、第1モジュール回路の電流I1が増加した場合には、電流検出用抵抗4aに生じる電圧V1のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が減少方向に変化する。逆に、電流I1が減少した場合には、電圧V1のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ3a,3b,3cの導通度が同時に調節されることにより、第1モジュール回路の各発光ダイオード2に流れる電流I1が一定の値に制御される。しかも、電流I1が複数のボルテージフォロワ3a,3b,3cを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。熱設計が容易となる。
第2モジュール回路の電流I2が増加した場合には、電流検出用抵抗4bに生じる電圧V2のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ3d,3e,3fの導通度が減少方向に変化する。電流I2が減少した場合には、電圧V2のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ3d,3e,3fの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ3fの導通度が同時に調節されることにより、第2モジュール回路の各発光ダイオード2に流れる電流I2が一定の値に制御される。しかも、電流I2が複数のボルテージフォロワ3d,3e,3fを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。
第3モジュール回路の電流I3が増加した場合には、電流検出用抵抗4cに生じる電圧V3のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ3g,3h,3iの導通度が減少方向に変化する。電流I3が減少した場合には、電圧V3のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ3g,3h,3iの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ3g,3h,3iの導通度が同時に調節されることにより、第3モジュール回路の各発光ダイオード2に流れる電流I3が一定の値に制御される。しかも、電流I3が複数のボルテージフォロワ3g,3h,3iを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。
したがって、直流電源1からの電流Iが電流I1,I2,I3に3等分されて各モジュール回路に均等に流れ、各モジュール回路の発光ダイオード2が略均一に発光する。
ボルテージフォロワ3a〜3iなどの発熱源の分散により、許容される温度に対して発熱によるピーク温度を低く抑えることが可能になり、装置の熱設計が容易となる。
電流I1,I2,I3をそれぞれ一定の値にバランスさせるためのコントロール回路30は、電流検出用抵抗4a,4b,4cのほかに、バイアス回路7および分圧用抵抗5a〜5iを有するだけの簡単な構成である。よって、コストの低減が図れる。
各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a〜3i、および電流検出用抵抗4a,4b,4cが1つのモジュール40にまとめて搭載されるので、駆動装置の小型化が図れる。
各発光ダイオード2がモジュール40上に互いに間隔を空けて配置され、かつボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cなどの発熱源が同モジュール40上の各発光ダイオード2の相互間に1つずつ分散して配置されるので、各発光ダイオード2、ボルテージフォロワ3a〜3i、および電流検出用抵抗4a,4b,4cの放熱効率が大幅に向上する。この点でも、熱設計が容易となる。また、ボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cなどの発熱源の分散配置によりモジュール40に用いられる基板上で局所的に発熱が集中するのを防止できるので、基板上での発熱源の偏りに起因する基板の反りを防止できる。特に、各発光ダイオード2は、所定の間隔で配置されることで、所望する光学特性を得られるようにしているが、基板に大きな反りやゆがみが生じると、前記光学特性が得られ難くなるが、モジュールの変形、つまり基板の反りやゆがみを抑制することにより、所望の光学特性を維持することができる。
また、基板上で局所的に発熱が集中することが無いので、各素子の温度定格の超過に起因する信頼性の低下も生じることもない。
モジュール40上のボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cの配置は、図5の回路におけるボルテージフォロワ3a〜3iおよび電流検出用抵抗4a,4b,4cの位置にほぼ対応している。これにより、図5の回路を構成する配線パターンの短縮および簡略化が図れる。
[4]第4の実施形態について説明する。
この場合、図7に示すように、それぞれ複数の発光ダイオード12の直列回路からなる第1,第2,第3モジュール回路が用意され、これらモジュール回路が互いに並列状態で直流電流源11に接続されている。この直流電流源11は、一定の電流を供給する定電流電源からなっている。
第1モジュール回路の通電路には、電流制御素子としてのボルテージフォロワ13a,13b,13cの並列回路が接続されている。この場合、ボルテージフォロワ13a,13b,13cをそれぞれ構成するバイポーラトランジスタは、それぞれのコレクタを共通接続され、エミッタを電流検出用抵抗14a、14b,14cを各別に介して共通接続され、さらにベースを共通接続されている。そして、コレクタの共通接続点が前記第1モジュール回路を構成する複数の発光ダイオード12の直列回路に接続され、また、電流検出用抵抗14a、14b,14cの共通接続点とベースの共通接続点との間に、図示極性の定電圧電源15が接続されている。これにより、電流検出用抵抗14a、14b,14cには、第1モジュール回路を通る電流I1がボルテージフォロワ13a,13b,13cで分流され、これら分流された電流I11、I12、I13の大きさに対応するレベルの電圧V11、V12、V13がそれぞれ生じる。
同様に、第2モジュール回路の通電路には、電流制御素子としてのボルテージフォロワ13d,13e,13fの並列回路が接続されている。この場合も、ボルテージフォロワ13d,13e,13fをそれぞれ構成するバイポーラトランジスタは、それぞれのコレクタを共通接続され、エミッタを電流検出用抵抗14d、14e,14fを各別に介して共通接続され、さらにベースを共通接続されている。そして、コレクタの共通接続点が前記第2モジュール回路を構成する複数の発光ダイオード12の直列回路に接続され、また、電流検出用抵抗14d、14e,14fの共通接続点とベースの共通接続点との間に、前記定電圧電源15が接続されている。これにより、電流検出用抵抗14d、14e,14fには、第2モジュール回路を通る電流I2がボルテージフォロワ13d,13e,13fで分流され、これら分流された電流I21、I22、I23の大きさに対応するレベルの電圧V21、V22、V23がそれぞれ生じる。
さらに、第3モジュール回路の通電路には、電流制御素子としてのボルテージフォロワ13g,13h,13iの並列回路が接続されている。この場合も、ボルテージフォロワ13g,13h,13iをそれぞれ構成するバイポーラトランジスタは、それぞれのコレクタを共通接続され、エミッタを電流検出用抵抗14g、14h,14iを各別に介して共通接続され、さらにベースを共通接続されている。そして、コレクタの共通接続点が前記第3モジュール回路を構成する複数の発光ダイオード12の直列回路に接続され、また、電流検出用抵抗14g、14h,14iの共通接続点とベースの共通接続点との間に、前記定電圧電源15が接続されている。これにより、電流検出用抵抗14g、14h,14iには、第3モジュール回路を通る電流I3がボルテージフォロワ13g,13h,13iで分流され、これら分流された電流I31、I32、I33の大きさに対応するレベルの電圧V31、V32、V33がそれぞれ生じる。
なお、各モジュール回路における発光ダイオード2の個数については、用途に応じて適宜に設定可能であり、複数に限らず、1つでもよい。
前記定電圧電源15と電流検出用抵抗14a〜14iは、コントロール回路31を構成している。そして、定電圧電源15によりボルテージフォロワ13a〜13iに動作用電流(ベース電流)を供給するとともに、電流検出用抵抗14a〜14iに生じる電圧V11〜13,V21〜23,V31〜33に応じて、ボルテージフォロワ3a〜3iの導通度をそれぞれ同時に調節する。
また、図8に示すように、上記各発光ダイオード12、ボルテージフォロワ13a〜13i、および電流検出用抵抗14a〜14iが、1つのモジュール41に搭載されている。この場合、各発光ダイオード12がモジュール41上に互いに一定間隔を空けて分散配置され、その各発光ダイオード12の相互間に、ボルテージフォロワ13a〜13iおよび電流検出用抵抗14a〜14iが分散して配置されている。
作用について説明する。
直流電流源11及び定電圧電源15が投入されると、定電圧電源15によりボルテージフォロワ13a〜13iに動作用電流(ベース電流)が流れ、ボルテージフォロワ13a〜13iが動作する。これにより、ボルテージフォロワ13a〜13iおよび電流検出用抵抗14a〜14iを通して各モジュール回路の発光ダイオード12に電流(いわゆる点灯電流)I1,I2,I3が流れ、各モジュール回路の発光ダイオード12が発光する。
このとき、第1モジュール回路の各発光ダイオード12を通る電流I1がボルテージフォロワ13a,13b,13cおよび電流検出用抵抗14a、14b,14cで分流され、これら分流された電流I11、I12、I13の大きさに対応するレベルの電圧V11、V12、V13が電流検出用抵抗14a、14b,14cにそれぞれ生じる。
同様に、第2モジュール回路の各発光ダイオード12を通る電流I2がボルテージフォロワ13d,13e,13f、および電流検出用抵抗14d、14e,14fで分流され、これら分流された電流I21、I22、I23の大きさに対応するレベルの電圧V21、V22、V23が電流検出用抵抗14d、14e,14fにそれぞれ生じる。
さらに、第3モジュール回路の各発光ダイオード12を通る電流I3がボルテージフォロワ13g,13h,13iおよび電流検出用抵抗14g、14h,14iで分流され、これら分流された電流I31、I32、I33の大きさに対応するレベルの電圧V31、V32、V33が電流検出用抵抗14g、14h,14iにそれぞれ生じる。
そして、この場合も、発光ダイオード12にはその順方向電圧に製造上のバラツキがあることから、各モジュール回路に流れる電流(分岐電流)が均等にならないという問題がある。具体的には、順方向電圧が低い方のモジュール回路に電流が集中してしまう。しかも、順方向電圧が低い方のモジュール回路では、発光ダイオード12の発熱によって順方向電圧がさらに低下し、流れる電流が更に増加してしまう。
これらの不具合を防ぐため、例えば、第1モジュール回路の電流I1が増加した場合には、この電流I1が分流される電流検出用抵抗14a、14b,14cにそれぞれ生じる電圧V11、V12、V13のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ13a,13b,13cの導通度が減少方向に変化する。逆に、電流I1が減少した場合には、電流検出用抵抗14a、14b,14cにそれぞれ生じる電圧V11、V12、V13のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ13a,13b,13cの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ13a,13b,13cの導通度が同時に調節されることにより、第1モジュール回路の各発光ダイオード12に流れる電流I1が一定の値に制御される。この場合、電流I1が並列接続された複数のボルテージフォロワ13a,13b,13cを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。熱設計が容易となる。
第2モジュール回路の電流I2が増加した場合も同様で、電流検出用抵抗14d、14e,14fにそれぞれ生じる電圧V21、V22、V23のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ13d,13e,13fの導通度が減少方向に変化する。電流I2が減少した場合には、電圧V21、V22、V23のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ13d,13e,13fの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ13d,13e,13fの導通度が同時に調節されることにより、第2モジュール回路の各発光ダイオード12に流れる電流I2が一定の値に制御される。この場合、電流I2が並列接続された複数のボルテージフォロワ13d,13e,13fを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。
第3モジュール回路の電流I3が増加した場合も同様で、電流検出用抵抗14g、14h,14iにそれぞれ生じる電圧V31、V32、V33のレベルが上昇し、その上昇に伴い、ボルテージフォロワ13g,13h,13iの導通度が減少方向に変化する。電流I3が減少した場合には、電圧V31、V32、V33のレベルが下降し、その下降に伴い、ボルテージフォロワ13g,13h,13iの導通度が増加方向に変化する。
こうして、ボルテージフォロワ13g,13h,13iの導通度が同時に調節されることにより、第3モジュール回路の各発光ダイオード12に流れる電流I3が一定の値に制御される。この場合も、電流I3が並列接続された複数のボルテージフォロワ13g,13h,13iを通る構成であるから、ボルテージフォロワの電力消費に基づく発熱が一箇所に集中することなく分散し、良好な放熱性を確保できる。
したがって、このようにしても第3の実施形態と同様な効果を得ることができる。さらに、第4の実施形態によれば、第1〜3モジュール回路に対して、それぞれボルテージフォロワ13a,13b,13c、ボルテージフォロワ13d,13e,13f、ボルテージフォロワ13g,13h,13iの並列回路が接続されている。つまり、各モジュール回路に対して、複数のボルテージフォロワが並列接続されている。これにより、例えば、ボルテージフォロワ13a,13b,13cのうち一つが何らかの原因で破損して不導通状態になった場合でも、残りのボルテージフォロワにより発光ダイオード12の発光動作を続けることが可能であり、装置動作の安定化を実現することができる。
さらに、第1〜3モジュール回路に対して並列接続されたボルテージフォロワ13a〜13iに対し、それぞれ電流検出用抵抗14a〜14iが接続されており、これら電流検出用抵抗14a〜14iでの発熱も生じるので、さらに効果的な発熱源の分散化を実現でき、装置の熱設計がさらに容易になる。
[4]変形例
上記各実施形態では、各ボルテージフォロワとして、バイポーラトランジスタを用いたエミッタフォロア回路を採用したが、それに限らず、FETを用いたソースフォロア回路を採用してもよい。あるいは、OPアンプと電力制御半導体の組み合わせ回路を採用してもよい。また、電流制御素子としては、ボルテージフォロワに限らず、可変抵抗器などを用いることもできる。 その他、この発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
第1の実施形態の構成を示す図。 第1の実施形態のモジュール構成を示す図。 第2の実施形態の構成を示す図。 第2の実施形態のモジュール構成を示す図。 第3の実施形態の構成を示す図。 第3の実施形態のモジュール構成を示す図。 第4の実施形態の構成を示す図。 第4の実施形態のモジュール構成を示す図。
符号の説明
1…直流電源、2…発光ダイオード、3a〜3i、13a〜13i…ボルテージフォロワ、4a,4b,4c、14a〜14i…電流検出用抵抗、5a〜5i…分圧用抵抗、6…ツェナーダイオード(定電圧素子)、7…バイアス回路、8…定電流源、9…抵抗、10…コントロール回路、11…直流電流源、15…定電圧電源、20…モジュール、30、31…コントロール回路、40、41…モジュール

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードへの通電路に設けられた複数の電流制御素子と、
    前記発光ダイオードおよび前記各電流制御素子を通る電流経路に設けられた電流検出用抵抗を有し、その電流検出用抵抗に生じる電圧に応じて、前記各電流制御素子の導通度を同時に調節するコントロール回路と、
    を備えていることを特徴とする発光ダイオードの駆動装置。
  2. 前記コントロール回路は、さらに、前記各電流制御素子にそれぞれ動作用電圧を供給するための複数の分圧用抵抗および定電圧素子を有することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの駆動装置。
  3. 前記発光ダイオードは複数あり、これら発光ダイオード、前記各電流制御素子、および前記電流検出用抵抗が1つのモジュールに搭載されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光ダイオードの駆動装置。
  4. 各発光ダイオードは、前記モジュール上に所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子及び前記電流検出用抵抗は、前記モジュール上であって、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されていることを特徴とする請求項3記載の発光ダイオードの駆動装置。
  5. 少なくとも1つの発光ダイオードを有する複数のモジュール回路と、
    前記各モジュール回路に複数ずつ設けられた電流制御素子と、
    前記各モジュール回路にそれぞれ設けられた電流検出用抵抗を有し、これら電流検出用抵抗に生じる電圧に応じて、前記各モジュール回路における各電流制御素子の導通度をそれぞれ同時に調節するコントロール回路と、
    を備えていることを特徴とする発光ダイオードの駆動装置。
  6. 前記コントロール回路は、さらに、前記各モジュール回路における各電流制御素子にそれぞれ動作用電流を供給するためのバイアス回路および複数の分圧用抵抗を有することを特徴とする請求項5に記載の発光ダイオードの駆動装置。
  7. 前記各発光ダイオード、前記各電流制御素子、および前記各電流検出用抵抗が1つのモジュールに搭載されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の発光ダイオードの駆動装置。
  8. 各発光ダイオードは、前記モジュール上に所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子及び前記電流検出用抵抗は、前記モジュール上であって、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されていることを特徴とする請求項7記載の発光ダイオードの駆動装置。
  9. 基材と、
    所望の光学特性を有するように前記基材に所定配置された複数の発光ダイオードと、
    前記基材に配置されるものであって、前記発光ダイオードへの導通路に設けられて各発光ダイオードに流れる電流を制御する複数の電流制御素子と、を備える発光ダイオードの駆動装置において、
    前記複数の電流制御素子は、前記基材の発光ダイオードが配置されていない複数の領域に1乃至複数個分散して配置されていることを特徴とする発光ダイオードの駆動装置。
  10. 各発光ダイオードは、所定間隔を空けて配置されており、前記電流制御素子は、前記各所定間隔内に1乃至複数個が分散して配置されていることを特徴とする請求項9記載の発光ダイオードの駆動装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一記載の発光ダイオードの駆動装置を適用したことを特徴とする照明装置。
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