JP2017005185A - 電流駆動回路および発光装置 - Google Patents

電流駆動回路および発光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カレントミラー回路を動作させるための専用の制御電源および制御ラインが不要となり、かつ、LED直列回路の順方向降下電圧にばらつきがあっても、カレントミラー回路を正常に動作させることができる電流駆動回路、および、発光装置を提供することにある。【解決手段】複数の発光ダイオード素子Dを直列接続した直列発光回路部Uを、複数個並列接続して構成される発光部LUと、複数の直列発光回路部Uの各々に直列接続された複数のトランジスタQ1〜Q4を含んで構成され、直列発光回路部U1に流れる電流を、直列発光回路部U2〜U4に入力するカレントミラー回路CMと、を備え、カレントミラー回路CMは、直列発光回路部U1とトランジスタQ1との接続点Aと、複数のトランジスタQ1〜Q4の制御端子間を接続する第1接続ラインとを、接続する第2接続ラインに、ツェナーダイオードZDを設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、定電流回路から出力される定電流により、内蔵する発光ダイオード素子を発光させる電流駆動回路および発光装置に関する。
近年、消費電力や寿命などの観点から、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)素子を用いた発光装置が普及している。例えば、LED素子を用いた発光装置(LED発光装置)として、一般照明器具、液晶ディスプレイ用バックライト、各種車両のランプ類、画像処理・検査用の光源などが挙げられる。
このようなLED発光装置は、複数のLED素子を備えている。これら複数のLED素子は、例えば、各組ごとの個数が均一になるように適当な組数に分けられ、1組ごとにLED素子を直列に接続したLED直列回路が形成されている。そして、これらのLED直列回路が電源回路に対して並列に接続されるように配列されている。
上記のように複数のLED素子を配列したLED発光装置では、各LED素子の順方向降下電圧Vfのばらつきや温度による特性変化の問題により、LED直列回路に流れる電流にばらつきが生じてしまう。それにより、輝度が異なるといった問題が生じる。その対策として、トランジスタの特性を用いたカレントミラー回路が用いられる(特許文献1)。このカレントミラー回路は、複数のトランジスタにより構成され、基準となるトランジスタに流れる電流と同じ電流量の電流を他のトランジスタに流すことができる回路である。
図10は、カレントミラー回路を用いたLED発光装置の回路図の一例を示している。図示するように、複数のLED素子を直列に接続したLED直列回路とトランジスタとが直列に接続されており、複数のトランジスタによりカレントミラー回路が形成されている。トランジスタのベース端子は共通の制御ラインで接続されており、この制御ラインには、制御電源(定電流源)からの出力電流が流れている。よって、定電流源から出力される電流が各トランジスタのベース端子に入力される。このとき、同じ電流値が各トランジスタのベース端子に入力されるため、トランジスタの特性により、各トランジスタのコレクタ電流も等しくなる。以上のことから、カレントミラー回路を用いたLED発光装置では、複数のLED直列回路に同電流を流すことができる。
特開2006−165471号公報
しかし、図10のように構成されたLED発光装置では、LED素子を発光させるための電源(定電圧源)に接続する、正極および負極の2本の出力ラインの他に、カレントミラー回路を動作させるために各トランジスタのベース端子に電流を入力する制御電源(定電流源)および制御ラインが必要となる。したがって、少なくても3本の接続ラインが必要となる。
また、図10のように構成されたLED発光装置では、LED素子を発光させるための電源が定電圧源で構成されており、LED素子の順方向降下電圧Vfのばらつきをトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧で吸収させるために、定電圧源の電源電圧をLED直列回路の順方向降下電圧Vfより十分に高くする必要があった。仮に、定電圧源の電源電圧がLED直列回路の順方向降下電圧Vfより低かった場合、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧が負の値となり、トランジスタが正常に動作しなくなる。したがって、カレントミラー回路が正常に動作しなくなり、全てのLED直列回路に同電流を流すことができなくなってしまう。
また、当該LED発光装置を使用する環境(特に温度)により、LED素子の特性が変化する場合がある。例えば、使用する環境(温度)が高温で、LED素子の温度が上昇すると、LED素子の順方向降下電圧Vfは低くなる。しかし、LED素子を発光させるための電源が定電圧源で構成されているため、LED素子の順方向降下電圧Vfが低下した分、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧が高くなってしまう。この結果、トランジスタの発熱量が増加するという問題があった。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、LED発光装置において、カレントミラー回路を動作させるための専用の制御電源および制御ラインが不要であり、かつ、LED直列回路の順方向降下電圧にばらつきがあっても、カレントミラー回路を正常に動作させることができる電流駆動回路および発光装置を提供することにある。
本発明の第1の側面によって提供される電流駆動回路は、定電流回路から出力される定電流により、内蔵する発光ダイオード素子を発光させる電流駆動回路であって、複数の前記発光ダイオード素子を直列接続した直列発光回路を、複数個並列接続して構成される発光部と、複数の前記直列発光回路の各々に直列接続された複数のトランジスタを含んで構成され、前記複数の直列発光回路のうちの1の前記直列発光回路に流れる電流を、前記1の直列発光回路以外の前記直列発光回路に入力するカレントミラー回路と、を備え、前記カレントミラー回路は、前記1の直列発光回路と前記1の直列発光回路に直列接続された前記トランジスタとの接続点と、前記複数のトランジスタの制御端子間を接続する第1接続ラインとを、接続する第2接続ラインに、所定の電圧値の電圧降下を生じさせる電圧降下手段を設けた。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記所定の電圧値は、前記発光ダイオード素子毎の順方向降下電圧のばらつきに起因した前記直列発光回路毎の電圧降下値に基づき設定される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記所定の電圧値は、前記複数の直列発光回路毎の電圧降下値のうちの、同一環境での最大降下電圧値と最小降下電圧値との差分より大きな値が設定される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電圧降下手段は、ツェナーダイオードである。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記トランジスタは、バイポーラトランジスタであり、前記制御端子は、前記バイポーラトランジスタのベース端子である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記バイポーラトランジスタは、前記直列発光回路に対して、前記定電流回路の低電位側に配置されるときは、NPN型により構成され、前記直列発光回路に対して、前記定電流回路の高電位側に配置されるときは、PNP型により構成される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記バイポーラトランジスタは、直流電流増幅率が100以上のものを利用する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記バイポーラトランジスタのエミッタ端子には、エミッタ抵抗が設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記トランジスタは、複数のバイポーラトランジスタをダーリントン接続したダーリントントランジスタである。
本発明の好ましい実施の形態において、前記1の直列発光回路を構成する前記発光ダイオードの数は、前記1の直列発光回路以外の前記直列発光回路を構成する前記発光ダイオードの数以上で構成される。
本発明の好ましい実施の形態においては、複数の前記発光部を備え、前記複数の発光部は、少なくとも第1発光部および第2発光部を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の発光部は、それぞれ異なる前記定電流回路から出力される定電流により、前記発光ダイオード素子を発光させる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1発光部あるいは前記第2発光部の一方は、前記直列発光回路の各々に対して、前記定電流回路の低電位側に、前記トランジスタが直列接続され、他方は、前記直列発光回路の各々に対して、前記定電流回路の高電位側に、前記トランジスタが直列接続される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、前記第2発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数より多い。
本発明の第2の側面によって提供される発光装置は、本発明の第1の側面によって提供される電流駆動回路と、前記電流駆動回路を配置する基板と、前記定電流回路と、を有する。
本発明の第3の側面によって提供される発光装置は、本発明の第1の側面によって提供される電流駆動回路と、前記電流駆動回路を配置する基板と、前記定電流回路と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の発光ダイオード素子は、前記基板上に配置され、平面視において、マトリクス状に配置される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、第1の偶数個であり、前記第2発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、前記第1の偶数個より少ない第2の偶数個である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1の偶数個は20個であり、前記第1発光部は、前記発光ダイオード素子を5個直列接続した前記直列発光回路を、4個並列接続して、構成され、前記第2の偶数個は12個であり、前記第2発光部は、前記発光ダイオード素子を6個直列接続した前記直列発光回路を、2個並列接続して、構成されており、さらに、前記定電流回路に直列接続された、前記発光ダイオード素子を4個直列接続した前記直列発光回路からなる直列発光回路部と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、平面視において、前記基板の内側から外側に向け、前記直列発光部を構成する発光ダイオード素子、前記第2発光部を構成する発光ダイオード素子、前記第1発光部を構成する発光ダイオード素子の順に配置される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板は、略矩形状であり、平面視において、前記基板上に、前記第1発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタと前記第2発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタとが、前記複数の発光ダイオード素子を挟んで互いに反対側に配置される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板上に、前記第1発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタまたは前記第2発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタのいずれか一方が配置されている側に、前記定電流回路からの電源ラインを接続するための入出力端子が配置される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記定電流回路と前記電流駆動回路とは、前記定電流回路の高電位側と低電位側との2本の前記電源ラインのみで接続される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記定電流回路は、前記複数の直列発光回路の順方向降下電圧の最小値と、前記トランジスタの電圧降下値と、前記電圧降下素子の電圧降下値と、の総和より大きな電位差を発生させる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記発光ダイオード素子、透光樹脂、実装端子、および、ケースを各々が具備し、かつ、前記基板上に配置された複数のLEDモジュールを備える。
本発明によれば、カレントミラー回路を用いた電流駆動回路および発光装置において、1の直列発光回路とその直列発光回路に直列接続されたトランジスタとの接続点から分岐した第1接続ラインを、電圧降下手段を介して、各トランジスタのベース端子に接続するようにした。これにより、1の直列発光回路に流れる電流の一部を、電圧降下手段を介して、各トランジスタの制御端子に流すことができる。したがって、カレントミラー回路を動作させる専用の制御電源および制御ラインが不要となる。
さらに、電圧降下手段を設けたことで、直列発光回路の順方向降下電圧のばらつきがあっても、電圧降下手段によりトランジスタの両端の電圧が引き上げられる。その結果、電圧降下手段が直列発光回路のばらつきを吸収し、カレントミラー回路を正常に動作させることができる。ひいては、定電流回路からの電流を直列発光回路の回路数分に、均等に分流することができ、同一電流量の電流を全ての直列発光回路に流すことができる。
また、発光ダイオード素子を発光させるための電源を定電流回路で構成できるため、本発明に係る電流駆動回路や発光装置を使用する環境(特に温度)により、発光ダイオード素子の温度が上昇し、発光ダイオード素子の順方向降下電圧Vfが低くなっても、トランジスタに印加される電圧に大きな変化は生じない。したがって、トランジスタの発熱量を抑えることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係るLED発光装置の回路図である。 第1実施形態に係る定電流回路の一例を示す回路図である。 第1実施形態に係るカレントミラー回路の変形例を示す回路図である。 第1実施形態に係るLED発光装置の変形例(その1)を示す回路図である。 第1実施形態に係るLED発光装置の変形例(その2)を示す回路図である。 第2実施形態に係るLED発光装置の回路図である。 第2実施形態に係る電流駆動回路を示す平面図である。 LEDモジュールの構造を説明するための図である。 第2実施形態に係るLED発光装置の変形例を示す回路図である。 従来のカレントミラー回路を用いたLED発光装置の一例を示す回路図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るLED発光装置1の回路図である。図示するように、LED発光装置1は、電流駆動回路2と定電流回路3とにより構成されている。
電流駆動回路2は、発光部LU、カレントミラー回路CM、および、抵抗器R1〜R4を含んで構成されている。
発光部LUは、複数のLED素子Dを直列接続した直列発光回路部Uを複数個有している。そして、発光部LUは、これら複数の直列発光回路部Uを並列に接続して構成されている。本実施形態において、発光部LUは、図1に示すように、6個のLED素子Dを直列に接続した直列発光回路部Uを4個、並列に接続し、総計24個のLED素子Dを備えている。ここで、4個の直列発光回路部Uをそれぞれ、第1直列発光回路部U1、第2直列発光回路部U2、第3直列発光回路部U3、第4直列発光回路部U4とし、これらを区別しないときは直列発光回路部Uと表現する。なお、上記個数は一例であり、これに限定されるものではない。
各LED素子Dは、そのアノード端子が定電流回路3の高電位側に、カソード端子が定電流回路3の低電位側に接続されるように配置されている。各LED素子Dのアノード端子からカソード端子に電流が流れることで、各LED素子Dが発光する。
カレントミラー回路CMは、各直列発光回路部Uに直列に接続されたトランジスタQ1〜Q4およびツェナーダイオードZDを含んで構成される。カレントミラー回路CMは、各直列発光回路部Uに、それらを流れる電流が等しくなるように、定電流回路3から出力される電流を均等に分流する。
トランジスタQ1〜Q4は、図1に示すように、NPN型のバイポーラトランジスタであり、各直列発光回路部Uを構成する一番後段(低電位側)のLED素子Dに直列に接続されている。トランジスタQ1は、第1直列発光回路部U1の低電位側に接続されている。ここで、後述する抵抗器R1を含め、これらの直列回路を、第1直列駆動回路部SC1とする。トランジスタQ2は、第2直列発光回路部U2の低電位側に接続されており、後述する抵抗器R2を含め、これらの直列回路を、第2直列駆動回路部SC2とする。同様に、トランジスタQ3は、第3直列発光回路部U3の低電位側に接続されており、後述する抵抗器R3を含め、これらの直列回路を、第3直列駆動回路部SC3とする。また、トランジスタQ4は、第4直列発光回路部U4の低電位側に接続されており、後述する抵抗器R4を含め、これらの直列回路を、第4直列駆動回路部SC4とする。なお、第1直列駆動回路部SC1ないし第4直列駆動回路部SC4を区別しないときは、直列駆動回路部SCと表現する。
本実施形態において、同一の特性を有するトランジスタQ1〜Q4を用いている。特性として、例えば、ベース電流IBに対するコレクタ電流ICの比率(直流電流増幅率)hFE(=IC/IB)が、100以上のものを用いている。なお、この直流電流増幅率hFEは、高ければ高い方がトランジスタQ1〜Q4のベース端子に入力する電流を小さくすることができるため、無駄な電力損失を抑えることができる。また、コレクタ−エミッタ間飽和電圧VCE(sat)が0.5V(Max)、コレクタ−エミッタ間電圧の許容電圧が60V程度のものを用いている。
トランジスタQ1〜Q4のコレクタ端子は、上記のように、各直列発光回路部Uの一番後段のLED素子Dのカソード端子に接続されている。
トランジスタQ1〜Q4のエミッタ端子は、抵抗器R1〜R4を介して、定電流回路3の低電位側の電源ラインに接続されている。すなわち、抵抗器R1〜R4は、エミッタ抵抗として機能する。抵抗器R1〜R4は、その両端電圧が所定の電圧(例えば、0.4V)となるように抵抗値が選定されている。抵抗器R1〜R4を設けることで、抵抗器R1〜R4に流れる電流により電位差が生じる。これにより、トランジスタQ1〜Q4のベース−エミッタ間電圧VBEのばらつきを吸収し、各直列駆動回路部SCに流れる電流を安定させることができる。なお、抵抗器R1〜R4は無くてもよいが、上記のように電流を安定させるために設けておくことが望ましい。
トランジスタQ1〜Q4のベース端子(特許請求の範囲の「制御端子」に相当)は、第1接続ラインにより共通に接続されている。また、第1直列駆動回路部SC1を構成する第1直列発光回路部U1とトランジスタQ1との接続点Aからは第2接続ラインが分岐している。この第2接続ラインには、電圧降下手段としてツェナーダイオードZDが設けられている。ツェナーダイオードZDは、そのカソード端子側が接続点Aに接続され、アノード端子側は、各トランジスタQ1〜Q4のベース端子を接続する第1接続ラインに接続されている。よって、接続点Aから分流した電流が、ツェナーダイオードZDを介して、各トランジスタQ1〜Q4のベース端子に入力されるようにしている。
ツェナーダイオードZDは、降伏現象を利用した定電圧素子であり、逆方向(カソード端子からアノード端子に向かう方向)に所定値以上の電圧が印加されると、逆方向に電流が流れる。このとき、ツェナーダイオードZDに印加される電圧が上がっても、ツェナーダイオードZDによって降下される電圧はあまり変わらず、電流量が増大するだけである。したがって、ツェナーダイオードZDは、流れる電流値にかかわらず、所定の電圧(ツェナー電圧)分を降下させる電圧降下手段として機能する。このときのツェナー電圧は、各直列発光回路部Uの順方向降下電圧Vfのばらつきを考慮して設定される。1つのLED素子Dの順方向降下電圧Vfは、一般的に3.0V〜4.0V程度のばらつきがある。よって、直列発光回路部Uを構成するLED素子Dの個数をN個(Nは正の整数)とすると、直列発光回路部Uによる降下電圧ΣVfの最大値は4・N[V]、最小値は3・N[V]であり、そのばらつきの最大は、4・N−3・N[V]となる。ツェナーダイオードZDは、ツェナー電圧が4・N−3・N[V]以上のものを利用する。なお、各直列発光回路部Uの順方向降下電圧Vfのばらつきを考慮するとき、同一環境(特に温度)で考慮することが望ましい。例えば、LED素子Dは温度の変化により順方向降下電圧Vfが変化するため、同一の温度でのLED素子Dの順方向降下電圧Vfに基づき、ツェナー電圧を設定する。
具体的には、本実施形態において、図1に示すように、各直列発光回路部Uは、6個のLED素子Dを直列接続しているため、同一環境(温度)において、1つの直列発光回路部Uによる降下電圧ΣVfの最大値は24.0V(4.0V×6個)、最小値は18.0V(3.0V×6個)となる。したがって、直列発光回路部Uによる電圧降下のばらつきは、最大で6.0V(=24.0V−18.0V)となる。ツェナーダイオードZDのツェナー電圧は、この最大ばらつき以上に設定されるので、ツェナー電圧が6.0V以上のものを用いる。これにより、ツェナーダイオードZDに逆方向の電流が流れると、その両端に6.0V以上の電位差を生じさせ、この分の電圧を降下させる。ただし、ツェナー電圧を大きくしすぎると、定電流回路3の電源電圧を高電圧にする必要があるため、最大ばらつきに近い方がよい。よって、ツェナーダイオードZDは、6.0V〜10.0V程度のツェナー電圧のものが好ましい。
定電流回路3は、電流駆動回路2に定電流を出力するものである。図2は、オペアンプを用いた定電流回路3の一例を示したものである。定電流回路3は、その内部で電流を一定に制御するために定電流出力制御等を行い、電源ラインに定電流を出力する。本実施形態において、定電流回路3は、その内部で定電流出力制御を行うため、電流駆動回路2に対してフィードバック用の接続ラインを設けていない。この定電流回路3は、高電位側の電源ラインと低電位側の電源ラインが短絡しても、定電流を出力するように制御されるため、電流駆動回路2に大電流が流れることを回避することができる。なお、この定電流回路3は、内部での制御により定電流を出力するものであればよく、図2に示す定電流回路3に限定されるものではない。
このように構成された第1実施形態に係るLED発光装置1の動作について説明する。
図1に示すLED発光装置1において、各直列発光回路部Uには6個のLED素子Dが直列に接続されている。仮に、各直列発光回路部Uの降下電圧ΣVfにばらつきがあり、第1直列発光回路部U1の降下電圧ΣVfを18.0V(最小値)、その他の直列発光回路部U2〜U4の降下電圧ΣVfを24.0V(最大値)とする。また、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧を6.0V、トランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧を0.6Vであるとする。このとき、第1直列駆動回路部SC1では、第1直列発光回路部U1の降下電圧ΣVfは上記18.0V、トランジスタQ1のベース−エミッタ電圧は上記0.6V、抵抗器R1の降下電圧は、0.4Vである。そして、ツェナーダイオードZDの降下電圧(ツェナー電圧)が6.0Vであるため、トランジスタQ1のコレクタ−ベース間電圧は等価の6.0Vとなり、トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧は6.6Vとなる。これにより、第1直列駆動回路部SC1全体の電位差は25.0V(=18.0V+6.6V+0.4V)となる。
その他の直列駆動回路部SC2〜SC4は、直列発光回路部U2〜U4の降下電圧ΣVfが24.0Vであり、抵抗器R2〜R4が0.4Vとなり、その和は24.4Vとなる。直列駆動回路部SC1〜SC4は並列接続しているため、第1直列駆動回路部SC1に印加される電圧は、その他の直列駆動回路部SC2〜SC4にも印加される。よって、トランジスタQ2〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧は0.6V(=25.0V−24.4V)となる。このときトランジスタQ2〜Q4は活性領域であり、正常に動作することできる。
これに対して、仮に、第1直列発光回路部U1の降下電圧ΣVfを24.0V(最大値)、その他の直列発光回路部U2〜U4の降下電圧ΣVfを18.0V(最小値)とする。また、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧を6.0V、トランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧を0.6Vであるとする。このとき、第1直列駆動回路部SC1では、第1直列発光回路部U1の降下電圧ΣVfは上記24.0V、トランジスタQ1のベース−エミッタ電圧は上記0.6V、抵抗器R1の降下電圧は0.4Vである。そして、ツェナーダイオードZDの降下電圧(ツェナー電圧)が6.0Vであるため、トランジスタQ1のコレクタ−ベース間電圧が6.0Vとなり、トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧は6.6Vとなる。これにより、第1直列駆動回路部SC1全体の電位差は31.0V(=24.0V+6.6V+0.4V)となる。
その他の直列駆動回路部SC2〜SC4は、直列発光回路部U2〜U4の降下電圧ΣVfが18.0Vであり、抵抗器R2〜R4が0.4Vとなり、その和は18.4Vとなる。直列駆動回路部SC1〜SC4は並列接続しているため、第1直列駆動回路部SC1に印加される電圧は、その他の直列駆動回路部SC2〜SC4にも印加される。よって、トランジスタQ2〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧は12.6V(=31.0V−18.4V)となる。この場合も、トランジスタQ2〜Q4は活性領域であり、トランジスタQ1〜Q4は正常に動作することできる。
また、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧を6.0Vとしたが、10.0Vとしても、その分(4.0V=10.0V−6.0V)、トランジスタQ2〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧が高くなるだけであり、トランジスタQ1〜Q4は正常に動作することができる。
また、トランジスタQ1〜Q4のベース端子は第1接続ラインにより共通に接続されており、エミッタ端子も抵抗器R1〜R4を介して、定電流回路3の低電位側の電源ラインに共通に接続されている。よって、トランジスタQ1〜Q4のベース−エミッタ間電圧VBEは等しい。上記のように、トランジスタQ1〜Q4が正常に動作している場合、ベース−エミッタ間電圧VBEが等しく、トランジスタQ1〜Q4は同特性のものを使用しているため、トランジスタQ1〜Q4に流れるベース電流IBも等しくなる。また、トランジスタQ1〜Q4は、ベース電流IBをhFE倍した電流がコレクタ電流ICとなる特性を有しているので、各直列発光回路部U1〜U4に流れる電流が等しくなる。本実施形態において、定電流回路3から出力される電流値をIinとすると、各直列駆動回路部SCに流れる電流は、定電流Iinを均等に分流したものとなる。すなわち、各直列駆動回路部SCに流れる電流は、全てIin/4となる。
以上のことから、本発明の第1実施形態に係るLED発光装置1は、LED素子Dの順方向降下電圧Vfにばらつきがあったとしても、ツェナーダイオードZDにより、そのばらつき分、トランジスタQ1〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧を引き上げることが可能となる。これにより、トランジスタQ1〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧が活性領域内の電圧値となり、カレントミラー回路CMの正常な動作が得られる。また、カレントミラー回路CMが正常に動作することで、定電流回路3から出力される電流を均等に分流し、各直列発光回路部Uに同一電流量の電流を流すことができる。さらに、第1直列発光回路部U1とトランジスタQ1とを接続する接続点Aから分流した電流が各トランジスタQ1〜Q4のベース端子に入力され、カレントミラー回路CMを動作させる。そのため、電流駆動回路2のカレントミラー回路CMを動作させる専用の制御電源や制御ラインが不要となり、省線化および省部品化することができる。また、LED素子Dを発光させるための電源を定電流回路3で構成することができるため、使用する環境に応じて、LED素子Dの温度が上昇しても、トランジスタQ1〜Q4の発熱量を抑制することができる。
上記第1実施形態において、トランジスタQ1〜Q4としてバイポーラトランジスタを用いた場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの他の半導体素子を代用してもよい。例えば、MOSFETの場合は、上記コレクタ端子がドレイン端子、エミッタ端子がソース端子、ベース端子がゲート端子に相当するように接続する(図3(a)参照)。トランジスタQ1〜Q4として、MOSFETを用いた場合、ゲート電流IGに対するドレイン電流IDの比率(ID/IG)を大きくすることができ、無駄な電力損失を抑えることができる。また、トランジスタQ1〜Q4の直流電流増幅率hFEは、上記したように高ければ高い方が、ベース電流IBを小さくすることができる。そのため、複数のバイポーラトランジスタをダーリントン接続したダーリントントランジスタを用いてもよい(図3(b)参照)。
上記第1実施形態において、トランジスタQ1〜Q4を直列発光回路部Uより定電流回路3の低電位側に配置した場合を例に説明したが、図4に示すように、トランジスタQ1〜Q4を直列発光回路部U1〜U4より定電流回路3の高電位側に配置してもよい。この場合、トランジスタQ1〜Q4として、PNP型のバイポーラトランジスタを用いる。この場合においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記第1実施形態において、各直列発光回路部U1〜U4を構成するLED素子Dの数が同数(6個)である場合を例に説明したが、第1直列発光回路部U1を構成するLED素子Dの数が、その他の直列発光回路部U2〜U4を構成するLED素子Dの数以上であればよい。例えば、図5に示すように、第1直列発光回路部U1のLED素子Dの数を6個、その他の直列発光回路部U2〜U4のLED素子Dの数を5個とした場合も、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。具体的には、図5において、第1直列発光回路部U1を構成するLED素子Dの数は、他の直列発光回路部U2〜U4より1個多く構成されている。このとき、第1直列発光回路部U1の降下電圧ΣVfは、他の直列発光回路部U2〜U4の降下電圧ΣVfに比べ、LED素子Dの個数差分(1個)の順方向降下電圧Vfが高くなる。したがって、基準となる第1直列駆動回路部SC1の全体の電位差が高くなると、その分、他の直列駆動回路部SC2〜SC4のトランジスタQ2〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧が高くなる。この場合であっても、トランジスタQ2〜Q4のコレクタ−エミッタ間電圧は活性領域内の電圧値であるので、カレントミラー回路CMは、正常に動作することができる。すなわち、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、トランジスタQ1〜Q4を直列発光回路部U1〜U4より定電流回路3の高電位側に配置した変形例も同様である。
上記第1実施形態において、定電流回路3から出力される電流を制御することで、LED素子Dに流れる電流値を変化させ、LED素子Dの輝度を調整する機能をさらに設けてもよい。例えば、定電流回路3にデューティ制御回路を設けておき、定電流回路3から出力される電流のデューティ比を変化させることで、LED素子Dの輝度を調整してもよい。また、定電流回路3から出力される電流値を制御することで、LED素子Dを調整してもよい。
また、第1実施形態において、上記するように発光部LUを構成するLED素子Dの数は限定されるものではない。より多くのLED素子Dを備えることで、発光面積を広げたり、全体の輝度を明るくしたりすることができる。ただし、直列発光回路部Uを構成するLED素子の個数を増やす、すなわち、直列接続するLED素子の個数を増やすと、直列駆動回路部SCの両端電圧が高くなる。よって、高電圧に対応した定電流回路3が必要となる。また、並列接続させる直列発光回路部Uの個数を増やし、LED素子の総数を増やすと、各直列発光回路部Uに流れる電流が少なくなり、LED素子1つ1つの輝度が低くなる。よって、各直列発光回路部Uに流れる電流を多くし、LED素子の輝度を高くするためには、高電流に対応した定電流回路3が必要となる。これらのような状況を回避するため、複数のLED発光装置を用いて構成することで、LED素子1つ1つの輝度の低下を防止し、かつ、高性能な定電流回路を用いなくても、より多くのLED素子Dを発光させることが可能となる。この場合を第2実施形態として、図面を用いて、以下に説明する。
図6は、第2実施形態に係るLED発光装置4の回路図である。図示するように、第2実施形態に係るLED発光装置4は、複合電流駆動回路5と複合定電流回路6とを含んで構成されている。
複合電流駆動回路5は、第1電流駆動回路5a、第2電流駆動回路5b、第3電流駆動回路5cの3つの電流駆動回路により構成されている。
第1電流駆動回路5aは、図1に示す第1実施形態に係る電流駆動回路2と同様に構成され、電流駆動回路2の発光部LUにおいて、5個のLED素子D1を直列に接続した直列発光回路部を4個並列接続したものである。よって、第1電流駆動回路部5aは、総計20個のLED素子D1を含んでいる。第2電流駆動回路5bは、図4に示す第1実施形態の変形例に係る電流駆動回路2’と同様に構成され、変形例に係る電流駆動回路2’の発光部LUにおいて、6個のLED素子D2を直列に接続した直列発光回路部を2個並列接続したものである。よって、第2電流駆動回路部5bは、総計12個のLED素子D2を含んでいる。第3電流駆動回路5cは、4個のLED素子D3を直列に接続した直列発光回路部のみで構成されている。よって、第3電流駆動回路5cは、1つの直列発光回路部のみで構成されるため、カレントミラー回路を備えていない。
複合定電流回路6は、第1定電流回路6a、第2定電流回路6b、第3定電流回路6cの3つの定電流回路により構成されている。
第1定電流回路6aは、第1実施形態に係る定電流回路3と同様に構成され、第1電流駆動回路5aに定電流を供給する。第2定電流回路6bも、第1実施形態に係る定電流回路3と同様に構成され、第2電流駆動回路5bに定電流を供給する。第3定電流回路6cも、第1実施形態に係る定電流回路3と同様に構成され、第3電流駆動回路5cに定電流を供給する。なお、図6において、第1定電流回路6aないし第3定電流回路6cの高電位側の電源ラインの一部を共通にしているが、これに限定されるものではなく、それぞれ別々に接続しておいてもよい。
上記のようなLED発光装置4において、第1電流駆動回路5aは、カレントミラー回路の動作により、第1定電流回路6aから出力される電流を均等に分流し、各直列発光回路部に同一の電流を流す。よって、第1電流駆動回路5aの複数のLED素子D1に同じ電流が流れ、複数のLED素子D1は同一の輝度で発光する。同様に、第2電流駆動回路5bは、カレントミラー回路の動作により、第2定電流回路6bから出力される電流を均等に分流し、各直列発光回路部に同一の電流を流す。よって、第2電流駆動回路5bの複数のLED素子D2に同じ電流が流れ、複数のLED素子D2は同一の輝度で発光する。なお、第1電流駆動回路5aや第2電流駆動回路5bのカレントミラー回路等の動作は、上記第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。第3電流駆動回路5cは、第3定電流回路6cに直列に接続されているため、第3定電流回路6cから出力される電流がそのまま直列発光回路部に流れる。よって、第3電流駆動回路5cの複数のLED素子D3に同じ電流が流れ、複数のLED素子D3は同一の輝度で発光する。
以上のように、第2実施形態に係るLED発光装置4において、第1電流駆動回路5aおよび第2電流駆動回路5bは、それぞれが上記第1実施形態と同様に、カレントミラー回路を動作させるための専用の制御電源や制御ラインが不要となる。さらに、第1電流駆動回路5aおよび第2電流駆動回路5bにおいて、LED素子D1,D2の順方向降下電圧Vfにばらつきがあっても、それぞれにおけるカレントミラー回路を正常に動作させ、各直列発光回路部に同一電流を流すことができる。
続いて、図7は、このように回路構成された複合電流駆動回路5を基板上に実装したときの平面図を示している。
基板BPは略矩形状をしており、当該矩形の長辺と平行な方向をx方向、短辺と平行な方向をy方向とする。基板BPは、セラミックスまたはガラスエポキシ樹脂、あるいは表面に絶縁処理が施されたアルミ板などからなる基材10、および、基材10の表面および裏面に形成された、例えばAuやAgなどの金属からなる配線パターン11などにより構成されている。
基材10には、基板BPを各種支持部材などに固定するために、その4隅に表面から裏面に向け貫通孔Hが設けられている。また、基材10の表面には、図6に示す複合電流駆動回路5を構成する各種電子部品(LED素子D1〜D3、トランジスタQ11〜Q14,Q21,Q22、ツェナーダイオードZD1,ZD2、抵抗器R11〜R14,R21,R22など)が配置されている。なお、LED素子D1〜D3は、後述するLEDモジュールLM(LM1〜LM3)として、配置されている。
配線パターン11は、複合電流駆動回路5の各種電源ラインや接続ラインに相当し、電流経路を構成している。配線パターン11は、基材10の裏面にも形成されており、図7において、二重丸で示す部分は、基材10の表面に構成された配線パターン11から裏面に構成された配線パターン11に接続されている部分である。なお、この基材10の裏面に構成される配線パターン11についての図示は省略する。本実施形態において、基板BPは、略矩形状の基材10を用いて構成しているが、この形状に限定されるものではない。
基板BPの中央部には、複数のLEDモジュールLMがマトリクス状に配置されている。図8は、基板BP上に配置された複数のLEDモジュールLMのうちいずれか1つをy方向から見たときの断面図を示している。なお、図8において、z方向は、x方向およびy方向の両方に直交する方向である。LEDモジュールLMは、図8に示すように、LED素子D1〜D3、透光樹脂31、実装端子32、および、ケース33を具備して構成される。
LED素子D1〜D3は、図6の回路図におけるLED素子D1〜D3に相当するものであり、いわゆる2ワイヤタイプのLEDチップとして構成される。透光樹脂31は、LED素子D1〜D3を覆っており、透明樹脂などの材質からなる。実装端子32は、LEDモジュールLMを、面実装するためのものであり、例えば、Cu合金などからなるリードの裏面である。このリードの表面には、LED素子D1〜D3が実装され、ワイヤがボンディングされている。ケース33は、たとえば白色樹脂からなり、LED素子D1〜D3を囲む枠状である。ケース33の内側面は、LED素子D1〜D3からの光を反射することによりこの光を出射させるリフレクタとして機能している。ここで、LEDモジュールLMにおいて、第1電流駆動回路5aを構成するLED素子D1を用いて構成したものを、LEDモジュールLM1とする。同様に、第2電流駆動回路5bを構成するLED素子D2を用いて構成したものをLEDモジュールLM2とし、第3電流駆動回路5cを構成するLED素子D3を用いて構成したものをLEDモジュールLM3と表現する。
図7に戻り、マトリクス状に配置された複数のLEDモジュールLMは、その中央部から外側に向け、複数のLEDモジュールLM3、複数のLEDモジュールLM2、そして、複数のLEDモジュールLM1の順に配置されている。本実施形態では、複数のLEDモジュールLMをマトリクス状に配置できるように、第1電流駆動回路5aは20個のLED素子D1(LEDモジュールLM1)、第2電流駆動回路5bは12個のLED素子D2(LEDモジュールLM2)、第3電流駆動回路5cは4個のLED素子D3(LEDモジュールLM3)により、構成している。なお、図6に示すLED発光装置4の回路図においても、LED素子D1〜D3の個数を上記のように構成している。
基板BPの1つの短辺(第1短辺)SS1側には、複合定電流回路6の入出力端子(Vcc,GND1,GND2,GND3)がy方向に一列に配置されている。また、第1短辺SS1側には、入出力端子(Vcc,GND1,GND2,GND3)とマトリクス状に配置された複数のLEDモジュールLMとの間に第2電流駆動回路5bを構成する、ツェナーダイオードZD2、トランジスタQ21,Q22、および、抵抗器R21,R22が配置されている。
一方、基板BPのもう1つの短辺(第2短辺)SS2側には、第1電流駆動回路5aを構成する、ツェナーダイオードZD2、トランジスタQ11,Q12,Q13,Q14、および、抵抗器R11,R12,R13,R14が配置されている。したがって、第1電流駆動回路5aを構成する上記電子部品と、第2電流駆動回路5bを構成する上記電子部品とは、マトリクス状に配置された複数のLEDモジュールLMを挟んで反対側に配置されている。このように配置することで、第1電流駆動回路5aを構成する電子部品と第2電流駆動回路5bを構成する電子部品とをそれぞれ集めることが可能となる。これにより、配線パターン11の長さを短縮することができる。また、このように配置するため、複合電流駆動回路5は、第1電流駆動回路5aのカレントミラー回路の位置をその発光部より複合定電流回路6の低電位側に、第2電流駆動回路5bのカレントミラー回路の位置をその発光部より複合定電流回路6の高電位側にした回路構成としている(図6参照)。
基板BPの1つの長辺(第1長辺)LS1側には、複合定電流回路6の高電位側の電源ラインに相当する配線パターン11が配置されている。一方、基板BPのもう1つの長辺(第2長辺)LS2側には、複合定電流回路6の低電位側の電源ラインに相当する配線パターン11が配置されている。したがって、複合定電流回路6の高電位側の電源ラインと低電位側の電源ラインとは、マトリクス状に配置された複数のLEDモジュールLMを挟んで反対側に配置されている。このように配置することで、高電位側の電源ラインと低電位側の電源ラインとの距離を離すことが可能となる。これにより、複合電流駆動回路5内での短絡の危険性を低減させることができる。
上記第2実施形態において、第1電流駆動回路5aのカレントミラー回路をその発光部より第1定電流回路6aの低電位側に配置し、第2電流駆動回路5bのカレントミラー回路をその発光部より高電位側に配置した場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、第1電流駆動回路5aのカレントミラー回路をその発光部より第1定電流回路6aの高電位側に配置し、第2電流駆動回路5bのカレントミラー回路をその発光部より低電位側に配置してもよい。その他、第1電流駆動回路5aおよび第2電流駆動回路5bの両方とも、カレントミラー回路をそれらの発光部より低電位側(あるいは高電位側)に配置してもよい。また、上記第2実施形態において、第1電流駆動回路5aないし第3電流駆動回路5cのLED素子D1〜D3の個数も上記したものに限定されるものではない。
上記第2実施形態において、上記第1実施形態と同様に、複合定電流回路6から出力される電流を制御することで、複合電流駆動回路5のLED素子Dに流れる電流値を変化させ、LED素子Dの輝度を調整する機能をさらに設けてもよい。第1実施形態では、1つの定電流回路3から出力される電流により、電流駆動回路2を動作させ複数のLED素子を発光させていたため、全てのLED素子が同一の輝度となる。それに対し、第2実施形態では、各定電流回路6a〜6cを備えることにより、それぞれに対応した電流駆動回路5a〜5cのLED素子D1〜D3に流れる電流を個別に制御することが可能となる。よって、各電流駆動回路5a〜5cを構成するLED素子D1〜D3ごとにその輝度を調整することができる。
上記第1実施形態および上記第2実施形態において、電圧降下手段として、ツェナーダイオードを用いた場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、所定の電圧値降下させるものであればよい。例えば、所定の電圧値降下させるように、抵抗器やLED素子を用いてもよい。このとき、電圧降下手段として抵抗器を用いた場合、流れる電流により抵抗器自体が発熱してしまうことが懸念される。しかし、本発明においては、接続点Aから分岐した電流が抵抗器に入力される。この電流は、第1直列駆動回路部SC1を流れる電流値に比べ、小さなものである。そのため、抵抗器による発熱を抑えることができ、抵抗器を用いても上記問題を防止することができる。また、電圧降下手段として1つ以上のLED素子を用いた場合、接続点Aから分岐した電流により、LED素子を発光させることができるため、より多くのLED素子を発光させることができる。ただし、電圧降下用のLED素子に流れる電流は、上記抵抗器の場合と同様に、第1直列駆動回路部SC1を流れる電流値に比べ、小さなものであるため、輝度は比較的低い。
上記第1実施形態および上記第2実施形態において、LEDとして、OLED(有機エレクトロルミネッセンス)を用いても、同様に実現可能である。
本発明に係る電流駆動回路および発光装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲を逸脱しなければ、各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1,1’,4,4’ LED発光装置 (発光装置)
2,2’ 電流駆動回路 (電流駆動回路)
3 定電流回路 (定電流回路)
5,5’ 複合電流駆動回路 (電流駆動回路)
5a,5a’ 第1電流駆動回路 (電流駆動回路)
5b,5b’ 第2電流駆動回路 (電流駆動回路)
5c 第3電流駆動回路 (電流駆動回路)
6 複合定電流回路 (定電流回路)
6a 第1定電流回路 (定電流回路)
6b 第2定電流回路 (定電流回路)
6c 第3定電流回路 (定電流回路)
LU 発光部 (発光部、第1発光部、第2発光部)
D,D1,D2,D3 発光ダイオード素子 (発光ダイオード素子)
U1〜U4 直列発光回路部 (直列発光回路)
SC1〜SC4 直列駆動回路部
Q1〜Q4,Q11〜Q14,Q21〜Q14 トランジスタ (トランジスタ)
ZD,ZD1,ZD2 ツェナーダイオード (電圧降下手段)
CM,CM’,CM” カレントミラー回路 (カレントミラー回路)
R1〜R4,R11〜R14,R21〜R24 抵抗器 (エミッタ抵抗)
BP 基板 (基板)
10 基材
11 配線パターン
LM,LM1,LM2,LM3 LEDモジュール
31 透光樹脂
32 実装端子
33 ケース

Claims (25)

  1. 定電流回路から出力される定電流により、内蔵する発光ダイオード素子を発光させる電流駆動回路であって、
    複数の前記発光ダイオード素子を直列接続した直列発光回路を、複数個並列接続して構成される発光部と、
    複数の前記直列発光回路の各々に直列接続された複数のトランジスタを含んで構成され、前記複数の直列発光回路のうちの1の前記直列発光回路に流れる電流を、前記1の直列発光回路以外の前記直列発光回路に入力するカレントミラー回路と、
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、前記1の直列発光回路と前記1の直列発光回路に直列接続された前記トランジスタとの接続点と、前記複数のトランジスタの制御端子間を接続する第1接続ラインとを、接続する第2接続ラインに、所定の電圧値の電圧降下を生じさせる電圧降下手段を設けた、
    電流駆動回路。
  2. 前記所定の電圧値は、前記発光ダイオード素子毎の順方向降下電圧のばらつきに起因した前記直列発光回路毎の電圧降下値に基づき設定される、
    請求項1に記載の電流駆動回路。
  3. 前記所定の電圧値は、前記複数の直列発光回路毎の電圧降下値のうちの、同一環境での最大降下電圧値と最小降下電圧値との差分より大きな値が設定される、
    請求項2に記載の電流駆動回路。
  4. 前記電圧降下手段は、ツェナーダイオードである、
    請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  5. 前記トランジスタは、バイポーラトランジスタであり、
    前記制御端子は、前記バイポーラトランジスタのベース端子である、
    請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  6. 前記バイポーラトランジスタは、前記直列発光回路に対して、前記定電流回路の低電位側に配置されるときは、NPN型により構成され、前記直列発光回路に対して、前記定電流回路の高電位側に配置されるときは、PNP型により構成される、
    請求項5に記載の電流駆動回路。
  7. 前記バイポーラトランジスタは、直流電流増幅率が100以上のものを利用する、
    請求項5または請求項6のいずれかに記載の電流駆動回路。
  8. 前記バイポーラトランジスタのエミッタ端子には、エミッタ抵抗が設けられている、
    請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  9. 前記トランジスタは、複数のバイポーラトランジスタをダーリントン接続したダーリントントランジスタである、
    請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  10. 前記1の直列発光回路を構成する前記発光ダイオードの数は、前記1の直列発光回路以外の前記直列発光回路を構成する前記発光ダイオードの数以上で構成される、
    請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  11. 複数の前記発光部を備え、
    前記複数の発光部は、少なくとも第1発光部および第2発光部を含む、
    請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  12. 前記複数の発光部は、それぞれ異なる前記定電流回路から出力される定電流により、前記発光ダイオード素子を発光させる、
    請求項11に記載の電流駆動回路。
  13. 前記第1発光部あるいは前記第2発光部の一方は、前記直列発光回路の各々に対して、前記定電流回路の低電位側に、前記トランジスタが直列接続され、
    他方は、前記直列発光回路の各々に対して、前記定電流回路の高電位側に、前記トランジスタが直列接続される、
    請求項11または請求項12のいずれかに記載の電流駆動回路。
  14. 前記第1発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、前記第2発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数より多い、
    請求項11ないし請求項13のいずれか一項に記載の電流駆動回路。
  15. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の電流駆動回路と、
    前記電流駆動回路を配置する基板と、
    前記定電流回路と、を有する、
    発光装置。
  16. 請求項11ないし請求項14のいずれか一項に記載の電流駆動回路と、
    前記電流駆動回路を配置する基板と、
    前記定電流回路と、を有する、
    発光装置。
  17. 前記複数の発光ダイオード素子は、前記基板上に配置され、平面視において、マトリクス状に配置される、
    請求項16に記載の発光装置。
  18. 前記第1発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、第1の偶数個であり、
    前記第2発光部を構成する前記発光ダイオード素子の総数は、前記第1の偶数個より少ない第2の偶数個である、
    請求項17に記載の発光装置。
  19. 前記第1の偶数個は20個であり、
    前記第1発光部は、前記発光ダイオード素子を5個直列接続した前記直列発光回路を、4個並列接続して、構成され、
    前記第2の偶数個は12個であり、
    前記第2発光部は、前記発光ダイオード素子を6個直列接続した前記直列発光回路を、2個並列接続して、構成されており、
    さらに、前記定電流回路に直列接続された、前記発光ダイオード素子を4個直列接続した前記直列発光回路からなる直列発光回路部と、を有する、
    請求項18に記載の発光装置。
  20. 平面視において、前記基板の内側から外側に向け、前記直列発光部を構成する発光ダイオード素子、前記第2発光部を構成する発光ダイオード素子、前記第1発光部を構成する発光ダイオード素子の順に配置される、
    請求項19に記載の発光装置。
  21. 前記基板は、略矩形状であり、
    平面視において、前記基板上に、前記第1発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタと前記第2発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタとが、前記複数の発光ダイオード素子を挟んで互いに反対側に配置される、
    請求項16ないし請求項20のいずれか一項に記載の発光装置。
  22. 前記基板上に、前記第1発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタまたは前記第2発光部を構成する前記直列発光回路に直列接続された複数の前記トランジスタのいずれか一方が配置されている側に、前記定電流回路からの電源ラインを接続するための入出力端子が配置される、
    請求項21に記載の発光装置。
  23. 前記定電流回路と前記電流駆動回路とは、前記定電流回路の高電位側と低電位側との2本の前記電源ラインのみで接続される、
    請求項15ないし請求項22のいずれか一項に記載の発光装置。
  24. 前記定電流回路は、前記複数の直列発光回路の順方向降下電圧の最小値と、前記トランジスタの電圧降下値と、前記電圧降下素子の電圧降下値と、の総和より大きな電位差を発生させる、
    請求項15ないし請求項23のいずれか一項に記載の発光装置。
  25. 前記発光ダイオード素子、透光樹脂、実装端子、および、ケースを各々が具備し、かつ、前記基板上に配置された複数のLEDモジュールを備える、
    請求項15ないし請求項24のいずれか一項に記載の発光装置。
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