JP2008052997A - 電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源が高温のとき電気部品と共にこれらを冷却し、電源が低温のときに電気部品の発熱を利用し電源を暖機することである。
【解決手段】電源システム10は、電源である高電圧バッテリパック30と、電気部品であるDC/DCコンバータ32とが配置され、暖冷気が流される流路部分と、制御部40とに大別される。流路部分は、複数の流路12,14,16,18と、切換弁20,22と、ファン24,26とを含む。制御部40は、切換弁とファンの作動を制御し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間の空気の流れ方を、並列冷却モードと循環暖機モードの間で選択または切換を行う。この他に、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とを同じ空気で直列的に冷却することもでき、あるいは冷却と暖機とを双方向ファンで切り換えることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源システムに係り、特に電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品とについて暖冷機を行う電源システムに関する。
車両に搭載される電源としては、燃料電池のほか、高電圧バッテリ、12Vバッテリ等が用いられる。例えば高電圧バッテリは、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池のように充電が可能な2次電池が用いられる。そして車両用電源として必要な電圧と電流容量を確保するため、これらの単電池を組み合わせて組電池、あるいは電池パックの形態で用いられる。
これらの電源は、使用によって発熱する。例えば、燃料電池は電池化学反応で発熱し、2次電池は、充放電によって発熱する。そこで、電源の温度が上がり過ぎないように、冷却ファン等を用いて電源の冷却が行われる。また、一般的に、低温になると電池の内部抵抗値が高くなるのでその出力が低下する。そこで低温時には電源の出力制限を行い、あるいは他の電気部品または電気機器の排熱またはヒータの発熱等を用いて電源の暖機が行われる。
例えば、特許文献1には、整流器、インバータ、スイッチ類、電源設備の電気制御装置等の電気機器からなる附帯設備を第1の筐体に収設し、蓄電池を第2の筐体に収設し、これら2つの筐体の間に風量調節手段を介して気体を導く第1及び第2の連通路を設けることが開示されている。ここでは、第1の筐体内に導かれた冷却風で電気機器を冷却し、暖められた暖気を第2の筐体内に導き、外気温が高すぎるときはダンパを用いて流入を制限し、外気温が低いときは第2の筐体側から第1の筐体側に気体を再度導いて気体の温度を上昇させ、蓄電池温度を所定温度に保持することが述べられている。
また、特許文献2には、部品収納ケースに、複数個の二次電池セルを直列接続して構成されるバッテリと、電装品と、電子制御ユニットとを配置し、部品収納ケースに冷却ファンの吸気口と排気口とを設け、バッテリの冷却空気流で電装品及び電子制御ユニットとを強制的に冷却することが開示されている。
また、特許文献3には、電気自動車に搭載されるバッテリと電気部品を外気によって冷却する際に、電気部品収納室に冷却フィンを設け、冷却風に含まれる塵や水分の影響を電気部品に直接及ばないようにする構成が開示されている(シリーズ式冷却)。
また、特許文献4には、電池を暖めるヒータとファンの作動を無駄なくするために、電池の表面の温度と内部の温度との差である内外温度差とファン出力の関係を予め求め、電池の表面温度を検出して、上記関係に基づいてファン制御を行うことが開示されている。
特開2001−25176号公報 特開2002−84604号公報 特開平11−180169号公報 特開平10−12287号公報
従来技術の中で、特許文献2,3はバッテリと電気部品の同時冷却を開示し、特許文献4は電池のヒータによる暖機を開示するが、バッテリが高温のときこれを冷却し、バッテリが低温のときこれを暖機することができない。特許文献1には電気機器の冷却風を利用して蓄電池を所定温度に保持することが開示されているが、例えば蓄電池が高温のときにこれを冷却することができない。
本発明の目的は、電源が高温のとき電気部品と共にこれらを冷却し、電源が低温のときに電気部品の発熱を利用しバッテリを暖機する電源システムを提供することである。
本発明に係る電源システムは、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが配置される流路と、を備えた電源システムにおいて、電源と電気部品とを冷却する冷却モードと、電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードと、冷却モードと暖機モードとの間の切換を行う切換手段と、電源システムの状態に応じて、切換手段を制御する制御手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電源システムは、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが配置される複数の流路と、複数の流路の接続の仕方を変更することで電源と電気部品との間の空気の流れ方を変更して流路を設定する流路設定手段と、流路設定手段により設定された流路に空気を流すためのファンと、電源の温度又は電圧に基づいて、流路設定手段の流路変更と、ファンの作動とを制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードのうち1つを選択する制御手段と、を備え、複数のモードは、外部より空気を取り込み、電気部品と電源とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、外部との間の空気の出入りを遮断し、電気部品と電源との間で空気を循環させて電源を暖機する循環暖気モードであることを特徴とする電源システム。
また、本発明に係る電源システムは、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが直列に配置される流路と、流路に空気を流すための双方向ファンと、電源の温度又は電圧に基づいて、双方向ファンの作動とを制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードのうち1つを選択する制御手段と、を備え、複数のモードは、外部より空気を取り込み、電源から電気部品に向かう方向に空気を流して、電源と電気部品とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、外部より空気を取り込み、電気部品から電源に向かう方向に空気を流して、電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードであることを特徴とする。
また、本発明に係る電源システムにおいて、制御手段は、さらに、電源の温度変化又は電圧変化に応じて、流路変更手段を制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードを切り換えることが好ましい。
また、本発明に係る電源システムにおいて、冷却モードは、電気部品と電源とを独立に並列的に冷却する並列冷却モード、又は、電気部品と電源とを同じ空気で直列的に冷却する直列冷却モードのいずれかであることが好ましい。
また、本発明に係る電源システムにおいて、複数の流路は、外部から空気を取り込む吸気流路と、外部へ空気を戻す排気流路と、吸気流路と排気流路との間に配置され電源に空気を流す第1流路と、第1流路に並列に配置され電気部品に空気を流す第2流路とを含み、ファンは、吸気流路に配置される第1ファンと、第2流路に配置される第2ファンとを含み、流路設定手段は、吸気流路と第1流路と第2流路との接続箇所に設けられた吸気側流路切換弁と、第1流路と第2流路と排気流路との接続箇所に設けられた排気側流路切換弁とを含み、並列冷却モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路に対し第1流路と第2流路とを並列接続し、排気側流路切換弁によって排気流路に対し第1流路と第2流路とを並列接続し、暖機モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路を遮断して第1流路と第2流路とを接続し、排気側流路切換弁によって排気流路を遮断して第1流路と第2流路とを接続し、第1流路と第2流路とが循環流路となることが好ましい。
また、本発明に係る電源システムにおいて、複数の流路は、外部から空気を取り込む吸気流路と、外部へ空気を戻す排気流路と、吸気流路と排気流路との間に配置され電源と電気部品について直列的に同じ空気を流す直列流路と、直列流路に並列に配置される並列流路とを含み、ファンは、直列流路中に配置され、流路設定手段は、吸気流路と直列流路と並列流路との接続箇所に設けられた吸気側流路切換弁と、直列流路と並列流路と排気流路との接続箇所に設けられた排気側流路切換弁とを含み、直列冷却モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路と直列流路とを接続し、排気側流路切換弁によって直列流路と排気流路とを接続して、並列流路を分離し、暖機モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路を遮断して直列流路と並列流路とを接続し、排気側流路切換弁によって排気流路を遮断して直列流路と並列流路とを接続して、直列流路と並列流路とが循環流路となることが好ましい。
また、本発明に係る電源システムにおいて、電源は、車両用高電圧バッテリであり、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品は、車両用低電圧を生成するDC/DCコンバータであることが好ましい。
上記構成の少なくとも1つにより、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが配置される流路とを備えた電源システムにおいて、電源と電気部品とを冷却する冷却モードと、電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードと、の間の切換を、電源システムの状態に応じて制御する。
これにより、電源が高温のときには冷却モードを選択して電気部品と共にこれらを冷却し、電源が低温のときには暖機モードを選択して電気部品の発熱を利用し電源を暖機することができる。
また、上記構成の少なくとも1つにより、電源システムは、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品との間の空気の流れ方を、電源の温度又は電圧に基づいて、変更する。ここで、空気の流れ方は、外部より空気を取り込み、電気部品と電源とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、外部との間の空気の出入りを遮断し、電気部品と電源との間で空気を循環させて電源を暖機する循環暖気モードのいずれかを選択できる。
これにより、電源が高温のときには冷却モードを選択して電気部品と共にこれらを冷却し、電源が低温のときには循環暖機モードを選択して電気部品の発熱を利用し電源を暖機することができる。
また、上記構成の少なくとも1つにより、 電源システムは、電源と、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品とを流路に直列に配置し、電源の温度又は電圧に基づいて、流路に空気を流すための双方向ファンの作動を制御する。ここで、双方向ファンの作動によって、電源から電気部品に向かう方向に空気を流して、電源と電気部品とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、電気部品から電源に向かう方向に空気を流して、電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードとの間で選択が行われる。
これにより、双方向ファンの空気の流し方の切換によって、電源が高温のときには冷却モードを選択して電気部品と共にこれらを冷却し、電源が低温のときには暖機モードを選択して電気部品の発熱を利用し電源を暖機することができる。
また、電源の温度変化又は電圧変化に応じて、流路変更手段を制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードを切り換える。これにより、状況変化に応じ、自動的に冷却モードと循環暖機モードを切り換えることができる。
また、冷却モードは、電気部品と電源とを独立に並列的に冷却する並列冷却モード、又は、電気部品と電源とを同じ空気で直列的に冷却する直列冷却モードのいずれかである。直列冷却モードは、電気部品と電源とを独立に冷却できないが、構造が簡明である。一方で並列冷却モードは、これらを独立に冷却できる。
また、冷却モードとして並列冷却モードを用いる場合は、電源に空気を流す第1流路と、第1流路に並列に配置され電気部品に空気を流す第2流路とを含む構成をとる。そして、冷却モードを選択するときは、第1流路と第2流路とを並列接続し、暖機モードを選択するときは、第1流路と第2流路とが循環流路となるようにする。これにより、電気部品と電源とを独立に冷却でき、また、電気部品の発熱による排熱を利用して電源を暖機できる。
また、冷却モードとして直列冷却モードを用いる場合は、電源と電気部品について直列的に同じ空気を流す直列流路と、直列流路に並列に配置される並列流路とを含む構成をとる。そして、冷却モードを選択するときは、吸気流路と直列流路と排気流路とを接続して並列流路を分離し、暖機モードを選択するときは、直列流路と並列流路とが循環流路となるようにする。これにより、電気部品と電源とを同じ空気で同時に冷却でき、また、電気部品の発熱による排熱を利用して電源を暖機できる。
また、電源システムは、電源として車両用高圧バッテリとし、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品として、車両用低電圧を生成するDC/DCコンバータを用いる。車両用低電圧電源である12Vバッテリは、車両においてほぼ常時使用していることから、これに供給する車両用低電圧を作り出すDC/DCコンバータもほぼ常時稼動している。したがって、例えば車両用高電圧バッテリが低温であっても、DC/DCコンバータの温度は比較的高い。そこで、このDC/DCコンバータの発熱による排熱を利用することで、車両用高電圧バッテリに対し効果的な暖機を行うことができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、電源として、車両用高電圧バッテリを説明するが、それ以外の車両用電源で低温時暖機が必要なもの、例えば燃料電池、補機用蓄電池等であってもよい。また、車両用以外の電源で、低温時暖機が必要な電源であってもよい。以下では、車両用高電圧バッテリパックとしてリチウムイオン単電池を複数組み合わせたリチウムイオン組電池パックを説明するが、これは、リチウムイオン電池の低温出力特性が比較的低くて、電池の低温時に暖機が必要な説明例として好適なためであって、それ以外の充電可能な2次電池の組電池であってもよい。例えば水素イオン電池であってもよい。
また、以下では、高電圧バッテリパックを暖機するためにDC/DCコンバータの発熱による排熱を利用するものとして説明するが、これは好ましい一例であって、電源としての車両用高電圧バッテリよりも単位時間温度変化率の大きい電気部品あるいは電気機器であれば、DC/DCコンバータ以外の電源周辺機器であってもよい。例えば、インバータ、電気制御ユニット(Electric Control Unit:ECU)、システムメインリレーのプリチャージ用制限抵抗素子等を用いるものとしてもよい。
以下では、最初に、冷却時には電気部品としてのDC/DCコンバータと電源としての車両用高電圧バッテリとを独立に並列的に冷却し、暖機時には、循環流路でDC/DCコンバータの排熱を利用して車両用高電圧バッテリを暖機する方式、いわば並列冷却−循環暖機方式の電源システムを説明する。そして次に、冷却時には電気部品としてのDC/DCコンバータと電源としての車両用高電圧バッテリとを同じ空気で直列的に冷却し、暖機時には、循環流路でDC/DCコンバータの排熱を利用して車両用高電圧バッテリを暖機する方式、いわば直列冷却−循環暖機方式の電源システムを説明する。その後に、電気部品としてのDC/DCコンバータと電源としての車両用高電圧バッテリとを流路中に直列に配置し、双方向ファンを用いて、流路を流れる空気の方向を切り換えて、同じ空気でDC/DCコンバータと車両用高電圧バッテリとを直列的に冷却し、あるいは、DC/DCコンバータの発熱を利用して車両用高電圧バッテリを暖機する電源システムを説明する。
図1は、並列冷却−循環暖機方式の電源システム10の構成を示す図である。この電源システム10は、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とに対し必要な冷却を行い、また、必要なときに、DC/DCコンバータ32の排熱を利用して高電圧バッテリパック30を暖機する機能を有する。
図1において、電源システム10の構成は、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とが配置され、冷却風あるいは暖機風が流される流路部分と、暖冷機を制御する制御部40とに大別することができる。
ここで、高電圧バッテリパック30は、車両に搭載される高電圧バッテリパックで、具体的には、リチウムイオン単電池を複数組み合わせ、1つの容器に収納したものである。リチウムイオン電池は、充放電によって発熱するが、その温度上昇のために放電特性等の電池特性が低下する。そこで、高電圧バッテリパックの温度が上がり過ぎないように、冷却が必要となる。一方で、リチウムイオン電池は化学反応を用いているため、低温になると内部抵抗値が高くなり、出力が低下する。そこで高電圧バッテリパックの暖機が必要となる。暖機及び冷機の必要性を判断するために、高電圧バッテリパック30には、必要な個数の温度センサと必要な個数の電圧センサがそれぞれ配置される。温度センサが検出する温度Tのデータと、電圧センサが検出する電圧Vのデータは、制御部40に伝送される。
また、DC/DCコンバータ32は、高電圧バッテリパック30の電力から12Vの電圧を作り出すため等に用いられる電気部品である電源周辺機器である。12V電源は車両においてほぼ常時使用していることから、DC/DCコンバータ32もほぼ常時稼動している。そこで、例えば高電圧バッテリパック30が稼動していなくて低温である場合でも、DC/DCコンバータ32の温度は比較的高い。そこで、このDC/DCコンバータ32の排熱が、高電圧バッテリパック30の暖機が必要なときに利用される。DC/DCコンバータ32には適当な温度センサが設けられ、それによって検出されたDC/DCコンバータ32の温度Tのデータは、制御部40に伝送される。
流路部分は、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間で空気を流すための複数の流路12,14,16,18と、複数の流路の接続の仕方を変更することで高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間の空気の流れ方を変更して流路を設定する流路設定手段としての2つの切換弁20,22と、流路設定手段により設定された流路に空気を流すための2つのファン24,26とを含む。
ここで、複数の流路は、外部から空気を供給する吸気流路12と、外部へ空気を戻す排気流路18と、吸気流路12と排気流路18との間に配置され高電圧バッテリパック30に空気を流す第1流路14と、第1流路14に並列に配置されDC/DCコンバータ32に空気を流す第2流路16である。これらの流路は、適当な配管で構成することができる。
流路設定手段としては、吸気流路12と第1流路14と第2流路16との接続箇所より上流側に設けられた吸気側流路切換弁20と、第1流路14と第2流路16と排気流路18との接続箇所より下流側に設けられた排気側流路切換弁22とが設けられる。
これらの切換弁は、制御部40の指示に従って開閉が制御される。例えば、吸気側流路切換弁20は、2つの切換状態をとることができ、1つの切換状態は、弁を開くことで、吸気流路12が第1流路14にも第2流路16にも接続される。もう1つの切換状態は、弁を閉じることで、吸気流路12が第1流路14からも第2流路16からも遮断される。同様に、排気側流路切換弁22は、2つの切換状態をとることができ、1つの切換状態は、弁を開くことで、排気流路18が第1流路14にも第2流路16にも接続される。もう1つの切換状態は、弁を閉じることで、排気流路18が第1流路14からも第2流路16からも遮断される。
流路に空気を流すための2つのファンは、吸気流路12と吸気側流路切換弁20との間に配置される第1ファン24と、第2流路16に配置される第2ファン26である。これらのファンは、制御部40の指示に従って駆動が行われる。
制御部40は、高電圧バッテリパック30の温度T又は電圧Vに基づいて、及び必要があればDC/DCコンバータ32の温度Tに基づいて、吸気側流路切換弁20と、排気側流路切換弁22の切換状態を変更し、ファンの作動を制御し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間の空気の流れ方を設定制御する機能を有する。制御部40は、制御回路又はコンピュータで構成でき、その機能を車両に搭載される他の制御装置の機能と統合することもできる。例えば車両のハイブリッドCPUの機能に制御部40の機能を含ませるものとすることができる。また、ECUの機能の一部に含ませてもよい。
空気の流れ方としては、並列冷却モードと循環暖機モードの2つのモードがあり、制御部40は、これら2つのモードのうち1つを選択することと、状況に応じてこれら2つのモードの間で切換を行うことができる。すなわち、制御部40は、並列冷却モード44と循環暖機モード46のうち1つのモードを選択して流路を設定するモード選択モジュール42と、これら2つのモードの間で切換を行うモード切換モジュール48とを含む。これらの機能はソフトウェアで実現でき、具体的には、対応する電源暖冷機制御プログラムを実行することで実現できる。これらの機能の一部をハードウェアで実現するものとしてもよい。
図2は、並列冷却モード44を設定するときの様子を示す図である。このときには、吸気側流路切換弁20を開き、吸気流路12に対し第1流路14と第2流路16とを並列接続し、同時に排気側流路切換弁22も開き、排気流路18に対し第1流路14と第2流路16とを並列接続する。そして、第1ファン24を外部から吸気流路12に空気を吸い込み、排気流路18から外部に空気を排出する向きに回転駆動させ、第2ファン26をDC/DCコンバータ32に空気を送り込む向きに回転駆動させる。これによって、外部より空気を供給し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とを共に冷却して外部に戻すことができる。
図3は循環暖機モード46を設定するときの様子を示す図である。このときには、吸気側流路切換弁20を閉じて、第1流路14と第2流路16とを接続したままで吸気流路12を遮断し、同時に、排気側流路切換弁22も閉じて、第1流路と第2流路とを接続したままで排気流路18を遮断する。そして、第1ファン24の作動を停止させ、第2ファン26をDC/DCコンバータ32に空気を送り込む向きに回転駆動させる。これによって、第1流路14と第2流路16とが循環流路となり、DC/DCコンバータ32の排熱を利用して高電圧バッテリパック30を暖機できる。
高電圧バッテリパック30が低温であるために循環暖機モード46が設定される場合、このモード設定の初期においては、DC/DCコンバータ32の熱容量に比較して高電圧バッテリパック30の熱容量の方が大きいので、DC/DCコンバータ32は冷たい高電圧バッテリパック30によって冷却される。すなわち、DC/DCコンバータ32の冷却と高電圧バッテリパック30の暖機の双方を実現できる。その後高電圧バッテリパック30の温度が上昇してくると、循環空気の温度も上昇してDC/DCコンバータ32の冷却が不十分になることがある。したがって、高電圧バッテリパック30の温度と、DC/DCコンバータ32の温度とを監視し、適当なタイミングで、並列冷却モードに切り換えることが好ましい。
図4は、制御部40により実行される暖冷機制御の手順を示すフローチャートである。この各手順は、対応する電源暖冷機制御プログラムにおける処理手順に相当する。なお、以下の説明においては、図1で説明した符号を用いる。
車両用高電圧バッテリパックの暖冷機制御が最も用いられる機会が多いのは、寒冷地に車両が長時間置かれて、車両も、車室内も、高電圧バッテリパックも冷たくなっており、その状態から車両を始動させる場合である。したがって、ここでは、車両の始動時、すなわちスタート時(S10)から説明を始める。そして、電池温度Tが予め定めておいた所定温度T0未満か否か、または電池電圧Vが予め定めたおいた所定電圧V0未満か否かが判断される(S12)。
電池温度Tは、高電圧バッテリパック30において適当な位置に配置された温度センサの検出データである。S12において判断される電池温度は、高電圧バッテリパック30の代表的温度であってもよく、また、高電圧バッテリパック30の端部のように最も低温になりやすい位置の温度でもよい。もちろん、複数の位置の温度データに基づいて判断してもよい。同様に、電池電圧Vも、高電圧バッテリパック30において適当な位置に配置された温度センサの検出データであり、S12における電池電圧Vに関する判断も、代表電圧、端部電圧、複数の位置の電圧に基づいて行うことができる。
S12において、判断が否定的な場合にはS18に移行し、並列冷却モードが選択されるが、高電圧バッテリパック30が低温下に置かれていると判断され、あるいは何らかの原因で高電圧バッテリパック30の電池特性が低下して出力電圧が低いと判断されると、循環暖機モード46にモード選択が行われる(S14)。この機能は、制御部40のモード選択モジュール42によって実行される。その内容は、図3で説明したように、吸気側流路切換弁20と排気側流路切換弁22を閉じ、第1ファン24の作動を停止させ、第2ファン26は回転駆動させることである。
次に、電池温度Tが予め定めておいた所定温度T0以上か否か、及び電池電圧Vが予め定めたおいた所定電圧V0以上か否かが判断される(S16)。ここで、電池温度Tが所定温度T0以上でなく、あるいは電池電圧Vが所定電圧V0以上でなければ、S14に戻り、循環暖機モード46が継続される。電池温度Tが所定温度T0以上であり、かつ電池電圧Vが所定電圧V0以上であれば、並列冷却モード44に切換が行われる(S18)。すなわち、電池温度T及び電池電圧Vに応じて、空気の流れ方のモードの切換が行われる。この機能は、制御部40のモード切換モジュール48によって実行される。
なお、図3に関連して説明したように、高電圧バッテリパック30の温度と、DC/DCコンバータ32の温度とを監視し、適当なタイミングで、並列冷却モード44に切り換えることが好ましい。例えば、高電圧バッテリパック30の温度と、DC/DCコンバータ32の温度との温度差について、予め定めておいた所定の温度差ΔTと比較し、温度差がΔT以下の場合に、並列冷却モード44に切り換えるものとすることができる。この条件をS18に加えるものとすることができる。
S18において並列冷却モードに選択または切換が行われると、その後はS16における判断が行われ、上記のように、高電圧バッテリパック30の温度T、電圧V等に応じて、循環暖機モード46と並列冷却モード44との間の切換が行われる。
なお、上記においては、吸気側流路切換弁20と排気側流路切換弁22は、開か閉かのいずれかの状態に設定されるものとして説明した。すなわち、並列冷却モードを設定するときは吸気側流路切換弁20と排気側流路切換弁22とが開かれ、循環暖機モードを設定するときは吸気側流路切換弁20も排気側流路切換弁22も完全に閉じられるものとしたが、場合によっては、これらの弁を全開と全閉との間の中間状態をとることができるものとし、適当な量の外部の空気が供給されるものとしてもよい。
図5は、直列冷却−循環暖機方式の電源システム60の構成を示す図である。なお、以下では図1において説明した要素と同様の要素については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。この電源システム60も、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とに対し必要な冷却を行い、また、必要なときに、DC/DCコンバータ32の排熱を利用して高電圧バッテリパック30を暖機する機能を有する。
図5における流路部分は、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間で空気を流すための複数の流路12,62,64,18と、流路設定手段としての2つの切換弁66,68と、流路設定手段により設定された流路に空気を流すためのファン70とを含む。
ここで、複数の流路は、外部から空気を供給する吸気流路12と、外部へ空気を戻す排気流路18と、吸気流路12と排気流路18との間に配置され高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32について直列的に同じ空気を流す直列流路62と、直列流路62に並列に配置される並列流路64である。これらの流路は、適当な配管で構成することができる。
流路設定手段としては、吸気流路12と直列流路62と並列流路64との接続箇所に設けられた吸気側流路切換弁66と、直列流路62と並列流路64と排気流路18との接続箇所に設けられた排気側流路切換弁68とが設けられる。
これらの切換弁は、制御部80の指示に従って開閉が制御される。例えば、吸気側流路切換弁66は、2つの切換状態をとることができ、1つの切換状態は、弁を吸気流路12と直列流路62とに対し平行方向に回転することで、吸気流路12が直列流路62にのみ接続され、並列流路64が分離される。もう1つの切換状態は、弁を吸気流路12に垂直とし直列流路62と並列流路64とを接続するように回転することで、吸気流路12が直列流路62からも並列流路64からも遮断される。同様に、排気側流路切換弁68は、2つの切換状態をとることができ、1つの切換状態は、弁を直列流路62と排気流路18とに対し平行方向に回転することで、排気流路18が直列流路62にのみ接続され、並列流路64が分離される。もう1つの切換状態は、弁を排気流路18に垂直とし直列流路62と並列流路64とを接続するように回転することで、排気流路18が直列流路62からも並列流路64からも遮断される。
流路に空気を流すためのファン70は、直列流路62の中に配置される。ファン70は、制御部80の指示に従って駆動が行われる。
制御部80は、高電圧バッテリパック30の温度T又は電圧Vに基づいて、及び必要があればDC/DCコンバータ32の温度Tに基づいて、吸気側流路切換弁66と、排気側流路切換弁68の切換状態を変更し、ファンの作動を制御し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間の空気の流れ方を設定制御する機能を有する。
空気の流れ方としては、直列冷却モードと循環暖機モードの2つのモードがあり、制御部80は、これら2つのモードのうち1つを選択することと、状況に応じてこれら2つのモードの間で切換を行うことができる。すなわち、制御部80は、直列冷却モード84と循環暖機モード86のうち1つのモードを選択して流路を設定するモード選択モジュール82と、これら2つのモードの間で切換を行うモード切換モジュール88とを含む。
図6は、直列冷却モード84を設定するときの様子を示す図である。このときには、吸気側流路切換弁66を吸気流路12と直列流路62とに対し平行方向に回転して、吸気流路12を直列流路62にのみ接続し、同時に排気側流路切換弁68も直列流路62と排気流路18とに対し平行方向に回転することで、排気流路18を直列流路62にのみ接続し、並列流路64をこれらと分離する。そして、ファン70を外部から吸気流路12に空気を吸い込み、排気流路18から外部に空気を排出する向きに回転駆動させる。これによって、外部より空気を供給し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とを同じ空気で直列的に冷却して外部に戻すことができる。
図7は循環暖機モード86を設定するときの様子を示す図である。このときには、吸気側流路切換弁66を吸気流路12に垂直とし直列流路62と並列流路64とを接続するように回転し、同時に、排気側流路切換弁68も排気流路18に垂直とし直列流路62と並列流路64とを接続するように回転し、吸気流路12と排気流路18を直列流路62からも並列流路64からも遮断する。そして、ファン70を高電圧バッテリパック30からDC/DCコンバータ32の方向に空気を送り込む向きに回転駆動させる。これによって、直列流路62と並列流路64とが循環流路となり、DC/DCコンバータ32の排熱を利用して高電圧バッテリパック30を暖機できる。
高電圧バッテリパック30が低温であるために循環暖機モード86が設定される場合、このモード設定の初期においては、DC/DCコンバータ32の熱容量に比較して高電圧バッテリパック30の熱容量の方が大きいので、DC/DCコンバータ32は冷たい高電圧バッテリパック30によって冷却される。すなわち、DC/DCコンバータ32の冷却と高電圧バッテリパック30の暖機の双方を実現できる。その後高電圧バッテリパック30の温度が上昇してくると、循環空気の温度も上昇してDC/DCコンバータ32の冷却が不十分になることがある。したがって、高電圧バッテリパック30の温度と、DC/DCコンバータ32の温度とを監視し、適当なタイミングで、並列冷却モードに切り換えることが好ましい。
制御部80により実行される暖冷機制御の手順は、図4において説明したものと同様に、直列冷却モードと循環暖機モードとの間の選択と、その間の切換を行うものであるので、詳細な説明を省略する。
また、上記においては、吸気側流路切換弁66と排気側流路切換弁68は、直列冷却モードの流路形成か、循環暖機モードの流路形成かのいずれかの状態に設定されるものとして説明した。すなわち、直列冷却モードを設定するときは並列流路64が分離され、循環暖機モードを設定するときは吸気流路12と排気流路18とが完全に遮断されるものとしたが、場合によっては、これらの弁の状態を2つのモードの間の中間状態をとることができるものとし、循環流路を形成しながら適当な量の外部の空気が供給されるものとしてもよい。
図8は、双方向ファンを用いた直列冷却−直列暖機方式の電源システム100の構成を示す図である。なお、以下では図1において説明した要素と同様の要素については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。この電源システム100も、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とに対し必要な冷却を行い、また、必要なときに、DC/DCコンバータ32の排熱を利用して高電圧バッテリパック30を暖機する機能を有する。
図8における流路は、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32とが直列に配置された流路102のみである。この流路102に直列に双方向ファン104が配置される。双方向ファン104は、回転方向が正方向でも逆方向でも可能な送風機である。双方向ファン104の回転方向の制御は、制御部110によって行われる。
例えば、図8において、双方向ファン104が正方向回転によって流路102の一方端の流路106から空気を取り込み、他方端の流路108から空気を排出するものとすると、逆方向回転では、他方端の流路108から空気を取り込み、一方端の流路106から空気を排出する。ここで、図8に示されるように、一方端の流路106の側に高電圧バッテリパック30が配置され、他方端の流路108の側にDC/DCコンバータ32が配置されているものとすると、双方向ファン104の正方向回転によって、高電圧バッテリパック30からDC/DCコンバータ32に向かう方向に空気が流れ、逆方向回転によって、DC/DCコンバータ32から高電圧バッテリパック30に向かう方向に空気が流れる。このように、双方向ファン104は、制御部110の制御の下で、流路102における空気の流れを変更する機能を有する。
図8において、これらの要素の直列配置の関係は、双方向ファン104−高電圧バッテリパック30−DC/DCコンバータ32の順として示されるが、これ以外の配置順序であっても構わない。例えば、高電圧バッテリパック30−双方向ファン104−DC/DCコンバータ32の順でもよく、高電圧バッテリパック30−DC/DCコンバータ32−双方向ファン104の順でもよい。
制御部110は、高電圧バッテリパック30の温度T又は電圧Vに基づいて、及び必要があればDC/DCコンバータ32の温度Tに基づいて、双方向ファン104の作動を制御し、高電圧バッテリパック30とDC/DCコンバータ32との間の空気の流れ方を設定制御する機能を有する。
空気の流れ方としては、冷却モードと暖機モードの2つのモードがあり、制御部110は、これら2つのモードのうち1つを選択することと、状況に応じてこれら2つのモードの間で切換を行うことができる。すなわち、制御部110は、冷却モード114と暖機モード116のうち1つのモードを選択して流路を設定するモード選択モジュール112と、これら2つのモードの間で切換を行うモード切換モジュール118とを含む。
図9は、冷却モード114が設定されるときの様子を示す図である。このモードは、例えば、高電圧バッテリパック30が高温であるときに選択される。このときには、流路102において、高電圧バッテリパック30からDC/DCコンバータ32の方向に空気が流れるように、双方向ファン104の回転方向が制御される。上記の例では、双方向ファン104を正方向回転とする。図9では、反時計方向の回転として示されている。これによって、一方端の流路106から外部の空気が取り込まれ、高電圧バッテリパック30及びDC/DCコンバータ32を冷却し、他方端の流路108から外部に空気が排出される。
図10は、暖機モード116が設定されるときの様子を示す図である。このモードは、例えば、高電圧バッテリパック30が低温であって、暖機が必要なときに選択される。このときには、流路102において、DC/DCコンバータ32から高電圧バッテリパック30の方向に空気が流れるように、双方向ファン104の回転方向が制御される。上記の例では、双方向ファン104を逆方向回転とする。図10では、時計方向の回転として示されている。これによって、他方の流路108から外部の空気が取り込まれ、DC/DCコンバータ32の発熱によって暖められた空気が高電圧バッテリパック30に供給されて、高電圧バッテリパック30を暖機し、一方端の流路106から外部に空気が排出される。
制御部110により実行される暖冷機制御の手順は、図4において説明したものと同様に、冷却モードと暖機モードとの間の選択と、その間の切換を行うものであるので、詳細な説明を省略する。
第1の実施形態である並列冷却−循環暖機方式の電源システムの構成を示す図である。 第1の実施形態において並列冷却モードを設定するときの様子を示す図である。 第1の実施形態において循環暖機モードを設定するときの様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、制御部により実行される暖冷機制御の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態である直列冷却−循環暖機方式の電源システムの構成を示す図である。 第2の実施形態において直列冷却モードを設定するときの様子を示す図である。 第2の実施形態において循環暖機モードを設定するときの様子を示す図である。 第3の実施形態である直列冷却−直列暖機方式の電源システムの構成を示す図である。 第3の実施形態における冷却モードの様子を示す図である。 第3の実施形態における暖機モードの様子を示す図である。
符号の説明
10,60,100 電源システム、12,14,16,18,62,64,102,106,108 流路、20,22,66,68 切換弁、24,26,70 ファン、30 高電圧バッテリパック、32 DC/DCコンバータ、40,80,110 制御部、42,82,112 モード選択モジュール、44 並列冷却モード、46,86 循環暖機モード、48,88,118 モード切換モジュール、84 直列冷却モード、104 双方向ファン、114 冷却モード、116 暖機モード。

Claims (8)

  1. 電源と、
    電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、
    空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが配置される流路と、
    を備えた電源システムにおいて、
    電源と電気部品とを冷却する冷却モードと、
    電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードと、
    冷却モードと暖機モードとの間の切換を行う切換手段と、
    電源システムの状態に応じて、切換手段を制御する制御手段と、
    を含むことを特徴とする電源システム。
  2. 電源と、
    電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、
    空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが配置される複数の流路と、
    複数の流路の接続の仕方を変更することで電源と電気部品との間の空気の流れ方を変更して流路を設定する流路設定手段と、
    流路設定手段により設定された流路に空気を流すためのファンと、
    電源の温度又は電圧に基づいて、流路設定手段の流路変更と、ファンの作動とを制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードのうち1つを選択する制御手段と、
    を備え、
    複数のモードは、
    外部より空気を取り込み、電気部品と電源とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、
    外部との間の空気の出入りを遮断し、電気部品と電源との間で空気を循環させて電源を暖機する循環暖気モードであることを特徴とする電源システム。
  3. 電源と、
    電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品と、
    空気を取り込む取込口から、空気を排出する排出口までを結ぶ流路であって、流れる空気と熱交換するように電源と電気部品とが直列に配置される流路と、
    流路に空気を流すための双方向ファンと、
    電源の温度又は電圧に基づいて、双方向ファンの作動を制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードのうち1つを選択する制御手段と、
    を備え、
    複数のモードは、
    外部より空気を取り込み、電源から電気部品に向かう方向に空気を流して、電源と電気部品とを共に冷却して外部に戻す冷却モードと、
    外部より空気を取り込み、電気部品から電源に向かう方向に空気を流して、電気部品の発熱を利用して電源を暖機する暖気モードであることを特徴とする電源システム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電源システムにおいて、
    制御手段は、さらに、電源の温度変化又は電圧変化に応じて、流路変更手段を制御し、電源と電気部品との間の空気の流れ方の複数のモードを切り換えることを特徴とする電源システム。
  5. 請求項2に記載の電源システムにおいて、
    冷却モードは、
    電気部品と電源とを独立に並列的に冷却する並列冷却モード、又は、
    電気部品と電源とを同じ空気で直列的に冷却する直列冷却モードのいずれかであることを特徴とする電源システム。
  6. 請求項5に記載の電源システムにおいて、
    複数の流路は、外部から空気を取り込む吸気流路と、外部へ空気を戻す排気流路と、吸気流路と排気流路との間に配置され電源に空気を流す第1流路と、第1流路に並列に配置され電気部品に空気を流す第2流路とを含み、
    ファンは、吸気流路に配置される第1ファンと、第2流路に配置される第2ファンとを含み、
    流路設定手段は、吸気流路と第1流路と第2流路との接続箇所に設けられた吸気側流路切換弁と、第1流路と第2流路と排気流路との接続箇所に設けられた排気側流路切換弁とを含み、
    並列冷却モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路に対し第1流路と第2流路とを並列接続し、排気側流路切換弁によって排気流路に対し第1流路と第2流路とを並列接続し、
    暖機モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路を遮断して第1流路と第2流路とを接続し、排気側流路切換弁によって排気流路を遮断して第1流路と第2流路とを接続し、第1流路と第2流路とが循環流路となることを特徴とする電源システム。
  7. 請求項5に記載の電源システムにおいて、
    複数の流路は、外部から空気を取り込む吸気流路と、外部へ空気を戻す排気流路と、吸気流路と排気流路との間に配置され電源と電気部品について直列的に同じ空気を流す直列流路と、直列流路に並列に配置される並列流路とを含み、
    ファンは、直列流路中に配置され、
    流路設定手段は、吸気流路と直列流路と並列流路との接続箇所に設けられた吸気側流路切換弁と、直列流路と並列流路と排気流路との接続箇所に設けられた排気側流路切換弁とを含み、
    直列冷却モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路と直列流路とを接続し、排気側流路切換弁によって直列流路と排気流路とを接続して、並列流路を分離し、
    暖機モードを選択するときは、吸気側流路切換弁によって吸気流路を遮断して直列流路と並列流路とを接続し、排気側流路切換弁によって排気流路を遮断して直列流路と並列流路とを接続して、直列流路と並列流路とが循環流路となることを特徴とする電源システム。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1に記載の電源システムにおいて、
    電源は、車両用高電圧バッテリであり、電源よりも単位時間温度変化率の大きい電気部品は、車両用低電圧を生成するDC/DCコンバータであることを特徴とする電源システム。

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