JP2010225485A - バッテリ温調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スペースを大きくせずに、バッテリの冷却及び暖機が可能なバッテリ温調システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタック11と、バッテリ12と、冷却風の入口21a及び出口21bと暖機風の入口22a及び出口22bを有する筐体20と、燃料電池スタック11に圧縮した空気を送るエアポンプ13と、を備えるバッテリ温調システム1であって、筐体20の冷却風の出口21bとエアポンプ13の吸気口とを接続する第1配管31と、エアポンプ13の吐出口と燃料電池スタック11とを接続する第2配管32と、第2配管32と筐体20の暖機風の入口22aとを接続する第3配管33と、第1配管31と第3配管33とを接続する第4配管34と、第3配管33に、バッテリ12の暖機時に開き、バッテリ12の冷却時に閉じる第1開閉弁41と、第4配管34に、バッテリ12の暖機時に閉じ、バッテリ12の冷却時に開く第2開閉弁42と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリ温調システムに関する。
近年、燃料電池車やハイブリッド車の開発が急速に進められている。このような燃料電池車等は、リチウムイオン型の二次電池からなる高圧のバッテリを搭載し、加速時にバッテリを放電させることでモータをアシストしたり、減速時の回生電力を充電したりしている。
ところが、このようなバッテリの充放電性能は温度に大きく依存し、例えば、大電流を取り出す場合、発熱するバッテリを早急に冷却する必要があり、逆に、バッテリの温度が極端に低い場合、放電性能を高めるため、バッテリを暖機する必要がある。
そこで、特許文献1−2に記載される技術が提案されている。
特開2006−306210号公報 特開2007−250374号公報
しかしながら、特許文献1に記載された回路は、バッテリの冷却のみを目的とするため、バッテリを暖機できない。そこで、暖機用のヒータ等を設けると、設置用スペースが大きくなると共に、その重量が大きくなり、コストが高くなるという不都合がある。
次に、特許文献2に記載されたバッテリの冷却用ファンにおいて、バッテリを急速に冷却させる場合、冷却風の流量を増加させるべく、冷却用ファンを大型化する必要がある。ところが、このように大型化すると、設置用のスペースが大きくなってしまう。
そこで、本発明は、設置用のスペースを大きくせずに、バッテリの冷却及び暖機が可能なバッテリ温調システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、発電装置と、バッテリと、前記バッテリを収納し、前記バッテリを冷却する冷却風の入口及び出口と、前記バッテリを暖機する暖機風の入口及び出口とを有する筐体と、前記発電装置に圧縮した空気を送るエアポンプと、を備えるバッテリ温調システムであって、前記筐体の冷却風の出口と前記エアポンプの吸気口とを接続する第1配管と、前記エアポンプの吐出口と前記発電装置とを接続する第2配管と、前記第2配管と前記筐体の暖機風の入口とを接続する第3配管と、前記第1配管と前記第3配管とを接続する第4配管と、前記バッテリの暖機時に前記第4配管を遮断し、前記バッテリの冷却時に前記第3配管を遮断する弁機構と、を備えることを特徴とするバッテリ温調システムである。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時、弁機構が第4配管を遮断した状態で、エアポンプが作動すると、エアポンプで空気が圧縮されることで生成した暖機風が、エアポンプの吐出口から、第2配管、第3配管を通って、筐体の暖機風の入口に送られる。これにより、筐体に収納されるバッテリを急速に暖機できる。
なお、第4配管を遮断するとは、第4配管内における空気の通流を遮断、つまり、停止することを意味する。
一方、バッテリの冷却時、弁機構が第3配管を遮断した状態で、エアポンプが作動すると、冷却風が、筐体の冷却風の入口、冷却風の出口、第1配管、エアポンプ、第2配管を通流し、発電装置に送られる。ここで、エアポンプに吸気される冷却風の流量は、ファンに対して通常多いから、この流量の多い冷却風が、冷却風の入口、筐体内、出口を順に通流することになり、バッテリを急速に冷却できる。
また、バッテリの暖機から冷却に切り換わると、第4配管が遮断状態から非遮断状態(空気の通流許可状態)に切り換わるから、筐体の暖機風の入口と出口との間に、高温の暖機風が残留してとしても、この高温の暖機風は、エアポンプの作動によって、第3配管、第4配管、第1配管を通って、エアポンプの吸気口に速やかに吸気される。このように、高温の暖機風が、筐体から速やかに除去されるので、バッテリを急速に冷却できる。
このように、本発明に係るバッテリ温調システムによれば、暖機装置、冷却装置を別個に備えずに、エアポンプに吸気されるエアの吸気経路と、エアポンプから吐出されるエアの吐出経路を、バッテリの暖機時、冷却時に適宜切り換えることで、吸気されるエアを冷却風として利用し、吐出されるエアを暖機風として利用できる。
すなわち、エアポンプが、暖機装置、冷却装置の機能を備えるから、システム構成が簡易となり、その重量が大きくならず、コストが高くなることもない。また、このようにシステム構成が簡易であるから、設置スペースも大きくならず、例えば、燃料電池車、ハイブリッド車等の移動体に容易に搭載できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記筐体は、前記バッテリを収納する筐体本体と、暖機風が通流する伝熱パイプと、を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時、エアポンプから吐出された暖機風は、エアポンプの吐出口から、第2配管、第3配管を通って、伝熱パイプの入口(暖機風の入口)から、伝熱パイプ内を通流した後、伝熱パイプの出口(暖機風の出口)から流出する。
すなわち、暖機風の流路断面積が急に大きくなることは無く、暖機風の圧力が大きく低下することはない。つまり、伝熱パイプの出口から流出する暖機風の圧力は、エアポンプから吐出される暖機風の圧力(吐出圧)と略等しくなる。したがって、伝熱パイプの下流に接続される装置(後記する実施形態では発電装置である燃料電池スタック)に、エアポンプの吐出圧で、空気(暖機後の暖機風)を供給できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記筐体の冷却風の入口と外部からの空気の入口とを接続する第5配管を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、外部からの空気の入口の位置に対応して、第5配管を適宜配置することで、外部からの空気を、第5配管を介して、筐体の冷却風の入口に導くことができる。すなわち、第5配管を備えることにより、外部からの空気の入口の位置も適宜変更自由となる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第5配管と前記第1配管とを接続する第6配管と、前記第6配管に、前記バッテリの暖機時に開き、前記バッテリの冷却時に閉じる第1遮断弁と、を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時、第1遮断弁が開くので、外部からの空気が、第5配管、第6配管、第1配管を通って、エアポンプの吸気口に導かれる。つまり、外部からの空気が、筐体をバイパスし、エアポンプに吸気される空気によって、バッテリが冷却されない。これにより、エアポンプから吐出される暖機風によって、バッテリを効率的に暖機できる。
一方、バッテリの冷却時、第1遮断弁が閉じるので、外部からの空気が、冷却風として、筐体の冷却風の入口に導かれ、バッテリを速やかに冷却できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第5配管において、前記第6配管の接続点よりも下流に、前記バッテリの暖機時に閉じ、前記バッテリの冷却時に開く第2遮断弁を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時、第2遮断弁が閉じるので、外部からの空気が、筐体の冷却風の入口に導かれることを完全に遮断できる。
一方、バッテリの冷却時、第2遮断弁が開くので、外部からの空気を、筐体の冷却風の入口に導くことができる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記筐体の暖機風の出口と前記第3配管の接続点よりも下流の前記第2配管とを接続する第7配管を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機後の暖機風が、筐体の暖機風の出口から、第7配管、第2配管を通って、発電装置に導かれる。これにより、バッテリの暖機後の暖機風を、発電装置で利用できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記筐体の暖機風の出口と前記第3配管の接続点よりも下流の前記第2配管とを接続する第7配管と、前記第7配管と前記第5配管とを接続する第8配管と、を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時において、発電装置が暖機後の暖機風を必要としない場合、暖機風を、エアポンプの吐出口から、第2配管、第3配管、筐体、第7配管、第8配管、第5配管、エアポンプの吸気口の順で、循環させることができる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第8配管に、前記発電装置の発電時であって前記バッテリの暖機時に、又は、前記発電装置の発電時であって前記バッテリの非冷却時かつ非暖機時に閉じる第3遮断弁を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、(1)発電装置の発電時であってバッテリの暖機時に、第3遮断弁が閉じるので、筐体の暖機風の出口から排出された暖機風が、第8配管を通って第5配管に戻らず、第7配管、第2配管を通って、発電装置に供給される。
また、(2)発電装置の発電時であってバッテリの非冷却時かつ非暖機時に、第3遮断弁が閉じるので、エアポンプから吐出され、第2配管を通って発電装置に送られるべき空気が、第7配管、第8配管を通って、第5配管に戻ることはない。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第2配管において、前記第3配管の接続点と前記第7配管の接続点との間に、前記バッテリの暖機時に閉じる第4遮断弁を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの暖機時、第4遮断弁が閉じることにより、エアポンプからの暖機風の全てが、第3配管を通って、筐体の暖機風の入口に導かれる。これにより、バッテリを速やかに暖機できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第2配管と外部とを連通させる第9配管を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、バッテリの冷却時において、発電装置がエアポンプから吐出される空気を必要としない場合、この空気を、第2配管、第9配管を介して、外部に排出できる。これにより、エアポンプは、発電装置から負荷を受けずに作動でき、エアポンプに冷却風が好適に吸気される。したがって、バッテリを効率的に冷却できる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第9配管に、前記発電装置の発電時に閉じる第5遮断弁を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、発電装置の発電時、第5遮断弁が閉じることにより、エアポンプから吐出された空気を、第9配管を通って外部に排出せず、発電装置に導くことができる。
また、前記バッテリ温調システムにおいて、前記第7配管において、前記第8配管の接続点と前記第2配管の接続点の間に、前記発電装置の発電停止時に閉じる第6遮断弁を備えることを特徴とする。
このようなバッテリ温調システムによれば、発電装置の発電停止時、第6遮断弁が閉じることにより、例えば、バッテリの暖機時において、筐体の暖機風の出口から排出された暖機風が、発電装置に供給されることを防止できる。
本発明によれば、設置用のスペースを大きくせずに、バッテリの冷却及び暖機が可能なバッテリ温調システムを提供することができる。
バッテリ温調システムの構成を示す平面図である。 燃料電池スタックの発電時であって、バッテリの非暖機・非冷却時における空気の通流経路を示す図である。 燃料電池スタックの発電時であって、バッテリの暖機時における空気の通流経路を示す図である。 燃料電池スタックの発電時であって、バッテリの冷却時における空気の通流経路を示す図である。 燃料電池スタックの発電停止時であって、バッテリの暖機時における空気の通流経路を示す図である。 燃料電池スタックの発電停止時であって、バッテリの冷却時における空気の通流経路を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
≪バッテリ温調システムの構成≫
図1に示す本実施形態に係るバッテリ温調システム1は、燃料電池車V(移動体)に搭載されている。燃料電池車Vは、後記する燃料電池スタック11及び/又はバッテリ12を電源として、走行用のモータ(図示しない)を駆動させて走行するようになっている。
バッテリ温調システム1は、燃料電池スタック11(発電装置)と、バッテリ12と、エアポンプ13(過給機)と、筐体20と、第1配管31〜第9配管39と、常閉型の第1開閉弁41、第2開閉弁42、第1遮断弁51〜第6遮断弁56と、これらを電子制御するECU70(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック11は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セルが積層して構成されたスタックである。燃料電池スタック11は、エアポンプ13からの空気と、水素タンク(図示しない)からの水素とをそれぞれ電気化学反応させることで発電するようになっている。
なお、燃料電池スタック11の出力端子に接続された電力制御装置(図示しない)が、ECU70によって制御されることで、燃料電池スタック11の発電が制御されるようになっている。
<バッテリ>
バッテリ12は、加速時に放電することで燃料電池スタック11の不足電力をアシスト(補助)したり、減速時にモータからの回生電力を充電する充放電可能な高圧電源である。このようなバッテリは、例えば、リチウムイオン型の単電池が複数組み合わせて構成された組電池からなり、バッテリ12の充放電性能は、バッテリ12の温度に依存する。
なお、バッテリ12には、その温度を検出し、ECU70に出力する温度センサ(図示しない)が取り付けられている。
<エアポンプ>
エアポンプ13は、吸気した空気を断熱圧縮した後、吐出することで空気を圧送する装置である。よって、吐出される空気は、圧縮により高温であると共に、吸気・吐出される空気の流量は、ファン等から送出される空気の流量よりも非常に多い。
このようなエアポンプ13は、燃料電池スタック11に空気を送る装置であると共に、バッテリ12の暖機時における暖機風、冷却時における冷却風を発生させる装置である。
なお、エアポンプ13は、燃料電池スタック11及び/又はバッテリ12を電源とし、その回転速度はECU70によって制御される。
<筐体>
筐体20は、本体21と、本体21の下面に取り付けられた伝熱パイプ22とを備えている。
本体21は、例えば平形の箱状を呈し、その内部にバッテリ12を収納している。そして、本体21の前壁部には冷却風の入口21a、後壁部には冷却風の出口21bがそれぞれ形成されている。なお、入口21a及び出口21bは、冷却風がバッテリ12全体に通流するように、複数形成されることが好ましい。
また、本体21内において、バッテリ12を構成する単電池は、相互に隙間を隔てて配置されている。そして、バッテリ12の冷却時に、冷却風が前記隙間を通流することで、バッテリ12が冷却されるようになっている。
<筐体−伝熱パイプ>
伝熱パイプ22は、本体21の下面に取り付けられている。そして、バッテリ12の暖機時に、暖機風が伝熱パイプ22内を通流することで、暖機風の熱が、伝熱パイプ22、本体21を介して、バッテリ12に伝熱し、バッテリ12が暖機されるようになっている。
なお、図1では、便宜的に、本体21の上面に伝熱パイプ22を記載している。
<第1〜第9配管>
第1配管31〜第9配管39の接続状態を説明する。
第1配管31は、筐体20の冷却風の出口21bとエアポンプ13の吸気口とを接続している。
第2配管32は、エアポンプ13の吐出口と、燃料電池スタック11とを接続している。
第3配管33は、第2配管32と、伝熱パイプ22の暖機風の入口22aとを接続している。
第4配管34は、第1配管31と、第3配管33とを接続している。
第5配管35は、筐体20の冷却風の入口21aと、エアスクープS(外部からの空気の入口)とを接続している。
第6配管36は、第5配管35と、第1配管31とを接続している。
第7配管37は、伝熱パイプ22の暖機風の出口22bと、第3配管33の接続点よりも下流の第2配管32とを接続している。
第8配管38は、第7配管37と、第5配管35とを接続している。
第9配管39は、第2配管32と車外(外部)とを連通させている。なお、図1において、第9配管39は、燃料電池車Vの右側方に延びているが、これに限定されず、例えば後方に延びてもよい。
<第1〜第2開閉弁、第1〜第6遮断弁>
第1開閉弁41〜第6遮断弁56の取り付け位置を説明する。なお、第1開閉弁41〜第6遮断弁56は、ECU70によって開閉制御される常閉型の電磁弁である。
第1開閉弁41は、第3配管33において、第4配管34の接続点よりも上流に設けられている。そして、第1開閉弁41は、バッテリ12の暖機時に開き(図3、図5参照)、冷却時に閉じる設定となっている(図4、図6参照)。
第2開閉弁42は、第4配管34に設けられている。そして、第2開閉弁42は、バッテリ12の暖機時に閉じ(図3、図5参照)、冷却時に開く設定となっている(図4、図6参照)。
すなわち、本実施形態において、バッテリ12の暖機時に第4配管34を遮断し、バッテリ12の冷却時に第3配管33を遮断する弁機構は、第1開閉弁41と、第2開閉弁42とを備えて構成されている。
第1遮断弁51は、第6配管36に設けられている。そして、第1遮断弁51は、バッテリ12の暖機時に開き(図3、図5参照)、冷却時に閉じる設定となっている(図4、図6参照)。
第2遮断弁52は、第5配管35において、第6配管36及び第8配管38の接続点よりも下流に設けられている。そして、第2遮断弁52は、バッテリ12の暖機時に閉じ(図3、図5参照)、冷却時に開く設定となっている(図4、図6参照)。
第3遮断弁53は、第8配管38に設けられている。そして、第3遮断弁53は、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の冷却時(図4参照)、燃料電池スタック11の発電停止時であってバッテリ12の暖機時又は冷却時に開き(図5、図6参照)、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の暖機時に閉じる設定となっている(図3参照)。
第4遮断弁54は、第2配管32において、第3配管33及び第9配管39の接続点と、第7配管37の接続点との間に設けられている。そして、第4遮断弁54は、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の暖機時(図3参照)、燃料電池スタック11の発電停止時であってバッテリ12の暖機時又は冷却時に閉じ(図5、図6参照)、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の冷却時に開く設定となっている(図4参照)。
第5遮断弁55は、第9配管39に設けられている。そして、燃料電池スタック11の発電停止時であってバッテリ12の冷却時のみ開く設定となっている(図6参照)。
第6遮断弁56は、第7配管37において、第8配管38の接続点と第2配管32の接続点との間に設けられている。そして、第6遮断弁56は、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の暖機時に開き(図3参照)、燃料電池スタック11の発電時であってバッテリ12の冷却時(図4参照)、燃料電池スタック11の発電停止時であってバッテリ12の暖機時又は冷却時に閉じる設定となっている(図5、図6参照)。
<その他機器>
第2配管32において、第7配管37の接続点と燃料電池スタック11との間には、燃料電池スタック11に向かう空気を冷却するインタークーラ61(冷却装置)が設けられている。
第5配管35において、エアスクープSと第6配管36及び第8配管38の接続点との間には、フィルタ62(エアクリーナ)が設けられている。
<ECU>
ECU70は、バッテリ温調システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機能を発揮し、各種機器を制御するようになっている。
そして、ECU70は、IG(図示しない)のON信号を検知している場合、運転者から発電要求があり、燃料電池スタック11を発電させるべく、燃料電池スタック11に空気を供給する必要があると判定するように設定されている。
また、ECU70は、温度センサ(図示しない)から入力されるバッテリ12の温度が第1所定温度(例えば0℃)以下である場合、バッテリ12を暖機する必要があると判定し、バッテリ12の暖機制御を実行する機能を備えている。
さらに、ECU70は、バッテリ12の温度が第2所定温度(例えば50℃)以上である場合、バッテリ12を冷却する必要があると判定し、バッテリ12の冷却制御を実行する機能を備えている。
なお、第1所定温度、第2所定温度は、バッテリ12の仕様(単電池の種類、筐体20の形状等)に依存し、事前試験等により求められ、ECU70に予め記憶される。
≪バッテリ温調システムの動作・効果≫
次に、バッテリ温調システム1の動作・効果について、図2〜図6を参照して説明する。なお、第1開閉弁41、第2開閉弁42、第1遮断弁51〜第6遮断弁56は、前記したように常閉型であり、以下、特に説明しない限り、閉じた状態にある。
<燃料電池スタックの発電時−バッテリの非暖機・非冷却時(常温時)>
図2を参照して、燃料電池スタック11の発電時であって、バッテリ12の非暖機時かつ非冷却時(バッテリ12が常温時)を説明する。
ECU70は、第1遮断弁51及び第4遮断弁54を開いた状態で、エアポンプ13を作動させる。そうすると、エアスクープSから吸気された空気は、第5配管35、第6配管36、第1配管31、エアポンプ13、第2配管32を通って、燃料電池スタック11に供給される。すなわち、空気が筐体20をバイパスするので、筐体20内に収納されたバッテリ12から大きな圧力損失を受けずに供給される。
この場合において、第3遮断弁53及び第6遮断弁56は閉じた状態であるので、第2配管32から燃料電池スタック11に向かうべき空気が、第7配管37、第8配管38を通って、第5配管35に戻ることはない。
なお、第2遮断弁52がその開度を制御可能なものであれば、第2遮断弁52の開度を、バッテリ12の温度に基づいて、バッテリ12の温度が昇温せず、維持されるように制御することが好ましい。
<燃料電池スタックの発電時−バッテリの暖機時>
図3を参照して、燃料電池スタック11の発電時であって、バッテリ12の暖機時を説明する。
ECU70は、第1遮断弁51、第1開閉弁41、第6遮断弁56を開いた状態で、エアポンプ13を作動させる。そうすると、エアスクープSから吸気された空気は、第5配管35、第6配管36、第1配管31、エアポンプ13、第2配管32の上流部分、第3配管33、伝熱パイプ22、第7配管37、第2配管32の下流部分を通って、燃料電池スタック11に供給される。この場合において、エアポンプ13で断熱圧縮されることで昇温した空気は、暖機風として、伝熱パイプ22内を通流する際、バッテリ12を暖機する。
また、エアポンプ13から吐出された空気は、流路断面積の大きい筐体20の本体21内を通流せず、伝熱パイプ22内を通流するので、エアポンプ13の吐出圧は大きく低下しない。つまり、エアポンプ13の吐出圧と燃料電池スタック11における空気の圧力とは略等しくなる。これにより、エアポンプ13の回転速度に基づいて、燃料電池スタック11における空気の圧力を制御することが容易となる。
さらに、バッテリ12を冷却後、暖機する場合において、伝熱パイプ22内に低温の空気が残留していたとしても、バッテリ12の暖機開始後、伝熱パイプ22を暖機風が通流するので、前記低温の空気を速やかに除去できる。これと同時に、伝熱パイプ22内を通流する暖機風により、バッテリ12は速やかに暖機される。
この場合において、第2遮断弁52は閉じた状態であるので、空気が筐体20の本体21に向かうことはない。
また、第3遮断弁53は閉じた状態であるので、第7配管37から燃料電池スタック11に向かうべき空気が、第8配管38を通って第5配管35に戻ることはない。
さらに、第4遮断弁54は閉じた状態であるので、エアポンプ13から吐出された空気(暖機風)の全てが、第3配管33を通って伝熱パイプ22に向かう。
さらにまた、第5遮断弁55は閉じた状態であるので、エアポンプ13から吐出された空気(暖機風)が第9配管39を通って車外に排出されることはない。
<燃料電池スタックの発電時−バッテリの冷却時>
図4を参照して、燃料電池スタック11の発電時であって、バッテリ12の冷却時を説明する。
ECU70は、第2遮断弁52、第4遮断弁54、第3遮断弁53、及び、第2開閉弁42を開いた状態で、エアポンプ13を作動させる。そうすると、エアスクープSから吸気された空気は、第5配管35、本体21内、第1配管31、エアポンプ13、第2配管32を通って、燃料電池スタック11に供給される。すなわち、外部の空気が、冷却風として、本体21に収納されたバッテリ12の単電池間を通流し、これにより、バッテリ12が速やかに冷却される。
この場合において、第1遮断弁51は閉じた状態であるので、空気が第6配管36を通流せず、筐体20の本体21をバイパスすることはない。
これと同時に、エアスクープSから吸気された空気の一部は、第5配管35から分岐して、第8配管38、第7配管37の一部、伝熱パイプ22、第3配管33の一部、第4配管34、第1配管31の一部、エアポンプ13、第2配管32を通って、燃料電池スタック11に供給される。すなわち、外部の空気が、冷却風として、伝熱パイプ22内も通流し、これにより、バッテリ12が速やかに冷却され、バッテリ12の冷却効率は高められている。
また、バッテリ12の暖機後、冷却する場合において、伝熱パイプ22内に高温の空気が残留していたとしても、第2開閉弁42が開き、第4配管34が通流許可状態に切り換わるので、バッテリ12の冷却開始後、前記残留する高温の空気はエアポンプ13に吸気されることで速やかに除去できる。これと同時に、伝熱パイプ22内を通流する冷却風により、バッテリ12は速やかに冷却される。
<燃料電池スタックの発電停止時−バッテリの暖機時>
図5を参照して、燃料電池スタック11の発電停止時であって、バッテリ12の暖機時を説明する。
ECU70は、第1開閉弁41、第3遮断弁53、及び、第1遮断弁51を開いた状態で、エアポンプ13を作動させる。そうすると、エアポンプ13から吐出された空気(暖機風)は、第2配管32の一部、第3配管33、伝熱パイプ22、第7配管37の一部、第8配管38、第6配管36、第1配管31の一部を通って、エアポンプ13の吸気口に戻る。すなわち、空気が、エアポンプ13と伝熱パイプ22との間で循環し、昇温した空気(暖機風)が伝熱パイプ22を通流することで、バッテリ12を速やかに暖機できる。
また、循環する空気が、本体21内をバイパスすることで、循環する空気の圧力損失が大きくなることはない。ただし、第1遮断弁51を閉じ、第2遮断弁52を開いた状態とし、循環する空気が本体21内を経由する構成でもよい。
さらに、第6遮断弁56は閉じた状態であるので、循環すべき空気が、第7配管37を通って燃料電池スタック11に向かうことはない。
<燃料電池スタックの発電停止時−バッテリの冷却時>
図6を参照して、燃料電池スタック11の発電停止時であって、バッテリ12の冷却時を説明する。
ECU70は、第2遮断弁52、第5遮断弁55、第3遮断弁53、及び、第2開閉弁42を開いた状態で、エアポンプ13を作動させる。そうすると、エアスクープSから吸気された空気は、第5配管35、本体21内、第1配管31、エアポンプ13、第2配管32の一部、第9配管39を通って、車外に排出される。すなわち、外部の空気が、冷却風として、本体21に収納されたバッテリ12の単電池間を通流し、これにより、バッテリ12が速やかに冷却される。
これと同時に、エアスクープSから吸気された空気の一部は、第5配管35から分岐して、第8配管38、第7配管37の一部、伝熱パイプ22、第3配管33の一部、第4配管34、第1配管31の一部、エアポンプ13、第2配管32の一部、第9配管39を通って、車外に排出される。すなわち、外部の空気が、冷却風として、伝熱パイプ22内を通流し、これにより、バッテリ12が速やかに冷却され、バッテリ12の冷却効率は高められている。
また、第6遮断弁56は閉じた状態であるので、空気が第7配管37を通って燃料電池スタック11に向かうことはない。
≪バッテリ温調システムの効果−まとめ≫
このように、バッテリ温調システム1によれば、空気(暖機風、冷却風)を通流させる動力源として1つのエアポンプ13のみを備える構成であるが、燃料電池スタック11の発電時/発電停止時と、バッテリ12の暖機時/冷却時/非暖機時・非冷却時とに対応して、エアポンプ13の吸気経路と吐出経路とを適宜切り換えることにより、バッテリ12の暖機/冷却を速やかに実行できる。
また、1つのエアポンプ13のみを備える構成であるから、システム構成が簡易になり、設置スペースを抑えつつ、コスト面で構成容易になると共に、その重量も大幅に増加することもない。よって、燃料電池車Vやハイブリッド車等の移動体に搭載容易となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように変更することができる。
前記した実施形態では、バッテリ温調システム1が燃料電池車Vに搭載された構成を例示したが、その他の移動体、例えば、ハイブリッド車、自動二輪車、列車、船舶に搭載された構成でもよい。また、定置式の燃料電池システムに組み込まれた構成でもよい。
前記した実施形態では、発電装置が燃料電池スタック11である構成を例示したが、その他の発電装置、例えば、ハイブリッド車に搭載される発電機を備えるエンジン(内燃機関)でもよい。
前記した実施形態では、第3配管33に第1開閉弁41が設けられ、第4配管34に第2開閉弁42が設けられ、第1開閉弁41と第2開閉弁42とで弁機構が構成された場合を例示したが、例えば、第3配管33と第4配管34との接続点に、三方弁を設け、これを弁機構としてもよい。
また、その他の遮断弁についても、三方弁によって、その機能をまとめることが可能であれば、適宜、遮断弁を三方弁(方向切替弁)に置換してもよい。なお、このように置換しても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。具体的に例えば、第2配管32と第7配管37との接続点に、第4遮断弁54及び第6遮断弁56として機能する三方弁を設けてもよい。また、第7配管37と第8配管38との接続点に、第3遮断弁53及び第6遮断弁56として機能する三方弁を設けてもよい。
1 バッテリ温調システム
11 燃料電池スタック(発電装置)
12 バッテリ
13 エアポンプ
20 筐体
22 伝熱パイプ
31 第1配管
32 第2配管
33 第3配管
34 第4配管
35 第5配管
36 第6配管
37 第7配管
38 第8配管
39 第9配管
41 第1開閉弁(弁機構)
42 第2開閉弁(弁機構)
51 第1遮断弁
52 第2遮断弁
53 第3遮断弁
54 第4遮断弁
55 第5遮断弁
56 第6遮断弁
S エアスクープ(外部からの空気の入口)
V 燃料電池車(移動体)

Claims (12)

  1. 発電装置と、
    バッテリと、
    前記バッテリを収納し、前記バッテリを冷却する冷却風の入口及び出口と、前記バッテリを暖機する暖機風の入口及び出口とを有する筐体と、
    前記発電装置に圧縮した空気を送るエアポンプと、
    を備えるバッテリ温調システムであって、
    前記筐体の冷却風の出口と前記エアポンプの吸気口とを接続する第1配管と、
    前記エアポンプの吐出口と前記発電装置とを接続する第2配管と、
    前記第2配管と前記筐体の暖機風の入口とを接続する第3配管と、
    前記第1配管と前記第3配管とを接続する第4配管と、
    前記バッテリの暖機時に前記第4配管を遮断し、前記バッテリの冷却時に前記第3配管を遮断する弁機構と、
    を備える
    ことを特徴とするバッテリ温調システム。
  2. 前記筐体は、前記バッテリを収納する筐体本体と、暖機風が通流する伝熱パイプと、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ温調システム。
  3. 前記筐体の冷却風の入口と外部からの空気の入口とを接続する第5配管を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリ温調システム。
  4. 前記第5配管と前記第1配管とを接続する第6配管と、
    前記第6配管に、前記バッテリの暖機時に開き、前記バッテリの冷却時に閉じる第1遮断弁と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ温調システム。
  5. 前記第5配管において、前記第6配管の接続点よりも下流に、前記バッテリの暖機時に閉じ、前記バッテリの冷却時に開く第2遮断弁を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のバッテリ温調システム。
  6. 前記筐体の暖機風の出口と前記第3配管の接続点よりも下流の前記第2配管とを接続する第7配管を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のバッテリ温調システム。
  7. 前記筐体の暖機風の出口と前記第3配管の接続点よりも下流の前記第2配管とを接続する第7配管と、
    前記第7配管と前記第5配管とを接続する第8配管と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ温調システム。
  8. 前記第8配管に、前記発電装置の発電時であって前記バッテリの暖機時に、又は、前記発電装置の発電時であって前記バッテリの非冷却時かつ非暖機時に閉じる第3遮断弁を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ温調システム。
  9. 前記第2配管において、前記第3配管の接続点と前記第7配管の接続点との間に、前記バッテリの暖機時に閉じる第4遮断弁を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のバッテリ温調システム。
  10. 前記第2配管と外部とを連通させる第9配管を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のバッテリ温調システム。
  11. 前記第9配管に、前記発電装置の発電時に閉じる第5遮断弁を備える
    ことを特徴とする請求項10に記載のバッテリ温調システム。
  12. 前記第7配管において、前記第8配管の接続点と前記第2配管の接続点の間に、前記発電装置の発電停止時に閉じる第6遮断弁を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ温調システム。
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