JP2008052647A - アクセス権限管理システム、アクセス権限管理方法、及びプログラム - Google Patents

アクセス権限管理システム、アクセス権限管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人事異動などの場合の引き継ぎ期間を考慮して、その後の組織チーム構成員に対する組織チーム管理者のもつ管理権限の存続の可否を自動的に判断することを可能にする。
【解決手段】管理単位チームとアクセス権限ごとのグループとを用いてアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムにおいて、組織チーム制御部145が、構成員が管理単位チームから除籍された時点より、前記構成員が業務引き継ぎのための除籍前の業務に対するアクセス権限をもち得る所定の引き継ぎ期間が経過したとき(M509)、前記構成員に対する前記管理単位チームの管理者がもつ管理権限の存続の可否を判断する(M512)。その結果、前記管理権限の存続を否と判断された場合、前記構成員に対する前記管理単位チーム管理者の管理権限を削除し、一方、前記管理権限の存続を可と判断された場合、前記所定の引き継ぎ期間を延長する。
【選択図】図6

Description

本発明は、アクセス権限管理システム、アクセス権限管理方法、及びプログラムに関し、特に、管理単位チームとアクセス権限ごとのグループとを用いてアクセス権限管理を行う技術に関する。
従来、いろいろなシステムにおいて、システム利用者のアクセス権限を管理する方法が提案されている。例えば、アクセス権限を、アクセスさせる情報の種別ごとに設定する方法がある。また、実行可能な機能ごとにアクセス権限を設定する方法もある。こうしたアクセス権限の管理は、アクセス権限を有する利用者をグルーピングすることで、より効率的に実現される。
例えば、特許文献1に開示されるオペレータ権限管理システムでは、アクセス権限を設定する単位(各機能)に対し、付与された権限の組み合わせが同じシステム利用者を集めたグループ(一般社員、アルバイトなど)を作成し、アクセス権限を管理している。
つまり、同じ権限を持つ人ごとのグループ(特許文献1では、オペレータグループと呼ばれる)が作成される。そして、アクセス権限を権限ごとのグループに対して設定することで、そのグループに属している利用者全員のアクセス権限を決定している。なお、上記のアクセス権限を設定する単位として、例えばワークフロー帳票システムにおいて帳票を発行するプロジェクト単位などがあげられる。
特開2003−323410号公報
しかしながら、上記従来のオペレータ権限管理システムでは、システム利用者の数やアクセス権限を設定する単位(プロジェクト)の数が増加すると、それに伴いアクセス権限を設定する管理者の負荷が増加する。このため、利用者を何らかの単位でグルーピングし、そのグループに属する利用者の管理者を割り振ることで管理範囲を縮小できれば、1人あたりの管理者の負担は減少する。
この場合、アクセス権限単位、またはプロジェクト単位で管理者を割り振っている場合には問題はない。しかしながら、組織単位で管理したい場合、問題が発生する。ここでいう組織単位とは組織の中で管理の単位となるチームであり、例えば会社組織における1つの課や部のことである。組織単位はアクセス権限単位ともプロジェクト単位とも異なるものである。アクセス権限単位と異なり、1つの組織には様々な権限をもった利用者(課長、一般社員、派遣社員など)が存在する。また、プロジェクトは組織をまたがって運営されている場合があるため、1つの組織は、複数のプロジェクトに対し、横断的に関連している場合がある。
通常の業務システムでは組織単位でアクセス権限の設定管理者を割り振る(例えば、課長がプロジェクトに対する課員のアクセス権限を決定する)場合が多い。すなわち、アクセス権限単位及びプロジェクト単位でグルーピングが行われる場合、管理者は、組織内の構成員が所属しているアクセス権限単位及びプロジェクト単位のすべての管理者にならなければならない。このため、管理すべきアクセス権限が多くなり、管理者の負荷は軽減されない。
上記のアクセス権限単位でアクセス権限の設定管理を行う場合の問題を解決する方法として、アクセス権限単位とは別に、管理したい単位(組織、部署等)の利用者で構成されたチーム(以下「組織チーム」と称す)を作成してアクセス権限を管理する方法がある。
組織チームの管理者は、組織チームに所属しているシステム利用者(構成員)のみに関して、組織チームを介してアクセス権限を実際に管理している情報に対してアクセス権限を設定できる。そのため、アクセス権限単位ではなく、本来の管理単位である組織・部署単位の管理が可能となる。また、管理対象外にしたい利用者が管理下に置かれることもない。
しかしながら、組織チーム単位での管理は、以下の問題点がある。
(1)異動などである構成員の組織上の所属が変更になった場合、組織チームも変更になる。それに伴い、組織チーム管理者も変更となる。この際、新しい所属先の組織が、前所属で構成員が携わっていたプロジェクトに関連していない場合には、異動した構成員のそのプロジェクトに対するアクセス権限を管理する組織チーム管理者が不在になってしまう。
(2)異動などで組織チームの構成員が所属する組織が変更になった場合、引き継ぎなどの理由で、異動前部署のみに関連があるプロジェクトに異動後も関わりたい場合には、異動前の組織チーム管理者が、異動した構成員を異動後も管理しなければならない。したがって、異動前の組織チーム管理者の負荷が大きい。
(3)組織チーム管理者は、異動した組織チームの構成員に対し、異動後も引き継ぎの為のアクセス権限を考慮しながら管理を続けなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、人事異動などの場合の引き継ぎ期間を考慮して、その後の組織チーム構成員に対する組織チーム管理者のもつ管理権限の存続の可否を自動的に判断することを可能にしたアクセス権限管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、複数の構成員からなるチームに対して、チームの管理者が業務データに対するアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムにおいて、構成員のデータがチームから除籍されたか否かを判断する除籍判断手段と、前記除籍判断手段により除籍されたと判断された場合に、当該構成員が除籍前に有していたアクセス権限をもち得る引き継ぎ期間を取得する引き継ぎ期間取得手段と、前記除籍が行われてからの経過時間と、前記取得した引き継ぎ期間とを比較し、前記チームの管理者が有する前記構成員に対する管理権限の存続の可否を判断する管理権限存続判断手段と、前記管理権限存続判断手段によって前記管理権限の存続が否と判断した場合、前記構成員に対する前記チームの管理者の管理権限を削除する管理権限削除手段と、前記管理権限存続判断手段によって前記管理権限の存続を可と判断した場合、前記引き継ぎ期間を延長する引継期間延長手段とを有することを特徴とするアクセス権限管理システムが提供される。
また、請求項4記載の発明によれば、複数の構成員からなるチームに対して、チームの管理者が業務データに対するアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムに適用されるアクセス権限管理方法において、構成員のデータがチームから除籍されたか否かを判断する除籍判断ステップと、前記除籍判断ステップにおいて除籍されたと判断された場合に、当該構成員が除籍前に有していたアクセス権限をもち得る引き継ぎ期間を取得する引き継ぎ期間取得ステップと、前記除籍が行われてからの経過時間と、前記取得した引き継ぎ期間とを比較し、前記チームの管理者が有する前記構成員に対する管理権限の存続の可否を判断する管理権限存続判断ステップと、前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続が否と判断した場合、前記構成員に対する前記チームの管理者の管理権限を削除する管理権限削除ステップと、前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続を可と判断した場合、前記引き継ぎ期間を延長する引継期間延長ステップと
を有することを特徴とするアクセス権限管理方法が提供される。
さらに、上記アクセス権限管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、人事異動などの場合の引き継ぎ期間を考慮して、その後の組織チーム(管理単位チーム)構成員に対する組織チーム管理者のもつ管理権限の存続の可否を自動的に判断することが可能になる。したがって、組織チームの構成員の人事異動などがあっても、組織チーム管理者は、特に負担が増えることなくアクセス権限管理を行うことができ、管理作業の省力化が図れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るアクセス権限管理システムを含むサーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図である。
このサーバ・クライアントシステムは、ネットワーク160で接続されたサーバ150およびクライアント端末170a,170bで構成される。なお、サーバ150およびクライアント端末170a,170bは各々、制御装置で構成される。該制御装置は、例えば中央演算装置(以下「CPU」という)、CPUが実行するプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUが演算に使用するRAM(Random Access Memory)、入出力装置等から構成される。以下では、制御装置に格納されるプログラムや記憶データベース、またプログラムをCPUが実行することで実現される機能等をブロック構成で表して、本実施の形態を説明する。
サーバ150内にワークフロー帳票システム100が設けられ、該ワークフロー帳票システム100内にアクセス権限管理システム110およびワークフロー帳票プログラム120が設けられる。アクセス権限管理システム110は、アクセス権限管理プログラム140およびワークフロー帳票システムDB(データベース)101を有している。ワークフロー帳票システムDB101は、ワークフロー帳票プログラム120とアクセス権限管理プログラム140との両方から参照される。
クライアント端末170a,170bは、ブラウザ180a,180bをそれぞれ用いて、ワークフロー帳票システム100にアクセスする。
なお、本実施の形態では、サーバ・クライアントシステムを例に挙げているが、これに代わって、ネットワークによって接続されていない端末のみで構成されるようにしてもよい。また、本実施の形態では、ワークフロー帳票プログラム120とアクセス権限管理プログラム140とが同一のデータベース(ワークフロー帳票システムDB101)を参照しているが、複数に分割された別々のデータベースをそれぞれ参照するようにしてもよい。
図2は、アクセス権限管理システム110の内部構成を示すブロック図である。
アクセス権限管理システム110は、アクセス権限管理プログラム140とアクセス権限管理システムDB130とを保持している。なお、アクセス権限管理システムDB130は、図1に示すワークフロー帳票システムDB101の一部である。
アクセス権限管理プログラム140は、ワークフロー帳票システム100の帳票利用者のアクセス権限を制御するプログラムである。アクセス権限管理プログラム140は、ログイン機能制御部141、メッセージ通知機能制御部142、システム制御部143、画面表示部144、組織チーム制御部145、タイマー機能制御部146を有している。アクセス権限管理システムDB130は、プロジェクト情報DB131、ユーザ情報DB132、組織チーム情報DB133、在籍情報DB134、アクセスログ136を有している。
次に、アクセス権限管理プログラム140内の各制御部と、アクセス権限管理システムDB130内の各DBについて説明する。
図3は、アクセス権限管理プログラム140内の各制御部、およびアクセス権限管理システムDB130内の各DBの静的な関係を示すブロック図である。
システム制御部143は、画面表示部144、ログイン機能制御部141、組織チーム制御部145、メッセージ通知機能制御部142を管理している。また、タイマー機能制御部146は、タイマー作動時に動作する組織チーム制御部145を管理している。組織チーム制御部145は、プロジェクト情報DB131、組織チーム情報DB133、在籍情報DB134、アクセスログ136を参照する。メッセージ通知機能制御部142は、メッセージが格納されているユーザ情報DB132を参照する。
次に、アクセス権限管理システムDB130が有するDBの内、アクセス権限管理システム110で使用するDBのデータ構造を、図4を参照して説明する。
図4は、アクセス権限管理システムDB130が有するプロジェクト情報DB131、ユーザ情報DB132、組織チーム情報DB133、在籍情報DB134のデータ構造を示す図である。
プロジェクト情報DB131は、プロジェクト部1311、権限種別グループ部1312を有している。プロジェクト部1311には、各プロジェクトに関する開始日時、終了日時、フェーズのデータが関連づけられる。プロジェクトは帳票を発行する単位であり、プロジェクト部1311は。組織チーム情報DB133の組織チーム部1331とリンクしている。
また、権限種別グループ部1312は、プロジェクト単位でアクセス権限の種別をグループ化した情報を保持する。権限種別グループ部1312には、プロジェクト部1311の各プロジェクトに対して設定可能なアクセス権限の種別グループ(参照のみグループ、編集グループなど)が関連付けられている。権限種別グループ部1312は、ユーザ情報DB132のユーザ部1321とリンクしている。すなわち、プロジェクト部1311のプロジェクトに対して何らかのアクセス権限を持っているユーザ部1321のユーザは、権限種別グループ部1312における対応の権限種別グループと関連している。
組織チーム情報DB133は、組織チーム部1331を有しており、組織チーム部1331には、各組織チームに関する組織チーム管理者、引き継ぎ期間、アクセス頻度閾値が関連づけられる。引き継ぎ期間は、組織チーム管理者によって組織チームから削除された構成員(ユーザ)が、削除後に業務引継ぎを行うことを許される期間であり、組織チームごとに設定可能な値である。アクセス頻度閾値は、組織チームから削除された構成員に対して、引き継ぎ期間が経過した時点で、その後の管理権限の存続(引き継ぎ期間の延長など)を判断する為の判断基準値である。
ユーザ情報DB132は、ユーザ部1321、メッセージボックス部1322、メッセージ情報1323を有している。ユーザ部1321には、アクセス権限管理システム110を使用するユーザの情報が関連づけられ、該情報として、ユーザを一意に識別するID、名前、E−メールアドレス、コメントがある。ユーザ部1321にはメッセージボックス部1322を有し、メッセージボックス部1322にはメッセージ情報1323を有する。
134は在籍情報DBである。1341は、在籍中ユーザに関する在籍情報が関連づけられる在籍情報部である。1342は、引き継ぎ中ユーザに関する在籍情報が関連づけられる在籍情報部である。引き継ぎ中ユーザとは、組織チームから削除されたが、引き継ぎ期間内にあるユーザをいう。1343は、除籍済みユーザに関する在籍情報が関連づけられる在籍情報部である。除籍済みユーザとは、組織チームから削除され、引き継ぎ期間が終了しているユーザである。在籍情報部1341〜1343には、ユーザ名、ユーザが組織チームに所属した在籍開始日時、在籍終了日時、組織チームから除籍した際に関わっていたプロジェクト名が関連づけられる。組織チームが複数のプロジェクトと関わりを持っている場合には、該組織チームに属するユーザの在籍情報は、複数のプロジェクト分存在する。
次に、アクセス権限管理プログラム140内の各部について詳細に説明する。
図5は、アクセス権限管理プログラム140内のメッセージ通知機能制御部142の動作を示すシーケンス図である。
メッセージ通知機能制御部142は、ワークフロー帳票システム100のユーザに対してメッセージを通知する為の制御を行う。ユーザに対するメッセージの通知は、ワークフロー帳票システム100にユーザがログインした直後に行われる。なお、組織チーム管理者がユーザにメッセージを通知する場合は、管理者専用の画面に遷移した時点で行う。
まず、システム制御部143からメッセージ通知機能制御部142にメッセージ通知指示が送信される(M400)。なお、メッセージ通知機能制御部142へのシステム制御部143からの指示は、ユーザに通知するログイン時と、組織チーム管理者に通知する管理画面表示時に送信される。
これを受けたメッセージ通知機能制御部142は、ユーザ情報DB132のユーザ部1321およびメッセージボックス部1322を介してメッセージ情報1323から、通知すべきメッセージを取得する(M401,M402)。
メッセージ通知機能制御部142は、取得したメッセージを引数として、システム制御部143にメッセージ通知を送信する(M403)。システム制御部143は、画面表示部144にメッセージダイアログの表示を指示し(M404)、画面表示部144は、メッセージダイアログ(図12の1101)を表示する(M405)。
この時表示されるメッセージ内容は、ユーザ情報DB132のメッセージボックス部1322から取得したメッセージの属性である通知内容である。また、同じくメッセージの属性である通知個所には、ユーザにチームの構成員として通知するメッセージか、組織チーム管理者として通知するメッセージかを示す情報が保持される。組織チーム管理者として通知する場合の画面の例として、図13に示すメッセージダイアログ1201がある。
メッセージ通知機能制御部142は、通知したメッセージを、ユーザ情報DB132のユーザ部1321およびメッセージボックス部1322を介して、メッセージ情報1323から削除する(M406,M407)。
図6は、アクセス権限管理プログラム140内のタイマー機能制御部146の動作を示すシーケンス図である。
タイマー機能制御部146は、引き継ぎ期間が切れている組織チーム構成員(ユーザ)を抽出し、以後の構成員に対する組織チーム管理者の管理権限を決定する。なお、本実施の形態では、タイマー機能制御部146の動作は、ワークフロー帳票システム100の稼動に影響が少ない深夜などに、定期的に行われるように設定される。すなわち、組織チーム情報DB133の組織チーム部1331に、予め組織チーム管理者によって、引き継ぎ期間とアクセス頻度閾値とが設定される。なお、組織チーム管理者が組織チーム部1331に設定を行う際に使用する画面例を、後述の図15に示す。引き継ぎ期間は、デフォルト(1ヶ月)、長め(半年)、短め(2週間)、または期間指定された値である。アクセス頻度閾値は、閾値選択スライダー(図15の1407)によって選択されるか、閾値設定ラジオボタン(図15の1409)によって入力される。
タイマー機能制御部146は、予め設定された動作開始タイミングが到来すると、組織チーム制御部145に、引き継ぎ中の組織チーム構成員(ユーザ)の有無を調査するよう求める指示を送信する(M501)。これを受けた組織チーム制御部145は、組織チーム情報DB133の組織チーム部1331が属性として保持している引き継ぎ中の在籍情報を参照し、引き継ぎ中の組織チーム構成員の有無を確認する(M502)。その結果、引き継ぎ中の組織チーム構成員がいない場合は、処理を終了し、以下の処理は行わない。一方、引き継ぎ中の構成員がいる場合は、組織チーム制御部145がタイマー機能制御部146に、引き継ぎ中の組織チーム構成員がいる旨を通知する(M504)。
つぎにタイマー機能制御部146は、引き継ぎ期間を超過している組織チーム構成員(ユーザ)の有無を調査するよう求める指示を組織チーム制御部145に送信する(M505)。これを受けた組織チーム制御部145は、組織チーム情報DB133から、引き継ぎ期間を取得する(M506)。また、在籍情報DB134から、対応の引き継ぎ期間における経過時間を取得する(M507,M508)。次に、組織チーム制御部145は、取得した引き継ぎ期間と経過時間とを比較し、引き継ぎ期間を超えているか否かを判断する(M509)。判断の結果、引き継ぎ期間を超えていない場合は、処理を終了する。一方、引き継ぎ期間を超えている場合は、この引き継ぎ期間に対応する構成員を、タイマー機能制御部146に通知する(M510)。
タイマー機能制御部146は組織チーム制御部145に対して、引き継ぎ期間が過ぎている構成員に関する今後の管理権限の存続の可否を判定するよう求める通知を行う(M512)。この通知を受けた組織チーム制御部145は、判定の材料として、アクセスログ136から、当該構成員の引き継ぎ期間中におけるアクセス頻度を取得する(M513)。そして、組織チーム制御部145は、図7を参照して後述する管理権限存続の判定処理を実行する。
なお、図6にループ枠515で示す範囲のシーケンスを、引き継ぎ期間を超えている組織チーム構成員の全員に対してそれぞれ実行する。また、図6にループ枠514で示す範囲のシーケンスを、全組織チームに対してそれぞれ実行する。
図7及び図8は、タイマー機能制御部146からの通知に基づき組織チーム制御部145において行われる管理権限存続の判定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、組織チーム制御部145は、組織チーム情報DB133の組織チーム部1331に関連づけられたアクセス頻度閾値を取得する(S600)。次に、対象となる組織チーム構成員の引き継ぎ期間中のアクセス頻度を取得する(S601)。このアクセス頻度は、在籍情報DB134を参照して、引き継ぎ期間における対象となるプロジェクトを特定し、アクセスログ136より、組織チーム構成員のアクセス回数を取得することによって取得される。
次に、ステップS601で取得されたアクセス頻度を、ステップS600で取得されたアクセス頻度閾値と比較判定する(S602)。その結果、アクセス頻度がアクセス頻度閾値を超えているならばステップS604へ進み、超えていなければステップS606へ進む。
ステップS604では、組織チーム構成員の引き継ぎ期間を延長する。次に、構成員に対する管理権限を持っている組織チーム管理者に、管理下の構成員に関する引き継ぎ期間延長を通知するべく、ユーザ情報DB132のメッセージボックス部1322に該組織チーム管理者あてのメッセージを追加する(S605)。そして、本管理権限存続の判定処理を終了する。
ステップS606では、組織チーム構成員が関わっている帳票の現在の状態を取得する。その結果、構成員の関わっている帳票の全ての処理が終了しているならばステップS608へ進み、処理の終了していない帳票が残っているならばステップS613へ進む。
ステップS608では、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限を削除する。次に、削除した構成員を、該構成員が属していた権限種別グループから削除する(S609)。次に、構成員に対する管理権限が削除された旨を、該構成員と、該構成員の組織チーム管理者へ通知するべく、ユーザ情報DB132のメッセージボックス部1322に該構成員及び該組織チーム管理者あてのメッセージを追加する(S610)。次に、在籍情報DB134の「引き継ぎ中」用の在籍情報部1342から構成員の在籍情報を削除し(S611)、さらに、構成員の在籍情報を「除籍済み」用の在籍情報部1343へ追加する(S612)。そして、本管理権限存続の判定処理を終了する。
ステップS613では、構成員の関わっている全ての帳票について処理がまだ終了していない旨を通知するべく、ユーザ情報DB132のメッセージボックス部1322に組織チーム管理者あてのメッセージを追加する(S613)。そして、本管理権限存続の判定処理を終了する。
以上のように、組織チームの構成員のアクセス頻度と、該構成員が関わった帳票の現在状態とに基づき、管理権限存続の判定を行う理由を、図9を参照して説明する。
図9は、アクセス頻度および帳票の現在状態に応じて決定される、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限の留保/削除を示す図である。
アクセス頻度が多い場合(アクセス頻度閾値を超えている場合)には、構成員の関わっている帳票の現在の状態に関係なく、引き継ぎ業務は終了していないと判断される為、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限を留保する。一方、アクセス頻度が少なく(アクセス頻度閾値以下であり)、構成員が関わっているすべての帳票について処理が終了(クローズ)している場合には、引き継ぎ業務が終了していると判断できる。そこで、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限を削除する。しかし、アクセス頻度が少ないにもかかわらず、構成員が関わっているすべての帳票についてまだ処理が終了していない(クローズしていない)場合には、引き継ぎ業務がまだ終了していないと判断できる。すなわち、構成員や組織チーム管理者が、帳票の処理を忘れてしまっている可能性がある。そのため、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限を留保するとともに、構成員と組織チーム管理者とに対してその旨を通知する。
図10は、アクセス権限管理プログラム140内の組織チーム制御部145における組織チーム構成員削除時の動作を示すシーケンス図である。
まず、システム制御部143が、画面表示部144に対して組織チーム構成員の編集画面表示の指示を送信する(M800)。これを受けた画面表示部144は、組織チーム構成員の編集画面を表示する(M801)。この組織チーム構成員の編集画面は、後述する図14に例示する。
この編集画面を見た組織チーム管理者は、ユーザ選択チェックボックス(図14の1302)を使用して、組織チーム構成員の追加・削除を行う。組織チーム構成員の編集画面では、その表示が行われた時点で、組織チームの構成員になっているユーザのチェックボックスが、選択された状態になっている。追加したいユーザのチェックボックスを選択し、削除したいユーザのチェックボックスを選択から外す。
組織チーム管理者が組織チーム構成員の編集作業を終えて、更新ボタン(図14の1303)を押下すると、組織チーム構成員の編集結果がシステム制御部143へ送信される(M802)。システム制御部143は、組織チーム制御部145に組織チーム構成員の編集指示を送信する(M803)。これを受けた組織チーム制御部145は、プロジェクト情報DB131から、組織チームが関連しているプロジェクトに対して関連している他組織チームを取得する(M804)。組織チーム制御部145は、取得した他組織チームに削除対象の構成員が含まれているか否かを判別する(M805)。他組織チームに削除対象の構成員が含まれていない(重複していない)場合、削除対象構成員の在籍情報を、在籍情報DB134の「在籍中」用の在籍情報部1341から削除するとともに、「引き継ぎ中」用の在籍情報部1432に追加する(M806)。
なお、図10にループ枠807で示す範囲のシーケンスを、(削除対象の構成員数)×(組織チームが関連しているプロジェクト数)分繰り返し実行する。
次に、アクセス権限管理システム110の画面表示部144に表示される各画面を説明する。
図11は、ログイン画面の一例を示す図である。
ログイン画面1000は、ワークフロー帳票システム100にログインする際にユーザが使用する画面である。ログインID入力部1001、パスワード入力部1002、ログイン実行ボタン1003、リセットボタン1004を有する。
図12は、組織チーム構成員に対して通知されるメッセージダイアログ1101の画面の一例を示す図である。
メッセージ通知機能制御部142からシステム制御部143に、メッセージ通知を送信し(図5のM403)、画面表示部144によってユーザ(組織チーム構成員)に表示されるメッセージダイアログ1101の画面の一例である。メッセージ内容表示部1102と、OKボタン1103とを有する。
図13は、組織チーム管理者に対して通知されるメッセージダイアログ1201の画面の一例を示す図である。
メッセージ通知機能制御部142からシステム制御部143に、メッセージ通知を送信し(図5のM403)、画面表示部144によって組織チーム管理者に表示されるメッセージダイアログ1201の画面の一例である。メッセージ内容表示部1202と、OKボタン1203と、キャンセルボタン1204とを有する。
図14は、組織チーム構成員の編集画面の一例を示す図である。
組織チーム構成員の編集画面は、組織チーム管理者が組織チーム構成員の削除・追加を行う際に使用する画面である。ユーザ一覧テーブル1301、ユーザ選択チェックボックス1302、更新ボタン1303、キャンセルボタン1304、クリアボタン1305を有する。
図15は、組織チーム管理者が引き継ぎ期間とアクセス頻度閾値とを組織チーム情報DB133の組織チーム部1331に設定する際に使用する画面の一例を示す図である。
引き継ぎ期間の設定用として、デフォルト(1ケ月)選択ラジオボタン1401、長め(半年)選択ラジオボタン1402、短め(2週間)選択ラジオボタン1403、期間指定選択ラジオボタン1404を有する。さらに、期間を独自に設定する場合に用いる期間入力フィールド1405、単位選択プルダウンリスト1406を有する。ここで指定された値は、組織チーム情報DB133の組織チーム部1331に、引き継ぎ期間として格納される。
またアクセス頻度閾値の設定用として、アクセス頻度閾値スライダ1407、閾値選択内容表示部1408、閾値設定ラジオボタン1409、閾値入力フィールド1410、単位選択プルダウンリスト1411を有する。さらに、OKボタン1412、キャンセルボタン1413、適応ボタン1414を有する。アクセス頻度閾値スライダ1407は、“少”から“多”まで選択できるようになっており、選択した値の説明が閾値選択内容表示部1408に表示される。アクセス頻度閾値スライダ1407が“少”を選択した場合は、アクセス頻度閾値を少なく設定したことになるので、引き継ぎ期間中に少しでもアクセスすれば、組織チーム構成員に対する組織チーム管理者の管理権限は留保される。反対に、“多”を選択した場合は、引き継ぎ期間中のアクセス頻度が多くないと、組織チーム構成員に対する組織チーム管理者の管理権限が削除される。
なお、本実施の形態では、アクセス頻度として、引き継ぎ期間中の1日あたりの平均アクセス数を用いている。“多”に設定されたアクセス頻度閾値は、1日あたりの平均アクセス数20回に相当し、“少”に設定されたアクセス頻度閾値は、1日あたりの平均アクセス数0.1回に相当する。
ここで指定された値は、組織チーム情報DB133の組織チーム部1331に、アクセス頻度閾値として格納される。
以上のようにして、第1の実施の形態では、人事異動などの場合の引き継ぎ期間を考慮して、その後の組織チーム構成員に対する組織チーム管理者のもつ管理権限の存続の可否を自動的に判断することが可能になる。したがって、組織チームの構成員の人事異動などがあっても、組織チーム管理者は、特に負担が増えることなくアクセス権限管理を行うことができ、管理作業の省力化が図れる。
また、組織チームの構成員が異動してから所定期間が経過すると、自動的に組織チーム管理者、構成員にメッセージが通知されるので、不必要に、組織チーム管理者が異動した構成員を管理し続けることを防ぐことができる。また、構成員が、異動前の組織チーム管理者から与えられたアクセス権限を保持したままになることを防ぐことができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。
第1の実施の形態では、人事異動などにより、組織チームの構成員が組織チームから削除される場合を説明したが、これは、異動後の組織チームが関連しているプロジェクトと、異動前組織チームが関連しているプロジェクトが異なっている場合である。
これに対して第2実施の形態では、異動後の組織チームが関わっているプロジェクトと、異動後の組織チームが関わっているプロジェクトが同じ場合について説明する。つまり、異動した構成員が引き継ぎ状態であるプロジェクトに、異動後組織チームの構成員として登録される場合である。
図16は、第2の実施の形態におけるアクセス権限管理プログラム140内の組織チーム制御部145が組織チーム構成員を追加するときの動作を示すシーケンス図である。
まず、システム制御部143が画面表示部144に組織チーム構成員の編集画面表示の指示を送信する(M900)。これを受けた画面表示部144は、組織チーム構成員の編集画面を表示する(M901)。この編集画面は、既に図15に例示する通りである。
組織チーム管理者が、この編集画面を用いて組織チーム構成員の編集作業を終えて更新ボタン1303(図15)を押下すると、組織チーム構成員の編集結果がシステム制御部143へ送信される(M902)。これを受けたシステム制御部143は、組織チーム制御部145に組織チーム構成員の編集を行うように指示を送信する(M903)。
この指示を受けた組織チーム制御部145は、プロジェクト情報DB131から、当該組織チームに関連しているプロジェクトが関連している他組織チームの情報を取得する(M904)。そして組織チーム制御部145は、取得した他組織チームに削除対象の構成員が含まれているか(重複している)否かを調べる(M905)。構成員が他組織チームと重複している場合、組織チーム制御部145は在籍情報DB134を参照して、重複している組織チームで、構成員がどの状態(在籍中または引き継ぎ中)にあるかを調査する(M906)。
構成員が引き継ぎ中であった場合、組織チーム制御部145は、当該構成員の在籍情報を「引き継ぎ中」用の在籍情報部1342から「除籍済み」用の在籍情報部1343へ移動する(M907)。次に、組織チーム制御部145は、当該構成員を組織チーム情報DB133から削除し(M908)、当該構成員が関連しているプロジェクト情報DB131の権限種別グループ部1312からも削除する(M909)。これで、重複していた組織チームの構成員に対する管理権限を削除したことになる。
つぎに、組織チーム制御部145は、ユーザ情報DB132のユーザ部1321に対し、管理権限が削除された組織チーム管理者に送るべきメッセージを、すなわち管理権限が削除された旨のメッセージを追加する(M910)。
ここで、図16にループ枠913で示す範囲のシーケンスを、1つのプロジェクトにおいて追加予定の構成員の全員に対してそれぞれ実行する。また、図16にループ枠914で示す範囲のシーケンスを、追加予定の構成員が関連するプロジェクトの全てに対してそれぞれ実行する。
次に、組織チーム制御部145は、在籍情報DB134の「在籍中」用の在籍情報部1341に対し、追加する構成員の在籍情報を追加する(M911)。また組織チーム制御部145は、組織チーム情報DB133に対し、構成員を追加する(M912)。
なお、この時点では、構成員は組織チームに所属しているだけであり、組織チームが関連しているプロジェクトに対して何の権限も持っていない。従って、構成員の情報が関連づけられるユーザ部1321は、権限種別グループ1312に関連していない。追加された組織チーム構成員に対して組織チーム管理者が権限を与える作業をし、これによって初めて、構成員は権限種別グループ1312と関連する。
かくして、第2の実施の形態では、異動後の組織チームが関わっているプロジェクトと、異動後の組織チームが関わっているプロジェクトが同じ場合において、異動した構成員が引き継ぎ状態であるプロジェクトに、異動後組織チームの構成員として登録される。
〔他の実施の形態〕
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を用いても実現される。すなわち、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなどの磁気ディスクや、光磁気ディスクを用いることができる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等と処理を分担してもよい。例えば、OSが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合は、プログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施の形態に係るアクセス権限管理システムを含むサーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図である。 アクセス権限管理システムの内部構成を示すブロック図である。 アクセス権限管理プログラム内の各制御部、およびアクセス権限管理システムDB内の各DBの静的な関係を示すブロック図である。 アクセス権限管理システムDBが有するプロジェクト情報DB、ユーザ情報DB、組織チーム情報DB、在籍情報DBのデータ構造を示す図である。 アクセス権限管理プログラム内のメッセージ通知機能制御部の動作を示すシーケンス図である。 アクセス権限管理プログラム内のタイマー機能制御部の動作を示すシーケンス図である。 タイマー機能制御部からの通知に基づき組織チーム制御部において行われる管理権限存続の判定処理の手順を示すフローチャート(1/2)である。 タイマー機能制御部からの通知に基づき組織チーム制御部において行われる管理権限存続の判定処理の手順を示すフローチャート(2/2)である。 アクセス頻度および帳票の現在状態に応じて決定される、構成員に対する組織チーム管理者の管理権限の留保/削除を示す図である。 アクセス権限管理プログラム内の組織チーム制御部における組織チーム構成員削除時の動作を示すシーケンス図である。 ログイン画面の一例を示す図である。 組織チーム構成員に対して通知されるメッセージダイアログの画面の一例を示す図である。 組織チーム管理者に対して通知されるメッセージダイアログの画面の一例を示す図である。 組織チーム構成員の編集画面の一例を示す図である。 組織チーム管理者が引き継ぎ期間とアクセス頻度閾値とを組織チーム情報DBの組織チーム部に設定する際に使用する画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるアクセス権限管理プログラム内の組織チーム制御部が組織チーム構成員を追加するときの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 ワークフロー帳票システム
101 ワークフロー帳票システムDB
110 アクセス権限管理システム
120 ワークフロー帳票プログラム
130 アクセス権限管理システムDB
131 プロジェクト情報DB
132 ユーザ情報DB
133 組織チーム情報DB
134 在籍情報DB
136 アクセスログ
140 アクセス権限管理プログラム
141 ログイン機能制御部
142 メッセージ通知機能制御部
143 システム制御部
144 画面表示部
145 組織チーム制御部(管理権限存続判断手段、管理権限削除手段、引継期間延長手段)
146 タイマー機能制御部
150 サーバ
160 ネットワーク
170a,170b クライアント端末
180a,180b ブラウザ
1311 プロジェクト部
1312 権限種別グループ部
1321 ユーザ部
1322 メッセージボックス部
1323 メッセージ部
1331 組織チーム部
1341 在籍情報部(在籍中)
1342 在籍情報部(引き継ぎ中)
1343 在籍情報部(除籍済み)

Claims (5)

  1. 複数の構成員からなるチームに対して、チームの管理者が業務データに対するアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムにおいて、
    構成員のデータがチームから除籍されたか否かを判断する除籍判断手段と、
    前記除籍判断手段により除籍されたと判断された場合に、当該構成員が除籍前に有していたアクセス権限をもち得る引き継ぎ期間を取得する引き継ぎ期間取得手段と、
    前記除籍が行われてからの経過時間と、前記取得した引き継ぎ期間とを比較し、前記チームの管理者が有する前記構成員に対する管理権限の存続の可否を判断する管理権限存続判断手段と、
    前記管理権限存続判断手段によって前記管理権限の存続が否と判断した場合、前記構成員に対する前記チームの管理者の管理権限を削除する管理権限削除手段と、
    前記管理権限存続判断手段によって前記管理権限の存続を可と判断した場合、前記引き継ぎ期間を延長する引継期間延長手段と
    を有することを特徴とするアクセス権限管理システム。
  2. 前記管理権限削除手段または前記引継期間延長手段によって生成された変更内容情報を、チームの構成員ごとに保持する変更内容保持手段と、
    前記変更内容保持手段によって保持された変更内容情報を、前記チームの前記構成員及び/または前記管理者に通知する変更内容通知手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1記載のアクセス権限管理システム。
  3. 前記管理権限存続判断手段は、前記構成員のデータを除籍したときから引き継ぎ期間が経過するまでの期間における前記構成員による前記除籍前のデータに対するアクセス頻度と、該構成員が関わっている前記除籍前の業務に関する業務データの処理状態とに基づいて、前記管理権限の存続の可否を判断することを特徴とする請求項1記載のアクセス権限管理システム。
  4. 複数の構成員からなるチームに対して、チームの管理者が業務データに対するアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムに適用されるアクセス権限管理方法において、
    構成員のデータがチームから除籍されたか否かを判断する除籍判断ステップと、
    前記除籍判断ステップにおいて除籍されたと判断された場合に、当該構成員が除籍前に有していたアクセス権限をもち得る引き継ぎ期間を取得する引き継ぎ期間取得ステップと、
    前記除籍が行われてからの経過時間と、前記取得した引き継ぎ期間とを比較し、前記チームの管理者が有する前記構成員に対する管理権限の存続の可否を判断する管理権限存続判断ステップと、
    前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続が否と判断した場合、前記構成員に対する前記チームの管理者の管理権限を削除する管理権限削除ステップと、
    前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続を可と判断した場合、前記引き継ぎ期間を延長する引継期間延長ステップと
    を有することを特徴とするアクセス権限管理方法。
  5. 複数の構成員からなるチームに対して、チームの管理者が業務データに対するアクセス権限管理を行うアクセス権限管理システムに適用されるアクセス権限管理方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    構成員のデータがチームから除籍されたか否かを判断する除籍判断ステップと、
    前記除籍判断ステップにおいて除籍されたと判断された場合に、当該構成員が除籍前に有していたアクセス権限をもち得る引き継ぎ期間を取得する引き継ぎ期間取得ステップと、
    前記除籍が行われてからの経過時間と、前記取得した引き継ぎ期間とを比較し、前記チームの管理者が有する前記構成員に対する管理権限の存続の可否を判断する管理権限存続判断ステップと、
    前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続が否と判断した場合、前記構成員に対する前記チームの管理者の管理権限を削除する管理権限削除ステップと、
    前記管理権限存続判断ステップにおいて前記管理権限の存続を可と判断した場合、前記引き継ぎ期間を延長する引継期間延長ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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