JP2008051992A - マイクロミラーアレイデバイス - Google Patents

マイクロミラーアレイデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2008051992A
JP2008051992A JP2006227412A JP2006227412A JP2008051992A JP 2008051992 A JP2008051992 A JP 2008051992A JP 2006227412 A JP2006227412 A JP 2006227412A JP 2006227412 A JP2006227412 A JP 2006227412A JP 2008051992 A JP2008051992 A JP 2008051992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micromirror
micromirrors
mirror
array device
micromirror array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006227412A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Matsuo
大介 松尾
Tetsuya Hidaka
鉄也 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2006227412A priority Critical patent/JP2008051992A/ja
Priority to US11/895,235 priority patent/US20080049292A1/en
Publication of JP2008051992A publication Critical patent/JP2008051992A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

【課題】マイクロミラーアレイデバイスにおけるミラー間の特性のバラツキを抑制して、光学的な品質を向上させる。
【解決手段】マイクロミラーアレイデバイス100は、例えば、薄い板状のSi基板に、エッチング等でスリット105、106を形成し、反射膜を蒸着などの手法により形成することで、マイクロミラー101、ヒンジ102、梁103が形成される。本デバイス100には、両端のマイクロミラー(1番目と40番目のミラー)101の外側にも梁103が配置される。すなわち、1番目(40番目)のミラー101の外側の梁103の形状が、1番目(40番目)のミラー101と2番目(39番目)のミラー101の間の梁103の形状と同じになるように、スリット106が配置される。これにより、1番目(40番目)のミラー101と2番目(39番目)のミラー101の間の相対的な初期傾きが改善される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロミラーアレイデバイスに関し、例えば、WSS(Wavelength Selective Switch)などに採用されるマイクロミラーアレイデバイスに関する。
従来においては、特許文献1、2に記載されているように、WSS(Wavelength Selective Switch)においては入力ファイバーから入射した多数の波長からなる信号チャンネルを多重した信号光をグレーティングで分波したのち、各信号光は、それぞれ対応する複数のマイクロミラーアレイにより、それぞれ反射角度を変えることにより、出力ファイバーを選択することができる。
このようなWSSに用いられるマイクロミラーアレイ10は、特許文献1、2には具体的に記載がないが、例えば、図9に示すように、複数のミラー11が1列に並んだミラーアレイの並び方向に各ミラー11の回転軸AA’を有している。各ミラー11は前記の回転軸AA’に沿って偏向する。これによって、入射光を反射する角度を変えて、回転軸AA’に直交する方向に並べられた複数のファイバーからなるファイバーアレイのいずれかのファイバーにカップリングさせる構成となっている。
米国特許第6,625,346号明細書 特表2004−532544号公報
ここで、このような作用をもつマイクロミラーアレイ10を構成する場合、各ミラー11にはミラーアレイの並び方向に回転軸を持たせるために、図9の(a)のように各ミラー11には弾性部材からなるヒンジ12をミラー11の左右に設け、ヒンジ12がねじれることにより図9の(b)に示す方向(縦方向或いは上下方向)にミラー11が偏向する必要がある。なお、図9の(b)は、図9の(a)のBB’断面構成を示している。
このようなミラーアレイにおいては、ヒンジ12がミラー11とミラー11の間の細い梁13に接続される構成をとることが合理的である。そして、それぞれの細い梁13は、全体を支持する枠部材14に接続支持される構成である。
このとき、両端のミラー11においては、ミラー11のヒンジ12は片側には前記の細い梁13、反対側には全体の枠部材14に接続されることになる。
枠部材14は、加工プロセス上、さまざまな層構造や、ミラー11を形成するためのエッチング加工などにより、内部に応力を蓄積した状態、つまり残留応力を有した状態で使われる。
ここで、前記の細い梁13は、太い枠部材14に比較して剛性が低いため、枠部材14の残留応力に応じて、大きく撓むことになる。一方、太い枠部材14の変形量は剛性が高いため、わずかである。
したがって、端のミラー11においては、片側の細い梁13は大きく変形し、反対側の太い枠部材14は変形しないため、バランスを崩して図9の(c)に示す方向(横方向或いは左右方向)に傾くことになる。なお、図9の(c)は、図9の(a)のAA’断面構成を示している。
一方、中央のミラー11においては、両側の細い梁13が同様に変形するため左右への傾きはほとんど発生しない(図9の(c)参照)。
ここで、それぞれのミラー11は図9の(b)に矢印で示す方向(縦方向或いは上下方向)には偏向可能であるが、図9の(c)に示す方向(横方向或いは左右方向)には偏向ができないため、前記のような左右方向の傾きが発生すると、一切の補正が不可能となってしまう。
以上より、WSSに用いられるミラーアレイにおいては、両端のミラーに他のミラーと異なる特性(具体的には左右方向への望まない傾き)が発生し、光学的な品質を低下させるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マイクロミラーアレイデバイスにおけるミラー間の特性のバラツキを抑制して、光学的な品質を向上させることができるマイクロミラーアレイデバイスを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るマイクロミラーアレイデバイスは、駆動可能な複数のマイクロミラーと、前記マイクロミラーを偏向可能に支持する前記複数のマイクロミラーからなるマイクロミラーアレイの列方向に対称に配置された弾性部材と、それぞれの前記弾性部材を支持するために前記各マイクロミラーの間に配置される梁と、を有し、両端に位置する前記マイクロミラーの外側にも、外側の前記弾性部材を支持する梁を有することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記複数の梁の剛性は、それぞれ略等しい特性を有することを特徴とすることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記マイクロミラーアレイの前記梁の形状は、列方向に段階的に異なることを特徴とすることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記全ての梁の形状は等しく、前記マイクロミラーの形状は、列方向に段階的に異なることを特徴とすることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記両端のマイクロミラーの外側の前記梁は、前記梁を支持する支持部材にスリットを設けることで形成することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記マイクロミラーと、前記弾性部材と、前記梁の各部材が、枠部材の内側の薄い板部材で形成されることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、端の前記マイクロミラーの外側の前記梁は、前記梁と枠部材の間にも前記弾性部材と略等しい弾性部材が形成されていることを特徴とすることができる。
本発明に係るマイクロミラーアレイデバイスは、駆動可能な複数のマイクロミラーと、前記マイクロミラーを偏向可能に支持する前記複数のマイクロミラーからなるマイクロミラーアレイの列方向に対称に配置された弾性部材と、それぞれの前記弾性部材を支持するために各前記マイクロミラーの間に配置される梁と、を有し、前記マイクロミラーアレイの両端に位置する前記マイクロミラーに配置された複数の弾性部材には、外力に応じた変形量が略等しい梁がそれぞれ接続されていることを特徴とすることができる。
本発明にかかるマイクロミラーアレイデバイスによれば、ミラー間における特性のバラツキを抑制して、光学的な品質を向上させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるマイクロミラーアレイデバイスの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これら実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本発明の実施例1について説明する。本実施例に係るマイクロミラーアレイデバイス100は、図1に示すように、複数個のマイクロミラー101が一列に配列されたマイクロミラーアレイ(列)100Aを少なくとも1列有している。全てのマイクロミラー(以下、適宜「ミラー」という。)101はマイクロミラー101に対してマイクロミラーアレイ(列)100Aの並び方向に対称に配置された一対のヒンジ102と、ミラー101間に配置されるヒンジ(弾性部材)102を支える為の細い梁(ヒンジ支持部)103とによって太い枠部材(支持部材)104に支持されている。
そして、本実施例においては、図1に示したように、端のミラー101の外側のヒンジ102は、太い枠部材104に直接支持されるのではなく、太い枠部材104とミラー101の間に細い梁103を設け、ヒンジ102はこの細い梁103で支持されている。
なお、本実施例に係るマイクロミラーアレイデバイス100においては、例えば、列方向に40個のマイクロミラーを並ばせることができるが、40個はあくまで例示であり、これに限定されるものではない。
図1〜図3に示す本実施例に係るマイクロミラーアレイデバイス100は、例えば、薄い板状のSi基板に、エッチング等でスリット105、106を形成し、反射膜を蒸着などの手法により形成することで、マイクロミラー101、ヒンジ(弾性部材)102、梁103が形成されている。
図1、図2、図3に示したヒンジ102により、マイクロミラー101の並び方向に平行な軸のまわりに偏向可能な複数のマイクロミラー101からなるマイクロミラーアレイ100Aを得ることができる。なお、図3(b)は、図3(a)のCC’断面の構成を示している。
本実施例では、図1に示したように、両端のミラー(1番目のミラーと40番目のミラー)の外側にも梁103が配置されている。すなわち、1番目のミラー101の外側の梁103の形状が、1番目のミラー101と2番目のミラー101の間の梁103の形状と同じになるように、スリット106が配置されている。同様に、40番目のミラー101の外側にもスリット106を配置して、梁103を形成してある。
図9の(c)で先に説明したように、従来のように、外側の梁103を配置しない場合は、1番目のミラー101と40番目のミラー101のみ両側の梁の反り形状が異なるため列方向(横方向或いは左右方向)に大きな初期傾きを有していた。2番目のミラー101から39番目のミラー101の隣り合うミラー101間での初期傾きは10mdeg以下であるのに対し、1番目、40番目のミラー101は隣のミラー101との間に、例えば100mdeg以上の初期傾きが存在する場合があった。
図1、図2に示すように1番目のミラー101と40番目のミラー101の外側に梁103を配置することにより、1番目のミラー101と2番目のミラー101の間の相対的な初期傾き及び40番目のミラー101と39番目のミラー101の間の相対的な初期傾きが、例えばそれぞれ10mdeg程度に改善される。
かかる特徴を備えた本実施例によれば、全てのミラー101の両側に梁103が形成されている。このため、端のミラー101においても、両側のヒンジ102は細い梁103に支持される構造にできるため、他のミラー101と同じ構造とすることができる。従って、細い梁の歪量が一定となり、端のミラー101での特徴的な不要な傾きを抑制することができる。このため、端のミラーであっても光学品質の良いミラーを有するマイクロミラーアレイを得ることができる。
また、本発明は、端のミラーを使わない方法によるチャンネル数の低下を避けること、或いは、外側に使用しないミラーアレイをあえて設ける方法を採用した場合における、デバイスサイズの増大といった問題を招くことなく、課題を解決することができるという、従来技術と対比した格別な効果を奏することができるものである。
また、マイクロミラーの両側の梁部材の剛性(形状)をほぼ等しくすれば、梁の応力による変形量を両側ともほぼ等しくすることができ、以って全てのマイクロミラーの姿勢をほぼ等しくすることができる。
両端のミラーの外側の梁は、梁を支持する支持部材にスリットを設けることで形成している。かかる構成とすれば、枠部材にスリットを設けることで他の部分に形成した梁と略同じ構造をとることができるため、所望の効果を得ることができる。
本実施例では、換言すると、マイクロミラーアレイの両端に位置するミラーに配置された複数の弾性部材には、外力に応じた変形量が略等しい梁がそれぞれ接続されている。かかる特徴を備えた本発明によれば、端のマイクロミラーの両側の梁の変形量を等しくできる。
このため、端のマイクロミラーに不要な傾きを抑制することができる。既述したように、ミラーアレイにおいては、特に、端のミラーのわずかな向きが光学特性に大きく影響するため、全てのミラーが均一な特性を有することは極めて重要である。
次に、本発明の実施例2について説明する。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。実施例2においては、図4、図5により、静電駆動型のマイクロミラーアレイデバイスを構成した例について説明する。なお、図5(b)は、図5(a)のBB断面構成を示している。
ミラーアレイ全体を保持する300μm程度の厚みの支持層205が形成されている。支持層205は、図4に示すように、下から順に、導電性反射膜201と、該導電性反射膜201の上に重ねられるマイクロ構造体支持基板204と、該マイクロ構造体支持基板204の上に重ねられる張り合わせ層203と、張り合わせ層203上に形成されているマイクロ構造体基材202と、マイクロ構造体基材202上に形成されている導電性反射膜201とから構成されている。そして、図5の(a)に示すように、枠部材110の内側に、10μm程度の厚みの活性層(マイクロ構造体)200にエッチング加工で形成したスリット105(106)により、マイクロミラー101、ヒンジ102、梁103を形成する。
なお、前記活性層(マイクロ構造体)200は、例えば、SOI(Silicon On Insulator)基板などで構成され、図4に示すように、導電性反射膜201、該導電性反射膜201の上に重ねられるマイクロ構造体基材202、該マイクロ構造体基材202の上に重ねられる導電性反射膜201を含んで構成される。
このとき、図1で説明したと同様に、最も端のマイクロミラー101の外側にも梁103を形成し、その梁103に端のマイクロミラー101のヒンジ102が繋がるような形状で構成する(図5の(a)参照)。
このようなマイクロミラーアレイは、図6に示すように、厚み100μm程度のスペーサ210を介して駆動電極220を有する電極基板230に接続され、マイクロミラーアレイデバイスを構成する。
マイクロミラー101をグランドに接続し、駆動電極に電圧を加えることにより、マイクロミラー101と駆動電極間に静電引力が発生し、マイクロミラー101を偏向させることが可能である。
このようにすれば、枠部材のみを厚い部材で形成できるため、ミラーアレイ全体の歪を回避しながら、マイクロミラーの偏向を可能とする薄い弾性部材を構成することができる。
次に、図7、図8を用いて、本発明の実施例3を説明する。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例は、マイクロミラー101の間隔が、図7の左から右に進むに従って、広くなっている構成となっている。
マイクロミラー101の間隔は、分光器の特性できまる。例えば、グレーティングを用いる場合は、短波長側より、長波長側では、ミラー間隔は段階的(徐々)に広がることになる。
これに対応するために、マイクロミラー101の間隔も段階的(徐々)に広がるように構成する必要がある。このような場合でも、図7に示すように、細い梁103a、やや細い梁103b、中間の梁103c、やや太い梁103dというように段階的に梁を太くしていくことにより、1つ1つのマイクロミラー101の両側の梁の形状をほぼ等しく構成することで、本発明の効果を得ることが可能である。
かかる特徴を備えることで、光学設計でマイクロミラー101の間隔が徐々に変化して、梁の形状が変化する場合でも、ひとつのマイクロミラー101の両側で梁の形状がほぼ等しければ、剛性もほぼ等しい。このため、所望の効果を得ることができる。WSSにおいては、分光による特性上、ミラーとミラーの間隔は全て一定で無いが、本発明を用いることで、課題を解決することができる。
(変形例)
図8に変形例の構成を示す。なお、光学特性上は、マイクロミラー101の中心の間隔を段階的に広げることが重要であるため、マイクロミラー101のサイズも段階的に図8の横方向(幅方向)に拡大し、全ての梁103の形状を等しく構成することは、特に本発明の効果をより大きくすることは勿論である。
また、ミラー間隔が広がるところでは、光のビーム径も大きくなることが想定されるため、マイクロミラー101の幅を広げることは光学品質をより向上することにも寄与することになる。
このようにすれば、マイクロミラー101の両側の梁103の剛性(形状)が等しいことで、梁103の応力による変形量が両側ともほぼ等しくなり、全てのマイクロミラー101の姿勢がほぼ等しくなることに加え、マイクロミラー101の反射面のサイズが最も広く確保できるため、光学的な損失を最小にすることが可能である。
最後に、端のマイクロミラーの外側にも梁を形成する構成において、スリットを設ける構成を主に説明しているが、スリットの形状は直線状の形態でも、その他の形状でも適宜選択することが可能である。また、エッチングによりスリットを形成する場合に限定されるものではなく、例えば、パターンカットなどによりスリットを形成することも可能である。更に、一の基板から、マイクロミラー、ヒンジ、梁等を一体的に形成するものに限られるものではなく、複数の部材を組み合わせて、本実施例で説明したようなマイクロミラーアレイデバイスを形成することも可能である。
全ての梁のおよびその周辺の形状をできるだけ均一にするためには、スリットの形状を図1で示したようにコの字にするなどの工夫も本発明の概念に含まれる。
同様に、全ての梁の両側にヒンジを設ける構成として、端のミラーの外側の梁のさらに外側にもヒンジと同じ形状の要素を設けることも、梁の剛性を一定にするという点で採用可能である。
また、端のミラーの外側の梁は、梁と枠部材の間にも弾性部材と略等しい弾性部材が形成されていることが望ましい。このようにすれば、最も外側の梁の周辺の構造を、他の梁の周辺構成と統一することができ、それぞれの梁の剛性や、梁にかかる応力を略均一にすることができる。
このように本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明にかかるマイクロミラーアレイデバイスは、高い光学的品質が要求されるマイクロミラーアレイデバイスとして有用であり、特に、WSSに用いられるマイクロミラーアレイデバイスなどに適している。
本発明の実施例1に係るマイクロミラーアレイデバイスの構成例を示す図である。 実施例1に係るマイクロミラーアレイデバイスの一部をマイクロミラーの回動軸に沿って図1平面に直交する平面で切断した断面図である。 実施例1に係るマイクロミラーアレイデバイスの一部を拡大して示した図である。 本発明の実施例2に係るマイクロミラーアレイデバイスの一部断面を拡大して示した断面図である。 同上実施例に係るマイクロミラーアレイデバイスの構成例の全体を示す図である。 図5のマイクロミラーアレイデバイスをマイクロミラーの回動軸に沿って図5平面に直交する平面で切断した断面図である。 本発明の実施例3に係るマイクロミラーアレイデバイスの構成例の全体を示す図である。 実施例3の変形例に係るマイクロミラーアレイデバイスの他の構成例を示す図である。 従来のマイクロミラーアレイデバイスの構成例を示す図である。
符号の説明
100 マイクロミラーアレイデバイス
101 マイクロミラー
102 ヒンジ(弾性部材)
103 梁
104 枠部材
105 スリット
106 (端部の)スリット
110 枠
200 マイクロ構造体
201 導電性反射膜
202 マイクロ構造体基材
203 張り合わせ層
204 マイクロ構造体支持基板
10 マイクロミラーデバイス
11 マイクロミラー
12 ヒンジ
13 梁
14 枠部材

Claims (8)

  1. 駆動可能な複数のマイクロミラーと、
    前記マイクロミラーを偏向可能に支持する前記複数のマイクロミラーからなるマイクロミラーアレイの列方向に対称に配置された弾性部材と、
    それぞれの前記弾性部材を支持するために前記各マイクロミラーの間に配置される梁と、を有し
    両端に位置する前記マイクロミラーの外側にも、外側の前記弾性部材を支持する梁を有することを特徴とするマイクロミラーアレイデバイス。
  2. 前記複数の梁の剛性は、それぞれ略等しい特性を有することを特徴とする請求項1に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  3. 前記マイクロミラーアレイの前記梁の形状は、列方向に段階的に異なることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  4. 前記全ての梁の形状は等しく、
    前記マイクロミラーの形状は、列方向に段階的に異なることを特徴とする請求項2に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  5. 前記両端のマイクロミラーの外側の前記梁は、前記梁を支持する支持部材にスリットを設けることで形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  6. 前記マイクロミラーと、前記弾性部材と、前記梁の各部材が、枠部材の内側の薄い板部材で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  7. 端の前記マイクロミラーの外側の前記梁は、前記梁と枠部材の間にも前記弾性部材と略等しい弾性部材が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のマイクロミラーアレイデバイス。
  8. 駆動可能な複数のマイクロミラーと、
    前記マイクロミラーを偏向可能に支持する前記複数のマイクロミラーからなるマイクロミラーアレイの列方向に対称に配置された弾性部材と、
    それぞれの前記弾性部材を支持するために各前記マイクロミラーの間に配置される梁と、を有し、
    前記マイクロミラーアレイの両端に位置する前記マイクロミラーに配置された複数の弾性部材には、外力に応じた変形量が略等しい梁がそれぞれ接続されていることを特徴とするマイクロミラーアレイデバイス。
JP2006227412A 2006-08-24 2006-08-24 マイクロミラーアレイデバイス Withdrawn JP2008051992A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227412A JP2008051992A (ja) 2006-08-24 2006-08-24 マイクロミラーアレイデバイス
US11/895,235 US20080049292A1 (en) 2006-08-24 2007-08-23 Micro-mirror array device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227412A JP2008051992A (ja) 2006-08-24 2006-08-24 マイクロミラーアレイデバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008051992A true JP2008051992A (ja) 2008-03-06

Family

ID=39113123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006227412A Withdrawn JP2008051992A (ja) 2006-08-24 2006-08-24 マイクロミラーアレイデバイス

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080049292A1 (ja)
JP (1) JP2008051992A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10162119B1 (en) 2017-09-15 2018-12-25 Northrop Grumman Systems Corporation Micro-beam shaping optics (MBSO)
US11209641B2 (en) 2018-12-31 2021-12-28 Beijing Voyager Technology Co., Ltd. Micromachined mirror assembly having reflective layers on both sides

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020071169A1 (en) * 2000-02-01 2002-06-13 Bowers John Edward Micro-electro-mechanical-system (MEMS) mirror device
US6625346B2 (en) * 2001-03-19 2003-09-23 Capella Photonics, Inc. Reconfigurable optical add-drop multiplexers with servo control and dynamic spectral power management capabilities

Also Published As

Publication number Publication date
US20080049292A1 (en) 2008-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9575313B2 (en) Optical deflector including mirror with extended reinforcement rib coupled to protruded portions of torsion bar
EP1757972B1 (en) Micro-mirror device and array thereof
JP4581453B2 (ja) Mems素子、光学mems素子、回折型光学mems素子、並びにレーザディスプレイ
US6778728B2 (en) Micro-electro-mechanical mirror devices having a high linear mirror fill factor
JP4347654B2 (ja) 可変形状反射鏡及びその製造方法
CN107942509B (zh) 一种具有分布式弹性结构的微镜
JP2003029172A (ja) 光スイッチ
US8570637B2 (en) Micromechanical element
JP4771059B2 (ja) 走査装置及びその製作方法
JP2014035429A (ja) 光偏向器
JP4495095B2 (ja) マイクロミラー装置およびミラーアレイ
JPWO2015145943A1 (ja) 光走査デバイス
US7261430B1 (en) Thermal and intrinsic stress compensated micromirror apparatus and method
JP2013068678A (ja) 光偏向器および光偏向器アレイ
JP2008051992A (ja) マイクロミラーアレイデバイス
US6985279B1 (en) MEMS mirror with drive rotation amplification of mirror rotation angle
JPH0560993A (ja) 光偏向器
JP4360923B2 (ja) マイクロミラー装置
JP4227531B2 (ja) ヒンジ構造
JP2011197605A (ja) 2次元光スキャナ
JP4461918B2 (ja) 可動ミラーデバイス、分散補償器、利得等化器、及び光adm装置
JP2008176268A (ja) 光波面制御装置およびその製造方法
CN111751923B (zh) 一种光纤及扫描光成像显示装置
JP5416185B2 (ja) ミラーアレイ、ミラー素子およびミラーアレイのアライメント方法
JP4038208B2 (ja) マイクロミラーユニット及びその製造方法並びに該マイクロミラーユニットを用いた光スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091110