JP2008050318A - δ−バレロラクトン誘導体の製造方法 - Google Patents

δ−バレロラクトン誘導体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008050318A
JP2008050318A JP2006229396A JP2006229396A JP2008050318A JP 2008050318 A JP2008050318 A JP 2008050318A JP 2006229396 A JP2006229396 A JP 2006229396A JP 2006229396 A JP2006229396 A JP 2006229396A JP 2008050318 A JP2008050318 A JP 2008050318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
epoxy
valerolactone
methyl
mevalolactone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006229396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5085074B2 (ja
Inventor
Osamu Nakayama
修 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP2006229396A priority Critical patent/JP5085074B2/ja
Publication of JP2008050318A publication Critical patent/JP2008050318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5085074B2 publication Critical patent/JP5085074B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

【課題】高純度で入手容易な原料から、簡便な操作で、工業的に製造可能な方法で高純度のメバロラクトン等のδ−バレロラクトン誘導体を製造する方法の提供。
【解決手段】特定のエポキシアルコールを、コバルト化合物の存在下、一酸化炭素と反応させることを特徴とする式(2)
Figure 2008050318

(式中、R〜Rは前記と同義である)で表されるδ−バレロラクトン誘導体の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、δ−バレロラクトン誘導体の製造方法、特にメバロラクトンの製造方法に関する。
本発明で得られるメバロラクトンは、天然イソプレノイドの前駆体として知られており、医薬、農薬、化粧品あるいは食品添加物の中間体として有用であり、またエレクトロニクス関連におけるレジスト素材原料としても有用である(特開平10−78658号公報参照)。
メバロラクトンの製造方法に関しては、従来からさまざまな製法が提案されている。例えば、3−メチルペンタン−1,3,5−トリオールを原料として製造する方法としては、(1)タングステン化合物の存在下、過酸化水素で酸化する方法(特許文献1)、(2)臭化水素酸などのハロゲン酸又はその塩と、亜硫酸水素ナトリウムなどの還元性無機化合物から構成された酸化剤により酸化する方法(特許文献2)、(3)臭化ナトリウムの存在下、過酢酸で酸化する方法(非特許文献1)が知られている。また、4−ヒドロキシ−2−ブタノンとブロモアセチルブロマイドから合成した3−オキソブチルブロモアセテートを原料として遷移金属を用いて環化する方法(特許文献3)も知られている。
特開2004−123588号公報 特開2002−173491号公報 Bull.Chem.Soc.Jpn.,65,703(1992) 特開2000−80090号公報
上記(1)〜(3)の方法では、反応終了後における生成物の単離の際、各酸化剤の分解除去や洗浄操作が必要であり、且つ洗浄操作ならびに抽出操作が水が混在する系で行われるが、この際メバロラクトンの水への溶解性が高いことからメバロラクトンのロスが多くなることが予想され、これを回避するために抽出操作の回数や使用する溶媒量を多くすることが必要となるなど、操作が煩雑になる問題点も有する。更に、これらの方法には、該原料を工業的に高純度品として入手することが困難であるため、原料中の不純物或いはそれに由来する副生成物のため製品純度が低くなる、又は副生成物の除去が必要となり煩雑な精製操作が必要となる等の問題がある。また、上記(4)の方法は、原料に対して等モル以上の金属試薬を必要とし、多量の金属を含む廃液が発生するという問題を有しており、工業的な製造方法としては改良の余地を有する。
しかして本発明の目的は、上記した背景技術の問題点を解決するため、高純度で入手容易な原料から、簡便な操作で、工業的に製造可能な方法で高純度のメバロラクトン等のδ−バレロラクトン誘導体を製造する方法を提供することにある。
本発明によれば、上記目的は式(1)
Figure 2008050318
(式中、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6の分岐していてもよいアルキル基、炭素数2〜6の分岐していてもよいアルケニル基、又は炭素数6〜12のアリール基を表す)
で表されるエポキシアルコールを、コバルト化合物の存在下、一酸化炭素と反応させることを特徴とする式(2)
Figure 2008050318
(式中、R〜Rは前記と同義である)
で表されるδ−バレロラクトン誘導体の製造方法によって達成される。
上記反応はアゾール化合物の存在下に行うのが好ましく、アゾール化合物は置換若しくは無置換のイミダゾールであるのが好ましく、エポキシアルコールは3,4−エポキシ−3−メチルブタノールであるのが好ましく、上記反応はエーテル溶媒中で行うのが好ましく、エーテルは環状エーテル、特にテトラヒドロフランであるのが好ましい。
本発明によれば、高純度で入手容易な原料から、簡便な操作で、工業的に製造可能な方法で高純度のメバロラクトン等のδ−バレロラクトン誘導体を製造することができる。
本発明の製造方法はコバルト化合物の存在下、式(1)で表されるエポキシアルコールと一酸化炭素とを反応させることによって実施することができる。
上記式(1)及び(2)において、炭素数1〜6の分岐していてもよいアルキル基としては炭素数1〜4の分岐していてもよいアルキル基が好ましく、メチル基、エチル基がより好ましい。炭素数1〜6の分岐していてもよいアルキル基として具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などが挙げられる。上記式(1)及び(2)において、炭素数2〜6の分岐していてもよいアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基などが挙げられ、炭素数6〜12のアリール基としてはフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基などが挙げられる。
本発明の製造方法で原料として使用する式(1)で表されるエポキシアルコールとして具体的には、3、4−エポキシ−1−ブタノール、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノール、4,5−エポキシ−2−ペンタノール、3,4−エポキシ−1−ペンタノール、3,4−エポキシ−2,2−ジメチル−1−ブタノール、3,4−エポキシ−1−フェニル−1−ブタノール、3,4−エポキシ−3−メチル−1−フェニル−1−ブタノール、5,6−エポキシ−4−フェニル−3−ヘキサノール、5,6−エポキシ−5−メチル−3−ヘキサノール、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ペンタノール、3,4−エポキシ−1,2−ジフェニル−1−ブタノールなどが挙げられ、本発明の製造方法で得られる式(2)で表されるδ−バレロラクトン誘導体として具体的には、上記原料に対応する、3−ヒドロキシ−δ−バレロラクトン、メバロラクトン、3−ヒドロキシ−5−メチル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−2−メチル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−5−フェニル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−3−メチル−5−フェニル−δ−バレロラクトン、5−エチル−3−ヒドロキシ−4−フェニル−δ−バレロラクトン、5−エチル−3−ヒドロキシ−3−メチル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−δ−バレロラクトン、3−ヒドロキシ−4,5−ジフェニル−δ−バレロラクトンなどが挙げられる。
なお、本発明の製造方法で原料として使用する式(1)で表されるエポキシアルコールは、そのものを市場で購入できる場合があり、また対応するオレフィンアルコールのエポキシ化により製造することができる。例えば、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールは3−メチル−3−ブテン−1−オールの過酸化水素によるエポキシ化により製造することができる(特開2004−209449号公報参照)。
本発明の製造方法で使用するコバルト化合物としては、ヒドロエステル化反応で用いられる従来公知のコバルトカルボニル化合物が挙げられる。例えば、ジコバルトオクタカルボニル、テトラコバルトドデカカルボニル、テトラカルボニルコバルト酸ナトリウム、コバルトヒドロカルボニル、ヘキサカルボニルビス(トリ−n−ブチルホスフィン)二コバルトなどが挙げられ、好ましくはジコバルトオクタカルボニルが用いられる。
また、ジコバルトオクタカルボニルとしては、公知の方法で製造されたもの、或いは炭酸コバルト、水酸化コバルト、酸化コバルト又はこれらの混合物などの無機コバルト化合物、その他有機酸のコバルト化合物などの有機コバルト化合物を原料として、反応系内でジコバルトオクタカルボニルを発生させた溶液も用いることができる(特公昭55−22418号公報参照)。
コバルト化合物の使用量は、式(1)で表されるエポキシアルコール1モルに対して0.001〜0.5モルであるのが好ましく、0.01〜0.2モルであるのがより好ましい。
本発明の製造方法における反応はアゾール化合物の存在下に行うことが好ましい。アゾールの存在下では、反応を低一酸化炭素圧力で行うことができる。
本発明で使用するアゾール類としては、イミダゾール、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、4−フェニルイミダゾール、1−アセチルイミダゾールなどの無置換或いは置換イミダゾール;ピラゾール、1−メチルピラゾール、3−メチルピラゾールなどの無置換又は置換ピラゾール;トリアゾール、テトラゾールなどの窒素原子を3個以上含む複素5員環化合物;オキサゾール、チアゾールなどの窒素以外に酸素や硫黄原子を含む複素5員環化合物;ベンゾイミダゾール、インダゾールなどのベンゼン環などがアゾール環に縮合した縮合環などが挙げられる。これらの中でも、無置換若しくは置換イミダゾールが好ましい。
アゾール化合物の使用量は、コバルト金属原子1モルに対して0.5〜10モル、好ましくは1〜5モルである。
本発明の製造方法における反応は溶媒中で又は溶媒の非存在下で行うことができるが、溶媒中で行うことが好ましい。溶媒としてはエーテル化合物、アルコール、芳香族炭化水素などを用いることができるが、エーテル化合物が好ましい。エーテル化合物中で反応を行うことにより選択率が向上する。
エーテル化合物としては、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサンなどの環状エーテル;ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、ジイソプロピルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテルなどが挙げられる。中でも、反応速度及び選択性の観点から、環状エーテルが好ましく、テトラヒドロフランが特に好ましい。アルコールとしてはメタノール、エタノールなど、芳香族炭化水素としてはベンゼン、トルエンなどを用いることができる。
本発明で使用する一酸化炭素は、それ単独で供することもできるし、窒素、アルゴン等の不活性ガスと混合して反応に供することもできる。一酸化炭素の圧力は、前述したアゾール化合物を用いない場合、10〜30MPaが好ましく、前述したアゾール化合物を用いる場合、0.5〜10MPaが好ましく、2〜8MPaがより好ましい。
本発明の反応温度は、前述したアゾール化合物を添加しない場合50〜150℃、前述したアゾール化合物を添加する場合20〜130℃が好ましく、40〜100℃がより好ましい。
本反応の目的生成物であるδ−バレロラクトン誘導体の単離は触媒の分離及び反応液の濃縮によって行うことができる。触媒の分離方法としては特に制限されないが、酸素や空気によりコバルト化合物を酸化させて生じた固形物をろ別する方法、多価カルボン酸を加えて生じるコバルト原子を含む固形物をろ別する方法、キレート樹脂、活性炭等に吸着させる方法、カラムクロマトグラフィーなどを使用することができ、また蒸留など通常用いられる金属触媒の分離方法も使用できる。
本反応で得られる単離生成物は、通常充分な純度を有しているので特に精製の必要は無いが、更に高純度の物を得るために精製を行う場合は、蒸留、カラムクロマトグラフィー、再結晶等の通常用いられる有機化合物の精製方法を用いることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらにより制限されるものではない。
<実施例1>
窒素置換した内容積50mLの三つ口フラスコに、イミダゾール0.33g(4.80mmol)、脱気したTHF20mLを順次入れ、マグネチックスターラーにて攪拌し、イミダゾールが完全に溶解したことを確認後、ジコバルトオクタカルボニル0.82g(2.40mmol)を入れた。気体の発生が終了し、液が均一になるまで攪拌した(以後、調製液Aと呼ぶ)。
内容積100mLのオートクレーブに、窒素気流下で、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノール17.92g(175.5mmol)と脱気したTHF20.0mLの混合溶液、調製液Aを順次入れ、脱気したTHFを更に12.5mL(THF全量52.5mL)入れた。一酸化炭素1.0MPaでオートクレーブを3回置換し、最後に一酸化炭素を4.0MPaに加圧し、80℃にて1.1時間反応させた。反応容器の温度を室温に、圧力を常圧に戻してから、反応容器を窒素1.0MPaで2回置換した後、反応液を200mLの三つ口フラスコに移した。反応液を分析すると、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は99.7%、メバロラクトンの選択率は95.9%(反応収率95.6%)であった。
該反応液に、攪拌下、20mL/minで空気を3時間バブリングし、生成した固体をろ別し、ろ液を減圧濃縮することで、メバロラクトンを21.79g(純度96.1%、160.9mmol、収率91.7%)得た。
<実施例2>
実施例1において、溶媒としてTHFの代わりに1,2−ジメトキシエタンを使用し、反応時間を4.2時間とした以外は、実施例1と同様に操作した。3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は88.3%、メバロラクトンの選択率は95.5%(反応収率84.3%)であった。
<実施例3>
実施例1において、イミダゾールを使用せず、温度を100℃、一酸化炭素圧力を20.0MPa、反応時間を5.3時間とした以外は、実施例1と同様に操作した。3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は67.2%、メバロラクトンの選択率は98.9%(反応収率66.5%)であった。
<比較例1>
メカニカルスターラー、温度計、滴下漏斗、冷却管を付した1Lの5つ口フラスコを窒素置換し、純度88.0%の3−メチルペンタン−1、3、5−トリオール134.2g(0.880mol)、水75mLを入れ、15分攪拌した後、攪拌下にタングステン酸ナトリウム・2水和物3.30g(0.010mol)、水20mLを入れ、オイルバスで80℃に昇温した。35%過酸化水素水237.7g(2.45mol)を、温度が80〜100℃に保たれるように23時間かけてフィードした。フィード終了後、温度を90℃に保ったまま更に7.5時間攪拌した。ガスクロマトグラフィーによる分析にて反応終了を確認後、水浴につけて25℃まで下げた後、亜硫酸ナトリウムを過酸化物定量試験紙(商品名:QUANTOFIX パーオキシド25(シグマ−アルドリッチ))で過酸化物を検出できなくなるまで少しずつ加えた。400mLの酢酸エチルで8回抽出した後、全有機層を合わせて、減圧濃縮し、メバロラクトンを94.2g(純度79.4%、0.723mol、収率82.2%)得た。
上記の粗メバロラクトンを、回転薄膜式蒸留装置(SHIBATA MS−300特型、受器部(低沸側、高沸側))に圧力92〜107Pa、バス温度140℃にて15分でフィードし、高沸側の受器に得られた物を再度、同装置に圧力92〜127Pa、バス温度167℃にて12分でフィードして低沸側の受器に50.8gのメバロラクトン(純度96.3%、0.376mol)を得た(反応からの総収率42.7%)。
上記の通り、本比較例の反応で得られたメバロラクトンの純度は低く、精製のために、蒸留操作が必要であった。
<実施例4>
実施例1において、溶媒としてテトラヒドロフランの代わりにエタノールを使用し、反応時間を1.3時間とした以外は、実施例1と同じ方法で行った。3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は97.0%、メバロラクトンの選択率は60.9%(反応収率59.1%)であった。
<実施例5>
実施例1において、溶媒としてテトラヒドロフランの代わりにメタノールを使用し、反応時間を4時間とした以外は、実施例1と同様に操作した。3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は73.0%、メバロラクトンの選択率は74.0%(反応収率54.0%)であった。
<実施例6>
実施例1において、溶媒としてテトラヒドロフランの代わりにトルエンを使用し、反応時間を4.4時間とした以外は、実施例1と同様に操作した。3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールの変換率は59.2%、メバロラクトンの選択率は93.3%(反応収率55.2%)であった。

Claims (6)

  1. 式(1)
    Figure 2008050318

    (式中、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜6の分岐していてもよいアルキル基、炭素数2〜6の分岐していてもよいアルケニル基、又は炭素数6〜12のアリール基を表す)
    で表されるエポキシアルコールを、コバルト化合物の存在下、一酸化炭素と反応させることを特徴とする式(2)
    Figure 2008050318
    (式中、R〜Rは前記と同義である)
    で表されるδ−バレロラクトン誘導体の製造方法。
  2. 反応をアゾール化合物の存在下に行う請求項1記載の方法。
  3. アゾール化合物が置換若しくは無置換イミダゾールである請求項2記載の方法。
  4. エポキシアルコールが3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブタノールである請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 反応をエーテル溶媒中で行う請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. エーテルが環状エーテルである請求項5記載の方法。
JP2006229396A 2006-08-25 2006-08-25 δ−バレロラクトン誘導体の製造方法 Active JP5085074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006229396A JP5085074B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 δ−バレロラクトン誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006229396A JP5085074B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 δ−バレロラクトン誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050318A true JP2008050318A (ja) 2008-03-06
JP5085074B2 JP5085074B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=39234692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006229396A Active JP5085074B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 δ−バレロラクトン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5085074B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4968817A (en) * 1984-07-27 1990-11-06 National Distillers And Chemical Corporation Manufacture of gamma-crotonolactone by carbonylation of glycidol
JPH0665223A (ja) * 1992-06-29 1994-03-08 Shell Internatl Res Maatschappij Bv エポキシドのカルボニル化方法
JP2000281695A (ja) * 1999-03-09 2000-10-10 Samsung Electronics Co Ltd エポキシド誘導体のカルボニル化方法
US20020065439A1 (en) * 2000-02-03 2002-05-30 Byeong-No Lee Process for preparing 1,3-alkanediol from epoxide derivative
JP2005520510A (ja) * 2002-03-14 2005-07-14 ザ スクリプス リサーチ インスティチュート 生体活性化合物を製造するためのシントンの合成

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4968817A (en) * 1984-07-27 1990-11-06 National Distillers And Chemical Corporation Manufacture of gamma-crotonolactone by carbonylation of glycidol
JPH0665223A (ja) * 1992-06-29 1994-03-08 Shell Internatl Res Maatschappij Bv エポキシドのカルボニル化方法
JP2000281695A (ja) * 1999-03-09 2000-10-10 Samsung Electronics Co Ltd エポキシド誘導体のカルボニル化方法
US20020065439A1 (en) * 2000-02-03 2002-05-30 Byeong-No Lee Process for preparing 1,3-alkanediol from epoxide derivative
JP2005520510A (ja) * 2002-03-14 2005-07-14 ザ スクリプス リサーチ インスティチュート 生体活性化合物を製造するためのシントンの合成

Also Published As

Publication number Publication date
JP5085074B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10266469B2 (en) Process for preparing terpinene-4-ol
EP2079706A1 (en) Method for preparing medetomidine and its salts
EP2360135B1 (en) Method for manufacturing neuraminic acid derivatives
CA2659153A1 (en) Processes for preparing intermediate compounds useful for the preparation of cinacalcet
Wagh et al. Direct allylic amination of allylic alcohols with aromatic/aliphatic amines using Pd/TPPTS as an aqueous phase recyclable catalyst
CN101440100A (zh) 一种合成环丙基硼酸的新工艺
FR2485518A1 (fr) Procede de production de l&#39;ethylene-glycol et de ses esters carboxyliques par hydrogenation catalytique du glycolaldehyde
CN107456995A (zh) 羰化催化剂、其制备方法及其应用
CN105837416A (zh) 一种铜配合物催化醇类选择性氧化制备醛或酮的方法
US20050267311A1 (en) Method for producing 3, 5-di-tert-butyl-4-hydroxybenzoic acid
JP5421521B2 (ja) γ―ブチロラクトン誘導体の製造方法
EP0031784B1 (fr) Procédé de préparation de carboxylates d&#39;éthyle à partir de leurs homologues inférieurs
JP5085074B2 (ja) δ−バレロラクトン誘導体の製造方法
JPWO2017014214A1 (ja) 4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノール化合物の製造方法
JP2008291008A (ja) 2,5−ジメチルアセトフェノン誘導体、2,5−ジメチルアセトフェノン誘導体から得られる2,5−ジメチルフェニル酢酸及びその誘導体の製造方法
JP2016537420A (ja) エステルの合成方法および該合成のための触媒
Yuan et al. A green and recyclable CuSO4· 5H2O/ionic liquid catalytic system for the CO2-promoted hydration of propargyl alcohols: an efficient assembly of α-hydroxy ketones
JP2005247694A (ja) イオン性液体を用いたグリコール酸およびそのエステルの製造方法
EP1308432B1 (en) Process for the preparation of 5- (4-chlorophenyl)-methyl|-2,2-dimethylcyclopentanone
JP2004231542A (ja) β−ヒドロキシエステルの製法及びコバルトカルボニル化合物の製法
JP2009292726A (ja) ヒドラゾン類の製造法
TW591012B (en) Process for producing 5-[(4-chlorophenyl)methyl]-2,2-dimethylcyclopentanone
JP4045604B2 (ja) 2−メチルイミダゾールの製造法
RU2256655C1 (ru) Способ получения 1-(4-хлорфенил)-3-(1,2,4-триазол-1-ил-метил)-4,4-диметилпентан-3-ола
JP2008214329A (ja) 新規ヨードベンゼン誘導体,およびそれを用いたカルボニル化合物のα−スルホニルオキシ化法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5085074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3