JP2008050161A - エレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造 - Google Patents

エレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造 Download PDF

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博之 伊藤
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Abstract

【課題】施工する際、エレベータ昇降路の床面に設置した油圧ジャッキ本体から上方に突出するロッドが損傷するのを防止するエレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造を提供する。
【解決手段】エレベータ昇降路10の床面10aにエレベータ籠2を昇降させるための伸縮自在な多段式のロッド31を有する油圧ジャッキ3を設置するエレベータ装置において、施工する際に床面10aに設置した油圧ジャッキ本体30から上方に突出する各ロッド31に該各ロッド31を覆うロッド保護カバー4をそれぞれ取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造に関するものである。
従来より、エレベータ籠を油圧ジャッキで昇降させるエレベータ装置が使用されている(例えば特許文献1参照)。これは、エレベータ昇降路の床面に、エレベータ籠を昇降させる油圧ジャッキを設置し、油圧ジャッキの側方にエレベータ籠の昇降をガイドするためのガイドレールを配設したものである。図5に示すように、油圧ジャッキ3は、床面に設置した油圧ジャッキ本体から上方に向けて多段式のロッド31が伸張したり収縮したりするもので、これによりエレベータ籠が昇降するものである。
ところで、このようなエレベータ装置は、施工する際、油圧ジャッキ3に関する施工順序にあっては、先にエレベータ昇降路の床面に油圧ジャッキ本体30を設置し、その後、エレベータ籠と油圧ジャッキ3の最上段のロッド31とを接続するのである。このため、油圧ジャッキ本体30を設置してからエレベータ籠と接続するまでの間、他の作業によって、設置した油圧ジャッキ本体30から上方に突出するロッド31が損傷してしまったりする惧れがあるものであった。
特開平7−309550号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施工する際、エレベータ昇降路の床面に設置した油圧ジャッキ本体から上方に突出するロッドが損傷するのを防止するエレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、エレベータ昇降路10の床面10aにエレベータ籠2を昇降させるための伸縮自在な多段式のロッド31を有する油圧ジャッキ3を設置するエレベータ装置において、施工する際に床面10aに設置した油圧ジャッキ本体30から上方に突出する各ロッド31に該各ロッド31を覆うロッド保護カバー4をそれぞれ取り付けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、施工時の油圧ジャッキ3のロッド31の保護が可能となる。
また請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、ロッド保護カバー4をロッド31の上端部に取り付けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、ロッド31への取り付けがロッド31の上端部のみで済んで容易となる。
また請求項3に係る発明にあっては、請求項1又は2に係る発明において、ロッド保護カバー4はロッド31の軸と交わる方向に分割可能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、環状取付部41をロッド31の軸端から被嵌することなく、ロッド31の軸の側方から取り付けることが可能となり、より一層容易にロッド31に取り付けることができる。
本発明にあっては、ロッド保護カバーをロッドに取り付けることで、施工する際、エレベータ昇降路の床面に油圧ジャッキ本体を設置してからエレベータ籠と油圧ジャッキの最上段のロッドとを接続するまでの間、他の作業によって、設置した油圧ジャッキ本体から上方に突出するロッドの表面が損傷し、メッキが剥がれて表面の平滑性が損なわれたり、油が漏れるといった不具合が発生する、といったことを防止することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。まず、エレベータ装置の基本的な構成について図3、図4に基づいて説明する。
建物躯体1のエレベータ設置箇所には、建物の上下方向の全長に亙るようにエレベータ昇降路10が設けられるが、地面に設けた基礎上にエレベータ用骨組11を立設することによりエレベータ昇降路10が形成される。このエレベータ昇降路10にはエレベータ籠2が上下に昇降自在に内装されており、エレベータ籠2が上下に昇降して各階で停止するようになっている。本例の場合、一階と二階に停止するようになっている。
エレベータ籠2は、籠支持部材12にて支持されて上下に昇降するようになっている。この籠支持部材12は略L字状に形成されており、この上にエレベータ籠2の底面を載設して固定してある。この籠支持部材12は昇降手段としての油圧ジャッキ3にて上下に昇降するようになっており、籠支持部材12と一緒にエレベータ籠2が上下に昇降するようになっている。エレベータ昇降路10には籠支持部材12と一緒にエレベータ籠2が上下に昇降するようになっているが、籠支持部材12の縦支持部の両側に対応する位置で上下全長に亙って後述するガイドレール18を立設してあり、籠支持部材12の縦支持部の両側にはガイド溝(図示せず)を設けてあり、ガイド溝をガイドレール18に摺動自在に嵌合することで籠支持部材12の昇降をガイドしている。この一対のガイドレール18は基礎上に立設されるが、ガイドレール18の上下方向の適所をブラケット16にて支持してある。
この一対のガイドレール18間には後述する油圧ジャッキ3が配置され、油圧ジャッキ3のロッド31の伸縮にて籠支持部材12を介してエレベータ籠2を上下に昇降させるようになっている。そして、油圧ジャッキ3の側方に、エレベータ籠2の昇降をガイドするためのガイドレール18を配設する。ガイドレール18を固定するにあたっては、油圧ジャッキ3設置台の側面、すなわち本実施形態では油圧ジャッキ3設置台の長手方向の側面に沿って、この油圧ジャッキ3設置台から上方に突出するようにガイドレール固定部材19を設けるものである。ガイドレール固定部材19はエレベータ昇降路10の床面10aに固定される。また、油圧ジャッキ3の上下方向の適所をブラケット16にて支持してある。図中の符号93はエレベータ籠2の内扉13、14及び15はそれぞれ一階及び二階の出入口である。
油圧ジャッキ3は、シリンダからなる油圧ジャッキ本体30より上方に向けて多段式のロッド31が伸張したり収縮したりするもので、油圧装置(図示せず)を駆動することでロッド31を上下に自在に伸縮させることで、最上段のロッド31に接続されるエレベータ籠2を上下に昇降させるようになっている。ロッド31は、最も収縮させた状態でも油圧ジャッキ本体30より上方に向けて突出して各ロッド31の側面が露出される状態となる。そして、エレベータ昇降路10の床面10aに設置した油圧ジャッキ本体30から上方に突出するロッド31を保護するロッド保護カバー4を設けるものである。
ロッド保護カバー4は、図1、図2に示すように、ロッド31を覆って露出部をなくす(但し最上段のロッド31の上端面は除く)ことで、ロッド31の表面に直接物が接触したり溶接時に発生する火花が接触したりするのを防止するものである。ロッド保護カバー4は、ロッド31の上端部の周囲に取り付けられる環状取付部41と、環状取付部41に取り付けられてロッド31を覆う主体となる覆い部42とからなる。環状取付部41は、円柱状をしたロッド31の上端部の周囲に被嵌されるもので、本実施形態では耐油性を有するニトリルゴムからなり、ロッド31の軸と交わる方向(略水平方向)に分割可能な二つの半割部41aで構成される。半割部41aは、平面視において半円環状をしたもので、内周面がロッド31の円周側面の半周部分に沿って接触し、両半割部41aを合わせるとロッド31の円周側面の全周に沿って接触する。本実施形態では、最上段のロッド31を除く各ロッド31の上端部にロッドカバー32が設けてあるため、環状取付部41はロッドカバー32の下側に隣接してロッド31の側面の上端部の周囲に取り付けられる。
覆い部42は、防炎シートからなるもので、上端部が環状取付部41の周方向の全周に亘って取り付けられるもので、本実施形態では上端部が半割部41aの全長(すなわち周方向の半周全部)に亘って取り付けられる。覆い部42の上下長さは、ロッド31の上下長さ、すなわち、多段式のロッド31のうち該ロッド保護カバー4が取り付けられるロッド31の収縮時に露出している側面の上下長さと略同じかそれより長く形成してあり、露出面がないようにしてある。覆い部42の上端部の長さは、該覆い部42が取り付けられる環状取付部41の周方向の長さ(各半割部41aにおいては半割部41aの長さ)となるが、下端部の長さは上端部の長さよりも長く、ロッド31に取り付けられた際に大略円錐台の側面状のように末広がり形状となるように形成してある。
半割部41aの連結については、本実施形態では、半割部41a同士は直接は連結されないが、半割部41aに取り付けられた覆い部42同士を連結する。覆い部42の側端部には、例えば面状ファスナーのような接続部43を設けておく。そして、二つの半割部41a同士をロッド31の側面の上端部にて合わせて環状にした状態で、二つの覆い部42の両方の側端部同士をそれぞれ接続部43にて接続する。この時二つの覆い部42を、ロッド31の周方向に引っ張り力が生じてロッド31に巻き付く力が生じるように接続することで、半割部41aとロッド31の側面とが圧接されてロッド保護カバー4がロッド31から脱落することがなく、また隙間も生じないものである。
また覆い部42の下端部は、折り返して縫い合わせてあり、強度を向上させると共に、重くして下端部が揺れるのを防止している。
本発明にあっては、ロッド保護カバー4をロッド31に取り付けることで、施工するにあたって、先にエレベータ昇降路10の床面10aに油圧ジャッキ本体30を設置し、その後、エレベータ籠2と油圧ジャッキ3の最上段のロッド31とを接続し、この間、他の作業によって、設置した油圧ジャッキ本体30から上方に突出するロッド31の表面が損傷し、メッキが剥がれて表面の平滑性が損なわれたり、油が漏れるといった不具合が発生するのを防止することができる。
また、ロッド保護カバー4を環状取付部41とシート状の覆い部42とで構成し、環状取付部41をロッド31の上端部に取り付けたことで、ロッド31への取り付けがロッド31の上端部のみで済んで容易となり、また、ロッド保護カバー4をロッド31の軸と交わる方向に分割可能としたことで、環状取付部41をロッド31の軸端から被嵌することなく、ロッド31の軸の側方から取り付けることが可能となり、より一層容易にロッド31に取り付けることができる。
本発明の一実施形態の要部の斜視図である。 (a)は同上の要部を説明する斜視図であり、(b)はロッド保護カバーの分解斜視図である。 エレベータ装置の全体概略断面図である。 (a)は同上のエレベータ装置の平断面図であり、(b)は下端部の側面図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
10 エレベータ昇降路
10a 床面
2 エレベータ籠
3 油圧ジャッキ
30 油圧ジャッキ本体
31 ロッド
4 ロッド保護カバー
41 環状取付部
41a 半割部
42 覆い部
43 接続部

Claims (3)

  1. エレベータ昇降路の床面にエレベータ籠を昇降させるための伸縮自在な多段式のロッドを有する油圧ジャッキを設置するエレベータ装置において、施工する際に床面に設置した油圧ジャッキ本体から上方に突出する各ロッドに該各ロッドを覆うロッド保護カバーをそれぞれ取り付けて成ることを特徴とするエレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造。
  2. ロッド保護カバーをロッドの上端部に取り付けて成ることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造。
  3. ロッド保護カバーはロッドの軸と交わる方向に分割可能として成ることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載のエレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造。
JP2006231363A 2006-08-28 2006-08-28 エレベータ装置の油圧ジャッキのロッド保護構造 Withdrawn JP2008050161A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010156410A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kirin Brewery Co Ltd 軸用カバー

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