JP2008049890A - ステアリングコラムのガタ防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】押圧部材の倒れや移動による打音の発生を防ぐことができるステアリングコラムのガタ防止構造を提供すること。
【解決手段】可動ジャケット5内に回動可能に配置されたステアリング軸の端部にステアリングホイールを結着して成るステアリングコラムの前記可動ジャケット5の外筒ハウジング2に対するガタの発生を防ぐガタ防止構造であって、外側に位置する外筒ハウジング2に2つの孔27を軸方向に離間させて形成し、これらの孔27に押圧部材29を嵌装するとともに、両孔27の軸方向中間にねじ孔28を形成し、該ねじ孔28に螺合するねじ32によって固定された板ばね31によって押圧部材29を付勢して該押圧部材29を可動ジャケット5の外周面に押圧せしめて構成されるステアリングコラムのガタ防止構造において、前記押圧部材29の周囲に、弾性体から成るスペーサ30を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車に備えられるステアリングコラムのガタ防止構造に関する。
自動車の操向装置であるステアリングコラムには、ドライバーがその体格に応じて最適な運転姿勢を確保することができるように、ステアリングホイールの上下方向ヘの傾動(チルト)やステアリング軸方向への進退(テレスコピック)が調整可能になっているものがある。
ところで、斯かるステアリングコラムにおいては、テレスコピックの可動構造部においてガタが発生すると、ステアリングホイールを操作するドライバーに不快感を与えるばかりか、ステアリングホイールの支持剛性が低下するため、エンジン振動や不整地走行時の車体振動等によってステアリングホイールが振動し、ドライバーの操舵感覚が害されるとともに、自動車自体の商品性が低下する。
そこで、本出願人は、上記ガタの発生を防ぐための構造を先に提案した(特許文献1参照)。そのガタ防止構造を図8〜図10に示す。
即ち、図8は従来のガタ防止構造を示す部分側断面図、図9は図8のE−E線断面図、図10は図8のF−F線断面図であり、これらの図において、102は車体側に固定された円筒状の外筒ハウジングであって、この外筒ハウジング102の外には円筒状の可動ジャケット105が摺動自在に嵌合されている。尚、可動ジャケット105には不図示のステアリング軸が回転可能に連結され、このステアリング軸の端部には不図示のステアリングホイールが結着されている。
又、前記外筒ハウジング102の外周面の一部には軸方向に長い台座102aが一体に形成されており、この台座102aには、2つの矩形孔127が軸方向に離間して形成されるとともに、これらの矩形孔127の軸方向中間にはねじ孔128が形成されている。そして、前記可動ジャケット105の一部には軸方向に長い長孔105aが形成されている。
外筒ハウジング102の台座102aに形成された2つの前記矩形孔127の各々にはブロック状の押圧部材129が外側から嵌装され、これらの押圧部材129には板ばね131が上から被せられ、この板ばね131が前記ねじ孔128に螺合するねじ132によって台座102aに固定されることとによって、両押圧部材129は、板ばね131の付勢力によって可動ジャケット105の外周面に所定の力で押圧される。
ここで、図10に示すように、各押圧部材129の内面は、可動ジャケット105の外周面の曲率に合わせて円弧曲面状に形成されており、板ばね131が当接する外面は、軸方向に傾斜するテーパ面とされている。そして、板ばね131は、その両端部が両押圧部材129の外周面を押圧している。
又、図8及び図9に示すように、可動ジャケット105に形成された前記長孔105aには、ねじ132の外筒ハウジング102の内側に突出する先端部が嵌合しており、これによって可動ジャケット105の回り止めとストロークの規制がなされている。
而して、以上の押圧部材129と板ばね131及びねじ132によってガタ防止構造が構成されるが、このガタ防止構造によれば、板ばね131によって押圧部材129が可動ジャケット105の外周面を直接押圧するようにしたため、可動ジャケット105の外筒ハウジング102に対するガタの発生が防がれる。
特開2005−104180号公報
ところが、上記従来のガタ防止構造においては、各押圧部材129と矩形孔127との間に隙間が存在するため、各押圧部材129が矩形孔127内で倒れたり移動し、このために不快な打音が発生するという問題があった。
従って、本発明の第1の目的とする処は、押圧部材の倒れや移動による打音の発生を防ぐことができるステアリングコラムのガタ防止構造を提供することにある。
又、図8〜図10に示す従来のガタ防止構造においては。各押圧部材129の外面が傾斜したテーパ面とされ、このテーパ面を板ばね131の端部を押圧する構成が採用されていたため、板ばね131の端部が各押圧部材129のテーパ面を押圧する位置によって該板ばね131のバネ力が変化してばらつき、両押圧部材129を可動ジャケット105に一定の力で押圧することができないという問題もあった。
従って、本発明の第2の目的とする処は、両押圧部材を常に一定の力で可動ジャケットの外周面に押圧して可動ジャケットの外筒ハウジングに対するガタの発生を確実且つ安定的に防ぐことができるステアリングコラムのガタ防止構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、外筒ハウジングに対して筒状の可動ジャケットを摺動自在に嵌合せしめ、該可動ジャケット内に回動可能に配置されたステアリング軸の端部にステアリングホイールを結着して成るステアリングコラムの前記可動ジャケットの前記外筒ハウジングに対するガタの発生を防ぐガタ防止構造であって、外側に位置する前記外筒ハウジングに2つの孔を軸方向に離間させて形成し、これらの孔に押圧部材を嵌装するとともに、両孔の軸方向中間にねじ孔を形成し、該ねじ孔に螺合するねじによって固定された板ばねによって前記押圧部材を付勢して該押圧部材を内側に位置する前記可動ジャケットの外周面に押圧せしめて構成されるステアリングコラムのガタ防止構造において、前記押圧部材の周囲に、弾性体から成るスペーサを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記外筒ハウジングに形成された2つ孔を円孔とするとともに、前記押圧部材を円柱状部材とし、該押圧部材の周囲に略円筒状の前記スペーサを被冠したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記押圧部材の頂部の中心部に半球形の突起を突設し、該突起に前記板ばねを当接させたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、可動ジャケットの外周面が押圧部材によって押圧されるために可動ジャケットの外筒ハウジングに対するガタの発生が防がれるが、押圧部材の周囲に、弾性体から成るスペーサを設けたため、押圧部材と外筒ハウジングの孔との間の隙間がスペーサによって埋められ、押圧部材が孔内で倒れたり、移動することがなく、押圧部材の倒れや移動による打音の発生が確実に防がれる。
請求項2記載の発明によれば、外筒ハウジングに形成された2つの孔を円孔とするとともに、これらの円孔に嵌装される押圧部材を円柱状部材としたため、外筒ハウジングへの孔加工(円孔加工)が外筒ハウジングに矩形孔を形成する従来の構造に比して容易となり、加工コストを低く抑えることができる。又、円柱状部材である押圧部材の周囲に略円筒状のスペーサを被冠した状態で、これらを外筒ハウジングの円孔に軽圧入して簡単に組み込むことができるため、組付性が高められる。
請求項3記載の発明によれば、板ばねは押圧部材の頂面の中心部に突設された半球形の突起に当接して押圧部材を可動ジャケットの外周面に押圧するため、該板ばねの押圧力にばらつきが生じず、押圧部材が常に一定の力で可動ジャケットの外周面に押圧され、可動ジャケットの外筒ハウジングに対するガタの発生が確実且つ安定的に防がれる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るガタ防止構造を備えるステアリングコラムの斜視図、図2は同ステアリングコラムの分解斜視図、図3は同ステアリングコラムの一部を半裁して示す断面図、図4は図3のA部拡大詳細図、図5は図4の矢視B方向の図(平面図)、図6は図3のC−C線断面図、図7は図3のD−D線断面図である。
本実施の形態に係るステアリングコラム1は、不図示のステアリングホイールの上下方向ヘの傾動(チルト)とステアリング軸方向への進退(テレスコピック)を電動によって調整可能としたものであって、以下のように構成されている。
即ち、図において、2は上下のブラケット3,4を介して車体側に固定された外筒ハウジングであり、この外筒ハウジング2内には円筒状の可動ジャケット5が摺動自在に嵌挿されている。
図3に示すように、上記可動ジャケット5内の軸心部には中間軸6が同心的に配されており、この中間軸6の下端部は、ベアリング7を介して前記外筒ハウジング2の内周部に回転自在に支承されている。そして、この中間軸6の外筒ハウジング2から下方へ延出する下端部は、図1に示す自在継手8を介して不図示の中間シャフトによりステアリングギヤボックスに連結されている。
又、図3に示すように、中間軸6の可動ジャケット5内に臨む上端部外周には、可動ジャケット5内の軸心部に同心的に配された円筒状の可動スリーブ9が軸方向に摺動自在にスプライン嵌合されており、この可動スリーブ9の上端部は自在継手10を介してアッパーシャフト11に連結されており、中間軸6と可動スリーブ9及びアッパーシャフト11によってステアリング軸が構成されている。尚、中間軸6の可動ジャケット5内に臨む中間部には、キーロックカラー12が嵌合保持されている。
ところで、上記アッパーシャフト11は、チルトハウジング13に2つのベアリング14,15を介して回転自在に挿通支持されており、その上端部には不図示のステアリングホイールが結着され、下端部は前記自在継手10を介して前記可動スリーブ9に連結されている。
他方、前記可動ジャケット5の上端部外周には連結部材16が嵌着されており、該連結部材16は、図2に示すように、その先端に一体に形成された左右一対のボス部16aに挿通螺合するチルト軸(ボルト)17(図1参照)によって前記チルトハウジング13に連結されている。従って、チルトハウジング13とこれに挿通支持されたアッパーシャフト11は、チルト軸17を中心として上下方向に傾動(チルト)することができるよう構成されている。
而して、以上の構成を有するステアリングコラム1においては、図1に示す駆動手段18によって可動ジャケット5及び可動スリーブ9が外筒ハウジング2に対して摺動してステアリングホイールのステアリング軸方向への進退(テレスコピック)が調整されるとともに、図1及び図3に示す駆動手段19によってチルトハウジング13及びこれに支持されたアッパーシャフト軸11がチルト軸17を中心として上下に回動してステアリングホイールの上下方向への傾動(チルト)が調整される。
ここで、一方の駆動手段18は、駆動源として電動モータ20を備えており、該電動モータ20の出力軸には不図示のウォームギヤが形成され、このウォームギヤは、ハウジング21内に挿入されたスクリュー軸22の一端に結着された不図示のウォームホイールが噛合している。尚、ハウジング21は、外筒ハウジング2に形成されたブラケット23に軸24によって回動可能に連結されている。
そして、前記スクリュー軸22には、前記連結部材16に一体に形成されたブロック状のスライダ25が挿通螺合している。
又、他方の駆動手段19も駆動手段18と同様に構成されており、駆動源としての電動モータ26の他、不図示のウォームギヤ、ウォームホイール、スクリュー軸、スライダ等を含んで構成されている。
次に、本発明に係るガタ防止構造について説明する。
前記外筒ハウジング2の外周面の一部には、図2及び図4に示すように、軸方向に長い平面視矩形状の台座2aが一体に形成されており、この台座2aには、2つの円孔27が軸方向に離間して形成されるとともに、これらの円孔27の軸方向中間にはネジ孔28が形成されている。
他方、前記可動ジャケット5の一部(外筒ハウジング2の前記台座2aに対応する部分)には、軸方向に長い長孔5aが形成されている。
而して、外筒ハウジング2の台座2aに形成された2つの前記円孔27の各々には円柱状の押圧部材29が外側から嵌装されており、この押圧部材29の周囲と円孔27との間にはゴム等の弾性体から成るスペーサ30が軽圧入によって設けられている。具体的には、各押圧部材29には略円筒状のスペーサ30が被冠されており、このスペーサ30は、押圧部材29と円孔27との間に介在している。
又、各押圧部材29の頂部の中央には半球形の突起29aが一体に突設されており、押圧部材29には板ばね31が上から被せられ、この板ばね31が前記ねじ孔28に螺合するねじ32によって台座2aに固定されることによって、該板ばね31の両端部が押圧部材29の頂部に突設された前記突起29aに当接し、各押圧部材29は、板ばね31の付勢力によって可動ジャケット5の外周面に所定の力で押圧される。
ここで、各押圧部材29の内面は、図7に示すように、可動ジャケット5の外周面の曲率に合わせて円弧曲面状に形成されている。
又、図2に示すように、板ばね31の長さ方向中央部には、ねじ32が挿通する円孔31aが形成されており、板ばね31は、両端部に向かって先細状に形成され、その両端部が両押圧部材29の頂面に突設された突起29aに当接して各押圧部材29を前述のように可動ジャケット5の外周面に押圧している。
更に、図3、図4及び図6に示すように、前記可動ジャケット5に形成された前記長孔5aには、ねじ32の前記外筒ハウジング2の内側に突出する先端部が嵌合せしめられている。
以上において、本発明に係るガタ防止構造は、2つの押圧部材29と、2つのスペーサ30と、1枚の板ばね31及び1本のねじ32の計6点の部品で構成されている。
次に、本発明に係るガタ防止構造を備えるステアリングコラム1の作用について説明する。
アッパーシャフト11の上端に結着された不図示のステアリングホイールをドライバーが回転操作すると、その回転はアッパーシャフト11、自在継手10、可動スリーブ9及び中間軸6を経て不図示のギヤボックスに伝達され、その回転はギヤボックスに内蔵された不図示のステアリングギヤ及び不図示のステアリングリンク機構によって車輪の転舵運動へと変換され、これによって自動車が所定の方向に操舵される。
ところで、ドライバーが運転姿勢を最適に保つためにステアリングホイールをステアリング軸方向へ進退(テレスコピック)させたい場合には、不図示の操作ボタンを操作して前記駆動手段18の駆動モータ20を何れかの方向に回転駆動する。すると、電動モータ20の回転は、不図示のウォームギヤ及びウォームホイールを経てスクリュー軸22に伝達されて該スクリュー軸22が回転駆動され、このスクリュー軸22の回転によってスライダ25及び可動ジャケット5がステアリング軸方向に移動する。このように可動ジャケット5がステアリング軸方向に移動すると、該可動ジャケット5に連結部材16及びチルト軸17を介して連結されたチルトハウジング13とこれに支持されたアッパーシャフト11及びステアリング軸に自在継手10を介して連結された可動スリーブ9が同方向に移動し、この結果、アッパーシャフト11に結着された不図示のステアリングホイールのステアリング軸方向への進退(テレスコピック)が調整される。尚、ステアリングホイールの進退量は、図1に示すポテンショメータ33によって検出される。
而して、本発明に係るガタ防止構造によれば、可動ジャケット5の外周面が押圧部材29によって押圧されるために可動ジャケット5の外筒ハウジング2に対するガタの発生が防がれるが、各押圧部材29の周囲に、弾性体から成るスペーサ30をそれぞれ設けたため、押圧部材29と外筒ハウジング2の円孔27との間の隙間がスペーサ30によって埋められ、押圧部材29が円孔27内で倒れたり、移動することがなく、押圧部材29の倒れや移動による打音の発生が確実に防がれる。
又、外筒ハウジング2に形成された2つの孔を円孔27とするとともに、これらの円孔27に嵌装される押圧部材29を円柱状部材としたため、外筒ハウジング2への孔加工(円孔加工)が外筒ハウジング102に矩形孔127を形成する従来の構造(図8参照)に比して容易となり、加工コストを低く抑えることができる。そして、円柱状部材である押圧部材29の周囲に略円筒状のスペーサ30を被冠した状態で、これらを外筒ハウジング2の円孔27に軽圧入して簡単に組み込むことができるため、組付性が高められる。
更に、板ばね31は押圧部材29の頂面の中心部に突設された半球形の突起19aに当接して押圧部材29を可動ジャケット5の外周面に押圧するため、該板ばね31の押圧力にばらつきが生じず、押圧部材29が常に一定の力で可動ジャケット5の外周面に押圧され、可動ジャケット5の外筒ハウジング2に対するガタの発生が確実且つ安定的に防がれる。
その他、可動ジャケット5に形成された長孔5aにねじ32の先端部を嵌合せしめたため、可動ジャケット5の回り止めとストロークの規制がなされる。
他方、ドライバーが運転姿勢を最適に保つためにステアリングホイールを上下方向に傾動(チルト)させたい場合には、不図示の操作ボタンを操作して前記駆動手段19の駆動モータ26を何れかの方向に回転駆動する。すると、電動モータ26の回転は、不図示のウォームギヤ及びウォームホイールを経てスクリュー軸に伝達されて該スクリュー軸が回転駆動され、このスクリュー軸の回転によってスライダ及びこれに連結されたチルトハウジング13とこれに挿通支持されたアッパーシャフト11がチルト軸17を中心として上下に傾動する。この結果、アッパーシャフト11に結着された不図示のステアリングホイールも上下に傾動してその高さ位置が調整される。
尚、以上においては、車体側に固定される外筒ハウジング2の内部に可動ジャケット5を摺動自在に嵌挿せしめて成るステアリングコラム1に対して本発明を適用した形態について述べたが、逆に可動ジャケット5を車体側に固定し、外筒ハウジング2を摺動自在に嵌合せしめて成るステアリングコラムに対しても本発明を同様に適用することができ、この場合にもガタ防止構造は外側に位置する外筒ハウジング2側に設けられる。
本発明は、ステアリングホイールのステアリング軸方向への進退(テレスコピック)が調整可能な自動車用のステアリングコラムに対して適用可能である。
本発明に係るガタ防止構造を備えるステアリングコラムの斜視図である。 本発明に係るガタ防止構造を備えるステアリングコラムの分解斜視図である。 本発明に係るガタ防止構造を備えるステアリングコラムの一部を半裁して示す断面図である。 図3のA部拡大詳細図である。 図4の矢視B方向の図(平面図)である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線断面図である。 従来のガタ防止構造を示す部分側断面図である。 図8のE−E線断面図である。 図8のF−F線断面図である。
符号の説明
1 ステアリングコラム
2 外筒ハウジング
3,4 ブラケット
5 可動ジャケット
5a 長孔
6 中間軸
7 ベアリング
8 自在継手
9 可動スリーブ
10 自在継手
11 アッパーシャフト
12 キーロックカラー
13 チルトハウジング
14,15 ベアリング
16 連結部材
17 チルト軸
18,19 駆動手段
20 電動モータ
21 ハウジング
22 スクリュー軸
23 ブラケット
24 軸
25 スライダ
26 電動モータ
27 円孔
28 ねじ孔
29 押圧部材
29a 突起
30 スペーサ
31 板ばね
32 ねじ
33 ポテンショメータ

Claims (3)

  1. 外筒ハウジングに対して筒状の可動ジャケットを摺動自在に嵌合せしめ、該可動ジャケット内に回動可能に配置されたステアリング軸の端部にステアリングホイールを結着して成るステアリングコラムの前記可動ジャケットの前記外筒ハウジングに対するガタの発生を防ぐガタ防止構造であって、外側に位置する前記外筒ハウジングに2つの孔を軸方向に離間させて形成し、これらの孔に押圧部材を嵌装するとともに、両孔の軸方向中間にねじ孔を形成し、該ねじ孔に螺合するねじによって固定された板ばねによって前記押圧部材を付勢して該押圧部材を内側に位置する前記可動ジャケットの外周面に押圧せしめて構成されるステアリングコラムのガタ防止構造において、
    前記押圧部材の周囲に、弾性体から成るスペーサを設けたことを特徴とするステアリングコラムのガタ防止構造。
  2. 前記外筒ハウジングに形成された2つの孔を円孔とするとともに、前記押圧部材を円柱状部材とし、該押圧部材の周囲に略円筒状の前記スペーサを被冠したことを特徴とする請求項1記載のステアリングコラムのガタ防止構造。
  3. 前記押圧部材の頂部の中心部に半球形の突起を突設し、該突起に前記板ばねを当接させたことを特徴とする請求項1又は2記載のステアリングコラムのガタ防止構造。
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