JP2008048018A - 通信端末装置、基地局および通信方法 - Google Patents

通信端末装置、基地局および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末装置がスリープモードになる時間を長くして消費電力を低減させる。
【解決手段】送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置において、受信部は、基地局から送信される受信信号を受信する。検出部は、受信部によって受信信号が受信されるDL101のタイミングを検出する。調整部は、送信信号を送信するUL102のタイミングを調整して、検出部によって検出されたDL101のタイミングとUL102のタイミングとを同期させる。送信部は、調整部によって調整されたUL102のタイミングに基づいて、基地局へ送信信号を送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、送信および受信で異なる周波数を使用して双方向の通信を行う通信端末装置、基地局および通信方法に関する。
従来、IP(Internet Protocol)を利用して、システム構築が安価なルータを経由した音声通話を実現するVoIP(Voice over IP)が用いられている。また、VoIPを移動体通信システムにおいても実現することが検討されている。このVoIPに、送信および受信で異なる周波数を使用することで双方向の通信を可能にする周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplexing)を適用することも検討されている。
また、VoIPにおいて、下り(DL:Down Link)データの受信と上り(UL:Up Link)データの送信とを定期的に行い、DLデータ(受信信号)の受信もULデータ(送信信号)の送信も行っていない場合にはスリープモードに移行する移動体通信システムが提案されている。
図20は、従来の移動体通信システムにおけるスケジューラ方式の概要を示す図である。図20において、横軸timeは時間軸である。また、DL101は通信端末装置がDL(Down Link)データを受信している時間帯を、UL102は通信端末装置がUL(Up Link)データを送信している時間帯を示す。
また、空白期間103は、通信端末装置がスリープモード(省エネ待機モード)となっている時間帯(以下、「スリープモード期間103」)を示す。図20に示すように、従来の通信システムにおいては、DLデータの受信およびULデータの送信の通信間隔Tを通信端末装置に通知し、通信端末装置はDL101およびUL102以外のスリープモード期間103にスリープモードに移行する(たとえば、特許文献1参照。)。
特表2003−503982号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、DL101とUL102のタイミングによって、DL101とUL102のタイミングが一致する(DL101とUL102が重なり合う)場合と一致しない場合がある。DL101とUL102のタイミングが一致する場合、図20におけるDL101とUL102が重なり合うため、スリープモード期間103が長くなる。
これに対して、たとえば図20に示す例では、DL101とUL102に時間差Δtが存在する。このような場合、通信端末装置はDL101とUL102のそれぞれの時間帯において起動しているため、スリープモード期間103が短くなり、DL101とUL102のタイミングが一致する場合と比べて消費電力が増加するという問題がある。
さらに、DL101とUL102の直前にはそれぞれDLデータの受信またはULデータの送信を行うためのトレーニング期間が必要であり、トレーニング期間中も通信端末装置が起動している。DL101とUL102のタイミングが一致する場合、DL101とUL102のそれぞれのトレーニング期間も一致することになる。これに対して、DL101とUL102のタイミングが一致しない場合、DL101とUL102のタイミングが一致する場合と比べてトレーニング期間が長くなるため、通信端末装置が起動している時間帯が長くなり、消費電力が増加するという問題がある。
本発明は、前述の従来の問題点を解決するもので、通信端末装置がスリープモードになる時間を長くして消費電力を低減させる通信端末装置、基地局および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる通信端末装置は、送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置において、基地局から送信される受信信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記受信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、送信信号を送信する送信タイミングを調整して、前記検出手段によって検出された前記受信タイミングと当該送信タイミングとを同期させる調整手段と、前記調整手段によって調整された前記送信タイミングに基づいて、前記基地局へ前記送信信号を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、DLデータの受信(DL101)とULデータの送信(UL102)のタイミングを同期させることができる。
また、本発明にかかる基地局は、複数の通信端末装置から送信される送信信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信される前記送信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出される、前記複数の通信端末装置に関する前記受信タイミングと、所望の受信タイミングと、の差異を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された、前記複数の通信端末装置に関する前記差異の情報を、対応するそれぞれの前記通信端末装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、複数の通信端末装置がそれぞれULデータの送信タイミングを遅延させることにより、基地局がULデータを受信する受信タイミングを同期させることができる。
以上説明したように、本発明にかかる通信端末装置、基地局および通信方法によれば、通信端末装置がスリープモードになる時間が長くなり、消費電力を低減させることができるという効果を奏する。また、時間、周波数、空間における通信端末装置間の直交分離の精度が向上し、セルスループットの向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信端末装置、基地局および通信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる通信端末装置のスケジューラ方式の概要を示す図である。図1に示すように、本発明にかかる通信端末装置は、DLデータの受信のタイミングと、ULデータの送信のタイミングとを継続して同期させる。すなわち、本発明にかかる通信端末装置は、図20で示したΔtを0とする。このため、図20に示したスケジューラ方式よりも通信端末装置のスリープモード期間103が長くなり、DLデータを受信し、またはULデータを送信するために通信端末装置が起動している時間帯が短くなる。なお、ここでいうスケジューラ方式とは、図1や図20に示すUL102のタイミング制御の方式である。
図2は、図1のDLおよびULを詳細に示す図である。図2に示すように、通信端末装置がDLデータを受信する直前およびULデータを送信する直前にはそれぞれトレーニング期間(training)201,202が存在する。DL101の直前のトレーニング期間201は、DLデータの復号を行うためのタイミング検出を行う期間である。
また、UL102の直前のトレーニング期間202は、ULデータの送信を行うためのタイミング検出と、ULデータの送信のために通信端末装置に割り当てられた周波数の検出とを行う期間である。なお、ULデータの送信を行うためのタイミング検出は、DLデータの復号を行うためのタイミング検出に基づいて行う。
ここで、トレーニング期間201,202の長さをτtr、実際に通信端末装置がDLデータを受信し、またはULデータを送信している期間の長さをτcomとする。図1に示した本発明によるスケジューラ方式の場合、DL101とUL102のタイミングが一致しているため、DL101とUL102とのそれぞれのトレーニング期間201,202も一致する。図2に示すように、DL101とUL102およびトレーニング期間201とトレーニング期間202とがそれぞれ完全に重なり合う場合、DLデータの受信とULデータの送信とを1回ずつ行う場合の通信端末装置の起動時間帯の長さはτtr+τcomとなる。
なお、図20に示したスケジューラ方式では、DL101とUL102のタイミングが一致していないため、DL101とUL102のそれぞれのトレーニング期間201,202が別個に必要となる。すなわち、DLデータの受信とULデータの送信とを1回ずつ行う場合の通信端末装置の起動時間帯の長さは2τtr+2τcomとなる。したがって、図1に示したスケジューラ方式の場合、図20に示したスケジューラ方式の場合と比べて起動時間帯の長さが半分程度となることが見込まれる。
図3は、本発明にかかる通信システムの通話開始処理を示すシーケンス図である。図3において、UE1およびUE2は、本発明にかかる通信システムの通信端末装置(UE:User Equipment)を示す。BS(Base Station)1およびBS2は、本発明にかかる通信システムの基地局を示す。ここでは、UE1が、UE2との音声通話を希望しており、UE1がBS1およびBS2を介してUE2と音声通話する場合について説明する。
また、ここではUE1とBS1、UE2とBS2との間ではそれぞれ無線通信が行われる場合について説明するが、UE2とBS2との間は無線通信ではなく有線通信であってもよい。BS1とBS2との間はCN(Core Network)で結ばれている。CNとは、大容量交換機と高速伝送機能を備えたネットワークである。
図3に示すように、まず、UE1が、VoIPによる音声通話を省エネモードで行う旨の要求を、BS1およびBS2に対して行う(ステップS301)。このステップS301によって、BS1は、UE1が省エネモードのVoIPによる音声通話を行うことができる旨の情報を得ることができる。つぎに、BS2が、UE2とのネットワーク接続の処理を開始し(ステップS302)、ネットワーク接続が完了してUE2との通信が確立すると(ステップS303)、BS2が、VoIPによる通話要求をUE2に対して行う(ステップS304)。
つぎに、UE2が、VoIPによる音声通話が可能であるか否かについてBS2に応答する(ステップS305)。ここでは、VoIPによる音声通話が可能である旨の応答をする場合について説明する。つぎに、BS2が、VoIPによる音声通話は省エネモード(本発明によるスケジューラ方式)で行う旨の要求をUE2に行う(ステップS306)。
つぎに、UE2が、VoIPによる通話を省エネモードで行えるか否かについてBS2に応答する(ステップS307)。つぎに、BS2が、UE2との接続が完了した旨およびVoIPによる通話が可能である旨の応答をBS1およびUE1に対して行う(ステップS308)。
つぎに、UE1およびUE2は、BS1およびBS2を介して、通信間隔T、パケットサイズ、割り当て周波数などのQoS(Quality of Service)指標を互いに規定する(ステップS309)。そして、上述したスケジューラ方式によって音声通話を開始し(ステップS310)、本発明にかかる通信システムの通話開始処理を終了する。
なお、ここでは、BS2はUE2に対して、VoIP要求(ステップS304)および省エネモード要求(ステップS306)を順次行うものとして説明したが、これらの要求は同時に行ってもよい。この場合、UE2は、VoIP可/否応答(ステップS305)および省エネモード可/否応答(ステップS307)を同時に行ってもよい。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる通信端末装置は、ULデータの送信タイミングをDLデータの受信タイミングに合わせることによって、図2で示したスケジューラ方式を実現する。たとえば、BS1からの周期的な共通報知情報の受信タイミングを基に、通信端末装置の送信タイミングを制御する。
図4は、実施の形態1にかかる通信端末装置が受信するDLデータのフレームフォーマットの一例を示す図である。図4に示すように、DLデータのフレーム400は、パイロットチャネル401と、スケジューラ管理チャネル402と、データチャネル403と、から構成されている。パイロットチャネル401およびスケジューラ管理チャネル402は共通チャネルによって実現されている。データチャネル403は、スケジューラによって特定の通信端末装置に割り当てられるチャネルによって実現されている。
通信端末装置は、パイロットチャネル401を用いてタイミング検出を行う。通信端末装置は、図2で示したトレーニング期間201,202においてもこのタイミング検出を行っている。また、通信端末装置は、パイロットチャネル401を用いてチャネル推定を行い、データチャネル403に対して適応変調を行う。また、通信端末装置は、スケジューラ管理チャネル402を用いて適応変調や通信端末装置の割り当て状況の通知を受ける。
横軸timeは時間軸であり、ここではパイロットチャネル401、スケジューラ管理チャネル402、データチャネル403の順番に時間多重されているが、順番はこの順番に限られない。Mは、このフレームのフレーム長(フレームを受信するために必要な時間)を示す。
なお、これらのチャネルの他にも、適応変調に必要な、伝搬路の品質に関するSINR(Signal−to−Interference and Noise Ratio)情報、CQI(Channel Quality Indicator)情報や、再送制御に必要な、データが正しく送信されたか否かに関するACK(Acknowledge)情報、NACK(Not Acknowledge)情報を送受信するチャネルも必要であるが、ここでは説明を省略する。
図5は、実施の形態1にかかる通信端末装置が受信タイミングを検出したDLデータを示す図である。図5に示すように、マルチパス環境下においては、同時に送信された電波が複数の経路を経由し、複数の異なるタイミングで通信端末装置に到着する。ここでは、最短距離を経由する先行波501に着目し、先行波501の到着時刻をt0とする。通信端末装置は、図2で示したトレーニング期間201,202においてこの時刻t0を判定する。
図6は、実施の形態1にかかる通信端末装置がULデータを送信するタイミングを示す図である。図6において、フレーム601は、基地局が、本通信端末装置とは別の通信端末装置に対して送信したフレームである。本通信端末装置は、このフレーム601のスケジューラ管理チャネル402に基づいて、つぎに送信されるフレーム602が本通信端末装置に対して送信されるフレームであると判断する。
そして、本通信端末装置は、フレーム601の先行波501の到着時刻t0からさらにフレーム601のフレーム長Mを考慮した時刻t0+MにULデータ603を送信する。これによって、本通信端末装置がDLデータのフレーム602を受信するタイミングと、本通信端末装置がULデータ603を送信するタイミングとが一致する。
図7は、実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、通信端末装置700は、アンテナ701と、Duplex702と、受信RF部703と、パスサーチ部704と、S/P変換部705と、チャネル推定部706と、スケジューラ管理情報判定部707と、f選択部708と、復調部709と、復号部710と、ULデータメモリ711と、UL適応変調設定部712と、符号化部713と、変調部714と、f選択部715と、P/S変換部716と、delay部717と、送信RF部718と、上位レイヤ719と、を備えている。
Duplex(アンテナ分波器)702は、アンテナ701が基地局との間で送受信する信号を、ULデータとDLデータとに分離する。Duplex702は、DLデータを受信RF部703に出力する。
受信RF(Radio Frequency)部703は、Duplex702から出力されるDLデータをBB(Base Band)信号にダウンコンバートする。受信RF部703は、BB信号をパスサーチ部704へ出力する。
パスサーチ部704は、あらかじめ既知としているパイロットの相関演算によりマルチパスの先行波501の受信を検出する。パスサーチ部704は、この検出をトレーニング期間201,202でも行う。パスの先行波501の検出方法としては、パイロットとの時間相関などを用いた既知の検出方法を用いる。また、パスサーチ部704は、先行波501の到着時刻t0の情報S1をdelay部717へ通知する。
S/P(Serial/Parallel)変換部705は、パスサーチ部704によって検出された先行波501のタイミングに合わせてDLデータを、DLパイロットチャネル、DLスケジューラ管理チャネルおよびDLデータチャネルに分離する。たとえば、ここではDLデータは各チャネルを直交時間多重したものであり、S/P変換部705はこのDLデータを直交分離する。
チャネル推定部706は、S/P変換部705によって分離されたDLパイロットチャネルを用いてチャネル推定を行い、電波伝搬路の変動を推定する。チャネル推定部706は、チャネル推定を行って、DLスケジューラ管理チャネルのスケジューラ管理情報判定部707およびDLデータチャネルの復調部709へ推定結果を出力する。スケジューラ管理情報判定部707および復調部709は、それぞれこの推定結果を用いて伝搬路変動補償を行う。
スケジューラ管理情報判定部707は、あらかじめ決められた方式で変調、復号化されたDLスケジューラ管理チャネルのデータに基づいて、DLデータが通信端末装置700に割り当てられているか否かを判定する。また、スケジューラ管理情報判定部707は、DLデータが通信端末装置700に割り当てられている場合、このデータから、DLデータチャネルに割り当てられている周波数帯域の情報と、DLデータチャネルに対する変調、符号化に関する情報を取得する。スケジューラ管理情報判定部707は、周波数帯域の情報をf選択部708へ出力する。また、スケジューラ管理情報判定部707は、変調に関する情報を復調部709へ、符号化に関する情報を復号部710へ出力する。
また、スケジューラ管理情報判定部707は、DLスケジューラ管理チャネルから、CN上のサーバまたはBSによって制御されるUL領域割当部(不図示)の情報を取得し、受信したDLデータが通信端末装置700に割り当てられているか否かを判定する。また、スケジューラ管理情報判定部707は、送信フレームが通信端末装置700に割り当てられている場合、どの周波数でどの程度のデータ量のULデータを送信できるのかの情報、UL102に割り当てられた周波数の情報および符号化方法の情報を取得し、これら情報をUL適応変調設定部712へ出力する。
f選択部708は、スケジューラ管理情報判定部707から出力される周波数帯域の情報に基づいて、DLデータチャネルからDLデータを抽出する。f選択部708は、抽出したDLデータを復調部709へ出力する。
復調部709は、f選択部708から出力されたDLデータを、スケジューラ管理情報判定部707から出力された変調に関する情報と、チャネル推定部706から出力された推定結果と、に基づいて符号信号に復調する。復調部709は、符号信号を復号部710へ出力する。
復号部710は、復調部709から出力される符号信号を、スケジューラ管理情報判定部707から出力される符号化に関する情報に基づいて元のDLデータに復号する。
ULデータメモリ711は、通信端末装置700がBSを介して他の通信端末装置に送信するULデータを蓄積している。ULデータメモリ711は、蓄積されているULデータのデータ量の情報をUL適応変調設定部712へ出力する。また、ULデータメモリ711は、蓄積されているULデータを符号化部713へ出力する。
UL適応変調設定部712は、スケジューラ管理情報判定部707から出力される、どの周波数でどの程度のデータ量のULデータを送信できるかに関する情報と、ULデータメモリ711から出力されるULデータのデータ量とに基づいて最適な適応変調方式を決定し、この適応変調方式の情報を変調部714およびP/S変換部716へ出力する。また、UL適応変調設定部712は、UL102に割り当てられている周波数の情報をf選択部715に出力する。また、UL適応変調設定部712は、ULデータの符号化方法の情報を符号化部713へ出力する。なお、このUL適応変調設定部712からP/S変換部716へ適応変調方式の情報を出力するチャネルをULスケジューラ管理チャネルという。
符号化部713は、ULデータメモリ711から出力されるULデータを、UL適応変調設定部712から出力される符号化方法の情報に基づいて符号化する。符号化部713は、符号化したULデータを変調部714へ出力する。
変調部714は、符号化部713によって符号化して出力されるULデータを、UL適応変調設定部712から出力される適応変調方式の情報に基づいて変調する。変調部714は、変調したULデータをf選択部715へ出力する。
f選択部715は、変調部714によって変調して出力されるULデータに、UL適応変調設定部712から出力される情報に基づく周波数を適用させてP/S変換部716へ出力する。なお、この符号化部713、変調部714およびf選択部715によって構成され、ULデータが通過するチャネルをULデータチャネルという。
P/S変換部716は、ULデータチャネルと、電波伝搬路推定用のULパイロットチャネルと、UL適応変調設定部712によって適応変調方式の情報が出力されるULスケジューラ管理チャネルと、を直交時間多重し、ULデータとしてdelay部717へ出力する。なお、フレームフォーマットは上述したものに限らないため、直交時間多重のP/S変換部716は他の回路に変わる場合もある。
delay部717は、P/S変換部716から出力されるULデータを送信RF部718へ出力する。そして、delay部717は、パスサーチ部704から通知されるt0の情報S1に基づいて、ULデータを送信RF部718へ出力するタイミングを調整する。すなわち、通信システムにおいて図5で説明したフレームのフォーマットは既知であるので、delay部717は、先行波501の到着時刻t0より所定の時間経過後につぎのフレームの先頭を受信すると推測することができる。delay部717は、つぎのフレームの先頭を受信する推定時刻に合わせてULデータを送信RF部718へ出力する。これによって、実際にULデータをBSに送信するタイミングを調整し、BSからDLデータを受信するタイミングと同期させることが可能となる。
送信RF部718は、delay部717から出力されるULデータをアップコンバートし、Duplex702へ出力する。Duplex702へ出力されたULデータは、アンテナ701を介してBSへ送信される。以上説明した構成によって、通信端末装置700は、図2で示したトレーニング期間201,202においては実際にDLデータの受信やULデータの送信を行わないが、ULデータの送信タイミングの確定とULデータの生成を行う。
上位レイヤ719は、図1で示したようにDLのタイミングとULのタイミングが一致している場合、信号処理の必要がない期間は制御信号S2によりRF電源スイッチやBB電源スイッチを制御して通信端末装置700をスリープモードに移行させる。また、上位レイヤ719は、DLまたはULの直前に通信端末装置700を起動させる制御も行う。
図8は、実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成の他の一例を示すブロック図である。図8において、図7に示した通信端末装置700の構成と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。図8に示す通信端末装置800は、符号化方法および変復調方法を固定する。双方向にて定期的に通信を行うVoIPにおいては、一定期間に通信するデータ量は、上位レイヤ719によって決められた通信間隔、パケットサイズに近いため、このデータ量に基づいて符号化方法および変復調方法を固定することが可能である。
これによって、DLスケジューラ管理チャネルおよびULスケジューラ管理チャネルのデータ量を少なくすることができ、また、UL適応変調設定部712がULデータメモリ711に蓄積されたULデータのデータ量を監視する必要がなくなる。また、スケジューラ管理情報判定部707およびUL適応変調設定部712は、図7で説明した、変調に関する情報を復調部709および変調部714へ出力する必要がない。また、スケジューラ管理情報判定部707およびUL適応変調設定部712は、図7で説明した、符号化に関する情報を復号部710および変調部714へ出力する必要もない。
図9は、実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成のさらに他の一例を示すブロック図である。図9において、図7に示した通信端末装置700の構成と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。図9に示す通信端末装置900は、通信の初期設定時やハンドオーバー時に送受信を行う周波数帯域を固定する。この場合、送受信のための最適な周波数を選択することができないので周波数ダイバーシチ利得が減少するが、DLスケジューラ管理チャネルおよびULスケジューラ管理チャネルのデータ量を少なくすることができる。また、スケジューラ管理情報判定部707およびUL適応変調設定部712は、図7で説明した周波数帯域の情報をf選択部708およびf選択部715へ出力する必要がない。
図10は、実施の形態1にかかる通信端末装置の動作を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、通信端末装置700(800,900でも同様)は、スケジューラ管理チャネルをモニタし、UL102およびDL101のためのトレーニング期間201,202が近くなるまで待つ(ステップS1001:Noのループ)。トレーニング期間201,202が近くなると(ステップS1001:Yes)、RF回路およびBB回路の電源をONにする(ステップS1002)。つぎに、パスサーチを開始し(ステップS1003)、図6に示したフレーム601の先行波501の到達時刻t0を判定する(ステップS1004)。
次に、スケジューラ管理チャネルにULデータ送信タイミングが割り当てられているか否かを判断する(ステップS1005)。ULデータ送信タイミングが割り当てられていない場合(ステップS1005:No)、次のフレームまで待機した後にステップS1003に戻って処理を続行する。ULデータ送信タイミングが割り当てられている場合(ステップS1005:Yes)、時刻t0とフレーム長Mに基づいて(図6参照)、ULデータの送信タイミングを決定する(ステップS1006)。つぎに、ステップS1006で決定した送信タイミングでULデータの送信を開始する(ステップS1007)。なお、ステップS1007において、ULデータの送信開始と同時にDLデータの受信も開始することとなる。
つぎに、DLデータの受信およびULデータの送信が完了するまで待つ(ステップS1008:Noのループ)。DLデータの受信およびULデータの送信が完了すると(ステップS1008:Yes)、RF回路およびBB回路の電源をOFFにする(ステップS1009)。つぎに、音声通話が終了したか否かを判断する(ステップS1010)。音声通話が終了していない場合(ステップS1010:No)、ステップS1001に戻って処理を続行する。音声通話が終了した場合(ステップS1010:Yes)、通信端末装置700の一連の動作を終了する。
以上説明した、実施の形態1にかかる通信端末装置、基地局および通信方法によれば、DL101とUL102のタイミングを同期させることができる。このため、通信端末装置がスリープモードになる時間が長くなり消費電力を低減させることができるという効果を奏する。
(実施の形態2)
実施の形態2にかかる通信端末装置は、ULデータの送信タイミングと、DLデータの受信タイミングとを同期させた上で、ULデータの送信タイミングに遅延を与えることで、通信端末装置を含む複数の通信端末装置間から送信されるULデータをBSが同時に受信するようにする。BSが複数のULデータを受信するタイミングが一致することで、時間、周波数、空間における通信端末装置間の直交分離の精度が向上し、セルスループットの増大を図ることができるものである。
図11は、実施の形態2における図1のDLおよびULを詳細に示す図である。図11に示すように、実施の形態2にかかる通信端末装置は、DL101のトレーニング期間201とUL102のトレーニング期間202とのタイミングを同期させた上で、UL102のトレーニング期間202とUL102との間に遅延Δoffsetを与える。通信端末装置がこのΔoffsetの値を決定できるように、BSは、通信端末装置とは別の通信端末装置とのULデータの送信タイミングを同期させるために必要な遅延時間に関する情報を通信端末装置毎にフィードバックする。
図12は、基地局から通信端末装置に対して行う、遅延時間に関する情報のフィードバックを説明する図である。図12に示すように、BSの希望受信時刻がt=a(T)であるとする。a(T)は、図1で示した通信間隔Tに該当する。UEはULデータをa(T)よりnだけ早い時刻t=a(T)−nで送信し、UEから送信されたULデータがBSに到達するまでにかかる時間がΔτであるとすると、実際にBSがULデータを受信する時刻はt=a(T)−n+Δτとなる。
この場合、BSは、UEに対して、送信時刻をn−Δτだけ遅らせるべき旨の要求をスケジューラ管理チャネルなどを用いてフィードバックする。これによって、UEは、上述した遅延Δoffsetをn−Δτとすればよいことが分かる。
なお、BSは、UEがつぎのUL102のトレーニングを行っているタイミングでこの遅延時間に関する情報をフィードバックすると、UEの起動時間帯を増やさずに済むため、UE側の消費電力を増加させることなくUL102の受信タイミングを一致させることが可能である。
図13は、通信端末装置が基地局から遅延時間に関する情報のフィードバックを受けながら通話を行う状況を示す図である。図13において、点線はトレーニングフレーム(図6のフレーム601)を、実線は通信フレーム(図6のフレーム602、DLデータまたはULデータ)を示す。通信端末装置は、最初はDLデータの受信と同時にULデータを送信する。通信端末装置は、2度目以降のDLデータの受信に対して、基地局から送信されるΔoffset情報に基づいて、ULデータを送信するタイミングを遅延させる。
図13に示すように、通信端末装置と基地局がデータの送受信を行う通信間隔Tは、T+Δoffset,T+Δ1,・・・,T+Δ4と変化しているが、これは通信端末装置が移動したり、通信環境が変化したりすることによって基地局がULデータを受信するタイミングが常に変化するからである。すなわち、基地局はデータの送受信の度にそのときに適当なΔoffset情報を通信端末装置に送信し、通信端末装置はΔoffset情報を受信する度に遅延Δoffsetを調整する。
図14は、基地局が複数の通信端末装置から受信するULデータの同期を確立する動作を示すシーケンス図である。図14において、UEnは、図3に示したUE1とは別の通信端末装置である。UEnは、UE1が通話を希望している通信端末装置(図3のUE2)である必要はない。また、通信端末装置はUE1とUEnの2つに限らず、3つ以上の通信端末装置であってよい。
まず、UE1およびUEnが、図10で説明したようにDL101とUL102の同期を確立し(ステップS1401)、ULデータをBSへ送信する(ステップS1402)。この場合、UE1から送信されるULデータと、UEnから送信されるULデータは同時にBSに受信されるとは限らず、通常、異なる時間でBSに受信される。
つぎに、BSが、UE1から送信されたULデータおよびUEnから送信されたULデータのそれぞれについてパスサーチを開始する(ステップS1403)。つぎに、BSは、ステップS1403のパスサーチによって、UE1から送信されたULデータおよびUEnから送信されたULデータのそれぞれについて、先行波501の到達時刻t0と希望受信タイミングa(T)との差異からΔoffsetを算出する(ステップS1404)。つぎに、BSは、UE1およびUEnに対して、それぞれについて算出したΔoffsetについてのΔoffset情報を送信する(ステップS1405)。
つぎに、UE1およびUEnはそれぞれ、BSから送信されたΔoffset情報に基づいてΔoffsetを調整し(ステップS1406)、つぎのULデータをBSに送信する(ステップS1407)。この場合、UE1から送信されるULデータと、UEnから送信されるULデータは、それぞれユーザ毎別途にΔoffsetが調節された結果、同時にBSに受信されることになる。つぎに、BSは、この同期を維持するために閉ループ制御を行い(ステップS1408)、受信するULデータの同期を確立する動作を終了する。
図15は、実施の形態2にかかる通信端末装置の基本的構成の一例を示すブロック図である。図15において、図7に示した通信端末装置の構成と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態2にかかる通信端末装置1500は、P/S変換部716とdelay部717との間にoffset調整部1501を備えている。また、通信端末装置1500のスケジューラ管理情報判定部707は、たとえばDLスケジューラ管理チャネルから、基地局から送信されるΔoffset情報を取得し、UL適応変調設定部712を介してΔoffset情報をoffset調整部1501へ出力する。
offset調整部1501は、スケジューラ管理情報判定部707からUL適応変調設定部712を介して出力されたΔoffset情報に基づいて、P/S変換部716から出力されるULデータをΔoffsetだけ遅延させてdelay部717に出力する。この結果、図11に示したように、UL102のトレーニング期間202とUL102との間には遅延Δoffsetが存在することになる。
図16は、実施の形態2にかかる基地局の基本的構成の一例を示すブロック図である。図16に示すように、基地局1600は、アンテナ1601と、Duplex1602と、受信RF部1603と、パスサーチ部1604と、信号受信部1605と、offset算出部1606と、ULスケジューラ1607と、上位レイヤ1608と、DLスケジューラ1609と、信号送信部1610と、P/S変換部1611と、送信RF部1612と、を備えている。
アンテナ1601、Duplex1602、受信RF部1603、パスサーチ部1604、P/S変換部1611および送信RF部1612に関しては、通信端末装置700におけるアンテナ701、Duplex702、受信RF部703、パスサーチ部704、P/S変換部716および送信RF部718と同様であるので詳細な説明は省略する。
パスサーチ部1604は、通信端末装置1500から送信され、アンテナ1601、Duplex1602および受信RF部1603を介して取得したULデータに対してパスサーチを行い、ULデータの先行波501の到達時刻t0を判定する。パスサーチ部1604は、判定したt0に関する情報をoffset算出部1606へ出力する。信号受信部1605は、図7におけるS/P変換部705、チャネル推定部706、スケジューラ管理情報判定部707、f選択部708、復調部709および復号部710に相当するが、ここでは詳細な説明を省略する。
offset算出部1606は、パスサーチ部1604から出力されるt0に関する情報に基づいて、Δoffsetの値を算出する。すなわち、offset算出部1606は、ULデータの先行波501の到達時刻t0と希望受信タイミングa(T)との差異からΔoffsetを算出する(図12参照)。offset算出部1606は、算出したΔoffsetに関する情報をULスケジューラ1607へ出力する。なお、パスサーチ部1604、信号受信部1605、offset算出部1606はそれぞれ複数存在し、複数の通信端末装置1500から送信されるULデータを並列して処理を行う。
上位レイヤ1608は、ULスケジューラ1607に対して、各通信端末装置1500の送信割り当て情報、ULデータを送信するための適応変調情報および割り当て周波数情報を出力する。また、これらのULスケジューラ1607に出力された情報と、DLスケジューラ1609の情報とを合わせてDLスケジューラ管理チャネルを構成する。複数の通信端末装置1500に対するDLデータは、上位レイヤ1608によって指定された変調方式によって信号送信部1610によって変調される。
P/S変換部1611は、信号送信部1610によって変調されたDLデータと、DLパイロットチャネルと、DLスケジューラチャネルと、を直交時間多重するが、上述した通り多重化の方法はこれに限られない。ULスケジューラ1607へ出力されたoffset情報は、P/S変換部1611、送信RF部1612、Duplex1602およびアンテナ1601を介して通信端末装置に送信される。
図17は、実施の形態2における通信システムにおける適応変調マップを示す図である。図17に示すように、通信システムの通信モードは、上位レイヤ1608によってパケット通信モードとVoIPモードが切り替えられる。たとえば、変調方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)の分別のための情報としてDLスケジューラ管理チャネルで6ビットを用意した場合、パケット通信モードにおいて、MCS1〜MCS64の64通りの変調方式を表すことができる。
これに対して、VoIPモードでは、レート変更の幅が狭いため、変調方式を減らすことができる。たとえば、変調方式の分別のために3ビットのみを用意し、MCS1〜MCS8の8通りの変調方式を表した場合、残りの3ビットを上述したΔoffsetに関する情報に割り当てることができる。ここでは、Δoffsetの値について0,T/8,・・・,7T/8の8通りを表すことができる。
また、図8および図9で説明したように、変調方式、符号化方法または割り当て周波数を固定することで、DLスケジューラチャネルで扱う制御信号のデータ量を少なくすることができる。これによって余ったビットにΔoffsetに関する情報を割り当ててもよい。このように、基地局1600は、VoIPモードにおいて、UL受信タイミングの同期をとるためのΔoffsetに関する情報をVoIPモードMCS情報とともに送信することで、DLスケジューラチャネルの情報量を増やすことなく送信することができる。
図18は、実施の形態2にかかる基地局がパケット通信モードとVoIPモードとを切り替える動作を示すフローチャートである。図18に示すように、まず、基地局1600は、通信端末装置1500から通信開始要求を受信する(ステップS1801)。このステップS1801は、図3で説明したステップS301に相当する。
つぎに、ステップS1801で受信した通信開始要求に基づいて、通信端末装置1500がVoIPによる音声通話を要求しているか否かを判断する(ステップS1802)。通信端末装置1500がVoIPによる音声通話を要求している場合(ステップS1802:Yes)、ステップS1801で受信した通信開始要求に基づいて、通信端末装置1500が省エネモードのVoIPによる音声通話を要求しているか否かを判断する(ステップS1803)。
ステップS1803において、通信端末装置1500が省エネモードのVoIPによる音声通話を要求している場合(ステップS1803:Yes)、適応変調マップにVoIPモードのMCSセットを適用し(ステップS1804)、モードの切り替え動作を終了する。ステップS1802において通信端末装置1500がVoIPによる音声通話を要求していない場合(ステップS1802:No)およびステップS1803において通信端末装置1500が省エネモードのVoIPによる音声通話を要求していない場合(ステップS1803:No)は、適応変調マップに通常の(図17ではパケット通信モードの)MCSセットを適用し(ステップS1805)、モードの切り替え動作を終了する。
以上説明した、実施の形態2にかかる通信端末装置1500、基地局1600および通信方法によれば、複数の通信端末装置1500から基地局1600へ送信されるULデータの受信タイミングを同期させることができる。このため、時間、周波数、空間における通信端末装置間の直交分離の精度が向上し、セルスループットの向上を図ることができるという効果を奏する。
なお、上述した実施の形態2においては、基地局1600が、通信端末装置1500から送信されるULデータの先行波501の到達時刻t0に基づいてΔoffsetを算出することによって、複数の通信端末装置1500から基地局1600へ送信されるULデータの受信タイミングを同期させるようにしたが、この受信タイミングを同期させる方法についてはこれに限られない。
また、上述した各実施の形態において、音声通話開始前に通信間隔Tやパケットサイズが規定されるが、音声通話中に通信端末装置が移動したり通信環境が変化したりして通話品質(誤り特性や遅延状況)が劣化した場合、通信間隔Tを長くしたりパケットサイズを小さくすることによって通話品質の最適化を図ることができる。
図19は、実施の形態3にかかる通信システムの通話設定変更動作を示すシーケンス図である。図19に示すように、まず、UE1とUE2とがBS1、CNおよびBS2を介して音声通話を開始する(ステップS1901、図3のステップS310に相当)。その後、UE1とBS1、BS2とUE2との間ではそれぞれ通話品質がモニタされる(ステップS1902)。ここで、たとえば、UE1とBS1との間の通話品質が通信環境の変化などによって劣化したとする。
この場合、UE1またはBS1が、BS2およびUE2に対して通信間隔Tやパケットサイズの変更する旨を通知する(ステップS1903)。つぎに、UE1とUE2は、音声通話における通信間隔Tやパケットサイズを変更し(ステップS1904)、通話設定変更動作を終了する。
また、上述した各実施の形態において、本発明をVoIPに適用した例について説明したが、本発明は、VoIP以外でも、送信および受信で異なる周波数を使用して双方向の通信に適応可能である。たとえば、本発明は、通信機能を備えたゲームやテレビ電話などにも適用可能である。
(付記1)送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置において、
基地局から送信される受信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記受信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、
送信信号を送信する送信タイミングを調整して、前記検出手段によって検出された前記受信タイミングと当該送信タイミングとを同期させる調整手段と、
前記調整手段によって調整された前記送信タイミングに基づいて、前記基地局へ前記送信信号を送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。
(付記2)前記受信手段による前記受信信号の受信および前記送信手段による前記送信信号の送信が行われていない場合、自装置を省エネモードに移行させるモード切替手段をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の通信端末装置。
(付記3)前記検出手段は、前記受信信号の先行波の受信タイミングを検出することを特徴とする付記1または2に記載の通信端末装置。
(付記4)前記調整手段は、前記受信タイミングと前記受信信号のフレーム長とに基づいて前記送信タイミングを調整することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の通信端末装置。
(付記5)前記検出手段は、前記受信手段が前記受信信号を受信する前のトレーニング期間に前記受信タイミングを検出することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の通信端末装置。
(付記6)前記調整手段は、前記基地局から送信される、前記送信タイミングを遅延させるべき旨の情報に基づいて前記送信タイミングを遅延させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の通信端末装置。
(付記7)前記送信手段は、通信先の通信端末装置に対して、省エネモードによる音声通話を行う旨の要求を送信することを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載の通信端末装置。
(付記8)前記基地局との間の通信状態に基づいて通信品質に関する設定を決定する決定手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記決定手段によって決定された前記通信品質に関する設定を通信先の通信端末装置に対して通知することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の通信端末装置。
(付記9)複数の通信端末装置から送信される送信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信される前記送信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出される前記複数の通信端末装置に関する前記受信タイミングと、所望の受信タイミングと、の差異を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出される前記複数の通信端末装置に関する前記差異の情報を、対応するそれぞれの前記通信端末装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記10)前記送信手段は、前記差異の情報に基づいて、対応する前記通信端末装置が前記送信信号を送信する送信タイミングを遅延させるべき旨の情報を、当該通信端末装置に対して送信することを特徴とする付記9に記載の基地局。
(付記11)前記送信手段は、前記送信タイミングを遅延させるべき旨の情報を変調方式情報とともに送信することを特徴とする付記10に記載の基地局。
(付記12)前記送信手段は、前記通信端末装置が受信信号を受信する前のトレーニング期間に前記送信タイミングを遅延させるべき旨の情報を送信することを特徴とする付記10に記載の基地局。
(付記13)送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置による通信方法において、
基地局から送信される受信信号を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された前記受信信号の受信タイミングを検出する検出工程と、
送信信号を送信する送信タイミングを調整して、前記検出工程によって検出された前記受信タイミングと当該送信タイミングとを同期させる調整工程と、
前記調整工程によって調整された前記送信タイミングに基づいて、前記基地局へ前記送信信号を送信する送信工程と、
を含むことを特徴とする通信方法。
(付記14)複数の通信端末装置から送信される送信信号を受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信される前記送信信号の受信タイミングを検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出される、前記複数の通信端末装置に関する前記受信タイミングと、所望の受信タイミングと、の差異を算出する算出工程と、
前記算出工程によって算出される前記複数の通信端末装置に関する前記差異の情報を、対応するそれぞれの前記通信端末装置に送信する送信工程と、
を含むことを特徴とする通信方法。
(付記15)送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置による通信方法において、
通信端末装置より省エネモード要求を行う手段と、それに応じて通信先通信装置の省エネモード可否を確認する手段と、その可否に応じた省エネモードVoIP通信の設定を含む通信方法。
以上のように、本発明にかかる通信端末装置、基地局および通信方法は、送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行うFDDに有用であり、特に、IPを利用して音声通話を実現するVoIPなどに適している。
本発明にかかる通信端末装置のスケジューラ方式の概要を示す図である。 図1のDLおよびULを詳細に示す図である。 本発明にかかる通信システムの通話開始処理を示すシーケンス図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置が受信するDLデータのフレームフォーマットの一例を示す図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置が受信タイミングを検出したDLデータを示す図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置がULデータを送信するタイミングを示す図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成の他の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置の基本的構成のさらに他の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における図1のDLおよびULを詳細に示す図である。 基地局から通信端末装置に対して行う、遅延時間に関する情報のフィードバックを説明する図である。 通信端末装置が基地局から遅延時間に関する情報のフィードバックを受けながら通話を行う状況を示す図である。 基地局が複数の通信端末装置から受信するULデータの同期を確立する動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信端末装置の基本的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる基地局の基本的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2における通信システムにおける適応変調マップを示す図である。 実施の形態2にかかる基地局がパケット通信モードとVoIPモードとを切り替える動作を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる通信システムの通話設定変更動作を示すシーケンス図である。 従来の移動体通信システムにおけるスケジューラ方式の概要を示す図である。
符号の説明
101 DL
102 UL
103 スリープモード期間
201,202 トレーニング期間
400 フレーム
401 パイロットチャネル
402 スケジューラ管理チャネル
403 データチャネル
501 先行波
700,800,900,1500 通信端末装置
704,1604 パスサーチ部
717 delay部
1501 offset調整部
1600 基地局

Claims (10)

  1. 送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置において、
    基地局から送信される受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記受信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、
    送信信号を送信する送信タイミングを調整して、前記検出手段によって検出された前記受信タイミングと当該送信タイミングとを同期させる調整手段と、
    前記調整手段によって調整された前記送信タイミングに基づいて、前記基地局へ前記送信信号を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記受信手段による前記受信信号の受信および前記送信手段による前記送信信号の送信が行われていない場合、自装置を省エネモードに移行させるモード切替手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記送信手段は、通信先の通信端末装置に対して、省エネモードによる音声通話を行う旨の要求を送信することを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 前記基地局との間の通信状態に基づいて通信品質に関する設定を決定する決定手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記決定手段によって決定された前記通信品質に関する設定を通信先の通信端末装置に対して通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信端末装置。
  5. 複数の通信端末装置から送信される送信信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信される前記送信信号の受信タイミングを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出される前記複数の通信端末装置に関する前記受信タイミングと、所望の受信タイミングと、の差異を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出される前記複数の通信端末装置に関する前記差異の情報を、対応するそれぞれの前記通信端末装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  6. 前記送信手段は、前記差異の情報に基づいて、対応する前記通信端末装置が前記送信信号を送信する送信タイミングを遅延させるべき旨の情報を、当該通信端末装置に対して送信することを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  7. 前記送信手段は、前記送信タイミングを遅延させるべき旨の情報を変調方式情報とともに送信することを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置による通信方法において、
    基地局から送信される受信信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された前記受信信号の受信タイミングを検出する検出工程と、
    送信信号を送信する送信タイミングを調整して、前記検出工程によって検出された前記受信タイミングと当該送信タイミングとを同期させる調整工程と、
    前記調整工程によって調整された前記送信タイミングに基づいて、前記基地局へ前記送信信号を送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  9. 複数の通信端末装置から送信される送信信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信される前記送信信号の受信タイミングを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出される、前記複数の通信端末装置に関する前記受信タイミングと、所望の受信タイミングと、の差異を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出される前記複数の通信端末装置に関する前記差異の情報を、対応するそれぞれの前記通信端末装置に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  10. 送信および受信で異なる周波数を用いて双方向の通信を行う通信端末装置による通信方法において、
    通信端末装置より省エネモード要求を行う手段と、それに応じて通信先通信装置の省エネモード可否を確認する手段と、その可否に応じた省エネモードVoIP通信の設定を含む通信方法。
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