JP2006121276A - 無線端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声パケットの低遅延化とパワーセーブを同時に行うこと。
【解決手段】VoIP等の無線LANによる音声通信が開始したことを検出する音声通信開始検出手段と、この音声通信開始検出手段が音声通信の開始を検出した場合、音声パケットの受信タイミングを検知する受信タイミング検知手段と、この受信タイミング検知手段によって検知された受信タイミングで前記無線端末の無線モジュールに起動すべきタイミングを指示する起動タイミング指示部を備える。本構成によって、音声パケットの受信タイミングの近傍で起動することができ、パケットの低遅延化とパワーセーブを同時に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】VoIP等の無線LANによる音声通信が開始したことを検出する音声通信開始検出手段と、この音声通信開始検出手段が音声通信の開始を検出した場合、音声パケットの受信タイミングを検知する受信タイミング検知手段と、この受信タイミング検知手段によって検知された受信タイミングで前記無線端末の無線モジュールに起動すべきタイミングを指示する起動タイミング指示部を備える。本構成によって、音声パケットの受信タイミングの近傍で起動することができ、パケットの低遅延化とパワーセーブを同時に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、図5に示すような無線LAN等の無線ネットワークにおいて、無線基地局との間で無線通信を行う無線モジュールを周期的に起動することにより省電力動作を行う無線端末に関し、より特定的には、音声パケットの遅延時間を低減し、且つ従来通り省電力化を行うパケット遅延低減方法に関するものである。
IEEE802.11では、無線端末が周期的に起動し、起動したときにそれまでに無線基地局がバッファリングしていたパケットを受信する省電力(パワーセーブ)モードが規定されている。
IEEE802.11で規定されている省電力モードの概要を図6を用いて説明する。
省電力モードの無線端末は、予め設定された起動周期(リッスンインターバル)に従い、無線基地局から周期的に送信されるビーコンの整数倍の間隔で起動する。例えば、起動周期を3と設定しておくことで、3周期のビーコン間隔ごとに起動する。図6は、起動周期が1の場合のパケット受信を示している。また、20msecごとに音声パケットを受信するものとする。
無線基地局は、省電力モードにある無線端末を認識することができ、スリープ中の無線端末宛のパケットは送信せず、バッファリングしておく。また、無線基地局が周期的に送信するビーコンには、どの無線端末宛のパケットをバッファリングしているかという情報が含まれる。
スリープ中の無線端末が起動し、無線基地局からのビーコンを受信し、自分宛のパケットを前記無線基地局がバッファリングしていると認識した場合、前記無線端末は受信要求パケット(PS−Poll)を前記無線基地局に対して送信する。前記受信要求パケットを受信した前記無線基地局は、それまでにバッファリングしていたパケットを前記無線端末に送信する。
しかしながら、このような方法では無線端末の省電力化のために無線基地局がパケットをバッファリングするため、遅延時間が増大する。そのため、リアルタイム性の要求される音声(VoIP)通信等においては好ましくない。
このような課題を回避するために、特開平2004−128798号公報では、無線端末間の遅延時間(エンド間遅延時間)を規定された基準値以下に抑えることができる範囲内で省電力化を行う方法が提案されている。
特開2004−128798号公報
しかしながら、前記従来の構成では、受信パケットのエンド間遅延時間に応じて無線端末の起動周期をビーコンの周期の整数倍(1、2、3、4、5、・・・)で変更させるため、起動周期を最小(起動周期を1)とした場合でも図6に示すように、最大80msec程度の遅延が生じる。また、前記従来の構成では、これ以上の低遅延化を行うためには無線端末を省電力モードから通常(常時通電)モードに変更する必要もあるため、低遅延化と省電力化を同時に行うことができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、音声パケットの周期性を利用し、次のビーコン開始点からの起動のタイミングを予測し、従来トレードオフの関係であるパケットの低遅延化とパワーセーブを同時に行うことを目的としたパケット遅延低減方法を提供する。
前記従来の課題を解決するために、本発明のパケット遅延低減方法は、VoIP等の無線LANによる音声通信が開始したことを検出する音声通信開始検出手段と、この音声通信開始検出手段が音声通信の開始を検出した場合、音声パケットの受信タイミングを検知する受信タイミング検知手段と、この受信タイミング検知手段によって検知された受信タイミングで前記無線端末の無線モジュールに起動すべきタイミングを指示する起動タイミング指示部を備える。
本構成によって、音声パケットの受信タイミングの近傍で起動することができ、パケットの低遅延化とパワーセーブを同時に行うことができる。
本発明のパケット遅延低減方法によれば、音声パケットのような周期性を持つパケットの遅延をより低減し、さらに従来通りパワーセーブも行うことができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1に本発明の無線端末のブロック図を示す。また、図4に本発明の省電力モードのパケット受信を示す。
(実施の形態1)
実施の形態1では、図1の音声通信開始検出手段が、音声通信を開始するために設けられた通話開始のボタンをユーザーが押下することで音声通信の開始を検出する場合である。
実施の形態1では、図1の音声通信開始検出手段が、音声通信を開始するために設けられた通話開始のボタンをユーザーが押下することで音声通信の開始を検出する場合である。
図2は、本発明の実施の形態1における無線端末の動作を示す流れ図である。
S101において、無線端末は通常モードで起動する。起動後、S102にて前記無線端末の音声通信開始検出部が無線LANによる音声通信の開始を検出した場合、S103にて初期タイマを設定する。S105にて、前記初期タイマがタイムアウトするまで、S104にて受信タイミング検知部がビーコン周期あたりの受信パケット数をカウントする。S105にて、前記初期タイマがタイムアウトすると、S106にて前記受信タイミング検知部が起動タイミングを決定する。図4に示すように、100msecのビーコン間隔で5個のパケットを受信したのであれば、100÷5=20msecごとに起動する。
S107では、前記起動タイミングに応じてパワーセーブタイマの設定を行う。前記パワーセーブタイマがタイムアウトするまで、前記無線端末はスリープする。S109にて、前記パワーセーブタイマがタイムアウトすると、S110にて前記無線端末の起動タイミング指示部が無線モジュールに起動指示をする。
その後、S111にて前記無線端末はPS−Poll(受信要求パケット)を前記無線基地局に送信し、前記無線基地局にバッファリングされたパケットを受信する。このとき、S112にて、前記受信パケットにMoreビットフラグが立っていれば、前記無線端末は引き続きPS−Pollを送信する。一方、前記受信パケットにMoreビットフラグが立っていなければ、S108にて再度スリープモードに戻り、パワーセーブタイマによる起動を繰り返す。
かかる構成によれば、音声パケットの受信近傍で起動することを繰り返すことにより、音声パケットのような周期性を持つパケットの遅延をより低減し、さらに従来通りパワーセーブも行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、図1の音声通信開始検出手段が、音声通信を開始するために設けられた通話開始のボタンをユーザーが押下することで音声通信の開始を検出する場合である。
実施の形態1では、図1の音声通信開始検出手段が、音声通信を開始するために設けられた通話開始のボタンをユーザーが押下することで音声通信の開始を検出する場合である。
図3は、本発明の実施の形態2における無線端末の動作を示す流れ図である。
S201〜202、およびS207〜S213は実施の形態1と同一のため説明を省略する。
無線端末の受信タイミング検知部は、S205にて初期タイマがタイムアウトするまで、S204にて受信パケット間隔を計測する。S205にて、前記初期タイマがタイムアウトすると、S206にて前記受信タイミング検知部は起動タイミングを決定する。例えば、平均20msecごとに受信したのであれば、20msecごとに起動することを繰り返す。
なお、音声パケットの間隔だけでなく、ビーコンと音声パケットの間隔も計測しておくことで、さらに正確な受信タイミングで起動することもできる。
かかる構成によれば、音声パケットの受信近傍で起動することを繰り返すことにより、音声パケットのような周期性を持つパケットの遅延をより低減し、さらに従来通りパワーセーブも行うことができる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、図1の音声通信開始検出部が音声処理部と連動して動作する場合である。
実施の形態3は、図1の音声通信開始検出部が音声処理部と連動して動作する場合である。
前記音声処理部からの制御信号により、前記音声通信開始検出部は有音区間と無音区間を検出することができる。前記音声通信開始検出部が無音区間を検出した場合、図1に点線で示される経路で、前記起動タイミング指示部は即座に前記無線モジュールにスリープ指示をする。
有音区間が開始すると、図1に点線で示される経路で、前記起動タイミング指示部は即座に前記無線モジュールに起動指示をする。通常モードで起動した後、実施の形態1および2に示したように、受信タイミング検知手段が検知した受信タイミングで起動することを繰り返す。
かかる構成によれば、音声パケットを受信しない無音区間ではスリープすることで、省電力化の効果をより高めることができる。
本発明にかかる無線端末およびパケット遅延低減方法は、省電力と低遅延の効果を有し、バッテリ駆動する無線LAN機器に有用である。
Claims (6)
- 無線基地局と複数の無線端末から構成される無線LANシステムで、前記無線基地局と無線通信を行う無線端末において、
VoIPによる音声通信が開始したことを検出する音声通信開始検出手段と、この音声通信開始検出手段が音声通信の開始を検出した場合、音声パケットの受信タイミングを検知する受信タイミング検知手段と、この受信タイミング検知手段によって検知された受信タイミングで前記無線端末の無線モジュールに起動すべきタイミングを指示する起動タイミング指示部、を具備することを特徴とする無線端末。 - 前記受信タイミング検知手段は、通常モード時において、1ビーコン周期で受信したパケット数をカウントするカウンタを備え、前記カウンタ値から受信タイミングを検知することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
- 前記受信タイミング検知手段は、通常モード時において、1ビーコン周期で受信したパケット間隔を計測する計測器を備え、前記計測値から受信タイミングを検知することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
- 前記音声通信開始検出手段は音声通信を開始するために設けられた通話開始のボタンをユーザーが押下することで実現することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
- 前記音声通信開始検出手段は音声処理部と連動させ、前記音声処理部からの制御信号により有音区間と無音区間を検出し、無音区間を検出した場合、前記起動タイミング指示部は即座に前記無線モジュールにスリープ指示をすることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
- 前記音声通信開始検出手段は音声処理部と連動させ、前記音声処理部からの制御信号により有音区間と無音区間を検出し、有音区間を検出した場合、前記受信タイミング検知手段が検知した受信タイミングで起動することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004305464A JP2006121276A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 無線端末 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36538765
Family Applications (1)
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JP2004305464A Pending JP2006121276A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 無線端末 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048018A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Fujitsu Ltd | 通信端末装置、基地局および通信方法 |
JP2011010034A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線基地局装置 |
CN103561455B (zh) * | 2007-05-08 | 2017-03-01 | Lg电子株式会社 | 在移动通信系统中发送和接收数据的方法 |
CN106714258A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-24 | 浙江大华技术股份有限公司 | 一种信道切换方法及装置 |
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2004
- 2004-10-20 JP JP2004305464A patent/JP2006121276A/ja active Pending
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