JP2008047800A - 電磁波遮蔽シート - Google Patents
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Abstract
【課題】広帯域の電磁波を効率的に遮蔽しつつ,電気回路のショートを防止することのできる電磁波遮蔽シートを提供すること。
【解決手段】金属材料を含有する金属層12と,該金属層12を間に挟みこむ電磁波吸収材料を含有する二つの電磁波吸収層11a,11bと,を備えてなることを特徴とする電磁波遮蔽シート1として構成される。例えば,前記金属層12を銅箔で形成し,前記電磁波吸収層11a,11bをフェライトで形成することが考えられる。なお,前記金属層12の厚みは略60μm程度,前記電磁波吸収層11a,11b各々の厚みは略1mm程度であることが望ましい。
【選択図】図1
【解決手段】金属材料を含有する金属層12と,該金属層12を間に挟みこむ電磁波吸収材料を含有する二つの電磁波吸収層11a,11bと,を備えてなることを特徴とする電磁波遮蔽シート1として構成される。例えば,前記金属層12を銅箔で形成し,前記電磁波吸収層11a,11bをフェライトで形成することが考えられる。なお,前記金属層12の厚みは略60μm程度,前記電磁波吸収層11a,11b各々の厚みは略1mm程度であることが望ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は,各種の電気機器や電子機器から放射される電磁波を遮蔽するための電磁波遮蔽シートに関するものである。
各種の電気機器や電子機器においては,誤作動の防止や不要輻射規格に適合させるために,電磁波を発生するIC(集積回路)などの電磁波発生部品からの電磁波の輻射を効率よく遮蔽することが重要である。そのため,従来から電気機器や電子機器には,電磁波の輻射を遮蔽するために,例えばフェライト等の電磁波吸収材を含有する電磁波遮蔽シートが設けられる(例えば,特許文献1参照)。
特に,近年,電気機器や電子機器の高性能化,高密度実装等により電磁波遮蔽シートに要求される電磁波遮蔽特性が厳しくなってきている。具体的には,電気機器や電子機器の高性能化のために動作クロックの高速化が進んだことにより,例えば1GHz以上の高周波の電磁波の不要輻射を遮蔽することのできる電磁波遮蔽特性が要求されている。
特に,近年,電気機器や電子機器の高性能化,高密度実装等により電磁波遮蔽シートに要求される電磁波遮蔽特性が厳しくなってきている。具体的には,電気機器や電子機器の高性能化のために動作クロックの高速化が進んだことにより,例えば1GHz以上の高周波の電磁波の不要輻射を遮蔽することのできる電磁波遮蔽特性が要求されている。
ここに,図5は,従来の電磁波遮蔽シートによる電磁波の遮蔽量と電磁波の周波数との関係の測定結果を示すグラフである。なお,図5に示す実線は,電磁波吸収材を含有する厚さ2mmの電磁波遮蔽シート101を用いた場合,図5に示す破線は,電磁波吸収材を含有する厚さ0.5mmの電磁波遮蔽シート102を用いた場合,図5に示す一点鎖線は,金属箔のみで形成された電磁波遮蔽シート103を用いた場合の測定結果を示している。
図5に示すように,前記電磁波遮蔽シート101(厚さ2mm)を用いた場合には周波数600MHz程度を境に,前記電磁波遮蔽シート102(厚さ0.5mm)を用いた場合には周波数700MHz程度を境に,それ以下の周波数の電磁波の遮蔽特性が低くなっている。一方,前記電磁波遮蔽シート103(金属箔)を用いた場合には,前記電磁波遮蔽シート101,102に比べて低周波の電磁波の遮蔽特性が良いが,高周波の電磁波の遮蔽特性が悪い。
図5に示すように,前記電磁波遮蔽シート101(厚さ2mm)を用いた場合には周波数600MHz程度を境に,前記電磁波遮蔽シート102(厚さ0.5mm)を用いた場合には周波数700MHz程度を境に,それ以下の周波数の電磁波の遮蔽特性が低くなっている。一方,前記電磁波遮蔽シート103(金属箔)を用いた場合には,前記電磁波遮蔽シート101,102に比べて低周波の電磁波の遮蔽特性が良いが,高周波の電磁波の遮蔽特性が悪い。
一方,特許文献1には,電磁波吸収材を含有する電磁波吸収層を有する複合材の最外層の片面又は両面に金属層を有する電磁波遮蔽シート(積層板)が開示されている。このような構成によれば,電磁波吸収層で高周波の電磁波を効率的に遮蔽し,金属層で低周波の電磁波を効率的に遮蔽することができる。しかも,金属層は熱伝導特性が高いため,前記電磁波遮蔽シートを取り付ける部品の放熱効果を高めることもできる。
特開2005−313397号公報
しかしながら,前記特許文献1に示された前記電磁波遮蔽シート(積層板)では,前記複合材の最外層に金属層が設けられているため,該電磁波遮蔽シートを直接,電気機器や電子機器の電気回路に配設した場合に,金属層によって電気回路がショートし,誤作動や故障が発生するおそれがある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,広帯域の電磁波を効率的に遮蔽しつつ,電気回路のショートを防止することのできる電磁波遮蔽シートを提供することにある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,広帯域の電磁波を効率的に遮蔽しつつ,電気回路のショートを防止することのできる電磁波遮蔽シートを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,金属材料を含有する金属層と,該金属層を間に挟みこむ電磁波吸収材料を含有する二つの電磁波吸収層と,を備えてなることを特徴とする電磁波遮蔽シートとして構成される。
本発明によれば,前記金属層が二つの前記電磁波吸収層の間に挟みこまれているため,当該電磁波遮蔽シートを直接電気回路に配設しても,該電気回路をショートするおそれがない。また,前記電磁波吸収層で高周波の電磁波を効率的に遮蔽し,前記金属層で低周波の電磁波を効率的に遮蔽することができる。しかも,前記金属層は熱伝導特性が高いため,電磁波を発生する電磁波発生部品から放射される熱の放熱効果を高めることもできる。
特に,前記金属材料は,電磁波遮蔽特性や熱伝導特性の高い銅(銅箔)であることが望ましい。
また,電磁波遮蔽効果,放熱効果,当該電磁波遮蔽シートの柔軟性などのバランスを鑑みれば,前記金属層の厚さが略60μm程度であって,二つの前記電磁波吸収層各々の厚さが略1mm程度であることが望ましい。
本発明によれば,前記金属層が二つの前記電磁波吸収層の間に挟みこまれているため,当該電磁波遮蔽シートを直接電気回路に配設しても,該電気回路をショートするおそれがない。また,前記電磁波吸収層で高周波の電磁波を効率的に遮蔽し,前記金属層で低周波の電磁波を効率的に遮蔽することができる。しかも,前記金属層は熱伝導特性が高いため,電磁波を発生する電磁波発生部品から放射される熱の放熱効果を高めることもできる。
特に,前記金属材料は,電磁波遮蔽特性や熱伝導特性の高い銅(銅箔)であることが望ましい。
また,電磁波遮蔽効果,放熱効果,当該電磁波遮蔽シートの柔軟性などのバランスを鑑みれば,前記金属層の厚さが略60μm程度であって,二つの前記電磁波吸収層各々の厚さが略1mm程度であることが望ましい。
本発明によれば,前記金属層が二つの前記電磁波吸収層の間に挟みこまれているため,当該電磁波遮蔽シートを直接電気回路に配設しても,該電気回路をショートするおそれがない。また,前記電磁波吸収層で高周波の電磁波を効率的に遮蔽し,前記金属層で低周波の電磁波を効率的に遮蔽することができる。しかも,前記金属層は熱伝導特性が高いため,電磁波を発生する電磁波発生部品から放射される熱の放熱効果を高めることもできる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る電磁波遮蔽シート1の断面図,図2は前記電磁波遮蔽シート1の電磁波の遮蔽量と電磁波の周波数との関係を示すグラフ,図3は前記電磁波遮蔽シート1の取付状態の一例を示す図である。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る電磁波遮蔽シート1は,電磁波吸収材料としてフェライトを含有する二つの電磁波吸収層11a,11bと,銅(金属材料の一例)を含有する銅箔で形成された金属層12とを有して構成されている。
前記電磁波遮蔽シート1は,前記金属層12が前記電磁波吸収層11a,11bの間に挟みこまれており,該金属層12が外部に露出しない構造である。なお,前記金属層12は,電磁波遮蔽特性や熱伝導特性の観点から銅箔で形成することが望ましいが,これに限られずその他の金属箔で形成してもかまわない。
このように構成された前記電磁波遮蔽シート1の電磁波の遮蔽量と電磁波の周波数との関係が図2に示されている。なお,図2に示す二点鎖線が,前記電磁波遮蔽シート1を用いた場合の測定結果である。
図2に示すように,前記電磁波遮蔽シート1では,高周波の電磁波を前記電磁波吸収層11a,11bで遮蔽し,低周波の電磁波を前記金属層12で効果的に遮蔽することができる。なお,前記金属層12で反射した電磁波は再度電磁波吸収層11a,11bにおいて吸収される。
したがって,従来の前記電磁波吸収層だけで形成された電磁波遮断シート101,102(実線,破線)や金属層だけで形成された電磁波遮断シート103(一点鎖線)に比べて広帯域の電磁波を効果的に遮断することができる。
また,前記金属層12は,高い熱伝導性を有しているため,前記電磁波遮蔽シート1を取り付ける部品の放熱効果を高めることができる。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る電磁波遮蔽シート1の断面図,図2は前記電磁波遮蔽シート1の電磁波の遮蔽量と電磁波の周波数との関係を示すグラフ,図3は前記電磁波遮蔽シート1の取付状態の一例を示す図である。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る電磁波遮蔽シート1は,電磁波吸収材料としてフェライトを含有する二つの電磁波吸収層11a,11bと,銅(金属材料の一例)を含有する銅箔で形成された金属層12とを有して構成されている。
前記電磁波遮蔽シート1は,前記金属層12が前記電磁波吸収層11a,11bの間に挟みこまれており,該金属層12が外部に露出しない構造である。なお,前記金属層12は,電磁波遮蔽特性や熱伝導特性の観点から銅箔で形成することが望ましいが,これに限られずその他の金属箔で形成してもかまわない。
このように構成された前記電磁波遮蔽シート1の電磁波の遮蔽量と電磁波の周波数との関係が図2に示されている。なお,図2に示す二点鎖線が,前記電磁波遮蔽シート1を用いた場合の測定結果である。
図2に示すように,前記電磁波遮蔽シート1では,高周波の電磁波を前記電磁波吸収層11a,11bで遮蔽し,低周波の電磁波を前記金属層12で効果的に遮蔽することができる。なお,前記金属層12で反射した電磁波は再度電磁波吸収層11a,11bにおいて吸収される。
したがって,従来の前記電磁波吸収層だけで形成された電磁波遮断シート101,102(実線,破線)や金属層だけで形成された電磁波遮断シート103(一点鎖線)に比べて広帯域の電磁波を効果的に遮断することができる。
また,前記金属層12は,高い熱伝導性を有しているため,前記電磁波遮蔽シート1を取り付ける部品の放熱効果を高めることができる。
ここで,前記電磁波吸収層11a,11bの厚みは,電磁波遮蔽効果だけを考えるとできるだけ厚い方がよいが,電気機器や電子機器の小型化,薄型化の要望から部品間の隙間も狭くなる傾向であることから極端に厚くすることは望ましくない。そこで,電磁波遮蔽効果と電気機器や電子機器の小型化,薄型化とのバランスを考慮して,前記電磁波遮蔽層11a,11b各々の厚みは,例えば略1mm程度とすることが考えられる。
また,前記金属層12の厚さは,薄すぎると高い電磁波遮蔽効果や高い放熱効果を得ることができず,厚すぎると屈曲性が悪く設置しづらくなるため,これらのバランスを考慮して略60μm程度とすることが好ましい。即ち,前記電磁波遮蔽シート1全体の厚みは略2mm程度となる。
このように前記電磁波遮蔽シート1の厚みが略2mm程度であれば,該電磁波遮蔽シート1を回路基板上に配置したり回路基板間の狭い隙間に挿入しても,電気機器や電子機器の小型化,薄型化を著しく阻害することなく,また,図2のグラフに示すように,それよりも薄い例えば0.5mm程度の電磁波遮蔽シート102に比べて高い電磁波遮蔽効果を得ることができる。
また,前記金属層12の厚さは,薄すぎると高い電磁波遮蔽効果や高い放熱効果を得ることができず,厚すぎると屈曲性が悪く設置しづらくなるため,これらのバランスを考慮して略60μm程度とすることが好ましい。即ち,前記電磁波遮蔽シート1全体の厚みは略2mm程度となる。
このように前記電磁波遮蔽シート1の厚みが略2mm程度であれば,該電磁波遮蔽シート1を回路基板上に配置したり回路基板間の狭い隙間に挿入しても,電気機器や電子機器の小型化,薄型化を著しく阻害することなく,また,図2のグラフに示すように,それよりも薄い例えば0.5mm程度の電磁波遮蔽シート102に比べて高い電磁波遮蔽効果を得ることができる。
ここに,図3は,前記電磁波遮蔽シート1の取り付け状態の一例を示す図である。
図3に示すように,前記電磁波遮蔽シート1は,回路基板2に搭載されたIC3の上面及び側面を全て取り囲むように,該IC3に貼り付けられている。ここで,前記電磁波遮蔽シート1は,前記金属層12が60μmと非常に薄くて屈曲性が良いため,前記IC3に沿わせて柔軟に取り付けることが容易である。
そして,前記電磁波遮蔽シート1が取り付けられた前記IC3で発生して放射される電磁波は,該電磁波遮蔽シート1の電磁波吸収層11a,11b及び金属層12によって効率的に遮蔽される。
また,前記電磁波遮蔽シート1の金属層12の熱伝導性により,前記IC3の熱が前記金属層12を介して効率的に放熱される。即ち,前記電磁波遮蔽シート1は熱拡散シートとしての機能を兼ねることができる。
しかも,前記電磁波遮蔽シート1では,前記金属層12が二つの前記電磁波吸収層11a,11bに挟みこまれた構造であり,該金属層12が露出していないため,前記回路基板2上における電気的なショートを防止することができる。
図3に示すように,前記電磁波遮蔽シート1は,回路基板2に搭載されたIC3の上面及び側面を全て取り囲むように,該IC3に貼り付けられている。ここで,前記電磁波遮蔽シート1は,前記金属層12が60μmと非常に薄くて屈曲性が良いため,前記IC3に沿わせて柔軟に取り付けることが容易である。
そして,前記電磁波遮蔽シート1が取り付けられた前記IC3で発生して放射される電磁波は,該電磁波遮蔽シート1の電磁波吸収層11a,11b及び金属層12によって効率的に遮蔽される。
また,前記電磁波遮蔽シート1の金属層12の熱伝導性により,前記IC3の熱が前記金属層12を介して効率的に放熱される。即ち,前記電磁波遮蔽シート1は熱拡散シートとしての機能を兼ねることができる。
しかも,前記電磁波遮蔽シート1では,前記金属層12が二つの前記電磁波吸収層11a,11bに挟みこまれた構造であり,該金属層12が露出していないため,前記回路基板2上における電気的なショートを防止することができる。
ここでは,図4を用いて,前記電磁波遮蔽シート1の取付状態の他の例について説明する。ここに,図4は,前記電磁波遮蔽シート1の取付状態の他の例を示す図である。
図4に示すように,前記IC3に貼り付けられた前記電磁波遮蔽シート1には,前記IC3との接触面(下面)と反対側の面(上面)に,高い放熱特性を有する放熱板4が密着されている。また,前記放熱板4には,前記電磁波遮蔽シートXとの接触面(下面)と反対側の面(上面)に,シールド板5が密着されている。
これにより,前記電磁波遮蔽シート1から漏れた電磁波は前記放熱板4や前記シールド板5で吸収されるため,外部への電磁波の不要輻射をさらに減少させることができる。また,前記電磁波遮蔽シート1上の熱を,前記放熱板4や前記シールド板5を介して効率よく発散させることができる。
また,前記電磁波遮蔽シート1自体の前記IC3への接着度合が弱くても,該電磁波遮蔽シート1が上方の前記放熱板4や前記シールド板5から,下方の前記IC3側に押圧力を受けるため,該電磁波遮蔽シート1と前記IC3とを密着させることができる。したがって,前記IC3から前記電磁波遮蔽シート1への高い熱伝導性を確保することができ,該IC3の熱を効率的に放熱することができる。
図4に示すように,前記IC3に貼り付けられた前記電磁波遮蔽シート1には,前記IC3との接触面(下面)と反対側の面(上面)に,高い放熱特性を有する放熱板4が密着されている。また,前記放熱板4には,前記電磁波遮蔽シートXとの接触面(下面)と反対側の面(上面)に,シールド板5が密着されている。
これにより,前記電磁波遮蔽シート1から漏れた電磁波は前記放熱板4や前記シールド板5で吸収されるため,外部への電磁波の不要輻射をさらに減少させることができる。また,前記電磁波遮蔽シート1上の熱を,前記放熱板4や前記シールド板5を介して効率よく発散させることができる。
また,前記電磁波遮蔽シート1自体の前記IC3への接着度合が弱くても,該電磁波遮蔽シート1が上方の前記放熱板4や前記シールド板5から,下方の前記IC3側に押圧力を受けるため,該電磁波遮蔽シート1と前記IC3とを密着させることができる。したがって,前記IC3から前記電磁波遮蔽シート1への高い熱伝導性を確保することができ,該IC3の熱を効率的に放熱することができる。
1…電磁波遮蔽シート
11a,11b…電磁波吸収層
12…金属層
2…回路基板
3…IC
4…放熱板
5…シールド板
11a,11b…電磁波吸収層
12…金属層
2…回路基板
3…IC
4…放熱板
5…シールド板
Claims (3)
- 金属材料を含有する金属層と,該金属層を間に挟みこむ電磁波吸収材料を含有する二つの電磁波吸収層と,を備えてなることを特徴とする電磁波遮蔽シート。
- 前記金属材料が銅である請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
- 前記金属層の厚さが略60μm,二つの前記電磁波吸収層各々の厚さが略1mmである請求項1又は2のいずれかに記載の電磁波遮蔽シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006224011A JP2008047800A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 電磁波遮蔽シート |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006224011A JP2008047800A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 電磁波遮蔽シート |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008047800A true JP2008047800A (ja) | 2008-02-28 |
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ID=39181219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006224011A Pending JP2008047800A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 電磁波遮蔽シート |
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JP (1) | JP2008047800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103929933A (zh) * | 2013-01-10 | 2014-07-16 | 昆山雅森电子材料科技有限公司 | 抑制电磁波干扰结构及具有该结构的软性印刷电路板 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818271A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-19 | Tokin Corp | 電子装置およびそのノイズ抑制方法 |
JP2002198686A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Sony Corp | 電子部品用シートおよびその製造方法 |
-
2006
- 2006-08-21 JP JP2006224011A patent/JP2008047800A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0818271A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-19 | Tokin Corp | 電子装置およびそのノイズ抑制方法 |
JP2002198686A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Sony Corp | 電子部品用シートおよびその製造方法 |
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CN103929933A (zh) * | 2013-01-10 | 2014-07-16 | 昆山雅森电子材料科技有限公司 | 抑制电磁波干扰结构及具有该结构的软性印刷电路板 |
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