JP2008047202A - 光ディスク再生装置、サーボ制御装置及びサーボ制御信号生成方法 - Google Patents

光ディスク再生装置、サーボ制御装置及びサーボ制御信号生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスク上に比較的大きな欠陥が発生しても、Capture時間を抑制し、迅速に安定的なサーボ制御を行うこと。
【解決手段】光ピックアップの出力から生成されるサーボエラー信号と光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力する光ディスク再生装置において、光ディスク上の欠陥位置を検出して、その欠陥位置を記憶し、その後光ピックアップが欠陥を通過した後に生成されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する。次に、欠陥信号に基づいて欠陥が検出されたとき、記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるときに、記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ディスク再生装置、サーボ制御装置及びサーボ制御信号生成方法に関する。さらに詳しくは、フォーカスサーボやトラッキングサーボなどのサーボ制御に関する。
近年、大量のデータを記録することができる大容量の記録媒体として、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクが広く用いられている。
この種の光ディスクに記録されたデータは、光ディスク再生装置を用いて再生される。すなわち、光ディスク再生装置は、まず光ディスクに読み取り用のレーザ光を照射し、その反射光から光ピックアップを用いて受光信号を生成する。続いて、この受光信号に基づいてRF(radio frequency)信号を生成した後、このRF信号を信号処理回路で処理することによって光ディスクに記録させたデータを再生するようにしている。
また、光ディスク再生装置では、光ディスクに記録されたデータを読み取るために、光ピックアップから出力するレーザ光の焦点位置を光ディスクの記録面に制御するフォーカスサーボ動作や、レーザ光がディスク上のトラック(ピット列やグルーブ(溝)によるトラック)をトレースするように制御するトラッキングサーボ動作を行っている。これらのフォーカスサーボ動作及びトラッキングサーボ動作は、それぞれ光ピックアップから出力される受光信号から生成されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて行われる。
ところで、光ディスク再生装置においては、光ディスク上に傷や付着物などの欠陥部分がある場合、光ピックアップが欠陥部分を通過する際に、この欠陥部分の影響によってサーボエラー信号の波形に乱れが生じる。そして、このような波形に乱れを有するサーボエラー信号に基づいて生成したサーボ制御信号によって光ピックアップのサーボ制御を行った場合、トラック飛び等の誤った制御を行ってしまうという問題がある。
このため従来の光ディスク再生装置では、ピックアップから出力されるRF信号の波形を監視し、この波形に異常が生じた場合、光ディスク上に欠陥部分が存在するものとしてサーボ制御をホールドする機能が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−90467
しかしながら、再生する光ディスクに偏心があるような場合、従来の光ディスク再生装置では、図9に示すように、サーボエラー信号から生成されるサーボ制御信号は正弦波状の信号となる。従って、比較的大きな欠陥が光ディスク上にあると、図10に示すように、サーボ制御をホールドしたときのサーボ制御信号の値(以下、「Hold値」とする。)と、ホールド状態を解除した後のあるべき値(以下、「期待値」とする。)との差αが大きくなってしまう。そのため、ホールドを解除した後、光ピックアップを光ディスク上のトラックに安定的にトレースさせることができるようになるまでの時間(以下、「Capture時間」とする。)が長くなるという問題がある。このような問題は、光ディスク上の欠陥領域が大きく複数のトラックを跨ぐような場合、光ディスクが1回転する毎に発生し、Hold値と期待値との差αが大きくなり、Capture時間も増加することになる。従って、条件によっては、サーボが外れてしまう可能性があるという問題があった。この問題は、トラックピッチが狭い高密度ディスクになるにつれ顕著になる。
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光ディスク上に比較的大きな欠陥が発生しても、Capture時間を抑制し、迅速に安定的なサーボ制御を行うことができる光ディスク再生装置、サーボ制御装置ならびにサーボ制御信号生成方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップと、この光ピックアップの出力からサーボエラー信号を生成するサーボエラー生成部と、前記光ピックアップの出力から前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成する欠陥検出部と、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力するサーボ制御部と、を有する光ディスク再生装置において、前記サーボ制御部は、前記欠陥検出部による出力に基づいて、前記光ディスク上の欠陥位置を検出する欠陥位置検出部と、前記欠陥位置検出部で検出した欠陥位置を記憶する欠陥位置記憶部と、前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する目標値記憶部と、前記欠陥検出部によって欠陥が検出されたとき、前記欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって前記欠陥位置記憶部に記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部と、前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定されると、前記欠陥位置記憶部に記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する目標値制御部とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記目標値制御部は、前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥がないと判定されると、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいて前記サーボ制御信号を生成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記目標値は、前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいて生成されるサーボ制御信号の値であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記目標値は、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいた信号と前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号との差分値であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、目標値制御部は、前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定された場合であっても、前記欠陥の期間が所定の長さより短いときには、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいて前記サーボ制御信号を出力することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記目標値制御部は、前記目標値に基づいた信号として、前記目標値に段階的に移行していく信号を前記サーボ制御信号として出力することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップの出力からサーボエラー信号を生成するサーボエラー生成部と、前記光ピックアップの出力から前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成する欠陥検出部と、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力するサーボ制御部と、を有するサーボ制御装置において、前記欠陥検出部による出力に基づいて、前記光ディスク上の欠陥位置を検出する欠陥位置検出部と、前記欠陥位置検出部で検出した欠陥位置を記憶する欠陥位置記憶部と、前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する目標値記憶部と、前記欠陥検出部によって欠陥が検出されたとき、前記欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって前記欠陥位置記憶部に記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部と、前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定されると、前記欠陥位置記憶部に記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する目標値制御部とを有することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップの出力からサーボエラー信号及び前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成し、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力する光ディスク再生装置におけるサーボ制御信号生成方法において、前記光ディスク上の欠陥位置を検出して、欠陥位置を記憶し、その後前記光ピックアップが欠陥を通過した後に生成されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶し、その後、次のトラックで欠陥信号に基づいて欠陥が検出された場合、その欠陥が前記記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置の欠陥であれば、前記記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力することを特徴とする。
請求項1,7,8に記載の発明によれば、光ディスク上の欠陥やごみ等によってサーボ制御が一旦ホールド状態になった後再び復帰する際に、欠陥を検出したトラックの前周のサーボエラー信号に基づく目標値に応じたサーボ制御信号を出力するようにしているので、光ディスク上の欠陥領域が大きく複数のトラックを跨ぐような場合であっても、Capture時間を短縮して、迅速に安定的なサーボ状態に復帰させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前周のトラックの所定位置に欠陥がないときには、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号でサーボ制御するので、トラックを跨ぐ欠陥とトラックを跨がない欠陥とでサーボ制御をそれぞれ適切に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、目標値を光ピックアップが欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づく値にしているので、Capture時間を経過して安定したときのサーボエラー信号に基づいて目標値を設定することができ、適切にかつ精度よく目標値の設定を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、欠陥検出時のサーボエラー信号を基づいた信号と光ピックアップが欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号との差分値を目標値としたので、Capture時間を経過して安定したときのサーボエラー信号に基づいて目標値を生成でき、かつ目標値を加算又は減算するだけで容易に目標値に基づいたサーボ制御信号を生成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、目標値制御部は、前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥があると判定された場合であっても、欠陥の期間が所定の長さより短いときには、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいてサーボ制御信号を出力するので、欠陥が所定の長さより短いときには、目標値に基づいた信号をサーボ制御信号として出力する必要がなく、迅速にサーボ制御をホールドさせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、目標値制御部は、目標値に基づいた信号として、目標値に段階的に移行していく信号をサーボ制御信号として出力するので、目標値に基づいたサーボ制御信号によって段階的にゆっくりとサーボ動作を行うことができる。また、欠陥を検出している期間が前周のトラックを検出する期間よりも短い場合に、欠陥の検出が終了したときに、目標値制御部が目標値に移行することを停止することによって、サーボ動作を欠陥検出終了後のサーボ制御信号の期待値に近づけることができるので、Capture時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施形態における光ディスク再生装置の構成について具体的に説明する。
本発明の実施形態における光ディスク再生装置は、情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップと、この光ピックアップの出力からサーボエラー信号を生成するサーボエラー生成部と、光ピックアップの出力から光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成する欠陥検出部と、サーボエラー信号と欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力するサーボ制御部とを備えている。サーボエラー信号としては、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号などがある。
しかも、サーボ制御部は、欠陥検出部による出力に基づいて、光ディスク上の欠陥位置を検出する欠陥位置検出部と、欠陥位置検出部で検出した欠陥位置を記憶する欠陥位置記憶部と、光ピックアップが欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する目標値記憶部と、欠陥位置検出部によって欠陥が検出されたとき、欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって欠陥位置記憶部に記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部と、この前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥があると判定されると、欠陥位置記憶部に記憶した目標値に基づいた信号をサーボ制御信号として出力する目標値制御部とを備えている。
このように、光ディスク上の欠陥やごみ等によってサーボ制御が一旦ホールド状態になった後再び復帰する際に、欠陥を検出したトラックの前周のサーボエラー信号に基づく目標値を設定し、この目標値に基づくサーボ制御信号を出力するようにしているので、光ディスク上の欠陥領域が大きく複数のトラックを跨ぐような場合であっても、Capture時間を短縮して、迅速に安定的なサーボ状態に復帰させることができる。
また、目標値制御部は、前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥がないと判定されると、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいてサーボ制御信号を生成するようにしている。
従って、前周のトラックの所定位置に欠陥がないときには、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号でサーボ制御するので、トラックを跨ぐ欠陥とトラックを跨がない欠陥とでサーボ制御をそれぞれ適切に行うことができる。
ここで、目標値を、光ピックアップが欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいて生成されるサーボ制御信号の値とすることができる。
このように目標値を設定することにより、Capture時間を経過して安定したときのサーボエラー信号に基づいて目標値を設定するので、適切にかつ精度よく目標値の設定を行うことができる。
また、目標値を、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいた信号と光ピックアップが欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号との差分値としてもよい。
このように目標値を設定することによって、Capture時間を経過して安定したときのサーボエラー信号に基づいて目標値を生成でき、かつ目標値を加算又は減算するだけで容易に目標値に基づいたサーボ制御信号を生成することができる。
また、目標値制御部は、前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥があると判定された場合であっても、欠陥の期間が所定の長さより短いときには、欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいてサーボ制御信号を出力するようにしている。
従って、光ディスク上の欠陥を検出している期間が所定の長さより短いときには、目標値に基づいた信号をサーボ制御信号として出力する必要がなく、迅速にサーボ制御をホールドさせることができる。
また、目標値制御部は、目標値に基づいた信号として、目標値に段階的に移行していく信号をサーボ制御信号として出力するようにしている。
従って、目標値に基づいたサーボ制御信号によって段階的にゆっくりとサーボ動作を行うことができる。また、欠陥を検出している期間が前周のトラックを検出する期間よりも短い場合に、欠陥の検出が終了したときに、目標値制御部が目標値に移行することを停止することによって、サーボ動作を欠陥検出終了後のサーボ制御信号の期待値に近づけることができるので、Capture時間を短縮することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を用いて説明する。図1は本実施形態における光ディスク再生装置Aのサーボ制御部分の概略ブロック図である。なお、光ディスク再生装置Aのサーボ制御部分がサーボ制御装置に相当する。
図1に示すように、本実施形態における光ディスク再生装置Aは、情報が記録されたトラックを有する光ディスク1に対してレーザ光を照射し、このレーザ光が光ディスク1で反射されてなる反射光を検出して受光信号Sig1を生成する光学読取用の光ピックアップ2と、この光ピックアップ2から出力される受光信号Sig1に基づいて、トラッキングエラー(TE)信号Sig2、フォーカスエラー信号(FE)Sig3などの光ディスク制御用アナログ信号を生成して出力するサーボエラー生成部としての機能と受光信号Sig1に基づいてRF信号Sig4などを生成して出力するRF信号生成部としての機能とを有するRFアンプ部3と、RFアンプ部3からそれぞれ出力されるトラッキングエラー信号Sig2、フォーカスエラー信号Sig3及びRF信号Sig4をそれぞれデジタル信号に変換するA/Dコンバータ4,5,6と、A/Dコンバータ6を介してRFアンプ部3から出力されるデジタル化されたRF信号Sig7から光ディスク1上の欠陥(傷や埃など)を示す欠陥信号であるディフェクト信号Sig8を生成する欠陥検出部7と、ディフェクト信号Sig8とA/Dコンバータ4を介してRFアンプ部3から出力されるサーボエラー信号であるトラッキングエラー信号Sig5とからトラッキングサーボ制御信号Sig9を生成するトラッキングサーボ制御部8と、ディフェクト信号Sig8とA/Dコンバータ5を介してRFアンプ部3から出力されるサーボエラー信号であるフォーカスエラー信号Sig6とからフォーカスサーボ制御信号Sig10を生成するフォーカスサーボ制御部9と、トラッキングサーボ制御部8から出力されるトラッキングサーボ制御信号Sig9に基づいた制御信号をトラッキングアクチュエータ(図示せず)に印加して光ピックアップ2のトラッキング制御を行うトラッキング駆動回路10と、フォーカスサーボ制御部9から出力されるフォーカスサーボ制御信号Sig10に基づいた制御電圧をフォーカスアクチュエータ(図示せず)に印加して光ピックアップ2のフォーカス制御を行うとフォーカス駆動回路11とを備えている。なお、光ディスク1には、情報が記録されたトラックが螺旋状又は同心円状に配置されている。
ここで、トラッキングサーボ制御とは、光ピックアップ2から照射されるレーザ光を光ディスク1上のトラック(ピット列やグルーブ(溝)によるトラック)にトレースする制御であり、光ピックアップ2によって照射するレーザ光のスポット位置とトラックの中心位置とのずれ量(光ディスク1の半径方向のずれ量)であるトラッキングエラー信号を用いて行われる。すなわち、トラッキングサーボ制御は、光ピックアップ2によって照射するレーザ光のスポット位置トラックの真ん中になるようにトラッキングアクチュエータを制御して、光ピックアップ2における対物レンズの位置を調整している。具体的には、光ピックアップ2において対物レンズ(図示せず)を保持する二軸機構のトラッキングコイルに電流を印加し、トラッキングサーボ動作を実行させる。
また、フォーカスサーボ制御とは、光ディスク1に記録されたデータを読み取るために、光ピックアップ2から出力するレーザ光の焦点位置が光ディスク1の記録面になるように調整する制御であり、焦点ずれ量であるフォーカスエラー信号を用いて行われる。さらに具体的には、光ピックアップ2において対物レンズ(図示せず)を保持する二軸機構のフォーカスコイルに電流を印加し、フォーカスサーボ動作を実行させる。なお、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号は、RFアンプによって、周知の位相差法、プッシュプル法、3ビーム法等によって生成される。また、トラッキングサーボ制御部8やフォーカスサーボ制御部9がサーボ制御部に相当する。
以上のように構成された光ディスク再生装置Aは、光ディスク上の欠陥やごみ等によってトラッキングサーボ制御やフォーカスサーボ制御が一旦ホールド状態になった後再び復帰する際に、前周のトラッキングエラー信号Sig5やフォーカスエラー信号Sig6に基づく目標値に応じたサーボ制御信号を出力するものであり、以下、欠陥検出部7の動作、トラッキングサーボ制御部8及びフォーカスサーボ制御部9の構成及び動作について順に説明する。
まず、図2を参照して、欠陥検出部7における光ディスク1上の欠陥を検出する動作について説明する。図2は図1における欠陥検出部7の動作を説明するための図である。
欠陥検出部7は、RF信号Sig7のピーク値をホールドするピークホールド回路(図示せず)及びRF信号Sig7のボトム値をホールドするボトムホールド回路(図示せず)とを備えており、ピークホールド回路から出力されるピークホールド信号が所定の閾値を下回ったとき、或いはボトムホールド回路から出力されるボトムホールド信号が所定の閾値を上回ったときに、光ディスク1上の欠陥を示すディフェクト信号を出力するように構成している。図2には、欠陥検出部7において、ピークホールド回路から出力されるピークホールド信号が所定の閾値を下回ったときHighレベルとなるディフェクト信号が生成されている様子を示している。
ここで、ピークホールド回路は、光ディスク1上にキズや汚れ等などがある場合に光ディスク1からの光の反射量が著しく小さくなる暗欠陥を検出するものであり、ボトムホールド回路は、光ディスク1上に埃などがある場合に光ディスクからの光の反射量が著しく大きくなる明欠陥を検出するものである。
このように、欠陥検出部7は、RF信号Sig7から光ディスク1上の欠陥(傷や埃など)を示す欠陥信号であるディフェクト信号Sig8を生成する。
次に、トラッキングサーボ制御部8及びフォーカスサーボ制御部9の構成及び動作について図面を参照して説明する。図3はトラッキングサーボ制御部8の概略ブロック図である。なお、トラッキングサーボ制御部8とフォーカスサーボ制御部9とは同様の構成及び動作となるため、ここでは、トラッキングサーボ制御部8の構成及び動作を例に挙げて説明する。
図3に示すように、トラッキングサーボ制御部8は、デジタルデータとして入力されるトラッキングエラー信号Sig5に対して位相補償等のためのフィルタリングやループゲイン処理などの所定の演算を行って演算後のトラッキングエラー信号である第1制御信号Sig11を生成する位相補償部20と、第1制御信号Sig11の低域成分を抽出するLPF(ローパスフィルタ)を有し、欠陥検出時に第1制御信号Sig11をそのLPFによりホールドしたホールド信号である第2制御信号Sig12を生成するホールド・フィルタ部21と、ディフェクト信号Sig8、第2制御信号Sig12及びトラッキングサーボ制御信号Sig9を入力し、所定の条件の下、第3制御信号Sig13を生成して出力するトラッキングサーボ信号生成部22と、第1制御信号Sig11及び第2制御信号Sig12のうちいずれか一方を選択して出力する第1スイッチ23と、第1スイッチ23から出力される制御信号及び第3制御信号Sig13のいずれか一方を選択して出力する第2スイッチ24とを備えている。なお、ディフェクト信号Sig8がLowレベルからHighレベルに立ち上がる時点を欠陥検出時とする。
そして、トラッキングサーボ信号生成部22によって、第1スイッチ23及び第2スイッチ24が制御され、第1制御信号Sig11、第2制御信号Sig12及び第3制御信号Sig13のうち、いずれか一つの制御信号がトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力される。
ここで、トラッキングサーボ信号生成部22の具体的構成について、図面を参照して具体的に説明する。図4はトラッキングサーボ信号生成部22の概略ブロック図である。
図4に示すように、トラッキングサーボ信号生成部22は、コントローラ30と、欠陥位置記憶部としてのDefect位置メモリー31と、目標値記憶部としての目標値メモリー32と、LPF(ローパスフィルタ)34と、タイマー35と、設定値保持メモリー36とを備えている。
コントローラ30は、欠陥検出部7から出力されるディフェクト信号Sig8及び後述のFGパルスSig15に基づいて、光ディスク1上の欠陥発生位置を検出する欠陥位置検出部としての機能と、欠陥検出部7によって欠陥が検出されたとき、この欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって目標値メモリー32に記憶した欠陥発生位置と所定の位置関係を有する欠陥発生位置(以下、「所定位置」ということがある。)に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部としての機能と、この前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥があると判定されると、目標値メモリー32に記憶した目標値に基づいた信号である第3制御信号Sig13を生成し、この第3制御信号Sig13を第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御してトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する目標値制御部としての機能とを有している。
ここで、FGパルスSig15は、図示しない周知のFGパルス出力手段によって、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ(図示せず)が所定角度φ回転する毎に出力されるものである。
タイマー35は、FGパルスSig15をカウントして光ディスク1の回転角度を検出して光ディスク1の回転位置を逐次コントローラ30に通知する。
コントローラ30は欠陥位置検出部として、欠陥検出部7から出力されるディフェクト信号Sig8がLowレベルからHighレベルに立ち上がったときの光ディスク1上の位置をタイマー35によって検出し、欠陥開始位置としてDefect位置メモリー31に記憶する。
なお、本実施形態においては、Defect位置メモリー31に記憶する光ディスク1上の位置は、トラック1周分に所定の後述の発生位置許容誤差設定値を加えたもののみを記憶するようにしており、光ディスク1の回転に伴って欠陥位置検出部により順次更新される。すなわち、隣接する前周のトラックに欠陥部分がある場合に、その欠陥部分の位置と所定の関係を有する位置にあると検出することができる分だけ記憶しておき、不要なものは更新により削除する。従って、隣接するトラックに欠陥部分がないような場合には、Defect位置メモリー31には何も記憶されていないことになる。
このように、Defect位置メモリー31に記憶する光ディスク1上の欠陥位置を最小限にとどめているために、光ディスク1上の欠陥発生位置を記憶する領域を最小限確保するだけでよく、トラック位置も判定する必要がない。
なお、トラック位置が判定できるようにトラック位置判定手段を設け、光ディスク1上の欠陥位置としてトラック位置をも関連付けて記憶するようにして、Defect位置メモリー31に複数のトラック分の欠陥発生位置を記憶させるようにしてもよい。
また、コントローラ30は前周欠陥判定部として、欠陥検出部7から出力されるディフェクト信号Sig8がLowレベルからHighレベルに立ち上がったときの光ディスク1上の位置が、そのトラックに隣接する前周のトラックであってDefect位置メモリー31に記憶した欠陥発生位置と所定の位置関係を有する位置に欠陥があるか否かを判定する。
ここで、「所定の位置関係を有する」とは、Defect位置メモリー31に記憶した欠陥発生位置と設定値保持メモリー36に保持された発生位置許容誤差設定値とによって決定される。この点については、後述で詳説する。
また、コントローラ30は目標値制御部として、光ピックアップ2が欠陥を通過した後にRFアンプ部3から出力されるトラッキングエラー信号Sig5の値に基づいたトラッキングサーボ制御信号である第1制御信号Sig11が安定したことを検出して、その時の第1制御信号Sig11の低域成分をLPF34により抜き出した値を目標値として目標値メモリー32に記憶する。このLPF34は、第1制御信号Sig11の低域成分を抜き出せるように時定数の長いローパスフィルタとなっている。
ここで、第1制御信号Sig11が安定したとは、トラッキングサーボ制御信号としての第1制御信号Sig11が所定の単位時間当り所定の範囲内の揺らぎとなっていることを意味する。
また、コントローラ30は目標値制御部として、欠陥検出部7によって欠陥が検出されたとき、その欠陥が検出されている間、前周欠陥判定部により前周のトラックの所定位置に欠陥があると判定されると、目標値メモリー32に記憶した目標値に基づいた第3制御信号Sig13を生成し、この第3制御信号Sig13を第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御してトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する一方、前周欠陥判定部により前周のトラックの所定位置に欠陥がないと判定されると、第2制御信号Sig12を第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御してトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。
また、コントローラ30は目標値制御部として、欠陥検出部7によって欠陥が検出されないときには、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御して第1制御信号Sig11をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。
また、設定値保持メモリー36は、図示しない入力部によって入力されるホールド値分割数設定値、ディフェクト長設定値、発生位置許容誤差設定などを記憶する。
ホールド値分割数設定値は、目標値に基づいて生成する第3制御信号Sig13をすぐに目標値とするのではなく、段階的に目標値に移行していくときのその段階数を決定するための値であり、コントローラ30は目標値制御部として、このホールド値分割数設定値に基づいて第3制御信号Sig13を段階的に目標値に移行していく。
また、ディフェクト長設定値は、トラッキングサーボ制御信号Sig9として第2制御信号Sig12を出力するのか、第3制御信号Sig13を出力するのかを決定するための設定値である。すなわち、前周欠陥判定部により前周のトラックに欠陥があると判定された場合であっても、この設定値よりも欠陥の期間が短いときには、コントローラ30は目標値制御部として、第2制御信号Sig12をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力するのである。
また、発生位置許容誤差設定値は、隣接する前周のトラックに欠陥部分がある場合に、その欠陥部分と所定の位置関係を有するか否かを判定するための値であり、この値を大きくするほど欠陥部分と所定の位置関係を有する範囲が広くなり、この値を小さくするほど欠陥部分と所定の位置関係を有する範囲が狭くなる。
以上のように構成された光ディスク再生装置Aについて、その動作を図面を参照して具体的に説明する。図5は光ディスク再生装置Aにおける光ディスク1上の欠陥検出時のトラッキングサーボ制御信号生成動作を説明するための図である。なお、本実施形態における光ディスク再生装置Aは、特に偏心した光ディスク1を再生する際に有効となるものであり、ここでは、光ディスク再生装置Aが再生する光ディスク1は偏心しているものとして説明する。また、光ディスク1上に発生する後天的に発生する欠陥は、トラック接線方向への極端に短い線傷を除けば、ほとんどは巨視的変化(トラック周回を重ねる毎に徐々に広くなり、あるところから徐々に狭くなる)となるため、ここでは、光ディスク1上に巨視的変化となる傷などの欠陥が発生しているものとする。
図5(a)は、トラッキングサーボ制御部8から出力されるトラッキングサーボ制御信号Sig9を示しており、光ディスク1が偏心しているために正弦波状に変化している様子を表している。また、光ディスク1上に巨視的変化となる欠陥により欠陥検出部7により各トラック周毎に同等の位置で欠陥が検出されることを示している。
図5(b)は、図5(a)における各トラック周の欠陥位置でのRF信号Sig7、ディフェクト信号Sig8、トラッキングサーボ制御信号Sig9の各信号波形を示している。なお、ここでは、説明を容易にするために、第1周目から第3周目のトラックまで欠陥の長さは同じであるとする。また、第1周目のトラックの前周のトラックには欠陥がないものとする。
図5(a)に示すように、光ディスク1上の第1周目のトラックにおける欠陥開始位置に光ピックアップ2が到達すると、トラッキングサーボ制御部8のトラッキングサーボ信号生成部22におけるコントローラ30は、欠陥検出部7からHighレベルのディフェクト信号Sig8を受信する。
このようにHighレベルのディフェクト信号Sig8を受信すると、前周欠陥判定部は、そのトラックに隣接する前周のトラックであってDefect位置メモリー31に記憶した欠陥発生位置と所定の位置関係を有する位置に欠陥があるか否かを判定する。
第1周目のトラックでは、前周のトラックには欠陥がないので、Defect位置メモリー31には欠陥発生位置が記憶されていない。従って、前周欠陥判定部は、Defect位置メモリー31に記憶した欠陥発生位置と所定の位置関係を有する位置に欠陥はないと判定し、目標値制御部は、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御して、第2制御信号Sig12をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。
また、コントローラ30は欠陥位置検出部として、欠陥検出部7から出力されるディフェクト信号Sig8がLowレベルからHighレベルに立ち上がったときの光ディスク1上の位置をタイマー35によって検出し、欠陥開始位置としてDefect位置メモリー31に記憶する。
また、光ディスク1上の第1周目のトラックにおける欠陥終了位置に光ピックアップ2が到達すると、コントローラ30は目標値制御部として、欠陥検出部7からLowレベルのディフェクト信号Sig8を受信し、その後所定の待機時間(Wait時間)待って、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御して、トラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する信号を第2制御信号Sig12から第1制御信号Sig11に切り替える。
さらに、目標値制御部は、光ピックアップ2が欠陥を通過した後にサーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいたトラッキングサーボ制御信号である第1制御信号Sig11が安定したことを検出して、その時の第1制御信号Sig11の低域成分をLPF34により抜き出した値を目標値として目標値メモリー32に記憶する。
このように、トラッキングサーボ制御部8は、光ディスク1の第1周目のトラックにおける欠陥開始位置の情報と第2周目で欠陥があった場合に用いる目標値の情報とを学習する。
次に、光ディスク1上の第2周目のトラックにおける欠陥開始位置に光ピックアップ2が到達すると、コントローラ30は、欠陥検出部7からHighレベルのディフェクト信号Sig8を受信し、前周欠陥判定部として、このときの光ディスク1上の位置がDefect位置メモリー31に記憶した欠陥発生位置と所定の位置関係を有する位置に欠陥があるか否かを判定する。
Defect位置メモリー31には2周目の欠陥開始位置と所定の位置関係を有する欠陥発生位置が記憶されているため、設定値保持メモリー36に記憶しているホールド値分割数設定値に基づいて段階的に目標値に移行する第3制御信号Sig13を生成し、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御してトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。
また、コントローラ30は欠陥位置検出部として、第1周目と同様に、欠陥開始位置としてDefect位置メモリー31に記憶し、その後、光ディスク1上の第2周目のトラックにおける欠陥終了位置に光ピックアップ2が到達すると、目標値制御部として、第1周目と同様に、所定の待機時間(Wait時間)待って、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御し、トラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する信号を第2制御信号Sig12から第1制御信号Sig11に切り替える。
また、第1周目と同様に、第1制御信号Sig11が安定したことを検出して、その時の第1制御信号Sig11の低域成分をLPF34により抜き出した値を目標値として目標値メモリー32に記憶する。第2周目では、第3制御信号Sig13が出力されるため、トラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する信号が第1制御信号Sig11に切り替えられてから安定するまでのCapture時間が第1周目に比べて小さくなる。
その後、コントローラ30は、第3周目以降も同様の動作を行うことになる。すなわち、前周の欠陥位置と所定関係を有する位置に欠陥がなくなるまで第2周目と同様の動作を行い、その後コントローラ30が前周の欠陥位置と所定関係を有する位置に欠陥がなったと判定すると、隣接するトラックを跨ぐ同一欠陥の領域があるトラックを通過したと判定し、次の欠陥開始位置に光ピックアップ2が到達するまで、第1制御信号Sig11をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。欠陥開始位置に光ピックアップ2が到達すると、第1周目と同様の動作を行うことになる。
一方、コントローラ30は前周欠陥判定部として、第2周目に第1周目の欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥がないと判定すると、目標値制御部として、第1スイッチ23及び第2スイッチ24を制御して、第2制御信号Sig12をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力する。また、コントローラ30は、Defect位置メモリー31に記憶された第1周目の欠陥開始位置をクリアする。
このように、コントローラ30は、前周のトラックで学習したが、現在のトラックでは前周のトラックの欠陥位置と所定関係を有する位置に欠陥がない場合、次の周のトラックに突入する前に、前周のトラックで学習したデータをクリアし、現在のトラックで学習したデータのみをDefect位置メモリー31及び目標値メモリー32に記憶させる。なお、現在のトラックで学習したデータがなければ、Defect位置メモリー31及び目標値メモリー32に記憶するものはない。つまり、隣接トラックの学習データのみを使用し、間に1トラック以上を挟んだトラック上の欠陥については、たとえ回転角度が同一な位置の欠陥であっても、同一欠陥として扱わないようにしている。
一般に、光ディスク1上に後天的に発生する傷などの欠陥は、上述のように複数のトラックに跨ることが多く、欠陥検出部7により比較的長期間のHighレベルのディフェクト信号が出力されたときであっても、トラッキングサーボ制御信号Sig9として第1制御信号Sig11に切り替えるときのその間の誤差を可及的に小さくすることができる。言い換えれば、切り替え直後(サーボ制御のホールド解除直後)の第1制御信号Sig11と期待されるトラッキングサーボ制御信号Sig9の値との誤差を可及的に小さくすることができるのである。
ここで、光ディスク1のトラックピッチを1.6μm、ディスク中心から半径rが30mmのところに例えば3mmの長さの欠陥がある場合を仮定すると、サーボ制御をホールドしたときにディスク回転に伴う上下方向トラック跨量は5.0μmとなる。従来のように欠陥検出中にサーボ制御を欠陥検出時点のトラック位置でホールドする方式では、光ピックアップが3mmの長さの欠陥を通過した時には、光ピックアップは少なくともトラック3周分を跨いでしまうことになり、別トラックに引き込まれてしまう。そのため、光ピックアップが欠陥検出時のトラックに戻るまでのCapture時間が長くなり、条件によってはサーボはずれが発生する恐れがあった。それに対し、本発明に係る光ディスク再生装置Aによれば、欠陥通過後であっても、光ピックアップは、例えば欠陥検出時のトラックに追従するようにホールド可能であることからCapture時間が短縮されることになる。
従って、サーボ制御のホールド解除後のサーボ制御を安定させることができる。また、サーボ制御のホールド中は、第2制御信号Sig12や第3制御信号Sig13によってサーボ制御を行うので、この場合にもサーボ制御を安定させることができる。
また、上述のようにコントローラ30は目標値制御部として、図6に示すように、このホールド値分割数設定値に基づいて第3制御信号Sig13を段階的に目標値に移行していく。
例えば、図6(b)では、ホールド値分割数設定値が2に設定されているときの第3制御信号Sig13であるトラッキングサーボ制御信号Sig9の信号波形が示されており、同様に、図6(c)ではホールド値分割数設定値が3に、図6(d)ではホールド値分割数設定値がNにそれぞれ設定されているときのトラッキングサーボ制御信号Sig9の信号波形が示されている。
このように、コントローラ30は目標値制御部として、目標値に基づいた信号として、目標値に段階的に移行していく第3制御信号Sig13をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力するので、段階的にゆっくりとサーボ動作を行うことができる。また、欠陥を検出している期間が前周のトラックを検出する期間よりも短い場合に、目標値制御部は、欠陥の検出が終了した後所定の待機時間を待って強制的にトラッキングサーボ制御信号Sig9として第3制御信号Sig13から第1制御信号Sig11に切り替えるので、現在のトレースしているトラックの欠陥期間が前周のトラックの欠陥期間よりも短い期間であるときであっても、サーボ動作を欠陥検出終了後のサーボ制御信号の期待値に近づけることができ、Capture時間を短縮することができる。
また、上述のようにコントローラ30は前周欠陥判定部として、図7に示すように、この発生位置許容誤差設定値に基づいて隣接する前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分があるか否かを判定する。
例えば、図7(a)に示すように、発生位置許容誤差設定値に(ta,tb)が設定されているとき、目標値制御部は、前周(第1周目)のトラックと同一の位置Zの位置から逆回転方向にtaかつ回転方向にtbの位置(Z−ta〜Z+tb)を所定の関係を有する位置として判定する。
従って、図7(b)に示すように、第2周目のトラックでディフェクト信号Sig8が前周(第1周目)のトラックと同一の位置Zと逆回転方向にt1(≦ta)かつ回転方向にt2(≦tb)の位置内(Z−t1〜Z+t2)にあるときには、前周欠陥判定部は、前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥があると判定し、目標値制御部によって第3制御信号Sig13がトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力される。
一方、図7(c)に示すように、第2周目のトラックでディフェクト信号Sig8が前周(第1周目)のトラックと同一の位置Z1と逆回転方向にt3(>ta)かつ回転方向にt4(>tb)の位置内(Z−t3〜Z+t4)にあるときには、前周欠陥判定部は、前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥がないと判定し、目標値制御部によって第2制御信号Sig12がトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力される。
このように、コントローラ30は前周欠陥判定部として、検出された欠陥が前周に学習した欠陥位置と所定関係を有する位置のものであるかを判定するために、前周の欠陥発生位置を比較する際の許容誤差をパラメータとして設定することで、光ディスク1の偏心や振動成分による微小な欠陥検出位置のズレを吸収することが可能となる。また、巨視的変化の欠陥の検出も容易となる。
なお、パラメータとしての発生位置許容誤差設定値は、上述のように入力部からの入力によって設定することができる他、光ディスク上の欠陥の多さなどによって前周欠陥判定部により動的に変更するようにしてもよい。例えば、コントローラ30によって光ディスク1上の傷の数をトラック1周毎に検出し、その数が多ければ発生位置許容誤差設定値を小さくし、その数が少なければ、発生位置許容誤差設定値を大きくすることようにできる。このようにすることにより、巨視的変化の欠陥とその他の欠陥との区別をつけることができ、誤って複数のトラックに跨らない欠陥を検出して第3制御信号Sig13をトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力することがない。
また、上述のようにコントローラ30は前周欠陥判定部として、設定値保持メモリー36に記憶したディフェクト長設定値に基づいて隣接する前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分があるか否かを判定する。すなわち、図8に示すように、欠陥検出部7から出力されるHighレベルのディフェクト信号がディフェクト長設定値よりも長いとき(図8(c)参照)、前周欠陥判定部は前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分があると判定して、目標値制御部によって第3制御信号Sig13がトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力される(図8(d)参照)。一方、欠陥検出部7から出力されるHighレベルのディフェクト信号がディフェクト長設定値よりも短いとき(図8(a)参照)、前周欠陥判定部は前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分がないと判定し、目標値制御部によって第2制御信号Sig12がトラッキングサーボ制御信号Sig9として出力される(図8(b)参照)。
上述のように複数のトラックに跨る欠陥は、比較的大きな欠陥領域を持つことから、比較的大きいディフェクト長設定値を設定することによって、このような欠陥に関して前周欠陥判定部が前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分があると判定するようにし、それ以外の複数のトラックに跨らないような小さい傷は、周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分がないと判定することができる。
上記実施形態においては、光ピックアップ2が光ディスク1上の欠陥を通過した後にRFアンプ部3から出力されるサーボエラー信号の値に基づいたトラッキングサーボ制御信号である第1制御信号Sig11が安定したときの値を目標値として目標値メモリー32に設定するようにしたが、第1制御信号Sig11が安定したときの値と光ピックアップ2が光ディスク1上の欠陥検出したときのサーボエラー信号の値に基づいた第2制御信号Sig12との差分値を目標値として目標値メモリー32に設定するようにしてもよい。
この場合、目標値制御部は、光ピックアップ2が光ディスク1上の欠陥検出したときに、サーボエラー信号の値に基づいた第2制御信号Sig12を検出する。そして、次の周のトラックで前周欠陥判定部により前周のトラックの欠陥位置と所定の関係を有する位置に欠陥部分があると判定すると、その欠陥を検出したときの第2制御信号Sig12に目標値メモリー32に記憶した目標値を加算した第3制御信号Sig13を生成して出力するようにする。
このように目標値を設定することによって、Capture時間を経過して安定したときのサーボエラー信号に基づいて目標値を生成でき、かつ目標値を加算又は減算するだけで容易に目標値に基づいたサーボ制御信号を生成することができる。
以上のように、本実施形態における光ディスク再生装置によれば、光ディスク上の欠陥やごみ等によってサーボ制御が一旦ホールド状態になった後再び復帰する際に、欠陥を検出したトラックの前周のサーボエラー信号に基づく目標値を設定し、この目標値に基づくサーボ制御信号を出力するようにしているので、光ディスク上の欠陥領域が大きく複数のトラックを跨ぐような場合であっても、前周のトラックにおいてホールド解除後の安定したサーボエラー信号に基づいた目標値を設定することで、Capture時間を短縮して、迅速に安定的なサーボ状態に復帰させることができる。
以上、本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
本発明に係る一実施形態における光ディスク再生装置のブロック図である。 欠陥検出部の動作を説明するための図である。 トラッキングサーボ制御部のブロック図である。 トラッキングサーボ信号生成部のブロック図である。 欠陥検出時のトラッキングサーボ制御信号の状態を示す図ある。 欠陥検出時のトラッキングサーボ制御信号の状態を示す図ある。 欠陥検出時のトラッキングサーボ制御信号の状態を示す図ある。 欠陥検出時のトラッキングサーボ制御信号の状態を示す図ある。 偏心がある光ディスクに対するサーボ制御信号の状態を示す図である。 従来の欠陥検出時のサーボ制御信号の状態を示す図ある。
符号の説明
A 光ディスク再生装置
1 光ディスク
2 光ピックアップ
3 RFアンプ
7 欠陥検出部
8 トラッキングサーボ制御部
9 フォーカスサーボ制御部
10 トラッキング駆動回路
11 フォーカス駆動回路
22 トラッキングサーボ信号生成部
23 第1スイッチ
24 第2スイッチ
30 コントローラ
31 Defect位置メモリー
32 目標値メモリー
34 LPF(ローパスフィルタ)
35 タイマー
36 設定値保持メモリー

Claims (8)

  1. 情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップと、この光ピックアップの出力からサーボエラー信号を生成するサーボエラー生成部と、前記光ピックアップの出力から前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成する欠陥検出部と、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力するサーボ制御部と、を有する光ディスク再生装置において、
    前記サーボ制御部は、
    前記欠陥検出部による出力に基づいて、前記光ディスク上の欠陥位置を検出する欠陥位置検出部と、
    前記欠陥位置検出部で検出した欠陥位置を記憶する欠陥位置記憶部と、
    前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する目標値記憶部と、
    前記欠陥検出部によって欠陥が検出されたとき、前記欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって前記欠陥位置記憶部に記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部と、
    前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定されると、前記欠陥位置記憶部に記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する目標値制御部と、を有する
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 前記目標値制御部は、
    前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥がないと判定されると、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいて前記サーボ制御信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 前記目標値は、前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいて生成されるサーボ制御信号の値である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 前記目標値は、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいた信号と前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号に基づいたサーボ制御信号との差分値である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  5. 目標値制御部は、前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定された場合であっても、前記欠陥の期間が所定の長さより短いときには、前記欠陥検出時のサーボエラー信号に基づいて前記サーボ制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光ディスク再生装置。
  6. 前記目標値制御部は、
    前記目標値に基づいた信号として、前記目標値に段階的に移行していく信号を前記サーボ制御信号として出力する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光ディスク再生装置。
  7. 情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップの出力からサーボエラー信号を生成するサーボエラー生成部と、前記光ピックアップの出力から前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成する欠陥検出部と、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力するサーボ制御部と、を有するサーボ制御装置において、
    前記欠陥検出部による出力に基づいて、前記光ディスク上の欠陥位置を検出する欠陥位置検出部と、
    前記欠陥位置検出部で検出した欠陥位置を記憶する欠陥位置記憶部と、
    前記光ピックアップが欠陥を通過した後に前記サーボエラー生成部から出力されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶する目標値記憶部と、
    前記欠陥検出部によって欠陥が検出されたとき、前記欠陥が検出されたトラックに隣接する前周のトラックであって前記欠陥位置記憶部に記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置に欠陥があるか否かを判定する前周欠陥判定部と、
    前記前周欠陥判定部により前記前周のトラックに欠陥があると判定されると、前記欠陥位置記憶部に記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する目標値制御部と、を有する
    ことを特徴とするサーボ制御装置。
  8. 情報が記録されたトラックを有する光ディスクに対してレーザ光を照射し、このレーザ光が前記光ディスクで反射されてなる反射光を検出する光ピックアップの出力からサーボエラー信号及び前記光ディスク上の欠陥を示す欠陥信号を生成し、前記サーボエラー信号と前記欠陥信号とに基づいてサーボ制御信号を生成し出力する光ディスク再生装置におけるサーボ制御信号生成方法において、
    前記光ディスク上の欠陥位置を検出して、欠陥位置を記憶し、その後前記光ピックアップが欠陥を通過した後に生成されるサーボエラー信号の値に基づいた目標値を記憶し、
    その後、次のトラックで欠陥信号に基づいて欠陥が検出された場合、その欠陥が前記記憶した欠陥位置と所定の位置関係を有する欠陥位置の欠陥であれば、前記記憶した目標値に基づいた信号を前記サーボ制御信号として出力する
    ことを特徴とするサーボ制御信号生成方法。
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