JP2008046726A - 計量販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】買い物カード等を使用しないことで商品を購入する際の購入者の負担を軽減しつつ、正確な精算処理を行うことが可能な計量販売システムを提供する。
【解決手段】計量販売システム100は、ハカリ1〜4上に載せられた商品を、お客が自ら所定のパンばさみEを用いてトレイtへ取分けてPOSレジスタ20において精算を行う販売システムであって、各ハカリ1〜4において計量値が所定量以上変動した場合には、リーダR1〜R4においてパンばさみEに取り付けられた無線タグ11から識別番号を読み取る。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、パン屋等においてセルフサービスによって商品をトレイ等に取分けてレジにおいて精算を行う計量販売システムに関する。
従来より、パン屋等の小売店において、お客が取り具を用いてパン等の商品をトレイに取って購入する際の利便性を向上させたシステムが用いられている。
例えば、特許文献1には、スーパーマーケット等において、セルフサービスによりお客が購入を希望する量の商品を計量して販売する計量販売システムが開示されている。
この計量販売システムでは、購入者が量り売りの商品の重量データや金額等の情報を記録するための買い物カードを有しており、買い物カード検出手段において買い物カードが検出された場合にのみ、量り売りの商品を取分けることができるようにすることで、実際に購入した商品とそれに貼り付けられた値付けラベルとの不一致による不正な計量、購入を防止している。
特許3371821号公報(平成14年11月22日登録)
しかしながら、上記従来の計量販売システムでは、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示されたシステムでは、不正な計量を防止するために、購入者全員に対して買い物カードを持たせる必要があるとともに、購入の度に買い物カードを検出器に通す必要があり、購入の際の作業が煩雑であった。
本発明の課題は、買い物カード等を使用しないことで商品を購入する際の購入者の負担を軽減しつつ、正確な精算処理を行うことが可能な計量販売システムを提供することにある。
第1の発明に係る計量販売システムは、複数の計量部と、情報保持部と、読取部と、を備えている。計量部は、複数の商品が載置されており、この商品全体の計量を行う。情報保持部は、商品を計量部上から取分けるための取り具にそれぞれ取り付けられており、個々に識別情報が記録されている。読取部は、計量部における計量値が変動すると、情報保持部に記録された識別情報を読み取る。
ここでは、所定の取り具を用いて複数の計量部上に載せられた商品を取分けた際の計量部における計量値の変動を検知して、取り具に取り付けられた情報保持部に記録された各取り具に固有の識別情報を読取部において読み取る。
通常、このようなセルフサービスで商品を取分けた後、レジで精算を行う販売システムでは、店員が目視でトレイ等に取分けられた商品を確認しながら精算が行われていた。このため、従来の販売システムでは、店員の確認ミスによる計算間違いや精算漏れが生じる等の問題を有していた。
本発明の計量販売システムでは、例えば、1つの取り具を用いて購入するパンをトレイ等に取分ける購入システムを採用したパン屋等において、所定の取り具によって複数のパンが盛り付けられた大皿からパンをトレイに取分ける際に大皿の下方に配置された計量部における計量値が変動するたびに、大皿の側方等に配置された読取部によって、取り具に取り付けられた無線タグ等の情報保持部に記録された識別情報を読み取る。
これにより、計量部における計量値の変動のタイミングに合わせて、読取部において、特定の取り具を用いて取分けられたパンの種類(単価)、個数とその取り具の識別情報とを蓄積することができる。この結果、レジでは、これらの読取部に蓄積された情報に基づいて、大皿からトレイに取分けられたパンの種類や個数を認識した上で、正確な精算処理を効率よく行うことができる。
第2の発明に係る計量販売システムは、第1の発明に係る計量販売システムであって、読取部は、取分けられた商品の精算を行うレジに接続されている。
ここでは、取り具を用いて大皿等から商品を取分けるたびに情報保持部に記録された識別情報を読み取る読取部が、レジに対して直接的あるいは間接的に接続されている。
これにより、読取部に蓄積された識別情報を取り出すために集めて回る必要が無くなるため、レジにおける精算処理を円滑に行うことが可能になる。そして、レジに対して、このとき読み取られた識別情報を商品情報(種類、単価、個数)等とともに、精算を行うレジに送信することができる。この結果、レジにおいて精算する際には、取り具の識別情報に対応する商品情報を読み取るだけで、正確に精算処理を行うことができる。
第3の発明に係る計量販売システムは、第1または第2の発明に係る計量販売システムであって、計量部は、取分けられた商品の精算を行うレジに接続されている。
ここでは、商品が取り具によって取分けられた際の計量値の変動時には、それぞれの計量部に対して直接的あるいは間接的に接続されたレジに対して、商品の種類、単価、個数等の情報を送信する。
これにより、レジ側においては、読取部において取得された各取り具の識別情報に加えて、その取り具によって取分けられた商品の種類(単価)や個数、計量値等の情報を、計量部から受信することができる。この結果、取り具の識別情報を確認するだけで、購入される商品の種類や個数を容易に認識して高精度な精算処理を行うことができる。
第4の発明に係る計量販売システムは、第3の発明に係る計量販売システムであって、レジは、精算される商品の全体を計量する計量装置を有している。
ここでは、レジにおいて精算する商品全体の重量を計量するための計量装置を有している。
これにより、例えば、トレイに5種類のパンが1つずつ取られた状態で精算される場合には、5種類のパンが盛られた5つの計量部から計量結果、つまりパンを取った際に減った計量値が、それぞれレジに対して送信される。この結果、レジの店員としては、お客から受け取った5個のパンを計量装置に載せて総重量を量り、各計量部から受信した計量値の合計と比較することで、商品を1つずつ確認し直すことなく、精算漏れとなるパンが含まれていないかを容易にチェックすることができる。
第5の発明に係る計量販売システムは、第1から第4の発明のいずれか1つに係る計量販売システムであって、取り具によって取分けられた商品が計量部上の位置へ戻された際には、計量部における商品の計量値の増加分および取り具の識別情報と、読取部においてすでに取得された商品の計量値および取り具の識別情報と、を比較して、計量部上への商品を戻すことの可否について判定を行う判定部を、さらに備えている。
ここでは、一旦、トレイ等に取分けられた商品を、再び元の計量部上に戻す際には、取り具の識別情報と計量値との比較を行って、商品を元に戻す処理の可否を判定する。
これにより、判定部による判定の結果、可と判定された場合には、例えば、既にレジへ送信されたその識別情報に対応する商品のデータをキャンセルして、元に戻したにもかかわらず精算に加算されることを防止することができる。一方、判定部において否と判定された場合には、警告音を鳴らす等の措置により、例えば、異なる種類の商品が計量部上に戻される等の不具合の発生を防止することができる。
第6の発明に係る計量販売システムは、第1から第5の発明のいずれか1つに係る計量販売システムであって、読取部において同時に複数の識別情報を読み取った場合には、警報を発する警報部を、さらに備えている。
ここでは、計量部の側方等に載置された読取部に対して、同時に複数の取り具が近づいたために、複数の識別情報を読み取った場合には、お客に対してエラー音等の警報を発する。
これにより、1回の取分け時に計量値が安定する前に複数の識別情報を読み取ったために、正確な計量値が取得できなかったり、どの取り具によって商品が取分けられたかが分からなったりすることを防止することができる。この結果、商品を取分ける際には、常に1つの識別情報だけを読み取ることで、どの取り具、つまりどのお客によって商品が取分けられたかを正確に認識させることができる。
第7の発明に係る計量販売システムは、複数の計量部と、情報保持部と、書込み部と、を備えている。計量部は、複数の商品が載置されており、この商品全体の計量を行う。情報保持部は、商品を取分けるための取り具にそれぞれ取り付けられており、取り具によって取分けられた商品に関する情報が記録される。書込み部は、計量部における計量値が変動すると、情報保持部に対して取り具によって取分けられた商品に関する情報を書き込む。
ここでは、所定の取り具を用いて複数の計量部上に載せられた商品を取分けた際の計量部における計量値の変動を検知して、取り具に取り付けられた情報保持部に対して各商品の種類(単価)、取分けられた個数等の情報を書き込む。
通常、このようなセルフサービスで商品を取分けた後、レジで精算を行う販売システムでは、店員が目視でトレイ等に取分けられた商品を確認しながら精算が行われていた。このため、従来の販売システムでは、店員の確認ミスによる計算間違いや精算漏れが生じる等の問題を有していた。
本発明の計量販売システムでは、例えば、1つの取り具を用いて購入するパンをトレイ等に取分ける購入システムを採用したパン屋等において、所定の取り具によって複数のパンが盛り付けられた大皿からパンをトレイに取分ける際に大皿の下方に配置された計量部における計量値が変動するたびに、大皿の側方等に配置された書込み部によって、取り具に取り付けられた無線タグ等の情報保持部に、取分けられた商品に関する情報の書き込みを行う。
これにより、計量部における計量値の変動のタイミングに合わせて、書込み部によって、特定の取り具を用いて取分けられたパンの種類(単価)、個数等に関する商品情報を、情報記録部に蓄積していくことができる。この結果、レジでは、各取り具に取り付けられた情報記録部に蓄積された商品に関する情報に基づいて、大皿からトレイに取分けられたパンの種類や個数を認識した上で、正確な精算処理を効率よく行うことができる。
本発明の計量販売システムによれば、レジにおいて、読取部に蓄積された情報に基づいて、計量部上からトレイ等に取分けられた商品の種類や個数を認識した上で、正確に効率のよい精算処理を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る計量販売システム100について、図1〜図6を用いて説明すれば以下の通りである。
[計量販売システム100全体の構成]
本実施形態に係る計量販売システム100は、スーパーマーケットや百貨店等に入ったパン屋において、お客が店頭に設置された所定のパンばさみ(取り具)Eおよびトレイtを用いて自ら商品を取分けた後、POSレジスタ(レジ)20において精算を行うセルフサービスの購入システムをサポートするために設けられている。なお、図1では、POSレジスタ20が1台だけシステムの構成に含まれているが、複数台のレジが店内に並んでいてもよい。
また、計量販売システム100が設置された売り場Fでは、図1に示すように、クリームパン、メロンパン、あんぱん、ジャムパンといった複数の種類の商品が販売されている。これらの商品は、それぞれ陳列用トレイT1〜T4に盛りつけられた状態で商品陳列台Sに並べられている。各陳列用トレイT1〜T4の右隣には、後述するパンばさみEに取り付けられた無線タグ(情報保持部)11に記録された情報を読み取るリーダ(読取部)R1〜R4がそれぞれ配置されている。
さらに、計量販売システム100は、図1に示すように、主として、商品陳列台S上に載置された複数のハカリ(計量部)1〜4を含む減算計量システム10と、各ハカリ1〜4上から取分けられた商品の精算を行うPOSレジスタ20と、を備えている。
減算計量システム10は、図1に示すように、リーダR1〜R4と接続された複数のハカリ1〜4を備えている。ハカリ1〜4には、各種のパンが盛られた陳列用トレイT1〜T4が載置されている。そして、陳列用トレイT1〜T4上に盛られたパンがお客によって所定のトレイtへ取分けられると、リーダR1〜R4がパンばさみEの無線タグ11に記録された識別番号(識別情報)を読み取る。そして、各ハカリ1〜4は、取分けられて計量値の減少が安定化すると、減少した分の計量値やその商品名等に関する情報を、リーダR1〜R4によって読み取られた識別番号と共に、通信ポート1b〜4b(図4参照)を介して、後述するPOSレジスタ20に対して送信する。なお、このハカリ1〜4の構成については、後段にて詳述する。
なお、本実施形態では、各パンばさみEに割り振られた固有の識別番号は、お客を特定するために用いられる。
POSレジスタ20は、トレイtに取分けられたパンの計量を行うとともに、この計量結果とハカリ1〜4から送信された計量結果の合計値とを比較して、これらが一致するか否かの判定を行う。そして、POSレジスタ20は、上記判定の結果、一致する計量結果が存在する場合には、各リーダR1〜R4から送信された識別番号に基づいて取分けられたパンの精算処理を行う。なお、POSレジスタ20の構成については、後段にて詳述する。
パンばさみEは、図3に示すように、各パンばさみEごとに固有の識別番号が記録された無線タグ11が、把持部分の内面側に取り付けられている。なお、このパンばさみEは、トレイtとともに店の入口付近に複数配置されており、パンを購入しようとするお客が各自1つずつ取って、パンばさみEを用いて欲しいパンを各ハカリ1〜4上からトレイt上に取分けるものとする。
[計量販売システム100を構成する各部の構成]
(ハカリ1の構成)
ハカリ1は、図1に示すように、減算計量システム10に含まれており、ハカリ1上に載置された陳列用トレイT1上に載せられたパンの計量を行う装置であって、図2に示すように、略直方体状の本体部1aと、通信ポート1b(図4参照)と、警報ランプ(警報部)1cと、ディスプレイ8と、計量台9と、リーダR1と、を有している。
本体部1aは、陳列用トレイT1に入れられた複数のパンの重量を検出するための計量台9およびこの計量台9の下方に設けられたロードセル(図示せず)を含むように構成されている。
通信ポート1bは、図4に示すように、後述するPOSレジスタ20に搭載された通信ポート18と接続されており、ハカリ1における計量結果およびその商品名等に関する情報やパンばさみごとに固有の識別番号を、POSレジスタ20側へと送信する。なお、他のハカリ2〜4においても、同様に各通信ポート2b〜4bから、POSレジスタ20に搭載された通信ポート18に対して計量結果や商品名等の情報が送信されるものとする。
警報ランプ1cは、後述するリーダR1において、ハカリ1における計量値が安定するまでの間に複数の識別番号が読み取られた場合に、ランプを点灯させて警報を発する。
ディスプレイ8は、視認性に優れたカラー液晶ディスプレイであって、本体部1aの側面に取り付けられており、商品名、単価等の情報を、お客に対して表示する。そして、ディスプレイ8には、商品名表示部8aおよび価格表示部8b、がそれぞれ配置されている。商品名表示部8aは、各ハカリ1上の陳列用トレイT1に載せられた商品の名前「クリームパン」を表示する。価格表示部8bは、各ハカリ1上の陳列用トレイT1に載せられた商品の単価「120」円を表示する。
リーダR1は、本体部1aの側方に配置されており、計量台9上に載せられたパンの計量値が所定量以上変動すると、パンばさみEの識別情報を無線タグ11から読み取る。
なお、図2では、ハカリ1を例として挙げて説明しているが、他のハカリ2〜4についても同様の構成であるため、ここでは個々のハカリ2〜4の構成についてはその説明を省略する。
(POSレジスタ20の構成)
POSレジスタ20は、図4に示すように、計量部(計量装置)15と、ディスプレイ16と、リーダ17と、通信ポート18と、制御部(判定部)70と、を備えている。
計量部15は、精算時において、お客がトレイt上に取分けたパンの総重量を計量する。
ディスプレイ16は、タッチパネル式の液晶ディスプレイであって、精算時に商品名や金額を表示したり、商品名や価格等を店員が手入力したりする際に用いられる。
リーダ17は、精算時において、パンばさみEの識別番号を読み取るためにPOSレジスタ20の上面に設けられている。このため、お客が購入希望のパンを全て取分けてPOSレジスタ20へ精算するために移動してくると、店員がお客からパンばさみEを受け取ってリーダ17に無線タグ11の部分を近づけることで、各パンばさみに固有の識別番号を読み取ることができる。
通信ポート18は、各ハカリ1〜4に搭載された通信ポート1b〜4bと接続されている。そして、各ハカリ1〜4において所定量以上の計量値の変動が検知されて、リーダR1〜R4においてパンばさみEの識別番号が読み取られると、そのハカリ1〜4上の商品名や単価、減少した計量値に関する情報が、パンばさみEの識別番号と共に、各ハカリ1〜4の通信ポート1b〜4bからPOSレジスタ20の通信ポート18に対して送信される。
制御部70は、CPU71、ROM72、RAM73を有しており、ROM72やRAM73等の記憶手段に格納された各種プログラムやデータ(例えば、精算対象商品テーブル73a)等を読み取って、LAN等を介して接続された各装置の動作の制御や、後述する精算処理等を実行する。
精算対象商品テーブル73aは、RAM73に格納されており、図5に示すように、各ハカリ1〜4から送信されてくるパンばさみEの識別番号や、商品名、商品ごとの単価、重量等に関する情報を整理した状態で記録している。このため、制御部70では、ここに記録された精算対象商品を、精算時に各識別番号ごとに読み取って、精算処理を行う。
<計量販売システム100による精算処理の手順>
本実施形態の計量販売システム100における精算処理の流れについて、図6に示すフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
すなわち、図6に示すように、まず、ステップS1において、来店したお客が入り口付近に設置されたパンばさみEとトレイtとを受け取る。そして、お客が店内を歩きながら好きなパンの取分けを行うと、ステップS2において、制御部70が、減算計量システム10側においてパンばさみEを用いてハカリ1〜4上からトレイtへの取分けが開始されたこと、つまりハカリ1〜4における計量値が所定値以上変動したことを検知する。
すると、ステップS3において、制御部70は、計量値が変動したハカリ1〜4に接続されたリーダR1〜R4によって、パンばさみEに取り付けられた無線タグ11から識別番号を読み取って、ハカリ1〜4からPOSレジスタ20に対して識別番号を送信させる。
このとき、ステップS4において、1つのリーダR1〜R4によってほぼ同時に複数の識別番号が読み取られていないか判定を行う。ここで、1つのリーダR1〜R4において、複数の識別番号が同時に読み取られている場合には、どのパンばさみEによって商品が取分けられたかが分からなくなって、正常に精算処理を行うことができなくなるおそれがあるため、ステップS11へと進み、ステップS11において制御部70が警報ランプ1c〜4cにおいてランプを点灯させる。一方、1つのリーダR1〜R4において1つの識別情報だけを読み取っている場合には、正常な精算処理を行うことが可能な状態であるため、そのままステップS5へ進む。
次に、ステップS5において、制御部70は、計量値が変動したハカリ1〜4から、そのハカリ1〜4上に陳列されたパンの種類(商品名)、単価、個数、計量値に関する情報をPOSレジスタ20に対して送信させる。このとき、制御部70では、ハカリ1〜4からトレイtに取分けられたパンが複数個ある場合には、予め入力されたパン1個の計量値と変動した計量値との比較して、何個取分けられたかを認識することができる。例えば、クリームパンが2個同時にトレイtに取分けられた場合には、クリームパンの1個の計量値が235〜245gであるとすると、ハカリ1における計量値は470〜490gとなるはずであるから、容易に取分けられたパンの個数を認識することができる。
次に、ステップS6において、お客が購入を希望するパンを全てトレイtに取分けてPOSレジスタ20において精算処理を行うまで、ステップS2からステップS4の処理を繰り返し行う。一方、ステップS6においてPOSレジスタ20において精算処理を行う場合には、ステップS7へ進む。なお、ここでの判定については、POSレジスタ20において実際にパンばさみEを店員が受け取って、パンばさみEの識別番号を読み取ったか否かに応じて行われる。
次に、ステップS7において、POSレジスタ20において店員がお客からパンばさみEを受け取ってリーダ17において識別番号を読み取る。
そして、ステップS8において、お客から受け取ったトレイt上に取分けられた全てのパンの総重量を計量する。
ここで、ステップS9において、ステップS7において読み取られた識別番号に対応する商品の重量の合計と、POSレジスタ20において計量された実際の計量値とが所定の誤差範囲内である場合には、正常な状態であると判定し、ステップS10へ進む。一方、ここで、実際の計量値と受信したデータに基づいて算出された計量値の合計との差が所定の誤差範囲外である場合には、精算忘れとなる商品が存在している、あるいは取分けられていない商品の分まで精算されている等の異常な状態であることが考えられる。このため、このような場合には、ステップS12へと進み、POSレジスタ20のディスプレイ16において警告画面を表示させる。
これにより、店員は、実際にPOSレジスタ20へ持ってこられた商品と、精算すべきデータとの間に乖離があることを認識することができるため、トレイtに取分けられたパンを1つずつ確認して正確な精算が行われるように処理することができる。
<商品を戻す際の処理>
ここで、一旦トレイtへ取分けられた商品を、元のハカリ1〜4上へ戻す際の処理について、図7のフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
すなわち、ステップS21において、商品が元のハカリ1〜4上に戻されてハカリ1〜4における計量値が所定量以上増加(変動)すると、ステップS22において、そのハカリ1〜4のリーダR1〜R4が商品を戻す際に使用されたパンばさみEの識別番号を取得する。
そして、ステップS23において、制御部70において、この識別番号と対応する商品、計量値のデータの中から、ハカリ1〜4上に戻された商品および増加した計量値と合致するものがあるか否かの判定を行う。ここで、合致するものが無い場合には、戻されるハカリ1〜4を間違えているか、商品の重量値が大きく異なっているものと考えられるため、ステップS26へ進み、商品が戻されたハカリ1〜4において、警告音を発生させる。一方、合致するデータが存在する場合には、そのハカリ1〜4にあった商品がそのまま元に戻されたと考えられるため、ステップS24において商品を戻す処理を許可する。
そして、ステップS25では、元のハカリ1〜4に戻された商品が精算されないようにするために、制御部70が、RAM73に格納された精算対象商品テーブル73aから該当するデータの部分を削除する。
これにより、トレイtから元のハカリ1〜4上に戻される際に、戻す先のハカリ1〜4が正しいかどうか、戻された商品の大きさはそのままであるか、を確認した上で、商品を戻す許可が出されたデータを、精算対象商品から削除することができる。この結果、商品を戻す処理を行ったお客がいる場合でも、高精度な精算処理を効率よく実施することが可能になる。
[計量販売システム100の特徴]
(1)
本実施形態の計量販売システム100は、図1に示すように、ハカリ1〜4上に載せられた商品を、お客が自ら所定のパンばさみEを用いてトレイtへ取分けてPOSレジスタ20において精算を行う販売システムであって、各ハカリ1〜4において計量値が所定量以上変動した場合には、リーダR1〜R4においてパンばさみEに取り付けられた無線タグ11から識別番号を読み取る。
これにより、リーダR1〜R4において読み取られた識別番号と、そのときに計量値が減少したハカリ1〜4の商品、商品の単価、計量値の変動の大きさ等とを、POSレジスタ20へ送信して記録させることができる。この結果、精算時には、買い物カード等を毎回リーダに通す等の手間をかけることなく、このパンばさみEの識別番号を特定するだけで、トレイtに取分けられた商品を認識して、正確な精算処理を効率よく実行することができる。さらに、精算処理時における処理を自動化しているため、店員が行う従来の作業を省略することができるため、店員の人数を減らして人件費を抑制することもできる。
(2)
本実施形態の計量販売システム100では、リーダR1〜R4は、図4に示すように、各ハカリ1〜4に内蔵された通信ポート1b〜4bを介して、POSレジスタ20に接続されている。
これにより、POSレジスタ20側では、リーダR1〜R4において読み取られた識別番号を自動的に、あるいはPOSレジスタ20側からの要求によって受信することができる。この結果、リーダR1〜R4において読み取られた各パンばさみEの識別番号を、リーダR1〜R4の所まで行って回収する必要が無いため、POSレジスタ20側において円滑な精算処理を行うことが可能になる。
さらに、リーダR1〜R4において読み取られた識別番号を、ハカリ1〜4から取分けられた商品の種類、単価、個数等の情報と共に送信することで、POSレジスタ20側においては、識別番号を読み取るだけで、容易に精算処理を実施することができる。
(3)
本実施形態の計量販売システム100では、図4に示すように、トレイtに取分けられる前の商品が載置されたハカリ1〜4と、POSレジスタ20とが、通信ポート1b〜4bを介して接続されている。
これにより、リーダR1〜R4において読み取られた識別番号とともに、計量値が変動したハカリ1〜4において陳列された商品の種類、単価、個数、変動した計量値等の情報を併せてPOSレジスタ20へ送信することができる。この結果、特定の識別番号が付されたパンばさみEを用いて取分けられた商品を容易に特定することができるため、精算処理を非常に効率よく行うことができる。
(4)
本実施形態の計量販売システム100では、図4に示すように、POSレジスタ20には、精算を行うためにお客がトレイtに載せて持ってきた商品全体の計量を行う計量部15が設けられている。
これにより、お客が購入する商品の取分けを終えてPOSレジスタ20へ移動してきた場合には、トレイtに取分けられた商品の総重量を計量することができる。このため、ここで得られた計量結果と、各ハカリ1〜4からPOSレジスタ20に送信された情報に含まれる特定のパンばさみEによって取分けられた商品の総重量と、を比較して所定の誤差範囲内であるか否かを判定することで、精算処理を行う前に、POSレジスタ20において受信した情報に誤りが無いかを容易に確認することができる。この結果、精算漏れや取分けられていない商品の精算が行われることを事前に防止して、より正確な精算処理を効率よく行うことができる。
(5)
本実施形態の計量販売システム100では、一旦、各自のトレイtへ取分けられた商品を元のハカリ1〜4に戻す処理を行う場合には、図7に示すように、計量値が増加したハカリ1〜4のリーダR1〜R4において識別番号を読み取って、その識別番号に対応するデータと、増加したハカリ1〜4およびそこで増加した計量値とを比較する。そして、合致する場合にのみ、商品を元のハカリ1〜4上へ戻す処理を許可する。
これにより、元のハカリ1〜4上へ戻す処理を許可された場合には、その商品のデータを精算対象商品テーブル73aから削除することができる。この結果、元の状態で正しい位置に戻された商品については、精算対象とならないようにすることができるため、このような場合における精算処理についても、正確に行うことができる。
(6)
本実施形態の計量販売システム100では、いずれかのハカリ1〜4において計量値が所定値以上変動して、対応するリーダR1〜R4がパンばさみEの識別番号を読み取りに行った際に、ハカリ1〜4における計量値が安定するまでの間に複数の識別番号を読み取った場合には、図6のステップS4およびステップS11に示すように、そのハカリ1〜4において警報ランプ1c〜4cを点灯させる。
これにより、どのパンばさみEによって商品が取分けられたのかが分からなくなることを事前に防止して、1つのハカリ1〜4から商品を取分けたパンばさみE、つまりそのパンばさみEを使用しているお客を明確化することができる。この結果、さらに効果的に正確な精算処理を効率よく実施することができる。
(7)
本実施形態の計量販売システム100では、図3に示すように、各パンばさみEに対して固有の識別番号を記録した情報保持部として、無線タグ11を用いている。
これにより、リーダR1〜R4では、パンばさみEが近づいた際に、無線タグ11内に記録された情報を読み取ることができる。この結果、比較的安価な手段を用いて、精算処理の自動化が可能な計量販売システム100を構築することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、図1に示すように、各ハカリ1〜4の側方にそれぞれパンばさみEに固有の識別番号を読み取るためのリーダR1〜R4を配置して、パンを取分ける際にパンばさみEの識別番号を読み取る例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、各ハカリ1〜4の側方に、リーダR1〜R4の替わりに、ライタ(書込み部)W1〜W4を配置し、各ハカリ1〜4からパンを取分ける際に、各パンばさみEに取り付けられた無線タグ11に対して、パンの種類(単価)や購入個数、計量値等の情報を書き込む計量販売システム200であってもよい。
この場合には、精算時に、POSレジスタ20において、お客から受け取ったパンばさみEの無線タグ11に格納された各種情報を読み取ることで、正確に漏れのない精算処理を実施することが可能になる。
(B)
上記実施形態では、本発明に係る計量販売システム100として、減算計量システム10に加えて、POSレジスタ20まで含めた構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ハカリ1〜4とリーダR1〜R4と無線タグ11が取り付けられたパンばさみEとを含む減算計量システム10に対して、本発明を適用することも可能である。
この場合でも、パンばさみEによってハカリ1〜4上から陳列用トレイT1〜T4に商品が取分けられる際に、リーダR1〜R4によってパンばさみEの無線タグ11に記録された識別情報を読み取るようにすることで、POSレジスタ20における精算ミスをなくすことができるという、上記と同様の効果を得ることができる。
(C)
上記実施形態では、リーダR1〜R4が各ハカリ1〜4の構成に含まれており、リーダR1〜R4において読み取られた識別番号を、ハカリ1〜4に内蔵された通信ポート1b〜4bを介してPOSレジスタ20に送信する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、リーダが各ハカリとは別体として設けられており、リーダにおいて読み取られた識別番号を、リーダ自体に内蔵された通信ポートを介してPOSレジスタに送信するような構成であってもよい。
(D)
上記実施形態では、各ハカリ1〜4における計量値が所定値以上変動した場合に、商品が取分けられたものと判断して、リーダR1〜R4がパンばさみEの識別番号を読み取る処理を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、リーダR1〜R4がパンばさみEの識別番号を読み取る条件としては、各ハカリ1〜4における計量値が所定値以上変動する必要はなく、少しでも計量値が変動した時点で、リーダR1〜R4が識別番号を読み取るようにしても良い。
ただし、店内における振動等の影響によって計量値に若干の変動が生じるおそれもあることを考慮すると、上記実施形態のように、リーダR1〜R4がパンばさみEの識別番号を読み取る際には、所定値以上という条件を付しておくことがより好ましい。これにより、店内の振動や小さい地震のたびに、必要ないにもかかわらず、リーダR1〜R4が近くにあるパンばさみEの識別番号を読み取ることを効果的に防止することができる。
(E)
上記実施形態では、パンばさみEに取り付けられた情報保持部として、無線タグ11を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、パンばさみ等の取り具に取り付けられる情報保持部としては、無線タグ以外のICタグであってもよい。
(F)
上記実施形態では、パンばさみEに取り付けられた無線タグ11に記録された各パンばさみEに固有の識別情報として、図5に示すように、英数字からなる識別番号を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、識別情報として、図形や記号等を用いることもできる。あるいは、図形や記号と英数字とを組み合わせたものを用いることもできる。
(G)
上記実施形態では、情報保持部としての無線タグ11を取り付ける取り具として、パンばさみEを用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本計量販売システムを採用した店舗がケーキ屋である場合には、その店の商品を取分けるのに適したトング等の取り具を用いて商品を取分けるようにすればよい。この場合でも、各取り具に対して無線タグ等の情報保持部を取り付けることで、上記と同様の効果を得ることができる。
(H)
上記実施形態では、ハカリ1〜4上に載せられた陳列用トレイT1〜T4内に商品を並べて販売する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、陳列用トレイT1〜T4を介すことなく、ハカリ1〜4の計量台9上に直接的に商品を並べるようにしてもよい。なお、この場合には、ハカリ1〜4の計量台9の形状をトレイ状にすることがより好ましい。これにより、陳列用トレイをハカリ1〜4上に置かない場合でも、商品がハカリ1〜4上から落下してしまうことを抑制することができる。
(I)
上記実施形態では、本発明の計量販売システム100を構成する減算計量システム10とPOSレジスタ20とが、互いの通信ポート1b〜4b,18を介して、商品の種類や重量値等の情報を送受信する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、減算計量システム10とPOSレジスタ20とを互いに接続するためのケーブル等を介して、商品名や重量値等の情報を送受信する構成であってもよい。
(J)
上記実施形態では、ハカリ1〜4上に載せられた陳列用トレイT1〜T4からトレイtへの商品の取分け時に、1台のリーダR1〜R4において複数の識別番号が取得された場合には、警報ランプ1c〜4cを点灯させてお客や店員に報知する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、警報ランプ1c〜4cを点灯させることよる報知以外にも、警告音を発生させるようにして報知してもよい。あるいは、警報ランプの点灯と警告音の発生とを組み合わせて用いてもよい。
(K)
上記実施形態では、本発明の計量販売システムを、クリームパンやメロンパン等の複数種類の商品の中から購入を希望する商品を取分けて購入するセルフサービスの購入システムを採用したパン屋に対して導入した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、パン屋以外にも、お客が自ら好きなケーキを取分けて購入するケーキ屋や、同様の購入システムを採用したドーナツ屋等の店舗に対しても、本発明の計量販売システムの導入は可能である。
本発明の計量販売システムは、レジにおいて、読取部に蓄積された情報に基づいて、計量部上からトレイ等に取分けられた商品の種類や個数を認識した上で、正確に精算を行うことができるという効果を奏することから、主として、セルフサービスで商品を取分けてから購入するシステムを採用した各種店舗に対して広く導入可能である。
本発明の一実施形態に係る計量販売システムの構成を示す全体図。 図1の計量販売システムに含まれるハカリの構成を示す斜視図。 図1の計量販売システムにおいて使用される取り具の構成を示す斜視図。 図1の計量販売システム内に構成される制御ブロック図。 図4の制御ブロックに含まれるRAM内に記録される精算対象商品テーブルの内容を示す説明図。 図1の計量販売システムを用いた計量販売処理の流れを示すフローチャート。 図1の計量販売システムにおいて商品を元の位置へ戻す際の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の他の実施形態に係る計量販売システムの構成を示す全体図。
符号の説明
1〜4 ハカリ(計量部)
1a 本体部
1b〜4b 通信ポート
1c〜4c 警報ランプ(警報部)
8 ディスプレイ
8a 商品名表示部
8b 価格表示部
9 計量台
10 減算計量システム
11 無線タグ(情報保持部)
15 計量部(計量装置)
16 ディスプレイ
17 リーダ
18 通信ポート
20 POSレジスタ(レジ)
70 制御部(判定部)
71 CPU
72 ROM
73 RAM
73a 精算対象商品テーブル
100 計量販売システム
200 計量販売システム
E パンばさみ(取り具)
R1〜R4 リーダ(読取部)
S 商品陳列台
T1〜T4 陳列用トレイ
t トレイ
W1〜W4 ライタ(書込み部)

Claims (7)

  1. 複数の商品が載置されており、前記商品全体の計量を行う複数の計量部と、
    前記商品を前記計量部上から取り分けるための取り具にそれぞれ取り付けられており、個々に識別情報が記録された情報保持部と、
    前記計量部における計量値が変動すると、前記情報保持部に記録された前記識別情報を読み取る読取部と、
    を備えている計量販売システム。
  2. 前記読取部は、取分けられた前記商品の精算を行うレジに接続されている、
    請求項1に記載の計量販売システム。
  3. 前記計量部は、取分けられた前記商品の精算を行うレジに接続されている、
    請求項1または2に記載の計量販売システム。
  4. 前記レジは、精算される前記商品の全体を計量する計量装置を有している、
    請求項3に記載の計量販売システム。
  5. 前記取り具によって取分けられた前記商品が前記計量部上の位置へ戻された際には、前記計量部における前記商品の計量値の増加分および前記取り具の識別情報と、前記読取部においてすでに取得された前記商品の計量値および前記取り具の識別情報と、を比較して、前記計量部上への前記商品を戻すことの可否について判定を行う判定部を、さらに備えている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の計量販売システム。
  6. 前記読取部において同時に複数の前記識別情報を読み取った場合には、警報を発する警報部を、さらに備えている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の計量販売システム。
  7. 複数の商品が載置されており、前記商品全体の計量を行う複数の計量部と、
    前記商品を取り分けるための取り具にそれぞれ取り付けられており、前記取り具によって取分けられた前記商品に関する情報が記録される情報保持部と、
    前記計量部における計量値が変動すると、前記情報保持部に対して前記取り具によって取分けられた前記商品に関する情報を書き込む書込み部と、
    を備えている計量販売システム。
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