JP2008045451A - 密閉型スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定スクロールのボス部にリリースポート及びリリースバルブをまとまりよく配置することにより、このボス部の面積を拡大することなく、圧縮空間内における過圧縮を防止できる密閉型スクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】圧縮容器10内に仕切板11を設けるとともに、この仕切板11で仕切られた低圧側空間13に固定スクロール19および揺動スクロール20を有した圧縮要素14と、この揺動スクロール20を旋回駆動する電動要素とを設け、仕切板11の保持孔37に固定スクロール19の突出部36を嵌合し、圧縮要素14で圧縮した冷媒を、固定スクロール19の吐出ポート35を介して、仕切板11で仕切られた高圧側空間12に吐出する機能を備えた密閉型スクロール圧縮機100において、この高圧側空間12に臨む固定スクロール19の突出部36に、圧縮要素14の圧縮空間21に連通するリリースポート77と、このリリースポート77を閉塞自在なリリースバルブ76とを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧縮容器内に仕切板を設け、この仕切板で仕切られた低圧側の室に圧縮要素と電動要素とを配置した密閉型スクロール圧縮機に関する。
近年、圧縮容器内に仕切板を設けるとともに、この仕切板で仕切られた低圧側の室に固定スクロール及び揺動スクロールを有した圧縮要素と、この揺動スクロールを旋回駆動する電動要素とを配置した密閉型スクロール圧縮機が知られている。この種の密閉型スクロール圧縮機では、上記仕切板の保持孔に固定スクロールのボス部を嵌合し、圧縮要素で圧縮した冷媒を、固定スクロールの吐出ポートを介して、仕切板で仕切られた高圧側の室に吐出する構成を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−182463号公報
ところで、上述する構成を有する密閉型スクロール圧縮機では、高圧の室側に臨む固定スクロールのボス部は、高圧がかかった状態にあるため、固定スクロールの軽量化、薄肉化の観点によれば、当該ボス部の面積の小さく設計することが望ましい。しかしながら、固定スクロールのボス部の縮小化を図る場合、このボス部上にリリースポート及びリリースバルブを配置することができず、各スクロール間の圧縮室内における過圧縮を防止できないといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した課題を解決し、固定スクロールのボス部にリリースポート及びリリースバルブをまとまりよく配置することにより、このボス部の面積を拡大することなく、圧縮空間内における過圧縮を防止できる密閉型スクロール圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮容器内に仕切板を設けるとともに、この仕切板で仕切られた低圧側の室に固定スクロールおよび揺動スクロールを有した圧縮要素と、この揺動スクロールを旋回駆動する電動要素とを設け、前記仕切板の保持孔に前記固定スクロールのボス部を嵌合し、前記圧縮要素で圧縮した冷媒を、前記固定スクロールの吐出ポートを介して、前記仕切板で仕切られた高圧側の室に吐出する機能を備えた密閉型スクロール圧縮機において、この高圧側の室に臨む前記固定スクロールのボス部に、前記圧縮要素の圧縮空間に連通するリリースポートと、このリリースポートを閉塞自在なリリースバルブとを設けたことを特徴とする。
この場合において、前記吐出ポートを前記ボス部の中心からずらして設け、この吐出ポートをずらした方向と逆側に一対のリリースポートを設けた構成としても良い。また、前記リリースポートは、前記高圧側の室に面する開口が前記圧縮空間側の開口よりも、前記ボス部の中心に近い位置に形成されている構成としても良い。また、前記吐出ポートを閉塞自在な吐出バルブを設け、この吐出バルブおよび前記リリースバルブを、弁体とこの弁体のリフト量を規制するガイドとで構成するとともに、これら各ガイドを上面視で組み合わせて前記ボス上に配置した構成としても良い。
この場合、前記リリースバルブのガイドは、一端に前記弁体をそれぞれ取り付け、他端を連結した略V字形状に形成した構成としても良い。更に、前記吐出バルブのガイドは、上面視で略三角形状に形成され、この三角形の一頂角が前記前記リリースバルブのガイドの前記各一端間よりも前記他端側に位置する構成としても良い。また、前記吐出バルブのガイドの止めボルト及び前記リリースバルブのガイドの止めボルトを、前記固定スクロールのボス部の上面の外縁近傍に配列した構成としても良い。この場合、前記リリースポートを結ぶ直線に対し、前記吐出ポートを、前記リリースバルブのガイドの前記止めボルトと反対の側に設けた構成としても良い。また、前記リリースバルブのガイドは、このガイドの止めボルトと、前記吐出ポートとを結ぶ直線に対し対称に配置された構成としても良い。
本発明によれば、固定スクロールのボス部にリリースポート及びリリースバルブをまとまりよく配置することにより、このボス部の面積を拡大することなく、圧縮空間内における過圧縮を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳述する。図1は、本実施形態にかかる密閉型スクロール圧縮機100の構成を示す縦断面図である。この密閉型スクロール圧縮機100は、図1に示すように、上下方向に沿って延びる円筒状に形成された圧縮容器10を備え、この圧縮容器10内の上部には、当該圧縮容器10内を上下に仕切る仕切板11が設けられている。圧縮容器10の内部は、この仕切板11の上方が高圧側空間(高圧側の室)12となり、当該仕切板11の下方が低圧側空間(低圧側の室)13となっている。
この低圧側空間13には、冷媒を圧縮する圧縮要素14と、この圧縮要素14を駆動する電動要素15とが配置され、低圧側空間13の底部は、上記圧縮要素14等を潤滑する潤滑油が貯留される油溜まり16となっている。また、圧縮容器10には、低圧側空間13に冷媒を導入する冷媒吸込管17と、圧縮要素14にて圧縮された冷媒を高圧側空間12を介して機外に吐出する冷媒吐出管18とが形成されている。
圧縮要素14は、固定スクロール19と揺動スクロール20とを備え、これら固定スクロール19及び揺動スクロール20の各ラップ32、39(後述する)を相互に噛み合わせて内部に複数の圧縮空間21を形成している。固定スクロール19は、円板状の鏡板31と、この鏡板31の下面に立設された渦巻状のラップ32と、このラップ32の周囲を取り囲むように立設した周壁33と、この周壁33の周囲に設けられたフランジ34とを備え、鏡板31の略中心部に吐出ポート35が形成されている。本構成では、固定スクロール19の鏡板31は、上記鏡板31の上面側に突出するとともに、上記吐出ポート35を有する円柱形状の突出部(ボス部)36を備える。この突出部36は、上記仕切板11に形成された保持孔37に嵌合し、当該突出部36の上面36Aが高圧側空間12に臨むようになっている。この仕切板11により、突出部36の上面36Aを除いた固定スクロール19の鏡板31、周壁33及びフランジ34は、高圧側空間12に露出することがなく、これら固定スクロール19の鏡板31、周壁33及びフランジ34の薄肉化及び軽量化を図ることができる。また、揺動スクロール20は、円板状の鏡板38と、この鏡板38の上面に立設し、上記固定スクロール19のラップ32と同一形状に形成されたラップ39とを備え、上記鏡板38の下面略中央には円筒状のボス40が形成されている。
固定スクロール19及び揺動スクロール20の下方には、これら固定スクロール19及び揺動スクロール20を支持するメインフレーム22が設けられている。このメインフレーム22には、その略中央に上記揺動スクロール20を旋回駆動する回転軸23を軸支する軸受部41と、当該揺動スクロール20のボス40が収容されるボス収容部42とが形成されている。回転軸23の上端には、この回転軸23に対して偏心した偏心軸23Aが形成され、この偏心軸23Aは、スイングリング43及び旋回軸受49を介して、上記ボス40に旋回駆動が可能なように挿入されている。
また、固定スクロール19は、この固定スクロール19のフランジ34が複数本のボルト24を介してメインフレーム22に固定され、揺動スクロール20は、オルダムリング及びオルダムキーを備えて構成されるオルダム機構25を介してメインフレーム22に支持されている。これにより、揺動スクロール20は、固定スクロール19に対して、自転しないで旋回運動をするように形成される。
電動要素15は、圧縮容器10に固定されたステータ26と、このステータ26の内側に配置されたロータ27とを備え、このロータ27に上記回転軸23が固定される。この回転軸23の下端部23Bは、圧縮容器10の底部に配置された軸受28に軸支されている。本構成では、圧縮要素14及び回転軸23の軸受28、41、49等に潤滑油を供給するため、回転軸23の内部には潤滑油が通過する油路44が形成されている。この油路44は、回転軸23の下端に潤滑油の吸込口45と、この吸込口45の上部に形成されたパドル46とを備え、回転軸23の軸方向に沿って形成されている。また、この油路44は各軸受に相当する位置に潤滑油を給油する給油口47を備える。
回転軸23が回転すると、油溜まり16に溜まった潤滑油は、この回転軸23の吸込口45から油路44に入り、この油路44のパドル46に沿って上方に汲み上げられる。そして、この汲み上げられた潤滑油は、各給油口47を通じて各軸受28、41、49を潤滑する。また、ボス収容部42まで汲み上げられた潤滑油は、メインフレーム22に形成された返送管48を通じて当該メインフレーム22の外周部に導かれ、この外周部に形成された排出口48Aから排出されることにより、再び油溜まり16に戻される。
図2は圧縮要素14周辺の拡大図である。メインフレーム22の上面には、図2に示すように、上記ボス収容部42の周囲に環状のリング溝51が形成され、このリング溝51には、鉄系の焼結部材にて形成されたスラストリング52が配置されている。このスラストリング52は、揺動スクロール20の鏡板38を支持し、この揺動スクロール20の旋回時における当該揺動スクロール20とメインフレーム22との摺動抵抗を軽減させるためのものである。このスラストリング52の下面には、位置決めピン53が突設され、この位置決めピン53はリング溝51に設けられた係合穴54に挿入されている。このため、揺動スクロール20がスラストリング52上を旋回した場合であっても、スラストリング52は、位置決めピン53により、当該スラストリング52の回転が阻止された状態でメインフレーム22に位置決めされる。
また、本構成では、揺動スクロール20は、固定スクロール19に向けて軸方向に移動自在に支持されており、上記圧縮要素14の駆動時に、スラストリング52の下面(背面)に当該圧縮要素14による圧縮過程の冷媒を導入することにより、当該スラストリング52を介して、揺動スクロール20を固定スクロール19に押し付け可能な構成となっている。
具体的には、スラストリング52とメインフレーム22との間には、上記圧縮過程の冷媒が導入される背面空間55が形成され、スラストリング52の内周縁及び外周縁には、背面空間55の気密性を確保するために、それぞれOリング56、57が配置されている。また、揺動スクロール20及びスラストリング52には、上記圧縮空間21と背面空間55とを連通する連通孔58が設けられている。この連通孔58は、揺動スクロール20に形成された第1連通孔59と、スラストリング52に形成された第2連通孔60とを備えて構成されている。
第1連通孔59は、揺動スクロール20の鏡板38の半径方向に延出するように形成され、この鏡板38の上面(ラップ面)に形成された上面口59Aと、当該鏡板38の下面(背面)に設けられた下面口59Bとを備える。この上面口59Aは、中間圧力の圧縮空間21に連通する位置に設けられ、この中間圧力は吸込圧力により近い値に設定されている。より具体的には、上面口59Aは、例えば、吸込圧力を5kg/cm2、吐出圧力を30kg/cm2とした場合、導入する中間圧力が10〜15kg/cm2となる圧縮空間21に連通する位置に設けられている。本構成では、背面空間55に吸込圧力に近い値の中間圧力の冷媒を導入することができるため、スラストリング52を比較的弱い力で押圧することができる。これによれば、圧縮空間21の冷媒圧力に変動が生じた場合であっても、この圧力変動に伴う押圧力の変動を抑制することができ、スラストリング52を介して、揺動スクロール20を固定スクロール19に安定して押し付けることができる。
一方、第2連通孔60は、スラストリング52を上下方向に貫通する貫通孔であり、このスラストリング52の上面に形成された上面口60Aと、当該スラストリング52の下面に形成され、上記背面空間55に連通した下面口60Bとを備える。本構成では、揺動スクロール20が旋回駆動する際に、この揺動スクロール20に形成された第1連通孔59の下面口59Bが、スラストリング52に形成された第2連通孔60の上面口60Aと常時連通するように、この第2連通孔60の上面口60Aは、上記下面口59Bの旋回軌跡を含む位置、大きさに形成されている。これによれば、圧縮要素14の駆動時に、圧縮空間21の中間圧力を背面空間55に常時導入できることにより、スラストリング52を介して、揺動スクロール20を固定スクロール19に安定して押し付けることができる。また、万一、圧縮空間21内に塵埃等が生じ、この塵埃等が冷媒とともに、第1連通孔59に導入された場合であっても、この第1連通孔59の下面口59Bは、第2連通孔60の上面口60Aの内側に存在するため、上記塵埃等がスラストリング52と揺動スクロール20との摺動面内に侵入することはない。このため、揺動スクロール20の旋回時における当該揺動スクロール20とスラストリング52との摺動抵抗の増加、もしくは、上記塵埃等に基づく上記摺動面の損傷を防止できる。
また、スラストリング52の上面には、図3に示すように、第2連通孔60の上面口60Aの周囲に環状の溝61が形成され、この溝に気密部材62(図2)が配置されている。この気密部材62は、圧縮空間21から第1連通孔59に流入した冷媒が、スラストリング52と揺動スクロール20との摺動面を通じて、背面空間55以外の他の空間(例えば、ボス収容部42)へ流出することを防止するものである。
これによれば、揺動スクロール20の旋回時に、この揺動スクロール16を反転させようとする力が生じた場合であっても、上記気密部材62により、圧縮空間21から第1連通孔59に流入した冷媒が、スラストリング52と揺動スクロール20との摺動面を通じて、ボス収容部42に流入することを防止される。従って、ボス収容部42に流入した中間圧力の冷媒が油路44に流れ込むことにより、潤滑油の供給が阻害されることが防止される。
また、スラストリング52の上面には、図3に示すように、潤滑油が流れる油溝63が設けられている。この油溝63は、スラストリング52の内周縁と外周縁とを連通するものであり、このスラストリング52の内周縁に連通し、当該スラストリング52の半径方向に延びる第1油溝63Aと、この第1油溝63Aに連なり、上記スラストリング52の周方向に延びる第2油溝63Bと、この第2油溝63Bと上記スラストリング52の外周縁とを連結し、当該スラストリング52の半径方向に延びる第3油溝63Cとを備えて構成されている。ボス収容部42に溜まった潤滑油は、スラストリング52の内周縁から第1油溝63Aを介して第2油溝63Bを流れ込み、揺動スクロール20の旋回動作によってスラストリング52の上面に広がることにより、このスラストリング52と揺動スクロール20との摺動面を潤滑する。また、第2油溝63Bを流れる潤滑油は、第3油溝63Cを流れてスラストリング52の外周縁に至り、この外周縁に至った潤滑油は、圧縮要素14に吸い込まれる冷媒とともに、圧縮要素14内に供給され、各スクロール19、20間を潤滑する。
上述したようにスラストリング52の内周縁及び外周縁には、それぞれOリング56、57が設けられ、このOリング56、57を介して、スラストリング52とメインフレーム22のリング溝51との気密性が確保されている。一般に、Oリングを介して気密性を確保する場合、スラストリングの内周縁及び外周縁と、リング溝の内壁及び外壁との間には、それぞれOリングを潰して介装するだけの隙間を設ける必要がある。これによれば、この隙間の分、スラストリングとリング溝との間には、がたが生じることにより、スラストリングがリング溝内で傾くため、揺動スクロールに一様の押し付け力が作用しない。このため、揺動スクロールが傾くことにより、この揺動スクロールと固定スクロールとの間の圧縮空間から冷媒が漏れ、密閉型スクロール圧縮機の冷却効率の低下を招くことが考えられる。
これを防止するために、本実施形態では、図4に示すように、スラストリング52の内周縁に下段部65と、この下段部65よりも内方に突出した上段部66とを形成し、この上段部66にOリング56を配置している。これに加えて、メインフレーム22のリング溝51の内壁には、図5に示すように、このリング溝51にスラストリング52を配置した場合に、このスラストリング52の内周縁の上段部66に、Oリング56を介して対向するシール面70と、当該スラストリング52の下段部65とインロー(例えば、すきま嵌め)に嵌合するガイド面71とが形成されている。
スラストリング52の内周縁の上段部66と、リング溝51の内壁のシール面70との間には、長さtの隙間が形成されており、この隙間に上記Oリング56が介装されている。一方、スラストリング52の内周縁の下段部65は、リング溝51の内壁のガイド面71にインローに嵌合し、当該スラストリング52は、ガイド面71に沿って上記リング溝51内を摺動自在に案内されるようになっている。本構成では、スラストリング52の内周縁の下段部65には、図3及び図4に示すように、この下段部65の上下方向に延びる通気溝67が形成され、背面空間55に導入された冷媒はこの通気溝67を通じて、Oリング56の下方の空間に至る。
このように、スラストリング52の内周縁の下段部65は、リング溝51の内壁のガイド面71にインローに嵌合しているため、これら下段部65とガイド面71との間に、がたが生じることはない。従って、背面空間55に冷媒を導入させて、スラストリング52をリング溝51のガイド面71に沿って上下方向に摺動することにより、このスラストリング52がリング溝51内で傾くことが防止される。このため、このスラストリング52を介して揺動スクロール20に一様な押し付け力を作用させることにより、この揺動スクロール20の傾きが防止されるため、これら揺動スクロール20と固定スクロール19とが密接する。このため、揺動スクロール20と固定スクロール19間に形成される圧縮空間21からの冷媒漏れが抑制されることにより、密閉型スクロール圧縮機100の冷却効率の向上を図ることができる。
ここで、スラストリングを傾かせることなく、ガイド溝に沿って摺動させる構成として、ガイド溝にガイドピンを立設し、このガイドピンをスラストリングに貫通させる構成が考えられる。しかしながら、この構成では、立設するガイドピンの位置精度が要求されるため、加工が困難になるといった問題がある。これに対して、本構成では、リング溝51の内壁の下段部65は、スラストリング52の内周縁とインロー嵌合する精度を備えていれば良い。特に、周面加工においては、高い加工精度を発揮することが比較的容易であるため、ガイドピンを立設するものに比べて、容易に加工することができるといった効果を奏する。
ところで、圧縮要素による冷媒の圧縮過程において、この圧縮要素の圧縮空間内の冷媒圧力が吐出ポートに至る前に吐出圧力に達した場合には、このまま圧縮を継続すると過圧縮となり、入力の増大や圧縮要素の破損を招くおそれがある。これを防止するため、本構成では、図2に示すように、固定スクロール19の突出部36に、吐出ポート35を閉塞自在な吐出バルブ75と、この吐出バルブ75に隣接し、上記圧縮要素14の圧縮過程の圧縮空間21に連通するリリースポート77と、このリリースポート77を閉塞自在なリリースバルブ76とが設けられている。これによれば、圧縮過程の冷媒圧力が、吐出ポート35に至る前に吐出圧力に達した場合には、このリリースバルブ76を開放することにより、圧縮空間21内の冷媒がリリースポート77を通じて高圧側空間12に排出される。このため、圧縮空間21内の冷媒の過圧縮を防止し、圧縮要素14の破損等を防止することができる。
一方、固定スクロール19の薄肉化、軽量化を図る観点によれば、高圧側空間12に臨む突出部36にかかる力を小さく抑えるために、この突出部36の面積を極力小さく設計することが望ましい。しかしながら、この突出部36の面積をあまりに縮小すると、当該突出部36にリリースポート77及びリリースバルブ76を設けることはできない。
従って、突出部36の面積の縮小化を図りつつも、この突出部36に吐出バルブ75及びリリースバルブ76をまとまりよく配置することが要望されている。
このため、本実施形態では、固定スクロール19の突出部36には、図6に示すように、この突出部36の直径上に、一対のリリースポート77、77が形成され、これらリリースポート77、77の間に吐出ポート35が形成されている。具体的には、この吐出ポート35は、突出部36の中心Oからこの突出部36の直径(直線S)と略直交する方向にずらした位置に形成されている。この構成によれば、上記直径の近傍にすべてのリリースポート77、77及び吐出ポート35を配置できるため、当該直径の両側にスペースを設けることができ、このスペースに吐出バルブ75及びリリースバルブ76を配置することにより、突出部36の上面36Aに当該吐出バルブ75及びリリースバルブ76をまとまりよく配置することができる。
また、吐出ポート35上に設けられた吐出バルブ75、フロート弁体(弁体)81(図2)と、このフロート弁体81のリフト量を規制するガイド82とを備える。このガイド82は略三角柱形状に形成されており、図6に示すように、上面視で略三角形の長辺82Aの両角部には、当該ガイド82を固定スクロール19の突出部36に固定するための止めボルト83A、83Bがそれぞれ配設されている。また、上記長辺82Aに対向する頂角部82Bは、フロート弁体81に合わせて丸みを帯びた形状に形成されている。これによれば、ガイド82の設置面積の縮小化を図ることができ、吐出バルブ75の小型化を図ることができる。また、ガイド82の上面部には連通ポート84が形成され、この連通ポート84は突出部36の中心Oの近傍に形成されている。
一方、一対のリリースポート77、77を閉塞自在なリリースバルブ76は、一対のリード弁体(弁体)91、91(図2)と、これらリード弁体91、91のリフト量を規制するガイド92とを備える。具体的には、このガイド92は、図6に示すように、一端部92Aに上記リード弁体91をそれぞれ配置し、他端部92Bをそれぞれ連結した略V字形状に形成されている。この連結された他端部92Bには、このガイド92を固定スクロール19の突出部36に固定するための止めボルト93が配設されている。
これらリリースバルブ76及び吐出バルブ75は、この吐出バルブ75のガイド82の頂角部82Bが、リリースバルブ76の各リリースポート77、77を結ぶ直線Sよりも、当該リリースバルブ76のガイド92の止めボルト93側に位置するように、略三角柱形状のガイド82と略V字形状のガイド92とを組み合わせて配置されている。このため、吐出バルブ75及びリリースバルブ76を設置する面積を縮小することができ、当該吐出バルブ75及びリリースバルブ76を固定スクロール19の突出部36の上面36Aにまとまりよく配置することができる。
また、本構成では、吐出バルブ75のガイド82の止めボルト83A、83B及びリリースバルブ76のガイド92の止めボルト93は、固定スクロール19の突出部36の上面36Aの外縁近傍に配列されている。これによれば、これら各止めボルト83A、83B、93で囲まれた領域に、上記吐出バルブ75及びリリースバルブ76をほぼ収容することができるため、突出部36の径を小さくすることができ、この突出部36の面積の縮小化を図ることができる。
また、本構成では、各リリースポート77、77を結ぶ直線Sに対し、吐出ポート35をリリースバルブ76のガイド92の止めボルト93と反対の側に設けている。これによれば、吐出バルブ75のガイド82がリリースバルブ76のガイド92に当接することがなく、当該吐出バルブ75及びリリースバルブ76を突出部36の上面36Aにまとまりよく配置することができる。また、リリースバルブ76のガイド92は、このガイド92の止めボルト93と、吐出ポート35とを結ぶ直線Tに対し対称に配置されている。
また、リリースポート77は、突出部36の上面36Aに形成され高圧側空間12に面する開口77Aが圧縮空間21側の開口77Bよりも、当該突出部36の中心Oに近い位置に形成されている。具体的には、圧縮空間21側の開口77Bは、図7に示すように、一の開口77Bが固定スクロール19のラップ32の吐出ポート35側に近接して設けられ、他の開口77Bが当該ラップ32の吐出ポート35の外側に近接して設けられている。これら圧縮空間21側の開口77Bは、固定スクロール19のラップ32と吐出ポート35との位置関係に応じて設けられる位置が決定される。
これに対して、突出部36の上面36Aに形成された開口77Aは、他の部材の配置を妨げない範囲で、比較的自由に設ける位置を変更することができる、このため、本構成では、図2に示すように、突出部36の上面36Aに形成された開口77Aが上記開口77Bよりも当該突出部36の中心Oに近い位置となるように、リリースポート77を斜めに形成している。この構成によれば、簡単にリリースポート77の高圧側空間12に面する開口77Aが突出部36の中心Oに近い位置に形成されることにより、この突出部36の径を小さくすることができ、当該突出部36の面積の縮小化を図ることができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、圧縮容器10内に仕切板11を設けるとともに、この仕切板11で仕切られた低圧側空間13に固定スクロール19および揺動スクロール20を有した圧縮要素14と、この揺動スクロール20を旋回駆動する電動要素15とを設け、仕切板11の保持孔37に固定スクロール19の突出部36を嵌合し、圧縮要素14で圧縮した冷媒を、固定スクロール19の吐出ポート35を介して、仕切板11で仕切られた高圧側空間12に吐出する機能を備えた密閉型スクロール圧縮機100において、この高圧側空間12に臨む固定スクロール19の突出部36に、圧縮要素14の圧縮空間21に連通するリリースポート77と、このリリースポート77を閉塞自在なリリースバルブ76とを設けたため、圧縮過程の冷媒圧力が、吐出ポート35に至る前に吐出圧力に達した場合であっても、このリリースバルブ76を開放することにより、圧縮空間21内の冷媒をリリースポート77を通じて高圧側空間12に排出できるため、圧縮空間21内の冷媒の過圧縮を防止し、圧縮要素14の破損を防止することができる。
また、本実施形態によれば、吐出ポート35を突出部36の中心Oからずらして設け、この吐出ポート35をずらした方向と逆側に一対のリリースポート77を設けたため、これら吐出ポート35及びリリースポート77を閉塞する吐出バルブ82及びリリースバルブ76がお互いに干渉しない位置に配置することができる。このため、吐出バルブ82がリリースバルブ76に当接することがなく、当該吐出バルブ75及びリリースバルブ76を突出部36の上面36Aにまとまりよく配置することができる。
また、本実施形態によれば、リリースポート77は、高圧側空間12に面する開口77Aが圧縮空間21側の開口77Bよりも、固定スクロール19の中心Oに近い位置に形成されているため、この突出部36の径を小さくすることができ、当該突出部36の面積の縮小化を図ることができる。従って、固定スクロールの更なる薄肉化及び軽量化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、リリースバルブ76及び吐出バルブ75は、この吐出バルブ75のガイド82の頂角部82Bが、リリースバルブ76の各リリースポート77、77を結ぶ直線Sよりも、当該リリースバルブ76のガイド92の止めボルト93側に位置するように、略三角柱形状のガイド82と略V字形状のガイド92とを組み合わせて配置されている。このため、吐出バルブ75及びリリースバルブ76を設置する面積を縮小することができ、当該吐出バルブ75及びリリースバルブ76を固定スクロール19の突出部36の上面36Aにまとまりよく配置することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。例えば、本実施形態では、固定スクロール19の突出部36の上面36Aに、リリースバルブ76と吐出バルブ75とを設ける構成について説明したが、この吐出バルブを圧縮容器に連結される冷媒吐出管に設ける構成としても良い。この構成によれば、突出部の面積を容易に縮小化することができ、固定スクロールの薄肉化、軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る密閉型スクロール圧縮機の縦断面図である。 圧縮要素周辺の拡大図である。 スラストリングの上面図である。 スラストリングのA−A断面図である。 スラストリングとメインフレームとの係合状態を示す断面図である。 固定スクロールの上面図である。 固定スクロールの下面図である。
符号の説明
10 圧縮容器
11 仕切板
12 高圧側空間(高圧側の室)
13 低圧側空間(低圧側の室)
14 圧縮要素
15 電動要素
19 固定スクロール
20 揺動スクロール
21 圧縮空間
22 メインフレーム
35 吐出ポート
36 突出部(ボス部)
37 保持孔
75 吐出バルブ
76 リリースバルブ
77 リリースポート
77A、77B 開口
81 フロート弁体(弁体)
82 ガイド
83A、83B 止めボルト
91 リード弁体(弁体)
92 ガイド
93 止めボルト
100 密閉型スクロール圧縮機

Claims (9)

  1. 圧縮容器内に仕切板を設けるとともに、この仕切板で仕切られた低圧側の室に固定スクロールおよび揺動スクロールを有した圧縮要素と、この揺動スクロールを旋回駆動する電動要素とを設け、前記仕切板の保持孔に前記固定スクロールのボス部を嵌合し、前記圧縮要素で圧縮した冷媒を、前記固定スクロールの吐出ポートを介して、前記仕切板で仕切られた高圧側の室に吐出する機能を備えた密閉型スクロール圧縮機において、
    この高圧側の室に臨む前記固定スクロールのボス部に、前記圧縮要素の圧縮空間に連通するリリースポートと、このリリースポートを閉塞自在なリリースバルブとを設けたことを特徴とする密閉型スクロール圧縮機。
  2. 前記吐出ポートを前記ボス部の中心からずらして設け、この吐出ポートをずらした方向と逆側に一対のリリースポートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の密閉型スクロール圧縮機。
  3. 前記リリースポートは、前記高圧側の室に面する開口が前記圧縮空間側の開口よりも、前記ボス部の中心に近い位置に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の密閉型スクロール圧縮機。
  4. 前記吐出ポートを閉塞自在な吐出バルブを設け、この吐出バルブおよび前記リリースバルブを、弁体とこの弁体のリフト量を規制するガイドとで構成するとともに、これら各ガイドを上面視で組み合わせて前記ボス上に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の密閉型スクロール圧縮機。
  5. 前記リリースバルブのガイドは、一端に前記弁体をそれぞれ取り付け、他端を連結した略V字形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の密閉型スクロール圧縮機。
  6. 前記吐出バルブのガイドは、上面視で略三角形状に形成され、この三角形の一頂角が前記前記リリースバルブのガイドの前記各一端間よりも前記他端側に位置することを特徴とする請求項5に記載の密閉型スクロール圧縮機。
  7. 前記吐出バルブのガイドの止めボルト及び前記リリースバルブのガイドの止めボルトを、前記固定スクロールのボス部の上面の外縁近傍に配列したことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の密閉型スクロール圧縮機。
  8. 前記リリースポートを結ぶ直線に対し、前記吐出ポートを、前記リリースバルブのガイドの前記止めボルトと反対の側に設けたことを特徴とする請求項7に記載の密閉型スクロール圧縮機。
  9. 前記リリースバルブのガイドは、このガイドの止めボルトと、前記吐出ポートとを結ぶ直線に対し対称に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の密閉型スクロール圧縮機。

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