JP2008044730A - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撓みの規制と軸方向への移動規制とを簡単な構造で兼用した用紙搬送装置を提供する。
【解決手段】 駆動ローラ軸45cに装着された搬送ローラ45aと、従動ローラ軸45dに装着された
従動ローラ45bとが互いに圧接された状態で配置される。搬送ローラ45aと従動ローラ45bとの相互間でニップされた用紙を、駆動ローラ軸45cの回転駆動により搬送する。駆動ローラ軸45cの周面に、周方向に沿った周溝45eが備えられ、周溝45eが備えられた駆動ローラ軸45cにおける前記圧接される方向と反対方向への撓みを規制する撓み規制部材55が、その先端部を周溝45e内に摺動可能に嵌合した状態で装着されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等における用紙を搬送するための用紙搬送装置、およびその用紙搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、反転搬送機構を備え、用紙の片面に記録部で記録した後、反転させて搬送し、記録部に戻して用紙の裏面にも記録を行ういわゆる両面コピー用の画像形成装置があった(例えば、特許文献1参照)。
このような装置における用紙搬送装置としては、例えば、図6に示されるように、搬送ローラ1が固定された駆動ローラ軸2を備え、該駆動ローラ軸2の両端部がフレーム3等に軸支されていた。また、駆動ローラ軸2と平行な軸心を有して両端部がフレーム等に軸支された従動ローラ軸4が配置され、該従動ローラ軸4における搬送ローラ1と対応した位置には従動ローラ5が固定もしくは転動自在に支持されていた。
そして、搬送ローラ1と従動ローラ5とが互いに適宜圧力により圧接された状態となるように配置され、モータや動力伝達機構等からなる駆動装置6による駆動ローラ軸2の回転駆動により、搬送ローラ1と従動ローラ5との相互間にニップされた用紙7を所定方向に搬送する構造とされていた。
このように搬送ローラ1と従動ローラ5との相互間で用紙7を良好にニップする目的で、搬送ローラ1と従動ローラ5が圧接されているため、駆動ローラ軸2や従動ローラ軸4が圧接される方向と反対の方向に撓みが生じるおそれがあり、そのような撓みが生じると用紙7のニップ力が低下して、用紙7の搬送方向にズレが生じるおそれがあった。
そのため、従動ローラ5と反対側から駆動ローラ軸2に対して摺動自在に当接される撓み規制部材8を適宜装着することにより、駆動ローラ軸2の撓みを防止していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−132503号公報 特開2003−192174号公報
また、上記のような用紙搬送装置によれば、搬送ローラ1と従動ローラ5との相互間の軸方向へのズレも防止する必要があり、例えば、図6に示されるように、駆動ローラ軸2の軸支部分近くにEリング9等をそれぞれ装着することによって、駆動ローラ軸2の軸方向移動を規制する方法が採用されていた。
しかしながら、上記のようにローラ軸の撓みを規制するための部材や、軸方向への移動を規制するための部材をそれぞれ装着する構造とすれば、部品点数が多くなり、組付け手間がかかり、コスト高を招く原因となっていた。
そこで、本発明は上記点に鑑み、撓みの規制と軸方向への移動規制とを簡単な構造で兼用した用紙搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、駆動ローラ軸に装着された搬送ローラと、従動ローラ軸に装着された従動ローラとが互いに圧接された状態で配置され、搬送ローラと従動ローラとの相互間でニップされた用紙を、駆動ローラ軸の回転駆動により搬送する用紙搬送装置において、前記駆動ローラ軸および前記従動ローラ軸の少なくともいずれか一方の周面に、周方向に沿った周溝が備えられ、該周溝が備えられたローラ軸における前記圧接される方向と反対方向への撓みを規制する撓み規制部材が、その先端部を周溝内に摺動可能に嵌合した状態で装着されている点にある。
また、前記撓み規制部材が良摺動性樹脂からなる構造としてもよい。
さらに、前記撓み規制部材が前記圧接される方向に対してスライド自在に保持されると共に、前記圧接される方向に付勢部材により付勢されている構造としてもよい。
また、上記のような用紙搬送装置を備えた画像形成装置であってもよい。
以上のように、本発明の用紙搬送装置によれば、駆動ローラ軸および前記従動ローラ軸の少なくともいずれか一方の周面に、周方向に沿った周溝が備えられ、該周溝が備えられたローラ軸における圧接される方向と反対方向への撓みを規制する撓み規制部材が、その先端部を周溝内に摺動可能に嵌合した状態で装着されている構造とされているため、撓み規制部材とローラ軸の周溝底部との当接によって、ローラ軸の圧接される方向と反対方向への撓みが有効に規制されると共に、撓み規制部材の先端部とローラ軸の周溝側壁面との当接によって、ローラ軸の軸方向への移動が有効に規制され、ここに、撓み規制部材をローラ軸の撓み規制と軸方向への移動規制とに兼用した構造であり、部品点数の削減が図れて、組付け性の改善が図れ、製造コスト削減が図れる利点がある。
また、ローラ軸に備えられた周溝内に撓み規制部材の先端部を嵌合するという簡単な構造であり、容易に提供できる利点がある。
さらに、撓み規制部材が良摺動性樹脂からなる構造とすれば、撓み規制部材が容易に成形できると共に、撓み規制部材とローラ軸との相対的な摺動が円滑になされ、ローラ軸の円滑な回転が保証される。
また、撓み規制部材が圧接される方向に対してスライド自在に保持されると共に、圧接される方向に付勢部材により付勢されている構造とすれば、付勢部材による付勢力に抗して撓み規制部材をローラ軸の周溝内から退避させることにより、ローラ軸の取外しが容易に行えるため、ローラ軸に装着された搬送ローラもしくは従動ローラの交換も容易に行える利点がある。
さらに、上記のような用紙搬送装置を備えた画像形成装置によれば、上記同様の利点を発揮できる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図4は画像形成装置の一例としてのファクシミリ装置11を示しており、ファクシミリ装置11は、装置本体12の上部に、原稿の画像の読み取りを行う読取部13が配置され、その下方には読取部13で読み取られたデータを記録する記録部14が配置されている。
また、記録部14の下部には給紙部としての給紙トレイ15が配置され、記録部14の上部には排出部としての排出トレイ16が配置されている。
そして、装置本体12の一側部には用紙搬送装置17が配置されており、給紙トレイ15に収容された用紙を1枚ずつ送り出し、記録部14で記録した後、排出トレイ16へ排出するように構成されている。
また、読取部13の上方には、開閉操作可能に構成される原稿押さえカバー18が配置され、該原稿押さえカバー18により読取部13上面の所定位置に載置された原稿を上方から押さえる構造とされている。そして、載置された原稿を読取部13により走査して、原稿の読み取りを行うように構成されている。
さらにまた、原稿押さえカバー18の一端部には、原稿を自動的に給紙する自動原稿搬送装置(ADF装置)19が設けられており、該自動原稿搬送装置19は原稿供給トレイ20に載置された原稿を、1枚ずつ送り出して、読取部13の所定位置へ搬送し、読取部13により原稿の表面に表示された文字等からなる画像情報、いわゆる原稿内容を読み取った後に、原稿供給トレイ20の下側に配置された原稿排出トレイ21へ排出するように構成されている。
即ち、本実施形態における読取部13は、読取装置22を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いると共に、読取装置22を位置固定して原稿を搬送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
前記用紙搬送装置17は、給紙トレイ15から給紙ローラ23により送り出されてくる用紙の先端部を、用紙搬送路24の合流部24aの位置で、レジストローラ装置25のニップ部に突入させ、給紙ローラ23による追加の送り作用を付与する状態で用紙にループを形成し、用紙整合作用を行うように構成されている。レジストローラ装置25では、感光体ドラム26に形成されるトナー画像にタイミングを合わせて、用紙を送り出すような作用を行うが、その他に、用紙の先端部をレジストローラ装置25のニップ位置に突き当てて整合してから送り出すことにより、用紙が記録部14で斜め送り状態で搬送されないように制御している。
記録部14には、感光体ドラム26の周囲に、帯電手段27、書込み手段28、現像装置29、転写手段30、クリーナ31等を、所定の配列関係にしたがって設けている。感光体ドラム26に対しては、帯電手段27としてのコロトロンからの放電により、感光体ドラム26の表面を一様に帯電させ、その後に、原稿を走査した光の情報を書込み手段28から照射して、感光体ドラム26の表面に静電潜像を形成する。
そして、現像装置29の現像ローラ29aから、前記静電潜像に対してトナーを供給しトナー画像として可視像化し、そのトナー画像を用紙に転写する。トナー画像を用紙に転写する位置では、用紙を感光体ドラム26と転写手段30としての転写ローラとの間で挟むようにして搬送しながら、前記転写ローラに対して所定の値の電圧を印加することにより、トナー画像を用紙に転写させることは、従来の一般的な電子写真方式を用いた画像形成装置の場合と同様にして行われる。また、現像装置29においては、フレームの内部でパドルにより攪拌したトナーを、供給ローラを介して現像ローラ29aに付着させ、ブレード部材により所定の厚さの薄層として、感光体ドラム26に対応させ、感光体ドラム26に形成した静電潜像にトナーを付着させて、トナー画像として可視像化させることは、従来の一般の現像手段と同様な作用を行うものとされる。
トナー画像が転写された用紙は、その上部に設けられる定着装置32に送られて定着される。定着装置32においては、従来公知の熱ローラ方式の定着器と同様に、フレーム33の内部に加熱ローラ34と加圧ローラ35とを配置し、両ローラ34,35の間で所定のニップ圧が得られるように構成されている。そして、定着装置32を通過する用紙に対して、加熱ローラ34の熱でトナーを溶融し、その溶融されたトナーを用紙の背後から加圧ローラ35により押圧することにより、用紙に定着させるようにしている。そして定着された用紙は、排出路36を通って排出ローラ装置37により排出トレイ16に送り出される。
また、用紙搬送装置17が配置される側の外側部、即ち図1および図2における右側部には、手差しトレイ38を設けており、手差しトレイ38に対応させて、装置本体12には給紙ローラ39を設けておき、手差しされた用紙の搬送路を前記合流部24aにまで達するように設けている。また、手差しトレイ38は、装置本体12に対してヒンジ部を介して揺動可能に設けており、使用しない場合には、装置本体12の側面に立て掛ける状態で収容可能に設けている。なお、本実施形態では、用紙搬送装置17が反転搬送ユニット40を備えた構成とされており、反転搬送ユニット40のフレーム41に設けた凹部に、手差しトレイ38を収容可能とされている。
反転搬送ユニット40は、反転搬送路42を挟むようにして、フレーム41の内側に内側モジュール43が組み合わされており、フレーム41と内側モジュール43とによって、反転搬送路42の両側のガイド面が構成される。また内側に配置される内側モジュール43は、装置本体12における用紙搬送路24の一側面側のガイド面としての役目も有する。
また、反転搬送ユニット40における反転搬送路42の上部は、装置本体12の前記排出路36に接続され、反転搬送路42の下部は用紙搬送路24の前記合流部24aに接続される構造とされている。
そして、用紙の両面に記録を行う場合には、定着装置32を通って案内された片面記録済み用紙が、ゲート44の下面の案内面を通って、排出路36の終端部に位置されている排出ローラ装置37でその用紙の終端部がニップされて、ゲート44の部分を通過し終えたタイミングで、排出ローラ装置37を逆方向に駆動するように制御される。
その後、片面記録済み用紙はゲート44の上の案内面を通じて、反転搬送ユニット40の反転搬送路42に向けて案内し、反転搬送路42に配置されている搬送ローラ装置45,46により、下方に向けて搬送する。そして、反転搬送路42の下部から用紙搬送路24下部の反転搬送路42との合流部24aを通じて、レジストローラ装置25のニップ部に、反転搬送された用紙の先端部を挿入する状態で停止させる。その後に、搬送ローラ装置46により追加の送り作用を付与することによって、用紙にループを形成させて、用紙の先端部をレジストローラ装置25に対して均一に押圧し、用紙の先端部の整合作用を行って待機させる。
その後、用紙に対する前記片面の記録と同様にして、裏面にも記録が行われ、両面記録済みの用紙が排出路36から排出トレイ16に排出される。
反転搬送ユニット40のフレーム41は、図3および図4に示されるように、反転搬送路42のガイド板としての機能を有する板部材47の両側に、袋形状もしくは箱形状の端フレーム48,49をそれぞれ備えている。また、板部材47には、適宜大きさの開口47aが複数形成されており、各開口47aからは、搬送ローラ装置45,46における搬送ローラ45a,46aの一部が用紙搬送路に向けて突出され、対向する従動ローラ45b,46bとの間で用紙をニップして搬送するように設けられている。
即ち、搬送ローラ装置45,46は、搬送ローラ45a,46aが固定された駆動ローラ軸45c,46cと、従動ローラ45a、46aが転動自在もしくは固定された従動ローラ軸45d,46dとを備える。そして、各駆動ローラ軸45c,46cの両端部は、端フレーム48,49に軸受等を介して軸支され、モータ50や動力伝達機構51等からなる駆動装置52により駆動制御自在に構成されている。また、各従動ローラ軸45d,46dの両端部は、内側モジュール43側のフレームに軸受等を介して軸支され、各搬送ローラ45a,46aと各従動ローラ45b,46bとが互いに適宜圧力により圧接された状態となるように配置されている。ここに、搬送ローラ45a,46aと従動ローラ45b,46bとの相互間でニップされた用紙を所定方向に搬送可能とされている。
各駆動ローラ軸45c,46cには、適宜間隔を有してそれぞれ1対の搬送ローラ45a,46aが装着されており、両搬送ローラ45a,46a間に位置する駆動ローラ軸45c,46cの周面には、周方向に沿った適宜深さの矩形状の周溝45e、46eがそれぞれ形成されている。
また、各搬送ローラ45a,46aの外側を覆うべく、両端フレーム48,49間にまたがってカバー部材54が着脱自在に装着されている。このカバー部材54の適宜位置には、図3に示されるように、各駆動ローラ軸45c,46cの周溝45e、46e位置に対応して突条の撓み規制部材55がそれぞれ着脱自在もしくは一体的に装着されている。
そして、カバー部材54を装着した際に、搬送ローラ45a,46aと従動ローラ45b,46bとの互いに圧接される方向と反対側より、周溝45e、46e内に撓み規制部材55の先端部が摺動可能に嵌合された状態となるように構成されている。
なお、フレーム41の下部は、図4に示されるように、軸支部56で装置本体12に対して回動自在に支持されており、反転搬送路42内での用紙のジャム処理等に際して、下部を中心として上部が起倒操作自在となるように構成されている。
本実施形態のファクシミリ装置11は以上のように構成されており、図3に示されるように、撓み規制部材55の先端部が駆動ローラ軸45c,46cにおける周溝45e、46eに嵌合されているため、撓み規制部材55と周溝45e、46eの底部との当接によって、駆動ローラ軸45c,46cの従動ローラ45b,46bに対する圧接される方向と反対方向への撓みが有効に規制される。
また、撓み規制部材55の先端部と駆動ローラ軸45c,46cの周溝45e、46e両側の側壁面との当接によって、駆動ローラ軸45c,46cの軸方向への移動も有効に規制される。
ここに、撓み規制部材55だけで駆動ローラ軸45c,46cの撓み規制と軸方向への移動規制とに兼用でき、従来のようなEリング9等の軸方向への移動を規制するための部品を別途組み付ける必要がなく、部品点数の削減が図れて、組付け性の改善が図れ、製造コスト削減が図れる利点がある。
また、駆動ローラ軸45c,46cに備えられた周溝45e、46e内に撓み規制部材55の先端部を嵌合させるという簡単な構造であり、容易に提供できる利点がある。
さらに、撓み規制部材55を例えば、POM(ポリアセタール)等のような摺動性に優れた樹脂、即ち良摺動性樹脂で形成する構造とすれば、撓み規制部材55が容易に成形できると共に、撓み規制部材55と駆動ローラ軸45c,46cとの相対的な摺動が円滑になされ、駆動ローラ軸45c,46cの円滑な回転が保証される。
図5は第2の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、撓み規制部材55がコ字状に形成されており、保持筒部材58内に、搬送ローラ45aと従動ローラ45bとが圧接される方向に対してスライド自在に保持されると共に、付勢部材としてのバネ材59により圧接される方向にたいして常時付勢された構造とされている。
このバネ材59の付勢により、撓み規制部材55の両側の規制脚部55aが、保持筒部材58の各嵌合孔58aより突出して、駆動ローラ軸45cに備えられた各周溝45e内に所望の押圧力の下に嵌合した状態で保持される構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。また、本実施形態においては、バネ材59による付勢力に抗して撓み規制部材55を駆動ローラ軸45cの周溝45e内から退避させることにより、駆動ローラ軸45cはその軸方向に移動自在となるため、駆動ローラ軸45cの取外しが容易に行え、従って、駆動ローラ軸45cに装着された搬送ローラ45aの交換も容易に行える利点がある。
なお、上記各実施形態においては、駆動ローラ軸45c,46cの撓みを規制すべく、駆動ローラ軸45c,46cに対して撓み規制部材55を配置した構造を示しているが、従動ローラ軸45d,46dの撓みを規制すべく、従動ローラ軸45d,46dに対して撓み規制部材55を配置する構造としてもよく、さらには双方のローラ軸45a,46a,45b,46bに対して、それぞれ撓み規制部材55を配置する構造としてもよい。
また、撓み規制部材55の配置位置や配置数も、駆動ローラ軸45c,46cの長さ等に応じて適宜決定すればよく、実施形態の形状や数に何ら限定されない。
さらに、反転搬送ユニット40における用紙の搬送部分に適用した構造を示しているが、その他の用紙を搬送する部分にも同様に適用することができる。
また、実施形態においては、画像形成装置としてファクシミリ装置11に適用した構造について説明しているが、これに限定するものではなく、複写機やプリンタ等その他の画像形成装置に適用することもできる。
この発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置の全体構成を示す概略説明図である。 図1の一部拡大図である。 反転搬送ユニットの要部断面図である。 反転搬送ユニットの要部側面図である。 第2の実施形態に係る要部断面図である。 従来の反転搬送ユニットの要部断面図である。
符号の説明
11 ファクシミリ装置
17 用紙搬送装置
45 搬送ローラ装置
45a,46a 搬送ローラ
45b,46b 従動ローラ
45c,46c 駆動ローラ軸
45d,46d 従動ローラ軸
45e,46e 周溝
55 撓み規制部材
59 バネ材

Claims (4)

  1. 駆動ローラ軸に装着された搬送ローラと、従動ローラ軸に装着された従動ローラとが互いに圧接された状態で配置され、搬送ローラと従動ローラとの相互間でニップされた用紙を、駆動ローラ軸の回転駆動により搬送する用紙搬送装置において、
    前記駆動ローラ軸および前記従動ローラ軸の少なくともいずれか一方の周面に、周方向に沿った周溝が備えられ、該周溝が備えられたローラ軸における前記圧接される方向と反対方向への撓みを規制する撓み規制部材が、その先端部を周溝内に摺動可能に嵌合した状態で装着されていることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、
    前記撓み規制部材が良摺動性樹脂からなることを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置において、
    前記撓み規制部材が前記圧接される方向に対してスライド自在に保持されると共に、前記圧接される方向に付勢部材により付勢されていることを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の用紙搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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