JP2008044487A - ラックガイド及びこのラックガイドを備えるラックピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

ラックガイド及びこのラックガイドを備えるラックピニオン式ステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】耐圧強度が高く、ハウジング内での移動が円滑で、ハウジングとの衝突音の発生を回避可能なラックガイド等を提供する。
【解決手段】ラックバー6を摺動案内し、ラックバーに向かう押圧力Fを受ける受圧面14cとを有する合成樹脂製のラック支持体14と、ラック支持体の受圧面側に配された弾性部材15と、弾性部材に押圧力を与える押圧部材16とを備え、弾性部材は、円環状ブロック部15aと、複数個の突出舌片部15eとを有し、押圧部材は、環状凹部16eと、環状立壁部16fに複数個の切欠き凹部16gを有し、弾性部材は、円環状ブロック部を押圧部材の環状凹部に嵌合させ、突出舌片部の各々を押圧部材の環状立壁部の切欠き凹部の各々に嵌合させて押圧部材に嵌着され、ラック支持体は、受圧面を弾性部材の円環状ブロック部の押圧部材の環状凹部の開口部より突出した端面に当接させるラックガイド8等。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両のハンドル操作により、ピニオンを介してラックバーを往復移動させて操舵を行うステアリング装置等に用いられるラックガイド、及びこのラックガイドを備えるラックピニオン式ステアリング装置に関する。
図12に示すように、従来のラックピニオン式ステアリング装置61は、一般に、操舵により回転されるように、ハウジング62内に軸受63、64を介して回転自在に配されたピニオン65と、このピニオン65の回転により、紙面に直交する方向に移動するように、ピニオン65と噛み合うラック歯66aを有するラックバー66と、このラックバー66の移動を案内するように、ハウジング62内の横方向(ラックバー66の移動方向と直交する方向)に延設された円筒状の保持孔62aに移動自在に配されるラックガイド68と、ハウジング62の保持孔62aを閉鎖する蓋部材69とラックガイド68との間に配され、ラックガイド68を介してラックバー66のラック歯66aを、ピニオン65に弾性的に押圧するコイルばね70とを備える。
このラックピニオン式ステアリング装置61は、ラックバー66のラック歯66aと、ピニオン65との噛合い部で、ピニオン軸の回転に伴って互いに離反する向きの力が作用してラックバー66に撓みが生じ、ラック歯66aの歯条の配列方向へのガタつきが大きくなる結果、ラック歯66aとピニオン65との歯部間に打音が生じるため、ピニオン軸と反対側に摩擦抵抗の小さい凹面、多くは半円筒状の凹面を有するラックガイド68を設け、このラックガイド68の凹面をコイルばね70の弾性押圧力によりラックバー66に押圧し、ラックガイド68の凹面をラックバー66に摺接させてラックバー66との摺動摩擦抵抗を低減しつつ、ラック歯66aの歯条の配列方向のガタつきを抑制し、ラック歯66aとピニオン65との噛合い部での打音を低減させるように構成される。
実願昭56−115067号のマイクロフィルム 特開平6−239245号公報
上記ラックピニオン式ステアリング装置61において、ラックガイド68としては、従来、鉄系焼結金属、アルミニウム合金又は合成樹脂にて形成されたラックガイド68が提案されている。鉄系焼結金属又はアルミニウム合金からなるラックガイド68は、ラックバー66からの衝撃荷重に対して充分な機械的強度を有する反面、摺動摩擦抵抗が大きいため、ステアリング系の効率が低下するという問題がある。一方、合成樹脂からなるラックガイド68は、摺動摩擦抵抗を低減させることができる反面、高荷重や衝撃荷重に対する機械的強度に劣り、クリープ変形を生じてラックバー66の支持能力が低下し、ラックバー66を円滑に支持し難いという問題がある。
また、いずれのラックガイド68でも、ラックガイド68の外周面67と、保持孔62aを規定するハウジング62の内周面62bとの間には、ラックガイド68のピニオン65側への移動を許容するための環状隙間Δが設けられ、この環状隙間Δが大きいと、保持孔62aの径方向に沿うラックガイド68の動きが大きくなり、ラックガイド68の外周面67と、ハウジング62の内周面62bとの衝突音、及びラック歯66aとピニオン65の歯との衝突音が大きくなるという問題がある。
上述した問題を解決するため、ラックガイド68とハウジング62との間にゴム弾性休からなるOリングを介在させ、そのOリングを、ラックガイド68の外周面67と、ハウジング62の内周面62bとで挟み込むことで、ラックガイド68の径方向に沿う動きを規制する提案(特許文献1所載)、又はラックガイド68の外周面67と、ハウジング62の内周面62bとで軸方向に長寸の弾性部材を挟み込むことにより、ラックガイド68の径方向に沿う動きを規制する提案(特許文献2所載)がなされている。
しかし、そのようなOリングや長寸の弾性部材を、ラックガイド68の外周面67とハウジング62の内周面62bとで挟み込むと、そのOリングや長寸の弾性部材とハウジング62の内周面62bとの摺動摩擦抵抗が大きいため、当該摺動摩擦抵抗によりコイルばね70の負荷が大きくなり、コイルばね70にへタリ(劣化)が生じ易くなり、コイルばね70の弾性押圧力が不足すると、ラックガイド68の踊りが生じ、ラックガイド68がハウジング62に衝突し、これによっても打音を誘発することになる。
そこで、本発明は、上記諸点に鑑みてなされたものであり、耐圧強度が高く、ハウジング内でのラックバー方向への移動を円滑に行わせることができ、ハウジングとの衝突音の発生を回避することも可能なラックガイド及びこれを用いたラックピニオン式ステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ラックガイドであって、ラックバーを摺動案内する凹面と、該ラックバーに向かう押圧力を受ける受圧面とを有する合成樹脂製のラック支持体と、該ラック支持体の前記受圧面側に配された弾性部材と、該弾性部材に前記ラックバーに向かう押圧力を与える押圧部材とを備え、前記弾性部材は、円環状ブロック部と、該円環状ブロック部の外周面の上端側に径方向に突出する複数個の突出舌片部とを有し、前記押圧部材は、前記ラック支持体と相対向する端面側に環状凹部と、該環状凹部の外周面側の環状立壁部に円周方向に沿って形成された複数個の切欠き凹部とを有し、前記弾性部材は、前記円環状ブロック部を、前記押圧部材の前記環状凹部に嵌合させ、前記複数個の突出舌片部の各々を、前記押圧部材の前記環状立壁部の切欠き凹部の各々に嵌合させて前記押圧部材に嵌着され、前記ラック支持体は、前記受圧面を、前記弾性部材の前記円環状ブロック部の前記押圧部材の前記環状凹部の開口部より突出した端面に当接させて配されることを特徴とする。
そして、本発明によれば、合成樹脂からなるラック支持体を用いることにより、ラックバーとの間の摺動摩擦抵抗を低減させることができ、弾性部材は、その円環状ブロック部が押圧部材の端面に形成された環状凹部に嵌合されるとともに、該環状凹部の開口部より突出した端面は、ラック支持体の受圧面に当接しているため、荷重下においては、該円環状ブロック部は、環状凹部内に緊密に充填されて、あたかも剛体のような挙動を示すことにより、ラック支持体の軸方向に対してラック支持体の耐圧強度が高められ、結果としてラック支持体によるラックバーの支持能力が高められるので、クリープ変形に起因する支持能力の低下を回避し得、ラックバーを円滑に摺動支持することができる。
前記ラックガイドにおいて、前記受圧面を、前記ラックバーに向かう押圧力の方向に対して直交する直交受圧面を有するように構成することができる。
また、前記ラックガイドにおいて、前記弾性部材の突出舌片部の各々の先端が円弧面に形成されるとともに、前記押圧部材の外周面より突出するように構成することができる。弾性部材の突出舌片部の各々の先端が、ラックガイドの外周面とハウジングの内周面との間の環状隙間に位置することにより、ラックガイドの径方向の動きに基づく該ラックガイドの外周面とハウジングの内周面との間の衝突音の発生を回避することができる。また、弾性部材の突出舌片部は、その円周方向に分断されていることから、該ラックガイドのラックバー方向への円滑な移動を妨げることはない。
さらに、前記ラックガイドにおいて、前記押圧部材は、貫通孔を有し、前記ラック支持体は、前記受圧面に一体的に設けられるとともに該押圧部材の貫通孔を貫通する突出支持部を備えることができる。ラック支持体の突出支持部を押圧部材の貫通孔に挿入することにより、該ラック支持体、弾性部材及び押圧部材との一体化を容易に行うことが可能となる。
また、前記ラックガイドにおいて、前記ラック支持体の前記突出支持部は、前記押圧部材の前記貫通孔の孔径よりも小径の円柱部と、該円柱部の自由端部側に開設された切割り溝と、該突出支持部を前記貫通孔に挿通した後、該突出支持部の該貫通孔からの抜け出しを阻止する膨出部とを備えることができる。切割り溝を利用して突出支持部を貫通孔に挿通させることにより、ラック支持体の貫通孔への突出支持部の挿入を容易に行うことができるとともに、膨出部によって突出支持部の貫通孔からの抜け出しを阻止するため、弾性部材に対してラック支持体及び押圧部材を確実に固定することができる。
さらに、前記ラックガイドにおいて、前記弾性部材は、前記円環状ブロック部の一方の端面に径方向に相対向する凸部を一体的に有し、前記ラック支持体の受圧面は、凹面を挟んで径方向に相対向する凹部を有し、前記弾性部材は、前記凸部を前記ラック支持体の受圧面の凹部に嵌合させて配されるように構成することができる。
本発明によれば、円環状ブロック部の一方の端面に一体的に形成された径方向に相対向する凸部を、ラック支持体の受圧面に形成された凹部に嵌合させることにより、該ラック支持体の該支持体の軸方向荷重に対して耐圧強度がより高められる。
また、本発明は、ラックピニオン式ステアリング装置であって、内部に円筒状の保持孔を有するハウジングと、該ハウジング内に回転自在に配されるとともに、操舵により回転されるピニオンと、該ピニオンに噛合するラック歯を有するラックバーと、前記ハウジングの保持孔に移動自在に配されるとともに、前記ラックバーを移動自在に案内支持する請求項1乃至6のいずれかに記載のラックガイドと、前記保持孔内に配され、前記ラックガイドを介して前記ラックバーの前記ラック歯を前記ピニオンに弾性的に押圧する弾性手段とを備え、前記ラック支持体及び押圧部材は、前記ハウジングの保持孔の内面に対して環状隙間をもって保持孔内に配され、前記弾性部材は、付与された前記ラックバーに向かう押圧力により前記押圧部材の環状凹部内において圧縮されて、該環状凹部に緊密に充填されるとともに、前記ラック支持体の受圧面が押圧部材の環状凹部の端面に当接することにより反発弾性力が蓄積され、該弾性部材に蓄積された反発弾性力により前記ラック支持体の耐圧強度が高められてラックバーの支持能力が高められることを特徴とする。
本発明のラックピニオン式ステアリング装置によれば、ラック支持体の軸方向に対してラック支持体の耐圧強度が高められているため、路面から大きな荷重が入力された場合でもラックバーを支持することができ、また、ラック支持体のハウジングの内周面への直接的な接触を確実に回避でき、しかも、ラックガイドのラックバー方向への移動を円滑に行わせることができる。
前記ラックピニオン式ステアリング装置において、前記弾性部材は、前記押圧部材の外周面から突出した突出舌片部の円弧面で前記ハウジングの保持孔の内面に締め代をもって接触することができる。弾性部材の突出舌片部は、円周方向に分断されているので、当該突出舌片部をハウジングの内面に締め代をもって接触させても、ラックガイドのラックバー方向への移動を妨げることはなく、当該移動を円滑に行わせることができる。
以上のように、本発明によれば、耐圧強度が高く、ハウジング内でのラックバー方向への移動を円滑に行わせることができ、ハウジングとの衝突音の発生を回避することも可能なラックガイド及びこれを用いたラックピニオン式ステアリング装置を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるラックピニオン式ステアリング装置(以下、「ステアリング装置」という)の一実施の形態を示し、このステアリング装置1は、内部に円筒状の保持孔2aを有するハウジング2と、ハウジング2内に設けられた軸受3、4を介し、操舵により軸心O回りにR方向に回転するピニオン5と、ピニオン5のR方向の回転により、図1の紙面に直交する方向(図4(a)のA方向)に移動するように、ピニオン5と噛み合うラック歯6aを有するラックバー6と、ラックバー6のA方向の移動を案内するように、ハウジング2内の保持孔2aに、A方向及びピニオン5の軸方向(B方向)の各々に直交するC方向に移動自在に配されるとともに、ラックバー6をA方向に移動自在に案内支持するラックガイド8と、ハウジング2の保持孔2aを閉鎖する蓋部材9とラックガイド8との間に配されるとともに、ラックガイド8を介してラックバー6のラック歯6aをピニオン5に弾性的に押圧する弾性手段としてのコイルばね10等を備える。
ハウジング2は、円筒部2bを有する本体2cと、円筒部2bに形成された保持孔2aとを備え、図2に示すように、円筒部2bの内周面2dには、蓋部材9が螺着され、保持孔2aの一端面が閉鎖される。蓋部材9は、円筒部2bへの螺合状態が緩まないように、ロックナット12により円筒部2bに固定される。
図1において、ラックバー6は、ハウジング2を貫通してA方向に延設され、ラック歯6aが形成された面とは反対の面に円弧凸面6bを有している。
ラックガイド8は、図3に示すように、一方の端面14aにラックバー6(図2参照)の円弧凸面6bを摺動案内する円弧凹面14bを有するとともに、ラックバー6に向かう押圧力F(図1参照)を受ける受圧面14cを有する合成樹脂製のラック支持体14と、ラック支持体14の受圧面14c側に配された環状の弾性部材15と、弾性部材15にラックバー6に向かう押圧力F(図1参照)を与える押圧部材16とを備える。
ラック支持体14は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等の自己潤滑性を有する合成樹脂からなり、図4及び図5に示すように、円弧凹面14b及び受圧面14cを有する本体14dと、本体14dの受圧面14cに一体的に形成された突出支持部14eと、円弧凹面14bの底部に形成されるとともに、ラックバー6の移動方法(A方向)と直交する方向に延設される長溝14fとを備える。
本体14dは、円弧凹面14b及び受圧面14cに加え、円筒状の外周面14gを有し、受圧面14cは、図1に示す押圧力Fの方向に対して直交する環状の直交受圧面14hからなる。
突出支持部14eは、円柱部14iと、円柱部14iの端部に膨出部14jを備え、該膨出部14jは、円柱部14iの外面に連なる拡径した上平面部14kと、該上平面部14kと所定間隔隔てた下平面部14mと、これら上下平面部14k、14m間の外面に裁頭円錐面14nと、下平面部14mの端面から上平面部14kに向かって形成された切割り溝14pと、該切割り溝14pの底面14qから円弧凹面14bに形成された長溝14fに開口する貫通孔14rとを備える。
突出支持部14eの膨出部14jは、該膨出部14jに形成された切割り溝14pにより径方向に縮径可能であるため、該膨出部14jの弾性変形を容易にし、後述する押圧部材16(図7参照)の貫通孔16iへの挿入を容易にするとともに、押圧部材16の円筒状の凹部16cの底面に開口する貫通孔16iの開口部の周縁に該上平面部14kが係合し、押圧部材16の貫通孔16iからの突出支持部14eの抜け出しを阻止する。
図6に示す弾性部材15は、天然ゴムもしくは合成ゴム、又はポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等の合成樹脂エラストマーからなり、縦断面形状が方形状をなす円環状ブロック部15aと、円環状ブロック部15aの一方の端面15bと段部15cを介し、外周面15dの上端側に径方向に突出した複数個(本例では4個)の突出舌片部15eとを備え、該突出舌片部15eの先端は、円弧面15fに形成される。
該円環状ブロック部15aの一方の端面15bは、ラック支持体14(図4参照)の直交受圧面14hに対面する環状の直交受圧面15gを形成する。
図7に示す押圧部材16は、ガラス繊維、炭素繊維等の強化合成樹脂からなり、円筒状の外周面16aと、一方の端面16bに円筒状の凹部16cと、他方の端面16dに環状凹部16eと、該環状凹部16eの外周面側の環状立壁部16fに円周方向に沿う複数個の切欠き凹部16gとを備え、該環状立壁部16fの上端面16hは、端面16dより僅かに突出し、該端面16dの中央部には凹部16cに連なる貫通孔16iが形成される。凹部16cが形成された側の端面16bには、該凹部16cを囲んで円周方向に沿う複数個の凹部16jが形成され、該凹部16jは、押圧部材16の肉厚を均一にするための肉盗みである。尚、環状立壁部16fの上端面16hを、端面16dより僅かに突出させずに、逆に、端面16dを上端面16hより僅かに突出するように構成したり、端面16dと上端面16hとが同一高さを有するように構成することもできる。
図6に示した弾性部材15は、円環状ブロック部15aを押圧部材16の環状凹部16eに嵌合させるとともに、突出舌片部15eを該押圧部材16の切欠き凹部16gに嵌合させて該押圧部材16に嵌着される。この状態においては、弾性部材15の端面15bは、押圧部材16の環状立壁部16fの上端面16hより僅かに突出している。
図3に示すように、ラック支持体14は、突出支持部14eの膨出部14jを、押圧部材16の貫通孔16iに挿入し、受圧面14cを弾性部材15の端面15bに当接させるとともに、該突出支持部14eの膨出部14jの上平面部14kを押圧部材16の貫通孔16iの周縁の凹部16cの底面に当接させ、該ラック支持体14、弾性部材15及び押圧部材16とが一体的に組み立てられ、ラックガイド8が形成される。
図2に示すように、弾性手段18は、一端では押圧部材16の円筒状の凹部16cの底面に接触する一方、他端では、蓋部材9に接触し、ラックガイド8と蓋部材9との間に圧縮されて配されたコイルばね10を備え、コイルばね10は、押圧部材16を介してラック支持体14の円弧凹面14bをラックバー6の円弧凸面6bに弾性的に押圧する。
ラックガイド8は、ラック支持体14の外周面14g、及び押圧部材16の外周面16aにおいて、ハウジング2の保持孔2aを規定する円筒部2bの内周面2dに対して環状隙間Δをもって保持孔2a内に配され、押圧部材16と蓋部材9との間に配された弾性手段18を形成するコイルばね10によってラックバー6側に押圧され、ラック支持体14の円弧凹面14bをラックバー6の円弧凸面6bに弾性的に押圧させる。このコイルばね10の押圧力により、図4乃至図7に示すように、押圧部材16の環状凹部16eに嵌合され、直交受圧面15gをラック支持体14の直交受圧面14hに当接した弾性部材15の円環状ブロック部15aは圧縮され、該ラック支持体14の直交受圧面14hは、弾性部材15を介して押圧部材16の環状凹部16eの外周面側の環状立壁部16fの上端面16hに当接して図2に示す状態となる。
上記構成を有するステアリング装置1では、図1に示すように、ステアリング操作によりピニオン5がR方向に回転すると、ラックバー6がピニオン5とラック歯6aとの噛み合いを介してA方向に直動される結果、ラックバー6に連結された自動車の車輪にステアリング操作を伝達することができる。
ステアリング装置1において、ラックガイド8は、ラックバー6の円弧凸面6bに円弧凹面14bで接触してラックバー6のA方向の直動を案内するとともに、弾性手段18による弾性力でピニオン5とラック歯6aとの噛み合いを確保するとともに、ラックバー6のC方向の変位に追従して弾性手段18としてのコイルばね10の伸縮を伴ってB方向にハウジング2の保持孔2aを規定する円筒部2bに対して移動する。
ところで、上記ラックガイド8によれば、ラックバー6の円弧凸面6bに接触して該ラックバー6を摺動案内する円弧凹面14bを有する合成樹脂製のラック支持体14は、図4乃至図7に示すように、弾性部材15の円環状ブロック部15aが押圧部材16の環状凹部16eに嵌合されているとともに、該環状凹部16eの開口部より突出した直交受圧面15gにおいて、ラック支持体14の直交受圧面14hに当接しているため、荷重下においては、円環状ブロック部15aは、圧縮されて環状凹部16e内に緊密に充填されて、図2に示す状態となり、反発弾性力が蓄積されて、あたかも剛体のような挙動を示すことにより、ラック支持体14の軸方向に対してラック支持体14の耐圧強度が高められてラックバー6の支持能力が高められている結果、ラック支持体14にクリープ変形等を生じることなく、クリープ変形に起因する支持能力の低下を回避することができ、ラックバー6を円滑に摺動案内することができる。
尚、図7(b)に示すように、上記実施の形態では、環状立壁部16fの上端面16hを、端面16dより僅かに突出させたため、荷重下において、図2に示すように、端面16dと、ラック支持体14の直交受圧面14hとの間に僅かな隙間が存在するが、図7(b)において、端面16dを上端面16hより僅かに突出するように構成した場合には、荷重下において、端面16dが直交受圧面14hに当接し、上端面16hと、ラック支持体14の直交受圧面14hとの間に僅かな隙間が存在することとなる。また、図7(b)において、端面16dと上端面16hとが同一高さを有するように構成した場合には、荷重下において、端面16dと上端面16hとが同時に直交受圧面14hに当接することとなる。
加えて、ラックガイド8は、弾性部材15の突出舌片部15eが押圧部材16の外周面16aより突出し、突出舌片部15eが円周方向に分断されるとともに、ラックガイド8の外周面(ラック支持体14の外周面14gと、押圧部材16の外周面16a)とハウジング2の保持孔2aを規定する円筒状の内周面2dとの環状隙間Δ内に位置するため、図1においてラックガイド8のラックバー6方向への移動を妨げることなく当該移動を円滑に行わせることができるばかりでなく、ラックガイド8のハウジング2の保持孔2aを規定する円筒状の内周面2dへの直接的な接触を確実に回避できるので、ハウジング2との衝突音の発生を回避できる。
次に、本発明にかかるラックガイドの第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態は、図4乃至図7に示すように、ラック支持体14の直交受圧面14hと、押圧部材16の環状凹部16eに嵌合された弾性部材15の円環状ブロック部15aの直交受圧面15gとが直接当接する態様のラックガイド8の例であるが、第2の実施の形態では、図10及び図11に示すように、弾性部材45の円環状ブロック部45aの一方の端面45bに一体的に形成された相対向する一対の突出部45gを、ラック支持体44の受圧面44cに円弧凹面44bを挟んで相対向して形成された凹所44aに嵌合させたラックガイド8を用いる。すなわち、図10に示すラック支持体44は、受圧面44cに円弧凹面44bを挟んで相対向する一対の凹所44aを備え、該凹所44aの内外周壁面44d、44eは、円弧面に形成される。尚、本実施の形態において、ラック支持体44及び弾性部材45以外の構成要素については、第1の実施の形態と同様であるため、同一の参照番号を付して詳細説明を省略する。
図11に示すように、弾性部材45は、円環状ブロック部45aと、該円環状ブロック部45aの一方の端面45bに径方向に相対向する一対の突出部45gと、円環状ブロック部45aの一方の端面45bと段部45cを介して内周面45dの上端側に径方向に突出した複数個(本例では4個)の突出舌片部45eとを備え、該突出舌片部45eの先端は、円弧面45fに形成されている。突出部45gの内外周面45d、45hは、図10に示したラック支持体44の凹所44aと相補的な円弧面に形成されている。
該弾性部材45は、円環状ブロック部45aを、図7に示した押圧部材16の環状凹部16eに嵌合させるとともに、突出舌片部45eを該押圧部材16の切欠き凹部16gに嵌合させて該押圧部材16に嵌着される。
図7及び図11に示すように、ラック支持体44は、突出支持部44fの膨出部44jを押圧部材16の貫通孔16iに挿入し、受圧面44cに形成された一対の凹所44aに弾性部材45の円環状ブロック部45aの端面45bに一体的に形成された一対の突出部45gを嵌合させるとともに、受圧面44cを円環状ブロック部45aの外周面45hに当接させ、該突出支持部44fの膨出部44jの上平面部44kを押圧部材16の貫通孔16iの周縁の凹部16cの底面に当接させて、該ラック支持体44と、弾性部材45及び押圧部材16とが一体的に組み立てられ、ラックガイド8が形成される。この状態においては、弾性部材45の端面45bは、押圧部材16の環状立壁部16fの上端面16hより僅かに突出している。
図7乃至図11に示すラックガイド8を備えたステアリング装置でも、ラックバー6の円弧凸面6bに接触して該ラックバー6を摺動案内する円弧凹面44bを有する合成樹脂製のラック支持体44は、弾性部材45の円環状ブロック部45aが押圧部材16の環状凹部16eに嵌合されるとともに、該環状凹部16eの開口部より突出した外周面45hにおいてラック支持体44の受圧面44cに当接しているため、荷重下においては、円環状ブロック部45aは圧縮されて環状凹部16e内に緊密に充填されるとともに、該突出部45gもまたラック支持体44の凹所44a内に緊密に充填され、円環状ブロック部45a及び突出部45gに反発弾性力が蓄積されて、あたかも剛体のような挙動を示すことにより、ラック支持体44の軸方向に対してラック支持体44の耐圧強度がより高められてラックバー6の支持能力が高められている結果、ラック支持体44にクリープ変形等を生じることなく、クリープ変形に起因する支持能力の低下を回避することがで、ラックバー6を円滑に摺動案内することができる。
弾性部材45の円環状ブロック部45aの端面45bに一体的に形成された一対の突出部45gの大きさ及び該突出部45gが嵌合保持されるラック支持体44の凹所44aの大きさを適宜変えることにより、該突出部45gに蓄積される反発弾性力を変更することができる。
本発明にかかるラックガイドの第1の実施の形態を示す全体断面図である。 図1のラックガイド及びその近傍を示す拡大断面図である。 図1に示すラックガイドの断面図である。 図3のラックガイドのラック支持体を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 図4(a)のI−I線断面図である。 図3のラックガイドの弾性部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のII−II線断面図である。 図3のラックガイドの押圧部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のIII−III線断面図、(c)は底面図である。 本発明にかかるラックガイドの第2の実施の形態を示す全体断面図である。 図8のラックガイド及びその近傍を示す拡大断面図である。 図9のラックガイドのラック支持体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は底面図である。 図9のラックガイドの弾性部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のIV−IV線断面図である。 従来のステアリング装置を示す断面説明図である。
符号の説明
1 ステアリング装置
2 ハウジング
2a 保持孔
2b 円筒部
2c 本体
2d 内周面
3 軸受
4 軸受
5 ピニオン
6 ラックバー
6a ラック歯
6b 円弧凸面
8 ラックガイド
9 蓋部材
10 コイルばね
12 ロックナット
14 ラック支持体
14a 端面
14b 円弧凹面
14c 受圧面
14d 本体
14e 突出支持部
14f 長溝
14g 外周面
14h 直交受圧面
14i 円柱部
14j 膨出部
14k 上平面部
14m 下平面部
14n 裁頭円錐面
14p 切割り溝
14q 底面
14r 貫通孔
15 弾性部材
15a 円環状ブロック部
15b 端面
15c 段部
15d 外周面
15e 突出舌片部
15f 円弧面
15g 直交受圧面
16 押圧部材
16a 外周面
16b 端面
16c 凹部
16d 端面
16e 環状凹部
16f 環状立壁部
16g 切欠き凹部
16h 上端面
16i 貫通孔
16j 凹部
18 弾性手段
44 ラック支持体
44a 凹所
44b 円弧凹面
44c 受圧面
44d 内周壁面
44e 外周壁面
44f 突出支持部
44h 直交受圧面
44i 円柱部
44j 膨出部
44k 上平面部
44m 下平面部
44n 裁頭円錐面
44p 切割り溝
44r 貫通孔
45 弾性部材
45a 円環状ブロック部
45b 端面
45c 段部
45d 内周面
45e 突出舌片部
45f 円弧面
45g 突出部
45h 外周面

Claims (8)

  1. ラックバーを摺動案内する凹面と、該ラックバーに向かう押圧力を受ける受圧面とを有する合成樹脂製のラック支持体と、
    該ラック支持体の前記受圧面側に配された弾性部材と、
    該弾性部材に前記ラックバーに向かう押圧力を与える押圧部材とを備え、
    前記弾性部材は、円環状ブロック部と、該円環状ブロック部の外周面の上端側に径方向に突出する複数個の突出舌片部とを有し、
    前記押圧部材は、前記ラック支持体と相対向する端面側に環状凹部と、該環状凹部の外周面側の環状立壁部に円周方向に沿って形成された複数個の切欠き凹部とを有し、前記弾性部材は、前記円環状ブロック部を、前記押圧部材の前記環状凹部に嵌合させ、前記複数個の突出舌片部の各々を、前記押圧部材の前記環状立壁部の切欠き凹部の各々に嵌合させて前記押圧部材に嵌着され、
    前記ラック支持体は、前記受圧面を、前記弾性部材の前記円環状ブロック部の前記押圧部材の前記環状凹部の開口部より突出した端面に当接させて配されることを特徴とするラックガイド。
  2. 前記受圧面は、前記ラックバーに向かう押圧力の方向に対して直交する直交受圧面を有することを特徴とする請求項1に記載のラックガイド。
  3. 前記弾性部材の突出舌片部の各々の先端が円弧面に形成されるとともに、前記押圧部材の外周面より突出することを特徴とする請求項1又は2に記載のラックガイド。
  4. 前記押圧部材は、貫通孔を有し、前記ラック支持体は、前記受圧面に一体的に設けられるとともに該押圧部材の貫通孔を貫通する突出支持部を備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のラックガイド。
  5. 前記ラック支持体の前記突出支持部は、前記押圧部材の前記貫通孔の孔径よりも小径の円柱部と、該円柱部の自由端部側に開設された切割り溝と、該突出支持部を前記貫通孔に挿通した後、該突出支持部の該貫通孔からの抜け出しを阻止する膨出部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のラックガイド。
  6. 前記弾性部材は、前記円環状ブロック部の一方の端面に径方向に相対向する凸部を一体的に有し、前記ラック支持体の前記受圧面は、凹面を挟んで径方向に相対向する凹部を有し、前記弾性部材は、前記凸部を前記ラック支持体の受圧面の凹部に嵌合させて配されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のラックガイド。
  7. 内部に円筒状の保持孔を有するハウジングと、
    該ハウジング内に回転自在に配されるとともに、操舵により回転されるピニオンと、
    該ピニオンに噛合するラック歯を有するラックバーと、
    前記ハウジングの保持孔に移動自在に配されるとともに、前記ラックバーを移動自在に案内支持する請求項1乃至6のいずれかに記載のラックガイドと、
    前記保持孔内に配され、前記ラックガイドを介して前記ラックバーの前記ラック歯を前記ピニオンに弾性的に押圧する弾性手段とを備え、
    前記ラック支持体及び押圧部材は、前記ハウジングの保持孔の内面に対して環状隙間をもって保持孔内に配され、前記弾性部材は、付与された前記ラックバーに向かう押圧力により前記押圧部材の環状凹部内において圧縮されるとともに、前記ラック支持体の受圧面が押圧部材の環状凹部の端面に当接することにより反発弾性力が蓄積され、該弾性部材に蓄積された反発弾性力により前記ラック支持体の耐圧強度が高められてラックバーの支持能力が高められることを特徴とするラックピニオン式ステアリング装置。
  8. 前記弾性部材は、前記押圧部材の外周面から突出した突出舌片部の円弧面で前記ハウジングの保持孔の内面に締め代をもって接触することを特徴とする請求項7に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
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