JP2008044371A - 装飾プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】微小の装飾パターンであっても画像の脱落がなく、またエッジの鋭い画像であっても磨耗および接触による負傷を防止でき、かつ装飾パターンが本来有する金属光沢を有効に利用できる装飾プレートを提供する。
【解決手段】紫外線を照射することにより硬化して粘着力が低下する第1の紫外線硬化型接着剤層によりアプリケーションテープに整列仮着された装飾パターン3を、該装飾パターン3と略同形状の形成された被着体の凹部に、紫外線を照射することにより硬化して粘着力が低下する第2の紫外線硬化型接着剤4を介して嵌合してなり、紫外線硬化型接着剤層を紫外線硬化させて未硬化の紫外線硬化型接着剤により装飾パターン3を被着体の凹部に転写し固定すると共に、硬化した紫外線硬化型接着剤層を剥離してなる装飾プレートである。
【選択図】図1

Description

本発明は、装飾プレートに関し、さらに詳しくは、微小の装飾パターンであっても画像の脱落がなく、またエッジの鋭いパターンであっても磨耗および接触による負傷を防止できる装飾プレートに関する。
時計用のバラ文字や装飾部品等の微細で複雑な形状を有する物品にあっては、金属板の表面にこれらの画像形成部以外の部分にレジスト膜を形成することによって、金属板の表面にこれらの画像の形状に沿った導電部を形成し、この導電部の上に電着法により金属を析出させて時字などの装飾パターンとしての電着画像を形成し、この装飾パターンを接着剤層を介して一旦フィルム等の支持基材に転写して保持した後、装飾パターンの露出面に固着用接着剤層を形成し、この装飾パターンを支持基材から剥離しつつ、固着用接着剤層を介して時計用表示板等の被着体に貼着することが広く行われている。たとえば、特許文献1および2等には、上記の電着画像法ならびにその改良が種々開示されている。
このような装飾パターンは、また製造社名、商品名を表示するための表示部材(装飾プレート)として用いられる。ところが、アルファベットにおける「i」、「j」などの点は極めて小さく、固着用接着剤層を介して被着体に貼着しても、接着力が不充分であるため、脱落してしまうことがあった。
また、電着画像法によれば、アルファベットの「V」、「W」では、鋭角部分に鋭いエッジが形成される。この鋭角部は磨耗しやすく、衣服の繊維に引っ掛かったり、あるいは負傷の原因となることもある。
このような問題を解決するため、本願出願人は、特許文献3において、電着画像を熱溶融性樹脂層内に封止してなる装飾プレートを提案している。この装飾プレートによれば、電着画像が樹脂内に封止されているので、微小の電着画像であっても画像の脱落がなく、またエッジの鋭い画像であっても磨耗および接触による負傷を防止できる。しかし、電着画像表面は樹脂で覆われているため、電着画像が本来有する金属光沢が失われてしまう。
特開平7−331479号公報 特開平8−27597号公報 特開2002−205496号公報
本発明は、装飾パターンを用いた装飾プレートおよびその製造方法、特に、微小の装飾パターンであっても画像の脱落がなく、またエッジの鋭い画像であっても磨耗および接触による負傷を防止でき、かつ装飾パターンが本来有する金属光沢を有効に利用できる装飾プレートを提供することを目的としている。
本発明は、装飾パターンが第1の紫外線硬化型接着剤層により整列仮着されたアプリケーションテープの第1の紫外線硬化型接着剤層に紫外線を照射することにより第1の紫外線硬化型接剤層を硬化させて粘着力を低下させた少なくとも装飾パターンの裏面に、紫外線の照射により硬化して粘着力の低下が可能な第2の紫外線硬化型接着剤を配置して、該
第2の紫外線硬化型接着剤を介して該装飾パターンと略同形状の形成された被着体の凹部に装飾パターンを、装飾パターンに形成されている鋭角部が被着体表面から突出しないよ
うに嵌合してなり、紫外線硬化型接着剤層に紫外線を再度照射して、硬化した紫外線硬化型接着剤層を剥離すると共に、未硬化の紫外線硬化型接着剤により装飾パターンを被着体の凹部にアプリケーションテープから転写し固定してなる装飾プレートにある。
本発明において、装飾パターンと紫外線硬化型接着剤層との合計厚みが、前記凹部の深さに対して、−50μm〜+1000μmの範囲にあることが好ましい。
また、本発明では、上記装飾パターンが、電着画像であるか、または、エッチング画像であることが好ましい。
さらに、本発明においては装飾パターンが装着される被着体の厚さが500〜5000μmの範囲内にあることが好ましく、さらにこうした装飾パターンに形成されている鋭角
部が、被着体表面から突出することなく、被着体に形成された凹部に嵌合されて未硬化の紫外線硬化型接着剤により固定されていることが好ましい。
さらに、本発明において装飾パターンは、被着体に形成された凹部に対して、100〜300μmの間隙を形成して該被着体に形成された凹部に嵌合され、固定されていること
が好ましい。
本発明によれば微小の装飾パターンであっても画像の脱落がなく、またエッジの鋭い画像であっても磨耗および接触による負傷を防止でき、かつ装飾パターンが本来有する金属光沢を有効に利用できる装飾プレートおよびその製造方法が提供される。また、本発明によれば、装飾パターンを固定するための接着剤が、装飾パターンからはみ出したり、被着体上に残留することもなく、外観に優れた装飾プレートが提供される。
以下、本発明に係る装飾プレートについて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
図1に示すように、装飾プレート10は、凹部2を有する被着体1と、該凹部2と略同形状の装飾パターン3とからなり、装飾パターン3が該凹部内に紫外線硬化型接着剤層4を介して固定されてなる。
被着体1は、金属や各種の合成樹脂からなり、その材質は特に限定はされない。また被着体1の厚みも特に限定はされず、装飾プレート10の用途によりさまざまであり、また後記装飾パターンと紫外線硬化型接着剤層との合計厚みにより適宜に選択されるものであるが、一般的には500〜5000μmである。被着体1の表面には、後述する装飾パターン3が収容される凹部2が形成されている。凹部2の形成方法は、被着体1の材質によりさまざまであり、材質に応じた方法が適宜に選択される。たとえば、プレス成形やエッチング法であってもよく、また合成樹脂の場合には、金型を用いた成形であってもよい。凹部2の輪郭形状は、装飾パターン3と略同一である。すなわち、凹部2の幅、長さは、装飾パターン3と同一またはこれよりもやや大きめに設定される。凹部をやや大きめに設定する場合は、装飾パターン3と相似形であり、かつ装飾パターンの幅、長さに対して100〜300μm程度の間隙を形成する程度に大き目に設定する。凹部2の深さは、後述するように、装飾パターン3と紫外線硬化型接着剤層4の厚みを勘案して適宜に設定される。
装飾パターン3は、たとえば特開平7−331479号公報、特開平8−27597号公報等に記載の公知の電着画像法により製造される電着画像であってもよく、また、エッチング法、プレス法、レーザー光線カット法により製造される微小パターンであってもよ
い。これらの中でも、本発明では、特に電着画像あるいはエッチング法により得られる微小パターン(以下、エッチング画像とよぶことがある)が好ましい。本発明では、上記装飾パターン3としては、多くの場合、製造社名、商品名、商標等の文字・図形パターンを有する装飾パターンが用いられるが、これらに限定されず、各種の装飾パターンであってもよい。
また、装飾パターン3の厚みは、好ましくは20〜1000μm、さらに好ましくは30〜950μm、特に好ましくは30〜900μmである。装飾パターン3の表面には、模様が付されていてもよく、また着色、仕上メッキが施されていても良い。
装飾パターン3は、被着体1の凹部内に紫外線硬化型接着剤層4を介して固定されてなる。紫外線硬化型接着剤は、紫外線照射により重合硬化し、接着力を低下または消失する性質を有するものであり、各種の紫外線硬化型接着剤が知られている。一般的には、紫外線照射前の接着力は1270g/25mm幅以上であり、紫外線照射によりその接着力は激減し、30g/25mm幅以下になる。
紫外線硬化型の感圧接着剤の代表例としては、何ら限定されるものではないが、不飽和結合を2以上有する付加重合性化合物やエポキシ基を有するアルコキシシランの如き光重合性化合物と、カルボニル化合物や有機硫黄化合物、過酸化物、アミン、オニウム塩系化合物の如き光重合開始剤を配合したゴム系感圧接着剤や、アクリル系感圧接着剤等が挙げられる(特開昭60−196956号公報参照)。光重合性化合物、光重合開始剤の配合量は、それぞれベースポリマ100重量部当り10〜500重量部、0.1〜20重量部が一般的である。
本発明の装飾プレート10では、未硬化状態の紫外線硬化型接着剤層4を介して、凹部2内に装飾パターンが固定される。紫外線硬化型接着剤層4の厚みは、好ましくは10〜60μm、さらに好ましくは15〜50μm、特に好ましくは15〜30μmである。
また、本発明の装飾プレート10においては、前記装飾パターン3と紫外線硬化型接着剤層4との合計厚みが、前記凹部2の深さに対して、−50μm〜+1000μm、さらには−45μm〜+950μm、特には−40μm〜+900μmの範囲にあることが好ましい。
このような本発明に係る装飾プレート10によれば、装飾パターン3が被着体1の凹部2内に紫外線硬化型接着剤層4を介して固定されてなるので、微小の装飾パターンであっても画像の脱落が起らない。また、装飾パターン3と紫外線硬化型接着剤層4との合計厚みと、凹部2の深さを上記のように設定することで、装飾パターン端部の鋭角部が被着体表面から突出することがなくなるので、エッジの鋭い画像パターンであっても磨耗および接触による負傷を防止できる。さらに、装飾パターン表面が露出するので、装飾パターンが金属からなる場合には、金属パターンが本来する金属光沢を有効に利用でき、装飾性を向上できる。しかしながら、本発明においては、装飾パターン表面に着色等のために樹脂層を形成することも勿論許容される。
次に本発明に装飾プレート10の製造方法について説明する。
まず、支持部材11上に、装飾パターン3を整列仮着するように形成する。このような装飾パターン3の製造は、たとえば特開平7−331479号公報、特開平8−27597号公報等に記載の電着画像法を応用して行なってもよく、また、支持部材11として、粘着シート等を用いて、該粘着シート上に金属箔を貼付し、該金属箔を、エッチング法、プレス法、レーザー光線カット法によりパターニングすることで、粘着シート上に整列仮着された装飾パターン3を形成してもよい。
また、本発明では、装飾パターン3の形成と同時に、装飾パターン3の周囲を囲むように工程管理用パターン9を形成しておいてもよい。このような工程管理用パターン9は、最終的には除去されるが、後述する第2の紫外線硬化型粘着剤層4の形成時においては、マスクとして使用することができる。また、工程管理用パターン9には、位置合わせ等に用いられる孔を形成しておいてもよい。
なお、ここで整列仮着された装飾パターン3とは、装飾パターンが全体が一体となってとして製造社名、商品名、商標等の文字・図形パターンを示すバラ文字あるいは模様の集合体の状態で、支持部材11上に固定された状態をいう。
このような装飾パターン3としては、製造の容易さ等の観点から、特に電着画像またはエッチング画像が好ましい。
エッチング画像の形成は、たとえば、支持部材11として、粘着シート等を用いて、該粘着シート上に金属箔を貼付し、該金属箔上にレジスト膜を形成した後に、露光、現像した上で、エッチングし、最終的にレジスト膜を除去することで行なわれる。このような方法により、粘着シート上に、装飾パターンとしてのエッチング画像が整列仮着された状態で得られる。
また、特に、本発明では、特開平7−331479号公報に記載の方法に準じて、図2に示すように、金属板6の表面に導電性被膜5を形成し、これを支持部材11として用いて、該導電性被膜5表面に電着画像法により、装飾パターン3を形成することが好ましい。
次いで、支持部材11表面に形成された装飾パターン3を、第1の紫外線硬化型接着剤層7を有するアプリケーションテープ12に転写する。具体的には、基材8と第1の紫外線硬化型接着剤層7とからなるアプリケーションテープ12を、装飾パターン形成面に貼付し、アプリケーションテープ12を支持部材11から剥離することで、装飾パターン3が第1の紫外線硬化型接着剤層7に固着された状態で剥離され、装飾パターン3を、アプリケーションテープ12に転写することができる。支持部材11として粘着シートを用いた場合には、アプリケーションテープ12の接着力が、該粘着シートよりも大きなものを選択する。
また、図2に示すように、金属板6の表面に導電性被膜5を形成し、該導電性被膜5表面に装飾パターン3を形成した場合には、図3に示すように、装飾パターン3を、導電性被膜5と、アプリケーションテープ12とで挟み込むように剥離し、次いで図4に示すように、導電性被膜5を、装飾パターン面から剥離することが好ましい。このような工程を経ることで、支持部材11から装飾パターン3をアプリケーションテープ12に転写する際に、装飾パターン3に過度の変形応力が加えられたり、装飾パターン3が飛散することを防止できる。
なお、ここで、紫外線硬化型接着剤層7を有するアプリケーションテープ12としては、いわゆるUVテープとして市販されているものが特に制限されることなく用いられる。基材8としては、各種の透明または半透明の樹脂フィルムが用いられ、また紫外線硬化型接着剤としては、前述したものと同様のものが用いられる。
上記のようにして、第1の紫外線硬化型接着剤層7を有するアプリケーションテープ12に該装飾パターン3を転写した後、図5に示すように、第1の紫外線硬化型接着剤層7に紫外線を照射して接着力を低下させる。この際、基材8面側から紫外線を照射することで、第1の紫外線硬化型接着剤層7全体を充分に硬化させ、装飾パターン3が固定されて
いる部分においても接着力を低下させる。
次いで、図6に示すように、装飾パターンが固定されている面にさらに、第2の紫外線硬化型接着剤層4を形成する。第2の紫外線硬化型接着剤層4の厚みは、好ましくは10〜60μm、さらに好ましくは15〜50μm、特に好ましくは15〜30μmである。第2の紫外線硬化型接着剤層4の組成は、上記第1の紫外線硬化型接着剤層7の組成と同一であっても異なっていてもよいが、好ましく同一または類似の組成を有する。
第2の紫外線硬化型接着剤層4の形成は、たとえば上記接着剤を、必要に応じ溶媒で希釈した後、シルク印刷、スプレー法等により行われ、好ましくはシルク印刷により行われる。
第2の紫外線硬化型接着剤層4の形成に際しては、装飾パターン3と略同形状の開口部を有するマスクを用いることもできる。すなわち、マスクの開口部と装飾パターン3とを位置合わせした上で、接着剤を塗布、吹付けすることで、装飾パターン3の露出面に第2の紫外線硬化型接着剤層4を形成できる。また、前記したように、工程管理用パターン9を形成しておき、マスクとして使用することもできる。
なお、マスクとしての工程管理用パターン9を形成した場合には、接着剤を塗布、吹付けた後に、パターン9を除去する。
このような工程を経ることで、図6に示すように、装飾パターン3の露出面とその周辺部にのみ第2の紫外線硬化型接着剤層4を形成することができ、被着体1に貼付後の接着剤のはみ出しを低減できる。
一方、上記とは別に、装飾パターン3と略同形状の凹部2を有する被着体1を準備する(図7)。被着体1は、金属や各種の合成樹脂からなり、その材質は特に限定はされない。また被着体1の厚みも特に限定はされず、装飾プレート10の用途によりさまざまであるが、一般的には500〜5000μmである。凹部2の形成方法は、被着体1の材質によりさまざまであり、材質に応じた方法が適宜に選択される。たとえば、プレス成形やエッチング法であってもよく、また合成樹脂の場合には、金型を用いた成形であってもよい。凹部2の輪郭形状は、装飾パターン3と略同一である。すなわち、凹部2の幅、長さは、装飾パターン3と同一またはこれよりもやや大きめに設定される。凹部をやや大きめに設定する場合は、装飾パターン3と相似形であり、かつ装飾パターンの幅、長さに対して100〜300μm程度の間隙を形成する程度に大き目に設定する。凹部2の深さは、前述したように、装飾パターン3と紫外線硬化型接着剤層4の厚みを勘案して適宜に設定される。
次いで、装飾パターン3が、第2の紫外線硬化型接着剤層4を介して凹部内に固定されるように、被着体1の凹部2と、装飾パターン3との位置合わせを行い、装飾パターン3を凹部内に第2の紫外線硬化型接着剤層4を介して嵌合する(図8)。この際、第2の紫外線硬化型接着剤層4には、紫外線が照射されていないので、充分な接着力で装飾パターン3を凹部内に固定することができる。
次いで、図9に示すように、アプリケーションテープ12側から、すなわちテープ12の基材8側から再度紫外線照射を行う。この際、装飾パターン3の下面に位置する第2の紫外線硬化型接着剤層4は、装飾パターン3により隠蔽されているため紫外線が到達せず、未硬化の状態を維持するため、装飾パターン3を充分な接着力で凹部内に固定することができる。一方、他の第2の紫外線硬化型接着剤層4、たとえば装飾パターン3の周辺部に残留した接着剤には、紫外線が照射されるため重合硬化し、かつ第1の紫外線硬化型接着剤層7と一体化した硬化物を形成する。
最後に、アプリケーションテープ12を被着体1から剥離すると、基材8上に、第1の紫外線硬化型接着剤層7の硬化物および第2の紫外線硬化型接着剤層4の硬化物を伴ってテープ12が剥離される。第2の紫外線硬化型接着剤層4の硬化物は、接着力が低下し、しかも第1の紫外線硬化型接着剤層7の硬化物と一体化しているので、被着体1表面や装飾パターン3の周辺部に、第2の紫外線硬化型接着剤層4の硬化物が残留することはない。この結果、被着体1の凹部内に、装飾パターン3が第2の紫外線硬化型接着剤層4の未硬化物(接着剤)を介して固定されることになり、図1に示した本発明に係る装飾プレート10が得られる。
また、必要に応じ、エージングを行うことで、第2の紫外線硬化型接着剤層4の未硬化物(接着剤)の接着力がさらに向上し、装飾パターン3を被着体1の凹部内に強固に接着できる。
本発明に係る装飾プレートの一態様を示す断面図である。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。 本発明に係る製造方法の1工程の概略を示す。
符号の説明
1…被着体
2…凹部
3…装飾パターン
4…紫外線硬化型接着剤層(第2)
5…導電性被膜
6…金属板
7…紫外線硬化型接着剤層(第1)
8…基材
9…工程管理用パターン
10…装飾プレート
11…支持基材
12…アプリケーションテープ

Claims (4)

  1. 装飾パターンが第1の紫外線硬化型接着剤層により整列仮着されたアプリケーションテープの第1の紫外線硬化型接着剤層に紫外線を照射することにより第1の紫外線硬化型接剤層を硬化させて粘着力を低下させた少なくとも装飾パターンの裏面に、紫外線の照射により硬化して粘着力の低下が可能な第2の紫外線硬化型接着剤を配置して、該第2の紫外
    線硬化型接着剤を介して該装飾パターンと略同形状の形成された被着体の凹部に装飾パターンを、装飾パターンに形成されている鋭角部が被着体表面から突出しないように嵌合してなり、紫外線硬化型接着剤層に紫外線を再度照射して、硬化した紫外線硬化型接着剤層を剥離すると共に、未硬化の紫外線硬化型接着剤により装飾パターンを被着体の凹部にアプリケーションテープから転写し固定してなる装飾プレート。
  2. 上記装飾パターンと紫外線硬化型接着剤層との合計厚みが、前記凹部の深さに対して、−50μm〜+1000μmの範囲にあることを特徴とする請求項第1項記載の装飾プレ
    ート。
  3. 上記装飾パターンが、電着画像であることを特徴とする請求項第1項記載の装飾プレー
    ト。
  4. 上記装飾パターンが、エッチング画像であることを特徴とする請求項第1項記載の装飾
    プレート。
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