JP2008043077A - モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータ1では、第1の内ステータコア23の極歯230および第2の内ステータコア24の極歯240は、第1の外ステータコア21の下底部21a、および第2の外ステータコア22の上底部22aに向けて延びている。このため、漏れ磁束が大きくなるおそれがあるが、極歯230、240の幅方向の中央部分のみに凹部25を設けることにより、極歯230、240の先端部からの磁束漏れを抑えることができる。
【選択図】図6
Description
図1および図2は各々、本発明を適用したモータの平面的な構成を示す説明図、およびA−A′断面図である。なお、図1の上半部には、上ケースの上からモータを出力側からみた様子を示し、図1の下半部には、その内部に配置されたロータの平面的な構成などを示してある。図3は、本発明を適用したモータの分解斜視図である。
図4は、本発明を適用したモータが有する駆動コイルの説明図である。第1の外ステータコア21は、厚さが0.15mm程度の圧延鋼板を有底円筒状にプレス加工した部品であり、下底部21a(第2の端板部)の中央には、反出力側軸受51(第1の軸受)を保持するための貫通穴21bが形成されている。また、第1の外ステータコア21の下底部21aでは、貫通穴21bの周りに、複数の極歯210(第2の極歯)が等角度間隔に上方に切り起こされている。また、第1の外ステータコア21において、下底部21aから起立する胴部の開口縁には、外側に折り曲げ形成された4つの接合部21cが等角度位置で形成されている。
本形態のモータ1では、第1の駆動コイル61および第2の駆動コイル62に対する給電は、ガラス−エポキシ基板やフェノール基板からなる共通の給電用基板7によって行われる。このため、給電用基板7の上面(出力側端面)には、第2の駆動コイル62の巻線端末628、629が半田接続されるランド部71a、71bと、後述するフレキシブル配線基板9との接続が行われるランド部73a、73bと、対応するランド部同士を接続する配線部72a、72bとが形成されている。
ロータ3は、丸棒状の回転軸35と、カップ形のロータケース31と、周方向にS極とN極とが交互に着磁されたリング状の永久磁石32とから構成されている。ロータケース31は、回転軸35が嵌る内周側円筒部31bと、外周面に永久磁石32が固着された外周側円筒部31cと、外周側円筒部31cと内周側円筒部31bとを連結する環状平板部31aとを備えている。本形態において、ロータケース31は、平板状の部材に対して絞り加工(プレス加工)を施すことにより形成され、内周側円筒部31bおよび外周側円筒部31cは各々、環状平板部31aの内周縁および外周縁から出力側に向けて起立した構造になっている。永久磁石32のスラスト方向の寸法(幅寸法)は、外周側円筒部31cのスラスト方向の寸法(幅寸法)よりも広く、永久磁石32のスラスト方向の両端部は、外周側円筒部31cの上端部および下端部からスラスト方向にはみ出た状態にある。このため、永久磁石32とステータ2との対向面積が広い。
本形態において、第1の外ステータコア21に保持された反出力側軸受51は樹脂製であり、大径の円盤部51aと、円盤部51aから反出力側に向けて突出する円筒部51bとを備えている。反出力側軸受51の中央には、貫通穴からなる軸穴51eが形成されており、かかる軸穴51eには、回転軸35の反出力側端部が挿入される。このような構成の反出力側軸受51は、円盤部51aと円筒部51bとの段部51fで第1の外ステータコア21に位置決めされるまで、円筒部51bが第1の外ステータコア21の貫通穴21bに圧入され、第1の外ステータコア21に固定されている。
図1〜図4に加えて、図5および図6も参照して、本発明を適用したモータの製造方法を説明しながら、本発明を適用したモータの構造をさらに説明する。
図2を参照して、本形態のモータ1の動作を説明しながら、ロータ3に対する軸受構造を説明する。本形態のモータ1では、フレキシブル配線基板9および給電用基板7を介して第1の駆動コイル61および第2の駆動コイル62に給電すると、ロータ3が回転する。
以上説明したように、本形態のモータ1では、第1の外ステータコア21および第2の外ステータコア22を各々、下ケースおよび上ケースとして用い、第1の外ステータコア21および第2の外ステータコア22によって反出力側軸受51および出力側軸受52を保持している。このため、第1の外ステータコア21および第2の外ステータコア22とは別体のケースや端板を用いる必要がないので、モータ1の薄型化を図ることができる。
上記形態では、第1の外ステータコア21および第2の外ステータコア22を各々、下ケースおよび上ケースとして用い、第1の外ステータコア21および第2の外ステータコア22によって反出力側軸受51および出力側軸受52を保持したため、極歯210、220を切り起こした部分の内側に下底部21aおよび上底部22aを残した例であったが、その他の理由により、一方のステータコアに形成した第1の極歯が他方のステータコアの端板部に近接している場合に本発明を適用してもよい。
2 ステータ
2A、2B ステータ組
3 ロータ
21、22 外ステータコア(他方のステータコア)
21a 下底部(第2の端板部)
22a 上底部(第2の端板部)
23、24 内ステータコア(一方のステータコア)
23a、24a 環状フランジ部(第1の端板部)
25 凹部
31 ロータケース
32 永久磁石
35 回転軸
61、62 駆動コイル
210、220 極歯(第2の極歯)
230、240 極歯(第1の極歯)
Claims (5)
- 永久磁石を備えたロータと、該ロータの外周側に配置されたステータとを有し、当該ステータでは、対向配置された一対のステータコアのうち、一方のステータコアの第1の端板部から突出した第1の極歯と他方のステータコアの第2の端板部から突出した第2の極歯が周方向で交互に並んだモータにおいて、
前記第1の極歯では、先端部の幅方向の中央位置に凹部が形成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1において、前記第1の極歯は前記第2の極歯よりも短いことを特徴とするモータ。
- 請求項1または2において、
前記一方のステータコアでは、前記第1の極歯の間に切り欠きが形成されている一方、前記他方のステータコアでは、前記第2の極歯の間に第2の端板部が位置していることを特徴とするモータ。 - 請求項3において、
前記第2の極歯の先端部は、前記一方のステータコアの前記切り欠き内に位置し、
前記第1の極歯の先端部は、前記第2の端板部に対してスラスト方向で対向していることを特徴とするモータ。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記ステータは、前記ロータの周りでスラスト方向に重ねて配置されたA相のステータ組とB相のステータ組とを備え、
前記A相のステータ組および前記B相のステータ組は、駆動コイルのスラスト方向の両側に、前記一方のステータコアとしての内ステータコアと、前記他方のステータコアとしての外ステータコアとを備えるとともに、前記内ステータコア同士がスラスト方向で重なるように配置されていることを特徴とするモータ。
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WO2010064368A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | 日本電産サンキョー株式会社 | ステッピングモータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06284675A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-10-07 | Sony Corp | ステッピングモータ |
JP2004180367A (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-24 | Yaskawa Electric Corp | 扁平形空芯コイルとその製造方法 |
JP2005143207A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Canon Inc | ステッピングモータ |
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2006
- 2006-08-07 JP JP2006215015A patent/JP4884875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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