JP4819613B2 - モータ - Google Patents
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図1および図2は各々、本発明を適用したモータの平面的な構成を示す説明図、およびA−A′断面図である。なお、図1の上半部には、上ケースの上からモータを出力側からみた様子を示し、図1の下半部には、その内部に配置されたロータの平面的な構成などを示してある。図3は、本発明を適用したモータの分解斜視図である。
図4は、本発明を適用したモータが有する駆動コイルの説明図である。第1の外ステータコア21は、厚さが0.15mm程度の圧延鋼板を有底円筒状にプレス加工した部品であり、下底部21a(端板部)の中央には、反出力側軸受51(第1の軸受)を保持するための貫通穴21bが形成されている。また、第1の外ステータコア21の下底部21aでは、貫通穴21bの周りに、複数の極歯210が等角度間隔に上方に切り起こされている。また、第1の外ステータコア21において、下底部21aから起立する胴部の開口縁には、外側に折り曲げ形成された4つの接合部21cが等角度位置で形成されている。
本形態のモータ1では、第1の駆動コイル61および第2の駆動コイル62に対する給電は、ガラス−エポキシ基板やフェノール基板からなる共通の給電用基板7によって行われる。このため、給電用基板7の上面(出力側端面)には、第2の駆動コイル62の巻線端末628、629がハンダ接続されるランド部71a、71bと、後述するフレキシブル配線基板との接続が行われるランド部73a、73bと、対応するランド部同士を接続する配線部72a、72bとが形成されている。
ロータ3は、丸棒状の回転軸35と、カップ形のロータケース31と、周方向にS極とN極とが交互に着磁されたリング状の永久磁石32とから構成されている。ロータケース31は、回転軸35が嵌る内周側円筒部31bと、外周面に永久磁石32が固着された外周側円筒部31cと、外周側円筒部31cと内周側円筒部31bとを連結する環状平板部31aとを備えている。本形態において、ロータケース31は、平板状の部材に対して絞り加工(プレス加工)を施すことにより形成され、内周側円筒部31bおよび外周側円筒部31cは各々、環状平板部31aの内周縁および外周縁から出力側に向けて起立した構造になっている。永久磁石32のスラスト方向の寸法(幅寸法)は、外周側円筒部31cのスラスト方向の寸法(幅寸法)よりも広く、永久磁石32のスラスト方向の両端部は、外周側円筒部31cの上端部および下端部からスラスト方向にはみ出た状態にある。このため、永久磁石32とステータ2との対向面積が広い。
本形態において、第1の外ステータコア21に保持された反出力側軸受51は樹脂製であり、大径の円盤部51aと、円盤部51aから反出力側に向けて突出する円筒部51bとを備えている。反出力側軸受51の中央には、貫通穴からなる軸穴51eが形成されており、かかる軸穴51eには、回転軸35の反出力側端部が挿入される。このような構成の反出力側軸受51は、円盤部51aと円筒部51bとの段部51fで第1の外ステータコア21に位置決めされるまで、円筒部51bが第1の外ステータコア21の貫通穴21bに圧入され、第1の外ステータコア21に固定されている。
図1〜図4に加えて、図5および図6も参照して、本発明を適用したモータの製造方法を説明しながら、本発明を適用したモータの構造をさらに説明する。
図2を参照して、本形態のモータ1の動作を説明しながら、ロータ3に対する軸受構造を説明する。本形態のモータ1では、フレキシブル配線基板9および給電用基板7を介して第1の駆動コイル61および第2の駆動コイル62に給電すると、ロータ3が回転する。
以上説明したように、本形態のモータ1では、反出力側軸受51が、回転軸35の外周面を支持するラジアル支持部51x(軸穴51eの内周面)と、ロータケース31の環状平板部31aの下面(ロータ3のうち、回転軸35の軸端以外の部分)をスラスト方向で支持するスラスト支持部51y(円盤部51aの上側端面)とを備えており、1つの軸受でロータ3をラジアル方向で支持する機能とスラスト方向で支持する機能の双方を担っている。また、ラジアル支持部51xは、回転軸35の外周面を支持する一方、スラスト支持部51yは、ロータ3のうち、回転軸35の軸端以外の部分を支持する。このため、回転軸35の軸端よりもスラスト方向外側にはラジアル支持部51xおよびスラスト支持部51yのいずれをも配置する必要がない。それ故、本形態によれば、部品点数を削減でき、モータ1の小型化および薄型化を図ることができる。
上記形態では、反出力側軸受51にラジアル支持部とスラスト支持部を設けて第1の軸受とし、出力側軸受52にラジアル支持部とストッパ部を設けて第2の軸受としたが、反出力側軸受にラジアル支持部とストッパ部を設けて第2の軸受とし、出力側軸受にラジアル支持部とスラスト支持部を設けて第1の軸受としてもよい。また、反出力側軸受および出力側軸受の双方にラジアル支持部およびスラスト支持部を設けた構成を採用してもよい。
2 ステータ
3 ロータ
31 ロータケース
31a 環状平板部
31b 内周側円筒部
31c 外周側円筒部
32 永久磁石
35 回転軸
51 反出力側軸受(第1の軸受)
51x ラジアル支持部
51y スラスト支持部
52 出力側軸受(第2の軸受)
52x ラジアル支持部
52y ストッパ部
Claims (5)
- 回転軸および永久磁石を備えたロータと、前記永久磁石に外周側で対向するステータと、該ステータの一方側端面に固定されて前記回転軸を回転可能に支持する第1の軸受と、前記ステータの他方側端面に固定されて前記回転軸を回転可能に支持する第2の軸受とを有するモータにおいて、
前記ロータでは、前記永久磁石がロータケースを介して前記回転軸と一体化しており、
前記第1の軸受および前記第2の軸受は、前記回転軸の軸線方向で離れた位置に構成されているとともに、前記回転軸の外周面を支持するラジアル支持部を備え、
前記第1の軸受および前記第2の軸受のうちの少なくとも一方の軸受は、前記軸線方向において他方の軸受が位置する側の端部の端面で、前記ロータケースをスラスト方向で支持するスラスト支持部を備えていることを特徴とするモータ。 - 請求項1において、
前記第1の軸受は、前記ラジアル支持部と前記スラスト支持部とを備え、
前記第2の軸受は、前記ラジアル支持部と、前記軸線方向において前記第1の軸受が位置する側の端部の端面で、スラスト方向で所定の隙間を介して前記ロータのスラスト方向の移動範囲を規定可能なストッパ部とを備えていることを特徴とするモータ。 - 請求項2において、
前記スラスト支持部は、前記ロータケースにスラスト方向で接し、
前記ストッパ部は、前記ロータケースに対してスラスト方向で所定の隙間を介して対向していることを特徴とするモータ。 - 請求項3において、
前記ロータケースは、前記回転軸が嵌る内周側円筒部と、外周面に前記永久磁石が固着された外周側円筒部と、該外周側円筒部と前記内周側円筒部とを連結する環状平板部とを備え、
前記スラスト支持部は、前記環状平板部にスラスト方向で接し、
前記ストッパ部は、前記環状平板部に対してスラスト方向で所定の隙間を介して対向していることを特徴とするモータ。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記永久磁石は、前記第1の軸受および前記第2の軸受のいずれよりも半径方向外側に配置されていることを特徴とするモータ。
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