JP2008042761A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008042761A JP2008042761A JP2006217350A JP2006217350A JP2008042761A JP 2008042761 A JP2008042761 A JP 2008042761A JP 2006217350 A JP2006217350 A JP 2006217350A JP 2006217350 A JP2006217350 A JP 2006217350A JP 2008042761 A JP2008042761 A JP 2008042761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- sheet
- magnetic sheet
- magnetic
- helical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】第1のアンテナと第2のアンテナとの間の相互干渉を簡単かつ確実に抑制して常に良好な受信性能を得られるようにする。
【解決手段】平面状に形成されたシート本体部41とこのシート本体部41からその平面と平行する第1の方向に突出するように形成された第1の延長部42aとを備える磁性体シート40を用意し、この磁性体シート40のシート本体部41の面上にRFID用ループアンテナ51を形成すると共に、上記第1の延長部42aの周面に導線コイルを巻回することによりAM用ヘリカルアンテナ52を設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】平面状に形成されたシート本体部41とこのシート本体部41からその平面と平行する第1の方向に突出するように形成された第1の延長部42aとを備える磁性体シート40を用意し、この磁性体シート40のシート本体部41の面上にRFID用ループアンテナ51を形成すると共に、上記第1の延長部42aの周面に導線コイルを巻回することによりAM用ヘリカルアンテナ52を設ける。
【選択図】 図2
Description
この発明は、異なる無線信号を受信する2個のアンテナを備えたアンテナ装置に係わり、特に周波数帯域の近い無線信号を受信するアンテナ装置に関する。
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)に代表される携帯端末では、標準の移動通信インタフェースに止まらず、広帯域無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線システム用のインタフェースや、RFID(Radio Frequency Identification)用インタフェース、AM/FMラジオ放送受信機、地上波ディジタル放送受信機が搭載されるなど多機能化が進んでおり、今後もUWB(Ultra Wide band)システム等の新たな無線インタフェースの搭載が検討されている。この種の携帯端末では、搭載される複数の無線インタフェース及び受信機ごとに専用のアンテナを実装するのが一般的である。しかし、複数のアンテナを実装すると、実装面積が増えてアンテナ装置及び携帯端末の大型化を招くと共に、アンテナ間干渉による受信性能の劣化が懸念される。
そこで従来では、2個のループアンテナ素子と空芯ループアンテナ素子とを近接配置すると共に、上記2個のループアンテナ素子をその一方の軸芯を通る磁束が他方の軸芯を通らないように組み合わせて配置し、かつ上記空芯ループアンテナ素子をその軸芯が上記2個のループアンテナ素子の各軸芯と直交するように組み合わせて配置した構成が提案されている(特許文献1を参照。)。
このような構成によれば、空芯ループアンテナ素子のループ内に2個のループアンテナ素子が配置されるため、アンテナ装置の小型化が期待できる。
特開2003−152442号公報
このような構成によれば、空芯ループアンテナ素子のループ内に2個のループアンテナ素子が配置されるため、アンテナ装置の小型化が期待できる。
ところが、前記提案の構成では、空芯ループアンテナ素子と2個のループアンテナ素子がそれぞれ独立して構成され、これらのアンテナ素子を所定の位置関係に配置するものであるため、配置位置に位置ずれが発生しやすい。この位置ずれによりアンテナ素子間の干渉を抑えきれず、所期の受信性能を発揮できなくなる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の相互干渉を簡単かつ確実に抑制して常に良好な受信性能を得られるようにしたアンテナ装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、平面状に形成されたシート本体部とこのシート本体部からその平面と平行する第1の方向に突出するように形成された第1の延長部とを備える磁性体シートを用意し、この磁性体シートのシート本体部の面上にループ状の第1のアンテナを形成すると共に、上記磁性体シートの第1の延長部の周面に導線コイルを巻回することによりヘリカル上の第2のアンテナを設けたものである。
したがってこの発明によれば、第1のアンテナ及び第2のアンテナは共通の磁性体シートに設けられる。このため、第1のアンテナと第2のアンテナとは高精度の位置合わせを必要とすることなく簡単に所期の位置関係を維持することが可能となる。この結果、各アンテナは相互干渉が発生しない状態に保持されることになり、これによりそれぞれの受信品質を良好に保つことができる。
すなわちこの発明によれば、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の相互干渉を簡単かつ確実に抑制して常に良好な受信性能を得られるようにしたアンテナ装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わるアンテナ装置を備える無線通信機の第1の実施形態を示す要部分解斜視図である。この実施形態の無線通信機は折り畳み型の携帯電話機であり、図1ではその上部側の構造のみを示し、キーパッド等が配置される下部側の図示は省略している。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係わるアンテナ装置を備える無線通信機の第1の実施形態を示す要部分解斜視図である。この実施形態の無線通信機は折り畳み型の携帯電話機であり、図1ではその上部側の構造のみを示し、キーパッド等が配置される下部側の図示は省略している。
図中1は前面カバーであり、この前面カバーにはディスプレイ用の表示窓1aが設けられている。一方、図中2は背面カバーであり、この背面カバー2には上記前面カバー1と係合する爪が設けられている。これらの前面カバー1及び背面カバー2は上部筐体を構成し、この上部筐体内には回路ユニット3が収容される。回路ユニット3は、ケース3aにディスプレイ(図示せず)と、回路素子が装着された印刷配線基板3bを実装したものである。
ところで、上記回路ユニット3の印刷配線基板3b上には、アンテナ装置4Aが取着される。図2はアンテナ装置4Aの構成を拡大して示す斜視図である。同図に示すようにアンテナ装置4Aは一枚の磁性体シート40を備える。この磁性シート40は、高透磁率を有するフェライト材を平面シートに成形したもので、本体部41と、この本体部41の一辺を面と平行な状態で延長させた延長部42aとから構成される。
本体部41の表面には、RFID(Radio Frequency Identification)用のループアンテナ51が、例えば接着又は印刷により形成される。上記磁性体シート40の延長部42a周面には導線コイルが巻回され、これにより上記磁性体シート40の延長部42aをフェライトコアとするAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。これらのRFID用ループアンテナ51の両端及びAM用ヘリカルアンテナ52の両端はそれぞれ、上記印刷配線基板3b上に実装された図示しないRFID用無線回路及びAM用無線回路に接続される。
このような構成であるから、一枚の磁性体シート40を用い、RFID用ループアンテナ51をこの磁性体シート40の本体部41の面上に形成し、かつAM用ヘリカルアンテナ52を上記磁性体シート40の延長部42aの周面に巻回するだけで、これらのアンテナ51,52の位置関係を簡単かつ正確に最適な状態に設定することができる。しかも、このアンテナ51,52の位置関係は、アンテナ装置4Aを携帯電話機に組み込む際にも、また組み込んだ後にも変化することなく維持される。この結果、RFID用ループアンテナ51の偏波は磁性体シート40に対し直交する方向に常に保持され、これに対しAM用ヘリカルアンテナ52の偏波は磁性体シート40の面と平行する方向に常に保持される。
このため、別々のフェライトコアを使用した2個のループアンテナを平面上に位置調整して配置する場合に比べ、RFID用アンテナ51及びAM用アンテナ52の位置関係を相互干渉が発生しない状態に簡単かつ安定に保つことができ、これにより両アンテナ51,52とも良好な受信感度を維持することが可能となる。したがって、例えばAM放送を受信しながら、RFID通信機能を使用して自動販売機の決裁や駅の改札口のチェックを行った場合でも、RFID通信による雑音の発生を低減してAM放送を良好な受信品質で視聴し続けることが可能となる。
(第2の実施形態)
図3は、この発明の第2の実施形態に係わるアンテナ装置4Bの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の本体部41の表面にはRFID用のループアンテナ51が形成してある。また、磁性体シート40の本体部41の第1の辺には前記第1の実施形態で述べたように第1の延長部42aが設けてあり、さらに本体部41の上記第1の辺と直交する第2の辺には第2の延長部42bが設けてある。
図3は、この発明の第2の実施形態に係わるアンテナ装置4Bの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の本体部41の表面にはRFID用のループアンテナ51が形成してある。また、磁性体シート40の本体部41の第1の辺には前記第1の実施形態で述べたように第1の延長部42aが設けてあり、さらに本体部41の上記第1の辺と直交する第2の辺には第2の延長部42bが設けてある。
そして、上記第1の延長部42a及び第2の延長部42bにはそれぞれ導線コイルが巻回され、これにより第1のヘリカルアンテナ素子52a及び第2のヘリカルアンテナ素子52bが構成される。これら第1及び第2のヘリカルアンテナ素子52a,52bは直列に接続されており、これにより1個のAM用ヘリカルアンテナが構成される。
このような構成であるから、AM用アンテナの第1及び第2のヘリカルアンテナ素子52a,52bによって、磁性体シート40の面上において互いに直交する方向の偏波が発生する。このため、携帯電話機をどのような方向に向けてもAM信号を受信することが可能となり、これにより指向性を改善することができる。また、上記第1のヘリカルアンテナ素子52aも、また第2のヘリカルアンテナ素子52bも、磁性体シート40の延長部42a,42bに巻回されることにより構成されるため、磁性シート40の面上に形成されたRFID用ループアンテナ51に対し偏波の方向が直交する。このため、RFID用ループアンテナ51と上記AM用アンテナの第1及び第2のヘリカルアンテナ素子52a,52bとの間で相互干渉は発生し難く、これによりAM信号の受信品質を良好に保つことができる。
(第3の実施形態)
図4は、この発明の第3の実施形態に係わるアンテナ装置4Cの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面にはRFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40にはその一辺と平行する位置に、当該磁性体シート40の表裏間を貫通する多数の孔(図示せず)が一列に一定の間隔で設けてある。そして、これらの孔に導電コイルを通すことにより、上記磁性体シート40の一辺部には上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはAM用ヘリカルアンテナ52を構成する。
図4は、この発明の第3の実施形態に係わるアンテナ装置4Cの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面にはRFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40にはその一辺と平行する位置に、当該磁性体シート40の表裏間を貫通する多数の孔(図示せず)が一列に一定の間隔で設けてある。そして、これらの孔に導電コイルを通すことにより、上記磁性体シート40の一辺部には上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはAM用ヘリカルアンテナ52を構成する。
このような構成であるから、RFID用のループアンテナ51とAM用ヘリカルアンテナ52は1枚の磁性体シート40に設けられるので、アンテナ装置4Cを携帯電話機に組み込む際にもまた組み込んだ後でも、これらのアンテナ51,52の位置関係を常に最適な状態に維持することができる。このため、RFID用ループアンテナ51の偏波は磁性体シート40に対し直交する方向に常に保持され、またAM用ヘリカルアンテナ52の偏波は磁性体シート40の面と平行する方向に常に保持される。したがって、別々のフェライトコアを使用した2個のループアンテナを平面上に位置調整して配置する場合に比べ、RFID用アンテナ51及びAM用アンテナ52の位置関係を相互干渉が発生しない状態に安定に保つことができ、これにより両アンテナ51,52とも良好な受信感度を維持することが可能となる。
しかも、AM用ヘリカルアンテナ52をRFID用ループアンテナ51と交差する状態で上下に重ねて設けているので、前記第1及び第2の実施形態の構成に比べてアンテナ装置4Cの平面方向のサイズを小型化することができ、これにより携帯電話機への実装面積を縮小して、携帯電話機の小型化を図ることができる。
(第4の実施形態)
図5は、この発明の第4の実施形態に係わるアンテナ装置4Dの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面には前記第3の実施形態と同様に、RFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40の第1の辺部、及びこの第1の辺部と平行する第3の辺部にはそれぞれ、上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはAM用ヘリカルアンテナ52,53を構成する。なお、上記導電コイルの巻回は、上記第3の実施形態と同様に、磁性体シート40の第1及び第2の片部に沿って一列に一定間隔で設けられた複数の孔を通すことにより行われる。
図5は、この発明の第4の実施形態に係わるアンテナ装置4Dの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面には前記第3の実施形態と同様に、RFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40の第1の辺部、及びこの第1の辺部と平行する第3の辺部にはそれぞれ、上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはAM用ヘリカルアンテナ52,53を構成する。なお、上記導電コイルの巻回は、上記第3の実施形態と同様に、磁性体シート40の第1及び第2の片部に沿って一列に一定間隔で設けられた複数の孔を通すことにより行われる。
このような構成であるから、前記第3の実施形態で述べた作用効果に加えて次のような作用効果が奏せられる。すなわち、2個のAM用ヘリカルアンテナ52,53が同一方向に配置される。このため、AM用アンテナとしての全体の磁束が強まり、上記第3の実施形態に比べてAM信号の受信感度を高めることができる。
(第5の実施形態)
図6は、この発明の第5の実施形態に係わるアンテナ装置4Eの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面には前記第3及び第4の実施形態と同様に、RFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40の第1の辺部と、この第1の辺部と直交する第4の辺部にはそれぞれ、上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはそれぞれヘリカルアンテナ素子52a,52bを構成し、これらのヘリカルアンテナ素子52a,52bによりAM用アンテナ52が構成される。なお、上記導電コイルの巻回は、上記第3の実施形態と同様に、磁性体シート40の第1及び第4の片部に沿って一列に一定間隔で設けられた複数の孔を通すことにより行われる。
図6は、この発明の第5の実施形態に係わるアンテナ装置4Eの構成を示す斜視図である。同図において、磁性体シート40の表面には前記第3及び第4の実施形態と同様に、RFID用のループアンテナ51が形成してある。また、上記磁性体シート40の第1の辺部と、この第1の辺部と直交する第4の辺部にはそれぞれ、上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはそれぞれヘリカルアンテナ素子52a,52bを構成し、これらのヘリカルアンテナ素子52a,52bによりAM用アンテナ52が構成される。なお、上記導電コイルの巻回は、上記第3の実施形態と同様に、磁性体シート40の第1及び第4の片部に沿って一列に一定間隔で設けられた複数の孔を通すことにより行われる。
このような構成であるから、前記第3の実施形態で述べた作用効果に加えて次のような作用効果が奏せられる。すなわち、AM用アンテナの第1及び第2のヘリカルアンテナ素子52a,52bによって、磁性体シート40の面上において互いに直交する方向の偏波が発生する。このため、携帯電話機をどのような方向に向けてもAM信号を受信することが可能となり、これにより指向性を改善することができる。
(第6の実施形態)
図7は、この発明の第6の実施形態に係わるアンテナ装置4Fの構成を示す平面図である。この実施形態のアンテナ装置4Fは、上記第5の実施形態で述べたアンテナ装置をさらに改良したもので、磁性体シート40は第1の磁性体シート43と第2の磁性体シート44とから構成される。これら第1及び第2の磁性体シート43,44はいずれも、かぎ括弧「」形状をなす。
図7は、この発明の第6の実施形態に係わるアンテナ装置4Fの構成を示す平面図である。この実施形態のアンテナ装置4Fは、上記第5の実施形態で述べたアンテナ装置をさらに改良したもので、磁性体シート40は第1の磁性体シート43と第2の磁性体シート44とから構成される。これら第1及び第2の磁性体シート43,44はいずれも、かぎ括弧「」形状をなす。
そして、上記第1及び第2の磁性体シート43,44は、互いに組み合わされてロ字型になるように平面上に配置され、このロ字型に配置された磁性体シート43,44の表面上にはRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記磁性体シート43,44のうち第1の磁性体シート43の互いに直交する2つの辺部にはそれぞれ、上記RFID用ループアンテナ51と交差する状態で導電コイルが巻回される。この巻回された導電コイルはそれぞれヘリカルアンテナ素子52a,52bを構成し、これらのヘリカルアンテナ素子52a,52bによりAM用アンテナ52が構成される。
このような構成であるから、上記第5の実施形態で述べた作用効果に加えて次のような作用効果が奏せられる。すなわち、磁性体シート40が第1の磁性体シート43と第2の磁性体シート44とに分割されており、さらにかぎ括弧「」型に形成されている。このため、製造工程において、磁性体シートに導電コイルを通すための孔を設ける必要がなく、さらにヘリカルアンテナ素子52a,52bを構成する導電コイルを簡単に巻回することができる。したがって、製造コストを安価にすることができる。
(第7の実施形態)
図8は、この発明の第7の実施形態に係わるアンテナ装置4Gの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺右半分には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部46が形成してある。なお、この突出部46は、大判の磁性体シートの一つの角部分45を切り落とすことにより形成される。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記突出部46の周面には導線コイルが巻回され、これによりAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。
図8は、この発明の第7の実施形態に係わるアンテナ装置4Gの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺右半分には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部46が形成してある。なお、この突出部46は、大判の磁性体シートの一つの角部分45を切り落とすことにより形成される。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記突出部46の周面には導線コイルが巻回され、これによりAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。
このような構成であるから、前記第1の実施形態(図2)で述べた作用効果に加えて次のような効果が奏される。すなわち、磁性体シート40の一部を切り落としているので、携帯電話機の印刷配線基板3bにおける実装スペースに合わせることができる。換言すれば、印刷配線基板3bの空スペースを利用してAM用ヘリカルアンテナ52を配置することができる。また、AM用ヘリカルアンテナ52の巻数を増やすことができるので、AM帯のインダクタンスを増加することができる。
(第8の実施形態)
図9は、この発明の第8の実施形態に係わるアンテナ装置4Hの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺中央部には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部47が形成してある。なお、この突出部47は、例えば上記第7の実施形態と同様に大判の磁性体シートの両角部分を切り落とすことにより形成される。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記突出部47の周面には導線コイルが巻回され、これによりAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。
図9は、この発明の第8の実施形態に係わるアンテナ装置4Hの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺中央部には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部47が形成してある。なお、この突出部47は、例えば上記第7の実施形態と同様に大判の磁性体シートの両角部分を切り落とすことにより形成される。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記突出部47の周面には導線コイルが巻回され、これによりAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。
このような構成であるから、上記第7の実施形態と同様に印刷配線基板3bにおける実装スペースに合わせることができる。すなわち、印刷配線基板3bの空スペースを利用してAM用ヘリカルアンテナ52を配置することができる。また、AM用ヘリカルアンテナ52の巻数を増やすことができるので、AM帯のインダクタンスを増加することも可能となる。
(第9の実施形態)
図10は、この発明の第9の実施形態に係わるアンテナ装置4Iの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺はシート面と平行する方向に延長されて延長部48aが形成され、さらにこの延長部48aと本体部41との境界部分には切欠溝48bが設けてある。
図10は、この発明の第9の実施形態に係わるアンテナ装置4Iの構成を示す平面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺はシート面と平行する方向に延長されて延長部48aが形成され、さらにこの延長部48aと本体部41との境界部分には切欠溝48bが設けてある。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記延長部48aは丸められるか又は例えば図11に示すように折り畳まれる。そして、この折り畳まれた状態でその周面には導電コイルが巻回され、これによりAM用ヘリカルアンテナ52が構成される。
このような構成であるから、前記第7の実施形態(図8)で述べた作用効果に加えて次のような効果が奏される。すなわち、AM用ヘリカルアンテナ52は丸められるか又は折り畳まれた延長部48aに導電コイルを巻回したものとなるため、磁性体シートの厚さが厚くなり、これによりAM帯の磁束収斂効果を高めることができる。
(第10の実施形態)
図12及び図13は、この発明の第10の実施形態に係わるアンテナ装置4Jの構成を示すもので、図12はその平面図、図13はその断面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺中央部には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部49が形成してある。なお、この突出部49は、例えば上記第7の実施形態と同様に大判の磁性体シートの両角部分を切り落とすことにより形成される。
図12及び図13は、この発明の第10の実施形態に係わるアンテナ装置4Jの構成を示すもので、図12はその平面図、図13はその断面図である。同図において、磁性体シート本体部41の一辺中央部には、シート表面と平行する方向に突出するように突出部49が形成してある。なお、この突出部49は、例えば上記第7の実施形態と同様に大判の磁性体シートの両角部分を切り落とすことにより形成される。
上記磁性体シート本体部41の表面には、前記第2の実施形態と同様にRFID用のループアンテナ51が形成される。一方、上記突出部49の周面には導線コイルが巻回され、これによりAM用のヘリカルアンテナ52が構成される。そして、このAM用ヘリカルアンテナ52が設けられた突出部49は、上記磁性体シート本体部41との境界付近で磁性体シート本体部41の裏面側に折り曲げられる。
このような構成であるから、アンテナ装置4Jは、RFID用のループアンテナ51が形成された磁性体シート本体部41と、AM用ヘリカルアンテナ52が設けられた突出部49とが厚さ方向に重なった状態となる。このためアンテナ装置4Jの平面方向のサイズは小型化され、さらに印刷配線基板3bにおける実装スペースも縮小される。
なお、この場合、RFID用のループアンテナ51の磁束は磁性体シート面に対し垂直の方向に発生するため、AM用ヘリカルアンテナ52への影響が懸念される。しかし、RFID用のループアンテナ51の磁束のうち磁性体シートの裏面方向への磁束の大半は磁性体シート40により吸収される。このため、AM用ヘリカルアンテナ52に対するRFID用のループアンテナ51の影響は低く抑えられる。
(その他の実施形態)
前記第3、第4及び第5の実施形態においては、磁性体シート40に導電コイルをシート表面から裏面へ通すための多数の孔を設けた。しかしこれに限らず、孔の代わりに線状の溝を設けて、これに導電コイルを通すことにより磁性体シート40に導電コイルを巻回するようにしてもよい。
前記第3、第4及び第5の実施形態においては、磁性体シート40に導電コイルをシート表面から裏面へ通すための多数の孔を設けた。しかしこれに限らず、孔の代わりに線状の溝を設けて、これに導電コイルを通すことにより磁性体シート40に導電コイルを巻回するようにしてもよい。
また、前記第7、第8及び第9の実施形態では、AM用ヘリカルアンテナ52を構成する突出部46,47又は折り畳まれた延長部48aを同一平面上に配置した。しかし、それに限らずこれらの突出部46,47又は延長部48aを前記第10の実施形態の突出部49のように、本体部41との境界付近で磁性体シートの裏面又は表面へ折り曲げて磁性体シート本体に重ねるように構成してもよい。
さらに、前記第7、第8及び第9の実施形態では、AM用ヘリカルアンテナ52を構成する突出部46,47,49を1個設けた場合を例にとって説明した。しかし、それに限らず、図3に示すように互いに直交する方向に複数の突出部を設けて、これらの突出部にそれぞれ導電コイルを巻回してAM用ヘリカルアンテナを構成するようにしてもよい。また、複数の突出部は必ずしも互いに直交する方向に設けるだけでなく、互いに平行する方向に設けるようにしてもよい。
その他、磁性体シートの形状やAM用ヘリカルアンテナの設置数、RFID用ループアンテナとAM用ヘリカルアンテナとの位置関係、アンテナ装置を実装する無線装置の種類や構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる複数の実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる複数の実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…前面カバー、2…背面カバー、3…回路ユニット、3a…ケース、3b…印刷配線基板、4A〜4J…アンテナ装置、40…磁性体シート、41,43,44…磁性体シートの本体部、42a,42b,48a…磁性体シートの延長部、45…磁性体シートの切欠部、46,47,49…磁性体シートの突出部、48b…磁性体シートの切欠溝、51…RFID用ループアンテナ、52,52a,52b,53…AM用ヘリカルアンテナ。
Claims (5)
- 平面状に形成されたシート本体部と、このシート本体部からその平面と平行する第1の方向に突出するように形成された第1の延長部とを備える磁性体シートと、
前記磁性体シートのシート本体部の面上に形成されたループ型の第1のアンテナと、
前記磁性体シートの前記第1の延長部の周面に導線コイルを巻回することにより構成されるヘリカル型の第2のアンテナと
を具備することを特徴とするアンテナ装置。 - 前記磁性体シートは、前記シート本体部からその平面と平行しかつ前記第1の方向に対し直交する第2の方向へ突出するように形成された第2の延長部をさらに備え、
前記第2のアンテナは、前記磁性体シートの第1及び第2の延長部の周面にそれぞれ導電コイルを巻回することにより構成される第1及び第2のアンテナ素子を備えることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 前記第1の延長部は、前記シート本体部の表面又は裏面へ当該面と平行な状態に折り返され、この折り返された部分に前記第2のアンテナを構成する導電コイルが巻回されることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記第1の延長部は、折り畳み又は巻回された状態に形成され、この折り畳み又は巻回された状態でその周面に前記第2のアンテナを構成する導電コイルが巻回されることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 平面状に形成されたシート本体と、このシート本体の中央部に設けられた孔部とを備える磁性体シートと、
前記磁性体シートのシート本体の面上に前記中央部を囲むように形成されたループ型の第1のアンテナと、
前記磁性体シートの前記第1のアンテナが形成された部分の周面に、前記孔部を通して導線コイルを巻回することにより構成されるヘリカル型の第2のアンテナと
を具備することを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006217350A JP2008042761A (ja) | 2006-08-09 | 2006-08-09 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006217350A JP2008042761A (ja) | 2006-08-09 | 2006-08-09 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008042761A true JP2008042761A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39177259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006217350A Pending JP2008042761A (ja) | 2006-08-09 | 2006-08-09 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008042761A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009259095A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Smart:Kk | 金属面用多極磁界センサ、センサシステム及び金属面用多極磁界センサの製造方法 |
JP2010016456A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Denso Wave Inc | 携帯型rfidリーダライタ |
KR100973101B1 (ko) * | 2008-07-23 | 2010-07-29 | 주식회사 아모텍 | Rfid 안테나 |
WO2013037762A1 (en) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Linxens Holding | Rfid antenna |
JP2013165368A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Toko Inc | 複合アンテナ |
JP2014053964A (ja) * | 2010-09-07 | 2014-03-20 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置 |
WO2014142345A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Antenna device |
WO2014155689A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 株式会社スマート | 近距離無線通信アンテナモジュール及びその製造方法、システム |
JP2014195137A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Ricoh Co Ltd | アンテナ装置 |
CN104659473A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 上海德门电子科技有限公司 | 一种立体式nfc天线 |
JP2015149783A (ja) * | 2011-04-18 | 2015-08-20 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
CN104979643A (zh) * | 2014-04-11 | 2015-10-14 | 环旭电子股份有限公司 | 具有多重近场通信读取方向的手持装置 |
JP2016139302A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社スマート | 送受信センサシステム及び多機能カード、ウエアラブル機器 |
US20170054475A1 (en) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | Naohiro Itoh | Coil antenna device, electronic apparatus with coil antenna device, and method of producing coil antenna device |
WO2017064325A1 (en) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | Bombardier Primove Gmbh | Voltage and current compensation in an inductive power transfer unit |
CN109546251A (zh) * | 2017-09-21 | 2019-03-29 | 拉碧斯半导体株式会社 | 电池组、电池监视系统、电池交换方法 |
US10468746B2 (en) | 2006-10-05 | 2019-11-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device having loop antenna |
US10491041B2 (en) | 2017-09-06 | 2019-11-26 | Apple Inc. | Single-structure wireless charging receiver systems having multiple receiver coils |
US11011943B2 (en) | 2017-09-06 | 2021-05-18 | Apple Inc. | Architecture of portable electronic devices with wireless charging receiver systems |
-
2006
- 2006-08-09 JP JP2006217350A patent/JP2008042761A/ja active Pending
Cited By (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10468746B2 (en) | 2006-10-05 | 2019-11-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device having loop antenna |
JP2009259095A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Smart:Kk | 金属面用多極磁界センサ、センサシステム及び金属面用多極磁界センサの製造方法 |
JP2010016456A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Denso Wave Inc | 携帯型rfidリーダライタ |
KR100973101B1 (ko) * | 2008-07-23 | 2010-07-29 | 주식회사 아모텍 | Rfid 안테나 |
JP2015092777A (ja) * | 2010-09-07 | 2015-05-14 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
JP2014053964A (ja) * | 2010-09-07 | 2014-03-20 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置 |
US9948005B2 (en) | 2010-09-07 | 2018-04-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device and communication terminal apparatus |
US9865924B2 (en) | 2010-09-07 | 2018-01-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device and communication terminal apparatus |
US9825365B2 (en) | 2010-09-07 | 2017-11-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device and communication terminal apparatus |
US9391369B2 (en) | 2010-09-07 | 2016-07-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device and communication terminal apparatus |
JP2015149783A (ja) * | 2011-04-18 | 2015-08-20 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
WO2013037762A1 (en) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | Linxens Holding | Rfid antenna |
JP2013165368A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Toko Inc | 複合アンテナ |
WO2014142345A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Antenna device |
US20160028160A1 (en) * | 2013-03-15 | 2016-01-28 | Ricoh Company, Ltd. | Antenna device |
CN105190995A (zh) * | 2013-03-15 | 2015-12-23 | 株式会社理光 | 天线装置 |
US10164337B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-12-25 | Ricoh Company, Ltd. | Antenna device |
JP2014195137A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Ricoh Co Ltd | アンテナ装置 |
WO2014155689A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 株式会社スマート | 近距離無線通信アンテナモジュール及びその製造方法、システム |
CN104659473A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 上海德门电子科技有限公司 | 一种立体式nfc天线 |
CN104979643A (zh) * | 2014-04-11 | 2015-10-14 | 环旭电子股份有限公司 | 具有多重近场通信读取方向的手持装置 |
JP2016139302A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社スマート | 送受信センサシステム及び多機能カード、ウエアラブル機器 |
WO2016121854A1 (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 株式会社スマート | 送受信センサシステム及び多機能カード、ウエアラブル機器 |
US10275616B2 (en) | 2015-01-28 | 2019-04-30 | Smart Co., Ltd. | Transmission/reception sensor system, multi-function card, and wearable device |
US20170054475A1 (en) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | Naohiro Itoh | Coil antenna device, electronic apparatus with coil antenna device, and method of producing coil antenna device |
CN108431912A (zh) * | 2015-10-16 | 2018-08-21 | 庞巴迪无接触运行有限责任公司 | 感应式功率传输单元、用于感应式功率传输的系统和通信方法 |
CN108292561A (zh) * | 2015-10-16 | 2018-07-17 | 庞巴迪无接触运行有限责任公司 | 感应式功率传输单元中的电压和电流补偿 |
WO2017064326A1 (en) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | Bombardier Primove Gmbh | An inductive power transfer unit, a system for inductive power transfer and a method of communicating |
WO2017064325A1 (en) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | Bombardier Primove Gmbh | Voltage and current compensation in an inductive power transfer unit |
CN108292561B (zh) * | 2015-10-16 | 2020-06-12 | 庞巴迪无接触运行有限责任公司 | 感应式功率传输单元中的电压和电流补偿 |
US11070083B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-07-20 | Bombardier Primove Gmbh | Inductive power transfer unit, a system for inductive power transfer and a method of communicating |
US11121581B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-09-14 | Bombardier Primove Gmbh | Voltage and current compensation in an inductive power transfer unit |
US10491041B2 (en) | 2017-09-06 | 2019-11-26 | Apple Inc. | Single-structure wireless charging receiver systems having multiple receiver coils |
US10855110B2 (en) | 2017-09-06 | 2020-12-01 | Apple Inc. | Antenna integration for portable electronic devices having wireless charging receiver systems |
US11011943B2 (en) | 2017-09-06 | 2021-05-18 | Apple Inc. | Architecture of portable electronic devices with wireless charging receiver systems |
CN109546251A (zh) * | 2017-09-21 | 2019-03-29 | 拉碧斯半导体株式会社 | 电池组、电池监视系统、电池交换方法 |
CN109546251B (zh) * | 2017-09-21 | 2024-04-19 | 拉碧斯半导体株式会社 | 电池组、电池监视系统、电池交换方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008042761A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6260729B2 (ja) | 給電素子 | |
JP5804171B2 (ja) | アンテナ装置および通信端末機器 | |
CN102474000B (zh) | 天线及便携终端 | |
US8638268B2 (en) | Coil antenna and antenna structure | |
WO2011158844A1 (ja) | 通信端末機器及びアンテナ装置 | |
WO2015166834A1 (ja) | アンテナ装置および電子機器 | |
US20120038443A1 (en) | Communication terminal | |
JPWO2010122685A1 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2010268306A (ja) | コイルアンテナ | |
WO2015182638A1 (ja) | アンテナ装置および電子機器 | |
JP6521514B2 (ja) | アンテナ装置、装置、電子部品及び電子機器 | |
JP2010124282A (ja) | アンテナコイル | |
JP2011101293A (ja) | 複合アンテナ及び電子機器 | |
JP4807464B1 (ja) | アンテナ装置 | |
JP6330259B2 (ja) | 無線通信モジュール | |
JP4711010B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP4807463B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP5077477B2 (ja) | アンテナおよび携帯電話端末 | |
JP2011120307A (ja) | コイルアンテナおよび携帯電子機器 | |
JP2011040813A (ja) | 携帯端末装置 |