JP2011040813A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末の小型化・薄型化と非接触IC通信性能を両立することができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯端末装置100は、FeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の信号を外部接続用コネクタ130に伝送する第1及び第2の同軸ケーブル170,180とを備え、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、非接触IC無線回路160のアンテナ端子に電気的に接続し、ループアンテナ素子を構成する。また、外導体172,182は、インダクタンス191〜193を介して接地する。第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、通常時、非接触IC無線回路160のループアンテナとして使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部リーダ/ライタとの間で非接触通信を行う非接触IC通信機能を搭載する携帯電話機等の携帯端末装置に関する。
携帯電話機は、通話機能に加えて、ネット接続機能、カメラ撮影機能等の種々の機能が追加され、多機能化が進んでいる。多機能化のなかで非接触IC通信機能を搭載した携帯電話機が提案されている。例えば、特許文献1には、非接触ICカードのアンテナモジュールを装着した携帯電話機が開示されている。
非接触ICカードは、ICカードリーダ/ライタにより発せられる磁界をアンテナコイルによる電磁誘導で電力供給に利用し動作するものである。非接触ICカードは、磁界という媒体を介して電力供給を受ける関係で常時安定な電力を受けられるとは限らない。安定した電力供給を図るために二次電池あるいはコンデンサやバッテリなどの外部電源を装備する非接触ICカードがすでに提案されている。また、非接触ICチップには、例えばFeliCa(登録商標)ICモジュールがある。
特許文献2には、非接触型コイルアンテナを有するシート状のフレキシブル基板と、フレキシブル基板上に固定されて非接触型コイルアンテナを覆うシート状の軟磁性体電波吸収体とを備える携帯通信端末が記載されている。特許文献2記載の装置は、電子部品を構成するシールドケースや金属部品や金属体や基板と非接触型コイルアンテナとの電磁結合を軟磁性体電波吸収体によって防止しようとする。また、フレキシブル基板上にシート状の軟磁性体電波吸収体を固定することで、筐体の内面からの突出量を抑え、端末の小型化・薄型化を図ろうとする。
特許文献3には、イヤホンケーブルの被覆線をアンテナとして利用するイヤホンケーブルアンテナ装置が記載されている。
特開2002−218031号公報 特開2004-153463号公報 特開2006-025392号公報
しかしながら、このような従来の非接触IC通信機能を搭載する携帯端末装置にあっては、非接触IC通信用アンテナを搭載することにより、端末が大型化してしまう課題がある。また、非接触IC通信用アンテナを小型化すると、通信性能が劣化する。
例えば、特許文献2では、フレキシブル基板に、非接触IC通信用アンテナと軟磁性体電波吸収体を貼り付けて、端末の小型・薄型化を図る。しかし、フレキシブル基板上に非接触IC通信用アンテナを設置するので、部品配置・筐体形状などの設計の自由度が大幅に低下する。すなわち、フレキシブル基板の形状・配置・大きさが、非接触IC通信用アンテナの特性を規制し、有効なアンテナ配置が得られないと通信性能が劣化する。また、フレキシブル基板上に非接触IC通信用アンテナを設置する構造上、不要な電磁結合が発生してしまうことは避けられない。シート状の軟磁性体電波吸収体を固定することで、電磁結合発生防止、及び端末の小型化・薄型化を図ろうとするものの、軟磁性体電波吸収体を使用するので、この部品点数が増大する。また小型化・薄型化を阻害する。
特許文献2記載のイヤホンケーブルアンテナ装置では、そもそも非接触IC通信に必要なループアンテナを構成できない。また、形状が変化しやすいため、非接触ICの通信性能が得られない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、端末の小型化・薄型化と非接触IC通信性能を両立することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、ループアンテナを介して非接触通信を行う非接触通信手段と、無線通信手段と、前記無線通信手段の信号を伝送する同軸ケーブルとを備え、前記同軸ケーブルは、中心信号線と該中心信号線を同心的に絶縁した外導体とを有し、前記外導体を、前記非接触通信手段のアンテナ端子に電気的に接続し、ループアンテナ素子を構成する構成を採る。
本発明によれば、非接触IC通信性能を損なうことなく、端末の小型化・薄型化を実現することができる。
本発明の実施の形態1の携帯端末装置の概略構成を示す図 本発明の実施の形態2の携帯端末装置の概略構成を示す図 本発明の実施の形態3の携帯端末装置の概略構成を示す図 上記実施の形態3の携帯端末装置の第1及び第2の同軸ケーブルの構成を示す断面図 上記実施の形態3の携帯端末装置の第1及び第2の同軸ケーブルの構成を示す側面図 上記実施の形態3の携帯端末装置の縒り線構成の各外導体(被覆線)からなる同軸ケーブルのループアンテナのターン数を模式的に説明する図 本発明の実施の形態4の携帯端末装置の概略構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の携帯端末装置の概略構成を示す図である。本実施の形態の携帯端末装置は、非接触IC通信機能としてFeliCa ICを搭載する携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)に適用した例である。また、携帯電話機のほか、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、携帯ゲーム機などの携帯機器に適用できる。
図1に示すように、携帯端末装置100は、端末本体100aに、携帯電話無線回路110と、携帯電話無線回路110に接続されるアンテナ111と、DTV受信回路120と、DTV受信回路120に接続されるアンテナ121と、端末本体100aの長手方向の一端に配置された外部接続用コネクタ130と、携帯電話無線回路110の入出力端子をアンテナ111又は外部接続用コネクタ130に切り替えるスイッチ(SW)141と、DTV受信回路120の入出力端子をアンテナ121又は外部接続用コネクタ130に切り替えるスイッチ(SW)142と、スイッチ141,142に制御信号を出力してスイッチ141,142を切り替え制御する制御部150とを備える。
また、携帯端末装置100は、近距離双方向通信を行うFeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、非接触IC無線回路160のループアンテナ素子を構成する第1及び第2の同軸ケーブル170,180と、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182に電気的に接続され、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz,100〜500kbps)において、外導体172,182とグランド間の高周波電流を切断する高周波切断回路を構成するインダクタンス191〜193とを備える。
携帯電話無線回路110は、例えばHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式によるキャリア通信を行う。アンテナ111は、携帯電話無線回路110が使用する周波数帯域の電波を送受信する。
DTV受信回路120は、例えば1セグメント放送(1 segment broadcasting)受信用デジタルTVチューナである。アンテナ121は、DTV受信回路120が使用する周波数帯域の電波を受信する。
外部接続用コネクタ130は、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120からの信号を外部に入出力する。
スイッチ141は、制御部150からの制御信号に従って、携帯電話無線回路110をアンテナ111又は外部接続用コネクタ130に切り替える。スイッチ142は、制御部150からの制御信号に従って、DTV受信回路120をアンテナ121又は外部接続用コネクタ130に切り替える。
制御部150は、CPUからなり携帯端末装置100全体を制御するとともに、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120のスイッチ141,142の制御を行う。制御部150は、通常時は携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120をアンテナ111,121側に接続する。外部接続用コネクタ130に、外部機器プラグを装着した場合にのみ、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120を第1及び第2の同軸ケーブル170,180側に接続する。
非接触IC無線回路160は、外部リーダ/ライタ(図示略)から発信される磁界を受け取り外部リーダ/ライタとの間で近距離双方向通信(例えば、13.56MHz,100〜500kbps)を行う。また、自らがリーダ/ライタとなって磁界を発信し、外部カード(図示略)との間で近距離双方向通信を行う。
〔第1及び第2の同軸ケーブル170,180〕
第1及び第2の同軸ケーブル170,180は、断面が円形の中心信号線171,181と、中心信号線171,181を同心的に絶縁した被覆線である外導体172,182とから構成される。
[ループアンテナ構成]
第1の同軸ケーブル170の外導体172の一端部172aは、非接触IC無線回路160の一方のアンテナ端子に接続され、他端部172bは、第2の同軸ケーブル180の外導体182の他端部182bに接続される。第2の同軸ケーブル180の外導体182の一端部182aは、非接触IC無線回路160の他方のアンテナ端子に接続され、他端部182bは、第1の同軸ケーブル170の外導体172の他端部172bに接続される。
すなわち、非接触IC無線回路160のアンテナ端子には、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182の一端部172a,182aが接続され、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182の他端部172b,182b同士は電気的に接続される。したがって、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、非接触IC無線回路160のアンテナ端子側から見て、非接触IC通信用のループアンテナを構成する。ループアンテナの感度・利得などのアンテナ特性は、ループの大きさ等により決定される。ループアンテナの感度・利得を増やすためには、ループアンテナを構成する第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182を、端末本体100a内で、できるだけ大きなループを構成するように配設する。具体的には、図1に示すように、端末本体100aの筐体内周壁に沿って、矩形の大きな環状形状のループを形成するように、第1及び第2の同軸ケーブル170,180を架線する。図1では、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120から外部接続用コネクタ130に接続する第1及び第2の同軸ケーブル170,180を、端末本体100aの筐体の両端に配置する。
[ループアンテナ動作]
上記ループアンテナは、非接触IC無線回路160の動作時に機能させる。非接触IC無線回路160の非動作時には、FeliCa IC使用周波数帯の高周波ノイズを切断することが好ましい。本実施の形態では、この高周波切断回路としてインダクタンス191〜193を用いる。
第1の同軸ケーブル170の外導体172の一端部172aは、インダクタンス191を介して接地され、第1の同軸ケーブル170の外導体172の他端部172bは、第2の同軸ケーブル180の外導体182の他端部182bに接続され、かつインダクタンス191を介して接地される。第1の同軸ケーブル180の外導体182の一端部182aは、インダクタンス192を介して接地される。
すなわち、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182の一端部172a,182aは、インダクタンス191,192を介して接地され、他端部172b,182bは、インダクタンス193を介して接地される。
[その他]
第1及び第2の同軸ケーブル170,180の中心信号線171,181は、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の入出力信号を外部接続用コネクタ130に接続するための信号線である。携帯端末装置100に搭載された各機能は、製品出荷時を含む各段階で検査される。検査工程では、外部接続用コネクタ130を介して、通常使用しない信号線、又は特定の信号線に逆バイアスを印加するなど通常に行わない使用方法で、テスト信号等を供給して機能検査を行う。携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120から第1及び第2の同軸ケーブル170,180の中心信号線171,181を介して外部接続用コネクタ130に接続するための信号線についても、この検査用である。また、携帯電話無線回路110は、携帯端末装置100の取り扱い店などにおいて、外部接続用コネクタ130を介して接続され、データ読出されることもある。
携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120などの各機能部の入出力信号を外部接続用コネクタ130に接続するための信号線は必要である。この場合、上記信号線を含む各種信号線に、シールドを目的として同軸ケーブルを使用する従来例もあった。しかし、これは単に携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120などの各機能部と外部接続用コネクタ130とを繋ぐ信号線に、シールドのために同軸ケーブルを用いていただけのことであり、各機能部と外部接続用コネクタ130とを繋ぐ単なる同軸ケーブルに過ぎない。本実施の形態にように、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182が、非接触IC無線回路160のループアンテナを構成するものではない。本実施の形態は、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の中心信号線171,181は、各機能部と外部接続用コネクタ130とを繋ぐ信号線として使用する一方、その外導体172,182は、端末本体100aの筐体の両端に環状に配置することで有効な大きさのループを形成し、非接触IC通信用のループアンテナを構成する。
以下、上述のように構成された携帯端末装置100の動作を説明する。
〔非接触IC無線回路160の非動作時〕
携帯端末装置100は、非接触IC通信機能として非接触IC無線回路160を搭載する。
携帯端末装置100は、携帯電話無線回路110又はDTV受信回路120の検査・調整時に、外部接続用コネクタ130を外部機器プラグ(図示略)に接続する。制御部150は、外部接続用コネクタ130に外部機器プラグが装着された場合は、非接触IC無線回路160の非動作時と判断する。制御部150は、非接触IC無線回路160の非動作時には、スイッチ141,142を、アンテナ111,121側から外部接続用コネクタ130側に切り替える。
携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の入出力信号は、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の中心信号線171,181を介して外部接続用コネクタ130に接続される。また、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、インダクタンス191〜193を介して接地されている。このため、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の入出力信号は、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の中心信号線171,181で伝送されるので、同軸線の本来の機能によってノイズの重畳が防止される。また、非接触IC無線回路160は、非動作時でかつ、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182がインダクタンス191〜193を介して接地されているため、インダクタンス191〜193の抵抗成分を無視すると、上記ループアンテナの高周波ノイズをグランドに逃がすことができ、高周波ノイズの重畳を抑制して、信号検査の精度向上を図ることができる。
〔非接触IC無線回路160の動作時〕
制御部150は、通常時、スイッチ141,142をアンテナ111,121側に切り替える。携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120は、アンテナ111,121を介して使用周波数帯域の電波を送受信する。
また、携帯端末装置100は、通常時には、非接触IC無線回路160が使用可能状態にある。すなわち、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、非接触IC無線回路160のループアンテナを構成しており、このループアンテナが非接触IC無線回路160のアンテナ端子に接続されている。また、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182に接続されたインダクタンス191〜193は、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz)においては、インピーダンスが十分に高くなる。第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、絶縁状態(ハイインピーダンス状態)となり、グランドに対して切り離されてループアンテナを形成する。
これにより、上記ループアンテナは、図示しない外部リーダ/ライタから発信される、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz)の磁界を受信することができ、非接触IC無線回路160に給電して、外部リーダ/ライタとの間でデータの授受(例えば、13.56MHz,100〜500kbps)を行うことができる。また、上記ループアンテナは、非接触IC無線回路160から出力される、FeliCa IC使用周波数帯の電力を磁界として送信することができ、図示しない外部カードとの間でデータの授受を行うことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、携帯端末装置100は、FeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の信号を外部接続用コネクタ130に伝送する第1及び第2の同軸ケーブル170,180とを備え、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、非接触IC無線回路160のアンテナ端子に電気的に接続し、ループアンテナ素子を構成する。また、外導体172,182は、インダクタンス191〜193を介して接地する。
上記第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、通常時、非接触IC無線回路160のループアンテナとして使用される。また、第1及び第2の同軸ケーブル170,180は、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120の信号を外部接続用コネクタ130に伝送する既存の同軸ケーブルを用いることが可能である。これにより、従来例のように、非接触通信機能のための専用のアンテナを設置する必要がなく、また、プリント基板上にループアンテナを形成する構成ではないので、端末本体100aの小型化と非接触IC通信性能を両立することができる。特に、プリント基板上にループアンテナを形成する構成に比べ、部品配置レイアウトの制約を受けないこと、及びプリント基板自体の小型化により端末の小型化を図ることができる。また、既存の同軸ケーブルを用いることで、信号伝送系について設計変更が不要で、かつ低コスト化を図ることができる。
さらに、端末本体100a内の限られた空間において、第1及び第2の同軸ケーブル170,180を用いて、できるだけ大きなループを構成することができる。ループアンテナの感度・利得を高めることができ、通信性能を向上させることができる。
また、本実施の形態では、外導体172,182とグランド間にインダクタンス191〜193を接続する簡素な構成で高周波ノイズの重畳を防止することができる。
なお、本実施の形態では、外導体とグランド間にインダクタンスのみを接続する構成としたが、非接触ICの使用周波数帯で外導体とグランド間のインピーダンスが十分高くなる構成であれば、例えば、インダクタンスとキャパシタンスを並列に接続する構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、高周波切断回路としてインダクタンス191〜193を用いる例について説明した。高周波ノイズ切断は、スイッチにより行う態様でもよい。以下、この例を実施の形態2により説明する。実施の形態2は、インダクタンス191〜193に代えてスイッチを用いる例である。
図2は、本発明の実施の形態2の携帯端末装置の概略構成を示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図2に示すように、携帯端末装置200は、端末本体200aに、近距離双方向通信を行うFeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、非接触IC無線回路160のループアンテナ素子を構成する第1及び第2の同軸ケーブル170,180と、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182とグランドとの間に設けられたスイッチ201〜203と、スイッチ141,142,201〜203に制御信号を出力してスイッチ141,142,201〜203を切り替え制御する制御部250とを備える。
本実施の形態の携帯端末装置200は、図1の携帯端末装置100のインダクタンス191〜193に代えて、スイッチ201〜203を設置し、制御部250は、非接触IC機能を使用しないときはスイッチ201〜203をグランドに切り替える。
制御部250は、CPUからなり携帯端末装置200全体を制御するとともに、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120のスイッチ141,142の制御、及びスイッチ201〜203の制御を行う。制御部250は、通常時は携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120をアンテナ111,121側に接続する。外部接続用コネクタ130に、外部機器プラグを装着した場合にのみ、携帯電話無線回路110及びDTV受信回路120を第1及び第2の同軸ケーブル170,180側に接続する。さらに、制御部250は、外部機器プラグを装着した場合には、非接触IC機能を使用しないときと判断して、スイッチ201〜203をグランドに切り替える。
以下、上述のように構成された携帯端末装置200の動作を説明する。
〔非接触IC無線回路160の非動作時〕
携帯端末装置200は、携帯電話無線回路110又はDTV受信回路120の検査・調整時に、外部接続用コネクタ130を外部機器プラグ(図示略)に接続する。制御部250は、外部接続用コネクタ130に外部機器プラグが装着された場合は、非接触IC無線回路160の非動作時と判断する。制御部250は、非接触IC無線回路160の非動作時には、スイッチ141,142を、アンテナ111,121側から外部接続用コネクタ130側に切り替える。
同時に、制御部250は、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182とグランドとの間に設けられたスイッチ201〜203をグランドに切り替える。第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182が接地されるため、外導体172,182の高周波ノイズをグランドに逃がすことができ、高周波ノイズの重畳を抑制して、信号検査の精度向上を図ることができる。
〔非接触IC無線回路160の動作時〕
第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182は、非接触IC無線回路160のループアンテナを構成しており、このループアンテナが非接触IC無線回路160のアンテナ端子に接続されている。
制御部250は、通常時には、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182とグランドとの間に設けられたスイッチ201〜203をOFFする。
これにより、上記ループアンテナは、図示しない外部リーダ/ライタから発信される、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz)の磁界を受信することができ、非接触IC無線回路160に給電して、外部リーダ/ライタとの間でデータの授受(例えば、13.56MHz,100〜500kbps)を行うことができる。また、上記ループアンテナは、非接触IC無線回路160から出力される、FeliCa IC使用周波数帯の電力を磁界として送信することができ、図示しない外部カードとの間でデータの授受を行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、携帯端末装置200は、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182とグランドとの間にスイッチ201〜203を設置し、制御部250は、携帯電話無線回路110又はDTV受信回路120の外部接続用コネクタ130の接続時、スイッチ201〜203を切り替えて外導体172,182とグランドに接地するので、外導体172,182の高周波ノイズをグランドに確実に逃がすことができ、高周波ノイズの重畳を抑制して、信号検査の精度向上を図ることができる。本実施の形態は、実施の形態1に比べてスイッチ201〜203及び制御部250が必要となるものの、第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182からなるループアンテナの使用時/非使用時の切り替えを確実に行うことができ、アンテナ性能の向上と信号線へのノイズ重畳の確実な防止が期待できる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、一般的な構造の第1及び第2の同軸ケーブル170,180の外導体172,182を用いて、非接触IC無線回路160のループアンテナを構成する例について説明した。同軸ケーブルの被覆線を縒り線構成とすることで、ループアンテナのターン数を増やし、アンテナ感度を高めることができる。以下、この例を実施の形態3により説明する。
図3は、本発明の実施の形態3の携帯端末装置の概略構成を示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図3に示すように、携帯端末装置300は、端末本体300aに、近距離双方向通信を行うFeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、非接触IC無線回路160のループアンテナ素子を構成する縒り線構成の第1及び第2の同軸ケーブル310,320と、第1及び第2の同軸ケーブル310,320の各外導体(被覆線)312〜314,322〜324に電気的に接続され、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz,100〜500kbps)の高周波電流を切断する高周波切断回路を構成するインダクタンス331〜337とを備える。
図4は、上記第1及び第2の同軸ケーブル310,320の構成を示す断面図、図5は、上記第1及び第2の同軸ケーブル310,320の構成を示す側面図である。第1及び第2の同軸ケーブル310,320は、同一構成を採るため第1の同軸ケーブル310を代表して説明する。
図4に示すように、第1の同軸ケーブル310は、断面が円形の中心信号線311と、中心信号線311を同心的に絶縁した樹脂等の絶縁被覆部315と、絶縁被覆部315の外周面に互いに等間隔で巻かれた、縒り線構成の被覆線である外導体312〜314とから構成される。外導体312〜314は、内部導体の中心信号線311を同心的に絶縁しかつ旋回して巻かれることで、第1の同軸ケーブル310の外部導体を構成する。第2の同軸ケーブル320(図3)は、断面が円形の中心信号線321と、中心信号線321を同心的に絶縁した樹脂等の絶縁被覆部325と、絶縁被覆部325の外周面に互いに等間隔で巻かれた、縒り線構成の被覆線である外導体322〜324とから構成される。外導体322〜324は、内部導体の中心信号線321を同心的に絶縁しかつ旋回して巻かれることで、第1の同軸ケーブル320の外部導体を構成する。
図4及び図5に示すように、外導体312は、中心信号線311を同心的に絶縁して巻かれることでループアンテナの1ターン目を形成し、外導体313は、外導体312と共に中心信号線311を同心的に絶縁して巻かれることでループアンテナの2ターン目を形成し、外導体314は、外導体312,313と共に中心信号線311を同心的に絶縁して巻かれることでループアンテナの3ターン目を形成する。
図6は、縒り線構成の各外導体(被覆線)からなる同軸ケーブルのループアンテナのターン数を模式的に説明する図である。
第1及び第2の同軸ケーブル310,320の外導体312〜314,322〜324は、非接触IC無線回路160のアンテナ端子に接続され、非接触IC通信用のループアンテナを構成する。
したがって、第1の同軸ケーブル310の1ターン目の外導体312の始端は、非接触IC無線回路160の一方のアンテナ端子に接続され、終端は第2の同軸ケーブル320の1ターン目の外導体322の始端に接続される。そして、第2の同軸ケーブル320の1ターン目の外導体322の終端は、第1の同軸ケーブル310の2ターン目の外導体313の始端に接続される。以下、同様の接続方法により、外導体313乃至外導体324の端部同士が接続され、第2の同軸ケーブル320の3ターン目の外導体324の終端は、非接触IC無線回路160の他方のアンテナ端子に接続されて、複数の(3つの)ターン数を有するループアンテナが構成される(図6参照)。
図6に示すように、第1の同軸ケーブル310は、外導体312〜314を縒り線構成とすることで、見かけ上は1本の同軸ケーブルでありながら複数の(3つの)ターン数を得ることができる。
また、図3に戻って、実施の形態1,2と同様に、上記第1及び第2の同軸ケーブル310,320は、端末本体300a内で、できるだけ大きなループを構成するように配設して、ループアンテナの感度・利得を増やす。具体的には、図3に示すように、端末本体300aの筐体内周壁に沿って、矩形の大きな環状形状のループを形成するように、第1及び第2の同軸ケーブル310,320を架線する。第1及び第2の同軸ケーブル310,320は、端末本体300aの筐体の両端に配置されることになる。
また、実施の形態1と同様に、第1及び第2の同軸ケーブル310,320の外導体312〜314,322〜324の各端部は、インダクタンス331〜337を介して接地される。
このように、本実施の形態によれば、携帯端末装置300の第1及び第2の同軸ケーブル310,320は、3本の縒り線構成の外導体312〜314,322〜324を有するので、ループアンテナのターン数を増やすことができる。これにより、見かけ上1本の同軸ケーブルでありながらターン数3のループアンテナ素子を構成することができ、端末本体300aの小型化を図りつつ、非接触IC通信性能をより一層高めることができる。すなわち、特許文献2記載の装置において、ターン数を増やそうとすれば、シート状のフレキシブル基板にループパターンを形成する構造上、積層させることは困難であり、フレキシブル基板に渦巻状にループパターンを形成せざるを得ない。これではフレキシブル基板上のループパターン部分が増大し、フレキシブル基板延いてはこれを搭載する端末装置の小型化が図り難い。本実施の形態では、端末本体300aの小型化と非接触IC通信性能を両立することができる。
なお、本実施の形態では、3本の縒り線構成の外導体を使用した例であるが、n本の縒り線構成であればどのようなターン数でもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4は、ループアンテナを構成する同軸ケーブルが1本の場合の例について説明する。
図7は、本発明の実施の形態4の携帯端末装置の概略構成を示すブロック図である。図3と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図7に示すように、携帯端末装置400は、端末本体400aに、近距離双方向通信を行うFeliCa ICモジュールなどの非接触IC無線回路160と、非接触IC無線回路160のループアンテナ素子の一部を構成する縒り線構成の第1の同軸ケーブル310と、プリント基板上に形成された3本の配線パターン411〜413からなりループアンテナ素子の一部を構成する基板パターン410と、第1の同軸ケーブル310の各外導体(被覆線)312〜314及び配線パターン411〜413に電気的に接続され、FeliCa IC使用周波数帯(13.56MHz,100〜500kbps)の高周波電流を切断する高周波切断回路を構成するインダクタンス332〜337とを備える。
上記基板パターン410を有するプリント基板は、フレキシブル基板であってもよい。
携帯端末装置400は、図3の携帯端末装置300の第2の同軸ケーブル320に代えて、プリント基板上の配線パターン411〜413からなる基板パターン410を用いる。
このように、本実施の形態によれば、携帯端末装置400は、外導体312〜314とプリント基板の基板パターン410(配線パターン411〜413)とを環状に接続してループアンテナ素子を構成するので、端末本体400aの小型化と非接触IC通信性能を両立することができる。本実施の形態は、無線通信手段が1つである場合など同軸ケーブルが1つの場合にループアンテナ構成用の第2の同軸ケーブルを新たに設置する必要がない。
なお、本実施の形態では、3ターン数のループアンテナに適用した例であるが、これは一例であり、同軸ケーブルと基板パターンの組み合わせは、どのような態様でもよい。例えば、実施の形態1,2のようにループアンテナのターン数1であってもよい。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。例えば、携帯端末装置として携帯電話機に適用した例について説明しているが、携帯電話機に限らずPDA等の携帯情報端末や非接触IC機能を持つポータブル音響・映像機器、ポータブルゲーム機、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置に適用可能である。
また、非接触IC機能としてFeliCa ICモジュールを例に説明したが、FeliCa ICシステム以外であってもよく、携帯端末装置に搭載可能な非接触IC機能にはすべて適用できる。
また、無線通信手段を構成する携帯電話無線回路110と及びDTV受信回路120の構成及び動作例は一例であり、どのような構成及び動作例でも構わない。例えば、無線通信手段は便宜的な呼称であり、DTV受信回路120のように電波受信のみ、また図示は省略するがゲーム機能など特定の機能部であれば何でもよい。
また、本実施の形態では携帯端末装置、及び携帯電話機という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯端末、アンテナ装置等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記携帯端末装置を構成する各回路部、例えばFeliCa IC等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
本発明に係る携帯端末装置は、非接触IC機能付き携帯電話機などの携帯端末装置、携帯用電子機器の用途に有用である。
100,200,300,400 携帯端末装置
100a,200a,300a,400a 端末本体
110 携帯電話無線回路
111,121 アンテナ
120 DTV受信回路
130 外部接続用コネクタ
141,142,201〜203 スイッチ
150,250 制御部
160 非接触IC無線回路
170,180,310,320 同軸ケーブル
171,181,311,321 中心信号線
172,182,312〜314,322〜324 外導体
191〜193,331〜337 インダクタンス
410 基板パターン
411〜413 配線パターン

Claims (12)

  1. ループアンテナを介して非接触通信を行う非接触通信手段と、
    無線通信手段と、
    前記無線通信手段の信号を伝送する同軸ケーブルとを備え、
    前記同軸ケーブルは、
    中心信号線と該中心信号線を同心的に絶縁した外導体とを有し、
    前記外導体を、前記非接触通信手段のアンテナ端子に電気的に接続し、ループアンテナ素子を構成する携帯端末装置。
  2. 前記非接触通信手段の使用周波数帯において、前記外導体とグランド間をハイインピーダンス状態又は切断する高周波切断手段を備える請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記高周波切断手段は、前記外導体とグランド間に接続されたインダクタンスである請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記高周波切断手段は、前記外導体とグランド間に接続されたスイッチと該スイッチを制御する制御手段である請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記高周波切断手段は、前記非接触通信手段の非接触通信時、前記外導体とグランド間をハイインピーダンス状態又は切断する請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 前記高周波切断手段は、前記無線通信手段の信号伝送時、前記外導体とグランド間を接続する請求項1記載の携帯端末装置。
  7. 前記同軸ケーブルは、筐体内で、所定大きさの環状形状のループを形成する請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記同軸ケーブルは、第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとからなり、前記第1の同軸ケーブルと前記第2の同軸ケーブルとを環状に接続して前記ループアンテナ素子を構成する請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 前記同軸ケーブルは、n(nは2以上の任意の自然数)本の縒り線構成の前記外導体を有し、前記n本の縒り線が、ターン数nのループアンテナ素子を構成する請求項1記載の携帯端末装置。
  10. 筐体と、
    筐体に設置された外部接続用コネクタとを備え、
    前記同軸ケーブルの前記中心信号線は、前記無線通信手段と前記外部接続用コネクタとを接続する請求項1記載の携帯端末装置。
  11. 配線パターンを有するプリント基板を備え、
    前記外導体と前記配線パターンとを環状に接続して前記ループアンテナ素子を構成する請求項1記載の携帯端末装置。
  12. 前記無線通信手段は、受信回路、及び/又は非通信回路を含む請求項1記載の携帯端末装置。
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