JP2008042430A - Sawデバイス、及びその製造方法 - Google Patents

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Shozo Matsumoto
省三 松本
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Abstract

【課題】コストアップなしで、不要なSAWを吸収することができ、しかも小型化が可能
なSAWデバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】SAW伝搬方向についてはSAWチップ15の気密空間S内に浸入する封止
樹脂31Aを阻止するメタルダム7を設けないようにし、浸入してくる封止樹脂31Aを
SAWチップ15のIDT電極17からSAW伝搬方向に放射される不要なSAWを吸音
する吸音材として機能させるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は表面実装型の弾性表面波デバイス(SAWデバイス)及びその製造方法に関わ
り、特に小型で周波数特性に優れたSAWデバイス及びその製造方法に関するものである
弾性表面波デバイス(SAWデバイス)は、水晶、タンタル酸リチウム(LiTaO3
)等の圧電基板上に櫛歯状の電極指(IDT電極)、反射器、接続パッド等のパターンを
配置した構成を備え、例えばIDT電極に高周波電界を印加することによって弾性表面波
を励起し、弾性表面波を圧電作用によって高周波電界に変換することによってフィルタ特
性を得るものである。
また近年、半導体部品においてCSP(Chip Size Package)と呼ばれる小型パッケー
ジング技術が一般化するのに伴って、SAWデバイスにおいても、デバイス小型化の容易
化と、バッチ式の製造方法による生産性の向上という覿点から、CSP技術を用いた生産
方法が導入されるようになっている。
ところで、弾性表面波(SAW)の伝搬方向への放射が大きいSAWデバイスにおいて
は、放射されたSAWがチップ端面で反射してデバイス特性を劣化させる、このため、放
射されたSAWを吸収する吸音材(アブソーバ)を塗布したり、放射されたSAWを散乱
させたりするための端面加工や特定の形状の散乱部材を配置するようにしていた。
図12は従来のSAWチップの構成を示した図であり、この図12に示すSAWチップ
100は、圧電基板101上にSAWを励振させるためのIDT電極102と接続パッド
103とが配置され、さらに接続パッド103上にバンプ104が接合されている。そし
て、SAWの放射が大きいSAW伝搬方向にはSAWを吸収する吸音材105が配置され
ている。
なお、先行文献として、特許文献1には、圧電体基板上に交差長を異ならせた櫛歯状の
入力電極と、この入力電極に対向させた櫛歯状の出力電極とを設けて成るSAW変換装置
において、入力電極の交差していない櫛歯部分に吸音材を各櫛歯に交差させた線上に塗布
するようにしたSAW変換装置が開示されている。
また特許文献2には、入力櫛歯電極と、この櫛歯電極から発生するSAWを伝搬させる
圧電基板とSAWを吸収する吸音材とを備えたSAW回路装置において、吸音材はSAW
の伝搬方向に対して傾斜した面を持ち、且つ複数列からなるSAW回路装置が開示されて
いる。
また特許文献3には、SAW素子の吸音材層と対向する領域に支持基材に凹部を設ける
ことで、SAW素子をフェイスダウン配置した場合にSAWの吸音層が支持基材の凹部に
接触することなく嵌め込まれるようにしたSAW装置が開示されている。
特開平6−29771号公報 特開平5−110375号公報 特開2000−252787公報
しかしながら、上記特許文献1〜3のSAWデバイスを作製するには、吸音材105を
塗布する工程や、SAWチップの端面を加工する工程、散乱部材を形成する工程などが必
要なるため、コストアップを招くという問題があった。またアブソーバを塗布する領域が
必要になるため、小型化の妨げになっていた。さらに、フリップチップボンディングを用
いるデバイスの場合には、アブソーバの高さがフリップチップボンディングの障害になる
ため、特許文献3に開示されているように支持基材に凹部を形成する必要があるため、さ
らに支持基材の加工等を行う工程が必要になり更なるコストアップを招いていた。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、コストアップなしで、
不要なSAWを吸収することができ、しかも小型化が可能なSAWデバイスとその製造方
法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のSAWデバイスは、圧電基板と、圧電基板の一面に
形成したIDT電極と、配線パターンと導体バンプを介して接続される接続パッドとを備
えたSAWチップと、SAWチップを実装基板にフリップチップ実装した状態で、SAW
チップ外面から実装基板上面にかけて被覆形成されることによりIDT電極と実装基板と
の間に気密空間を形成する封止樹脂とを備えたSAWデバイスであって、SAW伝搬方向
と直交する方向から封止樹脂がSAW励振部分へ浸入するのを阻止する阻止壁を形成し、
IDT電極のSAW伝搬方向延長上に、IDT電極から励振されたSAWが封止樹脂に直
接到達する個所を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、SAW伝搬方向についてはIDT電極から励振されたSAWが封止樹
脂に直接到達する個所を設けることで、封止樹脂をSAW伝搬方向に放射される不要なS
AWを吸音する吸音材として機能させることができ、吸音材を配置するスペースが不要に
なるため、装置の小型化を図ることが可能になる。
また吸音材を塗布する工程も不要になるため、量産性に優れたものとなり、コストダウ
ンを図ることが可能になる。
また本発明のSAWデバイスは、阻止壁がSAW伝搬方向から浸入する封止樹脂の一部
を阻止するように形成されている。
このように構成すれば、SAW伝搬方向からSAWチップ内に浸入する封止樹脂の浸入
量を調整することが可能になるため、良好なデバイス特性を得ることが可能になる。
また本発明のSAWデバイスは、SAW伝搬方向から浸入する封止樹脂の一部を阻止す
る阻止壁に傾斜を設けるようにした。
このように構成すれば、SAW伝搬方向からSAWチップ内に浸入する封止樹脂Aの浸
入量をより細かく調整することが可能になるため、良好な周波数特性を容易に得ることが
可能になる。
また本発明のSAWデバイスは、阻止壁がSAW伝搬方向と直交する方向からの厚みが
部分的に厚く形成されている。
このように構成すると、SAW伝搬方向とは直交する方向からの応力に対する強度を高
めることができ、封止樹脂を圧入力する際の自由度を高めることができるので封止樹脂の
封止条件を拡げることが可能になる。
また本発明のSAWデバイスの製造方法は、圧電ウェーハ上に電極の配線パターン形成
する工程と、少なくともSAW伝搬方向と直交する方向からの樹脂の浸入を阻止する阻止
壁を圧電ウェーハ上のSAW伝搬方向両側に形成する工程と、圧電ウェーハをダイシング
により各SAWチップに切断する工程と、SAWチップを実装基板上にフリップチップ実
装する工程と、SAWチップ外面を樹脂にて覆う工程と、樹脂にて外面をラミネートした
SAWチップを加圧しながら加熱することにより硬化させる工程と、からなる。
このような本発明によれば、SAW伝搬方向と直交する方向からの樹脂の浸入を阻止し
て、SAW伝搬方向からSAWチップ内に樹脂を浸入させることで、この樹脂を吸音体と
して機能させるようにしている。従って、本発明の製造方法によれば、スクリーン印刷ま
たはディスペンサなどにより吸音材を塗布する工程が不要になるので、量産性に優れたも
のとなり、SAWデバイスのコストダウンを図ることが可能になる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るSAWデバイスを示しており、(a)は外観斜視
図、(b)はA−A断面図、(c)はB−B断面図、(d)は搭載されるSAWチップの
下面図である。
この図1に示すSAWデバイス1は、ガラス、樹脂、セラミック、ガラスエポキシ、ア
ルミナ等から成る絶縁基板3、絶縁基板3の底部に設けた表面実装用の実装端子4、及び
、絶縁基板3の上面に設けられ且つ内部導体6を介して実装端子4と導通した配線パター
ン5、から成る実装基板2と、配線パターン5と導体バンプ10を介して電気的機械的に
接続される接続パッド16、及び接続パッド16と導通したIDT電極17を夫々圧電基
板18の下面に備えたSAWチップ15と、SAWチップ15の下面を除いた外面(上面
、及び側面)を被覆することによりIDT電極17と実装基板上面との間に気密空間Sを
形成する封止樹脂31Aと、を備えている。圧電基板18は、例えば水晶、タンタル酸リ
チウム等から構成する。導体バンプ10は、この例ではAuを用いるが、導電性接着剤、
半田等から構成してもよい。
SAWチップ15を構成するIDT電極17は、給電側のリード端子から高周波電界を
印加されることによって弾性表面波を励起し、弾性表面波を圧電作用によって高周波電界
に変換することによってフィルタ特性を得ることができる。
封止樹脂31Aは、樹脂シートを一旦軟化温度まで加熱昇温させてから加圧変形させて
SAWチップ15外面と実装基板上面に密着させた後で、硬化温度まで加熱昇温させて形
状を固定することにより形成され、SAWチップ15の気密性、及び実装基板に対するS
AWチップ15の固定力を補強する。更に、封止樹脂31Aは、SAW伝搬を確保するた
めにIDT電極17と絶縁基板3の上面との間の空間を気密化された内部空間(気密空間
S)とするための封止手段としても機能する。
SAWチップ15の下面には、樹脂封止工程の際にSAWチップ15の長手方向両側に
のみ金属または合金からなる矩形長棒状の阻止壁(以下、メタルダムと称する)7を形成
してSAW伝搬方向と直交する方向から気密空間S内に封止樹脂31Aが浸入するのを防
止するようにしている。換言すれば、SAWチップ15の短手方向両側にはメタルダム7
を形成しないようにしてSAW伝搬方向から気密空間S内に封止樹脂31Aを積極的に浸
入させるようにしている。そして、本実施形態では、この浸入させた封止樹脂31Aを吸
音材(アブソーバ)として機能させるようにした点に特徴がある。なお、メタルダム7は
実装基板2に接触しないように構成されている。
なお、メタルダム7は金属又は合金から形成され、SAWチップ1上に形成された接続
パッド16や該接続パッド16とIDT電極17とを接続する配線電極等よりも膜厚が厚
いので、SAWチップ15上における低抵抗な配線電極として用いることができる。例え
ば、メタルダム7が接地用接続パッドに接続されている場合、ダムを低抵抗な接地電極と
して利用することが可能となり、SAWデバイスの低損失化に効果がある。
図2は、第1の実施形態のSAWデバイスにおける封止樹脂の浸入量の説明図であり、
(a)は封止樹脂浸入の様子を示した図、(b)は封止時のプレス圧力と樹脂浸入量との
関係を示した図である。
図2(a)に示すように、SAWチップ15のSAW伝搬方向から気密空間S内に封止
樹脂31Aが浸入している。このようなSAWチップ15内への封止樹脂31Aの最大浸
入量Xは、図2(b)に示すように樹脂封止時のプレス圧力により調整することができる
このように第1の実施形態のSAWデバイス1においては、SAW伝搬方向については
SAWチップ15の気密空間S内に浸入する封止樹脂31Aを阻止するメタルダム7を設
けないようにした。そして浸入してくる封止樹脂31AをSAWチップ15のIDT電極
17からSAW伝搬方向に放射される不要なSAWを吸音する吸音材として機能させるよ
うにした。これにより、吸音材を配置するスペースが不要になり、SAWデバイスの小型
化を図ることが可能になる。
またSAWデバイスを製造する際に吸音材を塗布する工程も不要になるため、量産性に
優れたものとなりコストダウンを図ることが可能になる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るSAWデバイスのメタルダムの構造を示した図
である。
図3(a)に示すSAWデバイス20は、メタルダム21を略コの字状に形成すること
で、SAWチップ15の長手方向両側に加えて短手方向両側の一部にSAWチップ15内
に浸入する封止樹脂31Aを阻止するメタルダム21を設けるようにしたものである。こ
のように構成すれば、SAW伝搬方向からSAWチップ15内に浸入する封止樹脂31A
の浸入量を調整することが可能になるため、良好なデバイス特性を得ることが可能になる

また図3(b)に示すSAWデバイス20は、SAWチップ15の短手方向両側の一部
に形成するメタルダム22に傾斜を与えるようにした。ここで傾斜とは、SAW伝搬方向
と直行する方向に対しての傾斜を意味する。このように構成すれば、IDTから励振され
るSAWの伝搬方向延長上に確実に樹脂を配置させることが可能となる上、SAW伝搬方
向からSAWチップ15内に浸入する封止樹脂31Aの浸入量をより細かく調整すること
も可能になる。よってSAWチップ15の端面からのSAWの反射が抑制され、良好な周
波数特性を容易に得ることが可能になる。さらに、メタルダム22に傾斜を与えることで
、樹脂封止の際にかかる圧力を分散させることが可能となり、メタルダム22の破損防止
に著しい効果を発揮する。メタルダム22の傾斜の方向は、SAWチップ15の端面側に
傾斜させる場合と、IDT17側へ傾斜させる場合とが考えられるが、図3(b)に示す
ようにIDT17側へ傾斜させた方が、所望の位置へ確実に樹脂を配置することができる
点で好ましい。
図4は本発明の第3の実施形態に係るSAWデバイスのメタルダムの構造を示した図で
ある。
この図4に示すSAWデバイス20では、SAWチップ15の長手方向両側に形成した
メタルダム23の厚み(伝搬方向と直交する方向への厚み)を部分的に厚くなうように構
成している。つまり、メタルダム23段差を与えるようにしたものである。このようにメ
タルダム23の一部に段差を設けメタルダム23の厚みを部分的に厚くすると、SAW伝
搬方向とは直交する方向からの応力に対する強度を高めることができ、メタルダム23の
破損を防止することができる。従って、このように構成すれば、封止樹脂を圧入力する際
の自由度を高めることができるので封止樹脂31Aの封止条件を拡げることが可能になる
次に、上記した本実施形態のSAWデバイスの製造方法について説明する。
図5は本実施形態のSAWデバイスの製造工程を示した図である。
図5に示すように、本実施形態の圧電デバイス1は、圧電ウェーハ上に接続電極16や
IDT電極17の配線パターン形成するパターン形成工程(S1)と、少なくともSAW
伝搬方向と直交する方向からの樹脂の浸入を阻止するメタルダム(阻止壁)7を圧電ウェ
ーハ上のSAW伝搬方向両側に形成するメタルダム形成工程(S2)と、圧電ウェーハを
ダイシングにより各SAWチップ15に切断するSAWチップ切断工程(S3)と、実装
基板2上の配線パターン5とSAWチップ下面の接続パッド16とを導体バンプ10を介
して接続することにより実装基板2上にSAWチップ15をフリップチップ実装するフリ
ップチップ実装工程(S4)と、SAWチップ15の上面にSAWチップよりも面積が大
きい樹脂シート30を載置して実装基板の一端から他端へ向けて樹脂シート30を軟化(
又は溶融)させながら樹脂シートを加圧することにより気密空間Sを確保しながらSAW
チップ外面を樹脂31Aにて覆うラミネート工程(S5)と、樹脂31Aにて外面をラミ
ネートしたSAWチップ15を加圧しながら加熱することにより、気密空間S内の気体の
膨張を抑制しながら樹脂31Aを硬化させるプレス成形工程(S6)と、プレス成形工程
を経たSAWデバイス1を樹脂31Aが完全に硬化する温度・時間にて加熱する熱硬化工
程(S7)と、から成る。
なお、メタルダム形成工程(S2)においては、SAW伝搬方向から浸入してくる樹脂
の一部を阻止するようにメタルダムを形成するようにしても良い。その場合は、例えば、
SAW伝搬方向両側に形成するメタルダムの形状を矩形長棒状から略コの字状にして圧電
ウェーハの短手方向両側の一部にメタルダムを形成することも勿論可能である。
本実施形態のSAWデバイス1では、SAW伝搬方向からSAWチップ15内に樹脂3
1Aを浸入させ、この樹脂31Aを吸音体(アブソーバ)として機能させるようにしてい
る。従って、図5に示した本実施形態の製造工程では、スクリーン印刷またはディスペン
サなどにより吸音材を塗布する工程が不要になる。よって、量産性に優れたものとなり、
SAWデバイス1のコストダウンを図ることが可能になる。
なお、メタルダム7は蒸着、スパックリング、イオンプレーティング等の乾式成膜法に
より成膜されたものであり、且つ、ダムのパターン形成がリフトオフ法によるものである
ことが好ましい。電気メッキや無電解メッキなどの湿式成膜法を用いてダムとなる金属膜
または合金膜を成膜した場合、金属膜または合金膜の表面に不純物がついてしまう。金属
膜または合金膜の表面に不純物がついたままSAWデバイスを構成すると、ダム、接続パ
ッド16、IDT電極17等に腐食が発生し、SAWデバイスの性能を著しく劣化させて
しまう。これを防ぐためには湿式成膜法による成膜の後で洗浄工程を入れる必要があるが
、製造工程が増えてしまう問題がある。また湿式成膜法ではダムの材料として好ましいA
lを成膜することが困難である。
以上の理由から、蒸着、スパックリング、イオンプレーティング等の乾式成膜法を用い
てダムとなる金属膜または合金膜を成膜すれば、金属膜または合金膜の表面に不純物がつ
くことはほとんどなくなるので、湿式成膜法で必要であった成膜後の洗浄工程も実施する
必要がなくなる。また、乾式成膜法であれば、湿式成膜法で困難であったAlの成膜も容
易に行える。
また、ダムパターン形成法として印刷工法を用いた場合、微細なダムパターンを形成す
ることが困難である。フォトリソグラフイ技術によれば微細なダムパターンに対応したレ
ジストパターンを形成することができる。ダムの形成は接続パッド16やIDT電極17
の形成よりも後に行う必要があるので、ダムを形成する箇所のみに選択的に成膜すること
ができるリフトオフ法を用いて、ダムとなる金属膜または合金膜を形成するのが良い。
なお、ダムの形成を接続パッド16やIDT電極17の形成よりも後に行うのは、ダム
の膜厚が接続パッド16やIDT電極17よりも厚いためである。ダムを形成した後で接
続パッド16やIDT電極17を形成すると、接続パッド16やIDT電極17のフォト
リソグラフイ工程においてレジストを均一な膜厚で塗布することができなくなり、接続パ
ッド16やIDT電極17の仕上がり寸法にばらつきが生じてしまう。従って、ダムは接
続パッド16やIDT電極17を形成した後で形成する必要がある。
前記メタルダムを形成する金属膜、又は合金膜は単層でもよいし、積層膜であっても良
い。例えば、Alの真空蒸着膜からなるダムをLiTaO3基板上にリフトオフ法で形成
する際に、Alの真空蒸着中にレジストパターンが変質しないよう低温で成膜する場合は
LiTa03とAlダムの密着性が弱くなることがあるので、AlダムとLiTa03との
間に密着性を向上させる金属膜または合金膜(以下、密着膜と呼ぶ)を少なくとも1層設
けても良い。この密着膜を、接続パッド16またはIDT電極17と同じ膜構造とすれば
、製造工程を増やすことなく密着膜を形成することができ、また、接続パッド16または
IDT電極17と同時に密着膜を形成することができる。
以下の主要な工程を説明する。なお、本実施形態では、複数の実装基板をシート状に連
結一体化した実装基板母材を用いたバッチ処理によるSAWデバイスの製造方法について
説明するが、本発明の製造方法は個々の実装基板個片上にSAWチップを搭載してから更
に樹脂被覆を行う方法にも適用することができる。
図6(a)及び(b)は、実装基板母材40上の各個片領域2上にSAWチップ15を
フリップチップ実装する工程を示す平面図、及び正面縦断面である。各個片領域に属する
実装基板2は、図1にて説明したように、絶縁基板3の底部に実装端子4を、上部に配線
パターン5を備え、内部に実装端子4と配線パターン5を導通する内部導体6を備えてい
る。この配線パターン5上にSAWチップの接続パッド16を、導体バンプ10を用いて
接続することによりフリップチップ実装が行われる。
次に、図7は図6に示した実装基板母材40上に実装した複数のSAWチップ15(圧
電基板18)の上面に跨るように、ベースフィルム33を剥離した樹脂シート30(樹脂
シート本体31)の下面を載置した状態を示している。樹脂シート本体31はタック性を
有しているため、ベースフィルム33を剥離した下面をSAWチップ上面に載置すれば、
SAWチップ15上面に樹脂シート30が仮接着され、ハンドリング等において樹脂シー
トがずれを起こす虞が無くなる。
ここで、シート樹脂30の構造を説明しておく。図8は、樹脂シート30の一例を示す
拡大断面図であり、この樹脂シート30は、樹脂シート本体31の一方の面に離型性を有
する保護フィルム32を剥離可能に貼付し、他方の面にはベースフィルム33が剥離可能
に貼付されている。樹脂シート本体31は、液状のエポキシ樹脂をシート化したものであ
り、液体の構造を保ったまま結晶化することなく凍結されることにより流動性を喪失した
ものである。後述するラミネート工程において、樹脂シート30を軟化させるために熱可
塑性を有している。
樹脂シート本体31は、タック性を有しているため、後述のラミネート工程や、プレス
成形工程での離型が容易化するように、離型性保護フィルム32が上面に貼付されている
。本実施形態では、保護フィルム32として、厚さ80μm程度のポリエチレンテレフタ
レート(PET)を使用している。ベースフィルム33としては、厚さ50μmのポリエ
ステルを使用した。
図9は、各SAWチップ15上に仮接着された樹脂シート30を、ラミネート装置50
によりSAWチップに対してラミネートする熱ローララミネート工程を説明する断面図で
ある。
熱ローララミネート工程を実施するためのラミネート装置50は、SAWチップ15を
搭載した実装基板母材40を矢印で示す方向へ所定のラミネート速度で移動させる図示し
ない移動手段と、SAWチップ15上の樹脂シート30の上面に圧接して矢印方向へ回転
駆動される熱ローラとしての押圧ローラ51と、実装基板母材40の下面を支持して押圧
ローラ51との間で加圧力を発生するガイド部材としての支持ローラ52と、を備えてい
る。押圧ローラ51は、図示しないヒータにより所要温度に加熱制御されると共に、図示
しない駆動源により実装基板母材をラミネート方向へ送るように回転駆動される。支持ロ
ーラ52は、矢印方向へ連れ回り、或いは回転駆動される。なお、押圧ローラ51との間
で加圧力を発生するためのガイド部材としては、支持ローラ52に代えて平坦なステージ
状のガイド部材を設けて実装基板母材下面をガイドするようにしてもよい。
この熱ローララミネート工程では、以下の条件を満たすことが求められる。
(a)押圧ローラ51の加熱温度を樹脂シート30の軟化(又は溶融)温度以上、且つ硬
化温度未満に設定すること、
(b)押圧ローラ51によって樹脂シート30上面を加熱しながら加圧することにより軟
化(又は溶融)させること、
(c)軟化(又は溶融)した樹脂シート30を押圧ローラ51にて加熱しながら加圧する
ことによって、樹脂シート本体31をSAWチップ間の谷間に充填、浸透させて、気密空
間Sを確保しながらSAWチップ15を樹脂にて被覆すること。
複数のSAWチップ15上に跨って仮接着された樹脂シート30は、図9(a)の押圧
ローラ51を用いたラミネート工程により、その樹脂シート本体31が、SAWチップ外
面から実装基板母材上面にかけて充填されることによりラミネートが行われる。
図示しないヒータによりコントロールされる押圧ローラ51の表面温度は、樹脂シート
本体31の軟化温度以上、且つ硬化温度未満に保持されている。本実施形態における樹脂
シート本体31は、ラミネート可能な弾性率にまで軟化する温度が60℃以上であり、且
つ硬化温度が150℃であるため、例えば押圧ローラ51の表面温度を80〜100℃に
保つことにより、最適な軟化状態でのラミネートが可能となる。本実施形態では、下側の
支持ローラ52(又はステージ)は特に加熱しなかったが、必要に応じて加熱してもよい
。両ローラ51、52間のギャップは、概ね実装基板母材40の肉厚とSAWデバイス1
5の高さ寸法とを合せた寸法と同等に設定するが、離型性保護フィルム32の厚さや樹脂
シート本体31の弾性率等に応じて適宜調整する必要がある。
押圧ローラ51は、手動又はモータ駆動等により矢印方向へ回転駆動され、図9(a)
に示したように、各SAWチップ15上に樹脂シート30を仮接着した実装基板母材40
をローラ51、52間に挟み込むように差し込むことにより、図9(b)に示すように、
軟化した樹脂シート本体31がSAWチップ15の谷間に入り込んで実装基板表面に到達
し、SAWチップ15と実装基板母材表面との間に気密空間Sを確保しつつ、SAWチッ
プ15を包囲する。
なお、本実施形態において熱ローララミネート法を採用しているのは、SAWチップ1
5と実装基板母材40との間の気密空間Sが必要以上に拡張されないよう、樹脂シートの
一端側から他端側へ向けて順次加圧してエアーを抜きながらラミネートする目的があるか
らである。従って、順次エアーを抜きながらラミネートできる方法であれば、樹脂シート
を加熱し且つ加圧する手段としては、押圧ローラ以外の手段を採用可能である。
なお、ラミネート工程を真空オーブン等の減圧雰囲気中で行えば、更に効率よくエアー
を抜き、樹脂の密着性を高め、且つ適切な気密空間Sを形成することができる。
なお、ラミネート工程を窒素等の不活性ガス雰囲気中にて行えば、SAWデバイスの経
年変化を防止し、特性を経時的に向上することができる。
なお、ラミネート工程だけでは樹脂シート本体31の硬化は完了しておらず、別途完全
に硬化させる工程が必要である。但し、ラミネート後の樹脂は柔らかく、単に硬化温度で
加熱するだけであると、気密空間S内のエアーが膨張して樹脂を押し出し、気密空間が必
要以上に拡大してしまう。この不具合を抑圧しながら樹脂を完全硬化することが求められ
ている。このような目的で行われる工程が、プレス成形工程である。
即ち、図10(a)及び(b)は、ラミネート工程後に行うプレス成形工程を説明する
ための図である。このプレス成形を実施することで、加熱によるエアーの膨張によって、
気密空間Sが必要以上に大きくなることを防止できる。
このプレス成形工程は、プレス成形装置60によって実施される。このプレス成形装置
60は、実装基板母材40の底面を支持する金属型61と、金属型61上に支持された実
装基板母材40の外径方向に位置するスペーサ62と、実装基板母材40上にラミネート
された樹脂シート30の上面外縁に沿って添設される枠体63と、枠体63の上面を加圧
する金属板(加圧部材)64と、プレス機70と、を備えている。
まず、ラミネート工程を終えた樹脂ラミネート済み実装基板母材(図9(b)、以下、
ラミネート済みユニットU、と言う)を、図10(a)のように金属型61の上面に載置
し、ラミネート済みユニットUに過剰な圧力がかからぬように、ラミネート済みユニット
Uの外径方向に離間してテフロン(登録商標)スペーサ62を設ける。このテフロン(登
録商標)スペーサ62は、金属型61の上面に固定する。そして、ラミネート済みユニッ
トUの樹脂シート30上に、SAWチップ15が実装されている領域よりも大きく開口し
た環状のテフロン(登録商標)枠体63を載せ、その上に金属板64を載置する。
ラミネート済みユニットUを図10(a)の如くセットした後、プレス機70を用いて
図10(b)に示した如きプレス成形を行う。このプレス機70は、上型(加圧部材)7
1と下型72とから成り、上型71と下型72は夫々樹脂の硬化温度である150℃に設
定されている。下型72上に金属型61を載置すると共に、金属板64の上面に上型71
を当接させてプレスを行う。
プレスによって気密空間S内のエアーの膨張を強制的に抑えながら、樹脂を硬化させる
ので、エアーの膨張による気密空間の不要な拡大は発生しない。また、テフロン(登録商
標)枠体63の下部に位置する樹脂を潰した状態でプレス成形することにより、実装基板
母材40上に搭載されたSAWチップ群の外周縁に位置するSAWチップの裾部(図10
(b)中のB部)に特に発生しやすいエアーの膨張(ボイド)が抑圧される。
なお、本実施形態では樹脂シートの上面外周縁を加圧する枠体としてテフロン(登録商
標)枠体63を用いたが、これは一例に過ぎず、テフロン(登録商標)以外の材料から成
る枠体であってもよい。また、枠体63を金属板(加圧部材)64に一体化させた構造で
あってもよいし、金属板64を使用せず直接プレス上型(加圧部材)71により加圧する
場合は、プレス機上型71の下面に枠体63を一体化させた構造であってもよい。
また、枠体63は、樹脂シート30の側面方向への膨張を抑える手段であるため、その
目的が達成されるのであれば、必ずしも樹脂シート30の上面に配置しておく必要はなく
、SAWチップ群の外径側に相当する実装基板母材40上に予め環状の枠体63を一体化
させておいてもよい。この場合、平板状の実装基板母材40上に別部材としての枠体を固
定するとすれば、枠体の位置ずれの問題が生じ得るが、例えば実装基板母材をセラミック
(アルミナ)にて構成する場合に、実装基板母材の製造時に同材質から成る枠体を予め一
体製造しておけば、枠ずれ等の不具合を防ぐことができる。
本実施形態では、図10(b)の状態を10分間維持してから平板プレス成形を終えた
。今回採用した樹脂シート30は、図10(b)の平板プレス成形を十分行えばエアーの
膨張によって、樹脂が外側に押し出されることが無くなる。
プレス成形工程を終えた後に、後硬化工程に入る。後硬化工程では、雰囲気温度を15
0℃に設定した恒温槽(後硬化装置)中にラミネート済みユニットUを図11(a)のよ
うな状態で配置し、3時間加熱する。これは今回採用した樹脂シート30の樹脂シート本
体31が完全に硬化するのに十分な温度・時間であり、使用する樹脂シートの材質等の条
件の違いによって適宜硬化条件を選択する必要がある。なお、離型性保護フィルム32を
剥がすのは、後硬化工程に入る前でも後でもかまわず、プレス成形工程以降であればよい
。この実施形態では、後硬化工程を終えてから離型性保護フィルム32であるPETを剥
がした。
そして、図11(a)に示されているダイシング切り代に沿って、幅Dのダイシングブ
レードにてダイシングし、図11(b)のような個片のSAWデバイスを得た。
通常、ダイシングは、切削水や薬品等をかけながら行うので、封止材である樹脂が吸水
する虞がある。樹脂による吸水がSAWデバイスの耐湿性や経時変化特性を劣化させる虞
がある場合、或いは水蒸気爆発現象(ポップコーン現象)による封止樹脂が破壊する虞が
ある場合などは、ダイシング後にベーキング工程を設けて水分を樹脂から出せばよい。
(a)乃至(d)は本発明の第1の実施形態に係るSAWデバイスのメタルダムの構造を示した図である。 第1の実施形態のSAWデバイスにおける封止樹脂の浸入量の説明図であり、(a)は封止樹脂の浸入量の様子を示した図、(b)は封止時のプレス圧力と樹脂浸入量の関係を示した図である。 (a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係るSAWデバイスのメタルダムの構造を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係るSAWデバイスのメタルダムの構造を示した図である。 本実施形態のSAWデバイスの製造工程を示した図である。 (a)及び(b)は実装基板母材上の各個片領域上にSAWチップをフリップチップ実装する工程を示す平面図、及び正面縦断面である。 実装基板母材上に実装した複数のSAWチップの上面に跨るように、ベースフィルムを剥離した樹脂シートの下面を載置した状態を示す図である。 樹脂シートの一例を示す拡大断面図である。 (a)及び(b)は各SAWチップ上に仮接着された樹脂シートを、ラミネート装置によりSAWチップに対してラミネートする熱ローララミネート工程を説明する断面図である。 (a)及び(b)はラミネート工程後に行うプレス成形工程を説明する図である。 (a)及び(b)は後硬化工程の説明図である。 従来のSAWデバイスの構成を示した図である。
符号の説明
1、20 SAWデバイス、2 実装基板、3 絶縁基板、4 実装端子、5 配線パ
ターン、6 内部導体、7、21、22、23メタルダム、10 導体バンプ、15 S
AWチップ、16 接続パッド、17 IDT電極、18 圧電基板、30 樹脂シート
、31 樹脂シート本体、31A 封止樹脂、32 保護フィルム、33 ベースフィル
ム、40 実装基板母材、51 押圧ローラ、52 支持ローラ、55 ブレード、60
プレス成形装置、61 金属型、62 スペーサ、63 枠体、64 金属板(加圧部
材)、70 プレス機、71 上型、72 下型、75 恒温槽(後硬化装置)

Claims (5)

  1. 絶縁基板と、該絶縁基板の底部に配置した表面実装用の実装端子と、該絶縁基板の上部
    に配置され前記実装端子と導通した配線パターンとを備えた実装基板と、
    圧電基板と、該圧電基板の一面に形成したIDT電極と、前記配線パターンと導体バン
    プを介して接続される接続パッドを備えたSAWチップと、
    前記SAWチップを前記実装基板にフリップチップ実装した状態で、前記SAWチップ
    外面から実装基板上面にかけて被覆形成されることにより前記IDT電極と前記実装基板
    との間に気密空間を形成する封止樹脂とを備えたSAWデバイスであって、
    SAW伝搬方向と直交する方向から前記封止樹脂がSAW励振部分へ浸入するのを阻止
    する阻止壁を設け、前記IDT電極のSAW伝搬方向延長上に、前記IDT電極から励振
    されたSAWが前記封止樹脂に直接到達する個所を備えたことを特徴とするSAWデバイ
    ス。
  2. 請求項1に記載のSAWデバイスにおいて、前記阻止壁は、前記SAW伝搬方向から浸
    入する前記封止樹脂の一部を阻止するように形成されていることを特徴とするSAWデバ
    イス。
  3. 請求項2に記載のSAWデバイスにおいて、前記SAW伝搬方向から浸入する前記封止
    樹脂の一部を阻止する阻止壁に傾斜を設けたことを特徴とするSAWデバイス。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のSAWデバイスにおいて、
    前記阻止壁は、前記SAW伝搬方向と直交する方向の厚みが部分的に厚く形成されてい
    ることを特徴とするSAWデバイス。
  5. 圧電ウェーハ上に電極の配線パターン形成する工程と、少なくとも前記SAW伝搬方向
    と直交する方向からの樹脂の浸入を阻止する阻止壁を前記圧電ウェーハ上の前記SAW伝
    搬方向両側に形成する工程と、前記圧電ウェーハをダイシングにより各SAWチップに切
    断する工程と、前記SAWチップを前記実装基板上にフリップチップ実装する工程と、前
    記SAWチップ外面を樹脂にて覆う工程と、前記樹脂にて外面をラミネートした前記SA
    Wチップを加圧しながら加熱することにより硬化させる工程と、からなることを特徴とす
    るSAWデバイスの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009272975A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電部品の製造方法
WO2011138877A1 (ja) * 2010-05-07 2011-11-10 株式会社村田製作所 弾性表面波装置及びその製造方法

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