JP2005175345A - 電子部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止された圧電振動子を有し、小型化でき、圧電振動子の劣化を防止でき、且つ製造の容易な電子部品を実現する。
【解決手段】電子部品1は、互いに反対側を向く第1の面10aおよび第2の面10bを有する部品本体10と、この部品本体10の第1の面10aに貼り合わされた封止用樹脂シート20と、部品本体10の第2の面10bに貼り合わされた第2の樹脂シート30とを備えている。部品本体10は、一部が第1の面10aにおいて露出する1以上の圧電振動子11を含んでいる。封止用樹脂シート20は、第1の面10aにおいて露出する圧電振動子11の一部を封止するための1以上の空洞部21を有している。封止用樹脂シート20は、部品本体10とは別個に形成される。樹脂シート20,30は、熱融着によって部品本体10の面10a,10bに貼り合わされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、封止された圧電振動子を有する電子部品およびその製造方法に関する。
弾性表面波素子、薄膜バルク波振動子、水晶振動子等の圧電振動子を有する電子部品では、水分、塵芥等の異物が圧電振動子に付着しないように、圧電振動子を封止する必要がある。更に、圧電振動子を有する電子部品では、圧電振動子の動作に影響を与えないように、封止用の部材が圧電振動子の振動部分に接触しないようにする必要がある。
圧電振動子を封止する方法の一つとしては、プラスチック、セラミック等で形成されたパッケージ内に圧電振動子を収納する方法が知られている。圧電振動子を封止する他の方法としては、以下に示すように種々の方法が提案されている。
特許文献1に記載された方法では、まず、フォトリソグラフィにより、表面に櫛型電極が形成された圧電基板上に、櫛型電極を含む弾性表面波が伝搬する部分(動作領域)を囲うように、第1の感光性膜よりなる包囲壁を形成する。次に、第2の感光性膜よりなる蓋体を包囲壁に接合する。
特許文献2に記載された方法では、表面に導電構造が形成された圧電基板上に、導電構造を囲うフレームを設け、次に、プリント配設板をフレームに接合する。特許文献2には、フレームの材料として、接着剤、ガラスはんだ、軟ろうが挙げられている。
特許文献3に記載された方法では、くし歯状電極が形成された圧電基板の一方の面と、ユニット基板の一方の面とを、表面波伝搬路を囲う環状部材を介して接合する。
特許文献4には、次の2つの方法が記載されている。第1の方法は、機能素子チップの一方の面に、機能素子チップの機能部を囲う空間を有するセラミック製の空間保持体を、共有結合によって接合するものである。第2の方法は、フォトリソグラフィにより、機能素子チップの一方の面に、機能素子チップの機能部を囲うように、合成樹脂膜よりなる支台層を形成し、次に、支台層上に、合成樹脂膜よりなる蓋体を形成するものである。
特許文献5に記載された方法では、弾性表面波素子が搭載される基板の一方の面において、弾性表面波素子の動作領域を囲う位置にダムを形成する。次に、弾性表面波素子の動作領域が基板の一方の面と対向するように、弾性表面波素子を基板に接合する。
特許文献6に記載された方法では、圧電共振子を、接着剤層を介して一対の封止基板によって封止すると共に、接着剤層の少なくとも圧電共振子の励振電極に対向する部分に振動空間を形成する。
特許文献7に記載された方法では、圧電共振子の励振電極を樹脂層によって被覆し、且つ圧電共振子を、接着剤層を介して一対の封止基板によって封止すると共に、接着剤層の少なくとも圧電共振子の励振電極に対向する部分に振動空間を形成する。
特開平10−112624号公報 特許第3108107号公報 特開平5−90882号公報 特開平10−270975号公報 米国特許第5969461号明細書 特開平10−163793号公報 特開平11−41051号公報
前述の圧電振動子を封止する方法のうち、プラスチック、セラミック等で形成されたパッケージ内に圧電振動子を収納する方法では、パッケージと圧電振動子との間に空隙が必要になり、その結果、パッケージが圧電振動子よりも大幅に大きくなるという問題点がある。また、この方法では、圧電振動子とパッケージを含む電子部品の構造が複雑になるため、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。
特許文献1に記載された方法では、動作領域を含む圧電基板上で、現像を含むフォトリソグラフィを行なうことから、現像液による動作領域の汚染や腐食が発生するという問題点がある。また、この方法では、包囲壁の近傍に現像液が残り、リフロー半田付け処理等の加熱を伴う処理の際に現像液からガスが発生し、このガスが圧電振動子の特性を変化させる場合があるという問題点がある。
特許文献2に記載された方法では、圧電基板上にフレームを形成する工程が繁雑であり、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。
特許文献3に記載された方法では、圧電基板上で環状部材を形成する場合には、特許文献1に記載された方法と同様に、動作領域の汚染や腐食が発生するという問題点がある。また、圧電基板とは別個に環状部材を形成する場合には、以下のような問題点がある。すなわち、1枚のウェハに多数の圧電振動子を形成して1枚のウェハより多数の電子部品を製造する場合には、圧電基板とは別個に環状部材を形成すると、多数の環状部材をウェハ上に配置および接合する必要が生じる。そのため、この場合には、多数の環状部材をウェハ上に配置および接合する工程が繁雑であり、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。
特許文献4に記載された方法のうちの第1の方法では、セラミック製の空間保持体の製造および機能素子チップへの接合が容易ではなく、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。また、特許文献4に記載された方法のうちの第2の方法では、特許文献1に記載された方法と同様に、動作領域の汚染や腐食が発生するという問題点がある。
特許文献5に記載された方法では、基板にダムを形成する工程が繁雑であり、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。
特許文献6に記載された方法では、振動空間が形成されるように接着剤層を形成することが容易ではなく、電子部品の製造に要する時間が長くなると共に製造コストが高くなるという問題点がある。
特許文献7に記載された方法では、特許文献6に記載された方法と同様の問題点があると共に、樹脂層が圧電共振子の励振電極に接触するため、圧電共振子の特性が変化するという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、封止された圧電振動子を有し、小型化でき、圧電振動子の劣化を防止でき、且つ製造の容易な電子部品およびその製造方法を提供することにある。
本発明の電子部品の製造方法は、互いに反対側を向く第1および第2の面を有すると共に、一部が第1の面において露出する圧電振動子を含む部品本体と、圧電振動子の一部を封止するための空洞部を有すると共に、部品本体の第1の面に貼り合わされた封止用樹脂シートとを備えた電子部品を製造する方法であって、
部品本体を形成する工程と、
部品本体とは別個に、封止用樹脂シートを形成する工程と、
封止用樹脂シートを部品本体の第1の面に貼り合わせる工程と
を備えたものである。
本発明の電子部品の製造方法では、空洞部を有する封止用樹脂シートは、部品本体とは別個に形成され、部品本体の第1の面に貼り合わされる。
本発明の電子部品の製造方法において、封止用樹脂シートのうち、少なくとも、部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されていてもよい。この場合、熱可塑性樹脂は熱可塑性ポリイミドであってもよい。
また、本発明の電子部品の製造方法において、封止用樹脂シートは、全体がポリイミドによって形成されていてもよい。この場合、封止用樹脂シートのうち、少なくとも、部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性ポリイミドによって形成されていてもよい。
また、本発明の電子部品の製造方法において、封止用樹脂シートを部品本体の第1の面に貼り合わせる工程は、熱融着を用いてもよい。
また、本発明の電子部品の製造方法において、封止用樹脂シートを部品本体の第1の面に貼り合わせる工程は、真空中で行なわれてもよい。
また、本発明の電子部品の製造方法において、封止用樹脂シートを形成する工程では、空洞部を有しない樹脂フィルムに対して、レーザ加工により空洞部を形成することによって、封止用樹脂シートを形成してもよい。
また、本発明の電子部品の製造方法は、更に、部品本体の第2の面に、第2の樹脂シートを貼り合わせる工程を備えていてもよい。この場合、第2の樹脂シートは、封止用樹脂シートと同じ材料によって形成されていてもよい。
本発明の電子部品は、
互いに反対側を向く第1および第2の面を有すると共に、一部が第1の面において露出する圧電振動子を含む部品本体と、
圧電振動子の一部を封止するための空洞部を有すると共に、部品本体の第1の面に貼り合わされた封止用樹脂シートとを備え、
封止用樹脂シートのうち、少なくとも、部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されているものである。
本発明の電子部品では、空洞部を有する封止用樹脂シートを、部品本体とは別個に形成し、熱融着によって部品本体の第1の面に貼り合わせて、電子部品を製造することが可能になる。
本発明の電子部品において、熱可塑性樹脂は熱可塑性ポリイミドであってもよい。また、封止用樹脂シートは、全体がポリイミドによって形成されていてもよい。
また、本発明の電子部品は、更に、部品本体の第2の面に貼り合わされた第2の樹脂シートを備えていてもよい。この場合、第2の樹脂シートは、封止用樹脂シートと同じ材料によって形成されていてもよい。
本発明の電子部品またはその製造方法によれば、空洞部を有する封止用樹脂シートを、部品本体とは別個に形成し、部品本体の第1の面に貼り合わせて、封止された圧電振動子を有する電子部品を製造することが可能になる。従って、本発明によれば、電子部品を小型化でき、圧電振動子の劣化を防止でき、且つ電子部品の製造が容易になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
始めに、図1を参照して、本発明の一実施の形態に係る電子部品の構成について説明する。図1は本実施の形態に係る電子部品の断面図である。
本実施の形態に係る電子部品1は、互いに反対側を向く第1の面10aおよび第2の面10bを有する部品本体10と、この部品本体10の第1の面10aに貼り合わされた封止用樹脂シート20と、部品本体10の第2の面10bに貼り合わされた第2の樹脂シート30とを備えている。
部品本体10は、一部が第1の面10aにおいて露出する1以上の圧電振動子11を含んでいる。図1には、部品本体10が複数の圧電振動子11を含む場合を示している。封止用樹脂シート20は、部品本体10の第1の面10aに対向する面側において、第1の面10aにおいて露出する圧電振動子11の一部を封止するための1以上の空洞部21を有している。空洞部21は、封止用樹脂シート20を貫通しない穴によって形成されている。空洞部21は、第1の面10aにおいて露出する圧電振動子11の一部を囲うように形成され、これにより、封止用樹脂シート20は、第1の面10aにおいて露出する圧電振動子11の一部に接触しないようになっている。第2の樹脂シート30は、空洞部を有していない。
また、封止用樹脂シート20は、貫通する複数の孔22を有している。部品本体10は、孔22内に配置された、突起状電極であるバンプ12を有している。
封止用樹脂シート20のうち、少なくとも、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されている。この熱可塑性樹脂としては、例えば熱可塑性ポリイミドが用いられる。封止用樹脂シート20は、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む一部が熱可塑性樹脂によって形成され、他の部分が他の樹脂によって形成されたものであってもよい。
また、封止用樹脂シート20は、全体がポリイミドによって形成されていてもよい。この場合、封止用樹脂シート20のうち、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む一部が熱可塑性ポリイミドによって形成され、他の部分が硬化済みのポリイミドによって形成されていてもよい。
また、第2の樹脂シート30は、必ずしも封止用樹脂シート20と同じ材料によって形成されている必要はないが、封止用樹脂シート20と同じ材料によって形成されていることが好ましい。すなわち、樹脂シート30のうち、少なくとも、部品本体10の第2の面10bに接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されていることが好ましい。この熱可塑性樹脂としては、例えば熱可塑性ポリイミドが用いられる。樹脂シート30は、部品本体10の第2の面10bに接触する面を含む一部が熱可塑性樹脂によって形成され、他の部分が他の樹脂によって形成されたものであってもよい。また、樹脂シート30は、全体がポリイミドによって形成されていてもよい。この場合、樹脂シート30のうち、部品本体10の第2の面10bに接触する面を含む一部が熱可塑性ポリイミドによって形成され、他の部分が硬化済みのポリイミドによって形成されていてもよい。
また、第2の樹脂シート30の厚さは、封止用樹脂シート20の厚さと等しいことが好ましい。なお、第2の樹脂シート30は、必ずしも必要なものではないが、後で説明するように、設けることが好ましい。
次に、図2ないし図4を参照して、圧電振動子11の3つの例について説明する。図2は、圧電振動子11の第1の例を示す断面図である。第1の例の圧電振動子11は、薄膜バルク波振動子になっている。第1の例の圧電振動子11は、基体41と、この基体41の上に配置された音響多層膜42と、この音響多層膜42の上に配置された下部電極43と、この下部電極43の上に配置された圧電薄膜44と、この圧電薄膜44の上に配置された上部電極45とを備えている。基体41としては、例えばSi基板が用いられる。音響多層膜42は、例えばAlNのような音響インピーダンスの高い材料からなる層と、例えばSiOのような音響インピーダンスの低い材料からなる層とを交互に積層することによって構成されている。音響多層膜42は、圧電薄膜44によって発生されたバルク波を圧電薄膜44内に閉じ込める機能を有する。
第1の例の圧電振動子11では、下部電極43と上部電極45に高周波の励振用電圧が印加される。この励振用電圧は圧電薄膜44に印加される。これにより、圧電薄膜44のうち、下部電極43と上部電極45との間に配置された部分が励振され、この部分に厚み方向に進行する縦波(バルク波)が発生する。この部分は、励振用電圧の周波数が所定の共振周波数のときに共振する。
第1の例の圧電振動子11における基体41および音響多層膜42は、部品本体10の主要部分を構成している。第1の例の圧電振動子11では、少なくとも圧電薄膜44および上部電極45が、部品本体10の第1の面10aにおいて露出する。
図3は、圧電振動子11の第2の例を示す断面図である。第2の例の圧電振動子11も、薄膜バルク波振動子になっている。第2の例の圧電振動子11は、第1の例の圧電振動子11における基体41および音響多層膜42の代わりに、基体51と、この基体51の下面に隣接するように配置された下部バリア層52と、基体51の上面に隣接するように配置された上部バリア層53とを備えている。下部電極43は、上部バリア層53の上に形成されている。基体51と下部バリア層52には、それぞれ、圧電薄膜44のうちの下部電極43と上部電極45との間に配置された部分に対応する位置において、孔51a,52aが設けられている。そして、この孔51a,52aによって、基体51および下部バリア層52に空洞部54が形成されている。基体51としては、例えばSi基板が用いられる。下部バリア層52および上部バリア層53は、例えば窒化ケイ素によって形成されている。第2の例の圧電振動子11の作用は、第1の例の圧電振動子11と同様である。
第2の例の圧電振動子11における基体51、下部バリア層52および上部バリア層53は、部品本体10の主要部分を構成している。第2の例の圧電振動子11では、少なくとも圧電薄膜44および上部電極45が、部品本体10の第1の面10aにおいて露出する。
図4は、圧電振動子11の第3の例を示す断面図である。第3の例の圧電振動子11は、弾性表面波素子になっている。第3の例の圧電振動子11は、圧電基板61と、この圧電基板61の一方の面に形成された櫛型電極62とを備えている。第3の圧電振動子11では、櫛型電極62に励振用電圧が印加される。これにより、圧電基板61において弾性表面波が発生する。第2の例の圧電振動子11における圧電基板61は、部品本体10の主要部分を構成している。第3の例の圧電振動子11では、圧電基板61の一方の面および櫛型電極62が部品本体10の第1の面10aにおいて露出する。
本実施の形態に係る電子部品1は、例えば、携帯電話機、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)用通信機器、Bluetoothを使用する通信機器等の通信機器におけるフィルタやデュプレクサ等に使用される。
次に、本実施の形態に係る電子部品1の製造方法について説明する。本実施の形態に係る電子部品1の製造方法は、部品本体10を形成する工程と、部品本体10とは別個に、封止用樹脂シート20を形成する工程と、封止用樹脂シート20を部品本体10の第1の面10aに貼り合わせると共に第2の樹脂シート30を部品本体10の第2の面10bに貼り合わせる工程とを備えている。
以下、図5ないし図9を参照して、本実施の形態に係る電子部品1の製造方法について、更に詳しく説明する。まず、部品本体10を形成する工程では、1枚の基板に、複数の部品本体10を形成する。
封止用樹脂シート20を形成する工程では、まず、図5に示したように、空洞部を有しない樹脂フィルム70を用意する。次に、この樹脂フィルム70を真空中で加熱して、樹脂フィルム70より不要なガスを発生させる。これは、封止用樹脂シート20を部品本体10の第1の面10aに貼り合わせた後に、封止用樹脂シート20より不要なガスが発生することを防止するためである。
次に、図6に示したように、樹脂フィルム70の一方の面において、樹脂フィルム70を貫通しない穴よりなる空洞部21を形成する。空洞部21の形成は、例えば、レーザ加工、特にエキシマレーザを用いたレーザ加工によって行なわれる。レーザ加工によって空洞部21を形成する場合には、図6に示したように、樹脂フィルム70の一方の面に対して、マスク71を通してレーザ光72を照射する。レーザ光72としては、例えば、波長が300nm以下のものが用いられる。マスク71は、レーザ光72を通す透光部71aと、レーザ光72を通さない遮光部71bとを有している。樹脂フィルム70には、透光部71aを通過したレーザ光72によって空洞部21が形成される。レーザ光72は、レーザ装置よりパルス的に出射される。空洞部21の深さは、レーザ光72の出力と、樹脂フィルム70に照射されるレーザ光72のパルス数によって制御される。
次に、図7に示したように、樹脂フィルム70に対して孔22を形成する。この孔22の形成も、空洞部21の形成と同様に、例えば、レーザ加工、特にエキシマレーザを用いたレーザ加工によって行なわれる。レーザ加工によって孔22を形成する場合には、図7に示したように、樹脂フィルム70の一方の面に対して、マスク73を通してレーザ光72を照射する。レーザ光72としては、例えば、波長が300nm以下のものが用いられる。マスク73は、レーザ光72を通す透光部73aと、レーザ光72を通さない遮光部73bとを有している。樹脂フィルム70には、透光部73aを通過したレーザ光72によって孔22が形成される。このようにして、空洞部21と孔22が形成された樹脂フィルム70は、封止用樹脂シート20となる。なお、封止用樹脂シート20には、1枚の基板に形成される複数の圧電振動子11に対応する位置に複数の空洞部21が形成されている。
レーザ加工によって空洞部21と孔22を形成する際には、マスクと被加工物(樹脂フィルム70)を同期駆動して、レーザ光によって被加工物をスキャンする同期スキャン法を用いてもよい。
次に、封止用樹脂シート20を洗浄する。封止用樹脂シート20の洗浄方法としては、超音波洗浄、プラズマ洗浄、ブラシ洗浄等が用いられる。
次に、図8に示したように、封止用樹脂シート20が部品本体10の第1の面10aに隣接し、第2の樹脂シート30が部品本体10の第2の面10bに隣接するように、複数の部品本体10が形成された基板2および樹脂シート20,30を重ね合わせる。封止用樹脂シート20は、空洞部21が、部品本体10の第1の面10aにおいて露出する圧電振動子11の一部を囲うように配置される。次に、基板2および樹脂シート20,30よりなる積層体を、真空熱プレス機を用いて、真空中で加熱および加圧して、熱融着により、封止用樹脂シート20を部品本体10の第1の面10aに貼り合わせると共に第2の樹脂シート30を部品本体10の第2の面10bに貼り合わせる。
次に、図9に示したように、バンプボンダによってバンプ12を形成する。次に、基板2および樹脂シート20,30よりなる積層体を、図9において符号3で示す位置で切断して、複数の電子部品1に分離する。
ここで、図10および図11を参照して、真空熱プレス機を用いて部品本体10の各面10a,10bに樹脂シート20,30を貼り合わせる方法の一例について詳しく説明する。図10は部品本体10に樹脂シート20,30を貼り合わせる工程を示す断面図、図11は部品本体10に樹脂シート20,30を貼り合わせる工程を示す斜視図である。この例では、真空熱プレス機80は、真空チャンバ81と、この真空チャンバ81内に設けられた上熱板82および下熱板83を備えている。上熱板82および下熱板83は、互いに対向するように配置され、それぞれ上下方向に移動可能になっている。上熱板82および下熱板83は、それぞれ、温度調節可能に加熱されるようになっている。
部品本体10に樹脂シート20,30を貼り合わせる工程では、下熱板83の上に下パンチ87が載置され、この下パンチ87の上に、剥離用フィルム85を介して、基板2および樹脂シート20,30よりなる積層体が載置される。また、この積層体の上に、剥離用フィルム84を介して、上パンチ86が載置される。上パンチ86は、上熱板82の下に配置される。上パンチ86および下パンチ87は、それぞれ、上下の両面が平面研磨された円柱状の金属ブロックである。剥離用フィルム84は、上パンチ86と樹脂シート20とが融着することを防止するフィルムである。同様に、剥離用フィルム85は、下パンチ87と樹脂シート30とが融着することを防止するフィルムである。剥離用フィルム84,85の材料は、例えば硬化済みのポリイミドである。
部品本体10に樹脂シート20,30を貼り合わせる工程では、上熱板82および下熱板83の温度を上げて、基板2および樹脂シート20,30よりなる積層体を加熱すると共に、上熱板82および下熱板83によって積層体を加圧する。これにより、各樹脂シート20,30において、部品本体10の各面10a,10bに接触する面を含み、熱可塑性樹脂によって形成されている部分が熱溶融して、それぞれ部品本体10の各面10a,10bに接合させる。
次に、図12を参照して、本実施の形態に係る電子部品1を、プリント配線板や多層基板等の実装基板に実装する方法の一例について説明する。この例では、電子部品1は、実装基板90にフリップチップボンディング法によって実装される。実装基板90の上面には、電子部品1のバンプ12に接続される導体層91が設けられている。電子部品1は、バンプ12が配置された面が下を向き、且つバンプ12が導体層91に接触するように、実装基板90の上に配置され、バンプ12と導体層91が接合される。次に、電子部品1と実装基板90との隙間に封止用樹脂が充填されて、樹脂層92が形成される。この樹脂層92は、必ずしも設ける必要はないが、電子部品1の側面に導体層が露出している場合には、これを覆うために設けることが好ましい。
なお、本実施の形態に係る電子部品1は、フリップチップボンディング法以外の実装方法によって実装基板に実装することも可能である。例えば、電子部品1は、ワイヤボンディング法によって実装基板に実装することもできる。この場合には、バンプ12の代わりにワイヤボンディング用のパッドを設け、このパッドが配置された面が上を向くように、電子部品1を実装基板に固定し、実装基板のパッドと電子部品1のパッドをボンディングワイヤによって接続する。
次に、図13および図14を参照して、本実施の形態における封止用樹脂シート20の構成と形成方法の2つの例について説明する。図13および図14は、いずれも本実施の形態に係る電子部品の断面図である。
図13に示した例では、封止用樹脂シート20は、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む第1の層23と、この第1の層23に接合され、第1の面10aに接触しない面を含む第2の層24とを有している。第1の層23は、第2の層24に比べて薄くなっている。第1の層23は、熱可塑性樹脂、例えば熱可塑性ポリイミドによって形成されている。第2の層24は、例えば硬化済みのポリイミドによって形成されている。第1の層23は、例えば、第2の層24の一方の面に熱可塑性樹脂をコーティングすることによって形成される。この封止用樹脂シート20では、空洞部21は、第1の層23を貫通して、第2の層24の厚さ方向の途中の位置まで形成されている。この空洞部21は、例えばレーザ加工によって形成される。また、孔22も、例えばレーザ加工によって形成される。
図14に示した例では、封止用樹脂シート20は、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む第1の層25と、この第1の層25に接合され、第1の面10aに接触しない面を含む第2の層26とを有している。第1の層25は、熱可塑性樹脂、例えば熱可塑性ポリイミドによって形成されている。第2の層26は、例えば硬化済みのポリイミドによって形成されている。第1の層25は、図13に示した例における第1の層23に比べて厚くなっている。また、この例では、空洞部21は、第1の層25を貫通して、第1の層25と第2の層26との境界の位置まで形成されている。この例における封止用樹脂シート20は、別個に形成された第1の層25と第2の層26とを熱融着等によって接合して形成することができる。この場合、第1の層25と第2の層26とを接合する前に、第1の層25に、例えばレーザ加工によって、空洞部21に対応する孔を形成しておき、その後、第1の層25と第2の層26とを接合してもよい。あるいは、第1の層25と第2の層26とを接合した後に、例えばレーザ加工によって空洞部21を形成してもよい。また、第1の層25と第2の層26とを接合する前に、第1の層25と第2の層26の各々に、例えばレーザ加工によって、孔22に対応する孔を形成しておいてもよいし、第1の層25と第2の層26とを接合した後に、例えばレーザ加工によって孔22を形成してもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、空洞部21を有する封止用樹脂シート20を、部品本体10とは別個に形成し、部品本体10の第1の面10aに貼り合わせて、封止された圧電振動子11を有する電子部品1を製造している。従って、本実施の形態によれば、電子部品1の小型化、低背化が可能になる。例えば、プラスチック、セラミック等で形成されたパッケージによって圧電振動子を封止した従来の電子部品の大きさが、縦2.5mm、横2.5mm、高さ0.9mm程度であるのに対し、本実施の形態に係る電子部品1の大きさは、縦1.3mm、横0.8mm、高さ0.4mm程度になる。
また、本実施の形態では、圧電振動子11の封止のために圧電振動子11の上でフォトリソグラフィが行なわれることがない。従って、本実施の形態によれば、圧電振動子11の劣化を防止することができる。
また、本実施の形態において、樹脂フィルムを加工して封止用樹脂シート20を形成することは容易であり、封止用樹脂シート20を部品本体10の第1の面10aに貼り合わせることも容易である。従って、本実施の形態によれば、電子部品1の製造が容易になり、電子部品1の製造に要する時間を短縮できると共に製造コストを低減することができる。特に、本実施の形態では、封止用樹脂シート20のうち、少なくとも、部品本体10の第1の面10aに接触する面を含む一部が、熱可塑性樹脂によって形成されている。従って、本実施の形態によれば、接着剤を用いることなく、熱融着によって封止用樹脂シート20を部品本体10の第1の面10aに貼り合わせることができ、電子部品1の製造がより容易になる。
また、本実施の形態では、部品本体10の第1の面10aに封止用樹脂シート20を貼り合わせると共に、部品本体10の第2の面10bに第2の樹脂シート30を貼り合わせている。第2の樹脂シート30を設けない場合には、部品本体10と封止用樹脂シート20の膨張係数の違いから、部品本体10に、これを曲げる方向の応力が生じ、この応力が圧電振動子11の特性に影響を与える可能性がある。第2の樹脂シート30を設けた場合には、部品本体10を曲げる方向の応力が緩和され、応力が圧電振動子11の特性に影響を与えることを防止することができる。
また、圧電振動子11が、図3に示したように、空洞部54を有する構造の場合には、第2の樹脂シート30によって空洞部54を塞ぐことができる。これにより、空洞部54内に異物が侵入して圧電振動子11の特性が変化することを防止することができる。
また、本実施の形態では、封止用樹脂シート20の材料として例えばポリイミドが使用される。ポリイミドは、発生するガスの量が少なく、また、耐熱性に優れている。従って、封止用樹脂シート20の材料としてポリイミドを使用した場合には、封止用樹脂シート20が発生するガスが圧電振動子11の特性に影響を与えることを防止することができると共に、リフロー半田付け処理等の加熱を伴う処理において封止用樹脂シート20が劣化することを防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、実施の形態では、電子部品が複数の圧電振動子を含む例を示したが、本発明は、圧電振動子を1つだけ含む電子部品にも適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子部品の断面図である。 図1における圧電振動子の第1の例を示す断面図である。 図1における圧電振動子の第2の例を示す断面図である。 図1における圧電振動子の第3の例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る電子部品の製造方法における一工程を示す断面図である。 図5に示した工程に続く工程を示す断面図である。 図6に示した工程に続く工程を示す断面図である。 図7に示した工程に続く工程を示す断面図である。 図8に示した工程に続く工程を示す断面図である。 本発明の一実施の形態において部品本体に樹脂シートを貼り合わせる工程を示す断面図である。 本発明の一実施の形態において部品本体に樹脂シートを貼り合わせる工程を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る電子部品を実装基板に実装する方法の一例を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における封止用樹脂シートの構成の一例を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態における封止用樹脂シートの構成の他の例を説明するための断面図である。
符号の説明
1…電子部品、10…部品本体、10a…第1の面、10b…第2の面、11…圧電振動子、12…バンプ、20…封止用樹脂シート、21…空洞部、22…孔、30…第2の樹脂シート。

Claims (15)

  1. 互いに反対側を向く第1および第2の面を有すると共に、一部が前記第1の面において露出する圧電振動子を含む部品本体と、前記圧電振動子の一部を封止するための空洞部を有すると共に、前記部品本体の第1の面に貼り合わされた封止用樹脂シートとを備えた電子部品を製造する方法であって、
    前記部品本体を形成する工程と、
    前記部品本体とは別個に、前記封止用樹脂シートを形成する工程と、
    前記封止用樹脂シートを前記部品本体の第1の面に貼り合わせる工程と
    を備えたことを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記封止用樹脂シートのうち、少なくとも、前記部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記熱可塑性樹脂は熱可塑性ポリイミドであることを特徴とする請求項2記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記封止用樹脂シートは、全体がポリイミドによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記封止用樹脂シートのうち、少なくとも、前記部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性ポリイミドによって形成されていることを特徴とする請求項4記載の電子部品の製造方法。
  6. 前記封止用樹脂シートを前記部品本体の第1の面に貼り合わせる工程は、熱融着を用いることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  7. 前記封止用樹脂シートを前記部品本体の第1の面に貼り合わせる工程は、真空中で行なわれることを特徴とする請求項6記載の電子部品の製造方法。
  8. 前記封止用樹脂シートを形成する工程では、前記空洞部を有しない樹脂フィルムに対して、レーザ加工により前記空洞部を形成することによって、前記封止用樹脂シートを形成することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  9. 更に、前記部品本体の第2の面に、第2の樹脂シートを貼り合わせる工程を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  10. 前記第2の樹脂シートは、前記封止用樹脂シートと同じ材料によって形成されていることを特徴とする請求項9記載の電子部品の製造方法。
  11. 互いに反対側を向く第1および第2の面を有すると共に、一部が前記第1の面において露出する圧電振動子を含む部品本体と、
    前記圧電振動子の一部を封止するための空洞部を有すると共に、前記部品本体の第1の面に貼り合わされた封止用樹脂シートとを備え、
    前記封止用樹脂シートのうち、少なくとも、前記部品本体の第1の面に接触する面を含む一部は、熱可塑性樹脂によって形成されていることを特徴とする電子部品。
  12. 前記熱可塑性樹脂は熱可塑性ポリイミドであることを特徴とする請求項11記載の電子部品。
  13. 前記封止用樹脂シートは、全体がポリイミドによって形成されていることを特徴とする請求項11または12記載の電子部品の製造方法。
  14. 更に、前記部品本体の第2の面に貼り合わされた第2の樹脂シートを備えたことを特徴とする請求項11ないし13のいずれかに記載の電子部品。
  15. 前記第2の樹脂シートは、前記封止用樹脂シートと同じ材料によって形成されていることを特徴とする請求項14記載の電子部品。
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