JP2008040570A - リレーユニット,リレーユニットの監視システム,リレーユニットの無線タグ及びリレーユニットの動作検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リレーユニットのシーケンス回路の動作状態を目で確認でき、またその動作状態の健全性を測定機器や仮配線を用いることなく容易に確認できるモニタ装置の提供。
【解決手段】リレーユニットを構成するリレーに感光スイッチ・無線タグを具備し、また無線読み取り機器・データベース・処理装置・表示画面からなるモニタ装置を適用することにより、リレーユニットのシーケンス回路を目で確認することができる。また処理装置を構成する演算部に展開接続図の内容を演算させた結果とリレーユニットのシーケンス回路の動作状態を比較することにより、その動作状態の健全性を測定機器や仮配線を用いることなく容易に確認できる。
【選択図】図1
【解決手段】リレーユニットを構成するリレーに感光スイッチ・無線タグを具備し、また無線読み取り機器・データベース・処理装置・表示画面からなるモニタ装置を適用することにより、リレーユニットのシーケンス回路を目で確認することができる。また処理装置を構成する演算部に展開接続図の内容を演算させた結果とリレーユニットのシーケンス回路の動作状態を比較することにより、その動作状態の健全性を測定機器や仮配線を用いることなく容易に確認できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、リレーユニット,リレーユニットの監視システム,リレーユニットの無線タグ及びリレーユニットの動作検出方法に関する。
従来、リレーを組み合わせて構成するシーケンス回路の動作確認は、テスターなどでリレーの接点や配線が接続されている端子で電圧を測定するなど測定機器や仮配線を用いて電気的に行っていた。そのため、シーケンス回路の動作確認に手間がかかっていたり、一部の回路の確認がもれたりしていた。
また、シーケンス回路の動作確認のために、無線タグを利用する技術が知られている。
このような技術は、例えば、特開2004−295767号公報に記載されている。
上記技術では、シーケンス回路に無線タグを直接に接続して、該直接接続された無線タグからシーケンス回路の情報を送信するように構成している。そのため無線タグの配置が制約され、自由度が制約されるという問題があった。
本発明の目的は、無線送信手段に基づいた、配置の自由度の向上が可能なものを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、励磁コイルを内蔵したリレーを有するリレーユニットの動作状態を検出するに際して、励磁コイルの励磁状態に応じて発光体が発光し、発光体の発光状態を検出し、発光スイッチの検出情報を無線で送信するように構成した。
本発明によれば、リレーユニットにおける動作状態の監視の自由度が大きくなる。
本発明による実施の一例を示す。図1にリレーユニット1とモニタ装置6の詳細について説明する。リレーユニット1は発光体4を内蔵したリレー3および配線・端子台(図示せず)から構成するシーケンス回路を有しており、リレー3には感光スイッチ5と無線タグ2bを具備している。モニタ装置6は無線読み取り機器7(以下リーダーと呼ぶ),データベース9,演算部11と送受信部12からなる処理装置10,表示画面13から構成する。
データベース9の内容について図2を用いて説明する。データベース9はリレーユニットデータ14とリレーデータ15と展開接続図データ16から構成する。リレーユニットデータ14には、リレーユニットNO,名称,実装位置,展開接続図シートNO,実装しているリレーのNOなどの情報を格納する。リレーデータ15には、リレーNO,実装位置,展開接続図シートNO,デバイス,リレー種別,保守年限などの情報を格納する。
図1において、リレー3に具備した無線タグ2bはリレーナンバー(以下、リレーNOと略称する)を有している。リレーNOは無線8bによりリーダー7を経由して処理装置10の送受信部12に取り込まれ、送受信部12と接続している演算部11でデータベース9から読み出したリレーNOと照合することによりリレーの実装位置やシーケンス回路上での役割などのリレー個別の情報を特定することができる。リレーユニット1が複数存在する場合には、前記と同様の仕組みでリレーユニット名称や展開接続図シートNOなどリレーユニット個別の情報を特定することができる。
シーケンス回路によりリレー3が励磁された場合には、発光体4が発光し感光スイッチ5がONする。感光スイッチ5がONすると無線タグ2bは「リレーON」の情報を出力できる状態になる。仕組みについて図3を用いて説明する。感光スイッチ5は内部抵抗RとスイッチSWから構成する。内部抵抗R,スイッチSW及び電源17で電気回路19が構成されている。感光スイッチ5は、発光体4の発光が検出されなければ、SWを開いたままに維持する。一方、感光スイッチ5は、発光体4の発光が検出されると、SWを閉状態となして、閉回路を形成する。無線タグ2bは電源17とアンテナ18から構成し、感光スイッチ5と電気回路19により接続している。いま、スイッチSWがOFFしている場合を考える。このとき、電気回路19には電流が流れないため、電源17は無線8bを受けたアンテナ18から供給される電力により電圧が一定に保たれている。アンテナ18が受ける電界強度も一定となる。一方、スイッチSWがONしたとき、電気回路19に電流が流れアンテナ18が受ける電界強度が変化する。この電界強度の情報は無線タグ2bから、無線8bを通じて無線信号として送信される。リーダー7は無線8bの情報を受けとり、リレーNOの情報を取り込むことができる。
ここで図1において、リレーユニット1で構成するシーケンス回路の動作状態をモニタ装置6の表示画面13に表示させる仕組みについて説明する。リーダー7は無線8aをリレーユニット1に取り付けた無線タグ2aに送信し、無線タグ2aが有しているリレーユニットNOをリーダー7経由で処理装置の演算部11に取り込むと同時にデータベース9(対応する各々の展開接続図が記憶されている)から該当の展開接続図を読み出す。また、リーダー7は無線タグ2bに無線8bを送信し、無線タグ2bが有しているリレーNOおよびリレー3の励磁状態をリーダー7経由で処理装置の演算部11に取り込む。演算部11にて前記展開接続図にリレー3の励磁状態を重ね合わせて表示する。
図4に表示画面13の一例を示す。表示画面13にはデータベース9から読み出した展開接続図を演算部11により表示させる。リレー接点20がONしているとき、通電している回路を色変えして表示する。
図1のモニタ装置6のうち、演算部11の更なる機能について説明する。更なる機能では、リレーユニットはシーケンス回路の状態を無線タグ2bを介して送信情報として送信するように構成される。演算部11はリレーユニット1のシーケンス回路の動作状態を表示画面13に表示するだけでなく、動作状態の健全性を診断する機能も有している。つまり、演算部11はデータベース9に格納している展開接続図を読み出して演算することができ、演算結果とリーダー7を通して読み取ったシーケンス回路の動作状態とを比較することにより動作状態の健全性を診断することができる。具体的には、前記比較の結果不一致が生じた場合に該当個所を表示画面13に示し、リレーユニット1内部の断線や配線不良などの異常を知らしめることができる。
以上説明したように、従来測定機器や仮配線などで行っていたリレーユニットのシーケンス回路の動作確認を可視的に実施できるとともに、モニタ装置の演算機能を利用してシーケンス回路の動作状態の健全性を診断することができる。
また、シーケンス回路と無線タグは直接接続していないので、リレーを複雑に組み合わせたシーケンス回路の監視も可能であり、さらにシーケンス回路の実動作状態とデータベースからシーケンス回路のデータを読み出し処理装置の演算部での演算結果とを比較することによりシーケンス回路の動作状態の健全性を確認できる。
また、感光スイッチ・無線タグ・無線読み取り機器・処理装置・表示画面を適用することでリレーを用いたシーケンス回路の動作状態を目で確認でき、また動作状態の健全性をモニタ装置の表示により容易に確認できる。
1…リレーユニット、2a,2b…無線タグ、3…リレー、4…発光体、5…感光スイッチ、6…モニタ装置、7…無線読み取り機器(リーダー)、8a,8b…無線、9…データベース、10…処理装置、11…演算部、12…送受信部、13…表示画面、14…リレーユニットデータ、15…リレーデータ、16…展開接続図データ、17…電源、
18…アンテナ、19…電気回路、20…リレー接点。
18…アンテナ、19…電気回路、20…リレー接点。
Claims (8)
- 励磁コイルを内蔵したリレーを有するリレーユニットにおいて、前記励磁コイルの励磁状態に応じ発光する発光体と、前記発光体の発光状態を検出する発光スイッチを有するものであって、前記発光スイッチの検出情報を無線で送信する無線送信手段を有することを特徴とするリレーユニット。
- 請求項1において、前記発光スイッチの検出情報は、前記発光スイッチの動作に応じた電界強度の変化であることを特徴とするリレーユニット。
- 請求項1において、アンテナを有しており、無線送信手段の電源と、前記発光スイッチの電源は共通的に構成され、前記電源と前記発光スイッチは接続線で接続され、前記接続線の電界強度に係る信号が前記アンテナから出力され、該出力に基づいて前記電界強度の変化が得られることを特徴とするリレーユニット。
- 励磁コイルを内蔵したリレーを有するリレーユニットの動作状態を検出する方法において、前記励磁コイルの励磁状態に応じて発光体が発光し、前記発光体の発光状態を検出し、前記発光スイッチの検出情報を無線で送信するリレーユニットの動作検出方法。
- 励磁コイルを内蔵したリレーを有するリレーユニットについての、前記励磁コイルの励磁状態に応じ発光する発光体の発光情報を受け取って、前記発光情報を無線で送信するリレーユニットの無線タグ。
- 励磁コイルを内蔵したリレーを有するリレーユニットにおいて、前記励磁コイルの励磁状態に応じ発光する発光体と、前記発光体の発光状態を検出する発光スイッチを有するものであって、前記発光スイッチの検出情報を無線で送信する無線送信手段と、前記無線送信手段からの情報を受けとる無線受信手段と、前記無線受信手段からの情報に基づいて演算処理する演算処理部と、前記演算処理部の演算結果を表示するモニタを有することを特徴とするリレーユニットの監視システム。
- 請求項6において、前記無線を介して授受する情報には前記リレーユニットのシーケンス回路の動作情報が含まれており、演算処理部は、前記情報に基づいて、前記シーケンス回路の動作の健全性を判断することを特徴とするリレーユニットの監視システム。
- 請求項6において、前記演算部は、データベースから前記シーケンス回路に関する情報を受け取って、前記無線を介して受け取った前記シーケンス回路の動作情報と比較して、前記健全性を判断することを特徴とするリレーユニットの監視システム。
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JP2006210456A JP2008040570A (ja) | 2006-08-02 | 2006-08-02 | リレーユニット,リレーユニットの監視システム,リレーユニットの無線タグ及びリレーユニットの動作検出方法 |
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2006
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