JP2008040498A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】表示装置の輝度を向上させることのでき、また、消費電力を減少させることのできる表示装置を提供する。
【解決手段】ゲートオン電圧とゲートオフ電圧からなる一般ゲート信号を伝達する複数のゲート線、ゲート線と交差しデータ電圧を伝達する複数のデータ線、ゲート線と平行に延長され維持信号を伝達する複数の維持電極線、ゲート線及びデータ線に接続されるスイッチング素子、スイッチング素子と共通電圧の間に接続される液晶キャパシタ、スイッチング素子と維持電極線の間に接続されるストレージキャパシタを各々有し、行列状に配列される複数の画素、一般ゲート信号に基づき類似ゲート信号を生成する複数の類似ゲート駆動回路、類似ゲート信号に基づき維持信号を生成する複数の維持信号生成回路を有し、各画素に印加される維持信号は、液晶キャパシタ及びストレージキャパシタにデータ電圧の充電が完了した直後に電圧レベルが変化する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、表示装置に関し、特に、表示装置の輝度を向上させ、さらに消費電力を減少させることのできる表示装置に関する。
一般の液晶表示装置は、画素電極及び共通電極を具備した二つの表示板と、その間に挟持された誘電率異方性を有する液晶層とを備える。画素電極は、行列状に配列されており、薄膜トランジスタ(TFT)などスイッチング素子に接続され、一行ずつ順次にデータ信号の印加を受ける。共通電極は表示板の全面に亘って形成され、共通電圧の印加を受ける。画素電極、共通電極及びその間の液晶層は、回路的には液晶キャパシタを構成し、液晶キャパシタは、これに接続されたスイッチング素子と共に画素を構成する基本単位になる。
このような液晶表示装置は、二つの電極に電圧を印加して液晶層に電界を生成し、この電界の強さを調節して液晶層を通過する光の透過率を調節することによって所望の画像を得る。この時、液晶層に一方向の電界が長く印加されることによって発生する劣化現象を防止するためにフレーム毎に、行毎に、または画素毎に共通電圧に対するデータ信号の電圧極性を反転させる。
しかし、行反転である場合、画素毎に共通電圧に対するデータ電圧の極性を反転させるドット反転である場合より画像表示のためのデータ電圧の範囲が小さい。従って、VA(vertical alignment)モード液晶表示装置のように液晶駆動のためのしきい電圧が高い場合、実際画像表示のための階調を表現するのに用いられるデータ電圧の範囲がしきい電圧だけ小さくなり、その結果、所望の輝度が得られなくなるという問題がある。
また、液晶表示装置の中で特に携帯電話などに使用される中小型表示装置の場合には、消費電力などを節約するために、行毎に共通電圧に対するデータ電圧の極性を反転させる行反転を行っているが、中小型表示装置でも解像度が次第に高くなり、電力消費が段々増加してきているという問題がある。
そこで、本発明は上記従来の表示装置における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、表示装置の輝度を向上させることのできる表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、表示装置の消費電力を減少させることのできる表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による表示装置は、ゲートオン電圧とゲートオフ電圧からなる一般ゲート信号を伝達する複数のゲート線と、前記ゲート線と交差しデータ電圧を伝達する複数のデータ線と、前記ゲート線と平行に延長され維持信号を伝達する複数の維持電極線と、前記ゲート線及び前記データ線に接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子と共通電圧の間に接続される液晶キャパシタと、前記スイッチング素子と前記維持電極線の間に接続されるストレージキャパシタとを各々有し、行列状に配列される複数の画素と、前記一般ゲート信号に基づいて類似ゲート信号を生成する複数の類似ゲート駆動回路と、前記類似ゲート信号に基づいて前記維持信号を生成する複数の維持信号生成回路とを有し、前記各画素に印加される維持信号は、前記液晶キャパシタ及び前記ストレージキャパシタにデータ電圧の充電が完了した直後に電圧レベルが変化することを特徴とする。
前記充電されるデータ電圧が正極性である場合、前記維持信号は低レベルから高レベルに変化し、前記充電されるデータ電圧が負極性である場合、前記維持信号は高レベルから低レベルに変化することが好ましい。
前記各類似ゲート駆動回路は、前記一般ゲート信号を所定の時間遅延させて前記類似ゲート信号を生成することが好ましい。
この時、前記所定の時間は、2水平周期[2H]であることが好ましい。
前記共通電圧は一定の値を有することが好ましい。
前記ゲート信号を生成するゲート駆動部をさらに有し、該ゲート駆動部は、両方向ゲート駆動部であることが好ましい。
前記各類似ゲート駆動回路は、一般ゲート信号が印加されて出力電圧を出力する入力部と、第1クロック信号が印加され、前記出力電圧の状態によって動作し、前記第1クロック信号を類似ゲート信号として出力する出力部と、前記ゲートオフ電圧、第2クロック信号、及び前記出力電圧が印加され、前記出力部に接続されて前記第1クロック信号の状態変化から前記類似ゲート信号の状態を安定化させる安定化部と、前記ゲートオフ電圧、次段の類似ゲート信号と前段の類似ゲート信号、及び前記出力電圧が印加され前記安定化部に接続され、前記第1クロック信号の状態変化から前記出力電圧の状態を安定化させ、前記類似ゲート駆動回路の動作をリセットするリセット部とを含むことが好ましい。
前記第2クロック信号は、前記ゲートオン電圧と同一のパルス幅を有し、前記第1クロック信号と180゜の位相差を有することが好ましい。
前記第1及び第2クロック信号の高レベル電圧は、ゲートオン電圧と同一であり、前記第1及び第2クロック信号の低レベル電圧は、ゲートオフ電圧と同一であることが好ましい。
前記次段及び前段の類似ゲート信号のゲートオン電圧と入力される前記一般ゲート信号のゲートオン電圧との印加時期の差は、2水平周期[2H]であることが好ましい。
前記入力部は、前記一般ゲート信号が入力端子と制御端子とに入力され、出力端子から前記出力電圧を出力する第1スイッチング素子を含むことが好ましい。
前記出力部は、前記第1クロック信号が入力端子に入力され、前記出力電圧が制御端子に入力されて出力端子から前記類似ゲート信号を出力する第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の制御端子と出力端子の間に接続される第1キャパシタとを含むことが好ましい。
前記安定化部は、前記第2スイッチング素子の出力端子に入力端子が接続され、前記第2クロック信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第3スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に入力端子が接続され、前記ゲートオフ電圧に出力端子が接続される第4スイッチング素子と、前記第1クロック信号と前記第4スイッチング素子の制御端子の間に接続される第2キャパシタと、前記第4スイッチング素子の制御端子に入力端子が接続され、前記出力電圧が制御端子に入力され、出力端子に前記ゲートオフ電圧が接続される第5スイッチング素子とを含むことが好ましい。
前記リセット部は、前記出力電圧が入力端子に入力され、前記第4スイッチング素子の制御端子と制御端子が接続され、前記ゲートオフ電圧が出力端子が接続される第6スイッチング素子と、前記出力電圧が入力端子に入力され、前記次段の類似ゲート信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第7スイッチング素子と、前記出力電圧が入力端子に入力され、前記前段の類似ゲート信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第8スイッチング素子とを含むことことが好ましい。
同一の維持電極線に印加される維持信号の電圧レベルは、フレーム周期で反転することが好ましい。
本発明に係る表示装置によれば、共通電圧を所定の大きさの電圧に固定した後、所定の周期で電圧レベルが変わる維持信号を維持電極線に印加するので、画素電極電圧の範囲が増加し、画素電圧の範囲もまた広くなり階調を表現するための電圧の範囲が広くなることによって画質が向上するという効果がある。
また、同一の大きさのデータ電圧が印加される場合、一定の電圧の維持電圧が印加される場合に比べてより広い範囲の画素電圧が生成されるので、消費電力が減少し、さらに、共通電圧が一定の値に固定され、消費電力はより減少するという効果がある。
さらに、別途の選択回路を付加することなく両方向ゲート駆動部と維持信号生成部を採用した液晶表示装置が実現可能であるという効果がある。
次に、本発明に係る表示装置を実施するための最良の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
図面は、各種層及び領域を明確に表現するために、厚さを拡大して示している。明細書全体を通じて類似した部分については同一の参照符号を付けている。層、膜、領域、板などの部分が、他の部分の「上に」あるとするとき、これは他の部分の「すぐ上に」ある場合に限らず、その中間に更に他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の「すぐ上に」あるとするとき、これは中間に他の部分がない場合を意味する。
図1及び図2を参照して本発明の一実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示装置のブロック図である。図2は、本発明の一実施形態による液晶表示装置における一つの画素の等価回路図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による液晶表示装置は、液晶表示板組立体300、ゲート駆動部400、データ駆動部500、データ駆動部500に接続された階調電圧生成部800、維持信号生成部700及び信号制御部600を有する。
液晶表示板組立体300は、等価回路によれば、複数の信号線(G〜G2n、G、D〜D、S〜S2n)と複数の画素(PX)を含む。一方、図2に示した構造によれば、液晶表示板組立体300は、互いに対向する下部及び上部表示板100、200とその間に介在する液晶層3とを含む。
信号線(G〜G2n、G、D〜D、S〜S2n)は、複数のゲート線(G〜G2n、G)、複数のデータ線(D〜D)及び複数の維持電極線(S〜S2n)を含む。
ゲート線(G〜G2n、G)は、ゲート信号(走査信号とも言う)を伝達し、一般ゲート線(G〜G2n)と付加ゲート線(G)を含む。維持電極線(S〜S2n)は、一般ゲート線(G〜G2n)と交互に配置され、維持信号を伝達する。データ線(D〜D)はデータ電圧を伝達する。
ゲート線(G〜G2n、G)と維持電極線(S〜S2n)は、ほぼ行方向に延長され互いにほぼ平行であり、データ線(D〜D)は、ほぼ列方向に延長され互いにほぼ平行である。
図1に示すように、画素(PX)は、一般ゲート線(G〜G2n)、データ線(D〜D)及び維持電極線(S〜S2n)に接続され、行列形態に配列されている。各画素(PX)、例えば、i番目(i=1、2、…、2n)行、j番目(j=1、2、…、m)列の画素(PX)は、図2に示すように、i番目の一般ゲート線(G)とj番目のデータ線(D)に接続されたスイッチング素子(Q)、スイッチング素子(Q)に接続された液晶キャパシタ(Clc)、さらに、スイッチング素子(Q)とi番目の維持電極線(S)に接続されたストレージキャパシタ(Cst)を含む。
スイッチング素子(Q)は、下部表示板100に備えられている薄膜トランジスタなどの三端子素子であって、その制御端子は一般ゲート線(G)に接続され、入力端子はデータ線(D)に接続され、出力端子は画素電極191に接続され、ひいては液晶キャパシタ(Clc)及びストレージキャパシタ(Cst)に接続されている。
液晶キャパシタ(Clc)は、下部表示板100の画素電極191と上部表示板200の共通電極270を二つの端子とし、二つの電極(191、270)の間の液晶層3は誘電体として機能する。画素電極191は、スイッチング素子(Q)に接続され、共通電極270は、上部表示板200の全面に形成されて共通電圧(Vcom)の印加を受ける。
共通電圧(Vcom)は、一定の大きさを有する直流(DC)電圧である。図2とは異なり、共通電極270が下部表示板100に設置される場合もあり、その場合には、2つの電極(191、270)のうち少なくとも1つを線形または棒形に形成してもよい。
液晶キャパシタ(Clc)の補助的な役割を果たすストレージキャパシタ(Cst)は、画素電極191と維持電極線(S)が絶縁体を介在して重畳してなる。
一方、色表示を実現するためには各画素(PX)が基本色のうちの一つを固有に表示したり(空間分割)、各画素(PX)が時間によって交互に基本色を表示するようにし(時間分割)、これら基本色の空間的、時間的作用で所望の色が認識されるようにする。基本色の例としては、赤色、緑色、青色などの三原色がある。図2は、空間分割の一例であって、各画素(PX)が画素電極191に対応する上部表示板200の領域に基本色のうちの一つを示すカラーフィルタ230を備えている。図2とは異なり、カラーフィルタ230を、下部表示板100の画素電極191の上または下に設けてもよい。
液晶表示板組立体300には少なくとも一つの偏光子(図示せず)が備えられる。
再び図1を参照すれば、階調電圧生成部800は、画素(PX)の透過率に係る全体の階調電圧または限定された数の階調電圧(以下、基準階調電圧という)を生成する。(基準)階調電圧は、共通電圧(Vcom)に対してプラスの値を有するものと、マイナスの値を有するものを含むことができる。
ゲート駆動部400は、液晶表示板組立体300の両側方、例えば、左側と右側の端に配置されている第1及び第2ゲート駆動回路400a、400bを含む。
第1ゲート駆動回路400aは、奇数番目の一般ゲート線(G、G、G2n−1)及び付加ゲート線(G)と一端で接続され、第2ゲート駆動回路400bは、偶数番目の一般ゲート線(G、G、…、G2n)と一端で接続されている。しかし、これに限定されるのではなく、逆に、奇数番目の一般ゲート線(G、G、…、G2n−1)及び付加ゲート線(G)が第2ゲート駆動回路400bに接続し、偶数番目の一般ゲート線(G、G、…、G2n)が、第1ゲート駆動回路400aに接続することもできる。
第1及び第2ゲート駆動回路400a、400bは、ゲートオン電圧(Von)とゲートオフ電圧(Voff)の組み合わせからなるゲート信号を接続されたゲート線(G〜G2n、G)に印加する。
ゲート駆動部400は、信号線(G〜G2n、G、D〜D、S〜S2n)及び薄膜トランジスタスイッチング素子(Q)などと共に液晶表示板組立体300に集積される。しかし、ゲート駆動部400は、少なくとも一つの集積回路チップの形態で液晶表示板組立体300上に直接装着されたり、フレキシブルプリント回路フィルム(図示せず)上に装着されてTCP(tape carrier package)の形態で液晶表示板組立体300に付着されたり、別途のプリント回路基板(図示せず)上に装着することができる。
維持信号生成部700は、液晶表示板組立体300の両側方、例えば、第1及び第2ゲート駆動回路400a、400bと各々隣接するように配置された第1及び第2維持信号生成回路700a、700bを有する。
第1維持信号生成回路700aは、奇数番目の維持電極線(S、S、…、S2n−1)及び偶数番目の一般ゲート線(G、G、…、G2n)に接続され、奇数番目の維持電極線(S、S、…、S2n−1)に高レベル電圧と低レベル電圧からなる維持信号を印加する。
第2維持信号生成回路700bは、偶数番目の維持電極線(S、S、…、S2n)及び第1の一般ゲート線(G)を除いた奇数番目の一般ゲート線(G、G、…、G2n−1)と付加ゲート線(G)に接続され、偶数番目の維持電極線(S、S、…、S2n)に維持信号を印加する。
これとは異なり、維持信号生成部700は、ゲート駆動部400に接続された別途の付加ゲート線(G)を通じて必要な信号を供給されるのではなく、別途の信号発生部や信号制御部600などのような別途の装置から必要な信号を供給されることもできる。この場合、ゲート駆動部400に接続された付加ゲート線(G)は、液晶表示板組立体300に形成する必要がない。
維持信号生成部700は、信号線(G〜G2n、G、D〜D、S〜S2n)及び薄膜トランジスタスイッチング素子(Q)などと共に液晶表示板組立体300に集積される。
しかし、維持信号生成部700は、少なくとも一つの集積回路チップの形態で液晶表示板組立体300上に直接装着されたり、フレキシブルプリント回路フィルム(図示せず)上に装着されてTCP(tape carrier package)の形態で液晶表示板組立体300に付着されたり、別途のプリント回路基板(図示せず)上に装着してもよい。
データ駆動部500は、液晶表示板組立体300のデータ線(D〜D)に接続され、階調電圧生成部800からの階調電圧を選択し、これをデータ電圧としてデータ線(D〜D)に印加する。しかし、階調電圧生成部800が階調電圧を全て提供するのではなく、限定された数の基準階調電圧のみを提供する場合には、データ駆動部500は、基準階調電圧を分圧して所望のデータ電圧を生成する。
データ駆動部500は、少なくとも一つの集積回路チップの形態で液晶表示板組立体300上に直接装着されたり、フレキシブルプリント回路フィルム(図示せず)上に装着されてTCPの形態で液晶表示板組立体300に付着されたり、別途のプリント回路基板(図示せず)上に装着してもよい。
信号制御部600は、ゲート駆動部400、データ駆動部500、及び維持信号生成部700などを制御する。
データ駆動部500、信号制御部600、及び階調電圧生成部800の各々は、少なくとも一つの集積回路チップの形態で液晶表示板組立体300上に直接装着されたり、フレキシブルプリント回路フィルム(図示せず)上に装着されてTCPの形態で液晶表示板組立体300に付着されたり、別途のプリント回路基板(図示せず)上に装着してもよい。
これとは異なり、これら駆動装置(500、600、800)が信号線(G〜G2n、G、D〜D、S〜S2n)及び薄膜トランジスタスイッチング素子(Q)などと共に液晶表示板組立体300に集積されてもよい。また、駆動装置(500、600、800)は単一チップで集積されてもよく、この場合、これらのうちの少なくとも一つ、またはこれらをなす少なくとも一つの回路素子は単一チップの外側に位置してもよい。
次に、このような液晶表示装置の動作について詳細に説明する。
信号制御部600は、外部のグラフィック制御部(図示せず)から入力画像信号(R、G、B)及びその表示を制御する入力制御信号を受信する。入力画像信号(R、G、B)は、各画素(PX)の輝度情報を含んでおり、輝度は決められた数、例えば、1024(=210)、256(=2)または64(=2)個の階調(gray)を有している。入力制御信号の例としては、垂直同期信号(Vsync)と水平同期信号(Hsync)、メインクロック信号(MCLK)、データイネーブル信号(DE)などがある。
信号制御部600は、入力画像信号(R、G、B)と入力制御信号に基づいて入力画像信号(R、G、B)を液晶表示板組立体300の動作条件に合うように適切に処理し、ゲート制御信号(CONT1)、データ制御信号(CONT2)及び維持制御信号(CONT3)などを生成した後、ゲート制御信号(CONT1)をゲート駆動部400に送出し、データ制御信号(CONT2)と処理したデジタル画像信号(DAT)をデータ駆動部500に送出し、維持制御信号(CONT3)を維持信号生成部700に送出する。
ゲート制御信号(CONT1)は、走査開始を指示する走査開始信号(STV1、STV2)とゲートオン電圧(Von)の出力周期を制御する少なくとも一つのクロック信号を含む。ゲート制御信号(CONT1)はまた、ゲートオン電圧(Von)の持続時間を限定する出力イネーブル信号(OE)をさらに含むことができる。
データ制御信号(CONT2)は、一行の画素(PX)に対するデジタル画像信号(DAT)の伝送開始を知らせる水平同期開始信号(STH)とデータ線(D〜D)にアナログデータ電圧の印加を指示するロード信号(LOAD)、及びデータクロック信号(HCLK)を含む。データ制御信号(CONT2)はまた、共通電圧(Vcom)に対するデータ電圧の極性(以下、共通電圧に対するデータ電圧の極性を略してデータ電圧の極性という)を反転させる反転信号(RVS)をさらに含むことができる。
信号制御部600からのデータ制御信号(CONT2)により、データ駆動部500は、一つの行、例えば、i番目行の画素(PX)に対するデジタル画像信号(DAT)を受信し、各デジタル画像信号(DAT)に対応する階調電圧を選択することによってデジタル画像信号(DAT)をアナログデータ電圧に変換した後、これを当該データ線(D〜D)に印加する。
ゲート駆動部400は、信号制御部600からのゲート制御信号(CONT1)によりゲート線(G〜G2n)のうちの一つ、例えば、i番目ゲート線(G)に印加されるゲート信号をゲートオン電圧(Von)に変えて、このゲート線(G)に接続されたスイッチング素子(Q)をターンオンさせる(但し、付加ゲート線(G)にはスイッチング素子(Q)が接続していないので除く)。これにより、データ線(D〜D)に印加されたデータ電圧がターンオンしたスイッチング素子(Q)を通じてi番目行の画素(PX)に印加され、その結果、画素(PX)内の液晶キャパシタ(Clc)とストレージキャパシタ(Cst)が充電される。
液晶キャパシタ(Clc)の充電電圧、つまり画素電圧は、画素(PX)に印加されたデータ電圧と共通電圧(Vcom)の差とほぼ同一である。液晶分子は、画素電圧の大きさによってその配列が異なり、このため液晶層3を通過する光の偏光が変化する。このような偏光の変化は、偏光子によって光透過率の変化として示され、これによって画素(PX)は、デジタル画像信号(DAT)の階調が示す輝度を表示する。
一つの水平周期(“1H”ともいい、水平同期信号Hsync及びデータイネーブル信号DEの一周期と同一である)が経過し、データ駆動部500が(i+1)番目行の画素(PX)に対するデータ電圧をデータ線(D〜D)に印加すると、ゲート駆動部400は、i番目ゲート線(G)に印加されるゲート信号をゲートオフ電圧(Voff)に変え、その後、ゲート線(Gi+1)に印加されるゲート信号をゲートオン電圧(Von)に変える。これにより、i番目画素行のスイッチング素子(Q)がターンオフし、このため画素電極191が孤立(floating)状態になる。
維持信号生成部700は、信号制御部600からの維持制御信号(CONT3)と(i+1)番目ゲート線(Gi+1)に印加されるゲート信号の電圧上昇によってi番目維持電極線(S)に印加される維持信号の電圧レベルを変える。これにより、i番目画素行のストレージキャパシタ(Cst)の一端子である画素電極191が他端子である維持電極線(S)の電圧変化に従ってその電圧を変える。
このような過程を全ての画素行に対して繰り返すことで、液晶表示装置は1フレームの画像を表示する。
1フレームが終われば次のフレームが開始され、各画素(PX)に印加されるデータ電圧の極性が直前フレームでの極性と反対になるように、データ駆動部500に印加される反転信号(RVS)の状態が制御される(フレーム反転)。また、一行の画素(PX)に印加されるデータ電圧の極性は全て同一であり、隣接した二行の画素(PX)に印加されるデータ電圧の極性は反対である(行反転)。
このように本実施形態による液晶表示装置がフレーム反転及び行反転を行うので、ある一行の画素(PX)に印加されるデータ電圧は全て正極性であるか負極性であり、フレーム単位で極性が変わる。
この時、維持電極線(S〜S2n)に印加される維持信号は、画素電極191に正極性のデータ電圧が充電された場合は低レベル電圧から高レベル電圧に変化し、反対に画素電極191に負極性のデータ電圧が充電された場合は高レベル電圧から低レベル電圧に変化する。
従って、画素電極191の電圧は正極性データ電圧で充電された場合はさらに上昇し、負極性データ電圧で充電された場合はさらに低下する。これにより、画素電極191の電圧範囲は、データ電圧の基礎である階調電圧の範囲より広く、このため低い基本電圧でも広い範囲の輝度を実現することができる。
一方、第1及び第2維持信号生成回路700a、700bは、各々維持電極線(S〜S2n)に各々接続された複数の信号生成回路710を含むことができ、このような信号生成回路710の一例について図3及び図4を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態による信号生成回路の回路図である。図4は、図3に示す信号生成回路を含む液晶表示装置に使用される信号のタイミング図である。
図3に示すように、信号生成回路710は、入力端(IP)と出力端(OP)を有する。i番目信号生成回路の場合、入力端(IP)は(i+1)番目ゲート線(Gi+1)に接続されて(i+1)番目ゲート信号(gi+1)(以下、入力信号という)を受信し、出力端(OP)は、i番目維持電極線(S)に接続されてi番目維持信号(Vsi)を出力する。
これと同様に、(i+1)番目信号生成回路の場合、入力端(IP)は(i+2)番目ゲート線(Gi+2)に接続されて(i+2)番目ゲート信号(gi+2)を入力信号として受信し、出力端(OP)は(i+1)番目維持電極線(Si+1)に接続されて(i+1)番目維持信号(Vsi+1)を出力する。
信号生成回路710は、信号制御部600から維持制御信号(CONT3)の一種である第1、第2及び第3クロック信号(CK1、CK1B、CK2)を受信し、信号制御部600または外部から高電圧(AVDD)と低電圧(AVSS)を受信する。
図4に示すように、第1〜第3クロック信号(CK1、CK1B、CK2)は2Hの周期を有し、デューティ比は約50%であることができる。第1クロック信号(CK1)と第2クロック信号(CK1B)は、約180゜の位相差を有する互いに反転した信号であり、第2クロック信号(CK1B)と第3クロック信号(CK2)の位相は互いに同一である。また、第1〜第3クロック信号(CK1、CK1B、CK2)の波形はフレーム単位で反転する。
第1及び第2クロック信号(CK1、CK1B)の高レベル電圧(Vh1)は約15Vであり、低レベル電圧(Vl1)は約0Vであることができ、第3クロック信号(CK2)の高レベル電圧(Vh2)は約5Vであり、低レベル電圧(Vl2)は約0Vであることができる。高電圧(AVDD)は、第3クロック信号(CK2)の高レベル電圧(Vh2)と同様に約5Vであり、低電圧(AVSS)は第3クロック信号(CK2)の低レベル電圧(Vl2)と同様に約0Vであることができる。
信号生成回路710は、制御端子、入力端子及び出力端子を各々有する5個のトランジスタ(Tr1、Tr2、Tr3、Tr4、Tr5)と二つのキャパシタ(C1、C2)を含む。
トランジスタ(Tr1)の制御端子は入力端(IP)に接続され、入力端子は第3クロック信号(CK2)に接続され、出力端子は出力端(OP)に接続されている。
トランジスタ(Tr2)とトランジスタ(Tr3)の制御端子は入力端(IP)に接続され、入力端子は各々第1及び第2クロック信号(CK1、CK1B)に接続されている。
トランジスタ(Tr4)とトランジスタ(Tr5)の制御端子は各々トランジスタ(Tr2)とトランジスタ(Tr3)の出力端子に接続され、入力端子は各々低電圧(AVSS)と高電圧(AVDD)に接続され、出力端子は出力端(OP)に接続されている。
キャパシタ(C1、C2)は、トランジスタ(Tr4)の制御端子と低電圧(AVSS)、トランジスタ(Tr5)の制御端子と高電圧(AVDD)の間に接続されている。
トランジスタ(Tr1〜Tr5)は、非晶質シリコンまたは多結晶シリコン薄膜トランジスタからなることができる。
以下、このような信号生成回路の動作について詳細に説明する。
本実施形態によれば、図4に示すように、隣接した二つのゲート線に印加されるゲートオン電圧(Von)の印加時間が一部重畳しており、この時、ゲートオン電圧(Von)の重畳時間は約1Hであることができる。これにより、全ての行の画素は直前の行の画素に印加されるデータ電圧で約1H間充電されるが、残りの約1H間は、自己のデータ電圧で充電が行われて正常に画像表示動作が行われる。
まず、i番目信号生成回路について説明する。
入力信号、つまり(i+1)番目ゲート線(Gi+1)に印加されるゲート信号(gi+1)がゲートオン電圧(Von)になれば、第1〜第3トランジスタ(Tr1〜Tr3)がターンオンする。ターンオンしたトランジスタ(Tr1)は、第3クロック信号(CK2)を出力端(OP)に伝達し、第3クロック信号(CK2)の低レベル電圧(Vl2)によって維持信号(Vsi)の電圧レベルは低レベル電圧(V−)になる。一方、ターンオンしたトランジスタ(Tr2)は、第1クロック信号(CK1)をトランジスタ(Tr4)の制御端子に伝達し、ターンオンしたトランジスタ(Tr3)は、第2クロック信号(CK1B)をトランジスタ(Tr5)の制御端子に伝達する。
第1クロック信号(CK1)と第2クロック信号(CK1B)は、互いに反転した信号であるので、トランジスタ(Tr4)とトランジスタ(Tr5)は互いに反対に動作する。即ち、トランジスタ(Tr4)がターンオンすると、トランジスタ(Tr5)がターンオフし、反対にトランジスタ(Tr4)がターンオフすると、トランジスタ(Tr5)がターンオンする。トランジスタ(Tr4)がターンオン、トランジスタ(Tr5)がターンオフすると、低電圧(AVSS)が出力端(OP)に伝達され、トランジスタ(Tr4)がターンオフ、トランジスタ(Tr5)がターンオンすると、高電圧(AVDD)が出力端(OP)に伝達される。
ゲート信号(gi+1)のゲートオン電圧(Von)の状態は、例えば、2H間維持され、前半1H間を前半区間(T1)、後半1H間を後半区間(T2)とする。
前半区間(T1)において、第1クロック信号(CK1)は高レベル電圧(Vh1)であり、第2及び第3クロック信号(CK1B、CK2)は低レベル電圧(Vl1、Vl2)であるので、トランジスタ(Tr1)が伝達する第3クロック信号(CK2)の低レベル電圧(Vl2)がかかる出力端(OP)にはトランジスタ(Tr4)が伝達する低電圧(AVSS)がかかる。
従って、維持信号(Vsi)は、低レベル電圧(Vl2)及び低電圧(AVSS)と同一の大きさの低レベル電圧(V−)となる。
一方、前半区間(T1)において、キャパシタ(C1)には第1クロック信号(CK1)の高レベル電圧(Vh1)と低電圧(AVSS)の差だけの電圧が充電され、キャパシタ(C2)には第2クロック信号(CK1B)の低レベル電圧(Vl1)と高電圧(AVDD)の差だけの電圧が充電される。
後半区間(T2)において、第1クロック信号(CK1)は低レベル電圧(Vl1)であり、第2及び第3クロック信号(CK1B、CK2)は高レベル電圧(Vh1、Vh2)であるので、前半区間(T1)と反対に、トランジスタ(Tr5)はターンオンし、トランジスタ(Tr4)はターンオフする。
これにより、出力端(OP)にはターンオンしたトランジスタ(Tr1)を通じて伝えられる第3クロック信号(CK2)の高レベル電圧(Vh2)がかかるようになり、維持信号(Vsi)は低レベル電圧(V−)から高レベル電圧(Vh2)と同一レベルの高レベル電圧(V+)に変化する。
また、出力端(OP)にはターンオンしたトランジスタ(Tr5)を通じて高レベル電圧(V+)と同一レベルの高電圧(AVDD)が印加される。
一方、キャパシタ(C1)の充電電圧は、第1クロック信号(CK1)の低レベル電圧(Vl1)と低電圧(AVSS)の差と等しいので、これら二つの電圧が同じであればキャパシタ(C1)が放電される。キャパシタ(C2)の充電電圧は、第2クロック信号(CK1B)の高レベル電圧(Vl1)と高電圧(AVDD)の差と等しいので、これら二つの電圧が互いに異なればキャパシタ(C2)の充電電圧は0ではない。前述のように、第2クロック信号(CK1B)の高レベル電圧(Vh1)が約15Vであり、高電圧(AVDD)が約5Vであれば、約10Vの電圧がキャパシタ(C2)に充電される。
後半区間(T2)が終了し、ゲート信号(gi+1)がゲートオン電圧(Von)からゲートオフ電圧(Voff)に変化すると、トランジスタ(Tr1〜Tr3)はターンオフ状態に変わる。よって、トランジスタ(Tr1)の出力端子が孤立状態になってトランジスタ(Tr1)と出力端(OP)の電気的な接続が孤立状態となり、さらに、トランジスタ(Tr2、Tr3)の出力端子が孤立状態となり、その結果、トランジスタ(Tr4、Tr5)の制御端子もまた、孤立状態となる。
キャパシタ(C1)には電圧が充電されていないので、トランジスタ(Tr4)はターンオフ状態を維持する。しかし、キャパシタ(C2)には第2クロック信号(CK1B)の高レベル電圧(Vh1)と高電圧(AVDD)の差によって電圧が充電されているので、その電圧がトランジスタ(Tr5)のしきい電圧以上であれば、トランジスタ(Tr5)はターンオン状態を維持する。従って、出力端(OP)には高電圧(AVDD)が伝えられ、維持信号(Vsi)として出力される。その結果、維持信号(Vsi)は高レベル電圧(V+)を維持する。
次に、(i+1)番目の信号生成回路の動作について説明する。
(i+1)番目信号生成回路(図示せず)に(i+2)番目ゲート信号(gi+1)のゲートオン電圧(Von)が印加されれば、(i+1)番目信号生成回路が動作する。
図4に示すように、(i+2)番目ゲート信号(gi+2)がゲートオン電圧(Von)になれば、この時の第1〜第3クロック信号(CK1、CK1B、CK2)の状態は、(i+1)番目ゲート信号(gi+1)がゲートオン電圧(Von)になる時の状態と逆になる。
これにより、(i+2)番目ゲート信号(gi+2)の前半ゲートオン電圧(Von)区間(T1)での動作は、(i+1)番目ゲート信号(gi+1)の後半ゲートオン電圧(Von)区間(T2)での動作と同一であり、トランジスタ(Tr1、Tr3、Tr5)のターンオン動作によって第3クロック信号(CK2)の高レベル電圧(Vh2)と高電圧(AVDD)が出力端(OP)にかかるようになり、維持信号(Vsi+1)は高レベル電圧(V+)になる。
しかし(i+2)番目ゲート信号(gi+2)の後半ゲートオン電圧(Von)区間(T2)での動作は、(i+1)番目ゲート信号(gi+1)の前半ゲートオン電圧(Von)区間(T1)での動作と同一であり、トランジスタ(Tr1、Tr2、Tr4)のターンオン動作によって第3クロック信号(CK2)の低レベル電圧(Vl2)と低電圧(AVSS)が出力端(OP)にかかるようになり、維持信号(Vsi+1)は、高レベル電圧(V+)から低レベル電圧(V−)に変わる。
上述のように、トランジスタ(Tr1)は、入力信号の電圧状態がゲートオン電圧(Von)を維持する間、第3クロック信号(CK2)を維持信号として印加するためのトランジスタであり、残りのトランジスタ(Tr2〜Tr5)は、入力信号がゲートオフ電圧(Voff)であり出力端(OP)がトランジスタ(Tr1)と孤立状態にある時、キャパシタ(C1、C2)を利用して当該維持電極線に印加される維持信号の電圧状態を次のフレームまで維持するためのトランジスタである。
即ち、トランジスタ(Tr1)は、当該維持電極線に維持信号を初期に印加するためのもので、残りのトランジスタ(Tr2〜Tr5)は出力される維持信号を一定に維持するためのものであるので、トランジスタ(Tr2〜Tr5)の大きさは、第1トランジスタ(Tr1)の大きさより遥かに小さくても良い。
このような維持信号(Vs)の電圧変化によって画素電極電圧(Vp)が増減する。以下では、キャパシタとこれらキャパシタの静電容量を同一の図面符号で示す。
即ち、画素電極電圧(Vp)は、以下の数式1から求められる。数式1で、Vはデータ電圧であり、ClcとCstは各々液晶キャパシタとストレージキャパシタの静電容量であり、Vは維持信号(Vs)の高レベル電圧(V+)であり、Vは維持信号(Vs)の低レベル電圧(V−)である。
Figure 2008040498
数式1から分かるように、画素電極電圧(Vp)は、キャパシタの静電容量(Clc、Cst)及び維持信号(Vs)の電圧変化によって決められる変化量(Δ)をデータ電圧(V)に加減した値である。
従って、画素電極電圧(Vp)は、充電されているデータ電圧(V)に維持信号(Vs)の変化量(Δ)が加減され、正極性データ電圧で充電された場合には、画素電極電圧(Vp)は変化量(Δ)だけ増加し、反対に負極性データ電圧で充電された場合には、画素電極電圧(Vp)は変化量(Δ)だけ減少する。これにより、画素電圧の変化は、増減された画素電極電圧(Vp)によって階調電圧の範囲より広くなり、表現される輝度範囲もまた広くなる。
また、既に説明したように、共通電圧(Vcom)が一定の電圧に固定されているので、低い電圧と高い電圧を交互に印加することに比べて消費電力が減る。
このような本実施形態によれば、共通電圧(Vcom)を所定の大きさの電圧に固定した後、所定の周期でレベルが変わる維持信号を維持電極線に印加して画素電極電圧の範囲を増加させる。これによって画素電圧の範囲も広くなり、階調を表現するための電圧の範囲が広くなることで画質が向上する。
また、同一の大きさのデータ電圧が印加される場合、一定な電圧の維持電圧が印加されることに比べてより広い範囲の画素電圧が生成されるので、増加するデータ電圧の大きさを考慮してデータ電圧の範囲を減らすことができることから消費電力が減少し、さらに、共通電圧が一定値で固定され、消費電力はさらに減る。
次に、図5〜図8を参照して本発明の他の実施形態による液晶表示装置について説明する。
図5は、本発明の他の実施形態による液晶表示装置のブロック図である。図6は、本発明の他の実施形態による類似ゲート信号生成回路のブロック図である。図7は、本発明の他の実施形態による類似ゲート駆動回路の回路図である。図8は、図7に示す類似ゲート駆動回路を含む液晶表示装置に使用される信号のタイミング図である。
図5に示す液晶表示装置は、図1に示した液晶表示装置とほぼ同様であるので、同一の機能を有する部分に対しては同じ図面符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本発明の他の実施形態による液晶表示装置は、ゲート線(G〜G2n)に接続されたゲート駆動部401、データ線(D〜D)に接続されたデータ駆動部500、維持電極線(S〜S2n)に接続された維持信号生成部701、データ駆動部500に接続された階調電圧生成部800、ゲート駆動部401(第1及び第2ゲート駆動回路401a、401b)及びデータ駆動部500に接続された信号制御部601を有する。
しかし、本実施形態によるゲート駆動部401は、外部の選択信号によって一般ゲート線(G〜G2n)の走査方向を変更する両方向ゲート駆動部である。
即ち、選択信号の状態に従ってゲート駆動部401は順方向に、つまり、第1の一般ゲート線(G1)から最後の一般ゲート線(G2n)にゲートオン電圧(Von)を順次に伝達するか、あるいは、反対に逆方向に、つまり、最後の一般ゲート線(G2n)から第1の一般ゲート線(G)にゲートオン電圧(Von)を順次に伝達する。
そのために液晶表示装置は、使用者の選択によって当該状態の選択信号を信号制御部601などから出力する選択スイッチ(図示せず)をさらに有することができ、信号制御部601は、ゲート制御信号(CONT1)を通じて選択スイッチの動作状態を伝達し、選択された状態でゲート駆動部401が動作するように制御することが可能である。
図5に示すように、維持信号生成部701は、第1及び第2維持信号生成回路701a、701bを有する。しかし図1とは異なり、本実施形態による第1維持信号生成回路701aは、偶数番目維持電極線(S、S、…、S2n)に接続され、第2維持信号生成回路701bは、奇数番目維持電極線(S、S、…、S2n−1)に接続されている。
しかし、図1に示した第1及び第2維持信号生成回路700a、700bと比較した場合、第1及び第2維持信号生成回路701a、701bは、維持電極線(S〜S2n)との接続関係のみ異なり、内部構造は同一である。このような第1及び第2維持信号生成回路701a、702bの接続関係はこれに限定されず、必要に応じて変更可能である。
また、図1とは異なり、本実施形態による液晶表示装置は、一般ゲート線(G〜G2n)と維持信号生成部701に接続された類似ゲート信号生成部720をさらに有する。
類似ゲート信号生成部720は、第1及び第2維持信号生成回路701a、701bに各々接続されている第1及び第2類似ゲート信号生成回路720a、720bを含む。
第1類似ゲート信号生成回路720aは、奇数番目一般ゲート線(G、G、…、G2n−1)と第1維持信号生成回路701aに接続され、第1維持信号生成回路701aの入力端(IP)にゲートオン電圧(Von)とゲートオフ電圧(Voff)からなる類似ゲート信号を印加し、第2類似ゲート信号生成回路720bは、偶数番目一般ゲート線(G、G、…、G2n)と第2維持信号生成回路701bに接続され、第2維持信号生成回路700bの入力端(IP)に類似ゲート信号を印加する。
そのために信号制御部601は、類似ゲート制御信号(CONT4a、CONT4b)をさらに生成し、第1及び第2類似ゲート信号生成回路720a、720bに印加する。
類似ゲート信号生成部720は、液晶表示板組立体301に直接集積できる。しかし、類似ゲート信号生成部720は、少なくとも一つの集積回路チップの形態で液晶表示板組立体300上に直接装着されたり、フレキシブルプリント回路フィルム(図示せず)上に装着されてTCPの形態で液晶表示板組立体301に付着されたり、別途のプリント回路基板(図示せず)上に装着してもよい。
図6に示すように、第1及び第2類似ゲート信号生成回路720a、720bは、信号制御部601から類似ゲート制御信号(CONT4a、CONT4b)の一種である第4クロック信号(CK3)及び第5クロック信号(CK3B)と、第6クロック信号(CK4)及び第7クロック信号(CK4B)、及びゲートオフ電圧(Voff)の印加を受ける。
即ち、第1類似ゲート信号生成回路720aは、類似ゲート制御信号(CONT4a)の一種である第4及び第5クロック信号(CK3、CK3B)の入力を受け、第2類似ゲート信号生成回路720bは、類似ゲート制御信号(CONT4b)の一種である第6及び第7クロック信号(CK4、CK4B)の入力を受ける。
このような第1及び第2類似ゲート信号生成回路720a、720bは、第1及び第2維持信号生成回路701a、701bの信号生成回路710に各々接続された複数の類似ゲート駆動回路730を含む。
図6に示すように、各類似ゲート駆動回路730は、入力端(IN)、クロック端(CK、CKB)、リセット端(R1、R2)、ゲート電圧端(GV)、及び出力端(OUT)を有する。
既に説明したように、第1類似ゲート信号生成回路720aの各類似ゲート駆動回路730は、奇数番目ゲート信号(g、g、…、g2n−1)の入力を受け、第2類似ゲート信号生成回路720bの各類似ゲート駆動回路730は、偶数番目ゲート信号(g、g、…、g2n)の入力を受ける。
例えば、第1類似ゲート信号生成回路720aに含まれるi(iは奇数)番目類似ゲート駆動回路730である場合、入力端(IN)はi番目ゲート線(G)に接続されてi番目ゲート信号(g)を受信し、リセット端(R1)は、(i+2)番目類似ゲート信号生成回路720aに接続されて(i+2)番目類似ゲート信号(Pgi+2)を受信し、リセット端(R2)は(i−2)番目類似ゲート信号生成回路720aに接続されて(i−2)番目類似ゲート信号(Pgi−2)を受信し、クロック端(CK、CKB)は、各々第4及び第5クロック信号(CK3、CK3B)を受信し、ゲート電圧端(GV)は、ゲートオフ電圧(Voff)を受信する。出力端(OUT)は、(i)番目維持電極線(S)に接続された維持信号生成部701の(i)番目信号生成回路710の入力端(IP)に接続される。
これと同様に、第2類似ゲート信号生成回路720bに含まれる(i+1)番目類似ゲート駆動回路730である場合、入力端(IN)は、(i+1)番目ゲート線(Gi+1)に接続されて(i+1)番目ゲート信号(gi+1)を受信し、リセット端(R1)は、(i+3)番目類似ゲート信号生成回路720bに接続されて(i+3)番目類似ゲート信号(Pgi+3)を受信し、リセット端(R2)は、(i−3)番目類似ゲート信号生成回路720bに接続されて(i−3)番目類似ゲート信号(Pgi−3)を受信し、クロック端(CK、CKB)は、各々第6及び第7クロック信号(CK4、CK4B)を受信し、ゲート電圧端(GV)は、ゲートオフ電圧(Voff)を受信する。出力端(OUT)は、(i+1)番目維持電極線(Si+1)に接続された維持信号生成部701の(i+1)番目信号生成回路710の入力端(IP)に接続されている。
ただし、第1類似ゲート信号生成回路720a及び第2類似ゲート信号生成回路720bの第1類似ゲート駆動回路730のリセット端(R2)には、類似ゲート信号の代わりに別のダミー信号(DS11、DS12)が入力され、第1類似ゲート信号生成回路720a及び第2類似ゲート信号生成回路720bの最後の類似ゲート駆動回路730のリセット端(R1)には、別のダミー信号(DS21、DS22)が入力される。
これらダミー信号(DS11、DS12、DS21、DS22)は、走査開始信号に基づいて信号制御部601より生成できる。
これとは異なり、ダミー信号(DS11、DS12、DS21、DS22)は、ゲート駆動部401に接続された別の付加ゲート線を通じてゲート駆動部401から伝達されることもできる。
図8に示すように、第4及び第5クロック信号(CK3、CK3B)と第6及び第7クロック信号(CK4、CK4B)は、高レベル電圧(Vh3)と低レベル電圧(Vl3)を有し、高レベル電圧(Vh3)はゲートオン電圧(Von)と同一であり、低レベル電圧(Vl3)はゲートオフ電圧(Voff)と同一であることができる。
また、第4及び第5クロック信号(CK3、CK3B)と第6及び第7クロック信号(CK4、CK4B)のパルス幅は、ゲートオン電圧(Von)のパルス幅と同一であり、これら信号(CK3、CK3B、CK4、CK4B)の周期は約4Hであり、デューティ比は約50%であることができる。
第4クロック信号(CK3)と第5クロック信号(CK3B)、そして第6クロック信号(CK4)と第7クロック信号(CK4B)は、約180゜の位相差を持つ互いに反転した信号である。第4クロック信号(CK3)と第6クロック信号(CK4)は、約90゜の位相差を持つ。
図7を参照すると、各類似ゲート駆動回路730は、制御端子、入力端子及び出力端子を各々有する8個のトランジスタ(Q1〜Q8)及び二つのキャパシタ(Cc、Cb)を有する。トランジスタ(Q1〜Q8)は、NMOSトランジスタであるが、PMOSトランジスタを使用することも可能である。また、キャパシタ(Cc、Cb)は、実際に工程時に形成されるゲートとドレイン/ソース間の寄生容量であることができる。
トランジスタ(Q1)の入力端子は、クロック端(CK)に接続され、出力端子は、出力端(OUT)に接続されている。
トランジスタ(Q2)の入力端子と制御端子は、入力端(IN)に接続され、出力端子は、接点(n1)を通じてトランジスタ(Q1)の制御端子に接続されている。
トランジスタ(Q3)の入力端子は、接点(n1)を通じてトランジスタ(Q2)の出力端子に接続され、制御端子は、リセット端(R1)に接続され、出力端子は、ゲートオフ電圧(Voff)が入力されるゲート電圧端(GV)に接続されている。
トランジスタ(Q4)の入力端子は、接点(n1)を通じてトランジスタ(Q2)の出力端子に接続され、出力端子は、ゲートオフ電圧(Voff)が入力されるゲート電圧端(GV)に接続されている。
トランジスタ(Q5)の入力端子は、トランジスタ(Q1)の出力端子に接続され、制御端子は、トランジスタ(Q4)の制御端子に接続され、出力端子は、ゲートオフ電圧(Voff)が入力されるゲート電圧端(GV)に接続されている。
トランジスタ(Q6)の入力端子は、トランジスタ(Q1)の出力端子に接続され、制御端子は、クロック端(CKB)に接続され、出力端子は、ゲート電圧端(GV)に接続されている。
トランジスタ(Q7)の入力端子は、接点(n2)を通じてトランジスタ(Q4、Q5)の制御端子に接続され、制御端子は、接点(n1)を通じてトランジスタ(Q1)の出力端子に接続され、出力端子は、ゲート電圧端(GV)に接続されている。
トランジスタ(Q8)の入力端子は、接点(n1)を通じてトランジスタ(Q2)の出力端子に接続され、制御端子は、リセット端(R2)に接続され、出力端子は、ゲート電圧端(GV)に接続されている。
キャパシタ(Cc)は、第3クロック信号(CK3)が入力されるクロック端(CK)と接点(n2)の間に接続され、キャパシタ(Cb)は、接点(n1)と出力端(OUT)の間に接続されている。
このような類似ゲート駆動回路730の動作は次の通りである。
選択信号の状態によってゲート駆動部401の走査方向が順方向である場合の類似ゲート駆動回路730の動作を説明する。
まず、トランジスタ(Q1〜Q8)は、ゲートオン電圧(Von)によってターンオンし、ゲートオフ電圧(Voff)によってターンオフすると仮定する。
例えば、i番目類似ゲート駆動回路730の動作を、図7及び図8を参照して説明する。
第4クロック信号(CK3)が高レベル電圧(Vh3)から低レベル電圧(Vl3)で遷移し、第5クロック信号(CK3B)及び入力端(IN)に印加されるゲート信号(g)の電圧レベルがゲートオフ電圧(Voff)からゲートオン電圧(Von)になれば、トランジスタ(Q2)とトランジスタ(Q6)がターンオンする。これにより、トランジスタ(Q2)を通じて接点(n1)にゲートオン電圧(Von)が伝えられ、これによってトランジスタ(Q1、Q7)がターンオンする。
トランジスタ(Q7)を通じて接点(n2)にゲートオフ電圧(Voff)が伝えられ、これによってトランジスタ(Q4、Q5)がターンオフする。この時、次段の(i+2)番目類似ゲート信号(Pgi+2)の電圧レベルがゲートオフ電圧(Voff)であるのでトランジスタ(Q3)はターンオフ状態を維持する。一方、ターンオンされた二つのトランジスタ(Q1、Q6)を通じて出力端(OUT)はゲートオフ電圧(Voff)をi番目類似ゲート信号(Pg)としてi番目信号生成回路710の入力端(IP)に印加する。
この時、キャパシタ(Cb)は、ゲートオン電圧(Von)とゲートオフ電圧(Voff)の差に相当する電圧を充電し、接点(n2)の状態は、第4クロック信号(CK3)の低レベル電圧(Vl3)によって低レベル電圧を維持し、トランジスタ(Q5)の状態がターンオフ状態を維持する。
次に、i番目ゲート信号(g)と第5クロック信号(CK3B)の電圧レベルがゲートオフ電圧(Voff)と低レベル電圧(Vl3)に遷移し、第4クロック信号(CK3)が高レベル電圧(Vh3)に遷移すれば、トランジスタ(Q2、Q6)はターンオフし、この時、次段の類似ゲート信号(Pgi+2)はローレベルを維持するので、トランジスタ(Q3)もターンオフ状態を維持する。トランジスタ(Q2)がターンオフすることによって接点(n1)はi番目ゲート信号(g)との接続が遮断されて孤立する。
従って、トランジスタ(Q1、Q7)はターンオン状態を維持し、接点(n2)にゲートオフ電圧が印加され、このためトランジスタ(Q4、Q5)はターンオフ状態を維持する。トランジスタ(Q5、Q6)が全てターンオフされるので、出力端(OUT)に伝達されたゲートオフ電圧(Voff)は遮断され、トランジスタ(Q1)はターンオン状態を維持するので、クロック信号(CK3)の高レベル電圧(Vh3)であるゲートオン電圧(Von)のみが出力端(OUT)に伝達されて出力される。
この時、キャパシタ(Cb)は一定の電圧を維持するので、出力端(OUT)の電圧がゲートオン電圧(Von)に上昇することに伴って孤立状態である接点(n1)の電圧はその上昇幅だけ上昇する。
この時、キャパシタ(Cc)は、第4クロック信号(CK3)の高レベル電圧(Vh3)であるゲートオン電圧(Von)と接点(n2)の電圧であるゲートオフ電圧(Voff)の差に相当する電圧を充電するので、接点(n2)の状態は低電圧を維持し、トランジスタ(Q5)の状態がターンオフ状態を維持するようにする。これにより、安定的に出力端(OUT)を通じてゲートオン電圧(Von)が出力されるようになる。
第4クロック信号(CK3)が低レベル電圧(Vl3)に遷移し、第5クロック信号(CKB3)及び次段類似ゲート信号(Pgi+2)の電圧レベルが高レベル電圧(Vh3)とゲートオン電圧(Von)に遷移すれば、トランジスタ(Q3、Q6)がターンオンし、この時、ゲート信号(g)はゲートオフ電圧(Voff)を維持するので、トランジスタ(Q2)はターンオフ状態を維持する。トランジスタ(Q3)がターンオンすることによって接点(n1)にゲートオフ電圧(Voff)が伝えられてトランジスタ(Q1、Q7)がターンオフする。
トランジスタ(Q7)がターンオフすると接点(n2)が孤立状態になり、この時、キャパシタ(Cc)が一定の電圧を維持するので、第4クロック信号(CK3)が低レベル電圧(Vl3)に遷移することに伴って接点(n2)の電圧がゲートオフ電圧(Voff)以下にさらに低下するようになる。
しかし、接点(n2)の電圧がゲートオフ電圧(Voff)以下に低下する場合、トランジスタ(Q7)が再びターンオンして接点(n2)にゲートオフ電圧(Voff)を伝えるため、最終的な平衡状態では接点(n2)の電圧がゲートオフ電圧(Voff)とほぼ等しくなる。そして、その結果、トランジスタ(Q4、Q5)はターンオフ状態を引き続き維持する。
一方、トランジスタ(Q1)がターンオフし、トランジスタ(Q6)がターンオンするので、出力端(OUT)にはゲートオフ電圧(Voff)が伝達されて出力され、キャパシタ(Cb)が放電する。
その後、第4及び第5クロック信号(CK3、CK3B)のみが高レベル電圧(Vh3)と低レベル電圧(Vl3)を繰り返す。しかし、第4クロック信号(CK3)のレベル変化は、トランジスタ(Q5)を周期的にターンオン及びターンオフさせ、第5クロック信号(CK3B)のレベル変化は、トランジスタ(Q6)を周期的にターンオン及びターンオフさせることによって、出力端(OUT)にゲートオフ電圧(Voff)を引き続き印加することから、出力端(OUT)の電圧レベルは、第4クロック信号(CK3)の変化と無関係に安定的にゲートオフ電圧(Voff)を維持する。
また、第4クロック信号(CK3)が高レベル電圧(Vh3)である場合、トランジスタ(Q4)もまたターンオンし、接点(n1)をゲートオフ電圧(Voff)に接続させて接点(n1)の状態が安定的にゲートオフ電圧(Voff)を維持するようにする。
この場合、トランジスタ(Q8)の制御端子に接続されたリセット端(R2)にはゲートオフ電圧(Voff)状態である前段ゲート信号(gi−2)が印加され、常にターンオフ状態を維持する。
これによって、図8に示したように、i番目類似ゲート駆動回路730で、入力端(IN)に印加される一般ゲート信号(g)のゲートオン電圧(Von)印加時期と、出力端(OUT)から出力される類似ゲート信号(Pgi)のゲートオン電圧(Von)印加時期とにおいて約2Hの差が発生するので、類似ゲート信号(Pgi)は(i+2)番目ゲート信号(gi+2)と実質的に同一であり、同様に(i+1)番目類似ゲート駆動回路730から出力される類似ゲート信号(Pgi+1)は、(i+3)番目ゲート信号(gi+3)と実質的に同一である。
これと異なり、選択信号の状態によって走査方向が逆方向である場合には、i番目類似ゲート駆動回路730は、上述したように、トランジスタ(Q1、Q2、Q4〜Q7)とキャパシタ(Cc、Cb)が動作し、出力端(OUT)を通じてi番目信号生成回路710に印加される類似ゲート信号(Pgi)を生成する。しかし、順方向の場合とは異なり、次段類似ゲート信号(Pgi+2)が印加されるトランジスタ(Q3)の役割を、前段類似ゲート信号(Pgi−2)が印加されるトランジスタ(Q8)が代わりに行う。
このように、図1に示したように、維持信号生成部700とゲート線(G〜G2n、G)を直接接続する代わりに、本実施形態では、維持信号生成部700に印加されるゲート信号と実質的に同一の類似ゲート信号を生成する類似ゲート信号生成部を追加することで、図1〜図4を参照した実施形態による効果だけでなく、マルチプレクサのような別途の選択回路を追加することなく、両方向ゲート駆動部と共に類似信号生成部を使用することができる。
即ち、ゲート駆動部が両方向に動作する場合、前段及び次段ゲート信号のうちの一つを選択するマルチプレクサのような別途の選択信号を追加する必要があるが、このような選択回路を実現することは製造上難しい点がある。しかし、信号線(G〜G、D〜D、S〜S)と共に液晶表示板組立体301上に直接実装される類似ゲート信号生成部を追加し、維持信号生成部の入力信号として印加される類似ゲート信号を直接生成する。これによって、両方向ゲート駆動部を利用して液晶表示装置でも維持信号生成部が利用可能である。
この時、類似ゲート信号生成部は、ゲート駆動部に比べて小さいサイズのトランジスタにて設計可能であり、液晶表示装置の設計余裕度にも大きな影響を与えない。
本発明の実施形態で、ゲート駆動部400、401と維持信号生成部700、701は、液晶表示板組立体300、301の両側方に各々配置されているが、これに限定されずに液晶表示板組立体300、301のいずれか一側方に配置される一つのゲート駆動部と一つの維持信号生成部を利用することもできる。この場合、維持信号生成部に接続された類似ゲート信号生成部もまた、一つであることができる。
また、本実施形態では、隣接した二つのゲートオン電圧が所定の時間重畳しているが、そうでない場合でも本発明による維持信号生成部は利用可能であり、この場合、類似ゲート信号生成回路もまた、印加される第4及び第5パルス信号(クロック信号)と第6及び第7パルス信号(クロック信号)のパルス幅を制御し、維持信号生成部に印加される類似ゲート信号を生成することができる。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
本発明の一実施形態による液晶表示装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による液晶表示装置における一つの画素の等価回路図である。 本発明の一実施形態による信号生成回路の回路図である。 図3の信号生成回路を有する液晶表示装置に使用される信号のタイミング図である。 本発明の他の実施形態による液晶表示装置のブロック図である。 本発明の他の実施形態による類似ゲート信号生成回路のブロック図である。 本発明の他の実施形態による類似ゲート駆動回路の回路図である。 図7に示す類似ゲート駆動回路を有する液晶表示装置に使用される信号のタイミング図である。
符号の説明
3 液晶層
100、200 (下部及び上部)表示板
191 画素電極
230 カラーフィルタ
270 共通電極
300、301 液晶表示板組立体
400、401 ゲート駆動部
400a、401a、400b、401b (第1及び第2)ゲート駆動回路
500 データ駆動部
600、601 信号制御部
700、701 維持信号生成部
700a、701a、700b、701b (第1及び第2)維持信号生成回路
720 類似ゲート信号生成部
720a、720b (第1及び第2)類似ゲート信号生成回路
730 類似ゲート駆動回路
800 階調電圧生成部

Claims (15)

  1. ゲートオン電圧とゲートオフ電圧からなる一般ゲート信号を伝達する複数のゲート線と、
    前記ゲート線と交差しデータ電圧を伝達する複数のデータ線と、
    前記ゲート線と平行に延長され維持信号を伝達する複数の維持電極線と、
    前記ゲート線及び前記データ線に接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子と共通電圧の間に接続される液晶キャパシタと、前記スイッチング素子と前記維持電極線の間に接続されるストレージキャパシタとを各々有し、行列状に配列される複数の画素と、
    前記一般ゲート信号に基づいて類似ゲート信号を生成する複数の類似ゲート駆動回路と、
    前記類似ゲート信号に基づいて前記維持信号を生成する複数の維持信号生成回路とを有し、
    前記各画素に印加される維持信号は、前記液晶キャパシタ及び前記ストレージキャパシタにデータ電圧の充電が完了した直後に電圧レベルが変化することを特徴とする表示装置。
  2. 前記充電されるデータ電圧が正極性である場合、前記維持信号は低レベルから高レベルに変化し、前記充電されるデータ電圧が負極性である場合、前記維持信号は高レベルから低レベルに変化することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記各類似ゲート駆動回路は、前記一般ゲート信号を所定の時間遅延させて前記類似ゲート信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記所定の時間は、2水平周期[2H]であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記共通電圧は、一定の値を有することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記ゲート信号を生成するゲート駆動部をさらに有し、該ゲート駆動部は、両方向ゲート駆動部であることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記各類似ゲート駆動回路は、一般ゲート信号が印加されて出力電圧を出力する入力部と、
    第1クロック信号が印加され、前記出力電圧の状態によって動作し、前記第1クロック信号を類似ゲート信号として出力する出力部と、
    前記ゲートオフ電圧、第2クロック信号、及び前記出力電圧が印加され、前記出力部に接続されて前記第1クロック信号の状態変化から前記類似ゲート信号の状態を安定化させる安定化部と、
    前記ゲートオフ電圧、次段の類似ゲート信号と前段の類似ゲート信号、及び前記出力電圧が印加され前記安定化部に接続され、前記第1クロック信号の状態変化から前記出力電圧の状態を安定化させ、前記類似ゲート駆動回路の動作をリセットするリセット部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記第2クロック信号は、前記ゲートオン電圧と同一のパルス幅を有し、前記第1クロック信号と180゜の位相差を有することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1及び第2クロック信号の高レベル電圧は、ゲートオン電圧と同一であり、第1及び第2クロック信号の低レベル電圧は、ゲートオフ電圧と同一であることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  10. 前記次段及び前段の類似ゲート信号のゲートオン電圧と入力される前記一般ゲート信号のゲートオン電圧との印加時期の差は、2水平周期[2H]であることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  11. 前記入力部は、前記一般ゲート信号が入力端子と制御端子とに入力され、出力端子から前記出力電圧を出力する第1スイッチング素子を含むことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  12. 前記出力部は、前記第1クロック信号が入力端子に入力され、前記出力電圧が制御端子に入力されて出力端子から前記類似ゲート信号を出力する第2スイッチング素子と、
    前記第2スイッチング素子の制御端子と出力端子の間に接続される第1キャパシタとを含むことを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記安定化部は、前記第2スイッチング素子の出力端子に入力端子が接続され、前記第2クロック信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第3スイッチング素子と、
    前記第2スイッチング素子の出力端子に入力端子が接続され、前記ゲートオフ電圧に出力端子が接続される第4スイッチング素子と、
    前記第1クロック信号と前記第4スイッチング素子の制御端子の間に接続される第2キャパシタと、
    前記第4スイッチング素子の制御端子に入力端子が接続され、前記出力電圧が制御端子に入力され、出力端子に前記ゲートオフ電圧が接続される第5スイッチング素子とを含むことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記リセット部は、前記出力電圧が入力端子に入力され、前記第4スイッチング素子の制御端子と制御端子が接続され、前記ゲートオフ電圧が出力端子が接続される第6スイッチング素子と、
    前記出力電圧が入力端子に入力され、前記次段の類似ゲート信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第7スイッチング素子と、
    前記出力電圧が入力端子に入力され、前記前段の類似ゲート信号が制御端子に入力され、前記ゲートオフ電圧が出力端子に接続される第8スイッチング素子とを含むことを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 同一の維持電極線に印加される維持信号の電圧レベルは、フレーム周期で反転することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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