JP2008040357A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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忠司 小須田
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Abstract

【課題】現像ドクタをネジ締めでケーシングに取り付ける際の現像ドクタの移動を抑制することが可能な現像装置及びこれを使用した画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ケーシング2と当接する現像ドクタ1の裏面全面に、サンドブラスト処理等によって断面楔状の粗面11を形成したものである。このように、現像ドクタ1の裏面に断面楔状の粗面11を形成し、この粗面11とケーシング2の当接部12とがネジ締めによって当接することによって、現像ドクタ1を移動させる力A及びBが生じてもこの力に対抗する大きな摩擦力が現像ドクタ1とケーシング2の当接部12との間に生じ、現像ドクタ1の位置ずれを適切に抑制することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、現像装置及びこれを使用した画像形成装置に係り、特に、現像ドクタの位置ずれを抑制することの可能な現像装置及びこれを使用した画像形成装置に関する。
電子写真プリンタや複写機等の画像形成装置においては、感光体の周囲に現像装置を取り付け、この現像装置から印刷用のトナーを感光体に供給し、感光体上に形成された静電潜像にトナーを静電的に付着させて現像画像を形成し、この現像画像を感光体から転写紙に転写させ、現像画像が転写された転写紙に加熱加圧処理を施して現像画像の定着処理を行って転写紙に所望の画像を印刷することが行われている。
この際、現像装置は、一般的に、感光体に近接して配置される現像ローラから感光体に供給されるトナー量を規制する現像ドクタが、現像ローラから所定のギャップ、いわゆるドクターギャップを有して、トナーを収納するケーシング(ケーシング部材)に取り付けられている構造が採用されている。この場合に、適切な印刷特性を付与するために、前記ドクターギャップは厳密に調整されて現像ドクタを取り付ける必要があり、そのため、所定厚みのシート部材からなるゲージを現像ローラと現像ドクタとの間に挟む等してギャップ間隔を調整しながら所定のドクターギャップを形成する必要から、現像ドクタは、ネジを使用して、ケーシングにネジ締めされて取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3255695号
しかしながら、上記のように、現像ドクタをネジ締めでケーシングに取り付ける際に、ネジの回転力によって現像ドクタが移動して精度良くドクターギャップを維持して取り付けることができないという問題がある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、現像ドクタをネジ締めでケーシングに取り付ける際の現像ドクタの移動を抑制することが可能な現像装置及びこれを使用した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ケーシング部材に取り付けられた現像ローラと、搬送スクリューを備えて前記現像ローラにトナーを供給するトナー補給ローラと、前記ケーシング部材にネジ締結によって取り付けられ、前記現像ローラが感光体に供給するトナー量を規制するドクターギャップを前記現像ローラとの間に有する現像ドクタと、を備えた現像装置において、前記現像ドクタの前記ケーシング部材との当接面または前記ケーシング部材の現像ドクタとの当接面に、断面楔状の粗面を形成したことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の現像装置において、前記断面楔状の粗面は、サンドブラスト処理によって形成されていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2記載の現像装置において、前記断面楔状の粗面は、刻みV字溝加工によって形成されていることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項記載の現像装置において、前記断面楔状の粗面は、2〜40μmの表面粗さを有していることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか一項記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置としたものである。
本発明によれば、上記構成を採用することによって、現像ドクタをネジ締めでケーシングに取り付ける際の現像ドクタの移動を抑制することが可能な現像装置及びこれを使用した画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による一実施形態の現像装置の概略構成を示す図である。本実施例による現像装置10は、図示されない駆動手段によって矢印方向に回転可能にケーシング2に取り付けられた現像ローラ3と、搬送スクリューを備えて現像ローラ3にトナーを供給するトナー補給ローラ4と、現像ローラ3の表面に保持されたトナーを所定厚みとなるように現像ローラ3と所定の間隔、すなわちドクターギャップDGを有してケーシング(ケーシング部材)2にネジ5によってネジ締めされた現像ドクタ1を備えている。
この現像装置10においては、図示されないトナーボトルからトナー補給ローラ4に供給されたトナーが、磁性キャリアと攪拌混合されながらトナー補給ローラ4から磁気的に吸引保持されて現像ローラ3に供給される。現像ローラ3に保持されたトナーは、現像ドクタ1によって所定厚みに規制され、後述する感光体に形成された静電潜像に静電的に転写されて感光体にトナー画像を形成する。
このようにして現像ドクタ1によって現像ローラ3上に所定厚みのトナーが保持されるるが、本実施例においては、この現像ドクタ1の取り付け方法に特徴があり、この特徴について説明する前に、従来の現像ドクタ1の取り付け時の問題点について説明する。
図2は、従来の現像装置の現像ドクタ1と現像ローラ3との関係を示す図で、ケーシング2に取り付けられた現像ローラ3と2本のネジ5で左右をネジ締めされた現像ドクタ1との間には、感光体に供給するトナー量を規制するために、ドクターギャップDGが形成されている。このドクターギャップDGは、適切な印刷を行うために、厳密なギャップ幅に調整される必要がある。そのため、図3及び図4に示すように、現像ローラ3と現像ドクタ1との間に、所定厚みのシートからなるゲージ6を挟み、このゲージ6の厚みが維持されるように現像ドクタ1の位置を調節して、現像ドクタ1はネジ孔7にネジ5を挿入してケーシング2にネジ締めされている。
この場合、図5に示すように、ネジ5をドライバー8でネジ締めした際に、ネジ5の回転に伴って現像ドクタ1とネジ5との当接部9に矢印A及びBの方向への力が作用し、この力によって、現像ドクタ1が矢印A及びB方向にずれて取り付けられてしまい、精度良くドクターギャップDGが形成されない問題が生じていた。
本実施例においては、この現像ドクタ1の位置ズレを抑制するため、ケーシング2と当接する現像ドクタ1の裏面全面に、図6及び図7に示すように、サンドブラスト処理等によって断面楔状の粗面11を形成したものである。このように、現像ドクタ1の裏面に断面楔状の粗面11を形成し、この粗面11とケーシング2の当接部12とがネジ締めによって当接することによって、前述の現像ドクタ1を移動させる力A及びBが生じてもこの力に対抗する大きな摩擦力(くさび効果)が現像ドクタ1とケーシング2の当接部12との間に生じ、現像ドクタ1の位置ずれを適切に抑制することができる。また、ドクターギャップの中央値の狙いを行い易い。
このような現像ドクタ1の位置ずれを抑制する摩擦力を発生させるためには、粗面の形状が断面楔状であることが好ましく、この粗面の表面粗さは、2〜50μm(ピークツウピーク)とするのが好ましい。また、現像ドクタ1としては、ステンレスやアルミニウム等の非磁性金属を使用することができる。
このような粗面11は、現像ドクタ1の裏面全面に形成する必要はなく、図8に示すように、現像ドクタ1の両端のケーシング2との当接部分のみに形成してもよい。この場合に、図8及び図9に示すように、現像ドクタ1の長手方向に沿った刻みV字溝加工13とした場合には、粗面11の突起部が鋭角となってより大きな摩擦抵抗を発生させるので好ましい。
図10は、本発明による他の実施形態の現像装置において使用されるケーシング2の現像ドクタ1の取り付け部分の構成を示す図である。このケーシング2の現像ドクタ1との当接部12には、前述の図7のような断面楔状の粗面14が形成されており、この当接部12上に現像ドクタ1をネジ締めした際に、この粗面14と現像ドクタ1の裏面が当接して大きな摩擦力が発生して、ネジ締めによって発生する現像ドクタ1の位置ずれを十分に抑制するようになっている。この場合においても、前記実施例1と同様の表面粗さを有する粗面や、刻みV字溝加工を施すことができる。しかし、ケーシング2をプラスチック材で成形によって作製する場合には、当接部12に、図11(a)、(b)、(c)に示すような梨地模様、シボ模様、幾何学模様の断面楔状の粗面を、ケーシング2の成形時に同時に形成することが可能となり好適である。なお、この場合に、粗面は、ケーシング2の当接部12にのみ形成し、現像ドクタ1の裏面には、粗面11を形成しなくても良いが、現像ドクタ1の裏面にも粗面11を形成した場合には、ケーシング12の粗面14と現像ドクタ1の粗面11とが当接してより大きな摩擦力を発揮させることが可能となるのでより好ましい。
図12は、前述の実施例1の現像装置を用いた画像形成装置の概略構成を示す図で、図中、1Y、1C、1M、1Kは、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナー画像を形成する感光体ドラム、10Y、10C、10M、10Kは、前述の実施例1で示した構造を有する各色のトナーを収容する現像装置、15は帯電装置、16は、感光体ドラムの表面をクリーニングするクリーニング手段、25は、感光体ドラム1Y、1C、1M、1Kに各色に対応するレーザビームLを照射して静電潜像を形成する露光装置、31は、ローラ35に掛け渡され、転写ローラ32で各色のトナー画像が感光体ドラム1Y、1C、1M、1Kから転写される無端状の中間転写ベルト、33は、中間転写ベルト31をクリーニングするクリーニング手段、34は、給紙ユニット20から繰り出しローラ21によって繰り出される転写紙22に中間転写ベルト31からトナー画像を転写する2次転写ローラ、40は中間転写ベルト31からトナー画像の転写された転写紙22のトナー画像を加熱圧着して定着する定着装置、41はトナー画像が定着された転写紙を排出する排出ローラ、50は各現像装置にトナーを供給するトナーボトルである。
この画像形成装置は、画像情報に応じて、露光装置25から照射される各色に対応するレーザビームLによって感光体ドラム1Y、1C、1M、1K上に静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装置10Y、10C、10M、10Kから各色のトナーを付着させてトナー画像を形成する。このようにして形成されたトナー画像を中間転写ベルト31に転写し、しかる後、転写紙22にトナー画像を転写し、定着装置で定着して印刷が行われる。
この場合に、本実施例における画像形成装置では、各現像装置10Y、10C、10M、10Kに、前述の実施例1で示す構造の現像ドクタ1が使用されているので、適切な量のトナーが現像ローラに供給されて感光体ドラム1Y、1C、1M、1Kの静電潜像をトナーで顕出させるので、適切な濃度のトナー像を形成することができる。
本発明による実施例1の現像装置の概略構成を示す断面図。 従来の現像装置の現像ドクタ部分の平面図。 図2の分解斜視図。 図3のX−X線上で切断した断面図。 従来の現像装置の現像ドクタの問題点を説明するための斜視図。 本発明による実施例1に係る現像装置の現像ドクタの裏面を示す斜視図。 図6のY−Y線上で切断し、一部を切り欠いた断面図。 本発明による実施例1の他の実施形態を示す現像装置の現像ドクタの裏面を示す斜視図。 図8のZ−Z線上で切断し、一部を切り欠いた断面図。 本発明による実施例2に係る現像装置の現像ドクタの取り付け部分のケーシングを示す斜視図。 図10のケーシングの現像ドクタとの当接部に形成される粗面の形状を示す図であり、(a)は梨地模様、(b)はシボ模様、(c)は幾何学模様を示す図。 本発明による実施例3の画像形成装置の概略構成を示す断面図。
符号の説明
1 現像ドクタ
2 ケーシング
3 現像ローラ
4 トナー補給ローラ
5 ネジ
6 ゲージ
7 ネジ孔
8 ドライバー
9 当接部
10、10Y、10C、10M、10K 現像装置
11、14 断面楔状粗面
13 刻みV字溝加工
20 給紙ユニット
22 転写紙
25 露光装置
31 中間転写ベルト
40 定着装置

Claims (5)

  1. ケーシング部材に取り付けられた現像ローラと、搬送スクリューを備えて前記現像ローラにトナーを供給するトナー補給ローラと、前記ケーシング部材にネジ締結によって取り付けられ、前記現像ローラが感光体に供給するトナー量を規制するドクターギャップを前記現像ローラとの間に有する現像ドクタと、を備えた現像装置において、
    前記現像ドクタの前記ケーシング部材との当接面または前記ケーシング部材の現像ドクタとの当接面に、断面楔状の粗面を形成したことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、
    前記断面楔状の粗面は、サンドブラスト処理によって形成されていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2記載の現像装置において、
    前記断面楔状の粗面は、刻みV字溝加工によって形成されていることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項記載の現像装置において、
    前記断面楔状の粗面は、2〜40μmの表面粗さを有していることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011242757A (ja) * 2010-04-20 2011-12-01 Canon Inc 規制部材、クリーニング部材、現像装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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