JP2008039600A - ダイクロイックプリズムによる光分割した測量機 - Google Patents

ダイクロイックプリズムによる光分割した測量機 Download PDF

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Abstract

【課題】 測量機望遠鏡部内のスペースを有効に利用すること。
【解決手段】 本発明は、測距光、自動視準光/自動追尾光を備えた測量機において出射される測距光、自動視準光/自動追尾光が目標物(プリズム及び反射物等)で反射して対物レンズへ入射し集束光となる光束において、視準光軸上での各々のダイクロイックプリズム反射面への入射角度を視準光軸に、より垂直に近づけることにより、対物レンズへ入射される光束の偏光状態に関係なく、望遠鏡視準光軸上での光束分割を可能にするとともに、更にダイクロイックコートの特性により生じる望遠鏡接眼での色を改善することを可能とし、更には第1反射面で反射した後全反射を利用し同一プリズム内で2回反射するようにしたため、測量機望遠鏡部内のスペースを有効に利用することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、目標物からの反射光を波長帯域別の複数の光(光束)に分割する光束分割光学系を有するダイクロイックプリズムによる光分割した測量機に関する。
測距光λ1、自動視準/自動追尾光λ2を備えた測量機において、望遠鏡内部より目標物に向かって測距光λ1及び自動視準/自動追尾光λ2を出射し、目標物から反射される測距光λ1及び自動視準/自動追尾光λ2と望遠鏡に入射される可視光線を分割するためにはダイクロイックプリズムを用いて、その波長別に光束分割している。
例えば、図4に示すように、測距用光源112からの測距光λ1はコリメータレンズ115で平行光にされ、ダイクロイックミラー117により90°曲げられ、対物レンズ100の前方に設けられた反射プリズム118と出射用反射ガラス120を通過して目標物に出射させる。一方、自動視準/自動追尾光源113からの自動視準/自動追尾光λ2はコリメータレンズ114、反射鏡116、ダイクロイックミラー117、反射プリズム118、出射用反射ガラス120を通過して目標物へ出射させる。目標物で反射された反射光は、対物レンズ100と合焦レンズ102との間の視準光軸119上にダイクロイックプリズム104、106を配置して集光レンズ206、200でそれぞれ測距光受光部201および自動視準/自動追尾光受光部202に集光させる。測距用光源112及び自動視準/自動追尾光源113を配置している従来の測量機の望遠鏡では目標物からの対物レンズ100へ入射する光束に対してダイクロイックプリズム104、106の反射面105で測距光及び自動視準/自動追尾光を視準光軸に対して垂直方向に反射させるため、可視光との分割をし、更に分割されて反射した測距光及び自動視準/自動追尾光の光束をダイクロイックプリズム107、109の反射面108で分割することによって測距光受光部及び自動視準/自動追尾光受光部へと導かれていた。
この場合、測距光受光部及び自動視準/自動追尾光受光部が望遠鏡上下どちらか一方に偏って配置される。又、対物レンズ100で集光される光束は、ダイクロイックプリズム反射面105において、視準光軸上での入射角度が45°を中心とした集束光の入射角度を考慮したダイクロイックコートを設け、波長別光束分割を行っていた。
従来の光束分割方法では、前記記載の通り数個のダイクロイックプリズムを接着して配置し、段階的に光束を分割する必要があった。その為に、45°プリズムを数個用いる必要があり、望遠鏡内部において視準光軸垂直方向及び視準光軸上のスペースが大きなダイクロイックプリズムにより有効に活用できないのが現状であった。
45°ダイクロイックプリズムを使用することにより光軸上を45°反射として集束光の入射角度、例えば、図4に示すように、45°±8°の範囲でのダイクロイックコート特性を考慮しなければならず、測距光と自動視準/自動追尾光の波長選択において使用波長帯が近い光源を選択するので困難であって。
又、図4のように、集束光の入射角度によっては前記のダイクロイックコートの特性を満足することができないため、分割したい波長域を一度反射した後にレンズ等で集束光の入射角度を改善し、光軸での反射角度により近づけてダイクロイックコード特性の利用しやすい角度で反射する方法が使われていたが、光学素子(レンズ群)が増えコスト高となる問題があった。
又、ダイクロイックコートの特性上、受光する測距光、自動視準/自動追尾光の偏光状態をダイクロイックコートの偏光特性を利用できるように制限し、波長分割を行う方法が使われていたが、偏光状態に依存するため、波長分割が難しかった。
前記課題を達成するために、請求項1に係るダイクロイックプリズムによる光分割した測量機は、測距光及び自動視準光/自動追尾光を望遠鏡内に備え、前記望遠鏡より目標物に向かって測距光及び自動視準光/自動追尾光を出射することが可能な測量機において、対物レンズと合焦レンズとの間の視準光軸に沿って、前記対物レンズ側から前記合焦レンズ側へ伝播する光を波長帯別に分割し、視準光に対して垂直に配置される対物レンズからの可視光及び測距光及び自動視準光/自動追尾光を含む光線全てを透過する入射面と前記入射面に対して傾斜して配置されて前記入射面を透過した光のうち、前記自動視準光/自動追尾光に使われる赤外光λ2を前記入射面側に前記視準光軸に対して反射し、測距光λ1を含む可視光を透過させる第1の反射面と前記入射面に対して前記第1の反射面とは逆方向に傾斜して配置されて、前記第1の反射面を透過した測距光λ1を含む可視光のうち測距光λ1を前記視準光軸に対して前記第1の反射面とは逆方向に反射し、前記可視光を透過する第2の反射面をダイクロイックプリズムにより光分割してなる構成とした。
(作用)対物レンズと合焦レンズとの間の視準光軸に沿って、対物レンズ側から合焦レンズ側へ伝播する光を波長帯別に分割し、視準光に対して垂直に配置される対物レンズからの可視光及び測距光及び自動視準光/自動追尾光を含む光線全てを入射面で透過し、入射面を透過した光のうち、自動視準光/自動追尾光に使われる赤外光λ2を入射面側に視準光軸に対して反射し、第1の反射面を透過した測距光λ1を含む可視光のうち測距光λ1を視準光軸に対して第1の反射面とは逆方向に反射し、可視光を透過する第2の反射面をダイクロイックプリズムにより光分割する。すなわち、測距光、自動視準光/自動追尾光が目標物(プリズム及び反射物等)で反射して対物レンズへ入射し集束光となる光束において、視準光軸上での各々のダイクロイックプリズム反射面への入射角度を視準光軸に、より垂直に近づけることにより、対物レンズへ入射される光束の偏光状態に関係なく、望遠鏡視準光軸上での光束分割を可能にするとともに、更にダイクロイックコートの特性により生じる望遠鏡接眼での色を改善することを可能とし、更には第1反射面で反射した後全反射を利用し同一プリズム内で2回反射するようにしたため、測量機望遠鏡部内のスペースを有効に利用することができる。また、第1の反射面58に入射した赤外光(830〜850nm)は第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と分割された後、入射面56側に反射し、入射面56で赤外光受光部52側に全反射するので、赤外光(830〜850nm)の減衰率を小さく抑えて効率良く赤外光受光部52に導くことができる。
請求項2に係るダイクロイックプリズムによる光分割した測量機においては、請求項1に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記第1の反射面は、前記視準光軸上における法線に対する入射角度が25°〜27°に設定されている構成とした。
(作用)第1の反射面を、視準光軸上における法線に対する入射角度が25°〜27°になるように配置することで、第1の反射面で反射した赤外光を入射面で赤外光受光系側に効率良く全反射させることができるとともに、第1の反射面に入射した光の偏光状態によらず、第1の反射面で赤外光と可視光に分割することができる。更には、全反射を利用することで、望遠鏡接眼方向へ光軸を導くことが可能になり、望遠鏡対物レンズ側のスペースを有効に利用できる。
請求項3に係るダイクロイックプリズムによる光分割した測量機においては、請求項1または2に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記第2の反射面は、前記視準光軸上における法線に対する入射角度が23°〜25°に設定されてなる構成とした。
(作用)第2の反射面を、視準光軸上における法線に対する入射角度が23°〜25°になるように配置することで、可視光に含まれる測距光を効率良く反射させることができるとともに、第2の反射面に入射した光の偏光状態によらず、第2の反射面で可視光に含まれる測距光を分割することができる。更にはダイクロイックコートの特性により生じる結像面の色収差での色の改善にもつながっている。
請求項4に係るダイクロイックプリズムによる光分割した測量機においては、請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記測距光λ1は670nm〜690nmであり、前記赤外光λ2は830nm〜850nmである構成とした。
(作用)入射角度がそれぞれ23°〜25°、25°〜27°に設定されるに従って第1の反射面で自動視準光/自動追尾光(830nm〜850nm)を反射し、第2の反射面で測距光(670nm〜690nm)を選択することにより自動視準光/自動追尾光および測距光を分離させることができる。
請求項5に係るダイクロイックプリズムによる光分割した測量機においては、請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記ダイクロイックプリズムには、前記測距光λ1と前記赤外光λ2を分割した後に、前記測距光λ1と前記赤外光λ2各々の波長を透過させるバンドパスフィルタが接合されている構成とした。
(作用)分割された自動視準光/自動追尾光および測距光をさらにバンドパスフィルタを設けて構成したことにより外乱光のノイズを除去することができる。
本発明によれば、測距光、自動視準光/自動追尾光を備えた測量機において出射される測距光、自動視準光/自動追尾光が目標物(プリズム及び反射物等)で反射して対物レンズへ入射し集束光となる光束において、視準光軸上での各々のダイクロイックプリズム反射面への入射角度を視準光軸に、より垂直に近づけることにより、対物レンズへ入射される光束の偏光状態に関係なく、望遠鏡視準光軸上での光束分割を可能にするとともに、更にダイクロイックコートの特性により生じる望遠鏡接眼での色を改善することを可能とし、更には第1反射面で反射した後全反射を利用し同一プリズム内で2回反射することを特徴とするため、測量機望遠鏡部内のスペースを有効に利用することができる。また、第1の反射面58に入射した赤外光(830〜850nm)は第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と分割された後、入射面56側に反射し、入射面56で赤外光受光部52側に全反射するので、赤外光(830〜850nm)の減衰率を小さく抑えて効率良く赤外光受光部52に導くことができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す測量機の要部光学系構成図、図2は、入射角度が45°に設定された反射面に入射した光束の視準光軸上での入射角度に対しての波長と透過率との関係を示す特性図、図3は、入射角度が27°に設定された反射面に入射した光束の視準光軸上での入射角度に対しての波長と透過率との関係を示す特性図である。
図1において、測量機望遠鏡10は、送光系として、自動視準/自動追尾用光源12、測距光源14、自動視準/自動追尾コリメータレンズ16、反射鏡18、測距光コリメータレンズ20、ダイクロイックミラー22、反射プリズム24、平行平面ガラス26を備え、対物レンズ28、合焦レンズ30、正立プリズム32、焦点板34、接眼レンズ36を含む視準光学系の他に、対物レンズ28と合焦レンズ30との間の視準光軸L1上に配置された光束分割光学系38を備えて構成されている。この視準光学系で目標物又は視準点を確認することができ、焦点板34上には十字線が設けられ、十字線の交点が視準光学系の視準軸となっている。
受光系として、自動視準/自動追尾用光源12は、自動追尾光/自動視準光となる赤外光として発光するレーザダイオードを用いて構成されている。自動視準/自動追尾用光源12の赤外光は、自動視準/自動追尾コリメータレンズ16を透過し、反射鏡18で反射した後、ダイクロイックミラー22を透過し、反射プリズム24で反射し、視準望遠鏡の最先端に配置された平行平面ガラス26から目標物(ターゲット)に向けて照射されるようになっている。
測距光源14は、可視光として発光するレーザダイオードを用いた構成されている。測距光源14の測距光は、測距光コリメータレンズ20を透過して、ダイクロイックミラー22で反射し、反射プリズム24で再度反射した後、平行平面ガラス26から目標物(ターゲット)に向けて照射されるようになっている。
赤外光λ2(830〜850nm)または測距光λ1(670〜690nm)が目標物で反射すると、目標物で反射した反射光は平行平面ガラス26を透過して対物レンズ28に入射する。対物レンズ28に入射した反射光は視準光軸L1に沿って伝播し、光束分割光学系30によって3つの光束、例えば、視準光(400〜670nm)、測距光(670〜690nm)、赤外光(830〜850nm)に分割される。分割された光束のうち視準光(400〜670nm)が視準光学系を介して伝播し、この視準光(400〜670nm)に従って目標物又は視準点の確認が行われる。
光束分割光学系38は、光束分割装置として、ダイクロイックプリズム40、42、44、自動視準/自動追尾光用(両帯域用)バンドパスフィルタ46、集光レンズ48、測距光用バンドパスフィルタ50を備えて構成されており、ダイクロイックプリズム40の光軸L2の延長線上に、自動追尾光/自動視準光となる赤外光λ2(830〜850nm)を受光する固体撮像素子52が配置され、ダイクロイックプリズム42の光軸L3の延長線上には、測距光λ1(670〜690nm)を受光する測距光受光系としての光電変換素子54が配置されている。
ダイクロイックプリズム40、42、44は、ダイクロイックプリズム42を間にして互いに接合された状態で、視準光軸L1上に配置されており、ダイクロイックプリズム40の光軸L2上に自動視準/自動追尾光用(両帯域用)バンドパスフィルタ46と集光レンズ48が配置され、ダイクロイックプリズム42の光軸L3上に測距光用バンドパスフィルタ50が配置されている。測距光用バンドパスフィルタ50は、外乱光を除去するために設けられている。
ダイクロイックプリズム40には、対物レンズ28と相対向し、視準光軸L1に垂直な入射面56が形成されているとともに、ダイクロイックプリズム40とダイクロイックプリズム42との接合面であって、合焦レンズ30側に傾斜した第1の反射面58が形成されている。第1の反射面58にダイクロイックコーティングが施されており、第1の反射面58の視準光軸L1における法線に対する入射角度は、25°〜27°に設定されている。すなわち、ダイクロイックプリズム40は、対物レンズ28を透過した光のうち測距光を含む可視光(400〜690nm)または赤外光(830〜850nm)を入射面56に入射し、入射面56を透過した光(光束)を第1の反射面58で測距光を含む可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)に分割し、分割された測距光を含む可視光(400〜690nm)を透過し、分割された赤外光λ2(830〜850nm)を入射面56側に反射するようになっている。この際、第1の反射面58の視準光軸L1における法線に対する入射角度は、例えば、25°〜27°に設定されているので、第1の反射面58に入射する光の偏光状態(S偏光、P偏光)によらず、第1の反射面58に入射した光のうち赤外光(830〜850nm)を入射面56側に反射させた後、入射面56で赤外光受光部52側に全反射させるようになっている。入射面56で全反射した赤外光(830〜850nm)はダイクロイックプリズム40を透過した後、自動視準/自動追尾光用(両帯域用)バンドパスフィルタ46、集光レンズ48を介して固体撮像素子52に入射する。
ここで、図2に示すように、第1の反射面58の視準光軸L1における入射角度を45°に設定すると、入射面56を透過した光(光束)がS偏光であれば、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)に分割することは容易であるが、入射面56を透過した光(光束)がS偏光以外の偏光状態では、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)を効率良く分割することは困難である。これに対して、第1の反射面58の視準光軸L1における法線に対する入射角度を、25°〜27°に設定すると、例えば、図3に示すように、第1の反射面58の視準光軸L1における入射角度を27°に設定すると、入射面56を透過した光(光束)がS偏光またはP偏光であっても、あるいはS偏光またはP偏光成分を含まない光束(Ave)であっても、すなわち、偏光状態によらず、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)に分割することは容易である。
このように、第1の反射面58に入射した赤外光(830〜850nm)は第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と分割された後、入射面56側に反射し、入射面56で赤外光受光部52側に全反射するので、赤外光(830〜850nm)の減衰率を小さく抑えて効率良く赤外光受光部52に導くことができる。
固体撮像素子52に赤外光(830〜850nm)が入射すると、固体撮像素子52において、赤外光(830〜850nm)を利用して、画像処理が実行され、この処理結果を基に自動追尾または自動視準が行われる。
一方、ダイクロイックプリズム42には、ダイクロイックプリズム42とダイクロイックプリズム44との接合面であって、第1の反射面58とは逆に、対物レンズ28側に傾斜した第2の反射面60が形成されており、ダイクロイックプリズム44には、合焦レンズ30と相対向し、視準光軸L1に垂直な出射面62が形成されている。第2の反射面60にはダイクロイックコーティングが施されており、第2の反射面60の視準光軸L1における法線に対する入射角度は、23°〜25°に設定されている。すなわち、ダイクロイックプリズム42は、ダイクロイックプリズム40を透過した測距光を含む可視光(400〜690nm)を透過させるともに、第2の反射面60で測距光を含む可視光(400〜690nm)を視準光(400〜670nm)と測距光(670〜690)に分割し、分割された測距光(670〜690)を光軸L3に沿って反射させ、視準光(400〜670nm)をダイクロイックプリズム44側に透過させるようになっている。
この際、第2の反射面60の視準光軸L1における法線に対する入射角度は、23°〜25°に設定されているので、第2の反射面60に入射する光の偏光状態(例えば、S偏光、P偏光)によらず、第2の反射面60に入射した光のうち測距光(670〜690nm)を測距光受光部54側に反射させるようになっている。第2の反射面60で反射した測距光(670〜690nm)はダイクロイックプリズム42を透過した後、測距光用バンドパスフィルタ50を介して光電変換素子54に入射する。
このように、第2の反射面60に入射した測距光を含む可視光(400〜690nm)は、第2の反射面60で視準光(400〜670nm)と測距光(670〜690nm)に分割された後、入射面56側に反射することなく、測距光受光系としての光電変換素子54に効率良く導かれる。
光電変換素子54を含む測距光受光系には、目標物からの反射光に含まれる測距光(670〜690nm)の他に、測距光源14から内部参照光路(図示せず)を介して参照光が入射するようになっている。この測距光受光系は、受光素子(受光ダイオード)の他に、CPU、RAM、ROMなどを有するマイクロコンピュータや信号発生器などを備え、受光素子が測距光(670〜690nm)を受光したときに、測距光(670〜690nm)に対する光電変換を行って測距信号を生成し、一方、内部参照光路から参照光を受光したときには、参照光に対する光電変換を行って参照信号を生成する光電変換手段として構成されているとともに、受光素子の生成による測距信号と参照信号との位相差を求め、この位相差を基に目標物までの距離を演算する演算手段としての機能を備えて構成されている。
上記構成による測量機望遠鏡10を用いて測距を行うときには、まず、測距光源14を点灯駆動する。測距光源14の点灯による測距光(670〜690nm)は、測距光コリメータレンズ20を透過してダイクロイックミラー22で反射した後、反射プリズム24に入射し、反射プリズム24から平行平面ガラス26を介して、壁や反射プリズムなどの目標物(ターゲット)に向けて送光される。
測距光(670〜690nm)が反射プリズムなどの目標物で反射したときには、この反射光は平行平面ガラス26を通過したあと対物レンレンズ28を介してダイクロイックプリズム40に入射する。ダイクロイックプリズム40に入射した反射光の一部は視準光(400〜670nm)として、ダイクロイックプリズム42、44、合焦レンズ30、正立プリズム32を透過して焦点板34に結像し、結像した像は、接眼レンズ36を介して、作業者の網膜に結像する。これにより、目標物に対する視準が行われる。一方、ダイクロイックプリズム40に入射した反射光の残りは、ダイクロイックプリズム42を伝播する過程で、第2の反射面60で視準光(400〜670nm)と分割されて測距光(670〜690nm)として光軸L3側に反射する。第2の反射面60で反射した測距光(670〜690nm)はダイクロイックプリズム42を透過した後、測距光用バンドパスフィルタ50を介して光電変換素子54に入射する。このとき、光電変換素子54においては、測距光(670〜690nm)に対する光電変換と参照光に対する光電変換が実行され、測距信号と参照信号との位相差を基に目標物までの距離が求められる。
次に、測量機望遠鏡10を用いて自動追尾/自動視準を行いときには、測距光源12を点灯駆動する。測距光源12の点灯による赤外光(830〜850nm)は、自動視準/自動追尾コリメータレンズ16を透過して反射鏡18で反射した後、ダイクロイックミラー22を透過して反射プリズム24に入射し、反射プリズム24から平行平面ガラス26を介して、反射プリズムなどの目標物に向けて送光される。
赤外光(830〜850nm)が反射プリズムなどの目標物で反射したときには、この反射光は平行平面ガラス26を通過したあと対物レンレンズ28を介してダイクロイックプリズム40に入射する。ダイクロイックプリズム40に入射した反射光がダイクロイックプリズム40を伝播する過程で、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と分割されて赤外光(830〜850nm)として入射面56側に反射する。第1の反射面58に入射した赤外光(830〜850nm)は入射面56で全反射した後、ダイクロイックプリズム40を透過し、自動視準/自動追尾光用(両帯域用)バンドパスフィルタ46、集光レンズ48を介して固体撮像素子52に入射する。
固体撮像素子52に赤外光(830〜850nm)が入射すると、赤外光受光部52において、赤外光(830〜850nm)に対する光電変換処理が実行され、この処理結果を基に赤外光(830〜850nm)に従った自動追尾または自動視準が行われる。
本実施例によれば、対物レンズ28と合焦レンズ30との間の視準光軸L1上に光束分割光学系38を配置して、対物レンズ28を透過した光(光束)を分割するに際して、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)とを分割し、分割されて赤外光(830〜850nm)を入射面56で赤外光受光部52側へ全反射させるようにしたため、望遠鏡接眼部へ光軸を導くことが可能になり、望遠鏡対物レンズ側のスペースを有効に利用できる。
また、第1の反射面58を、視準光軸L1上における法線に対する入射角度が25°〜27°になるように配置することで、第1の反射面58で反射した赤外光(830〜850nm)を入射面56で赤外光受光部52側に効率良く全反射させることができるとともに、第1の反射面58に入射した光の偏光状態によらず、第1の反射面58で可視光(400〜690nm)と赤外光(830〜850nm)に分割することができる。
また、第2の反射面60を、視準光軸L1上における入射角度が23°〜25°になるように配置することで、第2の反射面60で反射した測距光(670〜690nm)を入射面56側に反射させることなく、光電変換素子54側に効率良く導くことができる。また、前記記載の視準光軸L1上における法線に対する入射角度を23°〜25°にすることにより、ダイクロイックコートの特性により生じる望遠鏡接眼での色の改善になる。
本発明の一実施例を示す測量機の要部光学系構成図である。 入射角度が45°に設定された反射面に入射した光束の視準光軸上での入射角度に対しての波長と透過率との関係を示す特性図である。 入射角度が27°に設定された反射面に入射した光束の視準光軸上での入射角度に対しての波長と透過率との関係を示す特性図である。 従来の光束分割装置のブロック構成図である。
符号の説明
10 測量機望遠鏡
12 自動視準/自動追尾用光源
14 測距光源
18 反射鏡
22 ダイクロイックミラー
24 反射プリズム
28 対物レンズ
30 合焦レンズ
32 正立プリズム
34 焦点板
38 光束分割光学系
40、42、44 ダイクロイックプリズム
52 固体撮像素子
54 光電変換素子
56 入射面
58 第1の反射面
60 第2の反射面

Claims (5)

  1. 測距光及び自動視準光/自動追尾光を望遠鏡内に備え、前記望遠鏡より目標物に向かって測距光及び自動視準光/自動追尾光を出射することが可能な測量機において、対物レンズと合焦レンズとの間の視準光軸に沿って、前記対物レンズ側から前記合焦レンズ側へ伝播する光を波長帯別に分割し、視準光に対して垂直に配置される対物レンズからの可視光及び測距光及び自動視準光/自動追尾光を含む光線全てを透過する入射面と前記入射面に対して傾斜して配置されて前記入射面を透過した光のうち、前記自動視準光/自動追尾光に使われる赤外光λ2を前記入射面側に前記視準光軸に対して反射し、測距光λ1を含む可視光を透過させる第1の反射面と前記入射面に対して前記第1の反射面とは逆方向に傾斜して配置されて、前記第1の反射面を透過した測距光λ1を含む可視光のうち測距光λ1を前記視準光軸に対して前記第1の反射面とは逆方向に反射し、前記可視光を透過する第2の反射面をダイクロイックプリズムにより光分割した測量機。
  2. 請求項1に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記第1の反射面は、前記視準光軸上における法線に対する入射角度が25°〜27°に設定されていることを特徴とするダイクロイックプリズムによる光分割した測量機。
  3. 請求項1または2に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記第2の反射面は、前記視準光軸上における法線に対する入射角度が23°〜25°に設定されていることを特徴とするダイクロイックプリズムによる光分割した測量機。
  4. 請求項1、2または3のうちいずれか1項に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記測距光λ1は670nm〜690nmであり、前記赤外光λ2は830nm〜850nmであることを特徴とするダイクロイックプリズムによる光分割した測量機。
  5. 請求項1、2、3または4のうちいずれか1項に記載のダイクロイックプリズムによる光分割した測量機において、前記ダイクロイックプリズムには、前記測距光λ1と前記赤外光λ2を分割した後に、前記測距光λ1と前記赤外光λ2各々の波長を透過させるバンドパスフィルタが接合されていることを特徴とするダイクロイックプリズムによる光分割した測量機。
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