JP2008039495A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の偏り中心位置を特定することにより、内容物が搬送方向に偏った物品であっても、これを確実に振り分けることができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】物品MにX線を照射するX線源23と、X線源23から照射されて物品Mを透過したX線を検出するX線検出器24と、X線検出器24により得られた透過X線に基づいて物品Mにおける内容物の偏り中心位置を算出する偏り中心位置算出部25と、X線検出器24の下流側に設置されて物品Mを振り分ける排出機構32とを備え、排出機構32による振分位置に偏り中心位置が到達するタイミングに応じて排出機構32を動作させる。その場合、偏り中心位置算出部25は、X線検出器24により得られた透過X線に基づく二次元的パラメータと厚みパラメータとから偏り中心位置を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送途中の物品を所定方向に振り分けるX線検査装置に関し、物品選別の技術分野に属する。
従来、スナック菓子のような容器に内容物を充填した物品は、各種の品質検査の結果に基づいて、搬送途中に正常品と異常品とに振り分けられることがある。その場合に用いられる振分装置としては、例えば特許文献1に開示のものがある。
この特許文献1に開示の振分装置は、搬送途中の物品を側方から進出するプッシャ部材により搬送経路外に排出するもので、物品の種類ごとの状態、例えば重心位置の高低に応じて前記プッシャ部材の動作を制御可能に構成されている。これにより、重心位置が高く転倒し易い物品の場合にはプッシャ部材の進出速度を遅く、一方、重心位置が低く転倒し難い物品の場合にはプッシャ部材の進出速度を速くして、物品の横転を防止しつつ効率のよい振分動作が実現されている。
しかしながら、前記振分装置においてもなお問題がある。すなわち、この振分装置は、物品の種類に応じてプッシャ部材の動作を制御するものであるから、例えば、同一種類の物品ごとに適切な振分動作を行なうことはできない。
この問題を解消可能なものとして、特許文献2に開示の振分装置がある。この振分装置は、X線検査の結果、異物の混入が検出された物品をプッシャ部材等により搬送経路外に振り分けるもので、X線検査により搬送方向における物品位置と異物位置とを検出した上で、異物が検出された物品の振分位置への到達タイミングに応じてプッシャ部材等を動作させるように構成されている。これにより、同一種類の物品ごとに適切な振分動作を行なうことができるようになる。
特開2001−48345号公報 特開平9−292351号公報
ところで、前記特許文献2に記載の振分装置において、例えばプッシャ式のものの場合、物品をバランスよく押し出す必要があるので、物品の中央あるいは重心を狙ってプッシャ部材を動作させることが示唆されている。すなわち、容器内で内容物が概ね均等に分散した物品では中央を狙えばよい。一方、内容物の偏りがある物品では内容物の偏り中心位置を検出する必要があるが、その点に関して、前記特許文献2は言及していない。また、一般的な中心位置検出方法としては、取得したカメラ画像に基づく方法が提案されているが、この方法では、物品の二次元的な中心を特定することはできるが、厚みを便宜的に一定と仮定しなければならず、的確な振り分けを行なうのに本質的に重要である物品における内容物の偏り中心位置を特定することはできない。
そこで、本発明は、内容物の偏り中心位置を特定することにより、内容物が搬送方向に偏った物品であっても、これを確実に振り分けることができるX線検査装置の提供を課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明は、物品にX線を照射するX線源と、該X線源から照射されて前記物品を透過したX線を検出するX線検出器とを有するX線検査装置であって、前記X線検出器により得られた透過X線に基づいて物品における内容物の偏り中心位置を算出する偏り中心位置算出部と、前記X線検出器の下流側に設置されて物品を振り分ける振分手段と、該振分手段により物品を振り分けるときに、振分位置に前記偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が到達するタイミングに応じて該振分手段を動作させる制御手段とが備えられていることを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のX線検査装置において、前記偏り中心位置算出部は、前記X線検出器により得られた透過X線に基づく二次元的パラメータと厚みパラメータとから前記偏り中心位置を算出することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載のX線検査装置において、前記振分手段は、搬送方向に略直交する方向から外力を加えることにより物品を略同方向に振り分けるように構成されており、前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された搬送方向に直交する方向における偏り中心位置に基づき、前記振分手段による振分動作のタイミングを調節することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載のX線検査装置において、前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が前記振分手段の設置位置に対して搬送方向に直交する方向において遠い側にある場合には、該振分手段を予め前記物品の搬送経路に接近して待機させることを特徴とする。
一方、請求項5に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載のX線検査装置において、前記振分手段は、上流側端部を支点に下流側端部が下動することにより物品を下方に振り分けるように構成されており、前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が下動した前記下流側端部を通過すると、該下流側端部を上動させることを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載のX線検査装置において、前記制御手段は、前記X線検出器により得られた厚みパラメータから前記振分手段における下流側端部の下動ストロークを調節することを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、X線検出器により搬送中の物品に対する透過X線が取得されると、偏り中心位置算出部により物品における内容物の偏り中心位置が算出される。そして、制御手段により偏り中心位置が到達するタイミングに応じて下流側の振分手段を動作させるので、振分手段は偏り中心位置を的確に捉えて振分動作することができる。したがって、内容物が搬送方向に偏った物品であっても、これを所定方向に確実に振り分けることができる。
その場合、請求項2に記載の発明によれば、二次元的パラメータに厚みパラメータも盛り込まれて、物品における内容物の偏り中心位置が精度よく算出されるようになる。
また、請求項3に記載の発明によれば、プッシャ式やエアジェット式の振分手段においては、制御手段は、物品が振分手段から遠い側を搬送されてくる場合には、プッシャ部材を早い目に進出させたりエアを早い目に噴射させ、物品が振分手段から近い側を搬送されてくる場合には、プッシャ部材を遅い目に進出させたりエアを遅い目に噴射させ、それぞれ側方からの外力をタイミングよく物品における内容物の偏り中心位置に作用させることができ、一層確実に振分可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、物品が振分手段から遠い側を搬送されてくるように搬送経路が設定されている場合には、例えばプッシャ式やエアジェット式の振分手段を到来する物品の搬送経路に接近して待機させることにより、前者ではプッシャ部材の進出ストロークの短縮ひいては能率アップを、後者ではエアの噴射時間の短縮ひいてはエア消費の削減を図ることができる。
一方、請求項5に記載の発明によれば、上流側端部を支点に下流側端部が下動することにより物品を下方に振り分けるように構成されたドロップベルト式やドロップフラップ式の振分手段においては、制御手段は、振分手段の下流側端部を下動させて物品を下方に導いたのち、物品における内容物の偏り中心位置が下動した下流側端部を通過すると物品は確実に振分手段から落下し始めるため下流側端部を上動させてもよくなり、能率アップを図ることができる。
そして、請求項6に記載の発明によれば、制御手段はX線検出器により得られた厚みパラメータから振分手段における下流側端部の下動ストロークを調節するので、厚みが大きい場合には下動ストロークを大きく、厚みが小さい場合には下動ストロークを小さくすることにより、振り分ける物品と例えば下流側に連設された搬出手段のような周辺器物との干渉を回避して円滑な振分動作を担保しつつ、能率アップを図ることができる。
本発明の実施の形態に係る物品検査システムについて説明する。
図1及び図2に示す第1の実施の形態に係る物品検査システム1は、スナック菓子のような内容物を容器に充填した物品Mを搬送しつつ検査するもので、上流側から順に、矢印a方向に物品Mを供給する平ベルト式の搬入コンベア2と、搬入コンベア2から受け入れた物品Mの重量を検出する重量チェッカ3と、重量チェッカ3による検査の結果、正常な物品Mをそのまま矢印a方向に素通りさせ、異常な物品Mを矢印b方向に振り分けるX線検査装置4と、X線検査装置4を素通りした正常な物品Mを搬出する平ベルト式の正常品搬出コンベア5と、X線検査装置4により振り分けられた異常な物品Mを搬出する異常品搬出コンベア6とを有している。
重量チェッカ3は、図示しないモータで駆動される平ベルト式の搬送コンベア11とロードセル等で構成される重量検出器12とを有しており、搬送コンベア11で搬送される物品Mの重量を計量することができるようになっている。そして、前記搬送コンベア11の上流側端部近傍に、物品Mを検知する投光部と受光部とでなる遮光式光電センサ13が設置されている。
本発明の特徴部分であるX線検査装置4は、前記重量チェッカ3から受け入れた物品Mにおける内容物の偏り中心位置を検出する偏り中心位置検出装置20と、偏り中心位置検出装置20から受け入れた物品Mのうち、異常な物品Mを矢印b方向に強制排出する振分装置30とを有している。
まず、偏り中心位置検出装置20は、平ベルト式の搬送コンベア21と、搬送コンベア21の大半を覆うと共に上下流両側に物品Mが通過する通過口を有して概ね箱状のシールドボックス22と、シールドボックス22内において搬送コンベア21の上方に収容されて、図例の二点鎖線で示すX線照射領域を生成するX線源23と、搬送コンベア21を挟んでX線源23の下方に対向配置されると共に搬送方向aと直交する向きに一列に配設された図示しない多数の画素を有するラインセンサでなり、物品Mを透過したX線を検出するX線検出器24とを有している。
そして、物品MがX線照射領域を通過するときに、所定のタイミングで取得されたX線検出器24からの検出信号は画像処理され、偏り中心位置算出部25により物品Mにおける内容物の偏り中心位置が算出される。なお、偏り中心位置算出の詳細は後述する。
一方、振分装置30は、前記偏り中心位置検出装置20から物品Mを受け入れる受入機構31と、受入機構31が受け入れた物品Mのうち異常品と判定された物品Mを矢印b方向に排出する排出機構32とを有している。
受入機構31は、支持フレーム33に、受け入れた物品Mを矢印a方向に案内する長短複数のローラ34a…34a,34b…34bが回転自在に支持された構成のものである。
図1〜図3に示すように、排出機構32は、搬送方向aの右側に位置する駆動シャフト35と、同じく左側に位置する従動シャフト36とを有し、各シャフト35,36に一対の駆動スプロケット35a,35aと従動スプロケット36a,36aとが組み付けられている。また、左右で対応するスプロケット35a,35a,36a,36a間に、それぞれ第1タイミングベルト37,37が巻き掛けられている。そして、第1タイミングベルト37,37間に、物品Mを背後から押すための搬送方向aに延びる2つの板状のプッシャ部材38,38が所定間隔を隔てて固設されている。図例では、一方のプッシャ部材38はホームポジションP1に、他方のプッシャ部材38はホームポジションP2に位置している。
前記駆動シャフト35の一端部に別なる駆動スプロケット35bが組み付けられており、この駆動スプロケット35bと下方に設置されたモータ39の回転軸39aに組み付けられたスプロケット39bとの間に、第2タイミングベルト40が巻き掛けられている。
図1に示すように、異常品搬出コンベア6は、支持フレーム51に、受け入れた物品Mを矢印b方向に案内する長短複数のローラ52a…52a,52b…52bが回転自在に支持された構成のもので、下流側ほど搬送面が若干下方に傾斜している。
次に、この物品検査システム1の制御システムについて説明する。
図4に示すように、検査システム1を総合的に制御するコントロールユニット60が備えられており、このコントロールユニット60は、搬入コンベア2と、重量チェッカ用搬送コンベア11と、偏り中心検出装置用搬送コンベア21と、正常品搬出コンベア5とに、制御信号を出力する。
また、コントロールユニット60は、重量検出器12からの検出信号を入力し、この検出信号に基づいて物品Mが正常品であるか異常品であるかを判定すると共に、振分装置30の排出機構32に振分動作をさせるためプッシャ部材用モータ39に制御信号を出力する。
また、コントロールユニット60は、光電センサ13からの検出信号を入力し、この検出信号の入力を時間的起点として排出機構32による振分動作を制御する。
そして、コントロールユニット60は、X線源23に制御信号を出力すると共に、X線検出器24からの検出信号を入力し、偏り中心位置算出部25に偏り中心位置を算出させる。さらに、コントロールユニット60は、偏り中心位置算出部25により算出された偏り中心位置に基づき、排出機構32による振分動作のタイミングを制御する。
ここで、前記偏り中心位置算出部25による物品Mにおける内容物の偏り中心位置の算出方法について説明する。
まず、図5(a)に、ラインセンサでなるX線検出器24により得られた物品Mにおける内容物M′の二次元的な、つまりX−Y平面の透過X線分布例を、図5(b)に、前記図5(a)のY座標のyに対応するX座標方向の透過X線の濃度分布例を示す。そして、物品Mの内容物M′がN個の画素で構成されているとし、各画素の座標を(x,y)(n=1,2,…,N)で表すと共に透過X線分布に基づく透過X線画像の濃淡と内容物M′の厚みとの相関を表す係数をwとすると、内容物M′の偏り中心Gの座標(X,Y)は次式で表される。
Figure 2008039495
Figure 2008039495
次に、この物品検査システム1の動作例について説明する。なお、物品Mの搬送経路は、図示しないガイド機構により搬送方向に直交する方向において略一定となるように設定されている。
まず、搬入コンベア2から重量チェッカ3に物品Mが搬入されると、重量検出器12による重量検査が行なわれ、その検査結果がコントロールユニット60に伝達される。そして、コントロールユニット60は、この物品Mが正常品であるか異常品であるかを判定する。
重量チェッカ3を通過した物品MがX線検査装置4に受け渡されると、偏り中心位置検出装置20において、X線源23から照射されて物品Mを透過したX線がX線検出器24により検出され、取得された透過X線分布に基づき、偏り中心位置算出部25により物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gが算出される。
そして、コントロールユニット60は、物品Mが正常品であると判定した場合には、排出機構32を動作させず、この物品Mを矢印a方向に素通りさせ、正常品搬出コンベア5に受け渡す一方、異常品であると判定した場合には、プッシャ部材38がこの物品Mの内容物M′の偏り中心位置Gを捉えて矢印b方向に押出可能なタイミングで排出機構32を動作させる。
そして、排出機構32により振り分けられた物品Mを受け入れた異常品搬出コンベア6は、この物品Mを矢印b方向に搬送し、例えば異常品回収箱に回収する。
ここで、図6に示すタイムチャートを中心に適宜図7を用いてX線検査装置4の動作を説明すると、まず、時刻t1で光電センサ13により物品Mの前端が検知され、次いで、時刻t2で重量チェッカ3による重量検査が開始される。そして、時刻t3で偏り中心位置算出部25によりこの物品Mにおける偏り中心位置Gが算出される。なお、この場合、物品Mは異常品であると判定されたことにする。
次いで、物品Mの前端が検知されてから所定時間T1が経過して時刻t4に達すると、この物品Mは異常品であるので排出機構32が所定時間T2だけ動作して、つまりプッシャ部材38が図1に例示したホームポジションP1から矢印b方向に移動して、この物品Mは異常品搬出コンベア6に振り分けられる。
その場合、前記所定時間T1は、プッシャ部材38の中央が物品Mの偏り中心位置Gを確実に捉えるよう、偏り中心位置Gに応じて最適値に設定される。すなわち、図7に示すように、偏り中心位置検出装置20から振分装置30に受け渡される物品Mに対し、光電センサ13の設置箇所とプッシャ部材38の中央箇所との間の距離Lと、物品Mの前端から偏り中心位置Gまでの距離ΔLと、重量チェッカ3の搬送コンベア11や偏り中心位置検出装置20の搬送コンベア21による物品搬送速度vとに基づき、次式により前記所定時間T1が設定される。
Figure 2008039495
したがって、図7(a)に示すように偏り中心位置Gが物品Mの前端寄りにある場合には、距離ΔL=ΔL1は短いから前記所定時間T1を短く設定すればよく、図7(b)に示すように偏り中心位置Gが物品Mの後端寄りにある場合には、距離ΔL=ΔL2は長いから前記所定時間T1を長く設定すればよい。なお、前記所定時間T2は、プッシャ部材38が前記ホームポジションP1からもう一方のホームポジションP2に到達するに必要な時間に設定される。
そして、再び図6に戻り、時刻t5で光電センサ13により次回の物品Mの前端が検知され、次いで、時刻t6で重量チェッカ3による重量検査が開始される。そして、時刻t7で偏り中心位置算出部25による偏り中心位置Gの算出は実行されるが、この場合、物品Mは正常品と判定されたことにすると排出機構32による振分動作は実行されず、前述したように、この物品Mは矢印a方向に素通りし、正常品搬出コンベア5に受け渡される。
以上のように構成したことにより、まず、X線検出器24により搬送中の物品Mに対する透過X線が取得されると、偏り中心位置算出部25により物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gが算出される。そして、コントロールユニット60により偏り中心位置Gが到達するタイミングに応じて下流側の排出機構32を動作させるので、排出機構32は偏り中心位置Gを的確に捉えて振分動作することができる。したがって、内容物M′が搬送方向aに偏った物品Mであっても、これを所定方向bに確実に振り分けることができる。
その場合、偏り中心位置算出部25においては、二次元的パラメータに厚みパラメータも盛り込まれて、物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gが精度よく算出されるようになる。
なお、プッシャ部材38を備えた排出機構32において、前記所定時間T1を設定するに際し、プッシャ部材38がホームポジションP1から移動して物品Mの側部に当接するまでの時間を考慮する必要があれば、この所定時間T1を適宜補正すればよい。例えば、コントロールユニット60は、物品Mが排出機構32から遠い側を搬送されてくる場合には、プッシャ部材38を早い目に進出させ、物品Mが排出機構32から近い側を搬送されてくる場合には、プッシャ部材38を遅い目に進出させ、それぞれ側方からの外力をタイミングよく物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gに作用させることができ、一層確実に振分可能となる。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、説明の複雑化を避けるため、特に混乱を招かない限り、前述したと同じあるいは類似の構成要素には同一符号を付すことにする。
図8に示すように、この場合のX線検査装置4Aに備えられた振分装置30Aは、物品Mを矢印a方向に搬送する搬送コンベア31Aと、物品Mを矢印b方向に排出する排出機構32Aとを有している。この排出機構32Aは、搬送コンベア31Aの一側方に設置されて、矢印b方向にエアを噴射するエアノズル41Aを有しており、このエアノズル41Aは、図示しないエア源や電磁弁から延びるエア配管42Aに接続されている。そして、前述した振分装置30A以外の構成は第1の実施の形態におけると同様であるので、説明を省略する。なお、エアの噴射方向を、搬送方向aに対して斜めとなるようにしてもよい。
ここで、図9に示すタイムチャートを中心に適宜図8を用いてX線検査装置4Aの動作を説明すると、まず、時刻t1で光電センサ13により物品Mの前端が検知され、次いで、時刻t2で重量チェッカ3による重量検査が開始される。そして、時刻t3で偏り中心位置検出装置20の偏り中心位置算出部25によりこの物品Mにおける偏り中心位置Gが算出される。なお、この場合、物品Mは異常品であると判定されたことにする。
次いで、物品Mの前端が検知されてから所定時間T1が経過して時刻t4に達すると、この物品Mは異常品であるので排出機構32Aのエアノズル41Aから所定時間T2だけエアが噴射されて、この物品Mは異常品搬出コンベア6に振り分けられる。
その場合、前記所定時間T1は、排出機構32Aのエアノズル41Aから噴射されたエアが確実に物品Mの偏り中心位置Gを捉えるよう、偏り中心位置Gに応じて最適値に設定される。すなわち、図8に示すように、物品Mが偏り中心位置検出装置20から振分装置30Aに受け渡される物品Mに対し、光電センサ13の設置箇所とエアノズル41Aの設置箇所との間の距離Lと、物品Mの前端から偏り中心位置Gまでの距離ΔLと、重量チェッカ3の搬送コンベア11や偏り中心位置検出装置20の搬送コンベア21による物品搬送速度vとに基づき、前記数式3に準じて前記所定時間T1が設定される。
したがって、図8(a)に示すように偏り中心位置Gが物品Mの前端寄りにある場合には、距離ΔL=ΔL1は短いから前記所定時間T1を短く設定すればよく、図8(b)に示すように偏り中心位置Gが物品Mの後端寄りにある場合には、距離ΔL=ΔL2は長いから前記所定時間T1を長く設定すればよい。なお、前記所定時間T2は、エアノズル41Aによるエアの噴射時間であり、噴射されたエアにより物品Mを搬送コンベア31Aから排出するに必要な時間に設定される。
そして、再び図9に戻り、時刻t5で光電センサ13により次回の物品Mの通過が検知され、次いで、時刻t6で重量チェッカ3による重量検査が開始される。そして、時刻t7で偏り中心位置算出部25による偏り中心位置Gの算出は実行されるが、この場合、物品Mは正常品であると判定されたことにするとエアノズル41Aからのエア噴射による振分動作は実行されず、この物品Mは矢印a方向に素通りし、正常品搬出コンベア5に受け渡される。
なお、前記所定時間T1を設定するに際し、噴射されたエアが物品Mの側部に到達する時間を考慮する必要があれば、この所定時間T1を適宜補正すればよい。例えば、コントロールユニット60は、物品Mがエアノズル41Aから遠い側を搬送されてくる場合には、エアを早い目に噴射させ、物品Mがエアノズル41Aから近い側を搬送されてくる場合には、エアを早い目に噴射させればよい。また、偏り中心位置Gの通過経路が遠い側にある場合には物品Mを少しだけ移動させれば搬送コンベア31Aから排出することができるから、前記所定時間T2を短くし、近い側にある場合には、その逆で前記所定時間T2を長く設定することになる。
以上のように構成したことにより、説明を省略するが、この第2の実施の形態においても、前記第1の実施の形態におけると同様の作用効果が得られるようになる。
ところで、前記第1及び第2の実施の形態の変形例として、偏り中心位置算出部25により算出された物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gが、プッシャ部材38のホームポジションP1やエアノズル41Aの設置箇所に対し、搬送方向aに直交する方向bにおいて遠い側となるように搬送経路が設定されている場合には、プッシャ部材38やエアノズル41Aを予め前記物品Mの搬送経路に接近して待機させることができる。
すなわち、図10に示すように、プッシャ部材38により物品Mを排出する方式では、偏り中心位置検出装置20を経由して振分装置30に受け渡される物品Mの偏り中心位置Gが、二点鎖線で示すプッシャ部材38の当初のホームポジションP1に対し、搬送方向aに直交する方向bにおいて遠い側となるように設定されている場合には、プッシャ部材38を予め前記物品Mの搬送経路に接近した実線で示すプリセットポジションP1′に待機させることができる。
このように構成したことにより、図例のホームポジションP1とプリセットポジションP1′との位置関係から明らかなように、物品Mを矢印b方向に押し出すためのプッシャ部材38の進出ストロークの短縮ひいては能率アップを図ることができる。
また、図11に示すように、エアノズル41Aにより物品Mを排出する方式では、偏り中心位置検出装置20を経由して振分装置30Aに受け渡される物品Mの偏り中心位置Gが、二点鎖線で示すエアノズル41Aの当初の設置箇所P1に対し、搬送方向aに直交する方向bにおいて遠い側となるように設定されている場合には、該エアノズル41Aを予め前記物品Mの搬送経路に接近した実線で示すプリセットポジションP1′に待機させることができる。
このように構成したことにより、物品Mを搬送コンベア31Aから排出するために必要なエアの噴射時間の短縮ひいてはエア消費の削減を図ることができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
図12に示すX線検査装置4Bでは、上流側の偏り中心位置検出装置20と下流側の正常品搬出コンベア5との間に配設された受入機構を兼ねる排出機構32Bは、図示しない駆動手段により上流側ローラ43Bを支点に下流側ローラ44Bが矢印c,c′で示すように上下動するドロップベルトコンベア式のものである。図12(a)に示すように、正常な物品Mの場合には排出機構32Bの搬送面が水平とされ、偏り中心位置算出装置20から受け渡された物品Mを正常品搬出コンベア5に受け渡し、一方、図12(b)に示すように、異常な物品Mの場合には搬送面が傾斜され、この物品Mを下方に排出するように駆動される。なお、排出機構32Bを、ドロップベルトコンベア式に代えてドロップフラップ式としてもよい。
そして、前述したコントロールユニット60は、図12(b)に示すように、物品Mにおける偏り中心位置Gが排出機構32Bの下動した下流側ローラ44Bを通過すると、上流側ローラ43Bを支点に下流側ローラ44Bを矢印c′で示すように上動させる。
このように、上流側ローラ43Bを支点に下流側ローラ44Bが下動することにより物品Mを下方に振り分けるように構成されたドロップベルトコンベア式の排出機構32Bにおいては、コントロールユニット60は、排出機構32Bの下流側ローラ44Bを下動させて物品Mを下方に導き、この物品Mにおける内容物M′の偏り中心位置Gが下動した下流側ローラ44Bを通過すると物品Mは確実に排出機構32Bから落下し始めるため下流側ローラ44Bを上動させてもよくなり、能率アップを図ることができる。
さらに、前述したコントロールユニット60は、上流側の偏り中心位置検出装置20のX線検出器24により得られた物品Mの厚みパラメータから下流側ローラ44Bの下動ストロークを調節する。すなわち、厚みパラメータが大きい場合には下動ストロークは大きく、厚みパラメータが小さい場合には下動ストロークは小さく設定されることになる。
このように、コントロールユニット60はX線検出器24により得られた厚みパラメータから排出機構32Bにおける下流側ローラ44Bの下動ストロークを調節するので、厚みが大きい場合には下動ストロークを大きく、厚みが小さい場合には下動ストロークを小さくすることにより、振り分ける物品Mと下流側に連設された正常品搬出コンベア5との干渉を回避して円滑な振分動作を担保しつつ、能率アップを図ることができる。
なお、本発明は、具体的に詳述した前記実施の形態に限定されることはなく、本発明の趣旨に沿うものであればよい。
例えば、前記実施の形態では、物品検査システム1に重量チェッカ3を用いたが、金属検出器、シールチェッカ、ラベル貼付異常検出器等を組み込んでもよく、また、これらを複合して組み込んでもよい。
また、前記実施の形態では、上流側の重量チェッカ3のような検査機器による検査の結果に拘らず、つまり正常、異常の双方の物品Mに対して偏り中心位置検出装置20により偏り中心位置Gを検出したが、その場合、この偏り中心位置検出装置20に、得られた透過X線に基づいて異物の混入を検出するX線異物検出装置を兼ねさせることができる。
そして、前記実施の形態では、正常な物品Mを矢印a方向に素通りさせる一方、異常な物品Mを矢印b方向に排出したが、例えば検査システムラインのレイアウト等の理由から、その逆にしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、内容物の偏り中心位置を特定することにより、内容物が搬送方向に偏った物品であっても、これを確実に振り分けることができるX線検査装置が実現される。すなわち、本発明は、物品選別の技術分野に広く好適である。
本発明の第1の実施の形態に係る物品検査システムの概略平面図である。 図1のII―II線による矢視図である。 排出機構の側面図である。 制御システムのブロック図である。 偏り中心位置の算出方法を説明するための模式図である。 X線検査装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 偏り中心位置に応じたプッシャ部材の動作を説明するための要部平面図であって、(a)は偏り中心位置が前端寄りの場合、(b)は偏り中心位置が後端寄りの場合を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るX線検査装置に関し、物品をエア噴射により振り分ける構成の要部平面図であって、(a)は偏り中心位置が前端寄りの場合、(b)は偏り中心位置が後端寄りの場合を示す。 同じくX線検査装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 プッシャ部材をプリセットした場合の要部平面図である。 エアノズルをプリセットした場合の要部平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るX線検査装置に関し、物品をドロップベルトコンベアにより振り分ける構成の要部側面図であって、(a)は下流側ローラが上動した状態、(b)は下流側ローラが下動した状態を示す。
符号の説明
4,4A,4B X線検査装置
23 X線源
24 X線検出器
25 偏り中心位置算出部
32,32A,32B 排出機構(振分手段)
43B 上流側ローラ(上流側端部)
44B 下流側ローラ(下流側端部)
60 コントロールユニット(制御手段)
G 偏り中心位置
M 物品
M′ 内容物

Claims (6)

  1. 物品にX線を照射するX線源と、該X線源から照射されて前記物品を透過したX線を検出するX線検出器とを有するX線検査装置であって、
    前記X線検出器により得られた透過X線に基づいて物品における内容物の偏り中心位置を算出する偏り中心位置算出部と、
    前記X線検出器の下流側に設置されて物品を振り分ける振分手段と、
    該振分手段により物品を振り分けるときに、振分位置に前記偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が到達するタイミングに応じて該振分手段を動作させる制御手段とが備えられていることを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記請求項1に記載のX線検査装置において、
    前記偏り中心位置算出部は、前記X線検出器により得られた透過X線に基づく二次元的パラメータと厚みパラメータとから前記偏り中心位置を算出することを特徴とするX線検査装置。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載のX線検査装置において、
    前記振分手段は、搬送方向に略直交する方向から外力を加えることにより物品を略同方向に振り分けるように構成されており、
    前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された搬送方向に直交する方向における偏り中心位置に基づき、前記振分手段による振分動作のタイミングを調節することを特徴とするX線検査装置。
  4. 前記請求項3に記載のX線検査装置において、
    前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が前記振分手段の設置位置に対して搬送方向に直交する方向において遠い側にある場合には、該振分手段を予め前記物品の搬送経路に接近して待機させることを特徴とするX線検査装置。
  5. 前記請求項1または請求項2に記載のX線検査装置において、
    前記振分手段は、上流側端部を支点に下流側端部が下動することにより物品を下方に振り分けるように構成されており、
    前記制御手段は、偏り中心位置算出部により算出された偏り中心位置が下動した前記下流側端部を通過すると、該下流側端部を上動させることを特徴とするX線検査装置。
  6. 前記請求項5に記載のX線検査装置において、
    前記制御手段は、前記X線検出器により得られた厚みパラメータから前記振分手段における下流側端部の下動ストロークを調節することを特徴とするX線検査装置。
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