JP2008039205A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008039205A
JP2008039205A JP2006210145A JP2006210145A JP2008039205A JP 2008039205 A JP2008039205 A JP 2008039205A JP 2006210145 A JP2006210145 A JP 2006210145A JP 2006210145 A JP2006210145 A JP 2006210145A JP 2008039205 A JP2008039205 A JP 2008039205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
gas
heat exchanger
liquid
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006210145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4661725B2 (ja
Inventor
Makoto Kojima
誠 小島
Takayuki Setoguchi
隆之 瀬戸口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2006210145A priority Critical patent/JP4661725B2/ja
Publication of JP2008039205A publication Critical patent/JP2008039205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661725B2 publication Critical patent/JP4661725B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/23Separators

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

【課題】冷媒の循環方向が切換可能な冷凍装置において、気液分離器の構成を簡素化しながら、利用側熱交換器の冷却動作時と加熱動作時の双方でガスインジェクション動作を行えるようにする。
【解決手段】気液分離器(20)の容器本体(21)には、そのガス貯留部(21a)にガスインジェクション配管(22)と、2本の流入管(24,25)が接続され、その液貯留部(21b)には各流入管(24,25)から分岐する2本の流出管(26,27)が接続される。各流出管(26,27)には、液貯留部(21b)から各流入管(24,25)への冷媒の流れのみを許容する逆止弁(28,29)がそれぞれ設けられる。また、各流入管(24)は、一方の流入管が室外熱交換器(12)と繋がり、他方の流入管(25)が室内熱交換器(13)と繋がっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒の循環方向が切換可能な冷凍サイクルを行う冷凍装置に関し、特に冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する気液分離器を備えた冷凍装置に係るものである。
従来より、冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷凍装置は、室内の冷房や暖房を行う空気調和装置等に広く適用されている。
特許文献1には、この種の冷凍装置として、冷房運転と暖房運転とが切換可能な空気調和装置が開示されている。
図7に示すように、この空気調和装置(60)は、冷媒が充填される冷媒回路(61)を備えている。冷媒回路(61)には、圧縮機(62)と室外熱交換器(63)と室内熱交換器(64)と膨張弁(65)と四路切換弁(66)とが設けられている。また、冷媒回路(10)には、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離するための気液分離器(70)が設けられている。この気液分離器(70)は、4つの逆止弁(71,72,73,74)が設けられたブリッジ回路と、分離後のガス冷媒を圧縮機(62)の吸入側に送るためのガスインジェクション配管(75)を備えている。
この空気調和装置(60)では、四路切換弁(66)の設定が切り換えられることで、冷媒の循環方向が可逆となっており、以下に説明するような冷房運転と暖房運転とが可能となっている。
冷房運転では、四路切換弁(66)が図7の実線で示す状態に設定される。圧縮機(62)の吐出冷媒は、室外熱交換器(63)で凝縮(放熱)し、ブリッジ回路の第1逆止弁(71)及び膨張弁(65)を通過する。膨張弁(65)で減圧して気液二相状態となった冷媒は、気液分離器(70)に送られる。この気液分離器(70)では、冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離する。気液分離器(70)内の液冷媒は、第3逆止弁(73)を通過してから室内熱交換器(64)で蒸発する。つまり、室内熱交換器(64)では、冷媒で室内空気を冷却する冷却動作が行われ、室内の冷房がなされる。室内熱交換器(64)を流出した冷媒は、圧縮機(62)に吸入される。また、上述の気液分離器(70)では、分離後のガス冷媒がガスインジェクション配管(75)を介して圧縮機(62)の吸入側に送られる。つまり、この空気調和装置(60)の冷房運転では、ガス冷媒を圧縮機(62)へ吸入させる、いわゆるガスインジェクション動作が行われる。
一方、暖房運転では、四路切換弁(66)が図7の破線に示す状態に設定される。圧縮機(62)の吐出冷媒は、室内熱交換器(64)で凝縮(放熱)する。つまり、室内熱交換器(64)では、冷媒で室内を加熱する加熱動作が行われ、室内の暖房がなされる。室内熱交換器(64)を流出した冷媒は、第2逆止弁(72)及び膨張弁(65)を通過する。膨張弁(65)で減圧して気液二相状態となった冷媒は、気液分離器(70)内に送られる。気液分離器(70)では、冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離する。気液分離器(70)内の液冷媒は、第4逆止弁(74)を通過してから室外熱交換器(63)で蒸発する。室外熱交換器(63)を流出した冷媒は、圧縮機(62)に吸入される。また、この空気調和装置(60)の暖房運転では、上述の冷房運転と同様、気液分離器(70)内のガス冷媒を圧縮機(62)の吸入側に導入させる、ガスインジェクション動作が行われる。
特開平11−94403号公報
特許文献1に開示されているような空気調和装置では、利用側熱交換器となる室内熱交換器の冷却動作時と加熱動作時の双方において、上述したガスインジェクション動作を行えるように、気液分離器にブリッジ回路を設けるようにしている。しかしながら、この構成では、ブリッジ回路に4つの逆止弁を設ける必要があり、部品点数が増大すると共に冷媒回路の構成が複雑となる。また、このように4つの逆止弁を設けると、冷媒の循環方向の切換に伴う逆止弁の弁体の動きに伴い、ブリッジ回路の周辺における騒音が大きくなる虞もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒の循環方向が切換可能な冷凍装置において、気液分離器の構成を簡素化しながら、利用側熱交換器の冷却動作時と加熱動作時の双方でガスインジェクション動作を行えるようにすることである。
第1の発明は、圧縮機(11)と熱源側熱交換器(12)と利用側熱交換器(13)と気液分離器(20)とが設けられる冷媒回路(10)を備え、該冷媒回路(10)では、冷媒の循環方向が切り換わることにより、上記利用側熱交換器(13)で冷却動作と加熱動作とが可能となっている冷凍装置を前提としている。そして、この冷凍装置の気液分離器(20)は、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する容器本体(21)と、一端が容器本体(21)のガス貯留部(21a)と接続し他端が上記圧縮機(11)の吸入側と繋がるガスインジェクション配管(22)と、上記容器本体(21)を熱源側熱交換器(12)と繋ぐための第1配管部材(41)と、上記容器本体(21)を利用側熱交換器(13)と繋ぐための第2配管部材(42)とを備え、
上記第1及び第2配管部材(41,42)は、一端が上記容器本体(21)のガス貯留部(21a)とそれぞれ接続する流入管(24,25)と、該各流入管(24,25)からそれぞれ分岐して上記容器本体(21)の液貯留部(21b)と接続する流出管(26,27)と、該流出管(26,27)に設けられて液貯留部(21b)から流入管(24,25)側への冷媒の流れのみを許容する逆止弁(28,29)をそれぞれ有することを特徴とするものである。
第1の発明では、冷凍装置に蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる冷媒回路(10)が設けられる。冷媒回路(10)では、冷媒の循環方向が切り換わることで、利用側熱交換器(13)で冷却動作又は加熱動作が行われる。また、冷媒回路(10)には気液分離器(20)が設けられ、利用側熱交換器(13)の冷却動作時と加熱動作時の双方において、以下のようにしてガスインジェクション動作を行えるようにしている。
利用側熱交換器(13)で冷却動作を行う冷凍サイクルでは、まず圧縮機(11)の吐出冷媒が熱源側熱交換器(12)で放熱(凝縮)する。熱源側熱交換器(12)で凝縮した冷媒は、第1配管部材(41)の第1の流入管(24)を流れ、気液分離器(20)の容器本体(21)内に流入する。容器本体(21)では、気液二相状態の冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離する。ガス冷媒は容器本体(21)内のガス貯留部(21a)に溜まり込み、液冷媒は容器本体(21)内の液貯留部(21b)に溜まり込む。なお、上記第1の流入管(24)には、第1の流出管(26)が分岐して接続されているが、第1の流出管(26)には、第1の流入管(24)側から容器本体(21)への冷媒の流れを禁止する第1の逆止弁(28)が設けられている。このため、第1の流入管(24)を流れる冷媒が、第1の流出管(26)を介して液貯留部(21b)内に流入してしまうことはない。
容器本体(21)の液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、第2の配管部材(42)の第2の流出管(27)を流れて第2の逆止弁(29)を通過した後、第2の流入管(25)を介して利用側熱交換器(13)に送られる。利用側熱交換器(13)では、例えば室内空気から吸熱した冷媒が蒸発し、上記冷却動作が行われる。利用側熱交換器(13)で蒸発した冷媒は、圧縮機(11)に吸入される。
容器本体(21)のガス貯留部(21a)内に溜まったガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)を介して圧縮機(11)に吸入される。その結果、利用側熱交換器(13)の冷却動作時において、ガスインジェクション動作が行われる。このようにガス貯留部(21a)に貯まったガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)側に吸入されるので、このガス冷媒が、第2の流入管(25)へ流入することもほとんどない。
一方、利用側熱交換器(13)で加熱動作を行う冷凍サイクルでは、まず圧縮機(11)の吐出冷媒が利用側熱交換器(13)へ送られる。利用側熱交換器(13)では、例えば冷媒が室内空気へ放熱し、上記加熱動作が行われる。利用側熱交換器(13)で放熱した冷媒は、第2の流入管(25)を流れ、気液分離器(20)の容器本体(21)内に流入する。容器本体(21)では、気液二相状態の冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離する。ガス冷媒は容器本体(21)内のガス貯留部(21a)に溜まり込み、液冷媒は容器本体(21)内の液貯留部(21b)に溜まり込む。なお、上記第2の流入管(25)には、第2の流出管(27)が分岐して接続されているが、第2の流出管(27)には、第2の流入管(25)側から容器本体(21)への冷媒の流れを禁止する第2の逆止弁(29)が設けられている。このため、第2の流入管(25)を流れる冷媒が、第2の流出管(27)を介して液貯留部(21b)内に流入してしまうことはない。
容器本体(21)の液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、第1の流出管(26)を流れて第1の逆止弁(28)を通過した後、第1の流入管(24)を介して熱源側熱交換器(12)に送られる。この冷媒は、熱源側熱交換器(12)で蒸発した後、圧縮機(11)に吸入される。
容器本体(21)のガス貯留部(21a)内に溜まったガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)を介して圧縮機(11)に吸入される。その結果、利用側熱交換器(13)の加熱動作時において、ガスインジェクション動作が行われる。このようにガス貯留部(21a)に貯まったガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)側に吸入されるので、このガス冷媒が、第1の流入管(24)に流入することもほとんどない。
第2の発明は、第1の発明の冷凍装置において、上記容器本体(21)と各流入管(24,25)の接続位置が、各流入管(24,25)からの各流出管(26,27)との分岐位置よりも高い位置にあることを特徴とするものである。
第2の発明では、各流入管(24,45)からの各流出管(26,27)の分岐位置よりも、気液分離器(20)と各流入管(24,25)の接続位置の方が高く設定される。このようにすると、例えば上述の冷却動作時において、液貯留部(21b)から第2の流出管(27)を介して第2の流入管(25)に流出した液冷媒が、第2の流入管(25)における分岐位置から容器本体(21)の接続位置までの間の配管内に溜まり込むことになる。その結果、第2の流入管(25)内には、ガス貯留部(21a)との接続位置から第2流出管(27)との分岐位置までの間の配管内に液冷媒による液シールが形成される。このため、ガス貯留部(21a)内のガス冷媒が第2の流入管(25)を介して利用側熱交換器(13)側へ送り込まれるのを回避できる。
同様に、上述の加熱動作時の第1の流入管(24)では、ガス貯留部(21a)との接続位置から第1流出管(26)との分岐位置までの間の配管内に液冷媒による液シールが形成される。このため、ガス貯留部(21a)内のガス冷媒が第1の流入管(24)を介して利用側熱交換器(13)側へ送り込まれるのを回避できる。
第3の発明は、第1又は第2の発明の冷凍装置において、上記ガスインジェクション配管(22)には、気液分離器(20)から圧縮機(11)の吸入側へ向かう冷媒を減圧するための絞り機構(23)が設けられていることを特徴とするものである。
第3の発明では、ガスインジェクション配管(22)に絞り機構(23)が設けられる。絞り機構(23)は、上述のガスインジェクション動作時において、ガス貯留部(21a)からガスインジェクション配管(22)を介して圧縮機(11)に吸入させる冷媒の量を規制する。その結果、容器本体(21)内に溜まった冷媒が過剰にガスインジェクション配管(22)側へ吸引されてしまうことを回避でき、液貯留部(21b)に貯まった冷媒を確実に各流出管(26,27)側へ送ることができる。
第4の発明は、第1又は第2の発明の冷凍装置において、上記熱源側熱交換器(12)と上記気液分離器(20)の間に第1膨張弁(15)が設けられ、上記利用側熱交換器(13)と上記気液分離器(20)の間に第2膨張弁(16)が設けられていることを特徴とするものである。
第4の発明では、各熱交換器(12,13)と気液分離器(20)の間にそれぞれ膨張弁(15,16)が設けられる。このため、冷却動作時においては、熱源側熱交換器(12)で放熱した後の冷媒を第1膨張弁(15)で減圧して気液二相状態とし、この冷媒を気液分離器(20)でガス冷媒と液冷媒とに分離することができる。
また、加熱動作時においては、利用側熱交換器(13)で放熱した後の冷媒を第2膨張弁(16)で減圧して気液に相状態とし、この冷媒を気液分離器(20)でガス冷媒と液冷媒とに分離することができる。
第5の発明は、第4の発明において、上記利用側熱交換器(13)の冷却動作時には、上記第1膨張弁(15)で冷媒を減圧する一方、上記第2膨張弁(16)が全開状態となり、上記利用側熱交換器(13)の加熱動作時には、上記第1膨張弁(15)が全開状態となり、上記第2膨張弁(16)で冷媒を減圧することを特徴とするものである。
第5の発明では、冷却動作時において、熱源側熱交換器(12)で放熱した後の冷媒が第1膨張弁(15)により所定圧力まで減圧されて気液二相状態となる。この冷媒は、容器本体(21)内でガス冷媒と液冷媒とに分離される。液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、全開状態の第2膨張弁(16)をそのまま通過して利用側熱交換器(13)で蒸発する。
一方、加熱動作時においては、利用側熱交換器(13)で放熱した後の冷媒が第2膨張弁(16)により所定圧力まで減圧されて気液二相状態となる。この冷媒は、容器本体(21)内でガス冷媒と液冷媒とに分離される。液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、全開状態の第1膨張弁(15)をそのまま通過して熱源側熱交換器(12)で蒸発する。
本発明では、容器本体(21)に2本の流入管(24,25)と2本の流出管(26,27)とを接続し、流出管(26,27)にそれぞれ逆止弁(28,29)を設けて気液分離器(20)を構成し、利用側熱交換器(13)の冷却動作と加熱動作との双方でガスインジェクション動作を行えるようにしている。即ち、従来の気液分離器では、ブリッジ回路に4つの逆止弁を設けていたのに対し、本発明によれば、2つの逆止弁(28,29)を設けるだけで、冷却動作と加熱動作のそれぞれについてガスインジェクション動作を行うことができる。従って、本発明によれば、従来のものよりも逆止弁を2つ減らすことができ、気液分離器(20)の簡素化を図ることができる。また、このように逆止弁の個数を削減すると、逆止弁の弁体の動きに伴う騒音の低減を図ることもできる。
また、上記第2の発明では、容器本体(21)と各流入管(24,25)の接続位置を、各流入管(24,25)と各流出管(26,27)の分岐位置よりも高く設定している。このため、本発明によれば、流入管(24,25)における上記分岐位置から上記接続位置までの間の配管内に液冷媒を溜めて液シールを形成することができるので、ガス貯留部(21a)のガス冷媒が、流入管(24,25)を介して利用側熱交換器(13)や熱源側熱交換器(12)へ流れてしまうのを防止できる。即ち、本発明によれば、容器本体(21)内で分離した液冷媒だけを確実に利用側熱交換器(13)や熱源側熱交換器(12)へ送ることができるので、ガスインジェクションの効果を充分に発揮させることができる。
また、上記第3の発明では、ガスインジェクション配管(22)に絞り機構(23)を設け、ガス貯留部(21a)からガスインジェクション配管(22)へ吸引される冷媒量を規制するようにしている。このため、容器本体(21)内の冷媒がガスインジェクション配管(22)側へ過剰に吸引されることを防止でき、利用側熱交換器(13)や熱源側熱交換器(12)へ確実に液冷媒を送り込むことができる。
更に、上記第4の発明では、熱源側熱交換器(12)と気液分離器(20)の間に第1膨張弁(15)を設けている。このため、利用側熱交換器(13)の冷却動作時において、熱源側熱交換器(12)で放熱した冷媒を第1膨張弁(15)で減圧することで、この冷媒を確実に気液二相状態とすることができる。従って、この冷却動作時において、気液分離器(20)で冷媒を確実にガス冷媒と液冷媒とに分離することができる。また、第4の発明では、利用側熱交換器(13)と気液分離器(20)の間に第2膨張弁(16)を設けている。このため、利用側熱交換器(13)の加熱動作時において、利用側熱交換器(13)で放熱した冷媒を第2膨張弁(16)で減圧することで、この冷媒を確実に気液二相状態とすることができる。従って、この加熱動作時においても、気液分離器(20)で冷媒を確実にガス冷媒と液冷媒とに分離することができる。
特に、上記第5の発明では、冷却動作時に第2膨張弁(16)を全開状態としている。このため、この冷却動作時において、気液分離器(20)で分離した液冷媒を確実に利用側熱交換器(13)へ送ることができる。また、第5の発明では、加熱動作時に第1膨張弁(15)を全開状態としている。このため、この加熱動作時において、気液分離器(20)で分離した液冷媒を確実に熱源側熱交換器(12)へ送ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る冷凍装置は、室内の空調を行う空気調和装置(1)を構成するものである。この空気調和装置(1)は、室内の冷房と暖房とを切り換えて行うように構成されている。
図1に示すように、空気調和装置(1)は、冷媒が充填される冷媒回路(10)を備えている。冷媒回路(10)では、冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。この冷媒回路(10)には、圧縮機(11)と室外熱交換器(12)と室内熱交換器(13)とが設けられている。
上記圧縮機(11)は、例えばスクロール型の圧縮機で構成されている。圧縮機(11)には、吐出管(11a)と吸入管(11b)とが接続されている。上記室外熱交換器(12)は、室外空間に配置されている。室外熱交換器(12)は、例えばフィンアンドチューブ式の熱交換器で構成されている。室外熱交換器(12)、本発明の熱源側熱交換器を構成し、その内部を流れる冷媒と室外空気とを熱交換させる。上記室内熱交換器(13)は、室内空間に配置されている。室内熱交換器(13)は、例えばフィンアンドチューブ式の熱交換器で構成されている。室内熱交換器(13)は、本発明の利用側熱交換器を構成し、その内部を流れる冷媒と室内空気とを熱交換させる。
また、冷媒回路(10)には、四路切換弁(14)が設けられている。四路切換弁(14)は、第1から第4までの4つのポートを備えている。四路切換弁(14)では、第1ポートが室外熱交換器(12)と繋がり、第2ポートが圧縮機(11)の吸入管(11b)と繋がり、第3ポートが圧縮機(11)の吐出管(11a)と繋がり、第4ポートが室内熱交換器(13)と繋がっている。四路切換弁(14)は、第1ポートと第3ポートとを連通させると同時に第2ポートと第4ポートとを連通させる第1状態(図1の実線の状態)と、第1ポートと第2ポートとを連通させると同時に第3ポートと第4ポートとを連通させる第2状態(図1の破線の状態)とに切換可能となっている。四路切換弁(14)は、冷媒回路(10)の冷媒の循環方向を切り換えるための冷媒流路切換手段を構成している。
更に、冷媒回路(10)には、第1膨張弁(15)と第2膨張弁(16)と気液分離器(20)とが設けられている。第1膨張弁(15)は、上記室外熱交換器(12)と気液分離器(20)の間の配管に設けられている。第1膨張弁(15)は、室外熱交換器(12)で凝縮(放熱)した冷媒を減圧する第1の減圧手段を構成している。第2膨張弁(16)は、室内熱交換器(13)と気液分離器(20)の間の配管に設けられている。第2膨張弁(16)は、室内熱交換器(13)で凝縮(放熱)した冷媒を減圧する第2の減圧手段を構成している。これら第1膨張弁(15)及び第2膨張弁(16)は、それぞれ開度が調節可能な電子膨張弁で構成されている。
図1及び図2に示すように、上記気液分離器(20)は、円筒状の密閉型の容器本体(21)とガスインジェクション配管(22)とを備えている。容器本体(21)は、その内部空間において、気液二相状態の冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離させるように構成されている。そして、容器本体(21)には、その上部側にガス冷媒が溜まり込むガス貯留部(21a)が形成され、その下部側に液冷媒が溜まり込む液貯留部(21b)が形成されている。
上記ガスインジェクション配管(22)は、その一端が容器本体(21)のガス貯留部(21a)と接続している。一方、ガスインジェクション配管(22)の他端は、圧縮機(11)の吸入管(11b)と繋がっている。ガスインジェクション配管(22)は、ガス貯留部(21a)に貯まったガス冷媒を圧縮機(11)の吸入側に送るためのものである。ガスインジェクション配管(22)には、流量調整弁(23)が設けられている。この流量調整弁(23)は、ガスインジェクション配管(22)を流れる冷媒に抵抗を付与する、本発明の絞り機構を構成している。
上記気液分離器(20)は、上記容器本体(21)を熱源側熱交換器(12)と繋ぐための第1配管部材(41)と、上記容器本体(21)を利用側熱交換器(13)と繋ぐための第2配管部材42()とを備えている。第1配管部材(41)及び第2配管部材(42)は、流入管(24,25)と、これらの流入管(24,25)に対応する流出管(26,27)とをそれぞれ備えている。具体的には、気液分離器(20)は、一端が容器本体(21)のガス貯留部(21a)とそれぞれ接続する第1流入管(24)及び第2流入管(25)を備えている。第1流入管(24)の他端は、上記室外熱交換器(12)と繋がっている。第2流入管(25)の他端は、上記室内熱交換器(13)と繋がっている。また、気液分離器(20)は、一端が容器本体(21)の液貯留部(21b)とそれぞれ接続する第1流出管(26)及び第2流出管(27)とを備えている。第1流出管(26)の他端は、第1流入管(24)から分岐するように接続されている。第2流出管(27)の他端は、第2流入管(25)から分岐するように接続されている。
また、第1流出管(26)には、第1逆止弁(28)が設けられ、第2流出管(27)には、第2逆止弁(29)が設けられている。第1逆止弁(28)は、容器本体(21)の液貯留部(21b)から第1流入管(24)側への冷媒の流れのみを許容し、その逆方向の冷媒の流れを禁止するように構成されている。第2逆止弁(29)は、容器本体(21)の液貯留部(21b)から第2流入管(25)側への冷媒の流れのみを許容し、その逆方向の冷媒の流れを禁止するように構成されている。
図2に示すように、第1流入管(24)と第2流入管(25)とは、容器本体(21)との接続位置が同じ高さに設定されている。また、第1流入管(24)から分岐する第1流出管(26)の分岐位置と、第2流入管(25)から分岐する第2流出管(27)の分岐位置とは、同じ高さに設定されてる。そして、上記容器本体(21)と各流入管(24,25)との接続位置は、上記各流入管(24,25)からの各流出管(26,27)の分岐位置よりも高い位置となっている。
−運転動作−
次に、本発明に係る実施形態の空気調和装置(1)の運転動作について説明する。空気調和装置(1)の冷媒回路(10)では、上記四路切換弁(14)の設定に応じて、冷媒の循環方向が切り換わる。その結果、この空気調和装置(1)では、室内熱交換器(13)で冷却動作を行う冷房運転と、室内熱交換器(13)で加熱動作を行う暖房運転とが切換可能となっている。
〈冷房運転〉
冷房運転では、四路切換弁(14)が図3に示す状態に設定される。また、冷房運転では、第1膨張弁(15)の開度が適宜調節され、第2膨張弁(16)が全開状態となる。更に、冷房運転では、ガスインジェクション配管(22)の流量調整弁(23)の開度が適宜調節される。
圧縮機(11)で圧縮された冷媒は、吐出管(11a)より吐出され、室外熱交換器(12)を流れる。室外熱交換器(12)では、高圧のガス冷媒が室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(12)で凝縮した後の高圧の液冷媒は、第1膨張弁(15)で低圧まで減圧されて気液二相状態となり、気液分離器(20)へ送られる。
図4に示すように、気液分離器(20)では、気液二相状態の冷媒が、第1流入管(24)を介して容器本体(21)内へ流入する。容器本体(21)内では、冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離される。容器本体(21)の液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、第2流出管(27)より容器本体(21)の外部へ排出される。
第2流出管(27)内の液冷媒は、第2流入管(25)を介して室内熱交換器(13)側へ送り込まれる。ここで、第2流入管(25)では、第2流出管(27)が分岐する分岐位置から容器本体(21)の接続位置までの間の配管内に、液冷媒の一部が入り込むことになる(図4参照)。そして、この配管内に貯まり込む液冷媒の液面の高さが容器本体(21)の液貯留部(21b)の液面高さとほぼ等しくなる。その結果、第2流入管(25)内には、いわゆる液シールが形成されることになるので、容器本体(21)内に溜まったガス冷媒が、第2流入管(25)を介して室内熱交換器(13)側へ送られるのが阻止される。
第2流入管(25)を流れる低圧の液冷媒は、全開状態の第2膨張弁(16)をそのまま通過して、室内熱交換器(13)を流れる。室内熱交換器(13)では、冷媒が室内空気から吸熱して蒸発する。その結果、室内熱交換器(13)を流れる冷媒で空気が冷却される、冷却動作が行われ、室内の冷房がなされる。室内熱交換器(13)で蒸発した冷媒は、圧縮機(11)の吸入側に送られる。
一方、上記容器本体(21)のガス貯留部(21a)に溜まり込んだガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)に吸引され、流量調整弁(23)を通過して圧縮機(11)の吸入側に送られる。圧縮機(11)の吸入管(11b)では、室内熱交換器(13)で蒸発したガス冷媒と、ガスインジェクション配管(22)を介して気液分離器(20)から導入されたガス冷媒とが合流する。合流後の冷媒は、圧縮機(11)に吸入され、高温高圧ガスとなるまで圧縮される。
〈暖房運転〉
暖房運転では、四路切換弁(14)が図5に示す状態に設定される。また、暖房運転では、第1膨張弁(15)が全開状態となり、第2膨張弁(16)の開度が適宜調節される。更に、暖房運転では、ガスインジェクション配管(22)の流量調整弁(23)の開度が適宜調節される。
圧縮機(11)で圧縮された冷媒は、吐出管(11a)より吐出され、室内熱交換器(13)を流れる。室内熱交換器(13)では、高圧のガス冷媒が室内空気へ放熱して凝縮する。その結果、室内熱交換器(13)を流れる冷媒で空気が加熱される、加熱動作が行われ、室内の暖房がなされる。室内熱交換器(13)で凝縮した後の高圧の液冷媒は、第2膨張弁(16)で低圧まで減圧されて気液二相状態となり、気液分離器(20)へ送られる。
図6に示すように、気液分離器(20)では、気液二相状態の冷媒が、第2流入管(25)を介して容器本体(21)内へ流入する。容器本体(21)内では、冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離される。容器本体(21)の液貯留部(21b)に貯まった液冷媒は、第1流出管(26)より容器本体(21)の外部へ排出される。
第1流出管(26)内の液冷媒は、第1流入管(24)を介して室外熱交換器(12)側へ送り込まれる。ここで、第1流入管(24)では、第1流出管(26)が分岐する分岐位置から容器本体(21)の接続位置までの間の配管内に、液冷媒の一部が入り込むことになる(図6参照)。そして、この配管内に貯まり込む液冷媒の液面の高さが容器本体(21)の液貯留部(21b)の液面高さとほぼ等しくなる。その結果、第1流入管(24)内には、いわゆる液シールが形成されることになるので、容器本体(21)内に溜まったガス冷媒が、第1流入管(24)を介して第2流出管(27)に入り込んでしまうのが阻止される。
第1流入管(24)を流れる低圧の液冷媒は、全開状態の第1膨張弁(15)をそのまま通過して、室外熱交換器(12)を流れる。室外熱交換器(12)では、冷媒が室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(12)で蒸発した冷媒は、圧縮機(11)の吸入側に送られる。
一方、上記容器本体(21)のガス貯留部(21a)に溜まり込んだガス冷媒は、ガスインジェクション配管(22)に吸引され、流量調整弁(23)を通過して圧縮機(11)の吸入側に送られる。圧縮機(11)の吸入管(11b)では、室外熱交換器(12)で蒸発したガス冷媒と、ガスインジェクション配管(22)を介して気液分離器(20)から導入されたガス冷媒とが合流する。合流後の冷媒は、圧縮機(11)に吸入され、高温高圧ガスとなるまで圧縮される。
−実施形態の効果−
上記実施形態では、気液分離器(20)の容器本体(21)に2本の流入管(24,25)と2本の流出管(26,27)とを接続し、上述した冷房運転と暖房運転との双方でガスインジェクション動作を行えるようにしている。即ち、従来の気液分離器では、ブリッジ回路に4つの逆止弁を設けていたのに対し、上記実施形態の気液分離器では、2つの逆止弁(28,29)を設けるだけで、冷房運転と暖房運転のそれぞれについてガスインジェクション動作を行うことができる。従って、上記実施形態によれば、従来のものよりも逆止弁を2つ削減することができ、気液分離器(20)の簡素化を図ることができる。また、このように逆止弁の個数を削減すると、逆止弁の弁体の動きに伴う騒音の低減を図ることもできる。
また、上記実施形態では、例えば図4や図6に示すように、各流入管(24,25)と容器本体(21)の接続位置を、各流入管(24,25)と各流出管(26,27)の分岐位置よりも高く設定している。このため、流入管(24,25)における上記分岐位置から上記接続位置までの間の配管内に液冷媒を溜めて液シールを形成することができるので、ガス貯留部(21a)のガス冷媒が、流入管(24,25)を介して室内熱交換器(13)や室外熱交換器(12)へ流れてしまうのを防止できる。即ち、上記実施形態によれば、容器本体(21)内で分離した液冷媒だけを確実に室内熱交換器(13)や室外熱交換器(12)へ送ることができるので、ガスインジェクションの効果を充分に発揮させることができる。
また、上記実施形態では、ガスインジェクション配管(22)に流量調整弁(23)を設けるようにしている。このため、この流量調整弁(23)の開度を絞ることにより、ガス貯留部(21a)からガスインジェクション配管(22)内に吸引される冷媒量を規制することができる。従って、容器本体(21)内の冷媒が過剰にガスインジェクション配管(22)側に送られることにより、室内熱交換器(13)や室外熱交換器(12)へ送られる液冷媒量が減少してしまうのを未然に回避できる。
更に、上記実施形態によれば、冷房運転時において第2膨張弁(16)を全開状態とすることで、液貯留部(21b)から室内熱交換器(13)までの間の抵抗を削減し、液冷媒を確実に室内熱交換器(13)側へ送り込むことができる。また、暖房運転時において第1膨張弁(15)を全開状態とすることで、液貯留部(21b)から室外熱交換器(12)までの間の抵抗を削減し、液冷媒を確実に室外熱交換器(12)側へ送り込むことができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、ガスインジェクション配管(22)に絞り機構としての流量調整弁(23)を設けるようにしている。しかしながら、流量調整弁に代わってキャピラリーチューブ等の他の絞り機構を設けるようにしても良い。また、気液分離器からの液冷媒が流れる低圧側の冷媒経路の圧力損失が小さい場合は、ガスインジェクション配管(22)に絞り機構を設けないようにしても良い。
上記実施形態では、第1膨張弁(15)や第2膨張弁(16)で冷媒を減圧し、低圧の冷媒を気液分離器(20)に送るようにしている。しかしながら、気液分離器(20)に中間圧の冷媒を送り、分離後の中間圧のガス冷媒をガスインジェクション配管(22)を介して圧縮機(11)の圧縮途中に吸入させるようにしても良い。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、冷媒の循環方向が切換可能な冷凍サイクルを行うと共に、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する気液分離器を備えた冷凍装置に関し有用である。
図1は、実施形態に係る冷凍装置の概略構成図である。 図2は、実施形態に係る気液分離器の縦断面図である。 図3は、実施形態に係る冷凍装置の冷房運転時の冷媒の流れ付した概略構成図である。 図4は、実施形態に係る気液分離器の冷房運転時の冷媒の流れを付した縦断面図である。 図5は、実施形態に係る冷凍装置の暖房運転時の冷媒の流れ付した概略構成図である。 図6は、実施形態に係る気液分離器の暖房運転時の冷媒の流れを縦断面図である。 従来技術に係る冷凍装置の概略構成図である。
符号の説明
1 空気調和装置(冷凍装置)
10 冷媒回路
11 圧縮機
12 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
13 室内熱交換器(利用側熱交換器)
15 第1膨張弁
16 第2膨張弁
20 気液分離器
21 中空容器
21a ガス貯留部
21b 液貯留部
22 ガスインジェクション配管
23 流量調整弁(絞り機構)
24 第1流入管
25 第2流入管
26 第1流出管
27 第2流出管
28 第1逆止弁
29 第2逆止弁

Claims (5)

  1. 圧縮機(11)と熱源側熱交換器(12)と利用側熱交換器(13)と気液分離器(20)とが設けられる冷媒回路(10)を備え、該冷媒回路(10)では、冷媒の循環方向が切り換わることにより、上記利用側熱交換器(13)で冷却動作と加熱動作とが可能となっている冷凍装置であって、
    上記気液分離器(20)は、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する容器本体(21)と、一端が容器本体(21)のガス貯留部(21a)と接続し他端が上記圧縮機(11)の吸入側と繋がるガスインジェクション配管(22)と、上記容器本体(21)を熱源側熱交換器(12)と繋ぐための第1配管部材(41)と、上記容器本体(21)を利用側熱交換器(13)と繋ぐための第2配管部材(42)とを備え、
    上記第1及び第2配管部材(41,42)は、一端が上記容器本体(21)のガス貯留部(21a)とそれぞれ接続する流入管(24,25)と、該各流入管(24,25)からそれぞれ分岐して上記容器本体(21)の液貯留部(21b)と接続する流出管(26,27)と、該流出管(26,27)に設けられて液貯留部(21b)から流入管(24,25)側への冷媒の流れのみを許容する逆止弁(28,29)をそれぞれ有することを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1において、
    上記容器本体(21)と各流入管(24,25)の接続位置が、各流入管(24,25)からの各流出管(26,27)の分岐位置よりも高い位置にあることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1又は2において、
    上記ガスインジェクション配管(22)には、気液分離器(20)から圧縮機(11)の吸入側へ向かう冷媒を減圧するための絞り機構(23)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1又は2において、
    上記熱源側熱交換器(12)と上記気液分離器(20)の間に第1膨張弁(15)が設けられ、
    上記利用側熱交換器(13)と上記気液分離器(20)の間に第2膨張弁(16)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項4において、
    上記利用側熱交換器(13)の冷却動作時には、上記第1膨張弁(15)で冷媒を減圧する一方、上記第2膨張弁(16)が全開状態となり、
    上記利用側熱交換器(13)の加熱動作時には、上記第1膨張弁(15)が全開状態となり、上記第2膨張弁(16)で冷媒を減圧することを特徴とする冷凍装置。
JP2006210145A 2006-08-01 2006-08-01 冷凍装置 Expired - Fee Related JP4661725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006210145A JP4661725B2 (ja) 2006-08-01 2006-08-01 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006210145A JP4661725B2 (ja) 2006-08-01 2006-08-01 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008039205A true JP2008039205A (ja) 2008-02-21
JP4661725B2 JP4661725B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=39174428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006210145A Expired - Fee Related JP4661725B2 (ja) 2006-08-01 2006-08-01 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4661725B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012108149A1 (ja) * 2011-02-08 2012-08-16 パナソニック株式会社 気液分離器および冷凍サイクル装置
WO2019021431A1 (ja) * 2017-07-27 2019-01-31 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148358A (ja) * 1982-03-01 1983-09-03 株式会社日立製作所 冷凍装置
JPH04340046A (ja) * 1991-02-12 1992-11-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JPH0968371A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Nippon Soken Inc 気液分離器
JPH10132394A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JPH10176866A (ja) * 1996-12-17 1998-06-30 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JPH11153363A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インジェクション機能を有する冷凍サイクルの制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148358A (ja) * 1982-03-01 1983-09-03 株式会社日立製作所 冷凍装置
JPH04340046A (ja) * 1991-02-12 1992-11-26 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JPH0968371A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Nippon Soken Inc 気液分離器
JPH10132394A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JPH10176866A (ja) * 1996-12-17 1998-06-30 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JPH11153363A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インジェクション機能を有する冷凍サイクルの制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012108149A1 (ja) * 2011-02-08 2012-08-16 パナソニック株式会社 気液分離器および冷凍サイクル装置
CN103348203A (zh) * 2011-02-08 2013-10-09 松下电器产业株式会社 气液分离器及制冷循环装置
WO2019021431A1 (ja) * 2017-07-27 2019-01-31 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JPWO2019021431A1 (ja) * 2017-07-27 2020-03-19 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4661725B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5324749B2 (ja) 冷凍装置
JP4899489B2 (ja) 冷凍装置
JP4752765B2 (ja) 空気調和装置
JP4715561B2 (ja) 冷凍装置
JP4254863B2 (ja) 空気調和装置
JP2007240025A (ja) 冷凍装置
JP2008096093A5 (ja)
JP4553761B2 (ja) 空気調和装置
JP2008196762A (ja) 分流器、熱交換器ユニット、及び冷凍装置
JP2006071174A (ja) 冷凍装置
JP4303032B2 (ja) 空気調和装置
JP4407012B2 (ja) 冷凍装置
JP2006017380A (ja) 空気調和装置
JP2011133133A (ja) 冷凍装置
JP6064744B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2008039233A (ja) 冷凍装置
KR20050072299A (ko) 냉난방 공기조화시스템
JP2008267653A (ja) 冷凍装置
JP4661725B2 (ja) 冷凍装置
KR102198332B1 (ko) 공기 조화기 및 기액분리 유닛
JP2006170541A (ja) 空気調和装置
WO2009096179A1 (ja) 暖房用補助ユニットおよび空気調和装置
KR102122510B1 (ko) 공기조화 시스템
KR100526204B1 (ko) 공기조화장치
JP2009229021A (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees