JP2008037278A - 雨滴量検出装置 - Google Patents

雨滴量検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008037278A
JP2008037278A JP2006214927A JP2006214927A JP2008037278A JP 2008037278 A JP2008037278 A JP 2008037278A JP 2006214927 A JP2006214927 A JP 2006214927A JP 2006214927 A JP2006214927 A JP 2006214927A JP 2008037278 A JP2008037278 A JP 2008037278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raindrop
amount detection
period
wiper
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006214927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4631827B2 (ja
Inventor
Taketoshi Yoshikoshi
健敏 吉越
Taiji Morishita
泰児 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006214927A priority Critical patent/JP4631827B2/ja
Priority to DE102007000413.5A priority patent/DE102007000413B4/de
Priority to US11/882,807 priority patent/US7710057B2/en
Publication of JP2008037278A publication Critical patent/JP2008037278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4631827B2 publication Critical patent/JP4631827B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/08Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven
    • B60S1/0818Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven including control systems responsive to external conditions, e.g. by detection of moisture, dirt or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】雨滴センサの配設の自由度をより高めることのできる雨滴量検出装置を提供する。
【解決手段】第1禁止期間設定部を通じて、ワイパー装置10が停止位置から折り返し位置へ向かう往路移動期間において、ワイパーモータ11に対する駆動指示信号を基準とする経過時間に基づき往路雨滴量検出禁止期間を設定する。また、第2禁止期間設定部を通じて、ワイパー装置10が折り返し位置から停止位置へ向かう復路移動期間において、動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づき復路雨滴量検出禁止期間を設定する。そして、これら禁止期間設定部によって設定される雨滴量検出禁止期間外の期間を雨滴量検出実行期間として、判別部を通じて、当該雨滴量検出実行期間に雨滴センサ20から出力される検出信号に基づきウインドシールドに付着する雨滴量を判別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のような移動体のウインドシールドに付着した雨滴を自動的に払拭するワイパ制御装置に適用して有益な雨滴量検出装置に関する。
例えば自動車などの移動体においては一般に、駆動指示信号を受けるごとに、ワイパーモータ(動力源)が発生する駆動力により、ウインドシールドの払拭範囲の一端における停止位置から、当該払拭範囲の他端における折り返し位置を経由して、再び停止位置まで戻る往復払拭動作を行うワイパー装置が設置されている。こうした往復払拭動作が繰り返し実行されることで、ウインドシールドに付着する雨滴が払拭される。
この種の技術として従来、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。この技術では、雨滴センサは、ウインドシールドの略中央上方、すなわち、車室内のルームミラー近傍において、その内側に配設されている。そして、ウインドシールドのうちの雨滴センサの検出領域にワイパー装置が到達した時の雨滴センサにより検出される雨滴量と、その後、再び、同検出領域にワイパー装置が到達した時の雨滴センサにより検出される雨滴量とに基づき、雨滴量の変化量が算出される。そうして得られる変化量に、ワイパー装置が検出領域に到達する直前に雨滴センサにより検出される雨滴量が加算される。これにより、雨滴センサの検出信号に雨滴量検出禁止期間を設けることなく、雨滴量の検出を行っている。
しかしながら、ワイパー装置が雨滴センサの検出領域を通過する際に雨滴センサの検出信号に基づいて雨滴量の判別を行おうとすると、検出領域に付着していた雨滴の状態がワイパー装置によって乱されたり、検出領域に到達するまでにワイパー装置が掻き揚げた水や該ワイパー装置に付着している水などを検出領域に付着していた雨滴だとしてしまったりして、検出領域に付着する雨滴量を正確に判別することができないおそれがある。
そこで従来、次のような技術が提案されている。ワイパー装置が往復払拭動作を実際に行っているときに出力される動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づいて、雨滴センサの検出領域をワイパー装置が通過する時間帯を雨滴量検出禁止期間とし、該雨滴量検出禁止期間外を雨滴量検出実行期間とする。そして、雨滴量検出禁止期間において出力される雨滴センサの検出信号については、検出領域に付着する雨滴量を判別する根拠とすることなく、雨滴検出実行期間において出力される雨滴センサの検出信号に基づいて検出領域に付着する雨滴量を判別する。このようにして、ワイパー装置が雨滴センサの検出領域を通過する際の判別結果に与える影響を排除している。
特開2000−085538号公報
ところで近年、雨滴量検出装置を搭載する車種の拡大に伴って、ウインドシールドの略中央上方だけでなく、ウインドシールド下部等、他の位置に雨滴センサを配設することが望まれている。しかしながら、例えばウインドシールド下部に配設された雨滴センサに対し、上述のような動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づいて雨滴量検出禁止期間を設定する手法をそのまま適用しようとすると、次のような不都合が生じる。
ワイパーモータは通常、例えばワイパー装置の往復払拭動作中に当該移動体のユーザからワイパースイッチを通じて往復払拭動作を停止させる指示を受けたとしても、即座にワイパー装置の往復払拭動作を停止させない。そうした場合には、ワイパーモータは、ワイパー装置を停止位置まで移動させてユーザの視界を確保した後に、往復払拭動作を終えるようにしている。このように、当該移動体のユーザの視界を確保する必要がある以上、ワイパースイッチのオン/オフ状態に実際のワイパーモータの駆動/停止状態を完全に一致させることはできない。そのためワイパーモータは、該ワイパーモータの実際の状態を報知すべく、ワイパーモータが実際に動作状態にあるときにはその旨を示す動作信号を出力するとともに、ワイパーモータが実際に停止状態にあるときにはその旨を示す否信号を積極的に出力するようにしている。
しかしながら、これら動作信号や否信号も、ワイパーモータの実際の状態を示していない。詳しくは、その出力の意味が相反するこれら両信号がワイパーモータから同時に出力されることを避けなければならないため、ワイパーモータは、該ワイパーモータが停止状態から動作状態に実際に移行した後、遅れて上記動作信号を出力するとともに、該ワイパーモータが動作状態から停止状態に移行する前に、前もって上記動作信号の出力を停止する。そして、ワイパーモータが確実に停止状態になってから、ワイパーモータは、上記否信号を出力する。したがって、例えば雨滴センサがウインドシールド下部に配設されるなど、雨滴センサの検出領域がワイパー装置の停止位置に近接すると、ワイパーモータが停止状態から動作状態に実際に移行してから動作信号が出力されるまでに、ワイパー装置は検出領域を既に通過し終えてしまう可能性が生じる。そうした場合にあっては、ワイパー装置が雨滴センサの検出領域を通過する時間帯を雨滴検出禁止期間として設定することができなくなり、ワイパー装置が雨滴センサの検出領域を通過する際の判別結果に与える影響を排除することができなくなる。ひいては、雨滴センサの検出領域に付着する雨滴量についての正確な判別も難しくなる。
こうした時間差による不都合を回避すべく、ワイパー装置の停止位置から距離をおいた位置に雨滴センサの検出領域を設定することが考えられる。しかしながら、距離をおいた位置とは通常、ウインドシールドの略中央に雨滴センサの検出領域を設定することを意味する。そのような位置に雨滴センサを配設することは、当該自動車のユーザの視界を狭めることとなってしまう。また、そうした位置への雨滴センサの配設は、法律により禁止されている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、雨滴センサの配設の自由度をより高めることのできる雨滴量検出装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動指示信号を受けるごとに、動力源が発生する駆動力により、ウインドシールドの払拭範囲の一端における停止位置から、当該払拭範囲の他端における折り返し位置を経由して、再び前記停止位置まで戻る往復払拭動作を行うワイパー装置が設置されたウインドシールドに付着する雨滴量を検出する雨滴量検出装置であって、前記ワイパー装置によるウインドシールドの払拭範囲における所定領域を検出領域として、当該検出領域に付着した雨滴量に応じた検出信号を出力する雨滴センサと、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、前記ワイパー装置が前記雨滴センサの検出領域を通過すると推定される期間を雨滴量検出禁止期間として設定する第1禁止期間設定手段と、前記雨滴量検出禁止期間外の期間を雨滴量検出実行期間として、当該雨滴量検出実行期間に前記雨滴センサから出力される検出信号に基づいて、前記ウインドシールドに付着した雨滴量を判別する判別手段とを備えることとした。
雨滴量検出装置としてのこのような構成では、前記第1禁止期間設定手段を通じて、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づき、前記ワイパー装置が前記雨滴センサの検出領域を通過すると推定される期間を雨滴量検出禁止期間として設定される。
ここで、動力源に対して出力される駆動指示信号とは、動力源に駆動力を発生させる信号であり、ワイパー装置を停止状態から動作状態に移行させる指令信号である。ワイパー装置は、駆動電流の立ち上がりやギアのバックラッシ等に起因して、この駆動指示信号に遅れて停止状態から動作状態に実際に移行する。そのため、駆動指示信号の出力を監視することで、ワイパー装置が停止状態から動作状態へ移行する時期を、より具体的には、ワイパー装置が雨滴センサの検出領域を通過する時間帯を、前もって推定することができ、例えばウインドシールド下部に雨滴センサが配設されるなど、雨滴センサの検出領域がワイパー装置の停止位置に近接したとしても、確実に雨滴量検出禁止期間を設定することができるようになる。すなわち、ワイパー装置の停止位置との遠近に拘わらず、雨滴センサの検出領域を設定することができるようになる。したがって、雨滴センサの配設の自由度をより高めることができるようになる。
こうした構成においては、例えば請求項2に記載の発明のように、前記第1禁止期間設定手段を通じて、前記ワイパー装置が、前記停止位置から前記折り返し位置に向かう往路移動期間と、前記折り返し位置から前記停止位置へ向かう復路移動期間とにおいて、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、往路雨滴量検出禁止期間と、復路雨滴量検出禁止期間とを設定することができる。
上述のように、上記駆動指示信号は、ワイパー装置を停止状態から動作状態に移行させる指令信号である。そのため、例えば断線等に起因して、駆動指示信号が出力されても動力源に駆動力が発生せず、ワイパー装置が停止状態から動作状態に確実に移行するとは限らない。これに対し、動作信号は、ワイパー装置の実際の状態とは時間差が生じるものの、動力源が動作状態にあるときには確実に出力される。
その点、請求項1に記載の構成において、例えば請求項3に記載の発明では、前記第1禁止期間設定手段は、前記ワイパー装置が、前記停止位置から前記折り返し位置に向かう往路移動期間において、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、往路雨滴量検出禁止期間を設定し、前記ワイパー装置は、前記往復払拭動作を実際に行っているとき、動作信号を出力する動作信号出力手段を有し、前記ワイパー装置が前記折り返し位置から前記停止位置へ向かう復路移動期間においては、前記動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づいて、復路雨滴量検出禁止期間を設定する第2禁止期間設定手段をさらに備えることとした。これにより、復路雨滴量検出禁止期間を設定するにあたり、前記動作信号の立ち上がりを基準とする前記第2禁止期間設定手段を用いることとなる。したがって、復路雨滴量検出禁止期間の設定にかかる信頼性が高められることとなる。
なお、上記請求項1に記載の構成においては、例えば請求項4に記載の発明のように、前記雨滴量検出禁止期間を、前記ワイパー装置が前記検出領域に達してから、その検出領域外へ移動するまでの時間帯に対して、前後に所定の余裕時間を有するように設定するとよい。これにより、ワイパー装置が検出領域を通過する時間帯を雨滴量検出禁止期間に確実に含めた上で、ワイパー装置の払拭速度や雨滴センサの配設位置等にかかるばらつきを吸収することができるようになる。
また、上記請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、例えば請求項5に記載の発明のように、前記駆動指示信号を前記ワイパー装置の払拭態様を示すようにコード化されたパルス信号とし、前記ワイパー装置は、前記駆動指示信号によって示された態様で前記往復払拭動作を行うこととしてもよい。
上記請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、例えば請求項6に記載の発明のように、前記判別手段を通じて、前記雨滴量検出実行期間において前記雨滴センサから出力される検出信号の変化の大きさに基づいて、前記ウインドシールドに付着した雨滴量を判別することができる。
こうした雨滴センサの検出領域として、例えば請求項7に記載の発明のように、前記ワイパー装置の停止位置の近傍を採用することができる。より具体的には、例えば請求項8に記載の発明のように、雨滴センサの検出領域として、前記ウインドシールドの払拭範囲の下方を採用することができる。
以下、本発明にかかる雨滴量検出装置の一実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本実施の形態を構成する雨滴センサの配設態様を模式的に示したものである。また、図2は、本実施の形態の構成を示したブロック図であり、図3は、本実施形態で採用されるワイパーモータの内部構造を模式的に示したものである。これら図1〜図3を参照しつつ、本実施の形態の構成及び機能について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態は、基本的には、駆動指示信号を受けるごとに、ワイパーモータ(動力源)11が発生する駆動力により、ウインドシールドの払拭範囲の一端における停止位置から、当該払拭範囲の他端における折り返し位置を経由して、再び停止位置まで戻る往復払拭動作を行うワイパー装置10、ウインドシールドの払拭領域における検出領域Ad1に付着する雨滴量に応じた検出信号を出力する雨滴センサ20、雨滴センサ20から出力される検出領域Ad1に付着する雨滴量に関する情報及び図示しないワイパースイッチから出力されるユーザが選択した払拭態様に関する情報等を取り込んで、これら情報に基づきワイパーモータ11を制御するワイパー制御処理等を実行するマイクロコンピュータ40などを備えて構成されている。
このうち、ワイパーモータ11は、図1に示されるように、一般的に使用されるリンク機構等の伝達機構12を介してワイパー装置10にその駆動力を伝達させる。その結果、ワイパー装置10は、その停止位置から折り返し位置まで移動され、その後、再び、折り返し位置から停止位置まで移動される。このようにして、ワイパー装置10は、停止位置及び折り返し位置で既定される払拭領域を払拭する。なお、ワイパー装置10の払拭領域はそれぞれ、図1に示されるように、略扇状となっている。
また、そうしたワイパー装置10の往復払拭動作は、図2に示されるように、ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対し駆動指示信号が出力されることで実行される。そして、ワイパーモータ11は、駆動指示信号を受けて動力を発生すると、ワイパー装置10が実際に往復払拭動作を行っているときにその旨を示す動作信号を第2禁止期間設定部42へ出力する。なお、こうしたワイパー制御部41からワイパーモータ11に対し出力される駆動指示信号や、ワイパーモータ11から第2禁止期間設定部42へ出力される動作信号については後述する。
雨滴センサ20は、ウインドシールドの払拭範囲の下方、すなわち、ワイパー装置10の停止位置の近傍において、ウインドシールドの内側に配設されている。なお、図1においては、雨滴センサ20の代わりに、雨滴センサ20の検出領域Ad1として、その配設位置を示している。
雨滴センサ20は、図2に示されるように、基本的には、ウインドシールドの検出領域Ad1に向かって例えば赤外光を発光する発光ダイオードなどの発光素子21と、該発光素子21から発光されてウインドシールドにより反射された光の受光量に応じた出力値を出力する受光素子23とを有して構成されている。また、発光素子21は、発光素子駆動回路22を介してマイクロコンピュータ40に接続されており、マイクロコンピュータ40によってその点消灯が制御される。また、受光素子23は、検波増幅回路24を介してマイクロコンピュータ40に接続されており、検出した雨滴量に応じた検出信号をマイクロコンピュータ40に出力している。このように構成されることで、検出領域Ad1に雨滴が付着していないときにあっては、発光素子21から発光された赤外光は、そのほとんどがウインドシールドによって反射され、受光素子23で受光される。しかし、検出領域Ad1に雨滴が付着しているときにあっては、発光素子21から発光された赤外光の一部は、検出領域Ad1に付着した雨滴を介してウインドシールドを透過する。そのため、受光素子23により受光される光の量が減少することとなる。このように、検出領域Ad1に付着する雨滴の量と受光素子23による受光量に基づき、検出領域Ad1に付着する雨滴量が光学的に検出されている。ちなみに、検出領域Ad1に付着する雨滴量が多いほど雨滴センサ20の検出信号は小さくなり、検出領域Ad1に付着する雨滴量が少ないほど雨滴センサ20の検出信号は大きくなる。
マイクロコンピュータ40は、実際には、制御処理や演算処理を行うCPU、各種プログラムやデータを保存するための読み取り専用メモリ(ROM)や書き込み可能なメモリ(RAM)等のメモリを含む記憶装置、A/D変換器等の入力回路、出力回路、及び電源回路等の機能を含んで構成される。しかし、ここでは、ワイパー装置10の駆動制御にかかる部分をワイパー制御部41、雨滴センサ20の検出領域Ad1をワイパー装置10が通過する時間帯を雨滴量検出禁止期間とする第2及び第1禁止期間設定部42及び43、これら禁止期間設定部42及び43によって設定された雨滴量検出禁止期間外の期間である雨滴量検出実行期間において雨滴センサ20から出力される検出信号の変化の大きさに基づきウインドシールドに付着した雨滴量を判別する判別部44として、概念的に説明する。
このうち、ワイパー制御部41は、判別部44からの現在の降雨状況に関する情報及び図示しないワイパースイッチからの払拭モードに関する情報等を取り込んで、これら情報に基づいてワイパーモータ11を駆動制御する。なお、図示を割愛しているが、ワイパースイッチは、ワイパー装置10の往復払拭動作の停止(OFFモード)、自動制御(AUTOモード)、低速動作(LOモード)、及び高速動作(HIモード)を、ユーザの手動操作等により切り替えるスイッチ機能を有する。ワイパースイッチは、例えば4つの作動位置に回動操作されることで、これら動作モードの1つが選択される。そしてワイパースイッチは、動作モードのうちの1つが選択されると、その選択された動作モードについての情報を上記マイクロコンピュータ40(ワイパー制御部41)へ出力している。
ところで、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する際に雨滴センサ20の検出信号に基づいて雨滴量の判別を行おうとすると、検出領域Ad1に付着していた雨滴の状態がワイパー装置10によって乱されたり、検出領域Ad1に到達するまでにワイパー装置10が掻き揚げた水や該ワイパー装置10に付着している水などを検出領域Ad1に付着していた雨滴だとしてしまったりして、検出領域Ad1に付着する雨滴量を正確に判別することができないおそれがある。
そこで、第2禁止期間設定部42は、上記動作信号をワイパーモータ11から取り込み、ワイパー装置10が折り返し位置から停止位置へ向かう復路移動期間において、この動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づき、雨滴センサ20の検出領域Ad1をワイパー装置10が通過する時間帯を復路雨滴量検出禁止期間としている。
詳しくは、第2禁止期間設定部42は、上記動作信号の出力開始時から所定期間T3経過時を復路雨滴量検出禁止期間の始期とし、上記動作信号の出力開始時から所定期間T4経過時を復路雨滴量検出禁止期間の終期として、復路雨滴量検出禁止期間を設定している。ここで、上記所定期間T3は、ワイパー装置10が折り返し位置から停止位置への向かう復路移動期間において、上記動作信号の出力開始時からワイパー装置10が検出領域Ad1に達するまでの時間に余裕を含めた時間に設定されている。また、上記所定期間T4は、ワイパー装置10が折り返し位置から停止位置へ向かう復路移動期間において、上記動作信号の出力開始時からワイパー装置10が検出領域Ad1外へ移動するまでの時間に余裕を含めた時間に設定されている。したがって、上記所定期間T4は上記所定期間T3よりも長く設定されている。
また、これら所定期間T3及びT4にはそれぞれ余裕を含めることとしているが、これは次の理由による。すなわち、ワイパー装置10は、その払拭レベルが、例えば長時間での間欠駆動、短時間での間欠駆動、低速度での連続駆動、高速度での連続駆動と段階的に必要に応じて設定される。そうした間欠時間や払拭速度は、同一車種であれ、異車種であれ、ばらついている。また、雨滴センサ20はウインドシールドの所定の位置に配設される。同一車種であっても、異車種であればなおのこと、そうした配設位置にばらつきが生じる。ワイパー装置10の払拭速度と該ワイパー装置10の停止位置から雨滴センサ20の検出領域Ad1までの距離がばらつくため、雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する時間帯のみを正確に雨滴量検出禁止期間とすることは難しい。ワイパー装置10が検出領域Ad1を通過する時間帯を雨滴量検出禁止期間に確実に含めた上で、そうしたばらつきを吸収できる余裕を設けるべく、雨滴量検出禁止期間(上記所定期間T3及びT4)には、ワイパー装置10が雨滴センサの検出領域Ad1以外の領域を通過する時間を含めるようにしている。なお、こうした所定期間T3及びT4はそれぞれ、ワイパー装置10の払拭レベル(間欠時間や払拭速度)に応じて予め設定されている。このようにして、第2禁止期間設定部42は、雨滴センサ20の検出信号に対し、復路雨滴量検出禁止期間を、ひいては雨滴量検出実行期間をそれぞれ設定している。
しかしながら、ワイパー装置10が停止位置から折り返し位置へ向かう往路移動期間においては、第2禁止期間設定部42と同様の設定手法を用いてワイパー装置10が検出領域Ad1を通過する時間帯を往路雨滴量検出禁止期間とすることは難しい。以下、その理由について、図3を用いて説明する。
図3は、ワイパーモータ11の駆動軸の回転に伴って、中心Oを中心に回転する円盤状のディスク(動作信号出力手段)11aの構造を示したものである。なお、このディスク11aが回転されることにより、上記第2禁止期間設定部42にて上記復路雨滴量検出禁止期間を設定するために必要となる上記動作信号がワイパーモータ11から出力される。
同図3に示されるように、ディスク11aの表面中央部及び表面周縁部にはそれぞれ、略C字状の電極P1及び略台形状の電極Q1が作り込まれている。また、電極P1と同心の同一円上には、該電極P1と当接(電気的に接続)可能なかたちで端子P2が配設されており、同様に、電極Q1と同心の同一円上には、該電極Q1と当接(電気的に接続)可能なかたちで端子Q2が配設されている。また、ディスク11aの表面には、電極P1及び端子P2が互いに電気的に接続することも、電極Q1及び端子Q2が互いに電気的に接続することもない図3中に「マージン」として示す領域が、電極P1及び電極Q1の時計回り方向及び反時計回り方向にそれぞれ設けられている。
このように構成されたワイパーモータ11にあって、例えばワイパーモータ11が停止状態から動作状態へ移行し、該ワイパーモータ11の駆動軸の回転に伴ってディスク11aが図3に示す停止状態から例えば時計回り方向へ回転し始めたとする。なお、図3に示されるように、ワイパーモータ11が停止状態にあるとき、電極Q1は端子Q2と既に電気的に接続されており、ワイパーモータ11は、該ワイパーモータ11が停止状態にあることを示す否信号をワイパー制御部41に対し出力している。こうした状態からワイパーモータ11の駆動軸の回転に伴ってディスク11aが時計回り方向へ回転すると、ディスク11aは、電極P1及び端子P2が互いに電気的に接続することもなく、電極Q1及び端子Q2が互いに電気的に接続することも無い状態となる。こうした状態にあっては、ワイパーモータ11からは上記動作信号も否信号も出力されない。さらにディスク11aが同方向へ回転すると、電極P1の端部が端子P2に電気的に接続され、これらが接続している間、ワイパーモータ11は、上記動作信号をワイパー制御部41に対し出力する。すなわち、ワイパーモータ11は、該ワイパーモータ11が停止状態から動作状態に実際に移行した後、遅れて上記動作信号を出力することとなる。
ディスク11aがさらに時計回り方向へ回転すると、ディスク11aは、再び、電極P1と端子P2とが互いに電気的に接続することもなく、電極Q1と端子Q2とが互いに電気的に接続することもない状態となる。このとき、ワイパーモータ11からは、動作信号も否信号も出力されない。そして、ディスク11aがさらに時計回り方向へ回転すると、ディスク11aは、再び、電極Q1と端子Q2とが電気的に接続され、ワイパー制御部41に対し上記否信号を出力するとともに制動力を付与されて停止状態となる。すなわち、ワイパーモータ11は、該ワイパーモータ11が動作状態から停止状態に移行する前に、前もって動作信号の出力を停止することとなる。
このように、ワイパーモータ11が動作信号及び否信号を同時に出力することを防止する、すなわち、端子P2と端子Q2とのショートを防止するため、上記マージンが設けられている。そしてこのマージンが設けられていることから、動作信号はワイパーモータ11の実際の動作状態を示すものとはなっていない。したがって、本実施の形態のように、例えばウインドシールドの払拭範囲の下方など、ワイパー装置10の停止位置の近傍に雨滴センサ20が配設されると、該雨滴センサ20の検出領域Ad1がワイパー装置10の停止位置に近接するため、ワイパーモータ11が停止状態から動作状態に実際に移行してから動作信号が出力されるまでに、ワイパー装置10は検出領域Ad1を既に通過し終えてしまう可能性が生じる。そうした場合にあっては、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する時間帯を雨滴検出禁止期間として設定することができなくなり、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する際の判別結果に与える影響を排除することができなくなる。ひいては、雨滴センサ20の検出領域Ad1に付着する雨滴量についての正確な判別も難しくなる。
そこで、図2に示されるように、第1禁止期間設定部43は、まず、ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対し駆動指示信号が出力されたか否かについての情報を取り込む。そして、ワイパー装置10が、停止位置から折り返し位置へ向かう往路移動期間において、駆動指示信号を基準とする経過時間に基づき、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過すると推定される期間を往路雨滴量検出禁止期間としている。
詳しくは、第1禁止期間設定部43は、上記駆動指示信号の出力時から所定期間T1経過時を雨滴量検出禁止期間の始期とし、上記駆動指示信号の出力時から所定期間T2経過時を雨滴量検出禁止期間の終期として、上記雨滴量検出期間を設定している。ここで、上記所定期間T1は、先の所定期間T3と同様に、往路移動期間において、上記駆動指示信号の出力時からワイパー装置10が検出領域Ad1に到達するまでの時間に余裕を含めた時間に設定されている。また、上記所定期間T2は、同じく所定期間T4と同様に、往路移動期間において、上記駆動指示信号の出力時からワイパー装置10が検出領域Ad1を通過し終えるまでの時間に余裕を含めた時間に設定されている。したがって、上記所定期間T2は上記所定期間T1よりも長く設定されている。なお、このような余裕を含めている理由は、第2禁止期間設定部42の場合と同様であるので、ここでの重複する説明を割愛する。また、上記所定期間T1及びT2も、所定期間T3及びT4と同様に、ワイパー装置10の払拭レベル(間欠時間や払拭速度)に応じてそれぞれ設定されている。
ここで、ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対して出力される上記駆動指示信号とは、ワイパーモータ11に駆動力を発生させる信号であり、ワイパー装置10を停止状態から動作状態に移行させる指令信号である。ワイパー装置10は、駆動電流の立ち上がりやギアのバックラッシ等に起因して、この駆動指示信号に遅れて停止状態から動作状態に実際に移行する。そのため、本実施の形態のように例えばウインドシールドの払拭範囲の下方、すなわちワイパー装置10の停止位置の近傍に雨滴センサ20が配設されて、雨滴センサ20の検出領域Ad1がワイパー装置10の停止位置に近接したとしても、ワイパー装置10が動作状態になることが前もってわかるため、雨滴センサ20の検出領域Ad1をワイパー装置10が通過する時間帯を確実に雨滴量検出禁止期間とすることができ、ひいては雨滴量検出実行期間を設定することができるようにもなる。また、駆動指示信号は、ワイパー装置10の払拭態様を示すようにコード化されたパルス信号としてもよい。具体的には、駆動指示信号に、ワイパーモータ11に駆動力を発生させる指令に加え、上記LOモードで設定される払拭速度にて往復払拭動作を1度実行、上記LOモードで設定される払拭速度にて往復払拭動作を連続実行、上記HIモードで設定される払拭速度にて往復払拭動作を連続実行等、ワイパー装置10の払拭態様を示す指令を含ませることとしてもよい。なお、これを受けたワイパーモータ11は、駆動指示信号によって示された態様にてワイパー装置10の往復払拭動作を実行する。
判別部44は、上記第1及び第2禁止期間設定部43及び42によって設定される雨滴量検出期間に関する情報をそれぞれ取り込む。そして、取り込んだ雨滴量検出期間外の期間である雨滴量検出実行期間において雨滴センサ20から出力される検出信号の変化の大きさに基づいて、ウインドシールドに付着した雨滴量を判別する。具体的には、判別部44は、例えば、上記第1及び第2禁止期間設定部43及び42によって設定される雨滴量検出期間において、所定の時間間隔(例えば「0.5ミリ秒」)で雨滴センサ20の検出信号を取り込む。雨滴量検出実行期間の初期において取り込んだ雨滴センサ20の検出信号を基準値とし、該基準値から上記時間間隔毎に取り込まれる雨滴センサ20の検出信号を差し引いた変化の大きさを監視する。そして判別部44は、検出信号の変化の大きさが徐々に大きくなっていくとき検出領域Ad1に付着する雨滴量は減少していると判別し、検出信号の変化の大きさが徐々に小さくなっていくとき検出領域Ad1に付着する雨滴量は増加していると判別する。なお、判別部44は、上記基準値を適宜の記憶保持手段に記憶保持しており、雨滴量検出実行期間毎に、その初期において、上記基準値を更新している。
以上のように構成された雨滴量検出装置において実行される雨滴量検出処理及び該雨滴量検出処理中に実行されるワイパ通過判定処理について、図4及び図5を参照しつつ、説明する。なお、図4は、主に判別部44によって実行される雨滴量検出処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
自動車のユーザによるワイパースイッチの手動操作を通じて上記AUTOモードが選択されると、図4に示す雨滴量検出処理が開始される。同処理が開始されると、判別部44は、まず、ステップS1の初期化処理として、マイクロコンピュータ40における種々のカウンタやフラグをクリアする。具体的には、例えば、ワイパー通過フラグの解除、ワイパ駆動待ち時間計測カウンタのクリア、ワイパ動作中時間計測カウンタのクリア等を実行する。なお、ワイパー通過フラグが設定されているときとは、当該雨滴量検出装置が雨滴量検出禁止期間にあることを意味し、ワイパー通過フラグが解除されているときとは、当該雨滴量検出装置が雨滴量検出実行期間にあることを意味する。また、ワイパ駆動待ち時間計測カウンタは、駆動指示信号を基準とする経過時間を計測するカウンタであり、ワイパ動作中時間計測カウンタは、動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間を計測するカウンタである。そして判別部44は、続くステップS2の処理として、図5(a)及び(b)に示すワイパ通過判定処理を、第1及び第2禁止期間設定部43及び42に実行させる。
次に判別部44は、続くステップS3の判断処理として、第1及び第2禁止期間設定部43及び42にて設定されるワイパー通過フラグが解除されているかを判断する。第1禁止期間設定部43あるいは第2禁止期間設定部42によってワイパー通過フラグが解除されているとき(Yes)、当該雨滴量検出装置が雨滴量検出実行期間にあることを意味するため、ワイパー装置10は雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過中ではない。したがって、判別部44は、続くステップS4の処理として、上記基準値及び雨滴センサ20の検出信号の変化の大きさに基づき、検出領域Ad1に付着する雨滴量の判別を実行する。
一方、先のステップS3の判断処理として、上記ワイパー通過フラグが設定されているとき(No)、当該雨滴量検出装置が雨滴量検出禁止期間にあることを意味するため、ワイパー装置10は、基本的に、雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過中である。したがって、判別部44は、検出領域Ad1に付着する雨滴量の判別を実行することなく、上記ワイパー通過フラグが解除されるまで、先のステップS2及びステップS3の処理を繰り返し実行する。
図5(a)は、主に第1禁止期間設定部43によって実行される往路移動期間におけるワイパ通過判定処理の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、図5(b)は、主に第2禁止期間設定部42によって実行される復路移動期間におけるワイパ通過判定処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。先の図4に示すステップS2の処理では、これらワイパ通過判定処理が第1及び第2禁止期間設定部43及び42によってそれぞれ実行される。
往路移動期間におけるワイパ通過判定処理が開始されると、図5(a)に示されるように、第1禁止期間設定部43は、まず、ステップS201の判断処理を通じて、ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対して駆動指示信号が出力されたか否かを判断する。ここで、駆動指示信号が出力されたと判断されるとき(Yes)、ワイパーモータ11が停止状態から動作状態へ移行し、ワイパー装置10が停止位置から折り返し位置に向けて移動(往路)し始める。そのため、上記第1禁止期間設定部43は、続くステップS202の処理として、上記マイクロコンピュータ40内部に有する適宜の計時手段(ワイパ駆動待ち時間カウンタ)を通じて、計時を開始する。
そして、第1禁止期間設定部43は、上記ワイパ駆動待ち時間カウンタが上記所定期間T1に相当するカウンタに到達するまでステップS203の判断処理を繰り返し実行し、同カウンタが上記所定期間T1に相当するカウンタに到達する(Yes)と、続くステップS204の処理として、上記ワイパー通過フラグを設定する。同様に、第1禁止期間設定部43は、上記ワイパ駆動待ちカウンタが上記所定期間T2に相当するカウンタに到達するまでステップS205の判断処理を繰り返し実行し、同カウンタが上記所定期間T2に相当するカウンタに到達する(Yes)と、続くステップS206の処理として、上記ワイパー通過フラグを解除する。このようにして、第1禁止期間設定部43は、ワイパー装置10の往路移動期間において、ワイパー装置10が検出領域Ad1を通過する時間帯を往路雨滴量検出禁止期間としている。
なお、第1禁止期間設定部43は、こうして上記ワイパー通過フラグが解除されると、上記判別部44に対してその情報を出力する。そして判別部44は、続くステップS207の処理として、雨滴量検出実行期間の初期において、先のステップS4(図4)で実行される雨滴量の判別で使用される上記基準値を雨滴センサ20から出力される検出信号により更新する。
一方、復路移動期間におけるワイパ通過判定処理が開始されると、図5(b)に示されるように、第2禁止期間設定部42は、まず、ステップS211の判断処理を通じて、ワイパーモータ11から動作信号が出力されたか否かを判断する。ここで、動作信号が出力されたと判断されるとき(Yes)、ワイパーモータ11が実際に動作状態にあり、ワイパー装置10が停止位置から折り返し位置に向けて移動している(往路)、あるいは、ワイパー装置10が折り返し位置から停止位置に向けて移動している(復路)。そのため、上記第2禁止期間設定部42は、続くステップS212の処理として、上記マイクロコンピュータ40内部に有する適宜の計時手段(ワイパ動作中時間計測カウンタ)を通じて計時を開始する。
そして、第2禁止期間設定部42は、上記ワイパ動作中時間計測カウンタが上記所定期間T3に相当するカウンタに到達するまでステップS213の判断処理を繰り返し実行し、同カウンタが上記所定期間T3に相当するカウンタに到達する(Yes)と、続くステップS214の処理として、上記ワイパー通過フラグを設定する。同様に、第2禁止期間設定部42は、上記ワイパ動作中時間計測カウンタが上記所定期間T4に相当するカウンタに到達するまでステップS215の判断処理を繰り返し実行し、同カウンタが上記所定期間T4に相当するカウンタに到達する(Yes)と、続くステップS216の処理として、上記ワイパー通過フラグを解除する。このようにして、第2禁止期間設定部42は、ワイパー装置10の復路移動期間において、ワイパー装置10が検出領域Ad1を通過する時間帯を復路雨滴量検出禁止期間としている。
なお、第2禁止期間設定部42は、こうして上記ワイパー通過フラグが解除されると、上記判別部44に対してその情報を出力する。そして判別部44は、続くステップS217の処理として、雨滴量検出実行期間の初期において、先のステップS4(図4)で実行される雨滴量の判別で使用される上記基準値を雨滴センサ20から出力される検出信号により更新する。
図6(a)は、ワイパーモータ11の実状態の時間推移を、図6(b)は、動作信号の時間推移を、図6(c)は、駆動指示信号の出力時期を、図6(d)は、ワイパー通過フラグの設定態様の時間推移を、それぞれ示すタイミングチャートである。以下、この図6を参照して、本実施の形態の動作を総括する。
この図の説明においては、自動車のユーザによるワイパースイッチの手動操作を通じて上記AUTOモードが選択されており、上記雨滴量検出処理(図4)及びワイパ通過判定処理(図5)は既に開始されているものとする。
そうした前提のもと、雨滴センサ20の検出領域Ad1に雨滴が付着し、ワイパー装置10を往復払拭動作させてウインドシールドの払拭領域を払拭する必要である旨、上記判別部44を通じて判断されると、まず、図6(c)に示されるように、例えば時刻t10において、上記ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対して、パルス状の駆動指示信号が出力される。なお、この駆動指示信号には、ワイパー装置10の払拭レベル(払拭速度、間欠時間)についての情報も含まれている。
上記ワイパー制御部41からワイパーモータ11に対して、パルス状の駆動指示信号が出力されると、図6(d)に示されるように、上記第1禁止期間設定部43は、上記ワイパ駆動待ち時間カウンタにて計時を開始する。一方、この駆動指示信号が出力されたことにより、ワイパーモータ11は、その停止状態から動作状態へ移行することとなるが、図6(a)に示されるように、実際には、駆動指示信号が出力された時刻t10から遅れた、例えば時刻t11において、ワイパーモータ11は停止状態から動作状態へ移行する。こうして、ワイパー装置10は、その停止位置から折り返し位置へ移動する(往路)。なお、この時間遅れ(時刻t10〜時刻t11)は、駆動電流の立ち上がりやギアのバックラッシ等に起因して生じることは、上述した通りである。
第1禁止期間設定部43は、図6(d)に示されるように、時刻t10から上記所定期間T1経過時の例えば時刻t12において上記ワイパー通過フラグを設定するとともに、時刻t10から上記所定期間T2経過時の例えば時刻t15において上記ワイパー通過フラグを解除する。ワイパー装置10は、実際には、時刻t12よりも後であって時刻t15よりも先である例えば時刻t14においてワイパー雨滴センサ20の検出領域Ad1に到達する。しかしながら、ワイパー装置10の払拭レベル(間欠時間、払拭速度)や雨滴センサ20の配設位置にばらつきが存在するため、第1禁止期間設定部43は、往路雨滴検出禁止期間の始期を時刻t12とするとともに、往路雨滴検出禁止期間の終期を時刻t15としている。このように余裕を持たせることで、ばらつきを吸収している。なお、判別部44は、雨滴検出実行期間の始期でもある上記時刻t15において、雨滴量判別処理で使用される上記基準値を更新する。
その後、ワイパー装置10は、検出領域Ad1を通過し終え、折り返し位置に到達する。そして、再び、折り返し位置から停止位置へ移動(復路)することとなる。
一方、図6(b)に示されるように、ワイパーモータ11が停止状態から動作状態に実際に移行した先の時刻t11より後の例えば時刻t13において、ワイパーモータ11から第2禁止期間設定部42へ動作信号が出力される。なお、この時間遅れ(時刻t11〜時刻13)は、図3に示したように、また上述したように、ワイパーモータ11の内部構造上、避けられないものとなっている。
このようにして、時刻t13において動作信号が出力されると、上記第2禁止期間設定部42は、上記ワイパ動作中時間計測カウンタにて計時を開始する。そして、上記第2禁止期間設定部42は、該時刻t13から上記所定時間T3経過時の例えば時刻t16において上記ワイパー通過フラグを設定するとともに、同時刻t13から上記所定時間T4経過時の例えば時刻t18において上記ワイパー通過フラグを解除する。ワイパー装置10は、実際には、時刻t16よりも後であって時刻t18よりも先である例えば時刻t17においてワイパー雨滴センサ20の検出領域Ad1に到達する。しかしながら、ワイパー装置10の払拭レベル(間欠時間、払拭速度)や雨滴センサ20の配設位置にばらつきが存在するため、第2禁止期間設定部42は、復路雨滴検出禁止期間の始期を時刻t16とするとともに、復路雨滴検出禁止期間の終期を時刻t18としている。このように余裕を持たせることで、ばらつきを吸収している。なお、判別部44は、雨滴検出実行期間の始期でもある上記時刻t18において、雨滴量判別処理で使用される上記基準値を更新する。こうしてワイパーモータが駆動されると、例えば時刻t19において、その動作状態から停止状態へ移行することとなる。
(その他の実施の形態)
なお、本発明にかかる雨滴量検出装置は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、同実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
上記実施の形態では、判別部44を通じて、第1および第2禁止期間設定部42及び43によって設定された雨滴量検出禁止期間外の期間である雨滴量検出実行期間において、雨滴センサ20から出力される検出信号の変化の大きさに基づきウインドシールドに付着した雨滴量を判別していた。しかし、判別態様はこれに限られない。すなわち、判別部44は、例えば、雨滴センサ20の検出信号に対して複数の閾値を設定するとともに、該検出信号のこれら複数の閾値への到達態様によって雨滴量を判別する。具体的には、上記検出信号が、第1の閾値に満たないとき、検出領域Ad1に付着する雨滴量は多いため、「雨量大」と判別する。また、上記検出信号が、第1の閾値を上回るものの、該第1の閾値よりも大きい第2の閾値に満たないとき、検出領域Ad1に付着する雨滴量は中程度であるため、「雨量中」と判別する。また、上記検出信号が、第2の閾値を上回るものの、該第2の閾値よりも大きい第3の閾値に満たないとき、検出領域Ad1に付着する雨滴量は少ないため、「雨量小」と判別する。また、上記検出信号が、第3の閾値を上回るとき、検出領域Ad1に付着する雨滴量はない、あるいは、ごく微量であるため、「降雨無し」と判別する。このように、雨滴量検出実行期間に雨滴センサ20から出力される検出信号に基づくこととすれば、ウインドシールドに付着した雨滴量を判別することはできる。
上記実施の形態では、上記所定期間T3及びT4として、ワイパー装置10の復路移動期間において、動作信号の出力開始時からワイパー装置10が検出領域Ad1に到達するまでの時間に余裕を含めた時間及び動作信号の出力開始時からワイパー装置10が検出領域Ad1を通過し終えるまでの時間に余裕を含めた時間を採用することとしたが、そうした余裕を割愛することとしてもよい。要は、ワイパー装置10の復路移動期間において、動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づき、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する時間帯を、復路雨滴量検出禁止期間に設定することができればよい。
また、この第2禁止期間設定部42については、これを割愛した構成としてもよい。こうした構成を採用した場合、第1禁止期間設定部43を通じて、ワイパー装置10の往路移動期間と復路移動期間の双方において、駆動指示信号を基準とする経過時間に基づき、ワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過する時間帯をそれぞれ、往路雨滴量検出禁止期間及び復路雨滴量検出禁止期間とすればよい。具体的には、先の図5(b)に対応する図として図7に示すように、ステップS203(図5(a))に準じた処理であるステップS203a及びステップS205(図5(a))に準じた処理であるステップS205aを実行すればよい。
上記実施の形態では、上記所定期間T1及びT2あるいはT3’及びT4’として、ワイパー装置10の往路移動期間あるいは復路移動期間において、駆動指示信号を基準とする経過時間に基づき、駆動指示信号の出力時からワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1に到達するまでの時間に余裕を含めた時間及び駆動指示信号の出力時からワイパー装置10が雨滴センサ20の検出領域Ad1を通過し終えるまでの時間に余裕を含めた時間を採用することとしたが、そうした余裕を割愛することとしてもよい。要は、第1禁止期間設定部43を通じて、ワイパー装置10を往復払拭動作させるワイパーモータ11に対し駆動指示信号が出力されて以降の経過時間に基づいて、雨滴センサ20の検出領域Ad1をワイパー装置10が通過する時間帯を雨滴量検出禁止期間と設定することができればよい。
上記実施の形態では、ワイパー装置10の停止位置の近傍、すなわち、ウインドシールドの払拭範囲の下方にある例えば検出領域Ad1(図1)に対応するように雨滴センサ20を配設していたが、これに限られない。他にも、従来技術と同様に、ウインドシールドの払拭範囲の上方にある例えば検出領域Ad2(図1)に対応するように雨滴センサ20を配設することとしてもよい。
上記実施の形態では、当該雨滴量検出装置を自動車に搭載した例について言及したが、搭載先は自動車に限られない。他にも飛行機や電車など、広く移動体に搭載して有益である。
本発明にかかる雨滴量検出装置の一実施の形態の配設態様を示す模式図。 同実施の形態の全体の構成を示すブロック図。 同実施の形態のワイパーモータの内部構造を示す模式図。 同実施の形態において実行される雨滴量判別処理の処理手順を示すフローチャート。 (a)及び(b)は、同実施の形態において実行されるワイパ通過判定処理の処理手順を示すフローチャート。 同実施の形態において、(a)は、ワイパーモータの実状態の時間推移を示したタイミングチャート。(b)は、動作信号の時間推移を示したタイミングチャート。(c)は、駆動指示信号の出力時期を示すタイミングチャート。(d)は、ワイパー通過フラグの設定態様の時間推移を示すタイミングチャート。 同実施の形態の変形例において実行されるワイパ通過判定処理の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…ワイパー装置、11…ワイパーモータ(動力源)、11a…ディスク(動作信号出力手段)、12…伝達機構、20…雨滴センサ、21…発光素子、22…発光素子駆動回路、23…受光素子、24…検波増幅回路、40…マイクロコンピュータ、41…ワイパー制御部、42…第2禁止期間設定部(第2禁止期間設定手段)、43…第1禁止期間設定部(第1禁止期間設定手段)、44…判別部(判別手段)、Ad1、Ad2…検出領域、B…配設禁止領域、P1、Q1…電極、P2、Q2…端子。

Claims (8)

  1. 駆動指示信号を受けるごとに、動力源が発生する駆動力により、ウインドシールドの払拭範囲の一端における停止位置から、当該払拭範囲の他端における折り返し位置を経由して、再び前記停止位置まで戻る往復払拭動作を行うワイパー装置が設置されたウインドシールドに付着する雨滴量を検出する雨滴量検出装置であって、
    前記ワイパー装置によるウインドシールドの払拭範囲における所定領域を検出領域として、当該検出領域に付着した雨滴量に応じた検出信号を出力する雨滴センサと、
    前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、前記ワイパー装置が前記雨滴センサの検出領域を通過すると推定される期間を雨滴量検出禁止期間として設定する第1禁止期間設定手段と、
    前記雨滴量検出禁止期間外の期間を雨滴量検出実行期間として、当該雨滴量検出実行期間に前記雨滴センサから出力される検出信号に基づいて、前記ウインドシールドに付着した雨滴量を判別する判別手段とを備えることを特徴とする雨滴量検出装置。
  2. 前記第1禁止期間設定手段は、前記ワイパー装置が、前記停止位置から前記折り返し位置へ向かう往路移動期間と、前記折り返し位置から前記停止位置へ向かう復路移動期間とにおいて、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、往路雨滴量検出禁止期間と、復路雨滴量検出禁止期間とを設定することを特徴とする請求項1に記載の雨滴量検出装置。
  3. 前記第1禁止期間設定手段は、前記ワイパー装置が、前記停止位置から前記折り返し位置へ向かう往路移動期間において、前記駆動指示信号を基準とする経過時間に基づいて、往路雨滴量検出禁止期間を設定し、
    前記ワイパー装置は、前記往復払拭動作を実際に行っているとき、動作信号を出力する動作信号出力手段を有し、
    前記ワイパー装置が前記折り返し位置から前記停止位置へ向かう復路移動期間においては、前記動作信号の立ち上がりを基準とする経過時間に基づいて、復路雨滴量検出禁止期間を設定する第2禁止期間設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の雨滴量検出装置。
  4. 前記雨滴量検出禁止期間は、前記ワイパー装置が前記検出領域に達してから、その検出領域外へ移動するまでの時間帯に対して、前後に所定の余裕時間を有するように設定されることを特徴とする請求項1に記載の雨滴量検出装置。
  5. 前記駆動指示信号は、前記ワイパー装置の払拭態様を示すようにコード化されたパルス信号であり、前記ワイパー装置は、前記駆動指示信号によって示された態様で前記往復払拭動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の雨滴量検出装置。
  6. 前記判別手段は、前記雨滴量検出実行期間において前記雨滴センサから出力される検出信号の変化の大きさに基づいて、前記ウインドシールドに付着した雨滴量を判別することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の雨滴量検出装置。
  7. 前記雨滴センサの検出領域は、前記ワイパー装置の停止位置の近傍に設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の雨滴量検出装置。
  8. 前記雨滴センサの検出領域は、前記ウインドシールドの払拭範囲の下方に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の雨滴量検出装置。
JP2006214927A 2006-08-07 2006-08-07 雨滴量検出装置 Expired - Fee Related JP4631827B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214927A JP4631827B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 雨滴量検出装置
DE102007000413.5A DE102007000413B4 (de) 2006-08-07 2007-07-30 Regentropfenmengenerfassungsvorrichtung und Scheibenwischersteuersystem
US11/882,807 US7710057B2 (en) 2006-08-07 2007-08-06 Raindrop quantity sensing apparatus and wiper control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006214927A JP4631827B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 雨滴量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008037278A true JP2008037278A (ja) 2008-02-21
JP4631827B2 JP4631827B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=39027705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006214927A Expired - Fee Related JP4631827B2 (ja) 2006-08-07 2006-08-07 雨滴量検出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7710057B2 (ja)
JP (1) JP4631827B2 (ja)
DE (1) DE102007000413B4 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0872641A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Suzuki Motor Corp 車両用画像認識装置
JPH10142353A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Mitsuba Corp 雨滴検出方法
JPH11321569A (ja) * 1998-05-07 1999-11-24 Tokai Rika Co Ltd 車両用ワイパ制御装置
JP2002046580A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Nippon Sheet Glass Co Ltd ワイパー駆動装置の制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2512887B2 (ja) * 1991-09-17 1996-07-03 三菱マテリアル株式会社 サ―ジ吸収器
DE4141348C3 (de) * 1991-12-14 1999-04-29 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Einrichtung zur Steuerung einer Scheibenwischanlage
US5276388A (en) 1991-12-14 1994-01-04 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Apparatus and method for controlling a windshield wiping system
JP4016498B2 (ja) * 1998-09-07 2007-12-05 株式会社日本自動車部品総合研究所 ワイパ制御装置
US6617813B2 (en) * 2001-08-09 2003-09-09 Denso Corporation Wiper control system and method for controlling wiper
WO2003076240A1 (fr) * 2002-03-13 2003-09-18 Nippon Sheet Glass Company, Limited Procede de regulation de nettoyeur et regulateur correspondant
DE10261101A1 (de) * 2002-12-20 2004-07-01 Robert Bosch Gmbh Regensensor, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
KR20050006757A (ko) * 2003-07-10 2005-01-17 현대자동차주식회사 우적 감응형 윈드 시일드 와이퍼 시스템
JP4389692B2 (ja) * 2004-06-24 2009-12-24 株式会社デンソー 雨滴検出装置
JP4389700B2 (ja) * 2004-07-07 2009-12-24 株式会社デンソー ワイパ制御装置
JP4779860B2 (ja) * 2006-08-03 2011-09-28 株式会社デンソー 雨滴量検出装置及びワイパー制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0872641A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Suzuki Motor Corp 車両用画像認識装置
JPH10142353A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Mitsuba Corp 雨滴検出方法
JPH11321569A (ja) * 1998-05-07 1999-11-24 Tokai Rika Co Ltd 車両用ワイパ制御装置
JP2002046580A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Nippon Sheet Glass Co Ltd ワイパー駆動装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4631827B2 (ja) 2011-02-16
DE102007000413B4 (de) 2014-12-24
DE102007000413A1 (de) 2008-03-27
US7710057B2 (en) 2010-05-04
US20080028563A1 (en) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4905097B2 (ja) 雨滴検出装置
JP4466537B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
EP1609687B1 (en) Rain detection system and method for controlling the same
JP2006021623A (ja) ワイパ制御装置
JP2018103725A (ja) ワイパー動作検出装置
JP5525976B2 (ja) ワイパ制御装置
CN105308476B (zh) 基于超声的测量传感器和用于运行基于超声的测量传感器的方法
US9604678B2 (en) Aerodynamically effective device for a motor vehicle
JP2012177576A (ja) 光検出装置
JP4631827B2 (ja) 雨滴量検出装置
JP5598459B2 (ja) ワイパー制御装置
JP2010264916A (ja) ワイパ装置
WO2021153735A1 (ja) 報知装置
JP2010163001A (ja) ワイパ制御装置、光源制御装置、ワイパ制御方法、光源制御方法
JP2001330559A (ja) 異物検出装置およびそれを用いたオートワイパ制御装置
JP4862766B2 (ja) ワイパー制御装置
JP2010247654A (ja) リアワイパー制御装置
JP2013071518A (ja) 雨滴検出装置
JPH115514A (ja) ワイパー自動制御装置
JP5201159B2 (ja) ワイパ制御システム及びワイパ制御装置
GB2431734A (en) Windscreen wiper control
JP2000085538A (ja) ワイパ制御装置
JP2001099948A (ja) レインセンサ
JP4844508B2 (ja) 雨滴検出装置
JP7205412B2 (ja) 運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees