JP2008037195A - 自転車用雨具内臓防雨、防風カバー - Google Patents
自転車用雨具内臓防雨、防風カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008037195A JP2008037195A JP2006211852A JP2006211852A JP2008037195A JP 2008037195 A JP2008037195 A JP 2008037195A JP 2006211852 A JP2006211852 A JP 2006211852A JP 2006211852 A JP2006211852 A JP 2006211852A JP 2008037195 A JP2008037195 A JP 2008037195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- rain
- bicycle
- rain gear
- proofing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
【課題】 寒冷時に下半身を防護し、レインコート、合羽に代わり、雨がまとわりつく不快さ、着替えの不便さを解決し、便利で使用しやすくするためカバーの取り付け方法や構造が簡単な自転車用雨具内蔵防雨・防風カバーを発明する。
【解決手段】 ハンドルの下の部分に運転者の下半身を防護する防雨・防風カバーを設け、そのカバーに固定、もしくは着脱可能な雨具を内蔵し、カバー本体を自転車の上方から取り付け、または左右から組み立ててハンドルフレームと車体フレームに固定できるよう構成した雨具内臓防雨・防風カバーを提供する。
【選択図】 図4
【解決手段】 ハンドルの下の部分に運転者の下半身を防護する防雨・防風カバーを設け、そのカバーに固定、もしくは着脱可能な雨具を内蔵し、カバー本体を自転車の上方から取り付け、または左右から組み立ててハンドルフレームと車体フレームに固定できるよう構成した雨具内臓防雨・防風カバーを提供する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、自転車に利用する雨具および防雨、防風カバーに関する。
従来の自転車の雨具及び防雨・防風カバーは、雨に対応するため、レインコートや、上下の合羽を着用し、雨に濡れないようにしている。スクーター等では屋根を設ける、風に対してはハンドルに防風板を設けたものがある。また、自転車で傘を車体に固定する用具などが発明されている。傘をさしながらの運転は大変危険であるがレインコートや上下の合羽を着用する不便さと不快さ、着替えのわずらわしさからまだ使う人が多い。雨具がまとわりつく不快さ、着替えの不便さを解決した雨具及び防雨・防風カバー、寒冷時に運転者の腰から下、足の部分を風から護るカバーにもなり、常時カバー内に雨具を保持し雨の時に咄嗟に提供できる雨具内臓防雨・防風カバーは特願2005−065010で申請しているがこれに加え、カバーを自転車の上方から取り付けること、左右から組み立てて取り付けることでより一層カバーの取り付けが簡易になり、製造しやすくなるカバーは開発されていない。
実公平4−21309
課題1として従来の雨具は身体に密着するため、雨で濡れた感じが身体に伝わり、不快さを感じるため使い心地が良いとはいえない。課題2として自転車では雨具を着たり、脱いだりすることのわずらわしさと雨具着用時の不快さから傘などさして運転する人もいて、危険である。課題3として寒冷時に走行すると風を斬るため体温が奪われ非常に厳しい寒さを感じ、運転者の動作、注意力が鈍る。課題4として普通のポンチョやマントなどの雨具は風に煽られる。課題5としてカバーの取り付けが簡単にできこと、製造しやすいこと、以上課題1から5を解決できる雨具内臓防雨・防風カバーを発明する。
課題1から4の問題を解決するには運転者全体をカバーで被うようにすれば良い。今までスクーター等で屋根をつけたもの、ハンドルに防風板を設けたものがあるが、全体を覆うようにしたり、ハンドルの防風板を広く大きくしたりできればすべて解決し、素晴らしいものができる。しかし、それでは風に対して抵抗が大きく走行に支障をきたし、運転中にハンドルを取られるなど非常に危険なため実用化は難しい。また利用者が使いやすいようにしなければならない。そこで車体前部、ハンドル下に防雨・防風用のカバーを設け、カバーに固定または着脱可能にした雨具を内臓する雨具内臓防雨・防風カバーを自転車の上方から取り付けるようにするか、または車体を挟んで左右から固定できるようにする。
請求項1.2では課題1についての対策として、身体と雨具との間に多少空間を設けるとその不快感は除去される。本カバーは下半身とカバーとの間に空間を作るために不快感が伝わらず下半身を快適にできる。このカバーに裾部分を固定したポンチョに類似した雨具を着用すれば上体部にも空間を作り、レインコート、合羽に比べ密着しないのでそれなりに快適であり、課題1を十分解決できる。本カバーは常時装着し、雨の時に内蔵している雨具を取り出して上から被ればよいので雨具を着るわずらわしさが無く、着替える時の不快感も少ない。このように手軽に利用できるので利用者が増えると傘をさす人が減ると思う。従来の雨具材料で作り、不使用時は折り込んでカバー内にしまうことで保管が容易にでき、わずらわしさがない。このことから課題2の問題も解決できる。また、下半身をカバー本体で覆うので、寒冷時に運転者の下半身を冷たい風からも保護することができ、さらに内蔵している雨具を取り出して上から被ればより課題3を解決できる。また雨具の裾部分はカバーに固定されるので課題4は簡単に解決する。カバー前部は自転車のハンドルフレームに固定できるようにし、カバーの中央部からカバーの中央下にかけて自転車の車体フレームに合わせて挿通するスリットを形成し、自転車車体フレームに挿通させ、自転車車体に固定できる構造、またはカバーの中央部で自転車のハンドルフレームや車体フレームを挟み固定できるよう左右に分割して成型し、ハンドルフレーム取り付け部を作るかハンドルフレーム取り付け部品でカバー前部をハンドルフレームに固定し、カバー中央部は自転車車体フレームに挟んで固定できる構造にすると車体に取り付けが簡単になり、カバーの構造自身も簡易になる。カバーを左右分割にする方法では成型部が小さくなり、さらに製造が容易となり課題5を解決することができる。
よって、本発明の雨具内臓防雨・防風カバーにより、簡単に確実にカバーと雨具が装着できるので、今までの雨具の使用時のわずらわしさ、不快感は解消することができる。合わせて寒冷時の走行で運転者の下半身を冷たい風から護り、走行時に風を斬ることによる体温の低下を防ぐことから運転者の健康と安全を護ることができる。また自転車では傘をさして走行する人が減ることで危険度が小さくなる。
雨や寒冷時に冷たい風から運転者を保護するためには運転者全体を被うカバーにすればよい。しかし、風が強い時には走行時の向かい風による抵抗があり危険である。そのため運転者の下半身を雨、風から保護するカバーを設けることで通常走行時の風に対する抵抗を軽減でき、それに内臓雨具を着用すれば雨天時の使用状況は従来とほとんど変わらない。このような理由から下半身を保護する本カバーの有効性は大きい。本カバーの取り付けについては、自転車では本発明のカバーを自転車のハンドル軸と自転車の車体フレームに固定し、ハンドルフレーム取り付け部品3と車体フレームに合わせて調整可能な車体フレーム取り付け部品4で容易に取り付けできるようにする。自転車走行中、顔面への雨滴吹き付けを防止するため雨具の帽子に顔面用のカバー14を設けるとより快適な使用が可能となる。またカバーをワンタッチで取り付けられる取り付け部の部品、金具、ファスナ、バンドなどを使用すると、カバー本体の着脱が自由にでき最良になる。請求項1,2ともあらかじめ本カバーに着脱できる雨具を取り付けておき使用時に引っ張り出すだけで利用できるよう雨具を折りたたみ可能な材料で作り、収納できるようカバーの中に雨具収納部5をつくる。雨具とカバーは、雨具着脱部品(ファスナ、チャック、ボタンなど)8で簡単に着脱できるようにする。また本カバーをさらに流線型にして腰から下、足の部分を出来るだけ多く包み込むような構造にすると良い。雨がそのまま雨具を伝い下に滴り、着地した足、靴を濡らすことがある。また雨具の裾部分はひらひらし車輪等に絡まることが考えられる。そこで雨具の裾部分を滴が垂れないようU字形のような形状の雨滴誘導部10にすると問題を解決できる。安全面から雨具はポンチョ形式か袖口13を持つ雨具にすれば合羽を着用したとおなじに自由にハンドル操作、転倒時の対応が可能となる。カバー前部は自転車のハンドルフレームに固定できるようにし、カバーの中央部からカバーの中央下にかけて自転車の車体フレームに合わせて挿通するスリットを形成し、自転車車体フレームに挿通させ、自転車車体に固定できる構造にすると自転車の上から取り付けすることができ、カバーの構造自身も簡易になり、取り付けが楽にできる。カバーの中央部で自転車のハンドルフレームや車体フレームを挟み固定できるよう左右に分割して成型し、ハンドルフレーム取り付け部を作るかハンドルフレーム取り付け部品でカバー前部をハンドルフレームに固定し、カバー中央部は自転車車体フレームに挟んで固定できる構造にすると車体に取り付けが簡単になり、カバーの構造自身も簡易になる。さらに成型部が小さくなり、保管や製造が容易となる。
本発明による雨具内臓防雨・防風カバーは、自転車の利用者が寒冷時、そして雨天時、簡易に利用でき、咄嗟の雨でも対応できるので、利用する人が増え、特に雨の時、自転車で傘をさして運転する人が減少し、危険性を回避できると思われる。また、寒冷時の走行で風を斬ることによる体温の低下を防ぐことから運転者の健康と安全を護ることができる。カバーの取り付けが簡易にでき、運転操作上の安全性も従来の雨具着用と同等にできるため工業的にも量産することが可能であり、産業上の利用可能性を有する。
1 自転車用雨具内蔵防雨、防風カバー本体
2 自転車用着脱可能内臓雨具
3 自転車ハンドルフレーム取り付け部品
4 車体フレーム取り付け部品
5 自転車用雨具内蔵防雨、防風カバー雨具収納部
6 自転車ハンドルフレーム
7 自転車車体フレーム
8 雨具着脱部品(チャック、ファスナ、ボタン等)
9 自転車車体フレーム貫通スリット
10 雨滴滴り防止用雨滴誘導部
11 雨具着用ボタン
12 雨具の帽子部分
13 雨具袖口部
14 雨滴防止顔面用カバー
15 自転車ハンドルフレーム取り付け部
2 自転車用着脱可能内臓雨具
3 自転車ハンドルフレーム取り付け部品
4 車体フレーム取り付け部品
5 自転車用雨具内蔵防雨、防風カバー雨具収納部
6 自転車ハンドルフレーム
7 自転車車体フレーム
8 雨具着脱部品(チャック、ファスナ、ボタン等)
9 自転車車体フレーム貫通スリット
10 雨滴滴り防止用雨滴誘導部
11 雨具着用ボタン
12 雨具の帽子部分
13 雨具袖口部
14 雨滴防止顔面用カバー
15 自転車ハンドルフレーム取り付け部
Claims (2)
- 自転車の前部、ハンドルの下の部分に防雨・防風用カバーを設け、このカバーに固定、あるいはカバーに着脱できる内臓雨具とで構成し、カバーの幅は20cmより広くし、運転中の運転者の下半身を覆うことができる高さの流線型のカバーで、カバー前部は自転車のハンドルフレームに固定できるようにし、カバーの中央部からカバーの中央下にかけて自転車の車体フレームに合わせて挿通するスリットを形成し、自転車車体フレームに挿通させ、自転車車体に固定できる構造を特徴とした自転車用の雨具内臓防雨・防風カバー。
- 自転車の前部、ハンドルの下の部分に防雨・防風用カバーを設け、このカバーに固定、あるいはカバーに着脱できる内臓雨具とで構成し、カバーの幅は20cmより広くし、運転中の運転者の下半身を覆うことができる高さの流線型のカバーで、カバーの中央部で自転車のハンドルフレームや車体フレームを挟み固定できるよう左右に分割して成型し、ハンドルフレーム取り付け部を作るかハンドルフレーム取り付け部品でカバー前部をハンドルフレームに固定し、カバー中央部は自転車車体フレームに挟んで固定できる構造を特徴とした自転車用の雨具内臓防雨・防風カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006211852A JP2008037195A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 自転車用雨具内臓防雨、防風カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006211852A JP2008037195A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 自転車用雨具内臓防雨、防風カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008037195A true JP2008037195A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39172730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006211852A Pending JP2008037195A (ja) | 2006-08-03 | 2006-08-03 | 自転車用雨具内臓防雨、防風カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008037195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112455579A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-09 | 安徽理工大学 | 一种电动自行车坐垫自动防雨恒温保护罩及控制系统 |
-
2006
- 2006-08-03 JP JP2006211852A patent/JP2008037195A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112455579A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-09 | 安徽理工大学 | 一种电动自行车坐垫自动防雨恒温保护罩及控制系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130019378A1 (en) | Hooded Poncho Rain Slicker | |
US20100212061A1 (en) | All weather protective hooded garment | |
CN109744606B (zh) | 一种机动车骑车雨衣 | |
JP2008201357A (ja) | スクーター、二輪車、自転車用防雨カバー | |
JP2006232131A (ja) | 防雨、防風カバー | |
JP2008037195A (ja) | 自転車用雨具内臓防雨、防風カバー | |
JP2008094293A (ja) | 自転車・スクーター・二輪車用防雨、防風カバー | |
JP2011195000A (ja) | 各種自転車対応用上下分離一対型防風フロントカバー。 | |
JP2011195001A (ja) | 自転車・スクーター用、左右開閉雨具収納ケース。 | |
JP4020374B2 (ja) | 上着 | |
CN203884724U (zh) | 一种多功能雨披 | |
CN205327254U (zh) | 挡风衣 | |
JP2006264564A (ja) | 自転車・スクーター・二輪車の防雨・防風用改良車体 | |
CN202635640U (zh) | 新型自行车雨衣 | |
JP2008037172A (ja) | スクーター、自転車、二輪車ハンドル用防雨・防風カバー | |
JP2006264563A (ja) | 自転車・スクーター・二輪車用防雨、防風カバー | |
JP4217760B2 (ja) | スクーター、自転車、二輪車用上半身用カプセル型防雨・防風カバー | |
CN201709428U (zh) | 棚式雨衣 | |
CN105455232B (zh) | 一种转头时不会挡住视线的雨衣 | |
JP3001838U (ja) | 自転車用雨具 | |
JP2006057226A5 (ja) | ||
JP2006248302A (ja) | スクーター、自転車、二輪車用カプセル型防雨・防風カバー | |
JP3113574U (ja) | 着ない穿かない被らない着脱容易な雨具 | |
CN210027712U (zh) | 一种多功能电动车挡风被 | |
JP6469783B2 (ja) | フード付きレインウエア |